JP5413452B2 - ネットワーク通信システム、通信装置、ネットワーク連携方法及びプログラム - Google Patents

ネットワーク通信システム、通信装置、ネットワーク連携方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、ネットワーク通信システム、通信装置、コネクション型通信ネットワークとコネクションレス型通信ネットワークの連携方法及びプログラムに関し、特に、WDM、PBB−TE等のコネクション型通信とEthernetのコネクションレス型通信が互いに連携し自動的に最適なネットワーク運用が可能なネットワーク通信システム、通信装置、ネットワーク連携方法及びプログラムに関する。
これまでの音声主体のトラヒックから、映像やデータ中心のトラヒックに変わるに従って、広域な範囲でトラヒックを伝送するトランスポートネットワークに対して、パケットを柔軟に収容することが求められている。
このような要求を満たすネットワークとして、パケット/パスが混在したハイブリッドネットワークが考えられている。ハイブリッドネットワークでは、ユーザからのパケットを集約するパケットネットワークとパケットスイッチ間でトラヒックをカットスルーする波長ネットワークにより構成されるネットワークが考えられている。
このようなハイブリッドネットワークの例を図14に示す。図14に示すハイブリッドネットワークは、イーサネットネットワーク1100と波長ネットワーク1200からなり、パケット交換部(イーサネットスイッチ)1000−i(i=1,2,・・・)、光交換部(光スイッチ)1001−j(j=1,2,・・・)、及びユーザ装置1002−k(k=1,2,・・・)を含む構成である。ここで、イーサネットスイッチ1000と光スイッチ1001は、2種類のスイッチ機能を持つ単一の通信装置として構成される場合や、別々の通信装置として構成される場合がある。
このような構成を有する通信システムでは、2つの異なるネットワークを連携させるために、波長パスのコネクションを設定し、設定した波長パスを使ってコネクションレス型であるイーサネットネットワークとの通信を行うということが一般的に行われている。
このようなネットワーク上での連携方式の関連技術の例が、例えば、特許文献1に記載されている。特許文献1に記載の連携方式では、トラヒック流量に基づいて、Ethernetトラヒックの転送経路について、送信元アドレスSA(送信端)−宛先アドレスDA(受信端)間で波長パスを設定することによりカットスルーパスを作成するかどうかを判断するように動作する。しかしながら、このような方式では、以下に挙げる課題があるため、コネクション型通信ネットワークとコネクションレス型通信ネットワークの間で自律的に連携ができないという問題があった。
特願2004−328727(9頁−12ページ、図3、図6)
第1の問題点は、イーサネットネットワーク上で新たな宛先MACアドレス(MAC−DA)の発見が不可能であることである。
その理由は、イーサネットのブロードキャストは、既に設定された波長パスに沿って転送されるため、波長パスが接続されていない宛先MACアドレス(MAC−DA)に対してはブロードキャストパケットが届かないためである。例えば、図14に示す構成において、イーサネットスイッチ1000−1を送信元アドレスSAとし、イーサネットスイッチ1000−4を宛先MACアドレス(MAC−DA)とするトラヒックを転送するとき、波長パスを経由して到達できない(つまりイーサネットネットワーク上でつながりがない)状態であるため、イーサネットスイッチ1000−4の宛先MACアドレス(MAC−DA)を発見できないという問題がある。
第2の問題点は、ネットワークが不安定になるということである。その理由は、トラヒック流量に基づいて新規の波長パスの設定/削除を判断するために、トラヒック量の変動が激しい場合、波長パスの設定/削除が頻繁に発生し、イーサネットのネットワークトポロジの変更が頻繁に起こるためである。
(発明の目的)
本発明の目的は、コネクション型通信とコネクションレス型通信が混在するネットワークにおいて、自動かつ安定したネットワーク運用を実現するネットワーク通信システム、通信装置、ネットワーク連携方法及びプログラムを提供することである。
本発明によるネットワーク通信システムは、コネクションレス型の通信ネットワークとコネクション型の通信ネットワークを含むネットワーク通信システムにおいて、通信ネットワークを構成する通信装置が、コネクションレス型の通信ネットワークのインバンドで交換されるインバンド制御情報を、コネクション型の通信ネットワークを制御するIP制御ネットワーク上に作成した仮想制御リンク経由で他の通信装置に転送し、他の通信装置とインバンド制御情報の交換を行う手段と、交換されるインバンド制御情報に基づいて、コネクション型の通信ネットワークに対する新規コネクションを作成するかどうかを判定する手段と、判定手段からの指示によってコネクション型の通信ネットワークに対する新規コネクションの作成する手段とを含む。
本発明によるネットワーク連携方法は、コネクションレス型の通信ネットワークとコネクション型の通信ネットワークからなるネットワーク通信システムのネットワーク連携方法であって、コネクションレス型の通信ネットワークのインバンドで交換されるインバンド制御情報を、コネクション型の通信ネットワークを制御するIP制御ネットワーク上に作成した仮想制御リンク経由で通信装置間で交換し、交換されるインバンド制御情報に基づいて、コネクション型の通信ネットワークに対する新規コネクションを作成するかどうかを判定する。
