JP2002359063A - 誘導加熱調理器 - Google Patents

誘導加熱調理器

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JP2002359063A
JP2002359063A JP2001167052A JP2001167052A JP2002359063A JP 2002359063 A JP2002359063 A JP 2002359063A JP 2001167052 A JP2001167052 A JP 2001167052A JP 2001167052 A JP2001167052 A JP 2001167052A JP 2002359063 A JP2002359063 A JP 2002359063A
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heating
inverter
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dish
inverters
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Hirokazu Kusuura
弘和 楠浦
Akinobu Horii
昭伸 堀井
Yoshihiko Ninomiya
良彦 二宮
Tetsunari Hamada
徹成 浜田
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/02Induction heating
    • H05B6/10Induction heating apparatus, other than furnaces, for specific applications
    • H05B6/12Cooking devices
    • H05B6/129Cooking devices induction ovens

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Induction Heating Cooking Devices (AREA)
  • Commercial Cooking Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の誘導加熱コイルを駆動するとき、その
動作周波数の差に基づくうなり音が発生し、使用者に不
快感を与えていた。 【解決手段】 誘導加熱可能な食器を誘導加熱する磁束
を発生する誘導加熱コイルと、該誘導加熱コイルを含ん
で共振回路を構成し、高周波電流を発生するインバータ
と、該インバータを複数個同時に駆動制御する制御部
と、前記インバータの加熱出力を設定する操作部と、を
備え、該制御部は、前記複数のインバータを時分割で駆
動するとともに、該時分割駆動により得られる各インバ
ータの平均加熱出力が、前記操作部で設定された加熱出
力となるように、前記各インバータ駆動時の加熱出力を
設定された前記加熱出力より高める構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁誘導により加
熱する誘導加熱調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の誘導加熱調理器において、複数の
誘導加熱コイルを同時に駆動するときに、各誘導加熱コ
イルを時分割で駆動し、各誘導加熱コイル間の周波数差
に基づくうなり音を低減することは、例えば特公昭57
−1117号公報や特開2000−286048号公報
に記載されている。
【0003】また、誘導加熱調理器の応用例として、誘
導加熱可能な食器をトレイに載置し、該トレイを収納棚
に収納するとともに、該トレイに載置して収納棚に収納
した食器を収納棚内に内蔵した誘導加熱コイルにより誘
導加熱する構成の配膳車が、例えば特開2000−22
9040号公報に記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、複数の
インバータを時分割運転する際、操作部から設定した加
熱出力で駆動していると、調理時間全体で見ればオンオ
フ駆動することになり、平均加熱出力は当然低下する。
【0005】そのため、仕上がりは加熱不足となって、
最悪の場合、調理失敗となる。
【0006】本発明は、かかる課題を解決するためのも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の誘導加熱調理器
は、誘導加熱可能な食器と、該食器を誘導加熱する磁束
