JP2015115871A - 通信ネットワーク、データ転送経路の設定方法及び通信装置 - Google Patents

通信ネットワーク、データ転送経路の設定方法及び通信装置 Download PDF

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Abstract

【課題】通信パスの識別子が異なる複数の網を接続する装置において、双方の網間の通信パスの対応関係をメモリに保持することなくデータ通信を実現する。【解決手段】複数の通信装置間で通知される情報に基づきデータ転送経路が設定される第1の網と、事前に予めデータ転送経路が設定される第2の網とを備え、第1の網において新規にデータ転送経路を設定する際、第2の網のデータ転送経路識別子から第1の網の新規データ転送経路識別子を計算する手段と、計算結果であるデータ転送経路識別子を第1の網へ通知する手段と、受信されるデータパケットに含まれる第1の網のデータ転送識別子から第2の網のデータ転送識別子を計算する手段と、計算結果である第2の網のデータ転送識別子をデータパケットに付与する手段、とを具備する。【選択図】 図2

Description

本発明は、通信ネットワーク、データ転送経路の設定方法及び通信装置に係り、特に、データ転送経路(通信パス)の識別子が異なる複数の網を接続し、データを送受信する通信ネットワーク、データ転送経路の設定方法及び通信装置に関する。
通信事業者は従来、自律分散制御方式であるIP/MPLS(Internet Protocol/Multi−Protocol Label Switching)技術を用いた通信網を構築しエンドユーザに対し通信サービスを提供してきたが、近年では、集中制御方式であるMPLS−TP(Multi Protocol Label Switching−Transport Profile)技術を用いた通信網を構築する場合もある。これら2つの方式を相互接続する方式について、特許文献1や特許文献2で開示されている。
また、特許文献3では、リンク振り分けのための計算キーを、ヘッダ内の送信元識別情報及び宛先識別情報を入力値として、ハッシュ関数などの一方向関数を用いて計算することが開示されている。
特開2013−26829号公報 特開2013−168732号公報 特開2003−218920号公報
特許文献1及び特許文献2のいずれにおいても、自律分散方式で構築した通信網(以下、自律分散網と呼ぶ)における通信パス(以下、オンデマンドパスと呼ぶ)と集中制御方式で構築した通信網(以下、集中制御網と呼ぶ)における通信パス(以下、静的設定パスと呼ぶ)との対応関係について開示されている。
集中制御網では、通信パスを通信網の管理者によりあらかじめ設定し、自律分散網では、通信パスを、通信装置間でやりとりされる制御情報により、自動的に設定する。
自律分散網と集中制御網とを接続する通信装置(以下、エッジ装置と呼ぶ)において、オンデマンドパスと静的設定パスを接続して通信する。網制御を実施するプロトコルとしてMPLSを用いる場合を例にすると、オンデマンドパスのパス識別子であるラベルと静的設定パスのパス識別子であるラベルとの対応を取る。
通常、静的設定パスは通信網の管理者によりあらかじめ設定されており、必要に応じて追加設定、削除といった操作がなされる。一方、オンデマンドパスは、特許文献2にその概要が開示されているように、通信装置間でやりとりされる制御情報により、自動的に設定される。よって、オンデマンドパスが設定されるたびに、対応する静的設定パスを選択し、それらのラベルの対応関係をエッジ装置に設定する。
上記ラベルの対応を取る場合に以下の課題がある。なお、これらは特許文献1及び特許文献2いずれにおいても開示されていない。
エッジ装置ではラベルの対応関係を保持する記憶領域が必要になる。例えばMPLSでは規格で定められたように2の20乗のラベルが存在するため、最大で約100万個の対応関係を保持する記憶領域が必要となる。例えば、従来装置におけるトンネルラベルデータベースが上述の記憶領域に該当する。トンネルラベルデータベースは受信したパケット中のオンデマンドパスラベルと、当該パケットに付与する静的設定パスラベルとの対応関係を保持するものである。
