JP2015118020A - 分類収納装置、分類収納装置を備えた前処理システム - Google Patents

分類収納装置、分類収納装置を備えた前処理システム Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、システムの省スペースを実現しつつも、多数の検体種別を細分化した分類先に十分に分類可能となる分類収納装置および当該分類収納装置を備えた検体処理システムを実現することを目的とする。【解決手段】識別子を有し、複数本の検体容器を収容するトレイと、前記トレイの識別子を読み取るトレイ情報読み取り装置と、キャリアに付された識別子あるいはキャリアに搭載されて搬送される検体容器に付された識別子から検体種別を読み取る検体情報読み取り装置と、前記キャリアと前記トレイとの間で検体容器を移送する移送手段と、を備えた検体収納装置において、前記トレイに収容する検体種別の割り当てを、当該トレイの識別子に関連付けて設定する画面を表示する表示装置と、前記画面での設定に基づいて、前記移送手段の動作を制御することにより、前記検体情報読み取り装置で読み取った検体種別に基づいて当該検体容器を設置するトレイを制御する制御手段と、を備えたことを特徴とした、検体収納装置である。【選択図】図3

Description

本発明は、検体の分類収納装置に関し、特に、収納される検体の属性を判別に基づいて分類して収納することが可能な検体収納装置および当該検体分類装置を備えたシステムに関する。
病院や検査施設では、臨床検査のために血液や尿などの検体を分析するが、患者などからの検体は必ずしもそのまま分析装置に供されるとは限らず、分析のための前処理として遠心分離や分析のための小分けが行われる場合がある。そのような前処理および分析までの自動化したシステムが検体処理システムである。
たとえば、特許文献1には、検体処理システムにおいて、処理時に発生した異常検体の種類を容易に把握できるようにして、復帰処理の際に操作者が画面や帳票を参照する手間をなくすことを目的とし、処理の終了した検体を分類収納する収納部に複数の検体トレイを設置して、トレイごとに検体を分類して搬出するようにした検体前処理装置が開示されている。
国際公開第11/148897
近年の検体前処理には、検体検査の多様化、および検査業務の省力化推進に対応しながらも、システムとして省スペース化が求められている。特許文献1に記載の検体処理システムでは、分類収納モジュール上に複数の収納トレイを有し、各トレイの設置場所に対応して検体の分類割付けを行っている。つまり、設置されるトレイに関係なく、特定の設置場所におかれたトレイには同じ種類の検体容器が割り付けて収納される。当該システム内で処理された検体の種別や分類先が少ない場合には、当該システムでも問題なく分類収納可能であるが、取り扱う検体の種別が多い施設で運用する場合や、検体の分類が細分化している施設で使用する場合には、システム内に多数の分類トレイを設置するために複数台の分類収納モジュールを追加することになり、システム全体の移設スペースが増大する。
本発明の目的は、システムの省スペースを実現しつつも、分類する検体種別を細分化した場合にも十分に分類可能となる分類収納装置および当該分類収納装置を備えた検体処理システムを実現することにある。
上記課題に鑑み、本発明は以下の通りである。
すなわち、識別子を有し、複数本の検体容器を収容するトレイと、前記トレイの識別子を読み取るトレイ情報読み取り装置と、キャリアに付された識別子あるいはキャリアに搭載されて搬送される検体容器に付された識別子から検体種別を読み取る検体情報読み取り装置と、前記キャリアと前記トレイとの間で検体容器を移送する移送手段と、を備えた検体収納装置において、前記トレイに収容する検体種別の割り当てを、当該トレイの識別子に関連付けて設定する画面を表示する表示装置と、前記画面での設定に基づいて、前記移送手段の動作を制御することにより、前記検体情報読み取り装置で読み取った検体種別に基づいて当該検体容器を設置するトレイを制御する制御手段と、を備えたことを特徴とした、検体収納装置である。
本発明によれば、上記特徴により、収納モジュールに到着した検体を分類収納する際に使用するトレイを、多様な種別の検体の収納に割り付けることが可能となり、検体収納モジュールの運用をフレキシブルに実行可能である。
