JP2002357271A - 密閉部材及び半導体収納容器 - Google Patents

密閉部材及び半導体収納容器

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JP2002357271A
JP2002357271A JP2001165530A JP2001165530A JP2002357271A JP 2002357271 A JP2002357271 A JP 2002357271A JP 2001165530 A JP2001165530 A JP 2001165530A JP 2001165530 A JP2001165530 A JP 2001165530A JP 2002357271 A JP2002357271 A JP 2002357271A
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housing
sealing member
lid
semiconductor
opening
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JP2001165530A
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Tomoyuki Osada
智幸 長田
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体ウエハの重みと筐体の変形とにより生
じる開口部と蓋体との隙間を再現性良く密閉できるよう
にすると共に、当該半導体収納容器の搬送時等において
も筐体の開口部と蓋体との間の密閉性を最適に維持でき
るようにする。 【解決手段】 半導体ウエハ5を出し入れするための開
口部枠2を有した半導体収納用の筐体1と、この筐体1
の開口部枠2を密閉する蓋体3と、筐体1の開口部枠2
と蓋体3との間に設けられたパッキング部材17とを備
え、このパッキング部材17は筐体1の変形に対応した
隙間充填能力を有するものである。この構成によって半
導体ウエハ5の重みと筐体1の変形とにより開口部枠2
と蓋体3との間に隙間が生じても、この隙間を例えば、
弾性能力を有した断面V字又はY字型の無終端状のパッ
キング部材17により再現性良く密閉することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体製造工程にお
いて半導体ウエハを常圧状態で収納搬送する可搬型の半
導体収納密閉容器等に適用して好適な密閉部材及び半導
体収納容器に関する。詳しくは、半導体収納用の筐体の
開口部と蓋体との間を密閉する場合に、断面V字又は略
Y字型の無終端形状を有し、かつ、筐体の変形に対応し
た隙間充填能力を有した密閉部材を準備し、半導体未収
納時の筐体が変形しない場合はもとより、筐体内の物品
の重みと筐体の変形とにより開口部と蓋体との間に隙間
が生じた場合も、これらの隙間を再現性良く密閉できる
ようにすると共に、筐体の開口部と蓋体との間の密閉性
を搬送中も維持できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体製造工程においてシリコン
半導体基板(以下で半導体ウエハという)を常圧状態で
収納搬送する可搬型の半導体収納容器(FOUP:Fro
nt Opening Unified Pod)10が使用される場合が
多い。この半導体収納容器10によれば、多くの処理工
程に伴い半導体ウエハを各工程に対応したプロセス装置
まで収納搬送したり、また、クリーンルーム内に半導体
ウエハを保管し、更にそれを他の処理室に運搬したりす
るようになされる。
【0003】一般に半導体製造工程においては半導体ウ
エハにおける集積回路上に異物粒子が存在すると、回路
のショートや、断線等のために半導体集積回路装置(L
SI)の製造歩留りの低下を招いてしまう。
【0004】従って、半導体収納容器10には半導体ウ
エハを高クリーン度な環境雰囲気に保持、密閉された容
器に収納し、保管・運搬されることが要求される。ま
た、半導体回路素子の高集積化につれて半導体ウエハを
