JP2002353541A - ファイバーレーザーおよびファイバーアンプ - Google Patents

ファイバーレーザーおよびファイバーアンプ

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JP2002353541A
JP2002353541A JP2001153578A JP2001153578A JP2002353541A JP 2002353541 A JP2002353541 A JP 2002353541A JP 2001153578 A JP2001153578 A JP 2001153578A JP 2001153578 A JP2001153578 A JP 2001153578A JP 2002353541 A JP2002353541 A JP 2002353541A
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fiber
wavelength
laser
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core
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JP2001153578A
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English (en)
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Takashi Otsuka
尚 大塚
Yoji Okazaki
洋二 岡崎
Takayuki Kato
隆之 加藤
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Priority to US10/952,717 priority patent/US7411990B2/en
Priority to US10/952,748 priority patent/US7418023B2/en
Priority to US10/952,733 priority patent/US7356065B2/en
Priority to US10/952,719 priority patent/US7403554B2/en
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 希土類元素イオンが添加されたコアを有する
ファイバーを、レーザーダイオードによって励起してレ
ーザービームを発生させるファイバーレーザーにおい
て、より多くの発振波長を実現する。 【解決手段】 Ho3+が添加されたコアを持つファイ
バー13をGaN系レーザーダイオード11によって励起
し、該ファイバー13における
あるいはの遷移によってレーザ
ービーム15を発生させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、希土類元素イオン
が添加されたコアを有するファイバーを、レーザーダイ
オード(半導体レーザー)によって励起してレーザービ
ームを発生させるファイバーレーザーに関するものであ
る。
【0002】また本発明は、希土類元素イオンが添加さ
れたコアを有するファイバーをレーザーダイオードで励
起して蛍光を生じさせ、ファイバーに入射した光をこの
蛍光によって増幅するファイバーアンプに関するもので
ある。
【0003】
【従来の技術】例えば電子情報通信学会技報,LQE95-30
(1995)p.30や、Optics communications 86(1991)p.337
に示されるように、Pr3+が添加された弗化物系のコ
アを有するファイバーをレーザーダイオードによって励
起してレーザービームを発生させるファイバーレーザー
が知られている。
【0004】また、同じく上記文献に示されるように、
Pr3+が添加されたコアを有するファイバーをレーザ
ーダイオードによって励起して蛍光を生じさせ、この蛍
光の波長領域に含まれる光をファイバーに入射させて該
蛍光のエネルギーによって増幅するファイバーアンプが
知られている。
【0005】特に後者の文献には、Arレーザー励起の
Pr3+ドープファイバーレーザーが記載されており、
476.5nm励起による491nm、520nm、605nm、635
nmの発振が確認されている。
【0006】ところで、上記のファイバーレーザーやフ
ァイバーアンプは、青色や緑色領域のレーザービームを
発生させたり、あるいは増幅することが可能であるか
ら、それらによって、カラー感光材料にカラー画像を書
き込むための光源を構成することも考えられる。
【0007】しかし、上記Arレーザー励起のファイバ
ーレーザーやファイバーアンプは、カラー画像書き込み
等のために数W〜数10Wクラスのパワーで励起しようと
すると、水冷手段が必要となることから、装置の大型
化、低寿命、低効率の問題を招く。
【0008】上記の事情に鑑みて本出願人は、特願平1
0−6370号(特開平11−204862号参照)に
おいて、効率良く高出力の青色領域や緑色領域のレーザ
ービームを発生可能で、小型に形成することができ、し
かも出力やビーム品質の安定性が高いファイバーレーザ
ーを提案した。このファイバーレーザーは、前述のPr
3+が添加されたコアを持つファイバーを、GaN系レ
ーザーダイオードによって励起する構成を有することを
特徴とするものである。
【0009】また本出願人は、同じく特願平10−63
70号において、青色領域や緑色領域のレーザービーム
を効率良く増幅可能で、小型に形成することができ、し
かも出力やビーム品質の安定性が高いファイバーアンプ
も提案した。このファイバーアンプは、Pr3+が添加
されたコアを持つファイバーを、GaN系レーザーダイ
オードによって励起し、該励起により生じる蛍光の波長
領域に含まれる波長の入射光を増幅する構成を有するも
のである。
【0010】さらに本出願人は、特願平11−2068
17号(特開2001−36168号参照)において、
Er3+、Ho3+、Dy3+、Eu3+、Sm3+
Pm 3+およびNd3+のうちの少なくとも1つとPr
3+とが共ドープされたコアを持つファイバーを、Ga
N系レーザーダイオードによって励起するようにしたフ
ァイバーレーザーや、上記と同様のファイバーをGaN
系レーザーダイオードによって励起し、この励起によっ
て生じる蛍光の波長領域に含まれる波長の入射光を増幅
するファイバーアンプを提案した。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記特開平
11−204862号や特開2001−36168号に
示されるファイバーレーザーのようにGaN系レーザー
ダイオードを励起源として、さらに別の多くの波長で発
振し得るファイバーレーザーを提供することを目的とす
る。
【0012】さらに本発明は、上記特開平11−204