また、搬送される検体容器の種別に基づき、オペレータに対して必要なトレイ情報を提供してトレイの設置を促すことで、より効率の良いトレイ交換を実現することが可能となる。
本発明の一実施例における検体収納装置の構成図 検体収納装置による到着検体処理動作フロー図 到着した検体の収納場所判定動作フロー図 本発明の一実施例における収納トレイ条件の設定を登録する画面 本発明の一実施例におけるトレイ移載条件の設定を登録する画面 本発明の一実施例における収納検体情報を表示する画面 本発明の一実施例における検体搬送システムの全体図
本発明の一実施例を、以下の図面を用いて説明する。
図7は本発明に係る検体搬送システムの全体図である。図7において、600は検体投入装置であり、親検体は通常、検体投入装置600から当該検体前処理システム内に投入される。610は遠心分離装置であり、遠心対象検体を自動で遠心機内のロータに設置して遠心分離処理を行い、搬出する。620は自動開栓装置であり、到着した検体の栓を自動で開栓する。630は自動バーコード貼り付けユニットあり試験管等の容器にバーコードラベルを自動で貼り付ける。640は容器及びキャリアの自動供給ユニットであり、容器を自動でキャリアに設置して搬出する。650は分注ユニットであり、親検体から別の容器に検体を分注し子検体を生成する。
子検体は、自動分析装置で分析する目的や、保存検体として生成されるものがあり、分注ユニット650から他のユニットを経由することなく自動分析と接続されている搬送ラインへ直接搬送されて自動分析装置へ運ばれる。
親検体は、検体処理自動化システム内に設けられた戻り搬送ライン22で搬送され、閉栓機660で検体の入っている容器に栓を取り付け、収納部10に収納される。処理を終了した子検体、或いは親検体を搬出する搬送するラインと直交するラインを設け、また戻りライン22を検体処理自動化システム内に設けることで自動分析装置へ搬送する検体を他のユニットを経由することなく最短時間での搬送を実現している。
図7のシステム構成図は一例であり、実際には規模や、運用方法が各ユーザで異なるため、検体前処理システムを複数台設置する場合や、一台の検体前処理システム内で処理部を複数台で構成する場合もある。
また、設置面積や運用上の都合、予算費用の関係などで、必要処理部の追加、または不要な処理部を検体前処理システムの構成から外すことも可能である。分析装置接続ラインを増やすことで、複数台の自動分析装置との接続も可能であり、検体前処理システムはユーザの都合で自由かつ柔軟に構成することができる。
図1は本発明を適用する検体処理システムにおける検体収納モジュール10のブロック図である。ここでは、当該モジュールに到着した搬送キャリアに搭載されている検体のトレイへの移載機能、トレイ上に収納されている検体を空の搬送キャリアへ取出し機能、搬送キャリアを当該モジュールに対して通過搬送させる機能、といった種々の機能を有する収納モジュールが実装されることを想定している。これらの搬送及び検体の取扱いに関しては、検体処理システムを操作する機能を有する操作部コンピュータ1、操作および装置状況を確認するための画面を表示するディスプレイ、操作部コンピュータ1と検体収納モジュール間とで情報を共有する装置間インターフェース3を介在して行うことを想定している。
遠心分離装置610、自動開栓装置620、自動バーコード貼り付けユニット630、分注ユニット650などの装置や、当該検体前処理システムと接続される分析システムを経由し、戻り搬送ライン22および搬送ライン25によって検体収納モジュールに戻される。検体収納モジュールに収納されるべき検体である場合には、検体用キャリア搬送分岐機構40,41等を適切に駆動させることにより、搬送ライン20上へと搬入される。
搬送ライン20上で検体ストッパ機構37により一時停止される。検体用キャリアID読み取り機構30により検体キャリア80に付されたキャリアID情報を読み取る。検体抑え兼回転機構60が検体容器を押さえながら回転させ、検体バーコード読み取り装置70により検体容器の側壁に貼付されたバーコードラベルを読み取り、検体ID情報を取得する。ここで読み取ったキャリアID情報を操作部コンピュータ1に問い合わせ、搬送された検体をトレイに収納すべきか否かを判定する。なお、このときバーコード読み取り装置70により読み取った検体ID情報に基づいて判断を行ってもよい。
