JP2002356967A - 雨樋支持具 - Google Patents
雨樋支持具Info
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- JP2002356967A JP2002356967A JP2001162180A JP2001162180A JP2002356967A JP 2002356967 A JP2002356967 A JP 2002356967A JP 2001162180 A JP2001162180 A JP 2001162180A JP 2001162180 A JP2001162180 A JP 2001162180A JP 2002356967 A JP2002356967 A JP 2002356967A
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Abstract
製造できる新規な構造の雨樋支持具を提供する。 【解決手段】軒先等に固定される取付杆1と、上記取付
杆1に連結され、且つ、雨樋Tの耳部を掛止する樋耳掛
止部21を備えた樋支持具本体2と、これら取付杆1と
樋支持具本体2とを連結する連結軸3と、より成る雨樋
支持具において、上記取付杆1又は樋支持具本体2の一
方には、雨樋Tの長手方向であって、且つ、水平方向に
向けて貫通する連結孔13(24)が形成され、他方に
は、前記連結孔13(24)に重合される連結孔24
(13)が形成され、これら両方の連結孔13、24に
上記連結軸3を貫通して連結されていると共に、上記取
付杆1又は樋支持具本体2の一方には、他方に向けて係
止部14が突設され、上記取付杆1又は樋支持具本体2
の他方には、上記係止部14が係止される係止孔部25
を形成した構造にしている。
Description
雨樋支持具に関し、詳しくは、軒先等に固定される取付
杆と、これに連結される樋支持具本体と、これらを連結
軸で連結した構造の雨樋支持具に関する。
組立斜視図である。
固定される取付杆101と、この取付杆101に連結さ
れ、且つ、雨樋Tの耳部を掛止する樋耳掛止部112を
少なくとも一端に備えた樋支持具本体102と、これら
取付杆101と樋支持具本体102とを連結する連結軸
103とより成る。
されると共に、これに重合するネジ孔122を、樋支持
具本体102の一端側に開設している。
連結軸103を貫通して、樋支持具本体102のネジ孔
122に螺合し、樋支持具本体102の上下調節を行っ
たうえで、連結軸103を締め付け、取付杆101と樋
支持具本体102とを固着している。
単なる孔を開設したものもあるが(不図示)、その場合
には樋支持具本体102の上下調節はできない。
5と同じ構成部材から成るが、その樋支持具本体102
は、雨樋Tの前耳を掛止する樋・前耳掛止部112及び
雨樋の後耳を掛止する樋・後耳掛止部113を必ず備え
た吊り式のものを示している点で相違している。
の前方にネジ孔122を形成すると共に、これに重合す
る長孔111を、樋支持具本体102に開設し、これら
を連結軸103で図5と同様に固着している。
の固着された樋支持具本体102に、雨樋Tの耳部を掛
止して、これを取付けるものである。
支持具100には、取付杆101と樋支持具本体102
とを連結するためにネジ孔122及び長孔111が形成
されている。
合でも取付けられる雨樋Aに対して、雨樋Tの幅方向
(樋支持具本体の長手方向)或いは上下方向に開設され
ている。
た取付杆101や樋支持具本体102の製造に際して
は、例えばプレス加工のような製造方法を採る場合に
は、複雑な加工を伴う困難なものであるため、製造上、
多大な時間とコストを要する問題があった。
よる各種荷重がかかるため、この雨樋Tを支持している
樋支持具本体102が、取付杆101に対して振れ(或
いは廻り)を生じ易いという問題もあった。
的とするもので、樋支持具本体の振れを防止でき、しか
も簡単に製造できる新規な構造の雨樋支持具を提供す
る。
め、請求項1に係る雨樋支持具は、軒先等に固定される
取付杆と、上記取付杆に連結され、且つ、雨樋の耳部を
掛止する樋耳掛止部を備えた樋支持具本体と、これら取
付杆と樋支持具本体とを連結する連結軸と、より成る雨
樋支持具において、上記取付杆又は樋支持具本体の一方
には、雨樋の長手方向であって、且つ、水平方向に向け
て貫通する連結孔が形成され、他方には、前記連結孔に
重合される連結孔が形成され、これら両方の連結孔に上
