JP2002354611A - 電動モータ駆動式作業車両 - Google Patents

電動モータ駆動式作業車両

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JP2002354611A
JP2002354611A JP2001158989A JP2001158989A JP2002354611A JP 2002354611 A JP2002354611 A JP 2002354611A JP 2001158989 A JP2001158989 A JP 2001158989A JP 2001158989 A JP2001158989 A JP 2001158989A JP 2002354611 A JP2002354611 A JP 2002354611A
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battery
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motor
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Nobuaki Ikeuchi
伸明 池内
Masanori Shinoda
正憲 篠田
Tomoaki Watabe
智明 渡部
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トラクタ等では、走行負荷に関らず車速を一
定に保って走行しなければばらない場合があり、一般の
自動車のごとく、所謂アクセルペダルで適宜走行速を調
整保持するには多大な労力が必要であった。 【解決手段】 バッテリの電力を受けて駆動する電動モ
ータ2を設け、前記電動モータ2から出力される回転動
力を前後輪へ伝達して走行する作業車両を構成する。そ
して前記車両には、操作位置を保持可能なモータ回転設
定レバーを設け、コントローラ6により、前記設定レバ
ーの保持位置に応じて前記電動モータ2を駆動する。そ
して前記モータ2へ通電中に設定値に応じたモータ2の
回転数が検出されないときには、前記電流値を補正す
る。また前記補成中に過剰な通電が継続すると液晶モニ
タ7a等で報知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電動モータ駆動
式作業車両の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、農業用トラクタには、特開平7−
300022号公報に示されるように、バッテリ及びこ
のバッテリの電力を受けて駆動する電動モータを設け、
前記電動モータから出力される回転動力を前後輪へ伝達
して走行するものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のトラクタ等作業車両では、各種作業を行うときに、
ハンドル操作以外に作業機の操作が必要な場合や、例え
ば施肥播種作業のように走行負荷に関らず車速を一定に
保って走行しなければばらない場合があり、一般の自動
車のごとく、車両停止位置に復帰する所謂アクセルペダ
ルで適宜走行速を調整するには多大な労力が必要であっ
た。
【0004】また、前記バッテリの電源を用いて作業す
る際には、極力消費電力を節約して、燃費を向上し作業
時間を延長する構成が望まれる。
【0005】
【課題を解決しようとする手段】この発明は、前記課題
に鑑みて、作業車両の動力伝達装置を以下のように構成
した。即ち、請求項1の発明では、バッテリ(1)及び
このバッテリ(1)の電力を受けて駆動する電動モータ
(2)を設け、前記電動モータ(2)から出力される回
転動力を駆動輪(3F,3R)へ伝達して走行する作業
車両において、前記車両には、操作位置を保持可能な操
作部(4)及び前記操作部(4)の保持位置を検出する
センサ(5)と、前記センサ(5)による保持位置に応
じて前記電動モータ(2)へ電流値を設定し、且つ前記
電流の通電中に設定値に応じたモータ(2)の回転数が
検出されないときには、前記電流値を補正する制御手段
(6)を備えたことを特徴とする電動モータ駆動式作業
車両とした。
【0006】また請求項2の発明は、前記制御手段
(6)による電流値補正の際に、予め設定された電流を
所定時間以上通電したときに、報知する手段(7a)を
備えたことを特徴とする請求項1に記載の電動モータ駆