上記の記憶領域を物理ポートごとに用意する必要があるため、エッジ装置に搭載するメモリデバイスの容量が非常に大きくなる。このため、メモリデバイスへのアクセス回路規模も大きくなり、ハードウェアが複雑化、処理遅延増大、消費電力増大という課題がある。
なお、集中制御網と自律分散網以外の網であっても、パス設定の識別子が異なる網間では同様の課題が発生しうる。
本発明は、以上の点に鑑み、通信パスの識別子が異なる複数の網を接続する装置において、双方の網間の通信パスの対応関係をメモリに保持することなくデータ通信を実現にすることを目的のひとつとする。また、本発明は、自律分散網と集中制御網とを接続する装置において、自律分散網内の通信パスと集中制御網内の通信パスとの対応関係をメモリに保持することなく、データ通信を実現可能にすることを目的のひとつとする。
事前に設定した静的設定パスのラベルから、ある規則に従って計算したラベルをオンデマンドパスに割り当てるように制御する手段と、データパケットごとの受信処理において、オンデマンドパスのラベルから静的設定パスのラベルを計算する手段とを備え、ラベルの対応関係をエッジ装置内で保持することを不要とする。
本発明の第1の解決手段によると、
複数の通信装置間で通知される情報に基づきデータ転送経路が設定される第1の網と、予めデータ転送経路が設定される第2の網との間に設置される通信装置であるエッジ装置を備え、
前記エッジ装置は、
前記第1の網から、前記第2の網を介したデータ転送経路を設定するためのパケットを受信すると、予め設定された前記第2の網の転送経路識別子から予め定められた規則で計算された前記第1の網の転送経路識別子を前記第1の網の通信装置へ通知し、
通知された転送経路識別子を用いて送信されたデータパケットを第1の網の前記通信装置から受信する前記ネットワークシステムが提供される。
本発明の第2の解決手段によると、
複数の通信装置間で通知される情報に基づきデータ転送経路が設定される第1の網と、予めデータ転送経路が設定される第2の網とを備えたネットワークシステムにおけるデータ転送経路の設定方法であって、
前記第1の網から、前記第2の網を介したデータ転送経路を設定するためのパケットを受信すると、予め設定された前記第2の網の転送経路識別子から前記第1の網の転送経路識別子を予め定められた規則で計算し、
計算された前記第1の網の転送経路識別子を前記第1の網の通信装置へ通知し、
通知された転送経路識別子を用いて送信されたデータパケットを第1の網の前記通信装置から受信する前記データ転送経路の設定方法が提供される。
本発明の第3の解決手段によると、
複数の通信装置間で通知される情報に基づきデータ転送経路が設定される第1の網と、予めデータ転送経路が設定される第2の網との間に設置される通信装置であって
前記第1の網から、前記第2の網を介したデータ転送経路を設定するためのパケットを受信すると、予め設定された前記第2の網の転送経路識別子から予め定められた規則で計算された前記第1の網の転送経路識別子を前記第1の網の通信装置へ通知する送信処理部と、
通知された転送経路識別子を用いて送信されたデータパケットを第1の網の前記通信装置から受信する受信処理部と
を備えた通信装置が提供される。
本発明によれば、通信パスの識別子が異なる複数の網を接続する装置において、双方の網間の通信パスの対応関係をメモリに保持することなくデータ通信を実現することができる。例えば、自律分散網と集中制御網とを接続する装置において、自律分散網内の通信パスと集中制御網内の通信パスとの対応関係をメモリに保持することなく、データ通信を実現可能である。
本実施形態におけるネットワーク構成例。 第1の実施形態におけるMPLS−TP装置の機能ブロック図。 第2の実施形態におけるMPLS−TP装置の機能ブロック図。 集中制御サーバの機能ブロック図。 IP/MPLSラベルデータベース例。 パス設定シーケンス例。 IP/MPLS網内のデータパケットフォーマット。 MPLS−TP網内のデータパケットフォーマット。 制御メッセージパケットフォーマット。 MPLSヘッダフォーマット。 リソース予約メッセージ処理時のラベル計算例。 データパケット転送処理時のラベル計算例。 ラベルの他の計算例。