検体収納トレイに収納すべき検体であると判断された場合は、図示しない検体チャック機構により検体キャリア80上の検体容器をつかみ上げ、後述する方法で決定される適切な検体収納トレイの適切な位置に検体容器を収納する。検体容器が取り除かれた空の検体キャリア80は、搬送ライン20を介して検体収納モジュールから搬出される。
なお、検体収納トレイを設置可能な各レーンには複数のトレイ用ID読み取り機構55として、RFIDアンテナが設けられている。後述するように本願発明においては、複数種類のトレイを使用可能とするため、一つのレーンには所定の間隔ごとにアンテナが設けられているものとする。アンテナを設ける間隔としては、収容する検体容器の本数が少ないトレイの大きさに合わせて設けられている。
なお、検体収納トレイに収納されている検体容器は、再検などのために取り出すことが可能である。その場合は、空の検体キャリア80が搬送ライン20に搬送される。検体キャリア80が検体ストッパ機構37によって搬送ライン20上に一時停止させられ、その間に検体用キャリアID読み取り機構30によりキャリアID情報を読み取られる。読み取ったキャリアID情報は操作部コンピュータ1に送信され、当該検体キャリアに検体容器が搭載されていないことが確認される。
取り出し指示がされている検体容器を収納している検体収納トレイおよびそのトレイ上の位置情報が、操作部コンピュータ1から送信され、図示しない検体チャック機構が当該検体容器をチャッキングして検体収納トレイから検体キャリアへと載せ換える。検体キャリア80に載せられた検体容器に貼付されたバーコードラベルを検体バーコード読み取り装置70により読み取り、操作部コンピュータ1に送信する。操作部コンピュータ1は、図示しない記憶部に、検体ID情報と検体キャリアID情報とを関連付けて記憶する。その後、検体ストッパ機構37の停止状態を解除して、検体容器を他の装置、ユニット、システムに搬送する。
なお、以下に説明する実施例は一例にすぎないため、予め操作部コンピュータ1から検体の到着をトリガーとして対応すべき処理を行うようなパラメータ情報を受け取っておき、収納モジュールに到着する検体の属性を判断しながら収納モジュールが実施可能な動作を開始する方法でも構わない。
次に、図1の検体収納モジュールにおける実際の検体収納動作について説明する。
オペレータは、システムでの検体前処理動作を実施する前に、収納モジュールに対して設置するトレイに割り付けられるトレイ種別情報及び、収納すべき検体が到着した場合の振る舞いを操作部コンピュータ1により設定する。ここで、検体収納モジュール10は検体を収納するために使用する収納トレイを保持可能な四つの収納レーン51、52、53、54を備えている。各レーン上には、異なる本数の検体容器を収容可能な複数種類のトレイが設置可能である。本実施例においては、一つのレーンでは最大で100本の検体容器を収容可能であり、トレイの種別としては25本トレイ、50本トレイ、100本トレイなどが設置可能であるとする。設置されるトレイは、レーンの最大範囲を超えない範囲で任意に組み合わせられるものとする。
本実施例において、レーン上に設置されるトレイは、ユニークID情報、オペレータがトレイを目視で認識可能とするためのトレイ識別番号、トレイ上に収納可能な本数によるトレイのタイプ識別情報などを有する。ユニークID情報およびトレイのタイプ識別情報などの情報は、トレイに貼付されたRFIDタグ(図示せず)に書き込まれており、トレイがレーン上に設置された際にレーンに埋め込まれたRFIDアンテナ55により読み込まれることで識別される。RFIDタグに代えて、ICチップやバーコードなどの他の情報識別子による方法であっても良い。また、オペレータが目視で判断するトレイ識別番号は、トレイ自体に目視可能な番号が印字されていても良いが、トレイ自体の色や、トレイの種別に応じて貼付されたシールなど、オペレータが目視でトレイの種別を識別できる方法であれば手段を問わない。