862号や特開2001−36168号に示されるファ
イバーアンプのようにGaN系レーザーダイオードを励
起源として、さらに別の多くの波長の光を増幅すること
ができるファイバーアンプを提供することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明による一つのファ
イバーレーザーは、Ho3+が添加されたコアを持つフ
ァイバーをGaN系レーザーダイオードによって励起
し、該ファイバーにおける、あ
るいはの遷移によってレーザー
ビームを発生させる構成を有するものである。このファ
イバーレーザーは、より具体的には、
の遷移によって波長が740〜760nmのレーザービ
ームを発生させたり、あるいは
の遷移によって波長が540〜560nmのレーザービームを
発生させる構成をとることができる。
【0014】なお、上記Ho3+が添加されたコアを持
つファイバーの励起波長は420nmとされる。そしてこ
のファイバーとしては、希土類元素イオンとしてHo
3+のみがコアに添加されたものを好適に用いることが
できる。
【0015】また、本発明による別のファイバーレーザ
ーは、Sm3+が添加されたコアを持つファイバーをG
aN系レーザーダイオードによって励起し、該ファイバ
ーにおける5/2 5/2
5/2 7/2 、あるいは3/2
11/2 の遷移によってレーザービームを発生
させる構成を有するものである。このファイバーレーザ
ーは、より具体的には、 5/2 5/2
の遷移によって波長が556〜576nmのレーザービームを
発生させたり、あるいは5/2
7/2 の遷移によって波長が605〜625nmのレーザー
ビームを発生させたり、さらには3/2
11/2 の遷移によって波長が640〜660nmのレーザ
ービームを発生させる構成をとることができる。
【0016】なお、上記Sm3+が添加されたコアを持
つファイバーの励起波長は404nmとされる。そしてこ
のファイバーとしては、希土類元素イオンとしてSm
3+のみがコアに添加されたものを好適に用いることが
できる。
【0017】また、本発明によるさらに別のファイバー
レーザーは、Eu3+が添加されたコアを持つファイバ
ーをGaN系レーザーダイオードによって励起し、該フ
ァイバーにおけるの遷移によっ
てレーザービームを発生させる構成を有するものであ
る。このファイバーレーザーは、より具体的には、
の遷移によって波長が579〜599n
mのレーザービームを発生させる構成をとることができ
る。
【0018】なお、上記Eu3+が添加されたコアを持
つファイバーの励起波長は394nmとされる。そしてこ
のファイバーとしては、希土類元素イオンとしてEu
3+のみがコアに添加されたものを好適に用いることが
できる。
【0019】また、本発明によるさらに別のファイバー
レーザーは、Dy3+が添加されたコアを持つファイバ
ーをGaN系レーザーダイオードによって励起し、該フ
ァイバーにおける9/2 13/2
るいは9/2 11/2 の遷移によっ
てレーザービームを発生させる構成を有するものであ
る。このファイバーレーザーは、より具体的には、
9/2 13 /2 の遷移によって波長が56
2〜582nmのレーザービームを発生させたり、あるいは
9/2 11/2 の遷移によって波長
が654〜674nmのレーザービームを発生させる構成をと
ることができる。
【0020】なお、上記Dy3+が添加されたコアを持
つファイバーの励起波長は390nmとされる。そしてこ
のファイバーとしては、希土類元素イオンとしてDy
3+のみがコアに添加されたものを好適に用いることが
できる。
【0021】また、本発明によるさらに別のファイバー
レーザーは、Er3+が添加されたコアを持つファイバ
ーをGaN系レーザーダイオードによって励起し、該フ
ァイバーにおける3/2 15/2
るいは9/2 13/2 の遷移によっ
てレーザービームを発生させる構成を有するものであ
る。このファイバーレーザーは、より具体的には、
3/2 15 /2 の遷移によって波長が53
0〜550nmのレーザービームを発生させたり、
9/2 13/2 の遷移によって波長が544
〜564nmのレーザービームを発生させる構成をとるこ
とができる。
【0022】なお、上記Er3+が添加されたコアを持
つファイバーの励起波長は406nmあるいは380nmとさ
れる。そしてこのファイバーとしては、希土類元素イオ
ンとしてEr3+のみがコアに添加されたものを好適に
用いることができる。
【0023】また、本発明によるさらに別のファイバー
レーザーは、Tb3+が添加されたコアを持つファイバ
ーをGaN系レーザーダイオードによって励起し、該フ
ァイバーにおけるの遷移によっ
てレーザービームを発生させる構成を有するものであ
る。このファイバーレーザーは、より具体的には、
の遷移によって波長が530〜550nm
のレーザービームを発生させる構成をとることができ
る。
【0024】なお、上記Tb3+が添加されたコアを持
つファイバーの励起波長は380nmとされる。そしてこ
のファイバーとしては、希土類元素イオンとしてTb
3+のみがコアに添加されたものを好適に用いることが
できる。
【0025】一方、上記構成の各ファイバーレーザーに
おいて、励起光源としてのGaN系レーザーダイオード
は、より具体的には、例えばInGaN、InGaNA
sあるいはGaNAsからなる活性層を有するものを使
用することができる。
【0026】一方、本発明による一つのファイバーアン
プは、Ho3+が添加されたコアを持つファイバーをG
aN系レーザーダイオードによって励起し、該ファイバ
ーにおける、あるいは
の遷移によって生じる蛍光の波長領域
に含まれる波長の入射光を増幅する構成を有するもので
ある。このファイバーアンプは、より具体的には、
の遷移によって740〜760nmの波長
領域の蛍光を発生させて、この領域に含まれる波長の入
射光を増幅したり、の遷移によ
って540〜560nmの波長領域の蛍光を発生させて、この
領域に含まれる波長の入射光を増幅する構成をとること
ができる。
【0027】なお、上記Ho3+が添加されたコアを持
つファイバーの励起波長は420nmとされる。そしてこ
のファイバーとしては、希土類元素イオンとしてHo
3+のみがコアに添加されたものを好適に用いることが
できる。
【0028】また、本発明による別のファイバーアンプ
は、Sm3+が添加されたコアを持つファイバーをGa
N系レーザーダイオードによって励起し、該ファイバー
における5/2 5/2
5/2 7/2 、あるいは3/2
11/2 の遷移によって生じる蛍光の波長領域
に含まれる波長の入射光を増幅する構成を有するもので
ある。このファイバーアンプは、より具体的には、
5/2 5/2 の遷移によって556〜576n
mの波長領域の蛍光を発生させて、この領域に含まれる
波長の入射光を増幅したり、5/2
7/2 の遷移によって605〜625nmの波長領域の蛍光
を発生させて、この領域に含まれる波長の入射光を増幅