本発明の実施形態として、伝送網にMPLS−TP網を用いる場合を一例として記載するが、集中制御で通信パスを確立するプロトコルを利用する他の網(他の集中制御網)であってもよく、そのような他の網であっても同様の効果が得られる。また、通信網にIP/MPLS網を用いる場合を一例として記載するが、自律分散で通信パスを確立するプロトコルを利用する他の網(他の自律分散網)であってもよく、そのような他の網であっても同様の効果が得られる。また、MPLS−TP網とIP/MPLS網は、互いに異なるデータ転送経路の識別子を用いる適宜の網(第1の網と第2の網)であってもよい。
<第1の実施形態>
第1の実施形態では従来のエッジ装置におけるIP/MPLS網内のラベルとMPLS−TP網内のラベルの対応関係を保持する機能をIP/MPLS網内のラベルからMPLS−TP網内のラベルを計算する機能で代替し、ハードウェアの簡略化を実現する。
図1に、本実施形態を適用するパケット伝送システムの構成例を示す。IP/MPLSルータ200により構成されるIP/MPLS網20及び21間を、MPLS−TP装置300(以下、伝送装置とも呼ぶ)により構成されるMPLS−TP網30で接続している。また、MPLS−TP網30内のMPLS−TP装置300の管理及び制御を行う集中制御サーバ(制御サーバ)100が、各MPLS−TP装置300と接続されている。本ネットワークでは、IP/MPLS網20のオンデマンドパスを、トンネルの形でMPLS−TP網30の静的設定パスへ収容(マッピング)することで、ユーザ端末に対し接続性が提供される。トンネルは例えば、IP/MPLS網20、21とMPLS−TP網30の境界に位置するエッジ装置間で設定される。例えば、ユーザサイトA401、ユーザサイトB402におけるユーザ端末がIP/MPLSルータと接続し通信を行う場合、IP/MPLS網のオンデマンドパス201に対し、エッジ装置でMPLS−TP網の静的設定パス301をマッピングすることにより接続し、ユーザサイトA401とユーザサイトB402との間の通信サービスが提供される。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図2は、MPLS−TP網30を構成する伝送装置300のうち、IP/MPLS網20、21とMPLS−TP網30の境界に位置するエッジ装置の構成図を示している。エッジ装置は1個以上のMPLS−TPインタフェース(MPLS−TP−IF)310と、1個以上のIP/MPLS接続インタフェース(IP/MPLS接続IF)320と、装置制御部340と、スイッチ部350とを備える。
装置制御部340は、集中制御サーバ100と接続し、集中制御サーバ100から受信した設定情報をスイッチ部350、MPLS−TP−IF310、及び、IP/MPLS接続IF320に設定する機能を有する。また、装置制御部340は、IP/MPLSのIPレイヤの経路を決定するルーティングプロトコル及びMPLSのパスを確立するシグナリングプロトコルの制御パケットを、集中制御サーバ100との間で送受信する機能を有する。
スイッチ部350は、パケットの転送元のIFとMPLSのラベルから、転送先のIFを特定し、適切なMPLS−TP−IF310、又はMPLS−TP網IF320へとパケットを転送する。
MPLS−TP−IF310は、他のMPLS−TP装置(伝送装置)300と接続されるインタフェースであり、例えば、受信処理部311、SW送信処理部314、SW受信処理部315、送信処理部318、IF制御部319を有する。
IF制御部319は、装置制御部340と接続し、装置制御部340から通知された設定情報をMPLS−TP−IF310の各構成部に対して設定する機能と、各構成部に設定されている情報を読み出して、装置制御部340へ通知する機能を有する。
受信処理部311は接続しているMPLS−TP装置300からパケットを受信する。受信処理部311は、IP/MPLSルータ200とMPLS−TP装置300間を接続するOpen Systems Interconnection(OSI)参照モデルのデータリンク層のプロトコルを終端する。データリンク層プロトコルが例えばイーサネット(登録商標)の場合、受信処理部311は、イーサネットフレームの終端処理を実行する。また、受信処理部311は、受信したイーサネットフレームの送信元MACアドレスを学習し、送信処理部318と情報共有する。また、受信処理部311は、受信したパケットを解析し、受信したパケットがデータパケットの場合、SW送信処理部314へ受信したデータを転送する。