クリーンな状態に保つことが、ますます重要になってい
る。
【0005】図9Aは従来例に係る半導体収納容器10
の構成例を示す上面図及び、図9Bはその閉蓋時の蓋体
の密閉例を示すA箇所の断面拡大図である。図9Aに示
す半導体収納容器10は半導体ウエハ5を収める筐体
(以下で筐体本体ともいう)1、この筐体1の開口部枠
2及びこの開口部枠2に嵌合する蓋体3を有しており、
いずれも合成樹脂部材から構成されている。この開口部
枠2には上板9や、右側板9A、図示しない左側板及び
底板が取り付けられている。
【0006】この蓋体3には筐体1に嵌合した際に、開
口部枠2にぴったりと密閉できるように蓋体3の嵌合面
の周囲にわたって、シーリングのための図9Bに示す平
型パッキン(又はOリング)7が取り付けられている。
また、蓋体3には、閉蓋後に当該蓋体3を開口部枠2に
固定するための固定ピン6を有するロック機構が取り付
けられている。
【0007】更に筐体本体の上板8にはトップ・プレー
ト4が取り付けられており、このトップ・プレート4は
図示しない自動収納搬送システム(OHT;0ver Hea
d Transfer)によって吊り上げ搬送可能な構造となさ
れている。また、OHTに限らず、他の収納システムで
も、プロセス装置に半導体ウエハ5を搬入載置する際に
は、このトップ・プレート4を掴み持ち上げて半導体ウ
エハ5を出し入れする仕組みとなっている。
【0008】また、近年の半導体回路素子の高集積化に
伴い半導体ウエハ5においてはその直径が世代ごとに拡
大し、現在では300mmの半導体ウエハ5が用いられ
るようになってきた。この300mm対応の半導体収納
容器10は通常25枚の半導体ウエハ5を収納できる
が、そのトータル重量はおおよそ9kg近くにも及ぶ。
従って、人が半導体収納容器10を運ぶには重たくなっ
ており、プロセス装置間の搬送には上述した自動収納搬
送システムを使用することで対処している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来例に係
る半導体収納容器10によれば、半導体ウエハ5を高ク
リーン雰囲気に保持するために、筐体1の開口部枠2と
蓋体3との間のシーリング機構として平型パッキン7、
または、Oリングを使用している。
【0010】しかしながら、平型パッキン7、または、
Oリングをシーリング機構として使用した場合には、半
導体収納容器自体が合成樹脂部材等で作られているこ
と、及び、図10Aに示すトップ・プレート4を持ち上
げられた(把持した)とき、上述した筐体1+半導体ウ
エハ5の総重量のために筐体自体が変形(撓み)を起こ
すことによって、図10Bに示すように筐体1の開口部
枠2と蓋体3との間(B箇所)に隙間δを生じる。
【0011】この隙間δによって筐体1内の高クリーン
な雰囲気を維持できなくなり、この隙間δを通して低ク
リーンな外部雰囲気が筐体内部に流入し、筐体1内の雰
囲気を汚染してしまうおそれがある。これにより、筐体
内部にコンタミネーション(異物)等などのパーティク
ルが増加してしまい、LSIの信頼性が低下するという
問題がある。
【0012】そこで、この発明はこのような従来の課題
を解決したものであって、半導体収納用の筐体の開口部
と蓋体との間を密閉する場合に、密閉のシーリング形状
を工夫し、この隙間を再現性良く密閉できるようにする
と共に、この筐体の開口部と蓋体との間の密閉性を搬送
中も維持できるようにした密閉部材及び半導体収納容器
を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述した課題は、物品収
納用の筐体の開口部と蓋体との間を密閉する部材であっ
て、断面V字又は略Y字型で無終端形状を有し、かつ、
前記筐体の変形に対応した隙間充填能力を有して成るも
のであることを特徴とする密閉部材によって解決され
る。
【0014】本発明に係る密閉部材によれば、物品収納
用の筐体の開口部と蓋体との間を密閉する部材であっ
て、物品未収納時の筐体が変形しない場合はもとより、
筐体内の物品の重みと筐体の変形とにより開口部と蓋体
との間に隙間が生じた場合も、これらの隙間を再現性良
