JP2002344049A - レーザーダイオード励起固体レーザー - Google Patents
レーザーダイオード励起固体レーザーInfo
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Abstract
率、高出力、低コストのレーザーダイオード励起固体レ
ーザーを得る。 【解決手段】 希土類元素イオンのうち少なくともHo
3+が添加された固体レーザー結晶14を、GaN系レー
ザーダイオード11から発せられたレーザービーム10によ
って励起し、そのとき固体レーザー結晶14における 5
S2 → 5I 7 の遷移によって発生した固体レーザ
ービーム20を光波長変換素子16に通して紫外域の第2高
調波21等に波長変換する。
Description
をレーザーダイオード(半導体レーザー)によって励起
するレーザーダイオード励起固体レーザーに関し、特に
詳細には、紫外光を得るように構成されたレーザーダイ
オード励起固体レーザーに関するものである。
ー励起による生体細胞の蛍光分析等においては、紫外域
で連続発振する高効率、高出力のレーザーが求められて
いる。
nGaN、InGaNAsあるいはGaNAsからなる
活性層を有するGaN系の半導体レーザーが知られてい
る。このGaN系の半導体レーザーとしては、近時、発
振波長400 nm、出力数mWで連続1000時間発振す
るものも提供されている。
2高調波発生)あるいはTHG(第3高調波発生)によ
り発振光を短波長化して、波長400 nm以下の紫外域の
レーザービームを得る波長変換固体レーザーも知られて
いる。
体レーザーにおいては、現状、多くの用途で求められる
単一横モード発振で100 mW以上の出力を得ることは困
難となっている。また波長380 nm以下では、発振効率
が低下し、かつ寿命も大幅に短くなるという問題が認め
られている。
る波長変換固体レーザーでは、 700〜 800nmの波長帯
で効率良く発振する固体レーザー媒質が見出されていな
いため、高出力を得るのが難しくなっている。
波長変換固体レーザーは、本来効率が低く、実際にはパ
ルスモード発振しか実現されていない。それを連続モー
ドで発振させるためには、基本波のSHG光を共振させ
る必要があるが、そのためには共振器を誤差0.01℃以下
で高精度に温度調節しなければならず、コストを考える
と実用化は極めて困難となっている。
振した固体レーザービームを光波長変換素子により第2
高調波に波長変換して紫外光を得るレーザーダイオード
励起固体レーザーを提案した(特開2001−3617
5号参照)。
は、希土類元素イオンのうち少なくともPr3+が添加
された固体レーザー結晶と、InGaN、InGaNA
sあるいはGaNAsからなる活性層を有し、前記固体
レーザー結晶を励起するレーザービームを発するレーザ
ーダイオードと、前記固体レーザー結晶を励起して得ら
れた固体レーザービームを紫外光に波長変換する光波長
変換素子とを有することを特徴とするものである。
ーダイオード励起固体レーザーは前述した従来技術の問
題を解決できるものであるが、その半面、ここで具体的
に開示されている紫外光の波長は概ね360nmに限られ
ている。
囲や、360nmを下回る波長範囲の紫外光を連続発振さ
せることができる高効率、高出力、低コストのレーザー
ダイオード励起固体レーザーを提供することを目的とす
る。
ザーダイオード励起固体レーザーは、希土類元素イオン
のうち少なくともHo3+が添加された固体レーザー結
晶と、InGaN、InGaNAsあるいはGaNAs
からなる活性層を有し、前記固体レーザー結晶を励起す
るレーザービームを発するレーザーダイオードと、励起
された前記固体レーザー結晶における 5S2 → 5
I7 、あるいは 5S2 → 5I8 の遷移によって
発生した固体レーザービームを紫外光に波長変換する光
波長変換素子とを有することを特徴とするものである。
晶を用いる本発明によるレーザーダイオード励起固体レ
ーザーは、より具体的には、例えば固体レーザー結晶に
おける 5S2 → 5I7 の遷移によって波長がほ
