JP2001036176A - レーザーダイオード励起固体レーザー - Google Patents

レーザーダイオード励起固体レーザー

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JP2001036176A
JP2001036176A JP20681699A JP20681699A JP2001036176A JP 2001036176 A JP2001036176 A JP 2001036176A JP 20681699 A JP20681699 A JP 20681699A JP 20681699 A JP20681699 A JP 20681699A JP 2001036176 A JP2001036176 A JP 2001036176A
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Yoji Okazaki
洋二 岡崎
Takayuki Kato
隆之 加藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 効率良く高出力の青色領域や緑色領域のレー
ザービームを発生可能で、また出力安定性も高いレーザ
ーダイオード励起固体レーザーを得る。 【解決手段】 Er3+、Ho3+、Dy3+、Eu3+、Sm
3+、Pm3+およびNd3+のうちの少なくとも1つとPr
3+とが共ドープされた固体レーザー結晶13を、InGa
N、InGaNAsあるいはGaNAsからなる活性層
を有するレーザーダイオード11によって励起する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固体レーザー結晶
をレーザーダイオード(半導体レーザー)によって励起
するレーザーダイオード励起固体レーザーに関し、特に
詳細には、Pr3+とそれ以外の希土類元素とが共ドープ
された固体レーザー結晶を用いるレーザーダイオード励
起固体レーザーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばJournal of Applied Physics ,Vo
l.48,No.2,pp.650〜653 (1977)や、Applied Physics
B58,pp.149〜151 (1994)に記載されているように、P
3+が添加された固体レーザー結晶をArレーザー等の
ガスレーザーによって励起するガスレーザー励起固体レ
ーザーが知られている。また、OSA TOPS Vol.19 Advanc
ed Solid State Laser pp.34〜35(1998)に示されるよう
に、Pr3+が添加された固体レーザー結晶をランプ励起
固体レーザーのSH光(第2高調波)によって励起する
固体レーザーも知られている。
【0003】この種の固体レーザーにおいては、 30
34 の遷移によって波長470 〜490 nmの青色領域
のレーザービームを発生させたり、また、 31 3
5 の遷移によって波長520 〜550 nmの緑色領域のレー
ザービームを発生させることも可能である。そこでこの
ような固体レーザーは、カラー感光材料にカラー画像を
書き込むための光源として利用することもできる。
【0004】また、上記の青色領域や緑色領域のレーザ
ービームを発する固体レーザーとして、例えば特開平4
−318988号に示されるように、共振器内に非線形
光学結晶を配して固体レーザービームを第2高調波に波
長変換(短波長化)するSHG固体レーザーも知られて
いる。
【0005】また”Visible and UV Sourses”Andy Cla
rkson,University of Southampton,CLEO’99 TECHNICAL
DIGEST(1999)に示されるように、Pr3+が添加された
固体レーザー結晶を、上述の青色領域のレーザービーム
を発するSHG(第2高調波発生)固体レーザーによっ
て励起する固体レーザーも知られている。
【0006】さらに近時は、青色領域やあるいは緑色領
域のレーザービームを発振するInGaN系レーザーダ
イオードや、ZnMgSSe系レーザーダイオードも開
発されている。
【0007】ところで、このように青色領域やあるいは
緑色領域のレーザービームを発するレーザーは、上記カ
ラー画像記録装置の書込み光源等として用いる場合は、