く密閉できると共に、筐体の開口部と蓋体との間の密閉
性を搬送中も維持することができる。従って、筐体内へ
のダスト侵入を阻止可能な半導体収納容器等に当該密閉
部材を十分応用することができる。
【0015】本発明に係る半導体収納容器は、半導体部
材を出し入れするための開口部を有した半導体収納用の
筐体と、この筐体の開口部を密閉する蓋体と、筐体の開
口部と蓋体との間に設けられた密閉部材とを備え、この
密閉部材は筐体の変形に対応した隙間充填能力を有する
ことを特徴とするものである。
【0016】本発明に係る半導体収納容器によれば、上
述の密閉部材が応用されるので、半導体部材の重みと筐
体の変形とにより開口部と蓋体との間に隙間が生じて
も、この隙間を例えば、弾性能力を有した断面V字又は
Y字型の無終端状のパッキング部材により再現性良く密
閉することができ、筐体内を高クリーン度な雰囲気を維
持できる。
【0017】従って、半導体部材を筐体に自動収納する
際に筐体が変形してしまった場合、また、当該半導体収
納容器の搬送時等においても筐体の開口部と蓋体との間
の密閉性を搬送中も最適に維持することができる。これ
により、半導体部材へのダスト付着を発生させない高信
頼度の可搬型の半導体収納密閉容器等を提供することが
できる。
【0018】また、当該半導体収納容器を用いること
で、筐体内に収納された半導体部材は容器外部が低クリ
ーン度のクリーンルームであっても、半導体収納容器内
部の高クリーン度な環境を損なうことがないため、自動
搬送エリアのクリーン度を低減させることができる。し
いては、クリーンルームの空調喚起量を抑制することが
でき、省エネの効果を生み出すことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】続いて、この発明に係る密閉部材
及び半導体収納容器の一実施の形態について、図面を参
照しながら説明をする。 (1)第1の実施形態 図1は本発明に係る第1の実施形態としての半導体収納
容器100の構成例を示す斜視図である。図2Aは断面
V字型のパッキング部材の構成例を示す斜視図、図2B
はその断面拡大図である。
【0020】この実施形態では、半導体(物品)収納用
の筐体の開口部と蓋体との間を密閉する場合に、断面V
字又は略Y字型の無終端形状を有し、かつ、筐体の変形
に対応した隙間充填能力を有する密閉部材を準備し、物
品未収納時の筐体が変形しない場合はもとより、筐体内
の物品の重みと筐体の変形とにより開口部と蓋体との間
に隙間が生じた場合も、これらの隙間を再現性良く密閉
できるようにすると共に、筐体の開口部と蓋体との間の
密閉性を搬送中も維持できるようにしたものである。
【0021】図1に示す半導体収納容器(FOUP;F
ront Opening Unified Pod)100は本発明に係る
密閉部材を応用するものであり、半導体部材(物品)の
一例となる複数枚の半導体ウエハ5を収納して搬送され
るものである。半導体収納容器100は奥行き方向
(縦)の長さがaで、間口方向(横)の長さがbで、高
さがcの大きさで、箱状の半導体収納(物品収納)用の
筐体(以下で筐体本体ともいう)1を有している。
【0022】この筐体1の一側面には半導体ウエハ5を
出し入れするための開口部1Aを有している。この開口
部1Aには後述の蓋体との固定補強のため、例えば枠体
(以下で開孔部枠という)8Aが一体的に設けられてい
る。筐体1内には図示しないウエハ載置用の突起部が設
けられ、これらの突起部に半導体ウエハ5を一枚ずつ収
納載置するようになされる。
【0023】この例で筐体本体は図1に示す開口部枠
2、上板8、右側板9A、左側板9B、背板9C(図示
せず)及び底板9Dを有しており、いずれも合成樹脂部
材から構成されている。この開口部枠2と上板8、右側
板9A、左側板9B及び底板9Dとは各々端面が突接す
るように一体化成形されており、これらの上板8、右側
板9A、左側板9B及び底板9Dが背板9Cに連続する
ようになされる。筐体本体は樹脂を射出金型成形するこ
とにより箱状に形成される。
【0024】この筐体1の開口部枠2には蓋体3が嵌合