本発明による通信装置は、コネクションレス型の通信ネットワークとコネクション型の通信ネットワークを含むネットワーク通信システムを構成する通信装置において、コネクションレス型の通信ネットワークのインバンドで交換されるインバンド制御情報を、コネクション型の通信ネットワークを制御するIP制御ネットワーク上に作成した仮想制御リンク経由で他の通信装置に転送し、他の通信装置とインバンド制御情報の交換を行う手段と、交換されるインバンド制御情報に基づいて、コネクション型の通信ネットワークに対する新規コネクションを作成するかどうかを判定する手段と、判定手段からの指示によってコネクション型の通信ネットワークに対する新規コネクションの作成する手段とを含む。
本発明によるプログラムは、コネクションレス型の通信ネットワークとコネクション型の通信ネットワークを含むネットワーク通信システムを構成するコンピュータ装置上で動作するプログラムであって、コンピュータ装置に、コネクションレス型の通信ネットワークのインバンドで交換されるインバンド制御情報を、コネクション型の通信ネットワークを制御するIP制御ネットワーク上に作成した仮想制御リンク経由で他の通信装置に転送し、他の通信装置とインバンド制御情報の交換を行う処理と、交換されるインバンド制御情報に基づいて、コネクション型の通信ネットワークに対する新規コネクションを作成するかどうかを判定する処理と、コネクション型の通信ネットワークに対する新規コネクションの作成する処理と、を実行させる。
第1の効果は、コネクション型の通信ネットワークとコネクションレス型の通信ネットワークの自律連携が可能となることにある。
第2の効果は、コネクションレス型の通信ネットワークに対して安定した最適なコネクションを設定できることにある。
本発明の第1の実施の形態におけるイーサネット・WDM(WavelengthDivision Multiplexing)混在ネットワークの構成例を示すブロック図である。 第1の実施の形態における通信装置の構成例を示すブロック図である。 第1の実施の形態によるイーサネット・WDM混在ネットワークにおける連携動作の概要を示す図である。 第1の実施の形態における制御パケットの流れを示す図である。 第1の実施の形態によるMAC−DA発見処理における制御パケットの流れを示すシーケンスである。 第1の実施の形態におけるMAC−DA発見の処理動作を示すフローチャートである。 第1の実施の形態によるイーサネットトポロジ作成処理における制御パケットの流れを示すシーケンスである。 第1の実施の形態によるイーサネットトポロジ作成の処理動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態における連携動作の概要を示す図である。 第2の実施の形態における制御パケットの流れを示す図である。 本発明の第3の実施の形態におけるコネクション型・コネクションレス型イーサネット混在ネットワーク構成例を示すブロック図である。 第3の実施の形態における通信装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の通信装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。 関連技術によるネットワーク構成の一例を示すブロック図である。
次に、本発明を実施するための形態について図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1に、本発明の第1の実施の形態によるイーサネット・WDM混在ネットワークの構成例を示す。また、図2に、イーサネット・WDM混在ネットワークを構成する通信装置の構成例を示す。なお、本発明の実施の形態において、ネットワークの構成例で示すイーサネットは登録商標である。また、本発明の実施の形態の説明において、コネクションとパスは同義として扱う。
図1に示すイーサネット・WDM混在ネットワークは、ネットワークサービスを提供する側のトランスポートネットワーク100と、サービスを受ける側のユーザネットワーク110を含む。
トランスポートネットワーク100を構成する通信装置120は、波長単位でスイッチングを行う光交換部220、パケット単位でスイッチングを行うパケット交換部230、光交換部220とパケット交換部230を制御するIP制御部210を備えている。
また、複数の通信装置120は、光交換部220間を接続するWDM伝送路140、及びIP制御部210間を接続するIP制御回線150により互いに接続されている。ここで、IP制御回線150は、主信号トラヒックが流れる回線とは異なるアウトオブバンド回線で構成される。このIP制御回線150の構成方法は、WDM伝送路140と同じファイバ内で異なる波長回線を用いる構成(インファイバ構成)、WDM伝送路140と異なる回線を用いる構成(アウトオブファイバ構成)のいずれでもよい。
ここで、光交換部220により構成されるネットワークは、コネクション型の通信ネットワークであり、パケット交換部230により構成されるネットワークは、コネクションレス型の通信ネットワークである。
次に、図2を参照して、通信装置120の詳細な構成について説明する。
通信装置120の光交換部220は、波長単位で方路を切り替える波長スイッチ部300と、WDM伝送路140毎に波長の合分波を行う合分波部330と、複数の光送受信器320を備えている。
