JPWO2017051642A1 - 検体検査自動化システム - Google Patents

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Abstract

検体検査自動化システムは、検体を処理する処理ユニットと、キャリアを搬送する搬送ラインと、前記キャリアの搬送を制御する制御装置と、外部装置との間で前記キャリアの受け渡しを行う外部接続モジュールと、を備え、前記制御装置は、前記外部接続モジュールでの前記キャリアの搬出入数に基づいて、前記検体検査自動化システム内の前記キャリアの数を一定の範囲に制御する。

Description

本発明は、検体検査自動化システムに関する。
近年、医療分野では多様な自動化機器の導入により、検査業務の省力化が進められている。病院の検査では、入院患者及び外来患者の検査検体は病院内の各課で集められ、検査室で一括して処理される。検体ごとの検査項目は、オンラインの情報処理システムを利用して医師から検査室に伝えられ、検査結果は、オンラインで検査室から医師に報告される。
血液、尿の検査検体の多くは、遠心処理、開栓処理、及び分注処理等の前処理が施され、これらの前処理の時間が検査作業時間全体に占める割合は大きい。
前述の通り、検査処理の前処理には、いくつかの処理が存在するが、例えば尿検査では遠心処理が不要など、対象検査種別によって前処理の内容は異なる。遠心分離が必要な検査対象種別の検体に関しては、遠心分離の処理が実行された後、開栓処理及び分注処理が行われる。分注処理は親検体から子検体を作成するための処理である。例えば、分注処理によって得られた複数の子検体を、システムにオンラインで接続された複数の分析装置に同時に搬送することができる。また、分注処理は、システムに接続されていないオフラインの分析装置で検査を行うために、親検体と同じバーコードが貼り付けられた子検体を仕分けトレイに搬出する役目も含んでいる。全ての処理工程が完了した検体は収容モジュールに収納される。
これらの検体検査自動化システムは比較的規模の大きな施設に導入されることが多く、数百から数千の検体を1日で処理しているのが実状である。また、これら規模の大きな施設においては、生化学検査、免疫検査、凝固検査、血液学検査などの様々な検査を行うために1人の患者から複数の検体を採取している。それ故、検体検査自動化システム内部で検体を運ぶための検体キャリアは前記処理を滞りなく行うために相応した数を準備する必要がある。
特許文献1には、空ホルダを搬送する複数のループ搬送路を備え、空ホルダの供給を遅延なく行うことができる検体検査自動化システムが開示されている。
国際公開第2013/042549号
特許文献1のシステムでは、複数のループ搬送路を設けることにより、空ホルダの供給時間を短縮している。また、特許文献1のシステムでは、枯渇検知センサが設けられており、ループ搬送路内のホルダ数を適切な範囲で維持している。
しかしながら、特許文献1では、システム内のキャリア数の管理方法についてしか記載されておらず、外部装置(分析装置)との間でキャリア数を管理することについては述べられていない。従来では、システムと外部装置とを接続してキャリアのやり取りを行う場合には、キャリアがシステム内部又は外部装置に偏ってしまうおそれがあった。キャリアがシステム内部又は外部装置に偏って存在する場合、空キャリアの必要な部位への供給が滞り、システムの処理速度が低下してしまうおそれがある。また、特定の部位にキャリアが集中することによって渋滞が起こり、システムの処理速度が低下するおそれもある。
そこで、本発明は、外部装置との間でキャリア数を管理することが可能な検体検査自動化システムを提供する。
例えば、上記課題を解決するために、請求の範囲に記載の構成を採用する。本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例をあげるならば、検体を処理する処理ユニットと、キャリアを搬送する搬送ラインと、前記キャリアの搬送を制御する制御装置と、外部装置との間で前記キャリアの受け渡しを行う外部接続モジュールと、を備える検体検査自動化システムが提供される。前記キャリアは、前記検体を搭載した検体キャリアと空キャリアを含む。当該検体検査自動化システムにおいて、前記制御装置は、前記外部接続モジュールでの前記キャリアの搬出入数に基づいて、前記検体検査自動化システム内の前記キャリアの数を一定の範囲に制御する。
本発明の検体検査自動化システムによれば、外部装置との間でキャリア数を管理することが可能となる。本発明に関連する更なる特徴は、本明細書の記述、添付図面から明らかになるものである。また、上記した以外の、課題、構成及び効果は、以下の実施例の説明により明らかにされる。
本発明の一実施例における検体検査自動化システムの全体概要図である。 検体検査自動化システムと外部装置との接続位置での拡大図である。 ホストコンピュータが管理するキャリア増減テーブルの一例である。 ホストコンピュータが管理する閾値テーブルの一例である。 外部接続モジュールから外部装置へのキャリア搬出の動作フローの一例である。 外部装置から外部接続モジュールへのキャリア搬入の動作フローの一例である。 検体検査自動化システムのリセット動作のフローの一例である キャリア数の増減を補う動作のフローの一例である。 再検査依頼時の空キャリア供給動作のフローの一例である。 検体投入時の空キャリア供給動作のフローの一例である。 キャリアの定時供給動作のフローの一例である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施例について説明する。添付図面は本発明の原理に則った具体的な実施例を示しているが、これらは本発明の理解のためのものであり、決して本発明を限定的に解釈するために用いられるものではない。
以下の実施例は、検体検査自動化システム、特に多数の患者検体の臨床検査を処理する検体検査自動化システムに関する。
図1は、検体検査自動化システムの一実施例の全体概要図である。検体検査自動化システム100は、検体投入モジュール110と、遠心モジュール120と、開栓モジュール130と、分注モジュール140と、搬送ライン150と、キャリアバッファモジュール160と、収容モジュール170と、外部接続モジュール180a、180b、180cと、ホストコンピュータ(制御装置)190とを備える。以下では、遠心モジュール120、開栓モジュール130、及び分注モジュール140を、単に「処理ユニット」と呼ぶ場合もある。