され、筐体外部から内部へコンタミネーション等の塵埃
が入り込まないように密閉するようになされる。この蓋
体3にはロック機構16が取り付けられ、閉蓋時に蓋体
3を開口部枠2に固定するようになされる。ロック機構
16は蓋体内部に設けられ、蓋体外部に露出したクラッ
チ機構部15及び該クラッチ機構部15に係合された例
えば4本の固定ピン6A,6B,6C,6Dを有してい
る。
【0025】このロック機構16では蓋体外部のクラッ
チ機構部15を例えば回転操作すると、該クラッチ機構
部15に係合された固定ピン6A,6Bが右側に飛び出
し、固定ピン6C,6Dが左側に飛び出すようになされ
る。この固定ピン6A,6B,6C,6Dに対峙した筐
体1の開口部枠2にはその右側に凹部状の係合穴部12
A,12B等が設けられ、その左側に同様の係合穴部1
2C,12D(図示せず)等が設けられ、クラッチ機構
部15を操作すると、これらの固定ピン6A,6B,6
C,6Dが係合穴部12A,12B,12C,12Dに
係合するようになされる。これにより、蓋体3を開口部
枠2に固定することができる(ロック機構)。
【0026】この筐体1の開口部枠2と蓋体3との間に
は密閉部材の一例となるパッキング部材17が設けられ
る。パッキング部材17には筐体1の変形に対応した隙
間充填能力を有するものが使用される。例えば、パッキ
ング部材17には図2Aに示す角部及び弾性能力を有し
た断面V字型の無終端矩形状の非発塵埃性のシーリング
部材が使用される。
【0027】このシーリング部材は熱可逆性エラストマ
ー(TPE)系や、フッ素系バイトン系のパッキングが
使用される。パッキング部材17の所定の面には固定用
の孔21が設けられる。この例では一辺に3箇所、合計
で12箇所の孔21が開口される。この複数の孔21を
利用して蓋体3からパッキング部材17がずれて外れな
いようになされる。図2Bの波線円内図に示すパッキン
グ部材17のV字二股部の幅はLであり、そのV字の開
放端の間隔はVLである。
【0028】もちろん、パッキング部材17には弾性能
力を有した略Y字型の無終端形状のゴムパッキングを使
用してもよく、断面V字又は略Y字型の無終端形状のシ
ーリング部材を使用してもよい。いずれも隙間を埋める
機能を有するものであればよい。
【0029】図3Aは筐体吊り下げ時の半導体収納容器
100の構成例を示す側面図、図3Bはその搬送時の蓋
体の密閉例を示すB箇所の断面拡大図である。この筐体
1の上板8には被把持手段の一例となる、図3Aに示す
ような搬送用のトップ・プレート4が取り付けられてい
る。このトップ・プレート4には図示しない搬送手段の
一例となる自動収納搬送システム(OHT)が係合さ
れ、蓋体3及びパッキング部材17によって密閉された
筐体1が吊り上げられて自動搬送される。
【0030】この例で筐体1が上板8を有する場合であ
って、この上板8に係る単位面積当たりの荷重pは半導
体ウエハ5の総重量及び当該半導体収納容器100の総
重量の加算値をWとすると、(1)式、すなわち、 p=W/(a×b)・・・・(1) なる関係を満たす。ここで、aは開口部枠2の幅を含む
上板8の縦の長さを示し、bは開口部枠2(ほぼ上板
8)の横の長さを示す。つまり、トップ・プレート4が
取り付けられている上板8には、平均的に単位面積当た
りpの荷重が加わっていることになる。
【0031】一方、パッキング部材17は筐体1の搬送
時、つまり、ウエハ収納時にトップ・プレート4を掴み
持ち上げられた場合、この上板8のたわみは、3辺が支
持され、1辺が自由な場合の板を想定した場合に相当
し、自由となっている辺の中央部(図1や図3に示すB
箇所)がもっともたわみを引き起こす箇所となる。
【0032】ここで図3Bの波線円内図において、開口
部枠2のB箇所の最大たわみ量をωmaxとし、その際の
筐体1の開口部枠2と蓋体3との隙間をχとし、筐体1
の開口部の奥行き方向の上板8+開口部枠2の長さをa
とし、当該パッキング部材17のV字の二股部の幅をL
とし、そのV字の開放端の間隔をVLとしたとき、
(2)式、すなわち、 VL>χ=ωmax×L/a・・・・・(2) なる隙間充填能力を有するものである。