記連結軸を貫通して連結されていると共に、上記取付杆
又は樋支持具本体の一方には、他方に向けて係止部が突
設され、上記取付杆又は樋支持具本体の他方には、上記
係止部が係止される係止孔部を形成している。
開設される連結孔を、雨樋の長手方向であって、且つ、
水平方向に向けて貫通するように形成しているため、従
来の複雑且つ困難な加工を不要とし、簡単且つ短時間に
製造でき、大幅なコストダウンを図ることができる。
よって連結されると共に、一方に突設された係止部と、
他方に形成された係止孔部とが係止して連結されている
ので、連結後における取付杆と樋支持具本体の廻り(或
いは振れ)を確実に防止できる。
おいて、上記取付杆には、上記樋支持具本体の二面以上
を包囲する囲い部を形成している。
で、連結後における取付杆と樋支持具本体の廻り(或い
は振れ)をより確実に防止できる。
は2の何れかにおいて、上記取付杆又は樋支持具本体の
一方に形成された連結孔と、上記係止部を係止する係止
孔部とは、共通の長孔で形成されている。
共通する長孔で形成しているので、樋支持具本体をスラ
イドすることができ、その構造をより簡易にできる。
定される取付杆と、上記取付杆に連結され、且つ、雨樋
の耳部を掛止する樋耳掛止部を備えた樋支持具本体と、
これら取付杆と樋支持具本体とを連結する連結軸と、よ
り成る雨樋支持具において、上記取付杆又は樋支持具本
体の一方には、雨樋の長手方向であって、且つ、水平方
向に向けて貫通する連結孔が形成され、他方には、前記
連結孔に重合される連結孔が形成され、これら両方の連
結孔に上記連結軸を貫通して連結されていると共に、上
記取付杆の前方には、上記樋支持具本体の二面以上を包
囲する囲い部を形成している。
開設される連結孔を、雨樋の長手方向であって、且つ、
水平方向に向けて貫通するように形成しているため、従
来の複雑且つ困難な製造を不要とし、簡単且つ短時間に
製造でき、大幅なコストダウンを図ることができる。
における取付杆と樋支持具本体の廻り(或いは振れ)を
確実に防止できる。
図面に基づき説明する。
視図、図2は、その組立斜視図である。
取付杆1と、取付杆1に連結され、且つ、雨樋Tの耳部
を掛止する樋耳掛止部21を備えた樋支持具本体2と、
これら取付杆1と樋支持具本体2とを連結する連結軸3
とより成る。
り、その前方に段落ち形成した連結片部11を形成する
と共に、基端を直交する方向に捩り加工して、取付板1
2と固着している。
た雨樋Tの長手方向であって、且つ、水平方向に向けて
貫通する連結孔13を形成している。
は、樋支持具本体2に向けて突設する係止部14を形成
している。
前端を折り曲げ加工して形成されたものを例示している
が、例えば、連結片部11の内面側に樋支持具本体2に
向けて凸条のリブなどを突設させたものであっても構わ
ず、本実施例に限定されるものではない。
ており、その前後には、雨樋Tの前耳を掛止する樋・前
耳掛止部21a及び雨樋Tの後耳を掛止する樋・後耳掛
止部21bを備えた吊り式の樋支持具本体2に形成され
ている。
杆1の連結孔13に重合される他の連結孔24が形成さ
れ、この連結孔24も雨樋Tの長手方向であって、且
つ、水平方向に向けて貫通するように開設している。
付杆1の係止部14を係止する係止孔部25を形成して
いる。
は、両連結孔13、24に連結軸3を貫通することで連
結されると共に、取付杆1の係止部14と樋支持具本体
2の係止孔部25とが係止されることで、樋支持具本体
2の振れ(或いは廻り)を防止できる。
成された連結孔24と、係止孔部25とを共通の長孔で
形成されたものを示しており、このような共通の長孔に
形成すれば、樋支持具本体2を取付杆1に対して前、後
にスライド調節することができ、しかもその構造をより
簡易にできる。
可能であり(不図示)、このものでは、樋支持具本体2
を取付杆1に対して上、下にスライド調節することがで
き、雨樋Tの高さを調節することができる点で好まし
い。
体2の連結孔24、係止孔部25とを逆に形成しても同
様である。
3の側方から、リベット(不図示)などの連結軸3を挿
通するか、或いは、図1で示すように、ボルトなどの連
結軸3の軸部を挿通させて、さらに樋支持具本体2の連
結孔24を貫通させ、その先端を蝶ナット31などで螺
合して、これらを相互に連結すれば、図2で示すように
簡単に組立てできる。
付杆1又は樋支持具本体2の何れにも、雨樋Tの長手方