ぼ750nmの固体レーザービームを発生させ、この固体
レーザービームを前記光波長変換素子により第2高調波
に波長変換して波長がほぼ375 nmの紫外光を得る構成
とされる。
ザー結晶における 5S2 → 5I8 の遷移によっ
て波長がほぼ550 nmの固体レーザービームを発生さ
せ、この固体レーザービームを前記光波長変換素子によ
り第2高調波に波長変換して波長がほぼ275 nmの紫外
光を得る構成をとることも可能である。
ザー結晶の励起波長は420nmとされる。そしてこの固
体レーザー結晶としては、希土類元素イオンとしてHo
3+のみが添加されたものを好適に用いることができ
る。
ド励起固体レーザーは、希土類元素イオンのうち少なく
ともSm3+が添加された固体レーザー結晶と、InG
aN、InGaNAsあるいはGaNAsからなる活性
層を有し、前記固体レーザー結晶を励起するレーザービ
ームを発するレーザーダイオードと、励起された前記固
体レーザー結晶における 4G5/2 → 6H
5/2 、 4G5/2 → 6H7/2 、あるいは
4F3/2 → 6H11/2の遷移によって発生し
た固体レーザービームを紫外光に波長変換する光波長変
換素子とを有することを特徴とするものである。
晶を用いる本発明によるレーザーダイオード励起固体レ
ーザーは、より具体的には、例えば固体レーザー結晶に
おける 4G5/2 → 6H5/2 の遷移によって
波長がほぼ566nmの固体レーザービームを発生させ、
この固体レーザービームを前記光波長変換素子により第
2高調波に波長変換して波長がほぼ283nmの紫外光を
得る構成とされる。
ザー結晶における 4G5/2 → 6H7/2 の遷移
によって波長がほぼ615nmの固体レーザービームを発
生させ、この固体レーザービームを前記光波長変換素子
により第2高調波に波長変換して波長がほぼ308nmの
紫外光を得る構成をとることも可能である。
ザー結晶における 4F3/2 → 6H11/2 の遷
移によって波長がほぼ650 nmの固体レーザービームを
発生させ、この固体レーザービームを前記光波長変換素
子により第2高調波に波長変換して波長がほぼ325nm
の紫外光を得る構成をとることも可能である。
ザー結晶の励起波長は404nmとされる。そしてこの固
体レーザー結晶としては、希土類元素イオンとしてSm
3+のみが添加されたものを好適に用いることができ
る。
イオード励起固体レーザーは、希土類元素イオンのうち
少なくともEu3+が添加された固体レーザー結晶と、
InGaN、InGaNAsあるいはGaNAsからな
る活性層を有し、前記固体レーザー結晶を励起するレー
ザービームを発するレーザーダイオードと、励起された
前記固体レーザー結晶における 5D0 → 7F2
の遷移によって発生した固体レーザービームを紫外光に
波長変換する光波長変換素子とを有することを特徴とす
るものである。
晶を用いる本発明によるレーザーダイオード励起固体レ
ーザーは、より具体的には、例えば固体レーザー結晶に
おける 5D0 → 7F2 の遷移によって波長がほ
ぼ589nmの固体レーザービームを発生させ、この固体
レーザービームを前記光波長変換素子により第2高調波
に波長変換して波長がほぼ295nmの紫外光を得る構成
とされる。
ザー結晶の励起波長は394nmとされる。そしてこの固
体レーザー結晶としては、希土類元素イオンとしてEu
3+のみが添加されたものを好適に用いることができ
る。
イオード励起固体レーザーは、希土類元素イオンのうち
少なくともDy3+が添加された固体レーザー結晶と、
InGaN、InGaNAsあるいはGaNAsからな
る活性層を有し、前記固体レーザー結晶を励起するレー
ザービームを発するレーザーダイオードと、励起された
前記固体レーザー結晶における 4F9/2 → 6H
13/2あるいは 4F9/2 → 6H11/2 の
遷移によって発生した固体レーザービームを紫外光に波
長変換する光波長変換素子とを有することを特徴とする
ものである。
晶を用いる本発明によるレーザーダイオード励起固体レ
