JP2002357612A - 検体処理システム - Google Patents

検体処理システム

Info

Publication number
JP2002357612A
JP2002357612A JP2001166006A JP2001166006A JP2002357612A JP 2002357612 A JP2002357612 A JP 2002357612A JP 2001166006 A JP2001166006 A JP 2001166006A JP 2001166006 A JP2001166006 A JP 2001166006A JP 2002357612 A JP2002357612 A JP 2002357612A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sample
transport line
processing apparatus
rack
samples
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001166006A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3760800B2 (ja
Inventor
Masashi Akutsu
正志 圷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2001166006A priority Critical patent/JP3760800B2/ja
Publication of JP2002357612A publication Critical patent/JP2002357612A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3760800B2 publication Critical patent/JP3760800B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】機能モジュールを搬送ラインにて接続し、ひと
つの搬送システムとした場合、各機能モジュールがそれ
ぞれ独立して動作することによって、検体のシステム内
に搬送可能数以上の検体が投入された場合、システム内
で渋滞が発生し、装置が動作できなくなることを防止す
ることを目的とする。 【解決手段】各搬送ラインは、現在搬送している検体数
を搬送制御部に報告する。搬送制御部は報告された検体
数から、システム内において搬送可能な検体数以上にな
った場合、搬送ラインに対して搬入制限を設ける。搬送
ラインは搬入制限を設けられた場合、機能モジュールか
らの搬入を行わず、上流の搬送ラインからの検体の搬送
を行う。最終的に検体が収納部などによって搬送可能検
体数以下になれば、搬入制限が解除され、機能モジュー
ルから検体の搬入が可能となり、搬送処理を継続するこ
とが出来るようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は検体処理システムに
係り、特に被検検体を処理する検体処理装置と検体を検
体処理装置へ移送し、かつ該検体処理装置で処理が終了
した検体を検体処理装置から移送する検体搬送ラインと
検体処理装置と検体搬送ラインの間に設けられ検体を一
時的に待機させる検体待機部と検体処理装置での検体処
理動作及び各検体処理装置に付属する検体搬送ラインの
動作を制御する制御装置を備えた検体処理モジュールが
複数接続された検体処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】臨床的検査が必要な血液や尿などの検体
は、遠心分離,検体容器の蓋の開栓,親検体容器から子
検体容器への分注などの処理を経た後、子検体容器が検
体ラックに保持された状態でラック搬送ユニット(装
置)を介して生化学的検査,免疫学的検査などを行う各
種分析装置へ搬送される。一方、親検体は分析処理の再
検査などのために検体容器の蓋の閉栓などの処理を経た
後、保存装置に搬送される。コンピュータによる制御の
もとで、このような検体処理を行うように構成された検
体処理システムは、検体搬送システムと称されている。
この場合、遠心分離,開栓,分注,閉栓,分析などの処
理をそれぞれ行う装置が、検体処理ユニット(モジュー
ル)である。これらの検体処理ユニットは、ベルトライ
ンによって接続され、検体の投入を行えば、必要のある
検体処理ユニットに搬送され、それぞれの機能にあった
処理が行われる。
【0003】このような検体処理システムとして、例え
ば特願平9−229081号公報に記載された発明が知
られている。この発明はある処理ユニット内で処理中の
検体ラックの数が、該処理ユニットにおいて一度に処理