通信装置120のパケット交換部230は、パケット単位で方路を切り替えるイーサネットスイッチ部310と、ユーザ装置130や光送受信機と接続されるイーサネット回線340と、イーサネットスイッチ310とIP制御部210を接続するイーサネットスヌープ回線350と、ユーザネットワーク110とトランスポートネットワーク100間のMAC(Media Access Control)アドレス情報の変換やMACアドレス情報を元に出力インターフェースを決定するフォワーディング情報を保持すると共にイーサネットスイッチ部310に切り替え指示を与えるフォワーディング制御部480と、ブロードキャストやブリッジ等の制御を行うイーサネットネット制御手段490と、波長パスを作成するかどうかを判定する波長パス作成判定部450を備えている。
なお、本実施の形態では、ユーザネットワーク110とトランスポートネットワーク100を分離するために、MAC−in−MACと呼ばれるカプセル化技術を使用する。このカプセル化技術はPBB(Provider Backbone Bridge)と呼ばれ、ユーザ装置130からのイーサネットデータパケットを、トランスポートネットワーク100で使われるイーサネットフレームによりカプセル化し、受信端でカプセル化を解除する技術である。このような技術を使用することにより、ユーザネットワーク110とトランスポートネットワーク100を分離することができるため、それぞれのネットワークにおいて異なる運用形態を適用することができる。
また、通信装置120のIP制御部210は、他の通信装置のIP制御部とトポロジ情報の交換を行うルーティング手段400と、トポロジ情報を使って要求された区間の光パスの最適経路を決定する経路決定手段410と、決定した経路に従って光パスの設定を行うシグナリング手段400と、波長スイッチ300とイーサネットスイッチ部310を制御するスイッチ制御部470と、IP制御メッセージの送受信を行う制御通信部460を備えている。
さらに、IP制御部210は、イーサネットの制御情報を受信して解析を行うインバンド制御情報解析手段430と、コネクション型の通信ネットワークを制御するIPネットワーク上に仮想リンクを作成し、パケット交換部230と他の通信装置のパケット交換部が直接接続されているようにするインバンド仮想リンク作成手段440を備えている。
(第1の実施の形態の動作)
上記のような構成の通信装置120の動作の概略について、図3を参照して説明する。
イーサネット回線上を流れるイーサネットの制御フレームは、主信号トラヒックと同じイーサネット回線(インバンド回線)上で交換されるため、波長パスが設定されるまで他の通信装置と接続することができない。この問題を解決するために、イーサネット上を流れる制御フレームを、IP制御部210に載せ、制御用のIPネットワーク(IP制御回線150)を通して仮想的につながっているようにする。つまり、インバンド回線の制御フレームをアオウトオブバンドのIP制御回線150を通して交換するように動作する。
図4は、インバンド回線上の制御フレームがアウトオブバンドのIP制御回線150を介して交換される流れを詳細に示している。
通信装置120(A)のパケット交換部230において既に波長パスが設定されている場合(この例では、波長パス500)、イーサネット制御フレーム510は波長パス500を介して接続先の通信装置120(B)のパケット交換部230に転送される。
同時に、イーサネット制御フレーム510は、IP制御部210を介して波長パスを制御する制御用IPネットワーク(IP制御回線150)内を流れる波長ネットワーク制御IPパケット630に変換され、通信装置120(B)及び120(C)のパケット交換部230に送られる。このような制御を行うことにより、波長パスが設定されていない通信装置120との間でイーサネットの制御パケットを交換することが可能となる。
上記の動作に従ってトランスポートネットワーク100がイーサネットの制御方法を実施した場合のMAC−DA(Destination Address)発見処理と、イーサネットツリートポロジ作成処理の2つの制御動作について詳細に説明する。
(宛先MACアドレス(MAC−DA)発見処理)
図2に示す構成を参照し、図6に示す宛先MACアドレス(MAC−DA)発見処理における動作について説明する。
はじめに、通信装置120が、ブロードキャストフレームを送信する処理について説明する。
ユーザ装置130からイーサネットのデータフレームを受信すると(ステップS100)、フォワーディング制御部480を参照して、ユーザネットワーク110のアドレス空間であるユーザMAC−DAからトランスポートネットワーク100のアドレス空間であるトランスポートMAC−DAに変換する。
次に、変換されたトランスポートMAC−DA(ここでは、通信装置120(C)が保持するアドレス「MAC−CC」とする)がフォワーディング制御部480のフォワーディングテーブルを参照する(ステップS110)。フォワーディングテーブルにエントリが存在した場合、これに従いデータフレームを送信して終了する(ステップS120、S200)。
エントリが存在しない場合、変換されたトランスポートMAC−DAを含めたブロードキャストフレームを全てのイーサネットインターフェースに対して送信する(ステップS130)。ここで、図4、図5を参照すると、波長パスが通信装置120(A)−120(B)間に設定されているので、ブロードキャストフレームは、通信装置120(A)のIP制御部210、及び通信装置120(B)のパケット交換部230で受信される。