したり、あるいは3/2 11/2
遷移によって640〜660nmの波長領域の蛍光を発生させ
て、この領域に含まれる波長の入射光を増幅する構成を
とることができる。
【0029】なお、上記Sm3+が添加されたコアを持
つファイバーの励起波長は404nmとされる。そしてこ
のファイバーとしては、希土類元素イオンとしてSm
3+のみがコアに添加されたものを好適に用いることが
できる。
【0030】また、本発明によるさらに別のファイバー
アンプは、Eu3+が添加されたコアを持つファイバー
をGaN系レーザーダイオードによって励起し、該ファ
イバーにおけるの遷移によって
生じる蛍光の波長領域に含まれる波長の入射光を増幅す
る構成を有するものである。このファイバーアンプは、
より具体的には、 の遷移によ
って579〜599nmの波長領域の蛍光を発生させて、この
領域に含まれる波長の入射光を増幅する構成をとること
ができる。
【0031】なお、上記Eu3+が添加されたコアを持
つファイバーの励起波長は394nmとされる。そしてこ
のファイバーとしては、希土類元素イオンとしてEu
3+のみがコアに添加されたものを好適に用いることが
できる。
【0032】また、本発明によるさらに別のファイバー
アンプは、Dy3+が添加されたコアを持つファイバー
をGaN系レーザーダイオードによって励起し、該ファ
イバーにおける9/2 13/2 ある
いは9/2 11/2 の遷移によって
生じる蛍光の波長領域に含まれる波長の入射光を増幅す
る構成を有するものである。このファイバーアンプは、
より具体的には、9/2 13/2
遷移によって562〜582nmの波長領域の蛍光を発生させ
て、この領域に含まれる波長の入射光を増幅したり、あ
るいは /2 11/2 の遷移によっ
て654〜674nmの波長領域の蛍光を発生させて、この領
域に含まれる波長の入射光を増幅する構成をとることが
できる。
【0033】なお、上記Dy3+が添加されたコアを持
つファイバーの励起波長は390nmとされる。そしてこ
のファイバーとしては、希土類元素イオンとしてDy
3+のみがコアに添加されたものを好適に用いることが
できる。
【0034】また、本発明によるさらに別のファイバー
アンプは、Er3+が添加されたコアを持つファイバー
をGaN系レーザーダイオードによって励起し、該ファ
イバーにおける3/2 15/2 ある
いは9/2 13/2 の遷移によって
生じる蛍光の波長領域に含まれる波長の入射光を増幅す
る構成を有するものである。このファイバーアンプは、
より具体的には、3/2 15/2
遷移によって530〜550nmの波長領域の蛍光を発生させ
て、この領域に含まれる波長の入射光を増幅したり、あ
るいは /2 13/2 の遷移によっ
て544〜564nmの波長領域の蛍光を発生させて、この領
域に含まれる波長の入射光を増幅する構成をとることが
できる。
【0035】なお、上記Er3+が添加されたコアを持
つファイバーの励起波長は406nmあるいは380nmとさ
れる。そしてこのファイバーとしては、希土類元素イオ
ンとしてEr3+のみがコアに添加されたものを好適に
用いることができる。
【0036】また、本発明によるさらに別のファイバー
アンプは、Tb3+が添加されたコアを持つファイバー
をGaN系レーザーダイオードによって励起し、該ファ
イバーにおけるの遷移によって
生じる蛍光の波長領域に含まれる波長の入射光を増幅す
る構成を有するものである。このファイバーアンプは、
より具体的には、の遷移によっ
て530〜550nmの波長領域の蛍光を発生させて、この領
域に含まれる波長の入射光を増幅する構成をとることが
できる。
【0037】なお、上記Tb3+が添加されたコアを持
つファイバーの励起波長は380nmとされる。そしてこ
のファイバーとしては、希土類元素イオンとしてTb
3+のみがコアに添加されたものを好適に用いることが
できる。
【0038】一方、上記構成の各ファイバーアンプにお
いても、励起光源としてのGaN系レーザーダイオード
は、より具体的には、例えばInGaN、InGaNA
sあるいはGaNAsからなる活性層を有するものを使
用することができる。
【0039】
【発明の効果】Ho3+、Sm3+、Eu3+、Dy
3+、Er3+およびTb3+は波長380〜420nmに吸
収帯があり、GaN系レーザーダイオードによって励起
され得る。波長380〜430nmはGaN系レーザーダイオ
ードが比較的発振しやすい波長帯であり、そして特に波
長400〜410nmは、現在提供されているGaN系レーザ
ーダイオードの最大出力が得られる波長帯であるので、
これらのHo3+、Sm 、Eu3+、Dy3+、E
3+およびTb3+をGaN系レーザーダイオードに
よって励起すれば、励起光の吸収量を大きく確保可能
で、それにより、高効率化および高出力化が達成され
る。
【0040】そして、先に例を挙げた通り、これらのH
3+、Sm3+、Eu3+、Dy 3+、Er3+およ
びTb3+による蛍光の波長帯は広い範囲に亘るので、
従来に無い波長で発振するファイバーレーザーを得るこ
とが可能となる。
【0041】一方、GaN系レーザーダイオードは熱伝
導係数が130 W/m℃と、ZnMgSSe系レーザーダ
イオードの4W/m℃等と比べて極めて大きい。またそ
れに加えて、転移の移動度もZnMgSSe系レーザー
ダイオードと比べて非常に小さいことから、COD(カ
タストロフィック・オプティカル・ダメージ)が非常に
高く、高寿命、高出力が得やすいものである。このよう
に高寿命、高出力が得やすいGaN系レーザーダイオー
ドを励起光源として用いたことにより、本発明のファイ
バーレーザーは、高寿命で、高出力のレーザービームを
発生可能となる。
【0042】なお励起光源であるGaN系レーザーダイ
オードとしては、単一縦、横モード型のものを使用でき
ることは勿論、その他ブロードエリア型、フェーズドア
レー型、あるいはMOPA型の高出力タイプのものを1
個または複数個使用することもできる。そのようにする
ことにより本発明のファイバーレーザーは、さらなる高
出力、例えばW(ワット)クラスの高出力を得ることも
可能である。
【0043】以上説明した全ての効果は、本発明のファ
イバーアンプにおいても同様に得られるものであり、よ
って本発明のファイバーアンプによれば、広い範囲に亘
る波長の光を強力に増幅可能となる。
【0044】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。まず、ファイバーレーザー
として構成された第1〜6の実施の形態について説明す
る。
【0045】<第1の実施の形態>図1は、本発明の第
1の実施の形態によるファイバーレーザーを示すもので
ある。このファイバーレーザーは、励起光としてのレー
ザービーム10を発するレーザーダイオード11と、発散光
であるレーザービーム10を集光する集光レンズ12と、H
3+がドープされたコアを持つファイバー13とからな
る。