が許容されている最大許容ラック数に等しいときは、該
処理ユニットへの検体ラックの搬入を禁止するように搬
送ラインを制御する技術である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】それぞれの検体処理ユ
ニット毎に、処理中の検体ラックの数が最大許容ラック
数以下となるように管理することにより、処理すべき検
体ラックの絶対量が少ない場合は問題なく処理が進む。
すなわち、通常の使用状態では上記従来技術のシステム
でもほとんど問題なく使用できる。しかし、検体処理ユ
ニットを複数設けた検体処理システムでは、検体ラック
の数が増加していくと、すべての検体処理ユニットでの
処理中の検体ラックの数が最大許容ラック数と等しくな
った時点で、検体ラックの移動ができなくなりシステム
がデッドロックしてしまうことを、発明者らは見出し
た。これは、各処理ユニットの処理中の検体ラックと最
大許容ラック数のみを比較することに問題がある。ま
た、通常、検体処理ユニットの処理速度は処理ユニット
毎に異なっているが、それら処理ユニットを搬送ライン
上にどのように配置するか(すなわち、処理速度の遅い
処理ユニットを搬送ラインの下流側に設けるか、上流側
に設けるか)によっても、デッドロックが発生しないま
でも、処理速度が低下する等の問題が生じることもわか
ってきた。
【0005】本発明の目的は、デッドロックが発生せ
ず、かつ最も効率の良い処理が行える検体処理システム
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、被検検体を処理する検体処理装置と、検
体を検体処理装置へ移送し、かつ該検体処理装置で処理
が終了した検体を検体処理装置から移送する検体搬送ラ
インと、検体処理装置と検体搬送ラインの間に設けら
れ、検体を一時的に待機させる検体待機部と、前記検体
搬送ラインを介して前記検体処理装置に検体を供給する
検体投入部と、前記検体処理装置で処理が終了した検体
を前記検体搬送ラインを介して収納する検体収納部と、
前記検体処理装置で処理が終了した検体の一部を前記検
体投入部の検体投入位置に戻す戻り検体搬送ラインと、
を含む検体処理システムであって、更に、前記検体搬送
ラインと前記戻り検体搬送ラインとで同時に搬送され得
る検体の総数の最大値を任意に設定できる制御装置を備
える検体処理システムを提供する。
【0007】また、被検検体を処理する検体処理装置
と、検体を検体処理装置へ移送し、かつ該検体処理装置
で処理が終了した検体を検体処理装置から移送する検体
搬送ラインと、検体処理装置と検体搬送ラインの間に設
けられ、検体を一時的に待機させる検体待機部と、前記
検体搬送ラインを介して前記検体処理装置に検体を供給
する検体投入部と、前記検体処理装置で処理が終了した
検体を前記検体搬送ラインを介して収納する検体収納部
と、前記検体処理装置で処理が終了した検体の一部を前
記検体投入部の検体投入位置に戻す戻り検体搬送ライン
と、前記検体処理装置と検体搬送ライン,戻り検体搬送
ライン、及び検体待機部を制御する制御装置からなる検
体処理モジュールを、複数台接続した検体処理システム
であって、更に、前記検体処理システムを構成する複数
台の検体処理モジュールの検体搬送ラインと前記戻り検
体搬送ラインとで同時に搬送され得る検体の総数の最大
値を任意に設定できる中央制御装置を備える検体処理シ
ステムであっても良い。
【0008】また、被検検体を処理する検体処理装置
と、検体を検体処理装置へ移送し、かつ該検体処理装置
で処理が終了した検体を検体処理装置から移送する検体
搬送ラインと、検体処理装置と検体搬送ラインの間に設
けられ、検体を一時的に待機させる検体待機部と、前記
検体搬送ラインを介して前記検体処理装置に検体を供給
する検体投入部と、前記検体処理装置で処理が終了した
検体を前記検体搬送ラインを介して収納する検体収納部
と、前記検体処理装置で処理が終了した検体の一部を前
記検体投入部の検体投入位置に戻す戻り検体搬送ライン
と、前記検体処理装置と検体搬送ライン,戻り検体搬送
ライン、及び検体待機部を制御する制御装置からなる検
体処理モジュールを、複数台接続した検体処理システム
であって、前記複数台の検体処理モジュールの制御装置
のそれぞれから中央制御装置に大して、前記検体処理シ
ステムを構成する複数台の検体処理モジュールの検体搬
送ラインと前記戻り検体搬送ラインとで現在搬送されて
いる検体の数を報告する機能を備え、かつ、該中央制御
装置において現在搬送されている検体の総数を算出する
とともに、該総数と、任意に定められた指定検体数を比
較し、該総数が該指定ラック数を超えた時には、前記検
体投入部に対し搬送ラインへの検体の投入を停止するよ
う指示を出す機能を備えた検体処理システムであっても