図1において、検体検査自動化システム100の構成要素は点線で囲まれた範囲である。本例では、検体検査自動化システム100は、3台の外部装置210、220、230と接続されている。図2は、検体検査自動化システムと外部装置との接続位置での拡大図である。
検体投入モジュール110は、外部から検体を投入するための機構を備え、検体検査自動化システム100における検体の入り口となる。検体投入モジュール110において、オペレータが検体容器102(図2参照)を設置した検体トレイ(図示省略)をセットすると、検体投入モジュール110が、検体容器102を検体トレイからキャリア101に載せ替える。これにより、検体容器102を搭載したキャリア101が、搬送ライン150上で搬送されることになる。
なお、検体投入モジュール110は、検体容器102のバーコード及びキャリア101のバーコードを読み取るセンサを備えてもよい。センサは、バーコードから検体ID及びキャリアIDを認識し、検体ID及びキャリアIDをホストコンピュータ190へ送信する。ホストコンピュータ190は、検体ID及びキャリアIDを関連づけて管理する。
なお、本実施例では、キャリア101が1つの検体容器102を搭載する構成となっているが、キャリア101に搭載される検体容器102の数は1つに限定されない。キャリア101は、複数の検体容器102(例えば、5個の検体容器)を搭載してもよい。
遠心モジュール120は、検体に対して遠心分離処理を実行する機構を備える。遠心モジュール120では、遠心分離が必要な検体に対して遠心分離処理が実行される。
開栓モジュール130は、検体容器102の栓を取り外す機構を備える。開栓処理によって、検体容器102は、その後の分注モジュール140での処理が可能な状態、あるいは、外部装置(例えば、自動分析装置)での処理が可能な状態となる。
分注モジュール140は、開栓された検体容器102から複数の容器への分注を行う機構を備える。分注モジュール140によって、検体容器102の検体は複数の容器へ分けられてもよい。なお、分注モジュール140は、分注後の複数の容器にバーコードを貼付けるバーコード貼付けモジュールを備えてもよい。また、分注後の複数の容器は、キャリア101に搭載される。
搬送ライン150は、キャリア101を搬送する機構を備える。以下の説明では、図2に示すように、検体容器102を搭載したキャリア101を「検体キャリア」と称し、検体容器102を搭載していないキャリア101を「空キャリア」と称する。
搬送ライン150は、少なくとも1つのループ搬送路を備える。本実施例では、搬送ライン150は、検体キャリア101を搬送するための検体搬送ライン151と、空キャリア101を搬送するための空キャリア搬送ライン152とを備える。検体搬送ライン151及び空キャリア搬送ライン152は、それぞれ、ループ型搬送路であり、公知の搬送機構(例えば、ベルトコンベアなど)によって構成されている。
検体搬送ライン151は、各モジュール110、120、130、140、170に接続されており、検体容器102を搭載した検体キャリア101を次の工程へと順次搬送する。
空キャリア搬送ライン152は、検体容器102を空キャリア101へ搭載する機構を備える装置、及び、検体容器102を検体キャリア101から抜き取る機構を備える装置に接続されている。空キャリア搬送ライン152は、検体容器102を空キャリア101へ搭載する機構を備える装置(例えば、外部装置210)に対して空キャリア101を供給する。また、空キャリア搬送ライン152は、検体容器102を検体キャリア101から抜き取る機構を備える装置(例えば、外部装置210)から空キャリア101を回収する。回収された空キャリア101は、図示しない空キャリア供給部へ搬送され、再利用される。
キャリアバッファモジュール160は、空キャリア101を保管するモジュールである。キャリアバッファモジュール160は、検体検査自動化システム100内の空キャリア101の数を所定の範囲に収めるように構成されている。ここでの所定の範囲とは、外部装置210、220、230でのキャリア101の搬出入数に偏りが生じない範囲、又は、処理ユニットでの検体投入数と空キャリア搬送ライン152上の空キャリア101の数との差が一定の値より小さくなるような範囲などを意味する。
例えば、キャリアバッファモジュール160は、検体検査自動化システム100内の空キャリア101が減少した場合には、空キャリア搬送ライン152へ空キャリア101を供給する。一方、キャリアバッファモジュール160は、検体検査自動化システム100内の数が増加した場合には、空キャリア搬送ライン152から空キャリア101を回収する。
収容モジュール170は、検体容器102を収容するモジュールである。収容モジュール170は、検体搬送ライン151で戻ってきた検体キャリア101から検体容器102を抜き出し、目的ごとに検体トレイに分類して収容してもよい。また、収容モジュール170は、検体の再検査を行い場合には、検体容器102を検体トレイから検体キャリア101へ載せ替えて、検体キャリア101を検体搬送ライン151に載せる。
外部接続モジュール180a、180b、180cは、検体検査自動化システム100と外部装置210、220、230との間のそれぞれに配置されている。外部接続モジュール180a、180b、180cは、外部装置210、220、230との間でキャリア101の受け渡しを行うように構成されている。また、外部接続モジュール180a、180b、180cは、外部装置210、220、230へ搬出される検体キャリア101及び空キャリア101を検知し、外部装置210、220、230から搬入される検体キャリア101及び空キャリア101を検知する。なお、以降では、キャリア101が検体検査自動化システム100から外部装置210、220、230へ運ばれることを「搬出」と表現し、キャリア101が外部装置210、220、230から検体検査自動化システム100へ運ばれることを「搬入」と表現する。
ホストコンピュータ190は、検体検査自動化システム100の構成要素の制御を行うものである。ホストコンピュータ190の制御の対象範囲は、例えば、図1の点線の枠内である。ホストコンピュータ190は、中央演算処理装置と、補助記憶装置と、主記憶装置とを備えてよい。例えば、中央演算処理装置は、CPU(Central Processing Unit)などのプロセッサで構成されている。例えば、補助記憶装置はハードディスクであり、主記憶装置はメモリである。ホストコンピュータ190で行われる制御処理は、それらの処理に対応するプログラムコードをメモリなどの記憶装置に格納し、プロセッサが各プログラムコードを実行することによって実現されてもよい。