SW送信処理部314は受信処理部311から受信したパケットをスイッチ部350へ転送する。
SW受信処理部315はスイッチ部350からパケットを受信し、送信処理部318へと転送する。
送信処理部318はデータパケットをSW受信処理部315から受信すると、受信したパケットを解析し、受信処理部311と共有しているMACアドレスの情報からMACヘッダを生成し、パケットに付与してMPLS−TP装置300へ送信する。
IP/MPLS接続IF320は、IP/MPLS網20を構成する他のIP/MPLSルータ200と接続するインタフェースである。IP/MPLS接続IF320は、受信処理部321、MPLS−TPトンネル処理部322、IP/MPLSラベル入替部323、SW送信処理部324、SW受信処理部325、MPLS−TPトンネル削除部326、送信処理部327、IP/MPLSラベルデータベース329、IF制御部330、及び、ラベル計算部333を有する。
IF制御部330は、装置制御部340と接続し、装置制御部340から通知された設定情報をMPLS−TP網IF310の各構成部に対して設定する機能と、各構成部に設定されている情報を読み出して、装置制御部330へ通知する機能を有する。また、IF制御部330は、IP/MPLSのルーティングプロトコル及びシグナリングプロトコルの制御パケットを装置制御部340との間で送受信する機能を有する。
受信処理部321は、IP/MPLSルータ200からパケットを受信する機能を有する。また、受信したパケットがIP/MPLSの制御メッセージ(ルーティングプロトコル及びシグナリングプロトコルの制御パケット)であった場合は、IF制御部330経由で集中制御サーバ100に転送する。
図7及び8に、本システムのIP/MPLS網内、及び、MPLS−TP網内におけるデータパケット600の構造をそれぞれ示す。図9に、IP/MPLSルータ間の制御メッセージ650の構造を示す。
IP/MPLS網内のデータパケット600は、L2の情報が格納されるL2ヘッダ601と、IP/MPLSラベルを含むIP/MPLSパスヘッダ603と、IPの情報が格納されるIPヘッダ604と、ペイロード605とを含む。MPLS−TP網内のデータパケット600は、トンネルラベルを含むMPLS−TPパスヘッダ602をさらに含む。IP/MPLSルータ間の制御メッセージ650はL2の情報が格納されるL2ヘッダ601と、IPの情報が格納されるIPヘッダ604と制御メッセージ606とを含む。
図10にMPLS−TPパスヘッダ602及びIP/MPLSパスヘッダ603に共通のパケットフォーマットを示す。ラベル701は20ビットの領域で、ここにトンネルラベルまたはIP/MPLSラベルを格納する。このビット数は標準規格により予め定められている。他の規格を用いる場合は、適宜のビット数でもよい。TC702は3ビットの領域で、サービス品質を表す。S703は1ビットの領域で、当該パケット中にパスヘッダまだ続く場合は0、当該ヘッダが最後のパスヘッダである場合は1となる。TTL704は8ビットの領域で、当該パケットの寿命(Time To Live)を表す。
図2に戻り、IP/MPLS接続IFの説明を続ける。MPLS−TPトンネル処理部322は、ラベル計算部333とラベル情報を交換し、パケットにMPLS−TPパスヘッダ602を付与する機能を有する。例えば、MPLS−TPトンネル処理部322は、受信データパケット600のIP/MPLSパスヘッダ603に含まれるIP/MPLSラベルをラベル計算部333へ送る。ラベル計算部333からトンネルラベルが送り返されるので、これを含むMPLS−TPパスヘッダ602を作成し、受信データパケット600に追加し、スイッチ送信処理部324に転送する。
IP/MPLSラベル入替部323は、IP/MPLSラベルデータベース329を検索し、パケットのIP/MPLSラベルを変換する機能を有する。例えば、MPLS−TP網への入側のIP/MPLS網のラベルを、MPLS−TP網からの出力側のIP/MPLS網のラベルに変換する。
