JP2002354791A - スイッチング電源負荷制御装置 - Google Patents

スイッチング電源負荷制御装置

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JP2002354791A
JP2002354791A JP2001154968A JP2001154968A JP2002354791A JP 2002354791 A JP2002354791 A JP 2002354791A JP 2001154968 A JP2001154968 A JP 2001154968A JP 2001154968 A JP2001154968 A JP 2001154968A JP 2002354791 A JP2002354791 A JP 2002354791A
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JP
Japan
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load
power supply
switching power
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JP2001154968A
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Inventor
Yoshio Fukushima
嘉夫 福嶋
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源立ち上げ時、スイッチング電源の負荷に
より1次電流が過大となり、過大なノイズが発生し、電
気用品規格を越えるノイズ源となる。 【解決手段】 負荷を段階的に増加し、所定の値とする
ことによりスイッチング1次電流の変動を小さくするこ
とにより、ノイズを減少する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、その電子回路負荷
の電力が少ない洗濯機、食器洗い機などの小電力な負荷
を有した機器に使用されるスイッチング電源の、負荷制
御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のスイッチング電源は、図3に示す
ように、スイッチング電源とその負荷で構成し、出力整
流回路4の出力に第1の負荷6、第2の負荷7、第3の
負荷8、第4の負荷9などを直接接続し、負荷状態を変
化させることはなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の構成では、スイッチング電源の負荷の容量が
大きいとき、電源の起動時など、その負荷が接続された
瞬間、商用交流電源の非充電期間であって交流電圧の高
いとき、スイッチング電源の出力電圧が低下し、スイッ
チング電源の整流回路出力コンデンサの電圧が低下し、
次に充電電流が流れるとき大きな電流が流れることによ
り、スイッチング電源からの発生ノイズが急激に増加す
ることがある。本発明は上記課題を解決する物であり負
荷に定格電流を急激に流さず、徐々に電流を増加してい
くことにより、スイッチング1次電流を急激に変化させ
ないようにするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、スイッチング電源の負荷電流を定格電流よ
り少ない電流から徐々に増加させ、少なくとも2段階に
分けて印加することにより、大きな1次電流を流さない
ようにしたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、直流電圧を発生するスイッチング電源と、このスイ
ッチング電源に接続される負荷と、この負荷の負荷電流
を制御する負荷制御回路を備え、前記負荷制御回路は、
前記スイッチング電源の起動時に前記負荷の定格電流よ
りも少ない電流が前記負荷に流れるようにし、所定の時
間後に、前記負荷の電流が定格電流となるようにするも
のである。そして、少なくとも電源の起動時に、定格電
流よりも少ない電流で負荷に通電し、所定時間後に定格
電流にすることで、少なくとも2段階で負荷に通電する
ことで、スイチィング電源の起動時のノイズの発生を低
減できる。特に、2段階で電源を起動するようにする
と、複雑な回路構成を必要とせずも簡単な構成で目的を
得ることができるものである。
【0006】本発明の請求項2に記載の発明は、上記に
加え、スイッチング電源は、マイコン用直流安定化出力
電源を有し、かつ、負荷は、モータを有し、負荷制御回
路は、前記マイコン用直流安定化出力電源の出力で動作
するマイコンにより前記モータに流れる電流を制御する
ものである。
【0007】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例について、図1
を参照しながら説明する。従来例と同じ構成のものは同
一符号を付して説明を省略する。
【0008】1は交流電源、2は交流電源1に接続され
たスイッチング電源、3はスイッチングトランス、4は
出力整流回路、5は出力安定化回路、A点,B点は整流
回路出力のプラス側、マイナス側であり、スイッチング
電源動作後一定時間後には出力安定化回路により定格電
流の安定化出力となる。6は第1の負荷、7は第2の負
荷で、第1の負荷6および第2の負荷7は、AB間に接
続されている。8は第三の負荷、9は第4の負荷であり
その一端はA点に接続されている。10は負荷制御回路
でありマイコン10aと、トランジスタ10bからなっ
ている。トランジスタ10のベースはマイコン10aの
出力端子に、また、コレクタは第3の負荷8および第4
の負荷9が接続されている。また、エミッタはB点に接
続さている。マイコン10bの出力は、AB間電圧が安
定化してから一定の時間経過後出力がハイ電圧となる動
作を行う。以上のように構成された回路においてその動
作を説明する。
【0009】交流電源1に、スイッチング電源2が接続
されると、スイッチング電源は動作を開始し、スイッチ
ングトランス3の2次側出力である出力整流回路4の出
力は電圧が立ち上がる。このときスイッチング電源の負
荷は、マイコン10aと整流回路4のコンデンサ4bと