良い。
【0009】
【発明の実施の形態】検体を搬送する搬送ラインには、
主搬送ラインと、戻り搬送ラインを実装する。各種機能
モジュール(処理ユニット)は、主搬送ラインから検体
を受取り、各機能モジュール毎の処理を行った後、主搬
送ライン上に検体を戻す。ある一地点において、主搬送
ラインは、負方向に搬送する戻り搬送ラインに合流する
ことができるようになっており、またその逆に負方向に
搬送する戻り搬送ラインも、主搬送ラインに合流するこ
とが出来るようになっている。搬送ラインは、各種機能
モジュール毎に分割されており、それぞれが機能モジュ
ール毎に独立して動作するようになっている。搬送ライ
ンは、動作している間、搬送制御部に現在搬送している
検体数を報告する。搬送制御部は、システムの構成か
ら、システムにおける保有できる検体数と、搬送できる
検体数を算出し(搬送できる検体数は保有できる検体数
より少なくなる)、報告された検体数から搬送できる検
体数以上になった場合、搬送ライン、及び検体投入部に
対して搬送ライン上への検体の搬入に対して制限をかけ
る。搬送ラインは、この制限に従い搬入制限を行うこと
によって、機能モジュールからの検体の搬入を行わない
ようにする。その間は上流の搬送ラインからの検体の搬
入のみを行うので、検体が検体収納部などによって搬送
可能検体数以下になると、搬送制御部は搬入制限を解除
し、新規の検体の投入や機能モジュールからの検体の受
取りが再開する。これによって、システムに渋滞によっ
て搬送不可能な状態を作り出さないようにし、検体の停
滞を防止する。上記搬送できる検体数(検体ラック数)
は、検体処理システムに接続されている各種機能モジュ
ール(処理ユニット)の処理速度差,処理すべき検体の絶
対数に応じて任意に変えることもできる。この場合、オ
ペレータが任意に設定しても良いし、中央制御装置が各
種機能モジュール(処理ユニット)の処理速度差,処理す
べき検体の絶対数に応じて最適な値に自動設定できるよ
うにしても良い。中央制御装置が自動設定する場合は、
予め色々な状況(各種機能モジュール(処理ユニット)の
処理速度差,処理すべき検体の絶対数)をシミュレート
し、それぞれの状況下で最も効率の良い処理ができるよ
うな“搬送できる検体数(検体ラック数)”を求めてお
き、それに応じて設定することが望ましい。その場合で
も、オペレータが処理の状況を判断して、自動設定され
た“搬送できる検体数(検体ラック数)”を更に可変する
ことができるようにしても良い。
【0010】以下に図1〜図4を参照して本発明を適用
した実施形態を説明する。図1は、本発明を適用した検
体搬送システムのブロック図である。このシステムは、
主搬送合流機構13,戻り搬送合流機構12間を、主搬
送ライン10,戻り搬送ライン11によって接続してい
る。主搬送ライン10には、検体投入装置20,検体閉
栓装置30,取り出し用空ラック供給装置40,検体保
存装置50,取り出し検体整列装置60,検体収納装置
70が接続される。これらの各構成部分は、搬送制御部
1によって所定の動作プログラムに基づき動作制御され
る。搬送制御部1はコンピュータ及び各部の動作に必要
な情報を入力するための入力部を含む。搬送制御部1と
各構成部分は、図示しない通信ケーブルにより接続され
ており、この通信ケーブルを経由して、各構成部分から
の情報を収集して搬送制御部1に転送され、通信ケーブ
ルを経由して、搬送制御部1からの指示が各構成部分に
転送される。
【0011】検体投入装置20は、投入検体架設トレイ
22に設置されたトレイからラック単位で主搬送ライン
10に検体を投入し、検体識別情報読取器21によっ
て、投入された検体の識別情報を読み取り、搬送制御部
1に報告することで、検体の搬送先を決定し隣接する主
搬送ライン10に搬送する。
【0012】検体閉栓装置30は、主搬送ライン10か
ら閉栓を行う必要のある検体を搭載したラックを受取
り、検体毎に閉栓処理を行う。閉栓処理の完了した検体
を搭載したラックは、閉栓装置ラック搬出待機位置31
に移動し、主搬送ライン10がラックを受取れる状態に
なるまで待機する。主搬送ライン10が受取り可能な状
態になった時点で、閉栓装置ラック搬出待機位置31の
ラックは主搬送ライン10に移動する。
【0013】取り出し用空ラック供給装置40は、検体
保存装置50から検体を取り出す要求が発生した場合
に、主搬送ライン10を空のラックに供給する。空のラ
ックは取り出し用空ラック架設トレイ41に設置されて
いる。また、空のラックが手前の主搬送ライン10から
搬送された場合には、搬送制御部1によって補充の指示
を受けることによって取り出し用空ラック架設トレイ4
1に収納することも出来る。
【0014】検体保存装置50は、検体の搭載された状
態で搬送されてきたラックを主搬送ライン10から受取