ーザーは、より具体的には、例えば固体レーザー結晶に
おける 4F9/2 → 6H13/2 の遷移によっ
て波長がほぼ572nmの固体レーザービームを発生さ
せ、この固体レーザービームを前記光波長変換素子によ
り第2高調波に波長変換して波長がほぼ286nmの紫外
光を得る構成とされる。
ザー結晶における 4F9/2 → 6H11/2の遷移
によって波長がほぼ664nmの固体レーザービームを発
生させ、この固体レーザービームを前記光波長変換素子
により第2高調波に波長変換して波長がほぼ332nmの
紫外光を得る構成をとることも可能である。
ザー結晶の励起波長は390nmとされる。そしてこの固
体レーザー結晶としては、希土類元素イオンとしてDy
3+のみが添加されたものを好適に用いることができ
る。
イオード励起固体レーザーは、希土類元素イオンのうち
少なくともEr3+が添加された固体レーザー結晶と、
InGaN、InGaNAsあるいはGaNAsからな
る活性層を有し、前記固体レーザー結晶を励起するレー
ザービームを発するレーザーダイオードと、励起された
前記固体レーザー結晶における 4S3/2 → 4I
15/2あるいは 2H9/2 → 4I13/2 の
遷移によって発生した固体レーザービームを紫外光に波
長変換する光波長変換素子とを有することを特徴とする
ものである。
晶を用いる本発明によるレーザーダイオード励起固体レ
ーザーは、より具体的には、例えば固体レーザー結晶に
おける 4S3/2 → 4I15/2 の遷移によっ
て波長がほぼ540nmの固体レーザービームを発生さ
せ、この固体レーザービームを前記光波長変換素子によ
り第2高調波に波長変換して波長がほぼ270nmの紫外
光を得る構成とされる。
ザー結晶における 2H9/2 → 4I13/2 の遷
移によって波長がほぼ554nmの固体レーザービームを
発生させ、この固体レーザービームを前記光波長変換素
子により第2高調波に波長変換して波長がほぼ277nm
の紫外光を得る構成をとることも可能である。
ザー結晶の励起波長は406nm、あるいは380nmとされ
る。そしてこの固体レーザー結晶としては、希土類元素
イオンとしてEr3+のみが添加されたものを好適に用
いることができる。
ドメイン反転構造を有する非線形光学結晶からなるもの
を好適に用いることができる。
固体レーザー結晶は、GaN系レーザーダイオードによ
り励起されて(励起波長は420nm)、 5S2 →
5I7 の遷移によって近赤外領域の固体レーザービー
ムを発生させる。そこで、この固体レーザービームを光
波長変換素子により第2高調波に波長変換すれば、360
nmを超える波長の高強度の紫外光を得ることができ
る。つまり、上記の遷移によって例えば約750nmの波
長の固体レーザービームを発生させることができるの
で、この固体レーザービームを第2高調波に波長変換す
れば、約375nmの波長の高強度の紫外光を得ることが
可能となる。
レーザー結晶は、GaN系レーザーダイオードにより励
起されて、 5S2 → 5I8 の遷移によって波長
がほぼ550 nmの固体レーザービームを発生させる。そ
こで、この固体レーザービームを光波長変換素子により
第2高調波に波長変換すれば、360nmを下回る波長275
nmの高強度の紫外光を得ることができる。
ムを第2高調波に波長変換する場合は、第3高調波を発
生させる場合のように構成が複雑化することがなく、低
コストのレーザーダイオード励起固体レーザーが実現さ
れる。
ザー結晶を用いる本発明のレーザーダイオード励起固体
レーザーにおいては、前述した通り、例えば励起波長を
404nmとして、波長がほぼ566nm、615nmあるいは6
50nmの固体レーザービームを発生させ得るので、それ
らを各々第2高調波に波長変換して波長がほぼ283n
m、308nmあるいは325nmの紫外光を得ることができ
る。
結晶を用いる本発明のレーザーダイオード励起固体レー
ザーにおいては、前述した通り、例えば励起波長を394
nmとして、波長がほぼ589nmの固体レーザービーム
を発生させ得るので、それを第2高調波に波長変換して