【0046】レーザーダイオード11としては、発振波長
420nmのブロードエリア型のGaN系レーザーダイオ
ードが用いられている。
【0047】またファイバー13は図2に断面形状を示す
ように、断面正円形のコア20と、その外側に配された断
面ほぼ矩形の第1クラッド21と、その外側に配された断
面正円形の第2クラッド22とからなる。コア20はHo
3+が例えば1at%ドープされたZr系弗化物ガラ
ス、例えばZBLANP(ZrF−BaF−LaF
−AlF−AlF−NaF−PbF)からな
り、第1クラッド21は一例としてZBLAN(ZrF
−BaF−LaF−AlF−NaF)からなり、
第2クラッド22は一例としてポリマーからなる。
【0048】なおコア20は上記ZBLANPに限らず、
ZBLANや、In/Ga系弗化物ガラス、例えばIG
PZCLすなわち(InF−GaF−LaF)−
(PbF−ZnF)−CdF等を用いて形成されて
もよい。
【0049】集光レンズ12により集光された波長420n
mのレーザービーム10は、上記ファイバー13の第1クラ
ッド21に入力され、そこを導波モードで伝搬する。つま
りこの第1クラッド21は、励起光であるレーザービーム
10に対してはコアとして作用する。
【0050】レーザービーム10は、このように伝搬する
間にコア20の部分も通過する。コア20においては、入射
したレーザービーム10によってHo3+が励起され、
の遷移によって波長550nmの
蛍光が生じる。この蛍光はコア20を導波モードで伝搬す
る。
【0051】ZBLANPからなるコア20においては、
その他に、の遷移による波長750
nmの蛍光等が発生し得る。そこで、ファイバー13の入
射端面13aには、波長550nmに対してHR(高反射)
で、波長750nm等の他の蛍光並びに励起波長420nmに
対してAR(無反射)となる特性のコートが施され、フ
ァイバー13の出射端面13bには、波長550nmの光を1
%だけ透過させるコートが施されている。
【0052】それにより、上記波長550nmの蛍光はフ
ァイバー13の両端面13a、13b間で共振して、レーザー
発振を引き起こす。こうして波長550nmの緑色のレー
ザービーム15が発生し、このレーザービーム15はファイ
バー13の出射端面13bから前方に出射する。
【0053】なお本例では、レーザービーム15はコア20
においてシングルモードで、一方励起光であるレーザー
ビーム10は第1クラッド21においてマルチモードで伝搬
する構成とされている。それにより、高出力のブロード
エリア型レーザーダイオード11を励起光源に適用して、
レーザービーム10を高い結合効率でファイバー13に入力
させることが可能となっている。
【0054】また、第1クラッド21の断面形状がほぼ矩
形とされているため、レーザービーム10がクラッド断面
内で不規則な反射経路を辿り、コア20に入射する確率が
高められている。
【0055】それに加えて波長420nmは、GaN系レ
ーザーダイオード11の大きな出力が得られる波長帯にあ
るので、コア20における波長420nmのレーザービーム1
0の吸収量が大きくなり、高効率化および高出力化が達
成される。具体的に本実施の形態においては、ファイバ
ー13の長さが1mのとき、出力300mWのレーザーダイ
オード11を用いて、出力150mWの緑色のレーザービー
ム15を得ることができた。
【0056】なお、Ho3+がドープされたコア20を持
つファイバー13を用いる場合は、前述の
の遷移によって波長750nmの蛍光も発生し
得るので、ファイバー13の両端面13a、13bに施すコー
トの設定次第で、波長750nmのレーザービームを発振
させることも可能である。
【0057】<第2の実施の形態>この第2の実施の形
態によるファイバーレーザーは、図1に示したファイバ
ーレーザーと基本的に同様の構成を有するものであるの
で、以下この図1中の番号を流用して説明する(後述す
る第3〜6の実施の形態も同様)。
【0058】このファイバーレーザーは図1に示したフ
ァイバーレーザーと比べると、ファイバー13のコア20に
ドープされている希土類元素イオン、およびファイバー
13の両端面13a、13bに施すコートが異なるものであ
る。
【0059】すなわち本実施の形態において、ファイバ
ー13のコア20にはSm3+が1at%ドープされてい
る。またコア20における5/2
5/2 の遷移を利用して波長566nmのレーザービー
ムを発生させるために、ファイバー13の入射端面13aに
は、波長566nmに対してHR(高反射)で、他の
5/ 7/2 の遷移による波長615nm
の蛍光および3/2 11/2 の遷移に
よる波長650nmの蛍光等、並びに励起波長404nmに対
してAR(無反射)となる特性のコートが施され、ファ
イバー13の出射端面13bには、波長566nmの光を1%
だけ透過させるコートが施されている。そしてここでは
レーザーダイオード11として、発振波長404nmのもの
が用いられている。
【0060】この構成においては、ファイバー13の長さ
が1mのとき、出力200mWのGaN系レーザーダイオ
ード11を用いて、出力110mWの波長566nmのレーザー
ビーム15を得ることができた。
【0061】なお、Sm3+がドープされたコア20を持
つファイバー13を用いる場合は、前述の5/2
7/2 の遷移による波長615nmの蛍光や、
3/2 11/2 の遷移による波長65
0nmの蛍光も発生し得るので、ファイバー13の両端面1
3a、13bに施すコートの設定次第で、波長615nmのレ
ーザービームや波長650nmのレーザービームを発振さ
せることも可能である。
【0062】<第3の実施の形態>この第3の実施の形
態によるファイバーレーザーも、図1に示したファイバ
ーレーザーと比べると、ファイバー13のコア20にドープ
されている希土類元素イオン、およびファイバー13の両
端面13a、13bに施すコートが異なるものである。
【0063】すなわち本実施の形態において、ファイバ
ー13のコア20にはEu3+が1at%ドープされてい
る。また、コア20における
遷移によって波長589nmのレーザービームを発生させ
るために、ファイバー13の入射端面13aには、波長589
nmに対してHR(高反射)で、他の遷移による蛍光、
並びに励起波長394nmに対してAR(無反射)となる
特性のコートが施され、ファイバー13の出射端面13bに
は、波長589nmの光を1%だけ透過させるコートが施
されている。そしてここではレーザーダイオード11とし
て、発振波長394nmのものが用いられている。
【0064】この構成においては、ファイバー13の長さ
が1mのとき、出力100mWのGaN系レーザーダイオ
ード11を用いて、出力40mWの波長589nmのレーザー
ビーム15を得ることができた。
【0065】<第4の実施の形態>この第4の実施の形
態によるファイバーレーザーも、図1に示したファイバ
ーレーザーと比べると、ファイバー13のコア20にドープ