イーサネットスヌープ回線350を介して、ブロードキャストフレームを受信したIP制御部230は、インバンド制御情報解析手段430によりブロードキャストフレームに搭載されたブロードキャスト情報を分析する。その後、インバンド仮想リンク作成手段440が、ブロードキャスト情報をIP制御メッセージに載せて多重し、IPの広告メカニズム(ルーティング手段400)を使って他の通信装置に転送する(ステップS140)。
IPの広告メカニズムとしては、例えば、OSPF(Open Shortest Path First)、IS−IS(Intermediate System to Intermediate System)、RIP(Rouging Information Protocol)等を利用することができる(S140)。
次に、ブロードキャストフレームを受信した通信装置120の処理について説明する。
通信装置のIP制御部210のルーティング手段400が、IP制御回線150を介して、ブロードキャスト情報を含むIP制御メッセージを受信すると、インバンド制御情報解析手段430は、ブロードキャスト情報を抽出し、ブロードキャストフレームを作成する。作成されたブロードキャストフレームは、イーサネットスヌープ回線350を経由して、パケット交換部230に送信される(ステップS150)。
パケット交換部230では、ブロードキャストフレームに含まれるMAC−DAが自身のインターフェースに存在すれば、IP制御部210に対してACK(ACKnowledgement)を送信する。MAC−DAが存在しない場合又は既に波長パスを経由してACKを送信している場合は、ブロードキャストフレームを廃棄して終了する(ステップS160)。
ACKを受け取ったIP制御部210は、インバンド制御情報解析手段430とインバンド仮想リンク作成手段440により送信時と同様の手順でIPの広告メカニズムを使用して、ACK含むIP制御メッセージを送信元の通信装置宛に送信する(ステップS170)。
図4、図5を参照すると、このブロードキャストフレームを受信するのは、通信装置120(B)及び120(C)であるが、通信装置120(B)についてはMAC−DAを保持しないので、受信したブロードキャストフレームを廃棄する。
最後に、ACKを受け取った送信側の通信装置120の処理について説明する。
IP制御部210のルーティング手段400が、ACKを含むIP制御メッセージを受信すると、パケット交換部230の波長パス作成判定部450は、ACKを含むIP制御メッセージの送信元である通信装置120(C)のIPアドレスを参照して、通信装置120(A)と通信装置120(C)の間に波長パスを設定することを決定し、IP制御部210に指示する。そして、経路決定手段410とシグナリング手段420が波長パス500を作成する(ステップS180)。
波長パスの設定が完了するとIP制御部210は、新規に設定した波長パス500に沿ってアドレス「MAC−CC」宛のイーサネットデータフレームを送信するようにフォワーディング制御部480に設定し(ステップS190)、パケット交換部230は該当する宛先MACアドレスMAC−DA宛のデータフレームを送信する(ステップS200)。
以上のような動作により、波長パスが設定されていない場合でも、IP制御回線150を使ってイーサネットのアドレス解決が可能となる。
(イーサネットツリートポロジ作成処理)
次に、図2に示す構成を参照し、図8に示すイーサネットトポロジ作成処理の動作について説明する。
はじめに、通信装置120が、BPDU(Bridge Protocol Data Unit)フレームを送信する処理について説明する。
イーサネットのルートブリッジとなる通信装置120は、定期的にBPDUフレームを一定間隔徒毎に定期的に送信する(ステップS300)。このBPDUフレームは、設定されている波長パス500に沿って送信される(ステップS310)と共に、イーサネットスヌープ回線350を介して、IP制御部210にも送信される。
BPDUフレームを受信したIP制御部210では、インバンド制御情報解析手段430とインバンド仮想リンク作成手段440により、BPDUの情報をIP制御メッセージに載せルーティング手段400を介して隣接する他の通信装置120に転送する(ステップS320)。
また、他の通信装置120からBPDUフレームを受信したときに、コストを加算して他の通信装置に転送する処理も行う(ステップS380)。ここで、図4、図7の動作例では、BPDUフレームは、波長パス500を経由した経路、ならびにIP制御回線150を経由した経路で転送される。
次に、通信装置120がBPDUの情報を含むIP制御メッセージを受信した場合の処理について説明する。
BPDU情報を含むIP制御メッセージを受信すると(ステップS330)、IP制御部210の経路決定手段410は、受信した通信装置120とIP制御メッセージを送信した通信装置120の間で波長パス500の経路を計算し、波長パス500を設定した場合のコストを算出する(ステップS340)。
次に、IP制御部210のインバンド仮想リンク作成手段440は、計算した波長パス500のコストを予め設定されているポリシーに従いイーサネットネットワークでのコストに変換し、インバンド制御情報解析手段430を介して、BUDUフレームに変換された波長パス500のコストを設定し、パケット交換部230に送信する(ステップS350)。