波長がほぼ295nmの紫外光を得ることができる。
結晶を用いる本発明のレーザーダイオード励起固体レー
ザーにおいては、前述した通り、例えば励起波長を390
nmとして、波長がほぼ572nmあるいは664nmの固体
レーザービームを発生させ得るので、それらを各々第2
高調波に波長変換して波長がほぼ286nmあるいは332n
mの紫外光を得ることができる。
ー結晶を用いる本発明のレーザーダイオード励起固体レ
ーザーにおいては、前述した通り、例えば励起波長を40
6nmあるいは380nmとして、波長がほぼ540nmある
いは554nmの固体レーザービームを発生させ得るの
で、それらを各々第2高調波に波長変換して波長がほぼ
270nmあるいは277nmの紫外光を得ることができる。
3+、Eu3+、Dy3+およびEr3+は波長380〜4
20nmに吸収帯があるが、この吸収帯は現在提供されて
いるGaN系レーザーダイオードが発振しやすい波長帯
であり、特に400〜410nmは現在提供されているGaN
系レーザーダイオードの最大出力が得られる波長帯であ
るので、このHo3+、Sm3+、Eu3+、Dy3+
あるいはEr3+をGaN系レーザーダイオードによっ
て励起するようにした本発明のレーザーダイオード励起
固体レーザーは、励起光の吸収量が大きくて、高効率化
および高出力化を達成できるものとなる。
導係数が130 W/m℃と、ZnMgSSe系レーザーダ
イオードの4W/m℃等と比べて極めて大きい。またそ
れに加えて、転移の移動度もZnMgSSe系レーザー
ダイオードと比べて非常に小さいことから、COD(カ
タストロフィック・オプティカル・ダメージ)が非常に
高く、高寿命、高出力が得やすいものである。このよう
な特性のGaN系レーザーダイオードを励起光源として
用いたことにより、本発明のレーザーダイオード励起固
体レーザーは、高寿命で、高出力の紫外域のレーザービ
ームを発生可能となる。
施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実
施の形態によるレーザーダイオード励起固体レーザーを
示すものである。このレーザーダイオード励起固体レー
ザーは、励起光としてのレーザービーム10を発するレー
ザーダイオード11と、発散光である上記レーザービーム
10を集光する例えば屈折率分布型レンズからなる集光レ
ンズ13と、Ho3+が例えば1at%ドープされた固体
レーザー媒質であるY3Al5O12結晶(以下、H
o:YAG結晶と称する)14と、このHo:YAG結晶
14の前方側(図中右方側)に配された共振器ミラー15
と、Ho:YAG結晶14と共振器ミラー15との間に配さ
れた光波長変換素子16およびエタロン17とを有してい
る。
る共通のマウント30に取り付けられ、このマウント30は
温度調節手段を構成するペルチェ素子31の上に固定され
ている。またレーザーダイオード11と集光レンズ13もそ
れぞれ銅等からなるマウント32、33に取り付けられ、こ
れらのマウント32、33もペルチェ素子31の上に固定され
ている。このペルチェ素子31は、光出射窓35を有する密
閉型ケース36の中に収納されている。
ミスタ34が出力する温度検出信号に基づいて図示外の温
度制御回路によりペルチェ素子31の駆動が制御されて、
レーザーダイオード11および固体レーザー共振器(後述
のようにHo:YAG結晶14および共振器ミラー15によ
って構成される)内の要素が全て共通の所定温度に制御
される。
る、MgOがドープされたLiNbO3 結晶に周期ド
メイン反転構造が設けられてなるものである。本例の場
合、周期ドメイン反転構造の周期は、後述の基本波波長
750nmおよび第2高調波波長 375nmに対して1次の
周期となるように2.0μmとされている。また波長選択
素子としてのエタロン17は、固体レーザーを単一縦モー
ド発振させて低ノイズ化を実現する。
N活性層を有し、波長 420nmで発振するブロードエリ
ア型のものが用いられている。
後方端面14aには、波長 420nmの光は80%以上の透過