り、ラック上から検体のみを抜き取り冷蔵保存し、抜き
取った後のラックは保存装置ラック搬出待機位置51に
移動させる。また、搬送制御部1の指示によって冷蔵保
存された検体を搬出することも可能であり、この場合に
は取り出し用空ラック供給装置40から空のラックを主
搬送ライン10を経由して受取り、ラック上に検体を移
載し、保存装置ラック搬出待機位置51に移動させる。
主搬送ライン10がラックを受取り可能な状態になった
時点で、保存装置ラック搬出待機位置51のラックは主
搬送ライン10に移動する。
【0015】取り出し検体整列装置60は、検体保存装
置50から搬出された検体を主搬送ライン10から受取
り、ラック上から検体のみを抜き取り装置内部に整列さ
せ、抜き取った後のラックは整列装置ラック搬出待機位
置61に移動させる。主搬送ライン10がラックを受取
り可能な状態になった時点で、整列装置ラック搬出待機
位置61のラックは主搬送ライン10に移動する。
【0016】検体収納装置70は、主搬送ライン10か
ら搬送されてくる検体保存装置50に搬入した後の空の
ラックを収納検体架設トレイ71に収納する。
【0017】戻り搬送合流機構12は、検体収納装置7
0に接続される主搬送ライン10から受取った、取り出
し用空ラック供給装置40から搬送された空のラックを
受取る。このラックを受取った時点で戻り搬送位置に移
動し、戻り搬送ライン11にラックを搬送する。戻り搬
送合流機構12内の空ラックが戻り搬送ライン11に移
動した時点で、戻り搬送合流機構12は主搬送ライン受
取り位置に移動する。
【0018】主搬送合流機構13は、検体投入装置20
の戻り搬送ライン11から搬送されてくる空ラックを受
取る。このラックを受取った時点で主搬送位置に移動
し、主搬送ライン10にラックを搬送する。主搬送合流
機構13内の空ラックが主搬送ライン10に移動した時
点で、主搬送合流機構13は戻り搬送ライン受取り位置
に移動する。
【0019】各々に接続される主搬送ライン10、及び
戻り搬送ライン11は、1ライン上に最大1ラックしか
存在することはできない。このため、1ラインにおける
処理を行うためには、搬送方向に接続される搬送ライン
上に自ライン上のラックを搬送するまでは、次のラック
を受取ることは出来ない。例えば、検体投入装置20が
投入検体架設トレイ22から新たな検体を搭載したラッ
クを主搬送ライン10上に移動させるためには、主搬送
ライン10上の検体が搬送されており、存在しないとい
う状態でなくてはならない。これはその他(ここでは検
体閉栓装置30,取り出し用空ラック供給装置40,検
体保存装置50,取り出し検体整列装置60,検体収納
装置70)の装置が処理を行うためのラックの受取り
や、処理済み検体の搬出までもが同様の条件に当てはま
らなくてはならない。
【0020】図1の検体搬送システムにおいてラックが
停止する論理的な位置を示した構成の一例を、図2を用
いて説明する。各々の処理ユニット(処理モジュール)
における制御範囲100内には、論理的ラック停止位置
101が存在する。1つの論理的ラック停止位置101
には、複数(0以上)の搬入と複数(0以上)の搬出を
示す矢印が、接続されている。矢印の示す方向にラック
は搬送されることになる。ある一つの論理的ラック停止
位置101は、前述の通り最大1ラックが存在すること
が可能である。このため、1つの搬入と1つの搬出を持
つ論理的ラック停止位置は、搬出先の論理的ラック停止
位置にラックが存在する場合は、自論理的ラック停止位
置上のラックを搬送することが出来ない。複数の搬出先
を持つ論理的ラック停止位置は、事前に検体投入装置2
0において読み取った検体識別情報を元に、搬送制御部
1によって決定された搬送先に搬送されるため、一意に
分岐先は決定することになる。ここで、収納論理的ラッ
ク停止位置は、一時に複数のラックが停止することがで
きるような位置になっており、ラックが搬出されること
は無く、搬出する場合には、オペレータがラックを取り
除くことになるような位置になっている。また、投入待
機論理的ラック停止位置は、一時に複数のラックが存在
することができるような位置になっており、ラックが搬
入されることは無いが、搬出する場合には1ラックずつ
しか搬出できないようになっており、搬入する場合に
は、オペレータがラックを設置することになるような位
置になっている。
【0021】図1の検体搬送システムにおいて用いられ
る検体ラックの構成の一例を、図3の斜視図により説明
する。1つ以上の検体容器202を保持するための支持
体としての検体ラック200は、細長い箱状である。図
3では検体ラックとして5本の検体容器202を保持す
る例を示してあるが、保持可能な容器数はこれに限ら
ず、1本以上であれば良く10本あるいはそれ以上のも