パケット交換部230が波長パス500を介してBPDUフレームを受信している場合、波長パス作成判定部450は、互いのコストを比較して、IP制御回線150経由で広告されたBPDUフレームのコストが小さい場合、新たな波長パス500を作成するようにIP制御部210に指示する(ステップS360)。
IP制御部210により新たに波長パス500が設定されると、イーサネットのデータフレームは、この波長パス500を経由して伝送されることとなる(ステップS370)。ここで、パケット交換部230において、これまで利用していた波長パス500が接続されているポートは、通常のイーサネットの制御手法により、ループを発生しないようにブロッキングポート、または、代替ポートとして扱われる。もしくは、他のVLANのトラヒックがまったく流れていない場合には、波長パス500を削除するようにIP制御部210に指示する。
また、作成された波長パス500の利用開始時間とポートをブロックする時間の同期をとることにより、ユーザトラヒックを遮断することなく切り替えることができるため、トランスポートネットワーク100が不安定になることを防ぐことができる。
上記に記載したイーサネットトポロジ作成動作を、各装置で繰り返し行うことにより、イーサネットのトラヒックに対して最適な波長パスが設定できるようになる。
(第1の実施の形態による効果)
上述した第1の実施の形態によれば以下に述べる効果が得られる。
第1の効果は、コネクション型の通信ネットワークとコネクションレス型の通信ネットワークの自律連携が可能となることにある。その理由は、インバンドで転送される制御情報をコネクション型の通信ネットワークを制御するIPネットワークを介して交換することにより、波長パス500がない区間に自律的に波長パス500の設定が可能になるためである。
第2の効果は、コネクションレス型の通信ネットワークに対して安定した最適な波長パス500を設定できることにある。その理由は、経路のコスト情報を元に新規に波長パス500を設定するかどうかを判断する波長パス作成判定部450が、コネクションレス型の通信ネットワークの最適性を考慮して波長パス500を設定するためである。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図9は、本発明の第2の実施の形態における動作概要を示す図である。本発明の第2の実施の形態では、イーサネット上を流れる制御フレームを、IP制御ネットワーク上に作成したトンネルによって、インバンド回線の制御フレームをアオウトオブバンドのIP制御回線を通して透過的に交換するように動作する。ここで、トンネルとは、イーサネット/IPやイーサネット/SSL(Secure Socket Layer)等の手法により、予めネットワーク管理者により設定された仮想的なリンクを指す。
第2の実施の形態のトランスポートネットワーク100の構成及び通信装置120の構成は、インバンド仮想リンク作成手段440がメッセージ変換をするのではなくトンネルを作成する機能を有する点を除いて、第1の実施の形態と同じである。
このため第2の実施の形態では、第1の実施の形態と異なり、イーサネットの制御フレームを変換することなく、波長パスが設定されていない通信装置120に転送可能である。
第2の実施の形態のより具体的な動作を図10に示す。図10はインバンド回線の制御フレームがアウトオブバンドのIP制御回線150を介して交換される流れの詳細を示している。
通信装置120(A)のパケット交換部230において既に波長パスが設定されている場合(この例では、波長パス500)、イーサネット制御フレーム510は波長パス500を介して接続先の通信装置120(B)のパケット交換部230に転送される。
同時に、イーサネット制御フレーム510は、IP制御部210を介して波長パス500を制御するIPネットワーク内を介して転送される。ここで、アウトオブバンドのIPネットワーク内を転送するために、予めトンネル540をすべての通信装置間でフルメッシュ状に作成しておく。イーサネットの制御フレームは、すべてこのトンネル540を介して透過的に転送される。このようにすることにより、波長パス500が設定されていない通信装置との間でイーサネットの制御フレームを交換することが可能となる。
第2の発明の実施の形態では、制御フレームをIP制御メッセージに変換する必要がないため、OSPF、IS−IS、RIP等の標準に完全に準拠したルーティング手段400を使って、第1の発明の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
(第3の実施の形態)
次に、本発明の第3の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図11、図12は、本発明の第3の実施の形態によるネットワーク構成例、及び通信装置の構成例を示している。本発明の第3の実施の形態は、第1及び第2の実施の形態をトランスポートネットワークとユーザネットワーク間に適用した構成である。
図11では、IP制御部210とパケット交換部230からなる複数の通信装置125によってトランスポートネットワーク105が構成されている。
トランスポートネットワーク105とユーザネットワーク110間は、MAC−in−MACによるカプセル化が行われ、運用上互いに独立している。このようなネットワーク構成において、トランスポートネットワーク105では、イーサネットパスはIP制御部210により設定される。つまり、トランスポートネットワーク105内で第1、及び第2の実施の形態で説明したイーサネットの制御方法は適用されない。また、ユーザネットワーク110は、第1及び第2の実施の形態で説明したイーサネットの制御方法が適用されている。IP制御回線150を使ったイーサネット制御情報の交換には、メッセージ変換方法(第1の実施の形態)、フレームトンネリング方法(第2の実施の形態)のいずれも適用可能である。