向であって、且つ、水平方向に向けて貫通する連結孔1
3、24が形成されており、これらを連結軸3で連結し
た構造に第1の特徴がある。
従来の様々な製造手段における複雑且つ困難とされてい
た加工を、簡単に行うことができる。
合では、製造上、押出(引抜)方向には穴や空洞は作れ
るが、その垂直方向に穴や空洞をあけることは、追加工
を必要とするうえに非常に複雑且つ困難であった。
うな構造であれば、押出(引抜)方向にのみ連結孔1
3、24が開設された構造であるので、長尺の取付杆1
や樋支持具本体2を成形し、これを所望の厚みで切断す
れば、図1で示した取付杆1や樋支持具本体2を追加工
をすることなく簡単且つ短時間で大量に製造できる。
樋支持具本体2とを縦方向のカシメ止めなどで連結させ
るために、フラットバーを横向きにして樋Tの形状に合
わせる折り曲げ加工が必要とされ、プレス工程が増えた
り、複雑な金型を要していた。
うな構造であれば、プレス方向にのみ連結孔13、24
が開設された構造であるので、プレス加工の場合でも、
ブランキング(型抜き)のみのプレス加工で足り、これ
を簡単且つ短時間に大量に製造できる。
成形の場合では、樋支持具本体2などの形状が水平方向
に左右対称であるので、横方向に金型が割れる構造であ
り、しかも上下方向に連結用穴を開設しなければならな
いので、この連結用穴を追加工するか、或いは金型を上
下にも割れる構造にする複雑且つ困難なものであった。
うな構造であれば、横方向にのみ連結孔13、24が開
設された構造であるので、追加工や複雑な金型の構造を
不要とし、これを簡単に製造できる。
取付杆1と樋支持具本体2とを、上記の要領で連結軸3
で連結すれば、短時間で雨樋支持具Aを量産でき、大幅
なコストダウンを図ることができる。
と樋支持具本体2とを連結軸3で連結すると共に、その
一方に形成された係止部14が、他方に形成された係止
孔部25と係止される構造に第2の特徴がある。
雨樋Tが取付けられた樋支持具本体2に風雨等による各
種荷重がかかっても、この雨樋Tを支持している樋支持
具本体2が、取付杆1に対して係止されているので、そ
の振れ(或いは廻り)を確実に防止できる。
を示す組立斜視図、図4(a)(b)は、本発明に係る
雨樋支持具の更に他の例を示す要部の部分斜視図であ
る。
は、共通の番号を付し、その説明は省略する。
に樋支持具本体2の二面以上を包囲する囲い部15を形
成している。
部11の上下端に、樋支持具本体2の上下面を包囲する
囲い部15を形成したものを示している。
側面を包囲するように、先端両側に囲い部15が形成さ
れた取付杆1を示している。
具Aによれば、上記同様、取付杆1及び樋支持具本体2
に開設される連結孔13、24を、雨樋Tの長手方向で
あって、且つ、水平方向に向けて貫通するように形成す
ることができる。
体2の係止孔部25とは係止され、しかも、取付杆1の
囲い部15が樋支持具本体2を包囲して連結されている
ので、その振れ(或いは廻り)をより確実に防止でき
る。
の係止部14と、樋支持具本体2の係止孔部25との係
合を無くして、囲い部15だけで樋支持具本体2の振れ
(或いは廻り)を防止させることも可能である。
る。
杆及び樋支持具本体に開設される連結孔を、雨樋の長手
方向であって、且つ、水平方向に向けて貫通するように
形成しているため、従来の複雑且つ困難な製造を不要と
し、簡単且つ短時間に製造でき、大幅なコストダウンを
図ることができる。
よって連結されると共に、一方に突設された係止部と、
他方に形成された係止孔部とが係止して連結されている
ので、連結後における取付杆と樋支持具本体の廻り(或
いは振れ)を確実に防止できる。
部を形成しているので、連結後における取付杆と樋支持
具本体の廻り(或いは振れ)をより確実に防止できる。
の連結孔と係止受部を共通する長孔で形成しているの
で、樋支持具本体をスライドすることができ、その構造
をより簡易にできる。
杆及び樋支持具本体に開設される連結孔を、雨樋の長手
方向であって、且つ、水平方向に向けて貫通するように
形成しているため、従来の複雑且つ困難な製造を不要と
し、簡単且つ短時間に製造でき、大幅なコストダウンを
図ることができる。
における取付杆と樋支持具本体の廻り(或いは振れ)を
確実に防止できる。
斜視図
更に他の例を示す要部の部分斜視図
図
視図
Claims (4)
- 【請求項1】軒先等に固定される取付杆と、上記取付杆
に連結され、且つ、雨樋の耳部を掛止する樋耳掛止部を