のでも使用可能である。検体ラックには各検体ラックを
識別するための情報(例えばバーコード,数字,文字な
ど)を表示したラベル201が付されている。また検体
容器202の外壁には、検体受付番号,患者名や年齢な
どの患者情報,検査項目名などを含む検体情報をバーコ
ードなどにより表示した検体識別ラベル203が貼られ
ている。
【0022】図2に示す論理的ラック停止位置の、全停
止位置に対してラックが存在した場合、装置は動作する
ことが不可能となる。これは前述の搬送先にラックが存
在するためである。このような状況なると、検体が搬送
されず装置が停止した状態に陥ってしまう。収納論理的
ラック停止位置に複数のラックが存在し、存在限界値に
よって停止した状態であれば、収納論理的ラック停止位
置のラックをオペレータが取り除くことでこの問題が解
決することになるが、収納論理的ラック停止位置が限界
値でもなく、また、収納論理的ラック停止位置に接続さ
れる主論理的ラック停止位置に存在するラックが合流論
理的ラック停止位置方向に搬送される状態であった場
合、収納論理的ラック停止位置のラックを除去しても問
題は解決されない。そこで、図2の搬送検体数管理対象
範囲102上の検体があるしきい値(以降渋滞監視数と
呼ぶ)を超えないような制御を行う。具体的には、搬送
検体数管理対象範囲内の各々の自立分散ユニットが、自
装置の現在保持しているラック数を搬送制御部1に報告
する。もし、自装置の管轄範囲の論理的停止位置にラッ
クを搬入した場合、その論理的停止位置にラック有りを
報告する。また、別の装置の論理的停止位置に対して搬
出を行った場合、当該論理的停止位置にラック無しを報
告する。これによって、搬送制御部1は、搬送検体数管
理対象範囲102内に存在するラック数を把握する。も
し、搬送検体数管理対象範囲内に存在するラック数が渋
滞監視数を超えた場合、搬送検体数管理対象範囲102
内の自律分散ユニットに対して搬入不可能の指示を発行
する。この指示を受けた検体処理ユニットは、搬入制限
対象範囲103からのラックの受取りを行わない。この
状態が一時継続し、各々の装置に搬入したり、収納に搬
出することによって管理対象範囲内のラック数が渋滞監
視数を下回れば、搬入不可能の指示が解除され、搬入制
限対象範囲にて搬出待機していたラックが搬出すること
が可能になる。
【0023】渋滞監視数は、図4に示す渋滞監視設定画
面300によって設定する。搬送制御部入出力装置2
に、この画面が表示され、渋滞監視機能設定ボタン30
1を押すことで渋滞監視機能を起動し、渋滞監視ラック
数302に入力された渋滞監視数が、このシステムにお
ける渋滞監視数として扱われる。このため、施設の運用
によって渋滞監視の必要の無い場合は、本機能を使用し
ないで動作させることも可能であり、かつシステム規模
に応じて渋滞監視数の設定数を変更することが可能であ
る。
【0024】上述した実施例によれば、論理的停止位置
数以上のラックが投入されたとしても搬送不可能な状態
になってラックが停止することを防止することができ、
戻り搬送ラインを使用して検体保存装置の取り出し用の
空ラックを自動回収できるのでオペレータの負担が軽減
されることになる。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、機能モジュールを主搬
送ラインと戻り搬送ラインによって接続され、かつ前記
機能モジュールがそれぞれ独立して制御される検体処理
システムにおいて、検体のシステム内での停滞(デッド
ロック,処理速度の著しい低下)を防止することが出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した検体搬送システムのブロック
図。
【図2】図1における検体搬送システムにおける論理的
ラック停止位置。
【図3】検体ラックの構成の一例を示す斜視図。
【図4】渋滞監視機能設定画面の一例を示す図。
【符号の説明】
1…搬送制御部、2…搬送制御部入出力装置、10…主
搬送ライン、11…戻り搬送ライン、12…戻り搬送合
流機構、13…主搬送合流機構、20…検体投入装置、
21…検体識別情報読取器、22…投入検体架設トレ
イ、30…検体閉栓装置、31…閉栓装置ラック搬出待
機位置、40…取り出し用空ラック供給装置、41…取
り出し用空ラック架設トレイ、50…検体保存装置、5
1…保存装置ラック搬出待機位置、60…取り出し検体
整列装置、61…整列装置ラック搬出待機位置、70…
検体収納装置、71…収納検体架設トレイ、100…各
々の自立分散ユニットにおける制御範囲、101…論理
的ラック停止位置、102…搬送検体数管理対象範囲、
103…搬入制限対象範囲、200…検体ラック、20
1…検体ラック識別情報、202…検体容器、203…