図12は、通信装置125の構成例を示している。第1及び第2の実施の形態の通信装置120との異なる点は、光交換部220を備えない点、及び波長パス作成判定部450がイーサネットパス作成判定部485に置き換わった点である。
さらに、IP制御回線150は、インバンドにて構成されるため物理的には同じ回線であるが、主信号トラヒックを運ぶイーサネットネットワークとは論理的に異なる回線である。ここでは、論理的に異なるIP制御回線もアウトオブバンドの回線と呼ぶ。
このような構成において、MAC−DA発見、イーサネットツリートポロジ作成の2つの制御動作について、第1及び第2の実施の形態との差分を説明する。ただし、IP制御回線150での仮想リンク作成手段は、第1の実施例と同じメッセージ交換方式を使う。
ユーザネットワーク110上で交換されるイーサネット制御フレームは、インバンド制御情報解析手段430において解析され、インバンド仮想リンク作成手段440によりIP制御回線150を介して交換される。交換されたイーサネット制御情報を元に、第1及び第2の実施の形態で説明と同様の手法を用いて、イーサネットパス作成判定部485においてイーサネットパスを作成するかどうかを判断し、必要であればイーサネットパスを作成する。
上記の動作により、第3の実施の形態による方式は、WDMネットワークとイーサネットネットワーク間のみならず、ユーザネットワークとトランスポートネットワーク間にも適用可能であることがわかる。
次に、通信装置120のハードウェア構成例について、図13を参照して説明する。図13は、通信装置120のハードウェア構成例を示すブロック図である。
図13を参照すると、通信装置120は、一般的なコンピュータ装置と同様のハードウェア構成によって実現することができ、CPU(Central Processing Unit)601、RAM(Random Access Memory)等のメモリからなる、データの作業領域やデータの一時退避領域に用いられる主記憶部602、ネットワークを介してデータの送受信を行う通信部603(IP制御部210、光交換部220、パケット交換部230に相当)、入力装置605や出力装置606及び記憶装置407と接続してデータの送受信を行う入出力インタフェース部604、上記各構成要素を相互に接続するシステムバス608を備えている。記憶装置607は、例えば、ROM(Read Only Memory)、磁気ディスク、半導体メモリ等の不揮発性メモリから構成されるハードディスク装置等で実現される。
本実施の形態による通信装置120は、プログラムを組み込んだ、LSI(Large Scale Integration)等のハードウェア部品である回路部品を実装することにより、その動作をハードウェア的に実現することは勿論として、上記IP制御部210やパケット交換部230の各機能を提供するプログラムを、補助記憶部607に格納し、そのプログラムを主記憶部602にロードしてCPU601で実行することにより、ソフトウェア的に実現することも可能である。
以上、第1から第3の3つの実施の形態において説明したように、コネクション型通信とコネクションレス型通信が混在するネットワークにおいて、自動かつ安定したネットワーク運用を実現する制御連携方式及びネットワークシステムを提供することが可能となる。
また、上述した各実施の形態では、コネクションレス型の通信ネットワークとしてイーサネットを使っているが、イーサネットに限定されることなく、MPLS(Multi−Protocol Label Switching)やIP等の他のコネクションレス型のパケット交換技術にも適用可能である。
本発明は、コネクション型通信とコネクションレス型通信が混在するネットワークを自動的に連携させるといった用途に適用できる。
以上好ましい実施の形態と実施例をあげて本発明を説明したが、本発明は必ずしも、上記実施の形態及び実施例に限定されるものでなく、その技術的思想の範囲内において様々に変形して実施することができる。
この出願は、2009年3月19日に出願された日本出願特願2009−068374を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。

Claims (27)

  1. コネクションレス型の通信ネットワークとコネクション型の通信ネットワークを含むネットワーク通信システムにおいて、
    前記通信ネットワークを構成する通信装置が、
    前記コネクションレス型の通信ネットワークのインバンドで交換されるインバンド制御情報を、前記コネクション型の通信ネットワークを制御するIP制御ネットワーク上に作成した仮想制御リンク経由で他の通信装置に転送し、他の通信装置と前記インバンド制御情報の交換を行う手段と、
    交換される前記インバンド制御情報に基づいて、前記コネクション型の通信ネットワークに対する新規コネクションを作成するかどうかを判定する手段と、
    前記判定手段からの指示によって前記コネクション型の通信ネットワークに対する新規コネクションを作成する手段と、
    を備えることを特徴とする通信ネットワークシステム。
  2. 前記判定手段は、