検体収納モジュールに分類される検体容器には、検体ID、患者ID、または検査IDなどの情報が印字されたバーコードラベルが貼付されており、検体処理システム上では当該バーコードを読み取ることによって個別の検体が識別されている。検体の識別方法においては、上記の方法に限るものではなく、たとえば固有のID情報を記憶したRFIDタグやICチップなどを検体容器ごとに設けても良い。なお、検体容器は一般的に、複数本の検体容器を搬送可能なラックや、一本の検体容器を搬送可能な検体ホルダといった部材に搭載され、検体処理システム内を搬送されることが一般的である。そのため、ラックや検体ホルダに設けられたバーコード、RFIDタグ、ICチップなどの識別子で検体の識別を行っても良い。
検体収納モジュールに搬送された検体は、検体収納モジュールの検体バーコード読み取り装置70によって検体容器に貼付されたバーコードが読み取られ、検体の種別や分類すべき収納トレイの種類を識別する。検体ホルダから検体容器を抜き取り、収納トレイ上に設置すると、その検体に関する情報と当該検体を収容したトレイ識別情報およびトレイ上の位置が関連付けられて、操作部コンピュータ1内のデータベース内(図示せず)に記憶される。
図4は検体収納モジュールにて使用されるトレイを分類するための、トレイ種別割付設定画面の一例である。
各トレイの割り付けは、トレイ種別割付設定画面にて、登録開始番号エリア340および登録終了番号エリア350に使用するトレイのユニークID情報を入力し、この範囲内のユニークID情報を持つトレイの用途をトレイ種別指定エリア360により定義することにより実施する。これらの操作によって割り付けられたトレイの情報は、トレイ種別割り付けテーブル300にて確認することができる。
割り付けるトレイの種別としては、たとえば、用手分析に供される検体を収納する用手トレイ、保存検体を収納する保存トレイ、臨床分析装置での分析のために装置へと投入される検体を収納する臨床トレイ、異なる種別の検体を共通に収納する共通トレイ、といった種別が考えられるが、他の種別に基づいて分類しても良い。なお、本実施例において共通トレイとは、到着した検体の一時保存用トレイとして、到着した検体の属性に関係なく、一時保管用に用いられるトレイを意味する。
トレイ上に移載された検体の情報は、トレイ識別情報と関連付けられて操作部の記憶領域に記憶されるが、この情報を消去するタイミングは、削除タイミング指定エリア320により指定される。削除タイミングとしては、一度検体収納トレイから取り外された検体トレイが再度検体収納モジュールに投入されたタイミング、操作部からオペレータにより操作指示されたタイミングが考えられるが、他のタイミングで消去しても良い。
設定が完了したら、追加370ボタンの起動によりトレイ種別割り付けテーブル300に情報追加を行う。削除ボタン380を入力すれば、トレイ種別割り付けテーブル300に情報を追加することなく、トレイの割り付け作業を終了する。
既にトレイ種別割り付けテーブル300に登録済みの情報を変更するためには、トレイ種別割り付けテーブル300から変更したい情報を選択し、削除380ボタンで一旦消去する。その後、再びトレイ情報のパラメータを設定後に追加370ボタンによる登録を行う。
以下に、本発明の実施例1における検体収納処理の詳細について記載する。
収納モジュールでは、オペレーション開始時に、レーン上に設置されるトレイ情報をRFIDアンテナを介して全て読み込み、レーンをLock状態にする。オペレーション動作中は当該モジュールが保有するトレイ設置用のレーンをLockした状態で運用している。これは、到着した検体の移載動作途中に、オペレータが移載対象となるトレイを交換することを防止するためである。読み込んまれたトレイ情報は操作部コンピュータ1に通知され、操作部コンピュータ1で記憶することで情報の共有化をしている。
オペレーション動作中、オペレータは任意のタイミングでレーンLock状態を解除することができる。収納モジュールでは、オペレータが指示したレーンLock解除要求に対し、到着検体または、トレイ間での検体移載が行われないようにスケジューリングしながらレーンLockの解除を行う。Lockが解除されたレーンは一時的に収納動作が行えない状態に遷移するが、オペレータにより新たなトレイが設置され、再びレーンLock状態に遷移することで、検体の収納が可能となる。収納モジュールでは、Lock解除されたレーンが再びLockされた場合にもレーン上に設置されるトレイ情報を全て読み込み操作部コンピュータ1に通知する。