小型、低コスト、軽量であることが望まれる。前述のP
3+が添加された固体レーザー結晶を用いるガスレーザ
ー励起、ランプ励起あるいはSHG固体レーザー励起の
固体レーザーは、励起源がかなり大型、高価で、かつ重
いので、このような用途には向いていないと言える。
【0008】一方、非線形光学結晶によって固体レーザ
ービームを短波長化するようにしたレーザーダイオード
励起固体レーザーにあっては、現状では波長変換効率が
十分に高くないので、高出力を得ることが難しいという
問題がある。またこのレーザーダイオード励起固体レー
ザーにおいては、発振モードを単一縦モード化するエタ
ロン等が挿入されるために共振器ロスが大きくなり、こ
の点からも高出力化が困難となっている。
【0009】さらにこの種のレーザーダイオード励起固
体レーザーにおいては、波長変換の位相整合を取るため
に、高精度の温度制御を行なう必要があり、そのために
出力安定性に欠けるという問題も認められる。またこの
レーザーダイオード励起固体レーザーは、非線形光学結
晶やエタロンが設けられるため部品点数が多く、コスト
が高くつくものとなっていた。
【0010】またInGaN系レーザーダイオードで
は、Inの含有量を増やすのに従って発振波長が長波長
化するので、波長470 〜490 nmの青色領域のレーザー
ビームや波長520 〜550 nmの緑色領域のレーザービー
ムを発振させることも理論上は可能である。しかし、I
nの含有量を増やすにつれて結晶性が悪化するという事
情があるため、実用上はInの含有量をさほど多くする
ことはできず、450 nm程度が長波長化の限界となって
いる。
【0011】また、他に青色光が得られるレーザーダイ
オードとして、InGaNAsあるいはGaNAsから
なる活性層を有するレーザーダイオードがある。これら
においては、Asをドープすることによって長波長化が
可能となるが、Asの含有量を増やすにつれて、やはり
結晶性が悪化するという問題があり、高出力化できる波
長としては450 〜460 nm程度となってしまう。
【0012】さらにZnMgSSe系レーザーダイオー
ドには、500 nm以上の長波長でないと連続室温発振で
きない、寿命が現状では100 時間程度しかない、という
問題がある。
【0013】本出願人は上記の事情に鑑みて、効率良く
高出力の青色領域や緑色領域のレーザービームを発生可
能で、また低コストでかつ出力安定性も高いレーザーダ
イオード励起固体レーザーを先に提案した(特開平11
−17266号参照)。このレーザーダイオード励起固
体レーザーは、前述のPr3+が添加された固体レーザー
結晶を、InGaN系レーザーダイオード(活性層がI
nGaN系材料からなるレーザーダイオード)InGa
NAs系レーザーダイオード(活性層がInGaNAs
系材料からなるレーザーダイオード)あるいはGaNA
s系レーザーダイオード(活性層がGaNAs系材料か
らなるレーザーダイオード)によって励起することを特
徴とするものである。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】このレーザーダイオー
ド励起固体レーザーは、所期の目的を達成するものであ
るが、固体レーザー結晶における励起光の吸収量が未だ
十分ではなく、この点に改善の余地が残されている。
【0015】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
であり、InGaN、InGaNAsあるいはGaNA
sからなる活性層を有するレーザーダイオードによって
固体レーザー結晶を励起するレーザーダイオード励起固
体レーザーにおいて、固体レーザー結晶での励起光の吸
収量を大きくして、高効率化および高出力化を実現する
ことを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明によるレーザーダ
イオード励起固体レーザーは、Er3+、Ho3+、D
3+、Eu3+、Sm3+、Pm3+およびNd3+のうちの少
なくとも1つとPr3+とが共ドープされた固体レーザー
結晶を、GaN系レーザーダイオードすなわち、InG
aN、InGaNAsあるいはGaNAsからなる活性
層を有するレーザーダイオードによって励起する構成を
有することを特徴とするものである。
【0017】なおこのレーザーダイオード励起固体レー