【0033】この最大たわみ量ωmaxは開口部枠2のた
わみ係数をαとし、筐体1の上板8に係る単位面積当た
りの荷重をpとし、筐体1の上板8の横の長さをbと
し、上板8の構成材料の弾性係数(ヤング率)をEと
し、開口部枠2の厚みをhとしたとき、略(3)式、す
なわち、
【0034】
【数1】
【0035】なる関係を満たすものである(機械工学便
覧「長方形板のたわみ」より)。
【0036】この条件を満たすV字型弾性体パッキン
は、パッキン先端が2分割に開くようにした形状を成
し、これを用いることにより、半導体収納容器100の
自重変形のために、たわみを引き起こしても、嵌合面に
生じる隙間χに応じて、固定されていないパッキン端が
蓋体前面方向に起き上がるようになり、図3Bに示すよ
うに、常に筐体1の開口部枠2と蓋体3との間の密閉機
能を維持するようになる。
【0037】続いて、本発明に係る半導体収納容器10
0の密閉方法について説明をする。図4Aは半導体収納
容器100における密閉例を示す蓋体3の正面図、図4
Bはその一部破砕の断面図及び、図4Cはその断面図で
ある。
【0038】この密閉例では半導体収納用の筐体1の開
口部枠2と蓋体3との間にパッキング部材17を装着し
て密閉する場合を前提にして、まず、図4Aに示す蓋体
3の所定の外周囲に四隅を有した無終端凹部状の溝部1
3を形成する。もちろん、溝部13は開口部枠側の所定
の内周部に設けてもよい。
【0039】そして、蓋体3の前面側には、その溝部1
3を縫うように複数のボルト孔23が開口されている。
この例では一辺に3箇所、合計で12箇所のボルト孔2
3が開口される。このボルト孔23に対峙する溝側面に
は雌ネジ24が形成されている。ボルト22を係合する
ためである。この複数のボルト孔23を利用して蓋体3
からパッキング部材17が外れないようになされる。
【0040】そして、先に式(1)〜(3)で求めた筐
体1の変形に対応した隙間充填能力を有するパッキング
部材17を形成する。パッキング部材17には図2Aに
示した角部を有した断面V字型の無終端矩形状の非発塵
埃性のゴムパッキングが使用される。
【0041】このゴムパッキングは予め無終端矩形状の
金型を作製し、その金型にゴム材や、発泡部材、有機系
アルコール類等を混錬した素材を型流した後に、熱処理
することにより形成する。なお、パッキング部材17の
固定用の孔21の開口位置はボルト孔23の開口位置と
同じ寸法になされる。
【0042】このように形成したパッキング部材17は
通常使われている平型パッキン(又はOリング)に比べ
てシーリング自体に厚みを持ち、筐体1の撓みに応じた
十分な弾性力を有するものとなる。
【0043】その後、角部を有した無終端矩形状のパッ
キング部材17を図4Bに示す蓋体3の溝部13内に装
着する。溝部13は四隅を有した無終端凹部状を成して
いるので、この四隅にパッキング部材17の角部を位置
合わせするように装着する。
【0044】更に蓋体3にパッキング部材17をボルト
22で固定する。この例では予めパッキング部材17の
一辺に3箇所、合計で12箇所の孔21を設けてあるの
で、この12箇所の孔21に各々1本ずつボルト22を
装填してネジ固定するようになされる。これにより、パ
ッキング部材17を外れないようにすることができる。
【0045】そして、この溝部13内に装着されたパッ
キング部材17を図4Cに示す筐体1と蓋体3とにより
挟むようにこの蓋体3を閉じて上述したロック機構16
等により蓋体3を開口部枠2に固定する。
【0046】これにより、図5Aの上面図に示す筐体1
のA箇所の蓋体3は、図5Bの一部破砕の断面拡大図に
示すように、V字型のパッキング部材17が筐体1の開
口部枠2と蓋体3との間に挟み込まれ、固定ピン6A,
6B,6C,6Dが係合穴部12A,12B,12C,
12Dに各々係合された状態になる。この結果、蓋体3
を筐体1に密閉することができる。
【0047】また、図6Aの側面図に示す非搬送時の筐
体1のB箇所の蓋体3は、図6Bの一部破砕の断面拡大
図に示すように、V字型のパッキング部材17が筐体1
の開口部枠2と蓋体3との間に挟み込まれた状態にな