    前記インバンド制御情報を受け取った前記他の通信装置から返送されたACKを含む前記インバンド制御情報を受け取ると、前記他の通信装置のIPアドレスを参照して前記通信装置と前記他の通信装置との間に前記コネクション型の通信ネットワークに対する新規コネクションの作成を決定することを特徴とすることを特徴とする請求項1に記載の通信ネットワークシステム。
  3. 前記インバンド制御情報が、イーサネットネットワークにおいて転送ツリーを作成するためのコスト情報を含むBPDU(Bridge Protocol Data Unit)情報であり、
    前記コネクションと前記仮想制御リンクを介して前記インバンド制御情報を受け取った前記通信装置の前記判定手段が、
    前記インバンド制御情報の送信端と受信端間のコストを算出し、当該算出したコストを予め設定されているポリシーに従いイーサネットネットワークでのコストに変換し、変換したコストが算出したコストより小さい場合、前記インバンド制御情報の送信端と受信端間に前記コネクション型の通信ネットワークに対する新規コネクションの作成を決定することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の通信ネットワークシステム。
  4. 前記通信装置が、
    前記インバンド制御情報を前記コネクション型の通信ネットワークを制御するIP制御プロトコルの制御メッセージに多重して、隣接する他の通信装置と前記インバンド制御情報の交換を行うことを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載の通信ネットワークシステム。
  5. 前記インバンド制御情報が、イーサネットネットワークにおいて終点となる前記通信装置を発見するためのブロードキャスト情報であり、前記IP制御プロトコルが、OSPFルーティングプロトコルであることを特徴とする請求項4に記載の通信ネットワークシステム。
  6. 前記インバンド制御情報が、イーサネットネットワークにおいて転送ツリーを作成するためのコスト情報を含むBPDU(Bridge Protocol Data Unit)情報であり、前記IP制御プロトコルが、OSPFルーティングプロトコルであることを特徴とする請求項4に記載の通信ネットワークシステム。
  7. 前記インバンド制御情報をIPパケットでカプセル化するトンネルを全通信装置にフルメッシュ状に予め作成する手段を備え、前記インバンド制御情報の交換を行う手段は、前記トンネルを使って隣接する通信装置と前記インバンド制御情報の交換を行うことを特徴とする請求項1に記載の通信ネットワークシステム。
  8. 前記コネクションレス型の通信ネットワークがイーサネットであり、前記コネクション型の通信ネットワークが波長パス交換ネットワークであることを特徴とする請求項1から請求項7の何れかに記載の通信ネットワークシステム。
  9. 前記コネクションレス型の通信ネットワークと前記コネクション型の通信ネットワークが、共にイーサネットであることを特徴とする請求項1から請求項7の何れか記載の通信ネットワークシステム。
  10. コネクションレス型の通信ネットワークとコネクション型の通信ネットワークからなるネットワーク通信システムのネットワーク連携方法であって、
    前記コネクションレス型の通信ネットワークのインバンドで交換されるインバンド制御情報を、前記コネクション型の通信ネットワークを制御するIP制御ネットワーク上に作成した仮想制御リンク経由で通信装置間で交換し、
    交換される前記インバンド制御情報に基づいて、前記コネクション型の通信ネットワークに対する新規コネクションを作成するかどうかを判定する
    ことを特徴とするネットワーク連携方法。
  11. 前記インバンド制御情報を受け取った前記他の通信装置から返送されたACKを含む前記インバンド制御情報を受け取ると、前記他の通信装置のIPアドレスを参照して前記通信装置と前記他の通信装置との間に前記コネクション型の通信ネットワークに対する新規コネクションの作成を決定することを特徴とすることを特徴とする請求項10に記載のネットワーク連携方法。
  12. 前記インバンド制御情報が、イーサネットネットワークにおいて転送ツリーを作成するためのコスト情報を含むBPDU(Bridge Protocol Data Unit)情報であり、
    前記コネクションと前記仮想制御リンクを介して前記インバンド制御情報を受け取った前記通信装置が、
    前記インバンド制御情報の送信端と受信端間のコストを算出し、当該算出したコストを予め設定されているポリシーに従いイーサネットネットワークでのコストに変換し、変換したコストが算出したコストより小さい場合、前記インバンド制御情報の送信端と受信端間に前記コネクション型の通信ネットワークに対する新規コネクションの作成を決定することを特徴とする請求項10又は請求項11に記載のネットワーク連携方法。
  13. 前記通信装置が、
    前記インバンド制御情報を前記コネクション型の通信ネットワークを制御するIP制御プロトコルの制御メッセージに多重して、隣接する他の通信装置と前記インバンド制御情報の交換を行うことを特徴とする請求項10から請求項2の何れかに記載のネットワーク連携方法。
  14. 前記インバンド制御情報が、イーサネットネットワークにおいて終点となる前記通信装置を発見するためのブロードキャスト情報であり、前記IP制御プロトコルが、OSPFルーティングプロトコルであることを特徴とする請求項13に記載のネットワーク連携方法。