検体識別情報、300…渋滞監視設定画面、301…渋滞
監視機能設定ボタン、302…渋滞監視ラック数。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検検体を処理する検体処理装置と、 検体を検体処理装置へ移送し、かつ該検体処理装置で処
    理が終了した検体を検体処理装置から移送する検体搬送
    ラインと、 検体処理装置と検体搬送ラインの間に設けられ、検体を
    一時的に待機させる検体待機部と、 前記検体搬送ラインを介して前記検体処理装置に検体を
    供給する検体投入部と、 前記検体処理装置で処理が終了した検体を前記検体搬送
    ラインを介して収納する検体収納部と、 前記検体処理装置で処理が終了した検体の一部を前記検
    体投入部の検体投入位置に戻す戻り検体搬送ラインと、
    を含む検体処理システムであって、 更に、前記検体搬送ラインと前記戻り検体搬送ラインと
    で同時に搬送され得る検体の総数の最大値を任意に設定
    できる制御装置を備えることを特徴とする検体処理シス
    テム。
  2. 【請求項2】被検検体を処理する検体処理装置と、 検体を検体処理装置へ移送し、かつ該検体処理装置で処
    理が終了した検体を検体処理装置から移送する検体搬送
    ラインと、 検体処理装置と検体搬送ラインの間に設けられ、検体を
    一時的に待機させる検体待機部と、 前記検体搬送ラインを介して前記検体処理装置に検体を
    供給する検体投入部と、 前記検体処理装置で処理が終了した検体を前記検体搬送
    ラインを介して収納する検体収納部と、 前記検体処理装置で処理が終了した検体の一部を前記検
    体投入部の検体投入位置に戻す戻り検体搬送ラインと、 前記検体処理装置と検体搬送ライン,戻り検体搬送ライ
    ン、及び検体待機部を制御する制御装置からなる検体処
    理モジュールを、複数台接続した検体処理システムであ
    って、 更に、前記検体処理システムを構成する複数台の検体処
    理モジュールの検体搬送ラインと前記戻り検体搬送ライ
    ンとで同時に搬送され得る検体の総数の最大値を任意に
    設定できる中央制御装置を備えることを特徴とする検体
    処理システム。
  3. 【請求項3】被検検体を処理する検体処理装置と、 検体を検体処理装置へ移送し、かつ該検体処理装置で処
    理が終了した検体を検体処理装置から移送する検体搬送
    ラインと、 検体処理装置と検体搬送ラインの間に設けられ、検体を
    一時的に待機させる検体待機部と、 前記検体搬送ラインを介して前記検体処理装置に検体を
    供給する検体投入部と、 前記検体処理装置で処理が終了した検体を前記検体搬送
    ラインを介して収納する検体収納部と、 前記検体処理装置で処理が終了した検体の一部を前記検
    体投入部の検体投入位置に戻す戻り検体搬送ラインと、 前記検体処理装置と検体搬送ライン,戻り検体搬送ライ
    ン、及び検体待機部を制御する制御装置からなる検体処
    理モジュールを、複数台接続した検体処理システムであ
    って、 前記複数台の検体処理モジュールの制御装置のそれぞれ
    から中央制御装置に大して、前記検体処理システムを構
    成する複数台の検体処理モジュールの検体搬送ラインと
    前記戻り検体搬送ラインとで現在搬送されている検体の
    数を報告する機能を備え、 かつ、該中央制御装置において現在搬送されている検体
    の総数を算出するとともに、該総数と、任意に定められ
    た指定検体数を比較し、該総数が該指定ラック数を超え
    た時には、前記検体投入部に対し搬送ラインへの検体の
    投入を停止するよう指示を出す機能を備えたことを特徴
    とする検体処理システム。
JP2001166006A 2001-06-01 2001-06-01 検体処理システム Expired - Lifetime JP3760800B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001166006A JP3760800B2 (ja) 2001-06-01 2001-06-01 検体処理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001166006A JP3760800B2 (ja) 2001-06-01 2001-06-01 検体処理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002357612A true JP2002357612A (ja) 2002-12-13
JP3760800B2 JP3760800B2 (ja) 2006-03-29