されている希土類元素イオン、およびファイバー13の両
端面13a、13bに施すコートが異なるものである。
【0066】すなわち本実施の形態において、ファイバ
ー13のコア20にはDy3+が1at%ドープされてい
る。また、コア20における9/2
13/2の遷移を利用して波長572nmのレーザービー
ムを発生させるために、ファイバー13の入射端面13aに
は、波長572nmに対してHR(高反射)で、他の
9/2 11/2 の遷移による波長664n
mの蛍光等、並びに励起波長390nmに対してAR(無
反射)となる特性のコートが施され、ファイバー13の出
射端面13bには、波長572nmの光を1%だけ透過させ
るコートが施されている。そしてここではレーザーダイ
オード11として、発振波長390nmのものが用いられて
いる。
【0067】この構成においては、ファイバー13の長さ
が1mのとき、出力100mWのGaN系レーザーダイオ
ード11を用いて、出力50mWの波長572nmのレーザー
ビーム15を得ることができた。
【0068】なお、Dy3+がドープされたコア20を持
つファイバー13を用いる場合は、前述の9/2
11/2 の遷移による波長664nmの蛍光も
発生し得るので、ファイバー13の両端面13a、13bに施
すコートの設定次第で、波長664nmのレーザービーム
を発振させることも可能である。
【0069】<第5の実施の形態>この第5の実施の形
態によるファイバーレーザーも、図1に示したファイバ
ーレーザーと比べると、ファイバー13のコア20にドープ
されている希土類元素イオン、およびファイバー13の両
端面13a、13bに施すコートが異なるものである。
【0070】すなわち本実施の形態において、ファイバ
ー13のコア20にはEr3+が1at%ドープされてい
る。また、コア20における9/2
13/2の遷移を利用して波長554nmのレーザービー
ムを発生させるために、ファイバー13の入射端面13aに
は、波長554nmに対してHR(高反射)で、他の
3/2 15/2 の遷移による波長540n
mの蛍光等、並びに励起波長406nmに対してAR(無
反射)となる特性のコートが施され、ファイバー13の出
射端面13bには、波長554nmの光を1%だけ透過させ
るコートが施されている。そしてここではレーザーダイ
オード11として、発振波長406nmのものが用いられて
いる。
【0071】この構成においては、ファイバー13の長さ
が1mのとき、出力200mWのGaN系レーザーダイオ
ード11を用いて、出力120mWの波長554nmのレーザー
ビーム15を得ることができた。
【0072】なお、Er3+がドープされたコア20を持
つファイバー13を用いる場合は、前述の3/2
15/2 の遷移による波長540nmの蛍光も
発生し得るので、ファイバー13の両端面13a、13bに施
すコートの設定次第で、波長540nmのレーザービーム
を発振させることも可能である。
【0073】また、このEr3+がドープされたコア20
を持つファイバー13を用いる場合、その励起波長は上述
の406nmの他に、380nmとすることもできる。
【0074】<第6の実施の形態>この第6の実施の形
態によるファイバーレーザーも、図1に示したファイバ
ーレーザーと比べると、ファイバー13のコア20にドープ
されている希土類元素イオン、およびファイバー13の両
端面13a、13bに施すコートが異なるものである。
【0075】すなわち本実施の形態において、ファイバ
ー13のコア20にはTb3+が1at%ドープされてい
る。また、コア20におけるの遷
移によって波長540nmのレーザービームを発生させる
ために、ファイバー13の入射端面13aには、波長540n
mに対してHR(高反射)で、他の遷移による蛍光、並
びに励起波長380nmに対してAR(無反射)となる特
性のコートが施され、ファイバー13の出射端面13bに
は、波長540nmの光を1%だけ透過させるコートが施
されている。そしてここではレーザーダイオード11とし
て、発振波長380nmのものが用いられている。
【0076】この構成においては、ファイバー13の長さ
が1mのとき、出力100mWのGaN系レーザーダイオ
ード11を用いて、出力30mWの波長540nmのレーザー
ビーム15を得ることができた。
【0077】次に、ファイバーアンプとして構成された
第7〜12の実施の形態について説明する。
【0078】<第7の実施の形態>図3は、本発明の第
7の実施の形態によるファイバーアンプを示すものであ
る。このファイバーアンプは、励起光としての波長420
nmのレーザービーム10を発するレーザーダイオード11
と、発散光であるレーザービーム10を平行光化するコリ
メーターレンズ50と、平行光となったレーザービーム10
を集光する集光レンズ51と、Ho3+がドープされたコ
アを持つファイバー53とを有している。
【0079】またコリメーターレンズ50と集光レンズ51
との間には、ビームスプリッタ52が配されている。そし
てこのビームスプリッタ52の図中下方には、波長550n
mのレーザービーム55を発するSHG(第2高調波発
生)レーザー56が配設されている。このレーザービーム
55はコリメーターレンズ57によって平行光化され、平行
光となったレーザービーム55は上記ビームスプリッタ52
に入射する。
【0080】ファイバー53は、基本的には図2に示され
たファイバー13と同様の構成を有するが、その端面53a
および53bには、以上述べた各波長に対してAR(無反
射)となる特性のコートが施されている。
【0081】一方SHGレーザー56は、基本波光源とし
てのDBR(分布ブラッグ反射型)レーザーダイオード
から発せられた波長1100nmのレーザービームを、周期
ドメイン反転構造を有する非線形光学材料からなる光導
波路に入射させて、1/2の波長つまり550nmのレー
ザービーム55を得るものである。
【0082】このレーザービーム55はビームスプリッタ
52で反射して、レーザービーム10とともにファイバー53
に入射する。ファイバー53においては、第1の実施の形
態で説明した通り、レーザービーム10により励起されて
波長550nmの蛍光が生じる。レーザービーム55は、そ
れと同波長の上記蛍光からエネルギーを受けて増幅さ
れ、ファイバー53の出射端面53bから前方に出射する。
【0083】本実施の形態では、SHGレーザー56の出
力が1mWのとき、ファイバー53から出力60mWのレー
ザービーム55を取り出すことができた。
【0084】なお、SHGレーザー56の基本波光源であ
る上記DBRレーザーダイオードに変調機能を付加させ
ることにより、ファイバー53から増幅して取り出される
レーザービーム55を変調することも可能である。
【0085】また、Ho3+がドープされたコアを持つ
ファイバー53を用いる場合は、前述の
の遷移によって波長750nmの蛍光も発生し得る
ので、ファイバー53の両端面53a、53bに施すコートの