動式作業車両とした。また請求項3の発明は、バッテリ
(1)及びこのバッテリ(1)の電力を受けて駆動する
電動モータ(2)を設け、前記電動モータ(2)から出
力される回転動力を駆動輪(3F,3R)へ伝達して走
行する作業車両において、前記バッテリ(1)と電動モ
ータ(2)とを直列回路と並列回路にて接続すると共
に、前記車両の状態を作業状態若しくは非作業状態に指
定する指定手段(8)を備え、前記指定手段(8)の設
定に応じて、前記回路を切り替えて電動モータ(2)を
駆動する制御手段(6)を備えたことを特徴とする電動
モータ駆動式作業車両とした。
【0007】また請求項4の発明は、バッテリ(1)及
びこのバッテリ(1)の電力を受けて駆動する電動モー
タ(2)を設け、前記電動モータ(2)から出力される
回転動力を駆動輪(3F,3R)へ伝達して走行する作
業車両において、前記バッテリ(1)と電動モータ
(2)とを直列回路と並列回路にて接続すると共に、前
記車両に同車両が作業状態であるか若しくは非作業状態
であるかを検出する検出手段(9)を備え、前記検出手
段(9)の検出に応じて、前記回路を切り替えて電動モ
ータ(2)を駆動する制御手段(6)を備えたことを特
徴とする電動モータ駆動式作業車両とした。
【0008】
【発明の作用】以上のように構成した請求項1乃至請求
項2の発明では、制御手段(6)により操作部(4)の
保持位置が検出され、この保持位置に応じて前記電動モ
ータ(2)へ電流値が送られてモータ(2)が回転す
る。このとき、モータ回転数が前記操作位置に相当しな
い回転数であれば、電動モータ(2)への通電量が補正
され適正な回転数を得る。
【0009】また請求項3の発明では、オペレータは指
定手段(8)により前記車両の状態が作業状態か若しく
は非作業状態であるかを設定する。すると、前記制御手
段(6)は、前記指定状態に応じてバッテリ(1)の電
流を直列回路若しくは並列回路のどちらか一方を介して
電動モータ(2)へ送る。
【0010】また請求項4の発明では、検出手段(9)
により前記車両の状態が作業状態か若しくは非作業状態
であるかが検出される。すると、前記制御手段(6)
は、前記検出状態に応じてバッテリ(1)の電流を直列
回路若しくは並列回路のどちらか一方を介して電動モー
タ(2)へ送る。
【0011】
【発明の効果】これにより請求項1の発明では、前記車
両には、操作位置を保持可能な操作部(4)及び前記操
作部(4)の保持位置を検出するセンサ(5)と、前記
センサ(5)による保持位置に応じて前記電動モータ
(2)へ電流値を設定し、且つ前記電流の通電中に電流
値に応じたモータ(2)の回転数が検出されないときに
は、前記電流値を補正する制御手段(6)を備えたの
で、モータ回転数を一度設定すれば、この回転数が保持
されるので、前記ペダルでモータ回転数を調整する構成
と比較して、操作が簡略化され、且つ作業負荷に対して
も一定の走行速が得られ、均一な作業を行うことができ
る。
【0012】また請求項2の発明では、前記請求項1の
制御手段(6)を作動させるに際し、通電よる電動モー
タ(2)の加熱障害を防止することができる。また請求
項3の発明では、前記バッテリ(1)と電動モータ
(2)とを直列回路と並列回路にて接続すると共に、前
記車両の状態を作業状態若しくは非作業状態に設定する
設定手段(8)を備え、前記設定手段(8)の設定に応
じて、前記回路を切り替えて電動モータ(2)を駆動す
る制御手段(6)を備えたので、バッテリ(1)の電力
を極力長持ちさせて、作業時間を延長することができ
る。
【0013】また請求項4の発明では、前記バッテリ
(1)と電動モータ(2)とを直列回路と並列回路にて
接続すると共に、前記車両に同車両が作業状態であるか
若しくは非作業状態であるかを検出する検出手段(9)
を備え、前記検出手段(8)の検出に応じて、前記回路
を切り替えて電動モータ(2)を駆動する制御手段
(6)を備えたので、請求項3の構成と比較して、設定
操作が不要となったり確実になって、請求項3の発明と
同様、バッテリ(1)の電力を極力長持ちさせて、作業
時間を延長することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の作業車両の一例
として電動モータ駆動式トラクタTについて説明する。
このトラクタTは、図2に示すように、ディーゼルエン
ジン駆動型のトラクタの車体を利用して構成され、車体
前部に平面視門形状のフレーム11を配し、同フレーム