率で良好に透過させる一方、Ho3+の1つの発振線で
ある波長750nmに対して高反射率(反射率99%以上さ
らに好ましくは99.9%以上)で、Ho3+の750nm以
外の発振線550nm、980nm、1010nmおよび1210nm
に対しては低反射率(反射率60%以下さらに好ましくは
30%以下)のコーティングが施されている。一方Ho:
YAG結晶14の前方端面14bには、波長750nmに対し
て低反射率(反射率0.2%以下)で、その第2高調波波
長375nmに対しては高反射率(反射率95%以上)のコ
ーティングが施されている。
は、波長750nmの光に対して高反射率(99%以上さら
に好ましくは99.9%以上)で、波長375nmの光を95%
以上透過させ、上記750nm以外の発振線550nm、980
nm、1010nmおよび1210nmに対しては低反射率(60
%以下さらに好ましくは30%以下)のコーティングが施
されている。
420nmのレーザービーム10は、上記端面14aを透過し
てHo:YAG結晶14に入射する。Ho:YAG結晶14
はこのレーザービーム10によってHo3+が励起される
ことにより、波長750nmの光を発する。このときの遷
移は、 5S2 → 5I7 である。そしてHo:Y
AG結晶14の後方端面14aと共振器ミラー15のミラー面
15aとで構成される共振器によりレーザー発振が引き起
こされて、波長750nmの固体レーザービーム20が得ら
れる。このレーザービーム20は光波長変換素子16に入射
して、波長が1/2すなわち375nmの第2高調波21に
変換される。
通りのコーティングが施されているので、この共振器ミ
ラー15からはほぼ第2高調波21のみが出射する。この第
2高調波21は、光出射窓35を透過して密閉型ケース36の
外に出射する。
体レーザーは、上記の通りHo:YAG結晶14をInG
aNレーザーダイオード11によって励起する構成を有す
るので、先に詳しく説明した理由により、高効率化、高
出力化が実現される。具体的には、レーザーダイオード
11の出力が300mWの場合において、第2高調波21の出
力は40mWであった。
イッチ素子を共振器内に挿入することで、パルス動作に
はなるが、波長変換効率を高め、より高い出力を得るこ
とも可能である。あるいは、GaN系レーザーダイオー
ドは高いCODを有することから、励起用レーザーダイ
オードをパルス駆動することで、同様に高効率、高出力
の紫外パルス光を得ることも可能である。
N系レーザーダイオードにより励起されて(励起波長は
同様に420nm)、 5S2 → 5I8 の遷移によ
って波長がほぼ550 nmの固体レーザービームを発生さ
せる。そこで、この固体レーザービームを光波長変換素
子16により第2高調波に波長変換すれば、波長275nm
の高強度の紫外光を得ることができる。
れた固体レーザー結晶を用い、励起波長を404nmとし
て波長がほぼ566nm、615nmあるいは650nmの固体
レーザービームを発生させ、それらを第2高調波に波長
変換して波長がほぼ283nm、308nmあるいは325nm
の紫外光を得ることもできる。このSm3+が添加され
た固体レーザー結晶を用いる場合は、上記Ho3+が添
加された固体レーザー結晶を用いる場合と並んで、特に
高い出力を得ることができる。
結晶を用い、励起波長を394nmとして、波長がほぼ589
nmの固体レーザービームを発生させ、それを第2高調
波に波長変換して波長がほぼ295nmの紫外光を得るこ
ともできる。
結晶を用い、励起波長を390nmとして波長がほぼ572n
mあるいは664nmの固体レーザービームを発生させ、
それらを第2高調波に波長変換して波長がほぼ286nm
あるいは332nmの紫外光を得ることもできる。その中
でも特に664nmの固体レーザービームを発生させる場
合は、高い出力を得ることができる。
ー結晶を用い、励起波長を406nmあるいは380nmとし
て、波長がほぼ540nmあるいは554nmの固体レーザー
ビームを発生させ、それらを第2高調波に波長変換して
波長がほぼ270nmあるいは277nmの紫外光を得ること