設定次第で、波長750nmのレーザービームを増幅する
ことも可能である。
【0086】<第8の実施の形態>この第8の実施の形
態によるファイバーアンプは、図3に示したファイバー
アンプと基本的に同様の構成を有するものであるので、
以下この図3中の番号を流用して説明する(後述する第
9〜12の実施の形態も同様)。
【0087】このファイバーアンプは図3に示したファ
イバーアンプと比べると、ファイバー53のコアにドープ
されている希土類元素イオン、およびファイバー53の両
端面53a、53bに施すコートが異なるものである。
【0088】すなわち本実施の形態において、ファイバ
ー53のコアにはSm3+が1at%ドープされている。
またここではファイバー53の両端面53a、53bに、コア
における5/2 5/2 の遷移で生じ
る蛍光の波長566nmおよび励起波長404nmに対してA
R(無反射)となる特性のコートが施されている。そし
てレーザーダイオード11としては、発振波長404nmの
ものが用いられている。
【0089】本実施の形態では、SHGレーザー56の出
力が1.5mWのとき、ファイバー53から出力100mWのレ
ーザービーム55を取り出すことができた。
【0090】なお、Sm3+がドープされたコアを持つ
ファイバー53を用いる場合は、前述の5/2
7/2 の遷移による波長615nmの蛍光や、
3/2 11/2 の遷移による波長65
0nmの蛍光も発生し得るので、ファイバー53の両端面5
3a、53bに施すコートの設定次第で、波長615nmのレ
ーザービームや波長650nmのレーザービームを増幅す
ることも可能である。
【0091】<第9の実施の形態>この第9の実施の形
態によるファイバーアンプも、図3に示したファイバー
アンプと比べると、ファイバー53のコアにドープされて
いる希土類元素イオン、およびファイバー53の両端面53
a、53bに施すコートが異なるものである。
【0092】すなわち本実施の形態において、ファイバ
ー53のコアにはEu3+が1at%ドープされている。
またここではファイバー53の両端面53a、53bに、コア
における の遷移で生じる蛍光
の波長589nmおよび励起波長394nmに対してAR(無
反射)となる特性のコートが施されている。そしてレー
ザーダイオード11としては、発振波長394nmのものが
用いられている。
【0093】本実施の形態では、SHGレーザー56の出
力が1mWのとき、ファイバー53から出力50mWのレー
ザービーム55を取り出すことができた。
【0094】<第10の実施の形態>この第10の実施
の形態によるファイバーアンプも、図3に示したファイ
バーアンプと比べると、ファイバー53のコアにドープさ
れている希土類元素イオン、およびファイバー53の両端
面53a、53bに施すコートが異なるものである。
【0095】すなわち本実施の形態において、ファイバ
ー53のコアにはDy3+が1at%ドープされている。
またここではファイバー53の両端面53a、53bに、コア
における9/2 13/2 の遷移で生
じる蛍光の波長572nmおよび励起波長390nmに対して
AR(無反射)となる特性のコートが施されている。そ
してレーザーダイオード11としては、発振波長390nm
のものが用いられている。
【0096】本実施の形態では、SHGレーザー56の出
力が1.5mWのとき、ファイバー53から出力80mWのレ
ーザービーム55を取り出すことができた。
【0097】なお、Dy3+がドープされたコアを持つ
ファイバー53を用いる場合は、前述の9/2
11/2 の遷移による波長664nmの蛍光も発
生し得るので、ファイバー53の両端面53a、53bに施す
コートの設定次第で、波長664nmのレーザービームを
増幅することも可能である。
【0098】<第11の実施の形態>この第11の実施
の形態によるファイバーアンプも、図3に示したファイ
バーアンプと比べると、ファイバー53のコアにドープさ
れている希土類元素イオン、およびファイバー53の両端
面53a、53bに施すコートが異なるものである。
【0099】すなわち本実施の形態において、ファイバ
ー53のコアにはEr3+が1at%ドープされている。
またここではファイバー53の両端面53a、53bに、コア
における9/2 13/2 の遷移の遷
移で生じる蛍光の波長554nmおよび励起波長406nmに
対してAR(無反射)となる特性のコートが施されてい
る。そしてレーザーダイオード11としては、発振波長40
6nmのものが用いられている。
【0100】本実施の形態では、SHGレーザー56の出
力が1mWのとき、ファイバー53から出力80mWのレー
ザービーム55を取り出すことができた。
【0101】なお、Er3+がドープされたコアを持つ
ファイバー53を用いる場合は、前述の3/2
15/2 による波長540nmの蛍光も発生し得
るので、ファイバー53の両端面53a、53bに施すコート
の設定次第で、波長540nmのレーザービームを増幅す
ることも可能である。
【0102】また、このEr3+がドープされたコアを
持つファイバー53を用いる場合、その励起波長は上述の
406nmの他に、380nmとすることもできる。
【0103】<第12の実施の形態>この第12の実施
の形態によるファイバーアンプも、図3に示したファイ
バーアンプと比べると、ファイバー53のコアにドープさ
れている希土類元素イオン、およびファイバー53の両端
面53a、53bに施すコートが異なるものである。
【0104】すなわち本実施の形態において、ファイバ
ー53のコアにはTb3+が1at%ドープされている。
またここではファイバー53の両端面53a、53bに、コア
におけるの遷移で生じる蛍光の
波長540nmおよび励起波長380nmに対してAR(無反
射)となる特性のコートが施されている。そしてレーザ
ーダイオード11としては、発振波長380nmのものが用
いられている。
【0105】本実施の形態では、SHGレーザー56の出
力が1.5mWのとき、ファイバー53から出力70mWのレ
ーザービーム55を取り出すことができた。
【0106】なお、励起光源であるGaN系レーザーダ
イオードとしては、InGaN系材料から活性層を構成
したもの、InGaNAs系材料から活性層を構成した
もの、そしてGaNAs系材料から活性層を構成したも
のから適宜選択して用いることが可能である。特に、フ
ァイバーコアの吸収帯が長波長側にずれている場合は、
InGaN系レーザーダイオードと比べてより長波長化
が実現しやすいInGaNAs系あるいはGaNAs系
レーザーダイオードを用いるのが望ましく、それにより
吸収効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるファイバーレ
ーザーを示す概略側面図
【図2】図1のファイバーレーザーに用いられたファイ
バーの断面図
【図3】本発明の第3の実施の形態によるファイバーア
ンプを示す概略側面図