Family

ID=19008603

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001166006A Expired - Lifetime JP3760800B2 (ja) 2001-06-01 2001-06-01 検体処理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3760800B2 (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007078363A (ja) * 2005-09-09 2007-03-29 Aloka Co Ltd 検体前処理システム及び方法
JP2008039552A (ja) * 2006-08-04 2008-02-21 Hitachi High-Technologies Corp 検体搬送システム
WO2012043261A1 (ja) * 2010-09-28 2012-04-05 株式会社日立ハイテクノロジーズ 検体検査自動化システムおよびその制御方法
JP2012184977A (ja) * 2011-03-04 2012-09-27 Hitachi High-Technologies Corp 検体ラック搬送制御方法
JP2012242103A (ja) * 2011-05-16 2012-12-10 Hitachi High-Technologies Corp 処理時間の予測方法および自動分析システム
WO2013042549A1 (ja) * 2011-09-20 2013-03-28 株式会社日立ハイテクノロジーズ 検体検査自動化システム
JP2014130025A (ja) * 2012-12-28 2014-07-10 Hitachi High-Technologies Corp 自動分析装置における検体搬送システム
JP2016513260A (ja) * 2013-02-22 2016-05-12 ベックマン コールター, インコーポレイテッド ラック方向を検出するためにパターン化機構を使用する搭載装置
JP2016130742A (ja) * 2010-01-28 2016-07-21 株式会社日立ハイテクノロジーズ 自動分析装置および分析方法
WO2017051642A1 (ja) * 2015-09-25 2017-03-30 株式会社日立ハイテクノロジーズ 検体検査自動化システム
WO2018116694A1 (ja) * 2016-12-19 2018-06-28 株式会社日立ハイテクノロジーズ 自動分析装置
US10094844B2 (en) 2011-09-05 2018-10-09 Hitachi High-Technologies Corporation Automatic analyzer
JP7407211B2 (ja) 2022-01-14 2023-12-28 シスメックス株式会社 検体検査システム、ラック搬送システム、ラック搬送制御装置およびラック搬送方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0933539A (ja) * 1995-07-20 1997-02-07 A & T:Kk 検体搬送システム
JPH0943249A (ja) * 1995-07-26 1997-02-14 A & T:Kk 検体搬送システム
JPH10213586A (ja) * 1997-01-29 1998-08-11 Hitachi Ltd 自動分析装置
JPH1164342A (ja) * 1997-08-26 1999-03-05 Hitachi Ltd 検体処理システム
JP2000131327A (ja) * 1998-10-28 2000-05-12 Hitachi Ltd 検体検査システム及び検体検査方法
JP2001141732A (ja) * 1999-11-17 2001-05-25 Hitachi Ltd 検体振分け装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0933539A (ja) * 1995-07-20 1997-02-07 A & T:Kk 検体搬送システム
JPH0943249A (ja) * 1995-07-26 1997-02-14 A & T:Kk 検体搬送システム
JPH10213586A (ja) * 1997-01-29 1998-08-11 Hitachi Ltd 自動分析装置
JPH1164342A (ja) * 1997-08-26 1999-03-05 Hitachi Ltd 検体処理システム
JP2000131327A (ja) * 1998-10-28 2000-05-12 Hitachi Ltd 検体検査システム及び検体検査方法
JP2001141732A (ja) * 1999-11-17 2001-05-25 Hitachi Ltd 検体振分け装置