図5にIP/MPLSラベルデータベース329で保持される情報例を示す。IP/MPLSラベルデータベース329は、MPLS−TP装置300内の物理ポートごとに個別に存在し、受信したパケット内に存在するIP/MPLSラベル501を検索キーとし、変換後のIP/MPLSラベル502が検索結果となるように保持される。IP/MPLSラベル入替部323は、受信したパケットごとにIP/MPLSラベルデータベース329を検索し、得られたラベルでパケット中のIP/MPLSラベルを置き換え、スイッチ送信処理部324に転送する。
SW送信処理部324はIP/MPLSラベル入替部323から受信したパケットをスイッチ部350へと転送する。
ラベル計算部333は、MPLS−TPトンネル処理部322から受信した、受信パケット(例えばデータパケット)600のIP/MPLSパスヘッダ603に含まれるIP/MPLSラベルから、あらかじめ設定された特定の計算式に従い新たなラベルを算出し、MPLS−TPトンネル処理部322へ応答する機能をもつ。新たなラベルの算出については後述する。
SW受信処理部325はスイッチ部350からパケットを受信し、MPLSヘッダ挿入部326へと転送する。
MPLS−TPトンネル削除部326は、受信パケットの先頭に存在するMPLS−TPパスヘッダ602を削除し、送信処理部327へ転送する。
送信処理部327はMPLS−TPトンネル削除部326から受信したパケットをIP/MPLS網20へ送信する機能を有する。また、集中制御サーバ100からIF制御部330経由で受信したルーティングプロトコルの制御パケット及びシグナリングプロトコルの制御パケットをIP/MPLSルータ200へ送信する。
図4は、制御サーバの機能ブロック図である。本実施形態の集中制御サーバ100について、図4を参照して以下に説明する。集中制御サーバ100は、例えば、装置設定部110と、設定処理部120と、管理者設定部130と、ルーティング処理部140と、パス計算部141と、ルーティングデータベース150と、パス情報データベース152とを備える。
装置設定部110は、MPLS−TP装置300と接続し、設定処理部120からの装置設定情報、ルーティングプロトコル及びシグナリングプロトコルの制御パケットを転送する機能を備える。また、MPLS−TP装置300から送信されるIP/MPLSのシグナリングプロトコルやルーティングプロトコルの制御パケットを受信し、設定処理部120に転送する機能を有する。
管理者設定部130は、管理者が集中制御サーバ100に対して、静的に設定を行う際のメッセージを外部から受信し、設定処理部120に送信する機能を備える。例えば、管理者が操作する端末からメッセージを入力してもよいし、GUIを備え、管理者の操作により設定に関する情報を入力してもよい。
設定処理部120は、装置設定部110に対し、装置設定情報、ルーティングプロトコル及びシグナリングプロトコルの制御信号を送信する機能を備える。また、設定処理部120は、装置設定部110から受信した制御パケットを判定し、ルーティング処理部140、パス計算部141の中から適切なものを選択して制御パケットを送信する機能を備える。
ルーティング処理部140は、受信したIP/MPLSのルーティングプロトコルの制御パケットを処理し、またIP/MPLSルータ200に対する制御パケットを生成し、送信する機能を備える。ルーティングプロトコルとしては、例えばOSPF(Open Shortest Path First)、RIP(Routing Information Protocol)等が使用される。このルーティングプロトコルの処理によりルーティングデータベース150において、ルーティング情報テーブルを構築する。
ルーティング情報テーブルは例えば、IP/MPLSルータ200と接続するMPLS−TP装置IDと、MPLS−TP装置IDに該当する装置内のIP/MPLS網IF IDと、IP/MPLSルータ200と接続するために設定されるIP/MPLS網IF IPアドレスと、該当するIP/MPLS網IFと接続するIP/MPLSルータ200のIFのIPアドレスと、宛先IPアドレスと、IP/MPLSルータアドレスが次ホップとなる、複数の宛先IPアドレスとを含む。