を発生する誘導加熱コイルと、該誘導加熱コイルを含ん
で共振回路を構成し、高周波電流を発生するインバータ
と、該インバータを複数個同時に駆動制御する制御部
と、前記インバータの加熱出力を設定する操作部と、を
備え、該制御部は、前記複数のインバータを時分割で駆
動するとともに、該時分割駆動により得られる各インバ
ータの平均加熱出力が、前記操作部で設定された加熱出
力となるように、前記各インバータ駆動時の加熱出力を
設定された前記加熱出力より高めることを特徴とする。
【0008】また、誘導加熱可能であり、主菜用食器及
び副菜用食器を載置可能なトレイと、該トレイを収納す
る複数の収納棚と、該収納棚に内蔵され、前記主菜用食
器を誘導加熱するための磁束を発生する主菜加熱コイル
と、前記各収納棚に内蔵された前記主菜加熱コイルを全
て並列接続した回路を含んで共振回路を構成し、高周波
電流を発生する第1インバータと、前記収納棚に内蔵さ
れ、前記副菜用食器を誘導加熱するための磁束を発生す
る副菜加熱コイルと、前記各収納棚に内蔵された前記副
菜加熱コイルを全て並列接続した回路を構成し、高周波
電流を発生する第2インバータと、前記第1インバータ
及び第2インバータを同時に駆動制御する制御部と、前
記第1および第2インバータの加熱出力を設定する操作
部と、を備え、該制御部は、前記第1インバータと前記
第2インバータとを時分割で駆動するとともに、該時分
割駆動により得られる各インバータの平均加熱出力が、
前記操作部で設定された加熱出力となるように、前記各
インバータ駆動時の加熱出力を設定された前記加熱出力
より高めることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例となる配
膳車をもとに説明する。
【0010】図1において、配膳車1は、天井部2、側
壁部3及び土台部4を備え、これらから直方体のトレイ
収納庫5が形成されている。
【0011】6は側壁部3に設けた窓部、7及び8は窓
部6の設けられていない側壁部3の中央部に設けられ、
左右方向に引いて開放するドア、9は土台部4の各コー
ナ部に配膳車1を移動自在とするために配置した車輪部
である。
【0012】10は食器を載置するトレイ、11は該ト
レイ10を載置するためにトレイ収納庫5内部に設けた
複数段の収納棚である。
【0013】なお、各ドア7、8には窓部7a、8aが
設けられている。また、図示しない電源プラグにより外
部コンセントと接続して電源を供給できる構成となって
いる。
【0014】図2において、12aは主菜の食材を盛る
ための主菜用食器、12bは副菜の食材を盛るための副
菜用食器である。該食器12a、12bは図3に示すよ
うに、陶磁器やプラスチックなど非磁性体材料で形成さ
れた側壁部21と、底面部22と、側壁部21及び底面
部22で囲われた食品収納部23と、底面部22の外周
部から下方に突出する糸底と24、底面部22の下面に
転写や貼付などにより密着して装着された磁性材料の発
熱体25と、から構成されている。
【0015】また、前記トレイ10には、後述する電磁
誘導加熱コイル13a、13bと食器12a、12bの
発熱体25との電磁結合を確実なものとするために、電
磁誘導加熱コイル13a、13bにそれぞれ対向する部
分に、色彩など施して他の部分と区別できるよう表示が
成されている。
【0016】なお、電磁誘導加熱コイル13aは、主菜
が盛られる食器12aを加熱するための主菜加熱コイル
に相当し、また電磁誘導加熱コイル13bは、副菜が盛
られる食器12bを加熱するための副菜加熱コイルに相
当する。
【0017】前記収納棚11は、側壁部3の内壁面に固
定されている。また、この収納棚11の内部には、図2
に示す点線の位置に、主菜用食器12aを電磁誘導加熱
する主菜加熱コイル13aと、副菜用食器12bを電磁
誘導加熱する副菜加熱コイル13bを内蔵している。
【0018】なお、図4に示すように、前記収納棚11
には、主菜加熱コイル13a及び副菜加熱コイル13b
の下部に通風路26を形成している。また、配膳車1に
は、その側壁部3に外気と連通した通気路27と、中央
部に前記通路26内の冷却風を外気に排気する排気路2
8と、天井部4に排気路28内の空気の排気を促進する
排気ファン29とが備えられている。
【0019】排気ファン29の駆動により外気から導入
された冷却風は、通気路27を介して収納棚11の通風
路26に供給される。そして、冷却風が通風路26内を
流れることにより主菜加熱コイル13aまたは副菜加熱
コイル13bを冷却する。その後、排気路28に冷却風
が流れ、排気ファン29の作用により外気に冷却後の冷