なお、ホストコンピュータ190は、表示部及び入力部を備えてよい。入力部は、キーボード、ポインティングデバイス(マウスなど)などである。表示部は、ディスプレイ、プリンタなどである。オペレータは、入力部を用いて検体検査自動化システム100の各種設定を行ってもよい。また、オペレータは、表示部によって検体検査自動化システム100の設定内容を確認してもよい。
本実施例の特徴として、ホストコンピュータ190は、キャリア101の搬送を制御する。具体的には、ホストコンピュータ190は、外部接続モジュール180a、180b、180cでのキャリア101の搬出入数に基づいて、検体検査自動化システム100内のキャリア101の数を一定の範囲に制御する。
外部装置210は、検体を保存するための検体ストッカである。外部装置210は、検体キャリア101に搭載された検体容器102を抜取り、装置内部で検体容器102を冷蔵保管する。また、外部装置210は、装置内部に保管されている検体容器102を空キャリア101に再度搭載することができる。
外部装置220は、検体に対して各種分析処理を施す自動分析装置である。一例として、自動分析装置は、血液や尿等の検体の成分を分析する装置である。
外部装置230は、無造作に投入された検体容器102の姿勢を整列し、検体容器102を検体キャリア101に搭載する検体整列投入装置である。
本実施例において、検体が入った検体容器102は、検体投入モジュール110において、システム内に取り込まれ、検体キャリア101に搭載される。その後、検体容器102を搭載した検体キャリア101は、搬送ライン150によって、必要に応じて、遠心モジュール120、開栓モジュール130、及び分注モジュール140に搬送される。その後、検体容器102を搭載した検体キャリア101は、外部装置210、220、230の中の特定の装置へ搬送されてよい。例えば、検体容器102を搭載した検体キャリア101は、分析処理のために外部装置220に搬送される。上記の各種処理が実施された後、検体キャリア101は、収容モジュール170へ搬送される。
本実施例では、外部装置210、220、230を検体検査自動化システム100の外部の装置、すなわち、ホストコンピュータ190による情報管理の外の装置として記載するが、これに限らない組み合わせも可能である。一例として、システム内部の装置として記載した検体投入モジュール110、遠心モジュール120、開栓モジュール130、分注モジュール140、収容モジュール170を外部の装置として構成することも可能である。また、検体ストッカ、自動分析装置、検体整列投入装置等の装置を内部の装置として構成することも可能である。
次に、図2を用いて、外部接続モジュールの構成及びホストコンピュータ190の制御について説明する。図2は、検体検査自動化システム100と外部装置210との間の外部接続モジュール180aを示しているが、他の外部接続モジュール180b、180cも同様の構成を備えてよい。
図2の例では、検体容器102が搭載された検体キャリア101が、外部接続モジュール180aを介して検体検査自動化システム100へ搬出され、検体容器102が抜き取られた空キャリア101が、外部接続モジュール180aを介して検体検査自動化システム100へ搬入される。また、空キャリア101が、外部接続モジュール180aを介して検体検査自動化システム100へ搬出され、検体容器102が搭載された検体キャリア101が、外部接続モジュール180aを介して検体検査自動化システム100へ搬入される。
まず、検体キャリア101が外部接続モジュール180aを介して検体検査自動化システム100から外部装置210へ搬出される場合について説明する。検体キャリア搬出ライン182aは、上流の検体搬送ライン151から検体キャリア101を受け取る。検体キャリア搬出ライン182aは、バッファライン182bを備える。検体容器102内の検体が「通常検体」である場合、検体キャリア101は、バッファライン182bを経由して、検体キャリア搬出ライン182aのバーコード読み取り位置(図示省略)に搬送される。なお、通常検体の検体容器102を搭載した検体キャリア101を、バッファライン182bで一定の期間待機させてもよい。検体容器102内の検体が「緊急検体」の場合、検体キャリア101は、バッファライン182bを介さずに検体キャリア搬出ライン182aを直進し、バーコード読み取り位置に搬送される。これにより、緊急検体を優先的に外部装置210に搬出することが可能となる。
検体キャリア搬出ライン182aは、バーコード読み取り位置の近傍に、センサ183を備えている。例えば、検体容器102及びキャリア101のそれぞれには、バーコードが貼付けられている。なお、検体容器102及びキャリア101に付されるものは、バーコードに限定されず、キャリアID及び検体IDを識別できるものであれば、他のタグなどでもよい。
センサ183は、バーコードからキャリアID及び検体IDを読み取る。外部接続モジュール180aは、当該キャリアID及び検体IDの情報をホストコンピュータ190へ送信する。ホストコンピュータ190は、受信した当該キャリアID及び検体IDの情報の組と、あらかじめ管理されているキャリアID及び検体IDの組とを比較し、検体キャリア101が外部装置210に搬出すべきものであるかを判定する。ホストコンピュータ190は、外部接続モジュール180aへ判定結果を送信する。外部接続モジュール180aは、検体キャリア101が外部装置210に搬出すべきものである場合、当該検体キャリア101を外部装置210へ搬出する。このとき、外部接続モジュール180aは、検体キャリア101を外部装置210へ搬出したことをホストコンピュータ190へ通知する。ホストコンピュータ190は、この通知情報を用いてキャリア増減数を更新することができる。なお、外部接続モジュール180aは、何らかのエラーが発生した場合(例えば、バーコードの読み取りエラー、又は、検体キャリア101が外部装置210に搬出すべきものでない場合など)、当該検体キャリア101をエラー検体として、中継ライン184及び検体キャリア搬入ライン185を経由して、下流側の検体搬送ライン151に戻す。エラー検体は、図示しないエラー検体バッファに搬送される。