【符号の説明】
10 レーザービーム(励起光) 11 InGaN系レーザーダイオード 12 集光レンズ 13 ファイバー 13a、13b ファイバーの端面 15 レーザービーム 20 コア 21 第1クラッド 22 第2クラッド 50 コリメーターレンズ 51 集光レンズ 52 ビームスプリッタ 53 ファイバー 53a、53b ファイバーの端面 55 レーザービーム 56 SHGレーザー 57 コリメーターレンズ
フロントページの続き (72)発明者 加藤 隆之 神奈川県足柄上郡開成町宮台798番地 富 士写真フイルム株式会社内 Fターム(参考) 5F072 AB07 AK06 FF03 PP07 RR03 RR05

Claims (48)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Ho3+が添加されたコアを持つファイ
    バーをGaN系レーザーダイオードによって励起し、該
    ファイバーにおける、あるいは
    の遷移によってレーザービーム
    を発生させる構成を有することを特徴とするファイバー
    レーザー。
  2. 【請求項2】 前記の遷移によ
    って波長が740〜760nmのレーザービームを発生させる
    構成を有することを特徴とする請求項1記載のファイバ
    ーレーザー。
  3. 【請求項3】 前記の遷移によ
    って波長が540〜560nmのレーザービームを発生させる
    構成を有することを特徴とする請求項1記載のファイバ
    ーレーザー。
  4. 【請求項4】 前記ファイバーが、希土類元素イオンと
    してHo3+のみがコアに添加されたものであることを
    特徴とする請求項1から3いずれか1項記載のファイバ
    ーレーザー。
  5. 【請求項5】 Sm3+が添加されたコアを持つファイ
    バーをGaN系レーザーダイオードによって励起し、該
    ファイバーにおける5/2 5/2
    5/2 7/2 、あるいは
    3/2 11/2 の遷移によってレーザービ
    ームを発生させる構成を有することを特徴とするファイ
    バーレーザー。
  6. 【請求項6】 前記5/2 5/2
    遷移によって波長が556〜576nmのレーザービームを発
    生させる構成を有することを特徴とする請求項5記載の
    ファイバーレーザー。
  7. 【請求項7】 前記5/2 7/2
    遷移によって波長が605〜625nmのレーザービームを発
    生させる構成を有することを特徴とする請求項5記載の
    ファイバーレーザー。
  8. 【請求項8】 前記3/2 11/2
    の遷移によって波長が640〜660nmのレーザービームを
    発生させる構成を有することを特徴とする請求項5記載
    のファイバーレーザー。
  9. 【請求項9】 前記ファイバーが、希土類元素イオンと
    してSm3+のみがコアに添加されたものであることを
    特徴とする請求項5から8いずれか1項記載のファイバ
    ーレーザー。
  10. 【請求項10】 Eu3+が添加されたコアを持つファ
    イバーをGaN系レーザーダイオードによって励起し、
    該ファイバーにおける の遷移によ
    ってレーザービームを発生させる構成を有することを特
    徴とするファイバーレーザー。
  11. 【請求項11】 前記 の遷移
    によって波長が579〜599nmのレーザービームを発生さ
    せる構成を有することを特徴とする請求項10記載のフ
    ァイバーレーザー。
  12. 【請求項12】 前記ファイバーが、希土類元素イオン
    としてEu3+のみがコアに添加されたものであること
    を特徴とする請求項10または11記載のファイバーレ
    ーザー。
  13. 【請求項13】 Dy3+が添加されたコアを持つファ
    イバーをGaN系レーザーダイオードによって励起し、
    該ファイバーにおける9/2
    13/2 あるいは9/2 11/2
    の遷移によってレーザービームを発生させる構成を有す
    ることを特徴とするファイバーレーザー。
  14. 【請求項14】 前記9/2
    13/2 の遷移によって波長が562〜582nmのレーザ
    ービームを発生させる構成を有することを特徴とする請
    求項13記載のファイバーレーザー。
  15. 【請求項15】 前記9/2
    11/2 の遷移によって波長が654〜674nmのレーザ
    ービームを発生させる構成を有することを特徴とする請
    求項13記載のファイバーレーザー。
  16. 【請求項16】 前記ファイバーが、希土類元素イオン
    としてDy3+のみがコアに添加されたものであること
    を特徴とする請求項13から15いずれか1項記載のフ
    ァイバーレーザー。
  17. 【請求項17】 Er3+が添加されたコアを持つファ
    イバーをGaN系レーザーダイオードによって励起し、
    該ファイバーにおける3/2
    15/2 あるいは9/2 13/2
    の遷移によってレーザービームを発生させる構成を有す
    ることを特徴とするファイバーレーザー。
  18. 【請求項18】 前記3/2
    15/2 の遷移によって波長が530〜550nmのレーザ
    ービームを発生させる構成を有することを特徴とする請
    求項17記載のファイバーレーザー。
  19. 【請求項19】 前記9/2
    13/2 の遷移によって波長が544〜564nmのレーザ
    ービームを発生させる構成を有することを特徴とする請
    求項17記載のファイバーレーザー。
  20. 【請求項20】 前記ファイバーが、希土類元素イオン
    としてEr3+のみがコアに添加されたものであること
    を特徴とする請求項17から19いずれか1項記載のフ
    ァイバーレーザー。
  21. 【請求項21】 Tb3+が添加されたコアを持つファ
    イバーをGaN系レーザーダイオードによって励起し、
    該ファイバーにおける の遷移によ
    ってレーザービームを発生させる構成を有することを特
    徴とするファイバーレーザー。
  22. 【請求項22】 前記の遷移に
    よって波長が530〜550nmのレーザービームを発生させ
    る構成を有することを特徴とする請求項21記載のファ
    イバーレーザー。
  23. 【請求項23】 前記ファイバーが、希土類元素イオン
    としてTb3+のみがコアに添加されたものであること
    を特徴とする請求項21または22記載のファイバーレ
    ーザー。
  24. 【請求項24】 前記GaN系レーザーダイオードが、
    InGaN、InGaNAsあるいはGaNAsからな
    る活性層を有するものであることを特徴とする請求項1