システムがオペレーション状態に遷移すると、収納モジュールは検体キャリア80の到着を監視する(ステップ101)。本実施例において、検体キャリア80はユニークなキャリアID情報を有しており、当該キャリアID情報は検体キャリアに備えられたRFIDに記憶されている。キャリアを搬送する搬送レーンの近傍に備えられたRFIDリーダにより、キャリアID情報が取得され、搬送や各種処理が制御されている。
検体キャリア80の到着を検知すると、RFIDリーダ31によりキャリアID情報を読み込む(ステップ102)。読み取ったキャリアID情報を操作部に問い合わせることにより、この検体キャリア80がどのような目的で使用されるものなのかを判別する(ステップ103)。たとえば、検体容器を搭載した検体キャリア80が到着した場合には、当該検体容器を検体収納モジュールに収納するかあるいは素通りさせるか、といった判別や、検体収納モジュールに収納すべき検体であればどのトレイに収納させるべきか、といった判別である。また、検体容器を搭載していない検体キャリア80が到着したことを検知した場合は、当該検体キャリアは検体収納モジュール内に収納されている検体を取出すものである、と判別する。
検体キャリア80が、検体を検体収納モジュールに収納する目的で到着したと判別した場合、操作部コンピュータ1内に記憶された情報から、レーン上に設置されているトレイのうち当該検体を収納可能なトレイが設置されているかの確認をする(ステップ104)。トレイが設置されている場合は到着した検体を検体キャリア80から対象トレイに移載し収納する(ステップ105)。移載結果を操作部コンピュータ1に通知する。また、移載可能なトレイが設置されていない場合、操作部コンピュータ1を介してトレイの設置要求を通知することで、オペレータに対してトレイの設置を促す(ステップ108)。オペレータが新たなトレイを設置したことを検出すると、ステップ104に戻って検体が収納可能であるか否かを判断する。
検体キャリア80が、既に検体収納モジュール内に収納されている検体を取り出す目的で到着したと判別した場合、取り出すべき検体がレーン上のどのトレイのどのポジションに収納されているかを検索する(ステップ109)。検索結果に基づいて、図示しない検体チャック機構により当該検体をトレイ上から検体キャリア80上に対象検体を移載し(ステップ110)、検体抑え兼回転機構60により検体が格納されている容器を回転させながら検体バーコード読み取り装置70により検体容器に張られているバーコードを読み取る。これにより検体容器に貼付されたバーコードから検体ID情報を取得し、検体ID情報(検体属性)とキャリアID情報を関連付けて操作部コンピュータ1内に記憶させる(ステップ111)。また、検体を取り出したことによりトレイ上の検体情報が変化するため、移載結果112を操作部コンピュータ1に通知する(ステップ112)。処理が完了した検体キャリア80は当該モジュールから搬出搬送される(ステップ107)。
本実施例によれば、レーンの位置に対応してトレイの分類を固定することなく、検体容器の収納処理を実行できるため、曜日や時間帯によって生じる分類の違いに対して柔軟に対応することが可能となる。たとえば、用手トレイに分類される検体が多いタイミングと、臨床トレイに分類される検体が多いタイミングなど、各検査室の特徴にしたがって収納できる検体の分離をフレキシブルに変えることにより、オペレータがトレイを交換する手間を省くことができる。レーン上にトレイが設置されていない場合は、トレイの設置をオペレータに促すことができるので、オペレータは必要最低限のトレイのみを設置することが可能である。
第二の実施例を図3のフローチャートを用いて説明する。本実施例では、レーン上に共通トレイを設置した場合の収納方法について説明する。
レーン上に共通トレイが設置されている場合、検体収納モジュールに検体容器を搭載した検体キャリア80が搬送されてきたことを検出すると、当該検体容器は一時的に共通収納トレイに格納される(ステップ208)。