パス計算部141は、IP/MPLS網20から受信したシグナリングプロトコルを処理する機能を備える。シグナリングプロトコルとしては、例えばLDP(Label Distribution Protocol)、RSVP−TE(Resource Reservation Protocol − Traffic Engineering)等が使用される。また、パス計算部141は、シグナリングプロトコルにより確立されるIP/MPLS網20のパスに対し、MPLS−TP網30内のパスを、ルーティング情報データベース150、パス情報データベース152を参照して対応付ける機能を持つ。さらに、シグナリングプロトコルにより確立されるIP/MPLS網20のパスのラベルを、対応付けたMPLS−TP網内30のパスのラベル(トンネルラベル)を元に、あらかじめ設定された特定の計算式により算出する機能を持つ。パス計算部141は、上述のラベルをパス情報データベース152に登録する機能を備える。
パス計算部141は、パス情報データベース152の情報に従い、該当するMPLS−TP装置300のIP/MPLSラベルデータベース329を操作するメッセージをMPLS−TP装置300に送信する機能を備える。
パス情報データベース152はMPLS−TP網パス情報テーブルとマッピング情報テーブルを有する。
MPLS−TP網パス情報テーブルは、MPLS−TP網内に設定されているパスの経由装置情報を保持する。具体的には、MPLS−TP網パスIDと、パスが経由する装置IDと、該当する装置の入力IF IDと、出力IF IDと、該当する装置から出力する際にパケットに付与される出力ラベルを含む。
MPLS−TP網パスIDはパスを特定するために使用される。また、入力側のエッジ装置IDと出力IF ID、出力側のエッジ装置IDと入力IF IDを保持し、中継するMPLS−TP装置300が存在する場合は、中継する各装置の装置ID、入力IF ID、出力IF ID、出力ラベルを、経由する装置の順序に従い保持する。
マッピング情報テーブルは、IP/MPLS網のパスと、MPLS−TP網のパスのマッピングに関する情報を保持する。具体的には、IP/MPLS網パスIDと、MPLS−TP網パスIDと、IP/MPLSルータ200と接続するMPLS−TP装置300のIDと、IP/MPLSルータ200と接続しているIFのIDと、IP/MPLSルータ200からMPLS−TP網へ入力されるデータパケットに付与されるラベルと、MPLS−TP網からIP/MPLSルータ200へ出力するデータパケットに付与するラベルと、該当するIP/MPLS網のパスの宛先アドレスを対応付けて保持する。
第1の実施形態における動作を、例を挙げて説明する。本動作例では、図1に示すように、ユーザサイトAとユーザサイトBとの間で(両サイトの装置間で)、IP/MPLSルータ200−2及び200−3間を経由するパスを確立するために、MPLS−TP装置300−1及び300−2間を接続するMPLS−TP網のパスをマッピングすることで接続性を提供する。本実施例では、パス確立のプロトコルとしてRSVP−TE(Resource Reservation Protocol−Traffic Engineering)を例に説明する。
RSVP−TEでは、1つの通信路を確立するにあたり、片方向ずつ処理する。以下、図1におけるユーザサイトAからユーザサイトBへの片方向パスについて記載するが、逆方向パスも同様の手順で処理し、双方向の通信路を確立できる。
RSVP−TEではIP/MPLS網のパスの最上流(データ送信元)のIP/MPLSルータ200から、最下流(データ着信先)のIP/MPLSルータ200のアドレス、要求帯域、優先度(例えば、セットアッププライオリティ)等を含むパスメッセージを宛先のIP/MPLSルータ200まで転送することで、パスの確立を開始する。そして、パスメッセージを受信した最下流のIP/MPLSルータ200から、次ホップに送信する際に付与するIP/MPLSラベル、要求帯域等を含むリソース予約メッセージを、最上流のIP/MPLSルータ200まで転送することで、パスを確立する。また、RSVP−TEで確立されるIP/MPLS網のパスの経路は、パスメッセージ内に明示的に指定することができ、指定されない区間については、ルーティングテーブルに従って決定する。