次に、検体キャリア101が外部接続モジュール180aを介して外部装置210から検体検査自動化システム100へ搬入される場合について説明する。検体キャリア搬入ライン185は、外部装置210から検体キャリア101を受け取る。検体キャリア搬入ライン185は、所定のバーコード読み取り位置の近傍に、センサ186を備えている。センサ186は、検体容器102及びキャリア101のバーコードからキャリアID及び検体IDを読み取る。外部接続モジュール180aは、当該キャリアID及び検体IDの情報をホストコンピュータ190へ送信する。ホストコンピュータ190は、当該検体ID及びキャリアIDを関連づけて管理する。なお、このとき、外部接続モジュール180aは、検体キャリア101が外部装置210から搬入したことをホストコンピュータ190へ通知する。ホストコンピュータ190は、この通知情報を用いてキャリア増減数を更新することができる。なお、外部接続モジュール180aは、何らかのエラーが発生した場合(例えば、バーコードの読み取りエラー、又は、検体ID及びキャリアIDがホストコンピュータ190に登録されていない場合など)、当該検体キャリア101をエラー検体として、検体キャリア搬入ライン185を経由して、下流側の検体搬送ライン151に戻す。エラー検体は、図示しないエラー検体バッファに搬送される。
次に、空キャリア101が外部接続モジュール180aを介して検体検査自動化システム100から外部装置210へ搬出される場合について説明する。空キャリア搬出ライン187は、上流の空キャリア搬送ライン152から空キャリア101を受け取る。空キャリア搬出ライン187は、検体キャリア搬出ライン182aと同様に、バッファライン(図示省略)を備えている。バッファラインは、空キャリア101を一定の期間ためておくことができるラインである。例えば、空キャリア搬出ライン187は、空キャリア搬送ライン152からの供給量が多い場合、空キャリア101を一時的に保管する。
空キャリア101は、空キャリア搬出ライン187を直進するか、又は、バッファラインを経由して搬送される。空キャリア搬出ライン187は、検体キャリア搬出ライン182aと同様に、所定のバーコード読み取り位置の近傍にセンサ(図示省略)を備えている。センサは、空キャリア101のバーコードからキャリアIDを読み取る。外部接続モジュール180aは、当該キャリアIDをホストコンピュータ190へ送信する。このとき、外部接続モジュール180aは、空キャリア101が外部装置210へ搬出されたことをホストコンピュータ190へ通知する。ホストコンピュータ190は、この通知情報を用いてキャリア増減数を更新することができる。なお、バッファラインに空キャリア101が満杯の場合、外部接続モジュール180aは、空キャリア101を、中継ライン188及び空キャリア搬入ライン189を経由して、下流側の空キャリア搬送ライン152に戻す。
次に、空キャリア101が外部接続モジュール180aを介して外部装置210から検体検査自動化システム100へ搬入される場合について説明する。空キャリア搬入ライン189は、外部装置210から空キャリア101を受け取る。空キャリア搬入ライン189は、検体キャリア搬入ライン185と同様に、所定のバーコード読み取り位置の近傍にセンサ(図示省略)を備えている。センサは、空キャリア101のバーコードからキャリアIDを読み取る。外部接続モジュール180aは、当該キャリアIDをホストコンピュータ190へ送信する。このとき、外部接続モジュール180aは、空キャリア101が外部装置210から搬入されたことをホストコンピュータ190へ通知する。ホストコンピュータ190は、この通知情報を用いてキャリア増減数を更新することができる。
次に、ホストコンピュータ190が管理する各種情報を説明する。なお、以下では、本実施例で使用される情報が、テーブル構造として表現されているが、必ずしもテーブルによるデータ構造で表現されていなくてもよい。データ構造に依存しないことを示すために、以下で説明するテーブルを、単に「情報」と呼ぶことがある。
図3は、ホストコンピュータ190が管理するキャリア増減テーブルの一例である。キャリア増減テーブル300は、各外部装置210、220、230と各外部接続モジュール180a、180b、180cとの間でのキャリア増減数、及び、検体検査自動化システム100のシステム全体のキャリア増減数を管理する。図3の例において、外部接続1、2、3は、それぞれ、外部装置210、220、230に対応する。
キャリア増減テーブル300におけるキャリア増減数は、リセット動作が完了した時点を基準とした、キャリアの増減数を表す。リセット動作の詳細については後述する。例えば、キャリア増減テーブル300におけるキャリア増減数は、リセット動作が完了した時点を「0」とし、その増減数を正負の数値で示す。
なお、本例では、上記のキャリア増減数を用いてキャリア101の搬送を管理する構成を説明するが、これに限定されない。外部装置210、220、230へのキャリアの搬出数及びシステム内へのキャリアの搬入数に関連する他の形式の情報を用いて、キャリア101の搬送を管理してもよい。
ホストコンピュータ190は、外部接続モジュール180a、180b、180cからの通知を受けると、キャリア増減テーブル300の外部接続1、2、3のキャリア増減数を更新する。本実施例では、外部接続モジュール180a、180b、180cから外部装置210、220、230へキャリア(検体キャリア、空キャリア)101が搬出された場合、キャリア増減数を1減少させる。一方、外部装置210、220、230から外部接続モジュール180a、180b、180cへキャリア(検体キャリア、空キャリア)101が搬入された場合、キャリア増減数を1増加させる。
なお、図3の例では、検体検査自動化システム100が、複数の外部接続1、2、3(外部装置210、220、230)と接続しているため、各外部接続1、2、3ごとにキャリア増減数が管理される。これにより、異なる種類の外部装置を接続した場合でも装置の特性に合わせた制御を行うことが可能になる。図3の例では、外部接続1(外部装置210)におけるキャリア増減数は、上記の基準から−a個である。
図3のシステム合計は、外部接続1、2、3、のキャリア増減数の合計である。システム合計値を使用することで、システム全体でのキャリア数の制御が可能となる。なお、本例では、外部接続1、2、3のキャリア増減数の合計をシステム合計として定義したが、これに限定されない。例えば、検体投入モジュール110での検体投入数及び空キャリア搬送ライン152上の空キャリア101の数なども考慮して、システム合計を定義してもよい。
また、検体検査自動化システム100内に複数のキャリア循環経路を有する場合には、システム合計のほかに循環経路内合計を定義し、その循環経路内合計を用いてキャリア数の制御を行ってもよい。