  15. 前記インバンド制御情報が、イーサネットネットワークにおいて転送ツリーを作成するためのコスト情報を含むBPDU(Bridge Protocol Data Unit)情報であり、前記IP制御プロトコルが、OSPFルーティングプロトコルであることを特徴とする請求項13に記載のネットワーク連携方法。
  16. 前記インバンド制御情報をIPパケットでカプセル化するトンネルを全通信装置にフルメッシュ状に予め作成する手段を備え、前記インバンド制御情報の交換を行う手段は、前記トンネルを使って隣接する通信装置と前記インバンド制御情報の交換を行うことを特徴とする請求項13に記載のネットワーク連携方法。
  17. 前記コネクションレス型の通信ネットワークがイーサネットであり、前記コネクション型の通信ネットワークが波長パス交換ネットワークであることを特徴とする請求項10から請求項16の何れかに記載のネットワーク連携方法。
  18. 前記コネクションレス型の通信ネットワークと前記コネクション型の通信ネットワークが、共にイーサネットであることを特徴とする請求項10から請求項16の何れか記載のネットワーク連携方法。
  19. コネクションレス型の通信ネットワークとコネクション型の通信ネットワークを含むネットワーク通信システムを構成する通信装置において、
    前記コネクションレス型の通信ネットワークのインバンドで交換されるインバンド制御情報を、前記コネクション型の通信ネットワークを制御するIP制御ネットワーク上に作成した仮想制御リンク経由で他の通信装置に転送し、他の通信装置と前記インバンド制御情報の交換を行う手段と、
    交換される前記インバンド制御情報に基づいて、前記コネクション型の通信ネットワークに対する新規コネクションを作成するかどうかを判定する手段と、
    前記判定手段からの指示によって前記コネクション型の通信ネットワークに対する新規コネクションを作成する手段と、
    を備えることを特徴とする通信装置。
  20. 前記判定手段は、
    前記インバンド制御情報を受け取った前記他の通信装置から返送されたACKを含む前記インバンド制御情報を受け取ると、前記他の通信装置のIPアドレスを参照して前記通信装置と前記他の通信装置との間に前記コネクション型の通信ネットワークに対する新規コネクションの作成を決定することを特徴とすることを特徴とする請求項19に記載の通信装置。
  21. 前記インバンド制御情報が、イーサネットネットワークにおいて転送ツリーを作成するためのコスト情報を含むBPDU(Bridge Protocol Data Unit)情報であり、
    前記コネクションと前記仮想制御リンクを介して前記インバンド制御情報を受け取った前記通信装置の前記判定手段が、
    前記インバンド制御情報の送信端と受信端間のコストを算出し、当該算出したコストを予め設定されているポリシーに従いイーサネットネットワークでのコストに変換し、変換したコストが算出したコストより小さい場合、前記インバンド制御情報の送信端と受信端間に前記コネクション型の通信ネットワークに対する新規コネクションの作成を決定することを特徴とする請求項19又は請求項20に記載の通信装置。
  22. 前記インバンド制御情報を前記コネクション型の通信ネットワークを制御するIP制御プロトコルの制御メッセージに多重して、隣接する他の通信装置と前記インバンド制御情報の交換を行うことを特徴とする請求項19から請求項21の何れかに記載の通信装置。
  23. 前記インバンド制御情報が、イーサネットネットワークにおいて終点となる前記通信装置を発見するためのブロードキャスト情報であり、前記IP制御プロトコルが、OSPFルーティングプロトコルであることを特徴とする請求項22に記載の通信装置。
  24. 前記インバンド制御情報が、イーサネットネットワークにおいて転送ツリーを作成するためのコスト情報を含むBPDU(Bridge Protocol Data Unit)情報であり、前記IP制御プロトコルが、OSPFルーティングプロトコルであることを特徴とする請求項22に記載の通信装置。
  25. 前記インバンド制御情報をIPパケットでカプセル化するトンネルを全通信装置にフルメッシュ状に予め作成する手段を備え、前記インバンド制御情報の交換を行う手段は、前記トンネルを使って隣接する通信装置と前記インバンド制御情報の交換を行うことを特徴とする請求項19に記載の通信装置。
  26. 前記コネクションが、波長パス又はイーサネットパスであることを特徴とする請求項19から請求項25の何れかに記載の通信装置。
  27. コネクションレス型の通信ネットワークとコネクション型の通信ネットワークを含むネットワーク通信システムを構成するコンピュータ装置上で動作するプログラムであって、
    前記コンピュータ装置に、
    前記コネクションレス型の通信ネットワークのインバンドで交換されるインバンド制御情報を、前記コネクション型の通信ネットワークを制御するIP制御ネットワーク上に作成した仮想制御リンク経由で他の通信装置に転送し、他の通信装置と前記インバンド制御情報の交換を行う処理と、
    交換される前記インバンド制御情報に基づいて、前記コネクション型の通信ネットワークに対する新規コネクションを作成するかどうかを判定する処理と、
    前記コネクション型の通信ネットワークに対する新規コネクションを作成する処理と、を実行させることを特徴とするプログラム。
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