IP/MPLS網のパスの確立前に、集中制御サーバ100のルーティング処理部140は、エッジのMPLS−TP装置300を経由してIP/MPLSルータ200とルーティングプロトコルの制御パケットを送受信し、処理することで、ルーティング情報テーブル500を作成し、作成したルーティング情報テーブル500をルーティングデータベース150で保持する。
また管理者は、管理者設定部130経由で、パス計算部141を操作し、IP/MPLS網のパスを確立する際に経由すると推定されるエッジ装置間を接続する静的設定パス(静的設定パスのラベル)をパス情報データベース152のMPLS−TP網パス情報テーブルに登録する。なお、IP/MPLS網のパスを確立する際に経由すると推定される全てのエッジ装置間を接続する静的設定パスを登録してもよい。本実施例においては、全てのエッジ装置間を接続する静的設定パスのラベル701に関し、下位10ビットはすべて0であるものとする。すなわち、ヘッダフォーマットにおいては20ビットのビット長を有するが、静的設定パスは実質的に10ビットのビット長で表すことができる。なお、静的設定パスに何ビット割り当てるかは10ビットに限らず、ヘッダフォーマットで定められたビット長より短い適宜のビット長でもよい。
以下、パスの確立動作例を図6のシーケンスに沿って説明する。
まず、S200−S204において、パスを設定するためのパスメッセージ610をMPLS−TP装置300−1が受信すると集中制御サーバ100に転送され、パス計算部141が、パスメッセージ610により確立予定のIP/MPLS網のパスの宛先アドレス(宛先ルータ)、セッションID、パスメッセージ610を受信したMPLS−TP装置300−1の装置ID及び入力IF ID等をパスメッセージ610取得し保持する。
次に集中制御サーバ100は(又はMPLS−TP装置300−1は)、MPLS−TP300−2を経由して次ホップのIP/MPLSルータ200−3にパスメッセージ611を送信する。
S205−S209において、リソース予約メッセージ612をIP/MPLSルータ200−3からMPLS−TP装置300−2が受信すると集中制御サーバ100に転送され、集中制御サーバのパス設定部141が、セッションID、IP/MPLS出力ラベル、リソース予約メッセージ612を受信したMPLS−TP装置300−2の装置ID及び出力IF ID等をリソース予約メッセージ612から取得する。IP/MPLS出力ラベルはリソース予約メッセージ612のLable:bのbとして受信したものであり、ここでは100を受信したものとする。
これらの取得した情報とパスメッセージ610受信時に保持していた情報を、セッションIDに基づいて対応付け、パス情報データベース152のマッピング情報テーブルへ新規にエントリを登録する。ここで、パス計算部141は、確立予定のIP/MPLS網のパスを収容するMPLS−TP網の静的設定パスを選択する。例えば、パス情報データベース152のMPLS−TP網パス情報テーブルに記憶された静的設定パスのラベルのうちひとつを選択する。パス計算部141は、選択された静的設定パスのラベル(トンネルラベル)からあらかじめ設定された計算式により、確立予定のIP/MPLS網のパスのラベルを算出する。
ここでIP/MPLS網のパスのラベルを算出について説明する。
本実施例では、一例として、静的設定パスのラベルが65536(二進数で0001 0000 0000 0000 0000)であり、あらかじめ設定された計算式(予め定められた規則)として、選択した静的設定パスのラベルに、当該ポートですでに設定されているパス(当該静的設定パスに対してすでに設定されたIP/MPLS網のパス)の数とさらに16を加算する、という単純なものを用いるとする。図11に示すように、ここでは最初のパスを設定しているので、すでに設定されているパスの数は0であり、計算結果は65552(二進数で0001 0000 0000 0001 0000)となる。さらに、新しいパスを設定する場合、2番目のパスは計算結果が65553、3番目のパスは計算結果が65554となる。このように、既に設定されているパスの数を加算することで、新たにパスを設定する際に計算結果が重複せず、IP/MPLS網のパス毎にラベルを異なる値にできる。なお、この例で16を加算するのは、使用できないビットが予め定められている場合にそれらのビットを考慮したものであり、16以外の適宜の数でもよいし、規格によっては0でもよい。