却風が排気されるのである。
【0020】そうすることで、各コイルの冷却を確実に
するとともに、トレイ10に載置する食器の食材に冷却
風を当てず、食材を冷ましてしまうことを防止するもの
である。
【0021】図5において、30は商用電源、31は商
用電源電圧を交流から脈流に整流するダイオードブリッ
ジである。32はダイオードブリッジ31からの脈流を
高周波電力に変換するとともに主菜加熱コイル13aを
有し、第1インバータとなる主菜インバータ、33は同
じくダイオードブリッジ31からの脈流を高周波電力に
変換するとともに副菜加熱コイル13bを有し、第2イ
ンバータとなる副菜インバータ、34は主菜インバータ
32及び副菜インバータ33を駆動制御する制御部であ
る。
【0022】前記主菜インバータ32は、ダイオードブ
リッジ31からの脈流を平滑する平滑コンデンサ35
と、該平滑コンデンサ35に並列接続した主菜加熱コイ
ル群36及び共振コンデンサ37の直列LC共振回路
と、前記共振コンデンサ37に並列接続したパワースイ
ッチング素子38と、該パワースイッチング素子38に
逆並列に接続したフライホイールダイオード39と、パ
ワースイッチング素子38をオンオフ駆動する主菜制御
部40とから構成されている。
【0023】また、前記副菜インバータ33は、ダイオ
ードブリッジ31からの脈流を平滑する平滑コンデンサ
41と、該平滑コンデンサ41に並列接続した副菜加熱
コイル群42及び共振コンデンサ43の直列LC共振回
路と、前記共振コンデンサ43に並列接続したパワース
イッチング素子44と、該パワースイッチング素子44
に逆並列に接続したフライホイールダイオード45と、
パワースイッチング素子44をオンオフ駆動する副菜制
御部46とから構成されている。
【0024】前記主菜加熱コイル群36は、複数ある収
納棚11の各主菜加熱コイル13aを並列接続して形成
し、また前記副菜加熱コイル群42は、複数ある収納棚
11の各主菜加熱コイル13bを並列接続して形成して
いる。
【0025】前記パワースイッチング素子38、44
は、例えばIGBTなどが使用されている。また、パワ
ースイッチング素子34、40をオンオフ駆動すること
により、接続している直列LC回路の共振動作を継続さ
せ、インバータ動作を行っている。
【0026】前記主菜制御部40の動作を図6に基づい
て説明する。なお、副菜制御部46は主菜制御部40と
同じ構成であり、同じ動作を実行するので、説明を省略
する。
【0027】主菜制御部40には、その中枢部としてマ
イクロコンピュータ47が備えられている。該マイクロ
コンピュータ47は、制御部34からの加熱指示により
パワースイッチング素子38に起動信号を出力するとと
もに、主菜加熱コイル群36と共振コンデンサ37との
接続点の電圧を検出して次の起動タイミングを抽出して
取り込み、以後抽出したタイミングごとにパワースイッ
チング素子38にオン信号を出力する。また、主菜イン
バータ32の出力はパワースイッチング素子38のオン
時間により決定するので、マイクロコンピュータ47
は、パワースイッチング素子38をオン後、制御部34
からの加熱出力指示に従ったオン時間が経過すればオフ
信号を出力してパワースイッチング素子38をオフして
いる。
【0028】また、マイクロコンピュータ47は、LE
D点灯用回路48を用いて、制御部34へエラー発生信
号を送信している。
【0029】通常LED点灯用回路48は、LED点灯
ポート49から延設する信号線とスキャン回路50から
延設する信号線とでマトリックスが形成され、該マトリ
ックス状に形成された信号線間にLEDを接続し、LE
D点灯ポート49からの信号とスキャン回路50の動作
とにより、接続されている特定のLEDを点灯するもの
である。図6においては、エラー表示のためのLEDを
点灯する代わりに、エラー表示のためのLEDを点灯す
るための信号を制御部34に送信しようとするのであ
る。
【0030】具体的には、制御部34側にスキャン回路
50の動作に同期するラッチ回路51を設け、エラー表
示用LEDを点灯するために特定ポートから信号が出力
されたときに、スキャン回路50が動作してラッチ回路
51を開放して信号を制御部34に送信する。他の状態
では、ラッチ回路51を開放せず、信号を送信しない。
【0031】こうすることにより、従来からあるインバ
ータの制御部を流用でき、コストダウンにも貢献できる
ものである。
【0032】前記制御部34は、その中枢部となるマイ
クロコンピュータ52と、操作者が加熱条件などを入力
する入力部とともに入力した条件を表示する表示部を有