11間にプレート部材を架け渡し、複数のバッテリ1,
1,…を並べて載置する構成となっている。
【0015】そして前記フレーム11の前部下方には、
前輪3Fを支持するフロントアクスルケース12をロー
リング自在に設け、前記前輪3Fを後述するミッション
ケース13内に設けた電動モータ2により駆動すると共
に、ステアリングハンドル14によって左右操舵する構
成となっている。
【0016】また、前記ミッションケース13の後部に
は、後輪3Rを支持するリヤアクスルケース15を設け
ると共に、前記前輪3F同様に、ケース13内の電動モ
ータ2により駆動する構成となっている。また前記ミッ
ションケース13の後部には、作業機昇降用電動モータ
16によって上下回動するリフトアーム17を支持し、
リンク機構を介して作業機18を昇降自在に設けてい
る。
【0017】尚、前記リフトアーム17は後述するポジ
ションレバー21の設定操作角と、リフトアーム17の
回動基部に設けたリフトアーム角センサ9の検出角が一
致するよう作業機昇降用電動モータ16を駆動する構成
となっている。トラクタTの操縦席20周囲の構成につ
いて説明する。
【0018】トラクタTの操縦席20側方には、前記作
業機18の高さを調整するポジションレバー21及び作
業機18を予め設定した範囲内で連続的に昇降する作業
機昇降スイッチ22、ミッションケース13内のギヤ式
変速装置を切り替える変速レバー23等を設けている。
【0019】また前記ステアリングハンドル12の下方
には、図3に示すように、報知手段7(液晶モニタ7
a、各種パイロットランプ7b、ブザー3d)、車両の
状態を「作業」か「非作業」かを指定する設定器となる
作業モード切替スイッチ8、メイン電源キースイッチ2
5等を備えたメータパネル26を設け、更に、前記電動
モータ2の回転数を設定する操作部となるモータ回転設
定レバー4や、フロア上方に変速ペダル27を設けてい
る。
【0020】ここで、図9に基づき、前記メイン電源キ
ースイッチ25の取付構成について説明する。前記メイ
ン電源キースイッチ25は、上部にネジ溝25aを形成
すると共に、この上部一側部に回止用リブ25bを設け
ている。一方前記メータパネル26にはスイッチ取付穴
を開口し、この開口部下面に前記リブ25bに当接する
当接片26aを設けている。そして前記メイン電源キー
スイッチ25を取り付けるときには、前記開口部の上面
に円形状のシム部材19Aを介在させ、下面に前記メー
タパネル26の折り曲げ部に端を接してスイッチ25の
位置を前記開口部中心に位置決めする位置決めプレート
19Bを介在させて、取付用ナット24にて取り付ける
構成となっている。
【0021】また前記モータ回転設定レバー4の回動基
部は、車体固定側にブレーキ材を介して支持してレバー
操作位置を保持可能に構成すると共に、ポテンショメー
タ28を設けレバー操作位置を検出する構成となって
る。また変速ペダル27の回動基部は、中立復帰用ダン
パを設け、オペレータの足踏操作が無くなると中立位
置、即ち車体停止位置へ復帰する構成となっている。ま
た同ペダル27の基部にも、前記設定レバーと同様、ポ
テンショメータ30を設けペダルの踏み込み角度を検出
する構成となっている。
【0022】尚、モータ回転数を設定する操作部は、ダ
イヤル式操作部に構成したり、スイッチ式に構成し前記
液晶パネル部7aに設定位置(モータ回転数)を表示す
る構成としても良い。そして前記ポテンショメータ2
8,30は、前記変速レバー23、ポジションレバー2
1、変速ペダル27の回動基部に設けた各種センサ2
8,29,30と同様に、制御手段となるコントローラ
6へ接続する構成となっている。
【0023】次に、トラクタTの動力伝達構造について
図1に基づき説明する。前記ミッションケース13は、
前部のモータ収納ケース13aと後部のギヤ機構収納ケ
ース13bとから構成され、後部のギヤ機構収納ケース
13bは、前記トラクタTをディーゼルエンジン駆動式
に構成する場合と略同様の構成となっている。
【0024】そして前記モータ収納ケース13aの左右
側壁間にプレート材35を架け渡し、このプレート35
上に前記バッテリ1の電力を受けて駆動する走行系電動
モータ2と外部動力系電動モータ36とを取り付ける構
成となってる。そして、前記走行系電動モータ2の回転
動力は、ギヤ機構収納部13b内のギヤ式変速装置37
にて適宜減速され、ケース13後部の後輪デフ装置38
に伝達する構成となっている。