る。
【0048】このように本発明に係る第1の実施形態と
しての半導体収納容器100によれば、図6Bに示した
状態から図3Aに示したように筐体1を吊り上げた場
合、図3Bに示したように半導体収納容器100の自重
変形のために、たわみを引き起こしても、嵌合面に生じ
る隙間χに応じて、固定されていないパッキン端が蓋体
3前面方向に起き上がるようになり、常に筐体1の開口
部枠2と蓋体3との間の密閉機能を維持することができ
る。
【0049】従って、当該半導体収納容器100の搬送
時等においても、平型パッキン(又はOリング)に比べ
て、筐体1の開口部と蓋体3との間の密閉性を最適に維
持することができる。これにより、半導体ウエハ5への
ダスト付着を発生させない高信頼度の可搬型の半導体収
納密閉容器等を提供することができる。
【0050】また、当該半導体収納容器100を用いる
ことで、筐体1内に収納された半導体ウエハ5は容器外
部が低クリーン度のクリーンルームであっても、半導体
収納容器100内部の高クリーン度な環境を損なうこと
がないため、自動搬送エリアのクリーン度を低減させる
ことができる。しいては、クリーンルームの空調喚起量
を抑制することができ、省エネの効果を生み出すことが
できる。
【0051】(2)第2の実施形態 図7A,Bは本発明に係る第2の実施形態としての半導
体収納容器100に適用される断面Y型のパッキング部
材27の構成例を示す斜視図である。この実施形態では
密閉部材の一例となる断面Y型のパッキング部材27
が、図1に示した筐体1の開口部枠2と蓋体3との間に
設けられる。パッキング部材27には筐体1の変形に対
応した隙間充填能力を有するものが使用される。図7A
に示す断面Y型のパッキング部材27は角部及び弾性能
力を有した無終端矩形状の非発塵埃性のシーリング部材
が使用される。シーリング部材には熱可逆性エラストマ
ー(TPE)系や、フッ素系バイトン系のパッキングが
使用される。図7Bに示すパッキング部材27のY字二
股部の幅はL’であり、そのY字の開放端の間隔はV
L’である。
【0052】この例でも筐体1が図1に示した上板8を
有する場合であって、この上板8に係る単位面積当たり
の荷重pは(1)式なる関係を満たすとき、断面Y型の
パッキング部材27は、図3Bの波線円内図に示した開
口部枠2(上板8)のB箇所の最大たわみ量をωmaxと
し、その際の筐体1の開口部枠2と蓋体3との隙間をχ
とし、筐体1の開口部の奥行き方向の上板8の長さをa
としたとき、(4)式、すなわち、 VL’>χ=ωmax×L’/a・・・・・(4) なる隙間充填能力を有するものである。この最大たわみ
量ωmaxは第1の実施形態で説明した(3)式の関係を
満たすものである。
【0053】この条件を満たすY字型弾性体パッキン
は、パッキン先端が2分割に開くようにした形状を成
し、これを用いることにより、半導体収納容器100等
の自重変形のために、たわみを引き起こしても、嵌合面
に生じる隙間χに応じて、固定されていないパッキン端
が蓋体前面方向に起き上がるようになり、常に筐体1の
開口部枠2と蓋体3との間の密閉機能を維持するように
なる(図3B参照)。
【0054】(3)第3の実施形態 図8A,Bは本発明に係る第3の実施形態としての半導
体収納容器100に適用される断面O字型のパッキング
部材37の構成例を示す側面図及びそのB箇所の断面拡
大図である。
【0055】この実施形態では第1及び第2の実施形態
で説明したようなV字やY字型のパッキング部材17に
代わって、弾性能力を有した無終端状の中空間部材がパ
ッキング部材37として使用され、この中空間部材内に
は気体又は流体が封じ込まれるものである。この中空間
部材(シール材)内部に気体、又は流体を封じ込めるこ
とで、通常のOリングに比べて、筐体1の撓みに応じて
生じた隙間を十分に埋めるだけの弾性が得られる。
【0056】この例でも筐体1が図8Aに示した上板8
を有する場合であって、この上板8に係る単位面積当た
りの荷重pは(1)式なる関係を満たすとき、断面O字
型のパッキング部材37は、図8Bの波線円内図に示し
た開口部枠2のB箇所の最大たわみ量をωmaxとし、そ