もできる。
あるいはEr3+が添加された固体レーザー結晶を用い
る場合も、前述のHo:YAG結晶14に代えて適宜その
ような固体レーザー結晶を用い、それぞれの場合の励起
波長、発振波長および第2高調波波長に応じて前記コー
ティングを変えるだけで、基本的には図1の構成を採用
することができる。
したレーザーダイオードについて説明したが、InGa
NAs系材料あるいはGaNAs系材料から活性層を構
成したレーザーダイオードを励起用光源として用いるこ
とも可能である。
の形態で用いたY3Al5O12(YAG)に限らず、
BaY2 F8 、Ba(Y,Yb)2 F8 、La
F3 、Ca(NbO3 )2 、CaWO4 、SrM
oO4 、YAlO3 (YAP)、LiYF4(YL
F)、Y2 SiO5 、YP5 O14 、LaP
5 O14 、LuAlO3 、LaCl3 、LaB
r3 、PrBr3等を用いることもできる。
造には、1次の周期に限らず、3次の周期を適用しても
よい。750nm発振の時の3次周期は、6.0μmとなる。
また光波長変換素子としては、周期ドメイン反転構造を
有するものに限らず、B−BaBO3 、LBO、CL
BO、GdYCOB、YCOB等からなるものを用いる
こともできる。さらに励起用レーザーダイオードとして
は、ブロードエリア型のものだけでなく、MOPA、α
−DFB構造を有するもの等も同様に適用可能である。
ド励起固体レーザーを示す概略側面図
Claims (21)
- 【請求項1】 希土類元素イオンのうち少なくともHo
3+が添加された固体レーザー結晶と、 InGaN、InGaNAsあるいはGaNAsからな
る活性層を有し、前記固体レーザー結晶を励起するレー
ザービームを発するレーザーダイオードと、 励起された前記固体レーザー結晶における 5S2 →
5I7 、あるいは 5S2 → 5I8 の遷移によ
って発生した固体レーザービームを紫外光に波長変換す
る光波長変換素子とを有することを特徴とするレーザー
ダイオード励起固体レーザー。 - 【請求項2】 前記Ho3+が添加された固体レーザー
結晶における 5S 2 → 5I7 の遷移によって波
長がほぼ750 nmの固体レーザービームを発生させ、 この固体レーザービームを前記光波長変換素子により第
2高調波に波長変換して波長がほぼ375 nmの紫外光を
得る構成とされたことを特徴とする請求項1記載のレー
ザーダイオード励起固体レーザー。 - 【請求項3】 前記Ho3+が添加された固体レーザー
結晶における 5S 2 → 5I8 の遷移によって波
長がほぼ550 nmの固体レーザービームを発生させ、 この固体レーザービームを前記光波長変換素子により第
2高調波に波長変換して波長がほぼ275 nmの紫外光を
得る構成とされたことを特徴とする請求項1記載のレー
ザーダイオード励起固体レーザー。 - 【請求項4】 前記固体レーザー結晶が、希土類元素イ
オンとしてHo3+のみが添加されたものであることを
特徴とする請求項1から3いずれか1項記載のレーザー
ダイオード励起固体レーザー。 - 【請求項5】 希土類元素イオンのうち少なくともSm
3+が添加された固体レーザー結晶と、 InGaN、InGaNAsあるいはGaNAsからな
る活性層を有し、前記固体レーザー結晶を励起するレー
ザービームを発するレーザーダイオードと、 励起された前記固体レーザー結晶における 4G
5/2 → 6H5/2 、 4 G5/2 → 6H7/2 、あるいは 4F
3/2 → 6H11/2の遷移によって発生した固体
レーザービームを紫外光に波長変換する光波長変換素子
とを有することを特徴とするレーザーダイオード励起固
体レーザー。 - 【請求項6】 前記Sm3+が添加された固体レーザー
結晶における 4G 5/2 → 6H5/2 の遷移に
よって波長がほぼ566nmの固体レーザービームを発生
させ、 この固体レーザービームを前記光波長変換素子により第
2高調波に波長変換して波長がほぼ283nmの紫外光を
得る構成とされたことを特徴とする請求項5記載のレー