第1の負荷6および第2の負荷7である。そして一定時
間後AB間電圧は出力安定化回路5の働きにより安定
し、コンデンサ4bへの充放電はスイッチング電源の発
振周波数により定常状態になる。このときマイコンも動
作状態に入り、その指令によりトランジスタ10bのベ
ースを電圧ハイにして第3の負荷8および第4の負荷9
がAB間出力の負荷として出力整流回路4の負荷として
電流が供給される。以上のように負荷電流が時間的に分
割して増加し、所定の定格電流が流れる定常状態に落ち
着くこととなる。
【0010】次に本発明の第2の実施例について図2を
参照しながら説明する。尚従来例と同じ構成のものは同
一符号を付して説明を省略する。
【0011】11は第2のスイッチングトランス、12
は第2の出力整流回路でありダイオード12とコンデン
サ12bよりなっている。13はモータでその一端は第
2の出力整流回路のプラス側端子に接続されている。1
4はモータ電流制限回路でトランジスタ14a、14b
および抵抗14cからなっている。その接続はモータの
他端にトランジスタ14aのコレクタが接続され、エミ
ッタにはトランジスタ14bのベース及び抵抗14cの
一端が接続されている。トランジスタ14aのベースは
トランジスタ14bのコレクタに接続され、トランジス
タ14bのエミッタ及び抵抗14cの他端は第2の出力
整流回路のマイナス側に接続されている。抵抗14dは
トランジスタ14aのベースと第2の出力整流回路のプ
ラス側端子に接続されている。15は第2の負荷制御回
路であり、AB間に接続されたマイコンと、その出力が
ベースに接続されたトランジスタ15bと、トランジス
タ15bのコレクタに接続された抵抗15cからなって
おり、トランジスタ15bのエミッタは第2の出力整流
回路12のマイナス側に接続され、抵抗15の他端はト
ランジスタ14bのコレクタに接続されている。ここで
トランジスタ15bのベースが接続されているマイコン
15aの出力はスイッチング電源が立ち上がってから一
定時間後ハイ出力電圧を出す制御を行うものとする。本
実施例においては抵抗14cと抵抗15cの値は等しい
ものとする。
【0012】以上のような構成においてその動作を説明
する。スイッチング電源2に交流電圧が印加されると、
第1の出力整流回路4及び第2の出力整流回路12の電
圧が立ち上がる。このとき第2の出力整流回路のコンデ
ンサに充電電流が流れると共に抵抗14dトランジスタ
14a、抵抗14cに電流が流れ、モータ13がオンす
る。モータ電流が増加し抵抗14cの電圧がトランジス
タ14bのベース、エミッタ間オン電圧に到達すると、
トランジスタ14bがオンし、抵抗14dに電流が流
れ、トランジスタ14aのベース電圧が下げようとする
ため、結局モータ電流はトランジスタ14bのベースエ
ミッタ間電圧を抵抗14cの抵抗値で割った値の電流値
に制限される。一方出力整流回路4の出力電圧が立ち上
がり、その後安定化してマイコン15aが動作を始め、
電源が立ち上がった後一定時間後にトランジスタ15b
のベースが接続された出力端子がハイとなると、トラン
ジスタ15bはオンし、これにより抵抗14cに抵抗1
5cが並列に接続することとなる。その抵抗値は抵抗1
4cの値の約半分となり、モータの電流は第2の負荷制
御回路が働かないときの2倍の電流値に制限されること
となり、所定の負荷状態に落ち着くこととなる。つまり
電源立ち上げ後、所定の負荷状態に至るまでに2段階の
電流制御をすることとなる。尚本実施例においては2段
階の制御としているため、簡単な回路構成で起動時のノ
イズ低減が図られている。また、2段階以上の段階に制
御しても得られる効果は同様であることは言うまでもな
い。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項に記載の発
明によれば、スイッチング電源立ち上げ時負荷電流の変
化が段階的に増加するため、スイッチング電源の1次電
流の変動が緩やかとなるため、スイッチング電源からの
電源立ち上げ時の過渡的なノイズ発生が少なくなり、ノ
イズ吸収のための、コモンチョーク、ノーマルチョーク
或いはこれらと組み合わせて使用するノイズ吸収のため
のライン間或いはライン、アース間コンデンサの容量値
を小さい値としても法律に規定された値以下に抑えるこ
とが可能となる。すなわち温度上昇を低減することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の回路図
【図2】本発明の第2の実施例の回路図
【図3】従来の例の回路図
【符号の説明】
1 交流電源 2 スイッチング電源 3 スイッチングトランス 4 出力整流回路 5 出力安定化回路 6 第1の負荷 7 第2の負荷 8 第3の負荷 9 第4の負荷 10 負荷制御回路 11 第2のスイッチングトランス 12 第2の出力整流回路 13 モータ 14 モータ電流制限回路 15 第2の負荷制御回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電圧を発生するスイッチング電源
    と、このスイッチング電源に接続される負荷と、この負
    荷の負荷電流を制御する負荷制御回路を備え、前記負荷
    制御回路は、前記スイッチング電源の起動時に前記負荷
    の定格電流よりも少ない電流が前記負荷に流れるように
    し、所定の時間後に、前記負荷の電流が定格電流となる
    ようにするスイッチング電源負荷制御装置。
  2. 【請求項2】 スイッチング電源は、マイコン用直流安
    定化出力電源を有し、かつ、負荷は、モータを有し、負
    荷制御回路は、前記マイコン用直流安定化出力電源の出
    力で動作するマイコンにより前記モータに流れる電流を
    制御する請求項1に記載のスイッチング電源負荷制御装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5460932B1 (ja) * 2013-04-17 2014-04-02 三菱電機株式会社 スイッチング電源回路およびその制御方法
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