図4は、ホストコンピュータ190が管理する閾値テーブルの一例である。閾値テーブル400は、キャリアの搬入を警告するためのキャリア搬入警告閾値401と、キャリアの搬入を中断するためのキャリア搬入中断閾値402と、キャリアの搬出を警告するためのキャリア搬出警告閾値403と、キャリアの搬出を中断するためのキャリア搬出中断閾値404と、優先順位405とを構成項目として含む。
この例では、キャリアの搬入/搬出を制限する処理として、「中断」処理を行う。「中断」とは、キャリアの搬入/搬出の動作を停止することを意味する。なお、キャリアの搬入/搬出を制限する処理は、これに限定されない。例えば、キャリアの搬入/搬出を制限する処理として、搬入/搬出のペースを落とすなどの他の処理が行われてもよい。
例えば、図3の外部接続1のキャリア増減数が、キャリア搬入警告閾値401を超えた場合、ホストコンピュータ190の表示部には、外部接続1からのキャリア(検体キャリア、空キャリア)の搬入が多いことを示す警告画面が表示される。図3の外部接続1のキャリア増減数が、キャリア搬入中断閾値402を超えた場合、ホストコンピュータ190は、外部接続モジュール180aに対してキャリア(検体キャリア、空キャリア)の搬入を中断するよう指示する。キャリア搬出警告閾値403及びキャリア搬出中断閾値404についても同様の処理が行われる。なお、システム合計の場合、全ての外部接続1、2、3との間でのキャリア(検体キャリア、空キャリア)の搬入/搬出について、警告処理及び中断処理が行われる。
閾値テーブル400は、各外部接続1、2、3との間のキャリア増減数に対する閾値、及び、検体検査自動化システム100のシステム全体のキャリア増減数に対する閾値を管理する。このように各外部接続1、2、3の閾値とシステム全体の閾値とを管理するのには以下の利点がある。各外部接続1、2、3との間でキャリアの増減数に偏りがある場合は、各外部接続1、2、3の閾値を用いればよい。一方、各外部接続1、2、3との間でキャリアの増減数に偏りがないが、システム全体としてはキャリアが多い又は減っているという状況があり得る。このような場合にも警告又は中断を行うことにより、システム全体でのキャリアの数を適切な範囲に保つことができる。このような制御を行うために、システム全体の閾値の絶対値は、外部接続1、2、3の閾値の合計の絶対値に比べて小さい。例えば、キャリア搬入中断閾値に関しては、システム全体の閾値(=30)は、外部接続1、2、3の閾値の合計(15+15+15=45)より小さく設定されている。
システム全体で搬入又は搬出の中断を行った場合には、中断解除後に複数の外部接続1、2、3から同時に搬出又は搬入の要求が起こることが考えられる。この場合には、あらかじめ設定された優先度の高い外部接続1、2、3からの搬出又は搬入を優先して行う。ホストコンピュータ190は、システム全体で搬入又は搬出の中断を行った後に、優先順位405の高い外部接続1、2、3から搬入又は搬出を開始する。オペレータが指定した優先度の高い外部装置からキャリアの搬入又は搬出を開始することができる。
なお、優先順位405が同じ値に設定されている外部接続1、2、3の場合には、(i)先に搬出入位置に到着した検体キャリア101を優先する、(ii)先にシステムに投入された検体キャリア101する、又は、(iii)同順位のモジュールで交互に搬入又は搬出を行うなどのシステム内でのルールを任意に設定してもよい。
閾値テーブル400における各種設定は、ホストコンピュータ190の入力部及び表示部を用いて、オペレータが任意の値に設定することが可能である。なお、検体検査自動化システム100内に複数のキャリア循環経路を有する場合には、システム合計のほかに、キャリア循環経路毎の合計値に対して各パラメータを設定するようにしてもよい。
次に、検体検査自動化システム100内の検体キャリア101増減を一定の範囲に管理するための、外部接続モジュール180aと外部装置210との間でのキャリア搬出の制御について説明する。
図5は、外部接続モジュール180aから外部装置210へのキャリア搬出の動作フローである。上述したように、本実施例では、検体キャリア101と空キャリア101は別の搬送ラインで搬送されているが、キャリアの搬出動作の制御については同じ動作であるため、図5のフローで説明する。
外部接続モジュール180aは、ホストコンピュータ190に搬出の可否を問い合わせる(S200)。当該問い合わせは、例えば、所定の時間間隔で行われてよい。
ホストコンピュータ190は、図3の外部接続1のキャリア増減数と、閾値テーブル400の外部接続1のキャリア搬出警告閾値403とを比較する(S201)。外部接続1のキャリア増減数がキャリア搬出警告閾値403よりも小さい場合、ホストコンピュータ190は、表示部に警告画面を表示する(S202)。一方、外部接続1のキャリア増減数がキャリア搬出警告閾値403以上の場合、ホストコンピュータ190は、外部接続モジュール180aに対してキャリア搬出動作を行うよう指示する(S204)。
ステップS202の後、ホストコンピュータ190は、図3の外部接続1のキャリア増減数と、閾値テーブル400の外部接続1のキャリア搬出中断閾値404とを比較する(S203)。外部接続1のキャリア増減数がキャリア搬出中断閾値404よりも小さい場合、ホストコンピュータ190は、外部接続モジュール180aに対してキャリア(検体キャリア、空キャリア)の搬出を中断するよう指示する(S205)。一方、外部接続1のキャリア増減数がキャリア搬出中断閾値404以上の場合、ホストコンピュータ190は、外部接続モジュール180aに対してキャリア搬出動作を行うよう指示する(S204)。なお、前述のようにキャリア搬出時には、ホストコンピュータ190が、キャリア増減数を1つ減少させる。
図6は、外部装置210から外部接続モジュール180aへのキャリア搬入の動作フローである。上述したように、本実施例では、検体キャリア101と空キャリア101は別の搬送ラインで搬送されているが、キャリアの搬入動作の制御については同じ動作であるため、図6のフローで説明する。
ホストコンピュータ190は、図3の外部接続1のキャリア増減数と、閾値テーブル400の外部接続1のキャリア搬入警告閾値401とを比較する(S211)。外部接続1のキャリア増減数がキャリア搬入警告閾値401よりも大きい場合、ホストコンピュータ190は、表示部に警告画面を表示する(S212)。一方、外部接続1のキャリア増減数がキャリア搬入警告閾値401以下の場合、ホストコンピュータ190は、外部接続モジュール180aに対してキャリア搬入動作を行うよう指示する(S214)。