ザーにおいては、波長465 〜495 nmの青色領域のレー
ザービームを発振させることもできるし、波長515 〜55
5 nmの緑色領域のレーザービームを発振させることも
できし、さらには、波長600〜660 nmの赤色領域のレ
ーザービームを発振させることもできる。
【0018】
【発明の効果】Er3+、Ho3+、Dy3+、Eu3+、Sm
3+、Pm3+およびNd3+は波長380 〜430 nmに吸収帯
があり、GaN系レーザーダイオードによって励起され
得る。そして、励起された電子をPr3+の励起準位(例
えば 30 もしくは 31 )にエネルギー移動し、下準
位に落とすことにより、Pr3+の発振ラインである青、
緑、赤色領域の発振が可能となる。
【0019】波長380 〜430 nmはGaN系レーザーダ
イオードが比較的発振しやすい波長帯であり、そして特
に波長400 〜410 nmは、現在提供されているGaN系
レーザーダイオードの最大出力が得られる波長帯である
ので、Er3+、Ho3+、Dy3+、Eu3+、Sm3+、Pm
3+およびNd3+をGaN系レーザーダイオードによって
励起すれば、励起光の吸収量が大きくなり、高効率化お
よび高出力化が達成される。
【0020】一方、GaN系レーザーダイオードは熱伝
導係数が130 W/m℃と、ZnMgSSe系レーザーダ
イオードの4W/m℃等と比べて極めて大きい。またそ
れに加えて、転移の移動度もZnMgSSe系レーザー
ダイオードと比べて非常に小さいことから、COD(カ
タストロフィック・オプティカル・ダメージ)が非常に
高く、高寿命、高出力が得やすいものである。このよう
に高寿命、高出力が得やすいGaN系レーザーダイオー
ドを励起光源として用いたことにより、本発明のレーザ
ーダイオード励起固体レーザーは、高寿命で、高出力の
青色や緑色領域のレーザービームを発生可能となる。
【0021】なお励起光源であるGaN系レーザーダイ
オードとしては、単一縦、横モード型のものを使用でき
ることは勿論、その他ブロードエリア型、フェーズドア
レー型、あるいはMOPA型の高出力タイプのものを1
個または複数個使用することもできる。そのようにする
ことにより本発明のレーザーダイオード励起固体レーザ
ーは、さらなる高出力、例えばW(ワット)クラスの高
出力を得ることも可能である。
【0022】また、それに加えて本発明のレーザーダイ
オード励起固体レーザーは、非線形光学結晶やエタロン
等を必要とするものではないから、それらによるロスが
なく、したがって高効率で青色や緑色領域のレーザービ
ームを発生可能となる。具体的には、50%以上のスロー
プ効率を得ることも可能である。そしてこのように非線
形光学結晶やエタロン等を必要としないことから、本発
明のレーザーダイオード励起固体レーザーは光学部品が
少なくて簡潔な構成となり、そして温度安定領域も広い
ものとなる。したがって本発明のレーザーダイオード励
起固体レーザーは、低コストで、安定性の高い光源とな
り得るものである。
【0023】さらに本発明のレーザーダイオード励起固
体レーザーは、波長変換を行なうものではないから、位
相整合を取るための高精度の温度制御は不要であり、よ
って、この温度制御のために出力安定性が損なわれるよ
うなことはなく、出力安定性も高いものとなる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実
施形態によるレーザーダイオード励起固体レーザーを示
すものである。このレーザーダイオード励起固体レーザ
ーは、励起光としてのレーザービーム10を発するレーザ
ーダイオード11と、発散光であるレーザービーム10を集
光する集光レンズ12と、Pr3+およびEr3+が共ドープ
された固体レーザー媒質であるLiYF4 結晶(以下、
Pr3+、Er3+:YLF結晶と称する)13とを有してい
る。
【0025】以上の各要素11〜13はペルチェ素子14の上
に固定されている。またこのペルチェ素子14上には温度
検出用のサーミスタ15が固定され、このサーミスタ15の
出力は図示しない温度調節回路に入力されるようなって
いる。そしてこの温度調節回路により、サーミスタ15の
出力に基づいてペルチェ素子14が駆動され、レーザーダ
イオード11、集光レンズ12およびPr3+、Er3+:YL
F結晶13が所定温度に保たれる。