の際の筐体1の開口部枠2と蓋体3との隙間をχとし、
筐体1の開口部の奥行き方向の上板8の長さをaとし、
O型のパッキング部材37の直径をDとし、最大押し潰
れ量をVBとしたとき、(5)式、すなわち、 VB>χ=ωmax×D/a・・・・・(5) なる十分な隙間充填能力を有するものである。この最大
たわみ量ωmaxは第1の実施形態で説明した(3)式の
関係を満たすものである。
【0057】この条件を満たすO字型弾性体パッキンで
シーリングすることにより、最大たわみ量ωmaxに対応
した弾性能力を持たせることが可能となる。従って、半
導体収納容器100の搬送時の持ち上げによる筐体変形
に対応して、押しつぶされていた中空間部材が原型近く
の円状に戻ることによって、第1及び第2の実施形態と
同様にして、常に密閉機能を維持し、シール性の向上を
図ることができる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る密閉
部材によれば、物品収納用の筐体の開口部と蓋体との間
を密閉する部材であって、断面V字又は略Y字型の無終
端形状を有し、かつ、筐体の変形に対応した隙間充填能
力を有して成るものである。
【0059】この構成によって、物品未収納時の筐体が
変形しない場合はもとより、筐体内の物品の重みと筐体
の変形とにより開口部と蓋体との間に隙間が生じた場合
も、これらの隙間を再現性良く密閉できると共に、筐体
の開口部と蓋体との間の密閉性を維持することができる
ので、筐体内へのダスト侵入を阻止可能な半導体収納密
閉容器等に十分応用することができる。
【0060】本発明に係る半導体収納容器によれば、半
導体収納用の筐体の開口部と蓋体との間に上述した密閉
部材が応用され、この密閉部材は筐体の変形に対応した
隙間充填能力を有するものである。
【0061】この構成によって、半導体部材の重みと筐
体の変形とにより生じた、開口部と蓋体との隙間に密閉
部材を充填できるので、半導体部材を筐体に自動収納す
る際に筐体が変形してしまった場合、また、当該半導体
収納容器の搬送時等においても筐体の開口部と蓋体との
間の密閉性を最適に維持することができる。従って、半
導体部材へのダスト付着を発生させない高信頼度の可搬
型の半導体収納密閉容器等を提供することができる。
【0062】また、当該半導体収納容器を用いること
で、筐体内に収納された半導体部材は容器外部が低クリ
ーン度のクリーンルームであっても、半導体収納容器内
部の高クリーン度な環境を損なうことがないため、自動
搬送エリアのクリーン度を低減させることができる。し
いては、クリーンルームの空調喚起量を抑制することが
でき、省エネの効果を生み出すことができる。この発明
は半導体製造工程において半導体ウエハを常圧状態で収
納搬送する可搬型の半導体収納密閉容器等に適用して極
めて好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施形態としての半導体収
納容器100の構成例を示す斜視図である。
【図2】Aは断面V字型のパッキング部材の構成例を示
す斜視図、Bはその断面拡大図である。
【図3】Aは筐体吊り下げ時の半導体収納容器100の
構成例を示す側面図、Bはその搬送時の蓋体の密閉例を
示すB箇所の断面拡大図である。
【図4】Aは半導体収納容器100における密閉例を示
す蓋体3の正面図、Bはその一部破砕の断面図及び、C
はその断面図である。
【図5】Aは閉蓋時の蓋体3の密閉例を示す上面図、B
はそのA箇所の一部破砕の断面拡大図である。
【図6】Aは閉蓋時の蓋体3の密閉例を示す側面図、B
はその上板周辺の状態例を示すB箇所の一部破砕の断面
拡大図である。
【図7】Aは本発明に係る第2の実施形態としての半導
体収納容器100に適用される断面Y型のパッキング部
材27の構成例を示す斜視図、Bはその断面拡大図であ
る。
【図8】Aは本発明に係る第3の実施形態としての半導
体収納容器100に適用される断面O字型のパッキング
部材37の構成例を示す側面図、BはそのB箇所の断面
拡大図である。
【図9】Aは従来例に係る半導体収納容器10の構成例
を示す上面図及び、図9BはそのA箇所の断面拡大図で