    から23いずれか1項記載のファイバーレーザー。
  25. 【請求項25】 Ho3+が添加されたコアを持つファ
    イバーをGaN系レーザーダイオードによって励起し、
    該ファイバーにおける 、あるいは
    の遷移によって生じる蛍光の波
    長領域に含まれる波長の入射光を増幅する構成を有する
    ことを特徴とするファイバーアンプ。
  26. 【請求項26】 前記の遷移に
    よって740〜760nmの波長領域の蛍光を発生させて、こ
    の領域に含まれる波長の入射光を増幅することを特徴と
    する請求項25記載のファイバーアンプ。
  27. 【請求項27】 前記の遷移に
    よって540〜560nmの波長領域の蛍光を発生させて、こ
    の領域に含まれる波長の入射光を増幅することを特徴と
    する請求項25記載のファイバーアンプ。
  28. 【請求項28】 前記ファイバーが、希土類元素イオン
    としてHo3+のみがコアに添加されたものであること
    を特徴とする請求項25から27いずれか1項記載のフ
    ァイバーアンプ。
  29. 【請求項29】 Sm3+が添加されたコアを持つファ
    イバーをGaN系レーザーダイオードによって励起し、
    該ファイバーにおける5/2
    5/2 5/2 7/2 、あ
    るいは3/2 11/2 の遷移によっ
    て生じる蛍光の波長領域に含まれる波長の入射光を増幅
    する構成を有することを特徴とするファイバーアンプ。
  30. 【請求項30】 前記5/2 5/2
    の遷移によって556〜576nmの波長領域の蛍光を発生さ
    せて、この領域に含まれる波長の入射光を増幅すること
    を特徴とする請求項29記載のファイバーアンプ。
  31. 【請求項31】 前記5/2 7/2
    の遷移によって605〜625nmの波長領域の蛍光を発生さ
    せて、この領域に含まれる波長の入射光を増幅すること
    を特徴とする請求項29記載のファイバーアンプ。
  32. 【請求項32】 前記3/2
    11/2 の遷移によって640〜660nmの波長領域の蛍
    光を発生させて、この領域に含まれる波長の入射光を増
    幅することを特徴とする請求項29記載のファイバーア
    ンプ。
  33. 【請求項33】 前記ファイバーが、希土類元素イオン
    としてSm3+のみがコアに添加されたものであること
    を特徴とする請求項29から32いずれか1項記載のフ
    ァイバーアンプ。
  34. 【請求項34】 Eu3+が添加されたコアを持つファ
    イバーをGaN系レーザーダイオードによって励起し、
    該ファイバーにおける の遷移によ
    って生じる蛍光の波長領域に含まれる波長の入射光を増
    幅する構成を有することを特徴とするファイバーアン
    プ。
  35. 【請求項35】 前記 の遷移
    によって579〜599nmの波長領域の蛍光を発生させて、
    この領域に含まれる波長の入射光を増幅することを特徴
    とする請求項34記載のファイバーアンプ。
  36. 【請求項36】 前記ファイバーが、希土類元素イオン
    としてEu3+のみがコアに添加されたものであること
    を特徴とする請求項34または35記載のファイバーア
    ンプ。
  37. 【請求項37】 Dy3+が添加されたコアを持つファ
    イバーをGaN系レーザーダイオードによって励起し、
    該ファイバーにおける9/2
    13/2 あるいは9/2 11/2
    の遷移によって生じる蛍光の波長領域に含まれる波長の
    入射光を増幅する構成を有することを特徴とするファイ
    バーアンプ。
  38. 【請求項38】 前記9/2
    13/2 の遷移によって562〜582nmの波長領域の蛍
    光を発生させて、この領域に含まれる波長の入射光を増
    幅することを特徴とする請求項37記載のファイバーア
    ンプ。
  39. 【請求項39】 前記9/2
    11/2 の遷移によって654〜674nmの波長領域の蛍
    光を発生させて、この領域に含まれる波長の入射光を増
    幅することを特徴とする請求項37記載のファイバーア
    ンプ。
  40. 【請求項40】 前記ファイバーが、希土類元素イオン
    としてDy3+のみがコアに添加されたものであること
    を特徴とする請求項37から39いずれか1項記載のフ
    ァイバーアンプ。
  41. 【請求項41】 Er3+が添加されたコアを持つファ
    イバーをGaN系レーザーダイオードによって励起し、
    該ファイバーにおける3/2
    15/2 あるいは9/2 13/2
    の遷移によって生じる蛍光の波長領域に含まれる波長の
    入射光を増幅する構成を有することを特徴とするファイ
    バーアンプ。
  42. 【請求項42】 前記3/2
    15/2 の遷移によって530〜550nmの波長領域の蛍
    光を発生させて、この領域に含まれる波長の入射光を増
    幅することを特徴とする請求項41記載のファイバーア
    ンプ。
  43. 【請求項43】 前記9/2
    13/2 の遷移によって544〜564nmの波長領域の蛍
    光を発生させて、この領域に含まれる波長の入射光を増
    幅することを特徴とする請求項41記載のファイバーア
    ンプ。
  44. 【請求項44】 前記ファイバーが、希土類元素イオン
    としてEr3+のみがコアに添加されたものであること
    を特徴とする請求項41から43いずれか1項記載のフ
    ァイバーアンプ。
  45. 【請求項45】 Tb3+が添加されたコアを持つファ
    イバーをGaN系レーザーダイオードによって励起し、
    該ファイバーにおける の遷移によ
    って生じる蛍光の波長領域に含まれる波長の入射光を増
    幅する構成を有することを特徴とするファイバーアン
    プ。
  46. 【請求項46】 前記の遷移に
    よって530〜550nmの波長領域の蛍光を発生させて、こ
    の領域に含まれる波長の入射光を増幅することを特徴と
    する請求項45記載のファイバーアンプ。
  47. 【請求項47】 前記ファイバーが、希土類元素イオン
    としてTb3+のみがコアに添加されたものであること
    を特徴とする請求項45または46記載のファイバーア
    ンプ。
  48. 【請求項48】 前記GaN系レーザーダイオードが、
    InGaN、InGaNAsあるいはGaNAsからな
    る活性層を有するものであることを特徴とする請求項2
    5から47いずれか1項記載のファイバーアンプ。
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