【0026】レーザーダイオード11としては、発振波長
410 nmのブロードエリア型InGaN系レーザーダイ
オードが用いられている。またPr3+、Er3+:YLF
結晶13の光入射面である後方端面13aには、波長410 n
mの光は80%以上の透過率で良好に透過させる一方、後
述する波長479 nmの光に対して高反射率(99%以上さ
らに好ましくは99.9%以上)で、この479 nm以外のP
3+の発振線つまり528 nmおよび600 〜650 nmの光
に対しては低反射率(60%以下さらに好ましくは30%以
下)のコーティングが施され、一方この結晶13の光出射
面である前方端面13bには、波長479 nmの光を1%だ
け透過させ(反射率99%)、上記528 nmおよび600 〜
650 nmの光に対しては低反射率(60%以下さらに好ま
しくは30%以下)のコーティングが施されている。
【0027】InGaN系レーザーダイオード11から発
せられた波長410 nmのレーザービーム10は、Pr3+
Er3+:YLF結晶13の後方端面13aから該結晶13内に
入射する。Pr3+、Er3+:YLF結晶13においては、
入射したレーザービーム10によってEr3+が励起され、
励起された電子がPr3+の励起準位にエネルギー移動
し、下準位に落ちることにより、Pr3+の1つの発振線
である波長479 nmの光を発する。なお、この場合の遷
移は 30 34 と考えられる。
【0028】この光は上記の通りのコーティングが施さ
れている結晶端面13a、13bの間で共振し、レーザー発
振を引き起こす。こうして発生した波長479 nmの青色
のレーザービーム16は、Pr3+、Er3+:YLF結晶13
の前方端面13bから出射する。なお上記のコーティング
の特性により、479 nm以外のPr3+の発振線つまり52
8 nmおよび600 〜650 nmでの発振は抑制される。
【0029】波長410 nmは、InGaN系レーザーダ
イオード11の最大出力が得られる波長帯にあるので、P
3+、Er3+:YLF結晶13における波長410 nmのレ
ーザービーム10の吸収量が大きくなり、高効率化および
高出力化が達成される。具体的に本実施形態において
は、出力600 mWのレーザーダイオード11を用いて、出
力50mWの青色のレーザービーム16を得ることができ
た。
【0030】それに対して、Pr3+のみがドープされた
YLF結晶を用い、それをInGaN系レーザーダイオ
ードから発生させた波長444 nmのレーザービームで励
起する場合は、励起光出力が同様に600 mWのとき、青
色レーザービームの出力は1mWにとどまった。
【0031】次に図2を参照して、本発明の第2の実施
形態を説明する。なおこの図2において、図1中の要素
と同等の要素には同番号を付し、それらについての重複
した説明は省略する。
【0032】この第2の実施形態のレーザーダイオード
励起固体レーザーにおいても、固体レーザー媒質として
はPr3+およびEr3+が共ドープされたYLF結晶(P
3+、Er3+:YLF結晶)23が用いられている。
【0033】そしてこのPr3+、Er3+:YLF結晶23
の光入射面である後方端面23aには、波長410 nmの光
は80%以上の透過率で良好に透過させる一方、後述する
波長528 nmの光に対して高反射率(99%以上さらに好
ましくは99.9%以上)で、この528 nm以外のPr3+
発振線つまり479 nmおよび600 〜650 nmの光に対し
ては低反射率(60%以下さらに好ましくは30%以下)の
コーティングが施され、一方この結晶23の光出射面であ
る前方端面23bには、波長528 nmの光を1%だけ透過
させ(反射率99%)、上記479 nmおよび600 〜650 n
mの光に対しては低反射率(60%以下さらに好ましくは
30%以下)のコーティングが施されている。
【0034】InGaN系レーザーダイオード11から発
せられた波長410 nmのレーザービーム10は、Pr3+
Er3+:YLF結晶23の後方端面23aから該結晶23内に
入射する。Pr3+、Er3+:YLF結晶23においては、
入射したレーザービーム10によってEr3+が励起され、
そして励起された電子がPr3+の励起準位にエネルギー
移動し、下準位に落ちることにより、Pr3+の1つの発
振線である波長528 nmの光を発する。なお、この場合