ある。
【図10】Aはトップ・プレート吊り上げ時の筐体の状
態例を示す側面図、図10Bはその搬送時の蓋体の密閉
例を示すB箇所の断面拡大図である。
【符号の説明】
1・・・筐体、2・・・開口部枠、3・・・蓋体、4・
・・トップ・プレート(被把持手段)、8・・・上板、
13・・・溝部、17,27,37・・・パッキング部
材、100・・・半導体収納容器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/68 B65D 85/38 L Fターム(参考) 3E062 AA01 AB07 AC02 GA01 GB02 GC01 3E067 AA13 AB99 AC04 BA01 BB14A BC07A EA32 EB17 EB27 EE15 FA01 FC01 GA30 GD10 3E096 AA04 BA16 BB04 CA02 CB03 CC02 DA02 DA17 DA18 DC02 EA02X FA03 FA31 GA07 3J040 AA01 AA11 BA01 FA05 5F031 CA02 DA08 EA02 EA11 EA12 EA14 FA03 GA19 NA02 PA23

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品収納用の筐体の一側面に設けられた
    開口部と、この開口部を塞ぐ蓋体との間を密閉する部材
    であって、 断面V字又は略Y字型で無終端形状を有し、かつ、前記
    筐体の変形に対応した隙間充填能力を有して成るもので
    あることを特徴とする密閉部材。
  2. 【請求項2】 前記筐体が上板を有する場合であって、 前記筐体の搬送時の上板の最大たわみ量をωmaxとし、 前記筐体の上板と蓋体との隙間をχとし、 前記筐体の開口部の奥行き方向の前記上板の長さをaと
    し、 当該密閉部材のV字又はY字の二股部の幅をLとし、 前記V字又はY字の開放端の間隔をVLとしたとき、 VL>χ=ωmax×L/a なる隙間充填能力を有することを特徴とする請求項1に
    記載の密閉部材。
  3. 【請求項3】 半導体部材を出し入れするための開口部
    を一側面に有した半導体収納用の筐体と、 前記筐体の開口部を密閉する蓋体と、 前記筐体の開口部と蓋体との間に設けられた密閉部材と
    を備え、 前記密閉部材は、 前記筐体の変形に対応した隙間充填能力を有することを
    特徴とする半導体収納容器。
  4. 【請求項4】 前記密閉部材には弾性能力を有した断面
    V字型の無終端形状のパッキング部材又はシーリング部
    材が使用されることを特徴とする請求項3に記載の半導
    体収納容器。
  5. 【請求項5】 前記密閉部材には弾性能力を有した断面
    略Y字型の無終端形状のパッキング部材又はシーリング
    部材が使用されることを特徴とする請求項3に記載の半
    導体収納容器。
  6. 【請求項6】 前記密閉部材には弾性能力を有した無終
    端状の中空間部材が使用され、 前記中空間部材内には気体又は流体が封じ込まれること
    を特徴とする請求項3に記載の半導体収納容器。
  7. 【請求項7】 前記筐体は上板を有し、 前記上板に搬送用の被把持手段が取り付けられ、 前記被把持手段に所定の搬送手段が係合され、 前記蓋体及び密閉部材によって密閉された筐体が自動搬
    送されることを特徴とする請求項3に記載の半導体収納
    容器。
  8. 【請求項8】 前記筐体が上板を有する場合であって、 前記密閉部材は、 前記筐体の搬送時の上板の最大たわみ量をωmaxとし、 前記筐体の上板と蓋体との隙間をχとし、 前記筐体の開口部の奥行き方向の前記上板の長さをaと
    し、 当該密閉部材のV字又はY字の二股部の幅をLとし、 前記V字又はY字の開放端の間隔をVLとしたとき、 VL>χ=ωmax×L/a なる隙間充填能力を有することを特徴とする請求項7に
    記載の半導体収納容器。
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