共通収納トレイに検体容器が収納されている場合、次の検体が到着するまでの間に、オペレータからの検体移載動作指示があったか否かを判断する。移載指示に関しては後述する。移載指示があった場合には、トレイ間で移載可能な検体の有無を検出する(ステップ201)。移載可能な検体が検出された場合、移載先のトレイが設置されているか、また、そのトレイ上に検体を移載するポジションとしての空きがあるかなどの条件判断を行う(ステップ202)。トレイが設置されており、かつ、ポジションの空きが検出されれば、共通収納トレイから指定された移載専用トレイへ検体移載を行い(ステップ204)、移載結果と移載後のトレイの状況を操作部コンピュータ1に通知する(ステップ205)。
移載先のトレイが設置されていない、あるいは設置されているが検体容器を収納できるポジションの空きがない場合には、トレイ間の移載は行わず、次の検体キャリア80の到着の監視を行う(ステップ206)。
次の検体キャリア80が検体収納モジュールに到着したことを検出すると、バーコードリーダによる検体ID情報の取得、あるいはRFIDリーダによるキャリアID情報の取得を行う(ステップ207)。検体容器は一時的に共通トレイに格納される(ステップ208)。なお、ここで共通トレイがレーン上に設置されていない場合、あるいは新たな検体容器を設置するポジションがない場合には、操作部コンピュータ1を介してオペレータに収納トレイを設置するよう促すか、共通トレイ上の検体を移載処理を行うよう促すための報知を行う(ステップ210)。
共通トレイに設置可能である場合には、当該検体容器を共通トレイ上の空きポジションに格納する(ステップ209)。格納後のトレイ状況を操作部コンピュータ1に通知し(ステップ211)、空の検体キャリア80は検体収納モジュールから排出する(ステップ212)。
ここで、収納モジュールでは処理能力の低下を抑える目的で、到着検体の共通収納トレイへの移載とトレイ間の検体移載を効率的に行うよう、監視を切換える工夫などが施されてている。これにより、検体収納モジュールに対して暫く検体キャリア80が到着しないような状況下では、共通収納トレイから指定された移載専用トレイへの検体移載が連続して実施されたり、指定された移載専用トレイが未設置、あるいは空きポジションが無い状況下が続けば、到着した検体キャリア80から共通収納トレイへの検体移載を連続して動作させられるように構築される。
また、収納モジュールには検体を収納する際に検体の到着順や依頼の受付け番号順に分別して収納することが要求される場合があるため、到着検体の移載先判定にも工夫が施される。例えば、既に同一の移載専用トレイへ移載すべき検体が複数本共通収納トレイに格納された状態で、次の検体キャリア80が到着した場合、到着した検体の移載先は共通収納トレイと判断する。これは、到着した検体キャリア80に対する処理の遅れによりシステム上の搬送ラインに検体キャリア80による渋滞を引き起こさないようにするとともに、検体の到着順や依頼の受付け番号順に分別することに対応させるためである。
図5,6を用いて、共通収納トレイからオペレータが指定した移載専用トレイへ検体を移載する方法を説明する。図5はオペレータが移載を指示する移載動作設定画面の一例であり、図6は検体収納モジュールに設置されているトレイの状況を示すモニタ画面の一例である。
オペレータは、後述する収納モニタ500で各トレー上の検体収納状況を確認し、共通収納トレイから特定検体用のトレイへの検体移載の実行を指示する場合には図5の移載動作設定画面から指示を行う。
オペレータは、1つのレーンに対するレーンLockが解除された時点で、トレイ間での検体移載が行われなくなるのは効率が悪いことにも成り得るため、共通収納トレイからの取出し対象を複数の特定検体用のトレイとする指定450や、その移載行為に着手する優先順の指定410、トレイ交換により移載動作を継続/中断するかの指定440などを併せて設定することでトレイ交換による検体処理の効率低下を回避させる。
また、検体前処理システム内に投入された検体の本数などが正確に把握出来ている場合、一時的に移載停止470を行い、全て回収収納された検体を移載するための特定検体用のトレイは移載動作の対象から除外指定450し、移載すべき検体用の特定検体用トレイをより多く設置することで回収収納効率を向上させることも可能になる。
単独の検体のみを優先して回収したい場合には、回収すべき検体のみの移載を動作対象450に指定して当該検体の移載設置用トレイをレーン上に配置して行っても良い。
なお、検体の移載動作はシステムがオペレーション中に行われる動作であるため、オペレーションの停止動作には移載停止470がリンクして実施される。