ザーダイオード励起固体レーザー。 - 【請求項7】 前記Sm3+が添加された固体レーザー
結晶における 4G 5/2 → 6H7/2 の遷移に
よって波長がほぼ615nmの固体レーザービームを発生
させ、 この固体レーザービームを前記光波長変換素子により第
2高調波に波長変換して波長がほぼ308nmの紫外光を
得る構成とされたことを特徴とする請求項5記載のレー
ザーダイオード励起固体レーザー。 - 【請求項8】 前記Sm3+が添加された固体レーザー
結晶における 4F 3/2 → 6H11/2 の遷移
によって波長がほぼ650 nmの固体レーザービームを発
生させ、 この固体レーザービームを前記光波長変換素子により第
2高調波に波長変換して波長がほぼ325nmの紫外光を
得る構成とされたことを特徴とする請求項5記載のレー
ザーダイオード励起固体レーザー。 - 【請求項9】 前記固体レーザー結晶が、希土類元素イ
オンとしてSm3+のみが添加されたものであることを
特徴とする請求項5から8いずれか1項記載のレーザー
ダイオード励起固体レーザー。 - 【請求項10】 希土類元素イオンのうち少なくともE
u3+が添加された固体レーザー結晶と、 InGaN、InGaNAsあるいはGaNAsからな
る活性層を有し、前記固体レーザー結晶を励起するレー
ザービームを発するレーザーダイオードと、 励起された前記固体レーザー結晶における 5D0 →
7F2 の遷移によって発生した固体レーザービーム
を紫外光に波長変換する光波長変換素子とを有すること
を特徴とするレーザーダイオード励起固体レーザー。 - 【請求項11】 前記Eu3+が添加された固体レーザ
ー結晶における 5D0 → 7F2 の遷移によって
波長がほぼ589nmの固体レーザービームを発生させ、 この固体レーザービームを前記光波長変換素子により第
2高調波に波長変換して波長がほぼ295nmの紫外光を
得る構成とされたことを特徴とする請求項10記載のレ
ーザーダイオード励起固体レーザー。 - 【請求項12】 前記固体レーザー結晶が、希土類元素
イオンとしてEu3 +のみが添加されたものであること
を特徴とする請求項10または11記載のレーザーダイ
オード励起固体レーザー。 - 【請求項13】 希土類元素イオンのうち少なくともD
y3+が添加された固体レーザー結晶と、 InGaN、InGaNAsあるいはGaNAsからな
る活性層を有し、前記固体レーザー結晶を励起するレー
ザービームを発するレーザーダイオードと、 励起された前記固体レーザー結晶における 4F
9/2 → 6H13/2あるいは 4F9/2 →
6H11/2 の遷移によって発生した固体レーザー
ビームを紫外光に波長変換する光波長変換素子とを有す
ることを特徴とするレーザーダイオード励起固体レーザ
ー。 - 【請求項14】 前記Dy3+が添加された固体レーザ
ー結晶における 4F9/2 → 6H13/2 の遷
移によって波長がほぼ572nmの固体レーザービームを
発生させ、 この固体レーザービームを前記光波長変換素子により第
2高調波に波長変換して波長がほぼ286nmの紫外光を
得る構成とされたことを特徴とする請求項13記載のレ
ーザーダイオード励起固体レーザー。 - 【請求項15】 前記Dy3+が添加された固体レーザ
ー結晶における 4F9/2 → 6H11/2の遷移
によって波長がほぼ664nmの固体レーザービームを発
生させ、 この固体レーザービームを前記光波長変換素子により第
2高調波に波長変換して波長がほぼ332nmの紫外光を
得る構成とされたことを特徴とする請求項13記載のレ
ーザーダイオード励起固体レーザー。 - 【請求項16】 前記固体レーザー結晶が、希土類元素
イオンとしてDy3 +のみが添加されたものであること
を特徴とする請求項13から15いずれか1項記載のレ
ーザーダイオード励起固体レーザー。 - 【請求項17】 希土類元素イオンのうち少なくともE
r3+が添加された固体レーザー結晶と、 InGaN、InGaNAsあるいはGaNAsからな
る活性層を有し、前記固体レーザー結晶を励起するレー