ステップS212の後、ホストコンピュータ190は、図3の外部接続1のキャリア増減数と、閾値テーブル400の外部接続1のキャリア搬入中断閾値402とを比較する(S213)。外部接続1のキャリア増減数がキャリア搬入中断閾値402よりも大きい場合、ホストコンピュータ190は、外部接続モジュール180aに対してキャリア(検体キャリア、空キャリア)の搬入を中断するよう指示する(S215)。一方、外部接続1のキャリア増減数がキャリア搬入中断閾値402以下の場合、ホストコンピュータ190は、外部接続モジュール180aに対してキャリア搬出動作を行うよう指示する(S214)。なお、前述のようにキャリア搬入時には、ホストコンピュータ190が、キャリア増減数を1つ増加させる。
次に、外部接続モジュール180a、180b、180cが含まれる検体検査自動化システム100のリセットについて説明する。図7は、検体検査自動化システム100のリセット動作のフローである。
ここでは、外部装置210、220、230が、空キャリアをバッファリングする空キャリアバッファ部と、検体キャリアをバッファリングする検体キャリアバッファ部とを備えていることを想定する。
外部接続モジュール180a、180b、180cは、外部装置210、220、230内の空キャリアバッファ部が空になるまで、空キャリア101の搬入動作を繰り返し行う(S220、S221)。搬入動作の終了は、外部装置210、220、230との通信によって判定されてもよい。別の例として、搬入動作の終了は、あらかじめ定めたタイムアウト時間以上、外部装置210、220、230からの空キャリアの搬入がないことによって判定されてもよい。なお、外部装置210、220、230に空キャリアをバッファリングする機能が無い場合には、上記手順を省略してもよい。
外部接続モジュール180a、180b、180cは、外部装置210、220、230内の検体キャリアバッファ部が空になるまで、検体キャリア101の搬入動作を繰り返し行う(S222、S223)。搬入動作の終了は、外部装置210、220、230との通信によって判定されてもよい。別の例として、搬入動作の終了は、あらかじめ定めたタイムアウト時間以上、外部装置210、220、230からの空キャリアの搬入がないことによって判定されてもよい。なお、外部装置210、220、230に検体キャリアをバッファリングする機能が無い場合には、上記手順を省略してもよい。
外部接続モジュール180a、180b、180cは、外部装置210、220、230内の空キャリアバッファ部が満杯になるまで、空キャリア101の搬出動作を繰り返し行う(S224、S225)。搬出動作の終了は、外部装置210、220、230との通信によって判定されてもよい。別の例として、搬出動作の終了は、あらかじめ定めたタイムアウト時間以上、外部装置210、220、230が空キャリアを受け入れないことによって判定されてもよい。なお、外部装置210、220、230に空キャリアをバッファリングする機能が無い場合には、上記手順を省略してもよい。
上記手順により、外部装置210、220、230内の空キャリア及び検体キャリアを一旦搬入し、その後、空キャリアバッファ部を空キャリアで満たす。この手順により、外部装置210、220、230内のキャリア数を一定の値とすることができる。
なお、リセット動作は、外部接続モジュール180a、180b、180c内のキャリア数が一定の数となるような手順であれば、上記手順と異なる方法であってもよい。
外部装置210、220、230内のキャリア数を一定の値にする上記リセット動作が完了した時点で、図3に例を示した、キャリア増減数の情報をリセットする。ホストコンピュータ190は、図3のキャリア増減テーブル300の各キャリア増減数を初期値として0に設定する(S226)。なお、本実施例では初期値を0として記載しているが、0以外の値を初期値としてもよい。たとえば、外部装置210、220、230内の空キャリアバッファ部のキャリア数を初期値として登録することなどが考えられる。
上記のように、外部装置210、220、230内のキャリア数が一定の数となるようにリセット動作を行うことで、障害によりキャリアの増減情報が失われたとしても適切に復旧することが可能となる。
次に、キャリアバッファモジュール160を使用した空キャリア数の管理について説明する。キャリアバッファモジュール160は、システム100の内部の空キャリア101の数を適切に保つため、空キャリア101を保管するモジュールである。キャリアバッファモジュール160は、ホストコンピュータ190と通信する通信部を備えており、ホストコンピュータ190からの情報をもとに、空キャリア101の供給及び回収を行うように構成されている。
システム100の内部の空キャリアが減少した際には、キャリアバッファモジュール160は、空キャリア搬送ライン152へ空キャリア101を供給する。逆に、システム100の内部の空キャリアの数が多い場合には、キャリアバッファモジュール160は、空キャリア搬送ライン152から空キャリア101を回収し、一時保管する。
図8は、キャリア数の増減を補う動作のフローの一例である。以下では、外部装置210、220、230と外部接続モジュール180a、180b、180cとの間でキャリアが搬入/搬出された場合には、ホストコンピュータ190は、キャリア増減テーブル300のキャリア増減数を1つ増加又は減少させる。
キャリアバッファモジュール160は、一例として、所定の時間間隔で、ホストコンピュータ190にキャリア増減数の問い合わせを行う(S230)。ここでは、ホストコンピュータ190が、キャリアバッファモジュール160に対してシステム全体のキャリア増減数を返すことを想定する。
キャリアバッファモジュール160には、キャリア供給を判定するための第1の閾値及びキャリア回収を判定するための第2の閾値が設定されている。キャリアバッファモジュール160は、システム全体のキャリア増減数と第1の閾値を比較する(S231)。キャリアバッファモジュール160は、システム全体のキャリア増減数が第1の閾値よりも小さい(すなわち、キャリアの減少数がある基準値よりも大きい)場合、空キャリア搬送ライン152へ空キャリア101を供給する(S232)。キャリアバッファモジュール160は、空キャリア101を供給したことをホストコンピュータ190へ通知する(S233)。このとき、ホストコンピュータ190が、システム全体のキャリア増減数を1つ増加させる。