する操作部53とから構成されている。
【0033】前記制御部34の動作を図7に基づいて説
明する。
【0034】ステップS1では主菜加熱コイル13aや
副菜加熱コイル13bの加熱出力及び主菜インバータ3
2や副菜インバータ33の加熱運転時間や保温運転時間
を制御部34の操作部53から使用者が入力し設定す
る。
【0035】ステップS2では操作部53の動作開始操
作が行われたかどうか判断する。該ステップでは開始操
作が行われるまで待機状態としている。ステップS2で
開始操作が行われたと判断すると、ステップS3に移行
し、マイクロコンピュータ52にフラグが1にセットさ
れる。
【0036】ステップS4ではマイクロコンピュータ5
2から主菜インバータ32の主菜制御部40及び副菜イ
ンバータ33の副菜制御部46に加熱出力を伝送する。
そして、各制御部は、伝送された加熱出力で加熱できる
よう準備を行う。
【0037】ステップS5ではマイクロコンピュータ5
2内の時分割タイマーのカウントを開始する。ステップ
S6ではマイクロコンピュータ52でセットされている
フラグが1であるかどうか判断する。該ステップの判断
で、1ならステップS7に移行し、制御部34から主菜
制御部36へ加熱駆動信号を出力し、主菜インバータ3
2の加熱を開始させる。
【0038】また、ステップS6でフラグが0にセット
されていると判断すると、ステップS8に移行し、制御
部34から副菜制御部46へ加熱駆動信号を出力し、副
菜インバータ33の加熱を開始させる。
【0039】ステップS7またはステップS8を実行
後、ステップS9に移行し、時分割タイマーがカウント
アップしたかどうか判断する。該ステップでカウントア
ップしたと判断するまで、ステップS6乃至ステップS
8を繰り返し実行する。
【0040】ステップS9でカウントアップしたと判断
すると、ステップS10に移行し、制御部34から主菜
制御部40及び副菜制御部46へ加熱停止信号を送信
し、主菜インバータ32及び副菜インバータ33の加熱
動作を停止させる。そして、ステップS11でマイクロ
コンピュータ52内のデッドタイマーの駆動を開始し、
ステップS12でカウントアップしたと判断するまで継
続する。
【0041】ステップS12でカウントアップしたと判
断すると、ステップS13に移行し、マイクロコンピュ
ータ52にセットされたフラグが1かどうか判断する。
ステップS13でフラグが1と判断するとステップS1
4に移行し、フラグを0に変更する。またステップS1
3でフラグが0と判断すると、ステップS15に移行
し、フラグを1に変更する。ステップS14またはステ
ップS15の実行後、ステップS16に移行する。
【0042】ステップS16で加熱運転終了と判断する
と、ステップS17に移行し、制御部34が加熱運転が
終了したインバータの主菜制御部40又は副菜制御部4
6に保温運転時の加熱出力を伝送する。その後、ステッ
プS5へ戻し、ステップS5乃至ステップS16を繰り
返し実行する。
【0043】また、ステップS16で主菜インバータ3
2または副菜インバータ33の加熱運転が終了していな
いと判断すると、ステップS18に移行し、主菜インバ
ータ32または副菜インバータ33の保温運転、即ちス
テップS1で操作部53から設定された運転条件が終了
したかどうか判断する。
【0044】該ステップで終了していないと判断する
と、ステップS5に戻し、ステップS5乃至ステップS
16を繰り返し実行する。また、ステップS18で終了
したと判断すると、ステップS19に移行し、主菜イン
バータ32の主菜制御部40及び副菜インバータ33の
副菜制御部46に制御部34から加熱停止信号を送信し
て、加熱動作を終了する。
【0045】以上のことより、主菜インバータ32と副
菜インバータ33とが時分割で駆動制御でき、主菜加熱
コイル13aと副菜加熱コイル13bとが異なる材質の
発熱体を有する食器を載せたり、加熱出力を異ならせる
ことにより、各インバータの発信周波数が異なるが、そ
の周波数差に基づくうなり音の発生を抑制し、使用者に
不快感を与えることを防止することができる。
【0046】なお、前述の実施例では配膳車への適用を
説明したが、本発明はこれに限らず、一般の卓上型やシ
ステムキッチンへの組み込み式誘導加熱調理器において
も、複数の加熱コイルを有し駆動する調理器であれば適
用可能である。
【0047】また、誘導加熱コイルで前述の食器や調理
鍋を誘導加熱する場合、食器や調理鍋の形状や材質によ
って、共振音が発生することがある。この共振音を抑制
する方法として、たとえば食器や調理鍋近傍にマイクを
配置しておき、該マイクから共振音を検出したときに設