ザービームを発するレーザーダイオードと、 励起された前記固体レーザー結晶における 4S
3/2 → 4I15/2あるいは 2H9/2 →
4I13/2 の遷移によって発生した固体レーザー
ビームを紫外光に波長変換する光波長変換素子とを有す
ることを特徴とするレーザーダイオード励起固体レーザ
ー。 - 【請求項18】 前記Er3+が添加された固体レーザ
ー結晶における 4S3/2 → 4I15/2 の遷
移によって波長がほぼ540nmの固体レーザービームを
発生させ、 この固体レーザービームを前記光波長変換素子により第
2高調波に波長変換して波長がほぼ270nmの紫外光を
得る構成とされたことを特徴とする請求項17記載のレ
ーザーダイオード励起固体レーザー。 - 【請求項19】 前記Er3+が添加された固体レーザ
ー結晶における 2H9/2 → 4I13/2 の遷
移によって波長がほぼ554nmの固体レーザービームを
発生させ、 この固体レーザービームを前記光波長変換素子により第
2高調波に波長変換して波長がほぼ277nmの紫外光を
得る構成とされたことを特徴とする請求項17記載のレ
ーザーダイオード励起固体レーザー。 - 【請求項20】 前記固体レーザー結晶が、希土類元素
イオンとしてEr3 +のみが添加されたものであること
を特徴とする請求項17から19いずれか1項記載のレ
ーザーダイオード励起固体レーザー。 - 【請求項21】 前記光波長変換素子が、周期ドメイン
反転構造を有する非線形光学結晶からなることを特徴と
する請求項1から20いずれか1項記載のレーザーダイ
オード励起固体レーザー。
Priority Applications (8)
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US10/952,717 US7411990B2 (en) | 2001-05-15 | 2004-09-30 | Laser-diode-excited laser apparatus, fiber laser apparatus, and fiber laser amplifier in which laser medium doped with one of Ho3+, Sm3+, Eu3+, Dy3+, Er3+, and Tb3+ is excited with GaN-based compound laser diode |
US10/952,768 US7154930B2 (en) | 2001-05-15 | 2004-09-30 | Laser-diode-excited laser apparatus, fiber laser apparatus, and fiber laser amplifier in which laser medium doped with one of Ho3+, Sm3+, Eu3+, Dy3+, Er3+, and Tb3+ is excited with GaN-based compound laser diode |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007254723A (ja) * | 2006-02-23 | 2007-10-04 | Fujifilm Corp | Eu含有無機化合物、これを含む発光性組成物と発光体、固体レーザ装置、発光装置 |
JP2011150186A (ja) * | 2010-01-22 | 2011-08-04 | Ricoh Optical Industries Co Ltd | 反射防止光学素子およびレーザ光源装置 |
JP5413452B2 (ja) * | 2009-03-19 | 2014-02-12 | 日本電気株式会社 | ネットワーク通信システム、通信装置、ネットワーク連携方法及びプログラム |
-
2001
- 2001-05-15 JP JP2001144466A patent/JP2002344049A/ja active Pending
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