Cited By (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007078363A (ja) * 2005-09-09 2007-03-29 Aloka Co Ltd 検体前処理システム及び方法
JP2008039552A (ja) * 2006-08-04 2008-02-21 Hitachi High-Technologies Corp 検体搬送システム
JP2016130742A (ja) * 2010-01-28 2016-07-21 株式会社日立ハイテクノロジーズ 自動分析装置および分析方法
CN103052885A (zh) * 2010-09-28 2013-04-17 株式会社日立高新技术 检体检查自动化系统及其控制方法
WO2012043261A1 (ja) * 2010-09-28 2012-04-05 株式会社日立ハイテクノロジーズ 検体検査自動化システムおよびその制御方法
JPWO2012043261A1 (ja) * 2010-09-28 2014-02-06 株式会社日立ハイテクノロジーズ 検体検査自動化システムおよびその制御方法
EP2623990A4 (en) * 2010-09-28 2017-10-18 Hitachi High-Technologies Corporation Automated sample inspection system and method for controlling same
US8972044B2 (en) 2010-09-28 2015-03-03 Hitachi High-Technologies Corporation Automated sample test system, and method for controlling same
JP2012184977A (ja) * 2011-03-04 2012-09-27 Hitachi High-Technologies Corp 検体ラック搬送制御方法
JP2012242103A (ja) * 2011-05-16 2012-12-10 Hitachi High-Technologies Corp 処理時間の予測方法および自動分析システム
US10094844B2 (en) 2011-09-05 2018-10-09 Hitachi High-Technologies Corporation Automatic analyzer
US9645161B2 (en) 2011-09-20 2017-05-09 Hitachi High-Technologies Corporation Sample inspection automation system
JPWO2013042549A1 (ja) * 2011-09-20 2015-03-26 株式会社日立ハイテクノロジーズ 検体検査自動化システム
WO2013042549A1 (ja) * 2011-09-20 2013-03-28 株式会社日立ハイテクノロジーズ 検体検査自動化システム
JP2014130025A (ja) * 2012-12-28 2014-07-10 Hitachi High-Technologies Corp 自動分析装置における検体搬送システム
JP2016513260A (ja) * 2013-02-22 2016-05-12 ベックマン コールター, インコーポレイテッド ラック方向を検出するためにパターン化機構を使用する搭載装置
JPWO2017051642A1 (ja) * 2015-09-25 2018-07-05 株式会社日立ハイテクノロジーズ 検体検査自動化システム
WO2017051642A1 (ja) * 2015-09-25 2017-03-30 株式会社日立ハイテクノロジーズ 検体検査自動化システム
US10684302B2 (en) 2015-09-25 2020-06-16 Hitachi High-Tech Corporation Specimen inspection automation system
WO2018116694A1 (ja) * 2016-12-19 2018-06-28 株式会社日立ハイテクノロジーズ 自動分析装置
JPWO2018116694A1 (ja) * 2016-12-19 2019-10-24 株式会社日立ハイテクノロジーズ 自動分析装置
JP2021107818A (ja) * 2016-12-19 2021-07-29 株式会社日立ハイテク 分析方法
US11486887B2 (en) 2016-12-19 2022-11-01 Hitachi High-Tech Corporation Automated analyzer
JP7203139B2 (ja) 2016-12-19 2023-01-12 株式会社日立ハイテク 分析方法
JP7392097B2 (ja) 2016-12-19 2023-12-05 株式会社日立ハイテク 分析方法
JP7407211B2 (ja) 2022-01-14 2023-12-28 シスメックス株式会社 検体検査システム、ラック搬送システム、ラック搬送制御装置およびラック搬送方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3760800B2 (ja) 2006-03-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3720990B2 (ja) 検体処理システム
CN104024864B (zh) 检体转运装置和系统
JP5142976B2 (ja) 自動分析装置
JP2015121562A (ja) 検体検査自動化システム
WO2010032628A1 (ja) 自動分析装置、及び検体処理システム
JP5530613B2 (ja) 検体処理システム及び検体搬送システム
WO2012043261A1 (ja) 検体検査自動化システムおよびその制御方法
CN108027381B (zh) 检体检查自动化系统
JP6220781B2 (ja) 遠心分離装置、遠心分離装置を備えた前処理システムおよび当該システムの制御方法
JP2002357612A (ja) 検体処理システム
JPH0943249A (ja) 検体搬送システム
WO2014119378A1 (ja) 遠心分離システム、検体前処理システム、制御方法
JP3646531B2 (ja) 検体搬送システム
JP2018017606A (ja) 検体検査自動化システム
JP2947917B2 (ja) 検体検査システム
JP5656852B2 (ja) 検体前処理システム
JP3589020B2 (ja) 検体処理システム
JP3618067B2 (ja) 検体振分け装置
JP2669541B2 (ja) 検体検査装置
JP3639802B2 (ja) 検体搬送システム
JP5000945B2 (ja) 検体搬送システム
JP3276638B2 (ja) 検体処理システム
JP6166002B2 (ja) 検体処理システム
JP2000046839A (ja) 検体処理システム
US11567094B2 (en) Specimen inspection automation system and method for managing empty specimen carrier

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050426

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050623

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051220

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060102

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 3760800

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090120

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100120

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100120

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110120

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110120

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120120

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130120

Year of fee payment: 7

EXPY Cancellation because of completion of term