トレイ自体に使用目的を持たせて検体収納を行えるようにした場合、オペレータの指示によりトレイ間での検体移載動作を行うことが可能となるが、これを効率的に行っていくためにはオペレータに対して現在の収納状況を細かく提示する必要が生じる。そこで、収納モジュールに関する検体の収納/取出し情報や、トレイの交換情報を操作部コンピュータ1を介して共有する。操作部コンピュータ1では、これら通知された情報を基にして、トレイの設置状況や設置されているトレイ上にどの程度検体が保有されているかを収納モニタ情報として開示する。
収納モニタ情報画面には、トレイモニタ500と検体ポジションモニタ510・520が表示される。トレイモニタ500は、現在レーン上に設置されている全てのトレイに関する情報として、トレイ種別、トレイ番号、当該トレイ上の検体設置数、トレイ設置時刻が表示される。なお、本実施例においてレーン上に設置可能なトレイには、25本収納用トレイ、50本収納用トレイ、100本収納用トレイなど、異なる本数の容器を収容可能なトレイタイプがあるため、トレイモニタ500では設置されたトレイの収納可能本数により表示情報が集約されていることが望ましい。
検体ポジションモニタとしては、共通収納トレイ上の検体情報を表示する検体ポジションモニタ510と、トレイ種別が割付けられたトレイ上の検体情報を表示する検体ポジションモニタ520がある。
共通収納トレイに関する検体ポジションモニタ510では、トレイ上に設置された検体の患者氏名に関する情報、検体ID情報、移載先トレイ種別情報、移載先トレイ状況に関する情報などが表示される。なお、ここで移載先トレイ種別とは、検体ID情報ごとに予めオペレータが設定する情報に基づいて決定される情報であり、共通収納トレイに一時的に格納されている検体が最終的に収納されるべきトレイを示す情報である。オペレータは、検体ポジションモニタ510を参照することにより、共通トレイ上に格納されている検体を移載するために設置すべき移載先トレイの種別、移載先トレイの容量、また、移載先トレイは設置済みまたは使用可能な状況なのかなどを判断することができ、効率的な移載先トレイの設置が行える。
種別が割り付けられたトレイ上の検体情報を表示する検体ポジションモニタ520では、患者氏名に関する情報、検体ID情報、分注グループ情報、当該検体状況に関する情報などが表示される。設置された検体がどのような分注グループに属した検体であるかを表示することで、当該検体に対してどのような処理が施されたのかを判断することができ、また、当該検体に対して再検依頼などによる検体の取出し指示があるかなどを確認することができる。
オペレータは、収納モニタ画面より取得した情報を基にしてトレイを交換することで、検体を迅速に集めることや、トレイの設置/交換のタイミングを掌握することができる。また、トレイの設置位置を意識しないで、回収すべき検体を設置するために登録されたトレイを設置することで必要な検体を回収できるため、収納状況に応じたレーンやトレイの効率活用が行える。
1:操作部コンピュータ
2:操作部コンピュータディスプレイ
3:インターフェース
10:検体収納モジュール
20:検体搬送ライン
21:追い越し搬送ライン
22:戻り搬送ライン
23:追い越し搬入搬送合流ライン
24:追い越し搬出搬送合流ライン
25:戻りループ搬送ライン
30、31、32:検体用キャリアID読み取り機構
35、36、37、38、39:検体ストッパ機構
40、41、42:検体用キャリア搬送分岐機構
50:収納検体設置トレイ
50、51、52、54:収納トレイ設置レーン機構
55:トレイ用ID読み取り機構
60:検体抑え兼回転機構
70:検体バーコード読み取り装置
80:検体搬送キャリア
101:検体到着検知ステップ
102:検体キャリアID取得ステップ
103:到着キャリアへの処理判定ステップ
104:収納可能なトレイ設置状況確認ステップ
105:収納トレイ検体移載ステップ
106:収納トレイ状況報告ステップ
107:検体キャリア搬出ステップ
108:収納トレイ設置要求通知ステップ
109:取出し検体検索ステップ
110:取出し検体キャリア移載ステップ
111:取出し検体ID取得ステップ
112:収納トレイ状況報告ステップ