【0025】また前記デフ装置38の動力上手側には、
前輪3Fへ動力を伝達する伝達ギヤ39を設けると共
に、このギヤ39に非接触式の後輪回転センサ40を近
接して設け、前記電動モータ2の出力回転を間接的に検
出する構成となっている。また前記外部動力系電動モー
タ36は、前記ギヤ式変速装置37の下方に支持した動
力伝達軸41を介して、ケース13b後部に突設するP
TO軸42に動力を伝達する構成となっている。
【0026】尚、図中符号43は、ディーゼルエンジン
駆動型に構成する場合のクラッチハウジングを示し、符
号44は前記変速装置の後進用カウンターギヤを示す。
また前記走行系電動モータ2と外部動力系電動モータ3
6の別形態としては、単一の共通モータとして回転動力
を分岐する構成としても良い。
【0027】次に図4に基づき、前記トラクタTのコン
トローラ6について説明する。コントローラ6は、内部
に各種情報を演算処理するCPU、制御プログラム等を
記憶するEEPROM、各種センサ値、設定値等を一時
記憶するRAM等を有する構成となっている。また、こ
の入力部に、ポジションレバー21のポテンショメータ
29、リフトアーム17基部のリフトアーム角センサ
9、作業機昇降スイッチ22、変速レバー23の変速位
置検出スイッチ30、変速ペダル27の基部のポテンシ
ョメータ46、作業モード切替スイッチ8後輪回転セン
サ40、等を接続して設けている。また出力部に、作業
機昇降用電動モータ16、外部動力系電動モータ36、
走行系電動モータ2、液晶モニタ7aやランプ7b等を
接続して設けている。
【0028】また、前記走行系電動モータ2は、図5に
示すように、前記コントローラ6により制御されるスイ
ッチ回路47を介して駆動する構成となっている。この
スイッチ回路47は、バッテリ1の電源を前記走行系電
動モータ2へ並列回路若しくは直列回路にて伝達するべ
く、二つのスイッチSW1,SW2と、電動モータ2の
回転数を変更する1つの可変抵抗器Rを備える構成とな
っている。即ち前記電動モータ2へバッテリ1の電流を
直列で接続するときには、第一スイッチSW1を直列用
接点aに接続し且つ第二スイッチSW2を開放状態に切
り替える。また前記電動モータ2へバッテリ1の電流を
並列で接続するときには、第一スイッチSW1を並列用
接点bに接続し且つ第二スイッチSW2を接続状態に切
り替える。
【0029】また、前記電動モータ2の回転数を変更す
るときには、前記可変抵抗器Rの抵抗値を変化すること
で、電動モータ2へ流れる電流が変化し回転数を変更す
る。以上のように構成したトラクタTでは、図7及び図
8に示す制御フローチャートのように走行用電動モータ
2へ電流を送り走行する。
【0030】最初にトラクタTのメイン電源をオンにす
ると、コントローラ6は各種設定器、センサの接続状態
や設定状態を読み込む。そして、車両の状態を前記モー
ド切替スイッチ8により判定し、これが「作業」モード
に切り替えられていれば、前記スイッチ回路を直列回路
に切り替え、続いてモータ回転補正制御を実行する。一
方、前記スイッチ8が「走行(非作業)」モードに切り
替えられていれば、前記スイッチ回路を並列回路に切り
替え、前記電動モータ2へ変速ペダル27の踏込み量に
応じた回転数になるよう電流が送られリターンとなる。
【0031】これにより、負荷が大きい作業状態と、負
荷が小さい非作業状態を異なる回路によって消費電力の
特性を変えてバッテリの電力を消費するので、電力を極
力長持ちさせて、作業時間を延長することができる。ま
た作業/非作業どちらの場合においても各バッテリ1
は、同量の電力を消費してモータ2を駆動するので、例
えば作業/非作業時に夫れ夫れの異なるバッテリを使用
する構成と比較して、充電時やバッテリ交換時にも個別
に管理する必要が無い。
【0032】尚、前記トラクタTの状態を判定する手段
として、前記作業モード切替スイッチ8の切替え操作に
代え、或いは同スイッチ8と併用して、車体の可動部、
例えば前記リフトアーム角センサ9の回動状態を検出
し、リフトアーム17が上昇位置であるときには非作業
状態とし、下降位置であるときには作業状態として判定
する構成や、前記PTO軸42の回転が有る時に作業状
態、無しの時に非作業状態として判定する構成としても
良い。
【0033】また図中前記モータ回転補正制御では、モ
ータ回転設定レバー4の操作位置に応じて電動モータ2
へ電流が送ると共に、前記回転センサ40より回転数を