キャリアバッファモジュール160は、システム全体のキャリア増減数と第2の閾値を比較する(S234)。キャリアバッファモジュール160は、システム全体のキャリア増減数が第2の閾値よりも大きい(すなわち、キャリアの増加数がある基準値よりも大きい)場合、空キャリア搬送ライン152から空キャリア101を回収し、保管する(S235)。キャリアバッファモジュール160は、空キャリア101を回収したことをホストコンピュータ190へ通知する(S236)。このとき、ホストコンピュータ190が、システム全体のキャリア増減数を1つ減少させる。
なお、キャリアバッファモジュール160に保管された空キャリア101は、キャリア供給の際に再利用することができる。本実施例では、キャリアバッファモジュール160がホストコンピュータ190にキャリア増減数を問い合わせるものとして記載したが、キャリアバッファモジュール160がキャリア増減数を管理し、ホストコンピュータ190がキャリアバッファモジュール160にキャリアの搬入/搬出を報告するような構成としてもよい。
次に、検体ストッカ(外部装置210)へ収納した検体容器102の再検査依頼の際の動作を説明する。例えば、図示しない上位ホストから検体ストッカへ再検査検体の取出し依頼が出された場合、検体ストッカは、内部に保存している検体容器102を取り出し、空キャリア101に載せる。その後、検体ストッカは、外部接続モジュール180aへ検体容器102を搭載した検体キャリア101を搬入する。このとき、検体ストッカは、空キャリア101を使用するため、新たな空キャリア101の供給の要求を外部接続モジュール180aに対して出すものとする。
ホストコンピュータ190は、検体の再検査の依頼の情報に応じて、新たな空キャリア101の供給の要求を外部接続モジュール180aから受信する。ホストコンピュータ190は、受信した情報をもとに、必要となる空キャリア101の数をキャリアバッファモジュール160に通知する。キャリアバッファモジュール160は、必要となる空キャリア101を空キャリア搬送ライン152へ供給する。事前に空キャリア101を空キャリア搬送ライン152へ供給しておくことで、検体ストッカでの一時的な空キャリア不足状態を防ぐことができる。このため、システム全体の処理能力の低下を防ぐことができる。
図9は、再検査依頼時の空キャリア供給動作のフローの一例である。キャリアバッファモジュール160は、ホストコンピュータ190からキャリア供給の指示を受信する(S240)。次に、キャリアバッファモジュール160は、空キャリア搬送ライン152へ空キャリア101を供給する(S241)。キャリアバッファモジュール160は、空キャリア101を供給したことをホストコンピュータ190へ通知する(S242)。このとき、ホストコンピュータ190が、システム全体のキャリア増減数を1つ増加させる。
なお、本実施例では検体ストッカへ収納した検体への再検依頼について記載したが収容モジュール170へ収納した検体への再検査依頼に関しても同様の制御を行ってもよい。
次に、検体投入モジュール110、検体投入装置(外部装置230)から検体容器102を投入した際の空キャリア補充動作について説明する。検体の投入に伴い、システム内の空キャリア101が消費される。したがって、検体投入装置において大量の検体容器が投入された場合には空キャリア101の不足が生じる可能性がある。空キャリア101の不足は、結果として、システムの処理能力の低下につながる。これを補うように、キャリアバッファモジュール160が、空キャリア101を供給する。
図10は、検体投入時の空キャリア供給動作のフローの一例である。ホストコンピュータ190は、例えば、検体投入モジュール110での検体投入数をカウントする。キャリアバッファモジュール160は、検体投入モジュール110での検体投入数をホストコンピュータ190に問い合わせる(S250)。
キャリアバッファモジュール160には、キャリア供給を判定するための第3の閾値及びキャリア回収を判定するための第4の閾値が設定されている。キャリアバッファモジュール160は、検体投入数と第3の閾値を比較する(S251)。キャリアバッファモジュール160は、検体投入数が第3の閾値よりも大きい場合、空キャリア搬送ライン152へ空キャリア101を供給する(S252)。キャリアバッファモジュール160は、空キャリア101を供給したことをホストコンピュータ190へ通知する(S253)。このとき、ホストコンピュータ190が、システム全体のキャリア増減数を1つ増加させる。また、収容モジュール170にて検体容器102を収納した際に、ホストコンピュータ190が、検体投入数を減少させる。
キャリアバッファモジュール160は、検体投入数と第4の閾値を比較する(S254)。また、キャリアバッファモジュール160は、検体投入数が第4の閾値よりも小さい場合、空キャリア搬送ライン152から空キャリア101を回収し、保管する(S255)。キャリアバッファモジュール160は、空キャリア101を回収したことをホストコンピュータ190へ通知する(S256)。このとき、ホストコンピュータ190が、システム全体のキャリア増減数を1つ減少させる。
図10では、検体投入モジュール110での検体投入数に応じた空キャリア101の供給について説明したが、検体投入装置などの他の装置に関しても同様の処理を行ってもよい。
また、あらかじめ特定の時間に大量の検体が投入されることが分かっている場合には、キャリアバッファモジュール160が空キャリア101を供給し、空キャリア101の不足を防ぐことができる。これにより、システムの処理能力の低下を防ぐことができる。これは、入院患者の検体などが、一定の時間に、ある所定の数以上の検体投入が見込まれる際に有効である。
図11は、キャリアの定時供給動作のフローの一例である。ホストコンピュータ190は、タイムテーブルを管理する。タイムテーブルには、検体投入予定日時、検体投入予定数が登録されている。
登録された時刻になると、ホストコンピュータ190は、キャリアバッファモジュール160に空キャリア101の供給の指示を出す。キャリアバッファモジュール160は、ホストコンピュータ190からの指示を受信する(S260)。そして、キャリアバッファモジュール160は、空キャリア101を供給する(S261)。キャリアバッファモジュール160は、空キャリア101を供給したことをホストコンピュータ190へ通知する(S262)。このとき、ホストコンピュータ190が、システム全体のキャリア増減数を1つ増加させる。