113:取出し検体未検出報告ステップ
201:トレイ間移載待ち検体有無判定ステップ
202:移載待ち検体用収納トレイ設置有無判定ステップ
203:移載待ち検体用収納トレイ設置要求通知ステップ
204:移載待ち検体のトレイ移載ステップ
205:収納トレイ状況報告ステップ
206:到着検体有無判定ステップ
207:到着検体の検体ID/キャリアID取得ステップ
208:共通収納トレイ設置有無判定ステップ
209:到着検体のトレイ移載ステップ
210:共通収納トレイ設置要求通知ステップ
211:収納トレイ状況報告ステップ
212:検体キャリア搬出ステップ
300:トレイ種別設定情報テーブル
310、320、330、340、350、360:トレイ種別設定情報テーブル設定パラメータ
370:設定パラメータによるトレイ種別設定情報テーブル追加
380:トレイ種別設定情報テーブル情報削除
400:トレイ間移載設定情報テーブル
410、420、430、440、450:トレイ間移載設定情報テーブル設定パラメータ
460:設定パラメータによるトレイ間移載動作開始指示
470:トレイ間移載動作停止指示
500:トレイモニタ
510:共通収納トレイ上のポジション毎検体モニタ
520:トレイ種別割付けトレイ上のポジション毎検体モニタ

Claims (8)

  1. 識別子を有し、複数本の検体容器を収容するトレイと、
    前記トレイの識別子を読み取るトレイ情報読み取り装置と、
    キャリアに付された識別子あるいはキャリアに搭載されて搬送される検体容器に付された識別子から検体種別を読み取る検体情報読み取り装置と、
    前記キャリアと前記トレイとの間で検体容器を移送する移送手段と、を備えた検体収納装置において、
    前記トレイに収容する検体種別の割り当てを、当該トレイの識別子に関連付けて設定する画面を表示する表示装置と、
    前記画面での設定に基づいて、前記移送手段の動作を制御することにより、前記検体情報読み取り装置で読み取った検体種別に基づいて当該検体容器を設置するトレイを制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする検体収納装置。
  2. 請求項1記載の検体収納装置において、
    前記表示装置は、前記トレイの識別子に関連付けて設定された検体種別の割り当て情報を消去する手段を有することを特徴とする検体収納装置。
  3. 請求項1記載の検体収納装置において、
    搬送された検体容器を収納するよう割り付けられたトレイが当該検体収納装置上に設置されていないことを識別した場合に、適切なトレイの設置を促す旨を報知する報知手段を備えたことを特徴とする検体収納装置。
  4. 請求項1記載の検体収納装置において、
    前記トレイは、複数種類の検体種別を一時的に格納する共通収納トレイを含み、
    前記共通収納トレイに格納された検体容器は、検体種別にしたがって適切な他のトレイに載せかえられることを特徴とする検体収納装置。
  5. 請求項4記載の検体収納装置において、
    前記共通収納トレイに格納された検体容器を載せかえるように割り付けられたトレイが当該検体収納装置上に設置されていないことを識別した場合に、適切なトレイの設置を促す旨を報知する報知手段を備えたことを特徴とする検体収納装置。
  6. 請求項1記載の検体収納装置において、
    前記表示装置は、トレイに収納されている検体容器の本数をトレイごとに表示する画面を表示することを特徴とする検体収納装置。
  7. 請求項4記載の検体収納装置において、
    前記表示装置は、前記共通収納トレイに収納されている検体容器を、当該共通収納トレイから載せかえる先のトレイを特定する情報を表示することを特徴とする検体収納装置。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載の検体収納装置と、
    検体容器に対して、遠心分離処理、開栓処理、分注処理、分析処理、のすくなくともいずれかを実行する処理装置と、
    前記検体収納装置と前記処理装置との間でキャリアを搬送する搬送ラインと、を備えたことを特徴とする検体搬送システム。
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