備えた樋支持具本体と、これら取付杆と樋支持具本体と
を連結する連結軸と、より成る雨樋支持具において、 上記取付杆又は樋支持具本体の一方には、雨樋の長手方
向であって、且つ、水平方向に向けて貫通する連結孔が
形成され、他方には、前記連結孔に重合される連結孔が
形成され、これら両方の連結孔に上記連結軸を貫通して
連結されていると共に、 上記取付杆又は樋支持具本体の一方には、他方に向けて
係止部が突設され、上記取付杆又は樋支持具本体の他方
には、上記係止部が係止される係止孔部を形成してなる
雨樋支持具。 - 【請求項2】請求項1において、 上記取付杆には、上記樋支持具本体の二面以上を包囲す
る囲い部を形成している雨樋支持具。 - 【請求項3】請求項1又は2の何れかにおいて、 上記取付杆又は樋支持具本体の一方に形成された連結孔
と、上記係止部を係止する係止孔部とは、共通の長孔で
形成されている雨樋支持具。 - 【請求項4】軒先等に固定される取付杆と、上記取付杆
に連結され、且つ、雨樋の耳部を掛止する樋耳掛止部を
備えた樋支持具本体と、これら取付杆と樋支持具本体と
を連結する連結軸と、より成る雨樋支持具において、 上記取付杆又は樋支持具本体の一方には、雨樋の長手方
向であって、且つ、水平方向に向けて貫通する連結孔が
形成され、他方には、前記連結孔に重合される連結孔が
形成され、これら両方の連結孔に上記連結軸を貫通して
連結されていると共に、 上記取付杆の前方には、上記樋支持具本体の二面以上を
包囲する囲い部を形成している雨樋支持具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001162180A JP4729196B2 (ja) | 2001-05-30 | 2001-05-30 | 雨樋支持具 |
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---|---|---|---|
JP2001162180A JP4729196B2 (ja) | 2001-05-30 | 2001-05-30 | 雨樋支持具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002356967A true JP2002356967A (ja) | 2002-12-13 |
JP4729196B2 JP4729196B2 (ja) | 2011-07-20 |
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ID=19005349
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001162180A Expired - Fee Related JP4729196B2 (ja) | 2001-05-30 | 2001-05-30 | 雨樋支持具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4729196B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0353759U (ja) * | 1989-09-27 | 1991-05-24 | ||
JPH07252916A (ja) * | 1994-03-10 | 1995-10-03 | Sekisui Chem Co Ltd | 軒樋吊具 |
-
2001
- 2001-05-30 JP JP2001162180A patent/JP4729196B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0353759U (ja) * | 1989-09-27 | 1991-05-24 | ||
JPH07252916A (ja) * | 1994-03-10 | 1995-10-03 | Sekisui Chem Co Ltd | 軒樋吊具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4729196B2 (ja) | 2011-07-20 |
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A521 | Written amendment |
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