定された加熱出力から一定範囲でパワースイッチング素
子の動作周波数を変化させる。むろん、一定範囲とは、
設定された加熱出力を大きく外れることがない範囲であ
る。
【0048】また、主菜加熱コイル群36や副菜加熱コ
イル群42では、誘導加熱コイルをすべて並列接続する
必要はなく、例えば図8に示すように、誘導加熱コイル
をグループに分け、それぞれを直列に接続した直列回路
54を並列に接続するようにしても良い。この場合、直
列回路54には、誘導加熱コイルとして使われないダミ
ーの負荷55を接続しておく。そうすることにより、直
列に接続した負荷のばらつきがあっても、各加熱コイル
に印加される電圧のばらつきを抑制し、加熱出力差を抑
制して調理の仕上がりの差をなくすようにできる。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、加熱の仕上がり不足な
く、また複数の加熱コイルの動作によるうなり音を抑制
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態となる配膳車の外観図
である。
【図2】 収納棚に内蔵された主菜加熱コイル及び副菜
加熱コイルの配置図である。
【図3】 食器載置状態の収納棚周りの断面図である。
【図4】 他の実施形態となる配膳車のトレイ収納庫の
概略断面図である。
【図5】 図1の配膳車の制御ブロック図である。
【図6】 図5中の制御部及び主菜制御部の要部制御ブ
ロック図である。
【図7】 制御部の動作フローチャートを示す図であ
る。
【図8】 主菜加熱コイル又は副菜加熱コイルの他の接
続例を示す図である。
【符号の説明】
32 主菜インバータ 33 副菜インバータ 34 制御部 36 主菜加熱コイル群 40 主菜制御部 43 副菜加熱コイル群 46 副菜制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 二宮 良彦 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 浜田 徹成 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 3K051 AA02 AC02 AD04 CD05 4B054 AA13 AB11 AB20 AC20 BA10 BA18 BB12 CH04 CH11

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘導加熱可能な食器と、該食器を誘導加
    熱する磁束を発生する誘導加熱コイルと、該誘導加熱コ
    イルを含んで共振回路を構成し、高周波電流を発生する
    インバータと、該インバータを複数個同時に駆動制御す
    る制御部と、前記インバータの加熱出力を設定する操作
    部と、を備え、該制御部は、前記複数のインバータを時
    分割で駆動するとともに、該時分割駆動により得られる
    各インバータの平均加熱出力が、前記操作部で設定され
    た加熱出力となるように、前記各インバータ駆動時の加
    熱出力を設定された前記加熱出力より高めることを特徴
    とする誘導加熱調理器。
  2. 【請求項2】 誘導加熱可能であり、主菜用食器及び副
    菜用食器を載置可能なトレイと、該トレイを収納する複
    数の収納棚と、該収納棚に内蔵され、前記主菜用食器を
    誘導加熱するための磁束を発生する主菜加熱コイルと、
    前記各収納棚に内蔵された前記主菜加熱コイルを全て並
    列接続した回路を含んで共振回路を構成し、高周波電流
    を発生する第1インバータと、前記収納棚に内蔵され、
    前記副菜用食器を誘導加熱するための磁束を発生する副
    菜加熱コイルと、前記各収納棚に内蔵された前記副菜加
    熱コイルを全て並列接続した回路を構成し、高周波電流
    を発生する第2インバータと、前記第1インバータ及び
    第2インバータを同時に駆動制御する制御部と、前記第
    1および第2インバータの加熱出力を設定する操作部
    と、を備え、該制御部は、前記第1インバータと前記第
    2インバータとを時分割で駆動するとともに、該時分割
    駆動により得られる各インバータの平均加熱出力が、前
    記操作部で設定された加熱出力となるように、前記各イ
    ンバータ駆動時の加熱出力を設定された前記加熱出力よ
    り高めることを特徴とする誘導加熱調理器。
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