の遷移は 31 35 と考えられる。
【0035】この光は上記の通りのコーティングが施さ
れている結晶端面23a、23bの間で共振し、レーザー発
振を引き起こす。こうして発生した波長528 nmの緑色
のレーザービーム26は、Pr3+、Er3+:YLF結晶23
の前方端面23bから出射する。なお上記のコーティング
の特性により、528 nm以外のPr3+の発振線つまり47
9 nmおよび600 〜650 nmでの発振は抑制される。
【0036】この場合も、前述と同様の理由により、高
効率化および高出力化が達成される。具体的に本実施形
態においては、出力600 mWのレーザーダイオード11を
用いて、出力100mWの緑色のレーザービーム26を得る
ことができた。
【0037】それに対して、Pr3+のみがドープされた
YLF結晶を用い、それをInGaN系レーザーダイオ
ードから発生させた波長444 nmのレーザービームで励
起する場合は、励起光出力が同様に600 mWのとき、緑
色レーザービームの出力は10mWにとどまった。
【0038】以上、InGaNから活性層を構成したレ
ーザーダイオードについて説明したが、InGaNAs
系材料あるいはGaNAs系材料から活性層を構成した
レーザーダイオードを励起用光源として用いることも可
能である。特に、固体レーザー結晶の吸収帯が長波長側
にずれている場合は、InGaN系レーザーダイオード
と比べてより長波長化が実現しやすいInGaNAs系
あるいはGaNAs系レーザーダイオードを用いるのが
望ましく、それにより吸収効率を向上させることができ
る。
【0039】また、上に説明した2つの実施形態はそれ
ぞれ青色、緑色の固体レーザービームを発振させるもの
であるが、本発明においては、600 〜660 nmの波長領
域の赤色のレーザービームを発振させることも可能であ
る。
【0040】またレーザー母材結晶としては、上の実施
形態で説明したYLFに限らず、BaY2 8 、Ba
(Y,Yb)2 8 、LaF3 、Ca(NbO3 2
CaWO4 、SrMoO4 、YAlO3 (YAP)、Y
3 Al5 12(YAG)、Y2SiO5 、YP5 14
LaP5 14 、LuAlO3 、LaCl3 、LaBr
3 、PrBr3 等を用いることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態によるレーザーダイオー
ド励起固体レーザーを示す概略側面図
【図2】本発明の第2実施形態によるレーザーダイオー
ド励起固体レーザーを示す概略側面図
【符号の説明】
10 レーザービーム(励起光) 11 InGaN系レーザーダイオード 12 集光レンズ 13、23 Pr3+、Er3+:YLF結晶 13a、23a Pr3+、Er3+:YLF結晶の後端面 13b、23b Pr3+、Er3+:YLF結晶の前端面 14 ペルチェ素子 15 サーミスタ 16 青色の固体レーザービーム 26 緑色の固体レーザービーム

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Er3+、Ho3+、Dy3+、Eu3+、Sm
    3+、Pm3+およびNd3+のうちの少なくとも1つとPr
    3+とが共ドープされた固体レーザー結晶を、InGa
    N、InGaNAsあるいはGaNAsからなる活性層
    を有するレーザーダイオードによって励起する構成を有
    することを特徴とするレーザーダイオード励起固体レー
    ザー。
  2. 【請求項2】 465 〜495 nmの波長領域のレーザービ
    ームを発振させることを特徴とする請求項1記載のレー
    ザーダイオード励起固体レーザー。
  3. 【請求項3】 515 〜555 nmの波長領域のレーザービ
    ームを発振させることを特徴とする請求項1記載のレー
    ザーダイオード励起固体レーザー。
  4. 【請求項4】 600 〜660 nmの波長領域のレーザービ
    ームを発振させることを特徴とする請求項1記載のレー
    ザーダイオード励起固体レーザー。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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