検出し、この回転数が不感帯(図6中上限値と下限値の
間)に検出されるよう前記電動モータ2への電流値を変
更する。
【0034】これにより、車速が自動で任意の速度に維
持されるので、オペレータは作業時に変速操作を必要と
せず他の操作、例えば作業機昇降操作や操舵操作を行な
うことができ作業効率を向上することができる。また前
記不感帯の内、下限値を下回り最大電流出力値を所定時
間以上継続して出力しているときには、電動モータ2の
加熱障害を防止すべく前記ブザー7cを出力すると共に
液晶モニタ7a「オーバーヒート」の旨を警告し、通電
を停止する。
【0035】これにより、過剰な通電を継続して電動モ
ータ2の加熱障害を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ミッションケースの側面図。
【図2】トラクタの全体側面図。
【図3】メータパネル部の平面図。
【図4】コントローラの接続状態を示す図。
【図5】スイッチ回路。
【図6】電流値(レバー操作位置)とモータ回転数を示
す図。
【図7】コントローラの処理を示す制御フローチャート
(1)。
【図8】モータ回転数補正制御の概要を示すフローチャ
ート(2)。
【図9】メイン電源スイッチの取付構成を示す図。
【符号の説明】
1 バッテリ 2 走行系電動モータ 3F 前輪 3R 後輪 4 モータ回転設定レバー 5 ポテンショメータ 6 コントローラ 7a 液晶モニタ 7b パイロットランプ 7c ブザー 8 作業モード切替スイッチ 9 リフトアーム角センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H115 PA01 PC06 PG10 PI14 PI16 PU02 QE09 QE13 QN03 RB08 SE03 SE08 TO12 TO30 TR04 TU02 TU12 TZ03 TZ07 UB05 UB08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリ(1)及びこのバッテリ(1)
    の電力を受けて駆動する電動モータ(2)を設け、前記
    電動モータ(2)から出力される回転動力を駆動輪(3
    F,3R)へ伝達して走行する作業車両において、 前記車両には、操作位置を保持可能な操作部(4)及び
    前記操作部(4)の保持位置を検出するセンサ(5)
    と、前記センサ(5)による保持位置に応じて前記電動
    モータ(2)へ電流値を設定し、且つ前記電流の通電中
    に設定値に応じたモータ(2)の回転数が検出されない
    ときには、前記電流値を補正する制御手段(6)を備え
    たことを特徴とする電動モータ駆動式作業車両。
  2. 【請求項2】 前記制御手段(6)による電流値補正の
    際に、予め設定された電流を所定時間以上通電したとき
    に、報知する手段(7a)を備えたことを特徴とする請
    求項1に記載の電動モータ駆動式作業車両。
  3. 【請求項3】 バッテリ(1)及びこのバッテリ(1)
    の電力を受けて駆動する電動モータ(2)を設け、前記
    電動モータ(2)から出力される回転動力を駆動輪(3
    F,3R)へ伝達して走行する作業車両において、 前記バッテリ(1)と電動モータ(2)とを直列回路と
    並列回路にて接続すると共に、前記車両の状態を作業状
    態若しくは非作業状態に指定する指定手段(8)を備
    え、前記指定手段(8)の設定に応じて、前記回路を切
    り替えて電動モータ(2)を駆動する制御手段(6)を
    備えたことを特徴とする電動モータ駆動式作業車両。
  4. 【請求項4】 バッテリ(1)及びこのバッテリ(1)
    の電力を受けて駆動する電動モータ(2)を設け、前記
    電動モータ(2)から出力される回転動力を駆動輪(3
    F,3R)へ伝達して走行する作業車両において、 前記バッテリ(1)と電動モータ(2)とを直列回路と
    並列回路にて接続すると共に、前記車両に同車両が作業
    状態であるか若しくは非作業状態であるかを検出する検
    出手段(9)を備え、前記検出手段(9)の検出に応じ
    て、前記回路を切り替えて電動モータ(2)を駆動する
    制御手段(6)を備えたことを特徴とする電動モータ駆
    動式作業車両。
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