ホストコンピュータ190は、所定の時間待機する(S263)。ホストコンピュータ190は、各種装置での検体投入数をカウントしている。ホストコンピュータは、所定の時間経過した後に、そのカウント中の検体投入数と、タイムテーブルに登録されている検体投入予定数とを比較する(S264)。ホストコンピュータは、検体投入数が検体投入予定数よりも小さい場合、キャリアバッファモジュール160に空キャリア101の回収の指示を出す。キャリアバッファモジュール160は、ホストコンピュータ190からの指示を受信する(S265)。そして、キャリアバッファモジュール160は、空キャリア101を回収する(S266)。キャリアバッファモジュール160は、空キャリア101を回収したことをホストコンピュータ190へ通知する(S267)。このとき、ホストコンピュータ190が、システム全体のキャリア増減数を1つ減少させる。
次に、上記の実施例の効果について説明する。従来では、キャリアが循環し、かつ、キャリアを外部装置との間で受け渡しを行うシステムにおいて、キャリアがシステム内部又は外部装置に偏ってしまうおそれがあった。このようなキャリアの数に偏りが生じた場合、空キャリアが必要な部位への空キャリアの供給が滞り、システムの処理速度が低下してしまう。また、特定の部位にキャリアが集中することによる渋滞が起こり、システムの処理速度が低下するおそれがある。以上の実施例によれば、キャリアが循環し、かつ、キャリアを外部装置との間で受け渡しを行うシステムにおいて、複雑な機構を備えることなく、システム内のキャリア数の不足または過剰状態を回避することができる。結果として、システムの処理速度の低下を防ぐことができる。
また、以上の実施例によれば、空キャリア101と検体キャリア101とが別の搬送ラインで搬送され、かつ、各外部装置210、220、230との間と、システム全体との間でキャリア増減数が管理される。したがって、搬送ラインに渋滞が発生することが防ぐことができる。また、処理速度の高いシステムを構築することが可能となる。
本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。上記実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることもできる。また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることもできる。また、各実施例の構成の一部について、他の構成を追加・削除・置換することもできる。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
上述の実施例において、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。全ての構成が相互に接続されていてもよい。
100 …検体検査自動化システム
101 …キャリア、空キャリア、検体キャリア
102 …検体容器
110 …検体投入モジュール
120 …遠心モジュール
130 …開栓モジュール
140 …分注モジュール
150 …搬送ライン
151 …検体搬送ライン
152 …空キャリア搬送ライン
160 …キャリアバッファモジュール
170 …収容モジュール
180a〜180c …外部接続モジュール
190 …ホストコンピュータ
210 …外部装置(検体ストッカ)
220 …外部装置(自動分析装置)
230 …外部装置(検体投入装置)
300 …キャリア増減テーブル
400 …閾値テーブル

Claims (9)

  1. 検体を処理する処理ユニットと、
    キャリアを搬送する搬送ラインであって、前記キャリアが前記検体を搭載した検体キャリアと空キャリアを含む、搬送ラインと、
    前記キャリアの搬送を制御する制御装置と、
    外部装置との間で前記キャリアの受け渡しを行う外部接続モジュールと、
    を備える検体検査自動化システムにおいて、
    前記制御装置は、前記外部接続モジュールでの前記キャリアの搬出入数に基づいて、前記検体検査自動化システム内の前記キャリアの数を一定の範囲に制御することを特徴とする検体検査自動化システム。
  2. 請求項1に記載の検体検査自動化システムにおいて、
    前記制御装置は、前記搬出入数と閾値とを比較することにより、前記外部接続モジュールでの前記キャリアの搬出又は搬入を制限することを特徴とする検体検査自動化システム。
  3. 請求項2に記載の検体検査自動化システムにおいて、
    前記制御装置は、前記キャリアの搬出又は搬入を制限した後、優先度に基づいて前記キャリアの搬出又は搬入を開始することを特徴とする検体検査自動化システム。
  4. 請求項2に記載の検体検査自動化システムにおいて、
    前記外部装置を複数備え、
    前記制御装置には、各外部装置に関する閾値とシステム全体の閾値が設定されており、前記システム全体の前記閾値の絶対値は、各外部装置に関する前記閾値の合計値の絶対値より小さいことを特徴とする検体検査自動化システム。
  5. 請求項1に記載の検体検査自動化システムにおいて、
    前記空キャリアを保管するキャリアバッファモジュールを備え、
    前記キャリアバッファモジュールは、前記検体検査自動化システム内の前記空キャリアの数を所定の範囲に収めるように構成されていることを特徴とする検体検査自動化システム。
  6. 請求項5に記載の検体検査自動化システムにおいて、
    前記キャリアバッファモジュールは、前記搬出入数と閾値とを比較することにより、前記空キャリアを前記搬送ラインに供給又は前記空キャリアを前記搬送ラインから回収することを特徴とする検体検査自動化システム。
  7. 請求項5に記載の検体検査自動化システムにおいて、
    前記キャリアバッファモジュールは、前記検体の再検査の依頼の情報に応じて、前記空キャリアを前記搬送ラインに供給することを特徴とする検体検査自動化システム。
  8. 請求項5に記載の検体検査自動化システムにおいて、
    前記キャリアバッファモジュールは、前記処理ユニットでの検体投入数に応じて、前記空キャリアを前記搬送ラインに供給又は前記空キャリアを前記搬送ラインから回収することを特徴とする検体検査自動化システム。
  9. 請求項1に記載の検体検査自動化システムにおいて、
    前記搬出入数は、ある時点を基準とした、前記外部接続モジュールと前記外部装置との間での前記キャリアの増減数であることを特徴とする検体検査自動化システム。
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