なお、IP/MPLS網のパスのラベルを算出は上述の手法以外でもよく、IP/MPLS網のパスのラベルを互いに異なるようにする適宜の手法を用いてもよい。
例えば、IP/MPLS網のパスのラベルは予め定められた第1ビット長(本実施例では20ビット)の第1ビット列に対し、MPLS−TP網の静的設定パスのラベルは、第1ビット長の第1ビット列うち、第1ビット長より短い第2ビット長の第2ビット列(本実施例では上位10ビット)を用いて表す。第1ビット長と第2ビット長の差に相当するビット列の値を変更することで、MPLS−TP網の静的設定パスのラベルとIP/MPLS網のパスのラベルの相互変換を行う。例えば、MPLS−TP網の静的設定パスのラベルに対して、第1ビット列のうち第2ビット列以外の第3ビット列(本実施例では下位10ビット)で表される値のいずれかを加算してIP/MPLS網のパスのラベルを計算してもよい。
なお、上述の例では、MPLS−TP網の静的設定パスのラベルを、パスヘッダのラベル701の上位10ビットを用いて表しているが、下位のビットを用いてもよいし、中間のビットを用いてもよい。上位ビットや中間のビットを用いた場合は、下位に適宜のビット列が続くため、値としてみれば第2ビット長(例えば10ビット)以上の値になるが、MPLS−TP網の静的設定パスのラベルは実質的に第2ビット長(例えば10ビット)で表される。
また、上述の例は、新たに設定するパス毎に加算する値を変えているが、必ずしも連続する値を加算しなくてもよい。例えば、新しいパスを設定する場合、1番目のパスは最下位のビット(又は適宜のビット)を1にし、2番目のパスはその隣のビット(例えば最下位から2番目のビット)を1にし、3番目のパスはさらに隣のビット(例えば最下位から3番目のビット)を1にするというように、単純なビット操作によりパスを計算してもよい。なお、この場合はひとつの静的設定パスに対して作成できるIP/MPLS網のラベルの数は少なくなる。
また、IP/MPLS網に相当する第1の網のラベルのビット数と、MPLS−TP網に相当する第2の網のラベルのビット数が異なっても良い場合は、図13に示すように、第2ビット長の第2の網のパスのラベルに対して、所定ビット長の識別情報を付加する(ビット列を付け加える)ことで第1の網のパスのラベルを計算してもよい。この場合は、後述するデータフレームの受信時には、第1の網のパスのラベルの第2の網のパスのラベルに対応するビット以外を削除して第1の網のパスのラベルを計算することができる。
この算出されたラベルは、IP/MPLSルータ200からMPLS−TP網へ入力されるデータパケットに付与されるラベルであり、S208のリソース予約メッセージ613で集中制御サーバ100からIP/MPLSルータ200−2へ通知される。図6のリソース予約メッセージ613のLabel:aのaとして65552が通知される。
また、パス計算部141はS210により、リソース予約メッセージ612で受信したIP/MPLS出力ラベル(100)と、リソース予約メッセージ613で送信したラベル(65552)をMPLS−TP装置300−1のIP/MPLSラベルデータベース329へ設定する。これによりIP/MPLS網のパスとMPLS−TP網のパスとで接続性が確立する。
次にデータパケットについて説明する。
まず、S211−S212においてデータパケットがIP/MPLSルータ200−2により転送され、MPLS−TP装置300−1で受信される。当該パケットは、IP/MPLS接続IF320で受信処理部321、MPLS−TPトンネル処理部322、IP/MPLSラベル入替323、SW送信処理部324を通った後、スイッチ350を経由してMPLS−TP−IF310において、SW受信処理部315、送信処理部318を経て、次のMPLS−TP装置200−3へ向かって送信される。これらの各処理は図2で説明したとおりであるが、MPLS−TPトンネル処理部322について具体的に説明する。
MPLS−TPトンネル処理部322では受信したデータパケット600のIP/MPLSヘッダ603からIP/MPLSラベルを取り出し、ラベル計算333へ送信する。本実施例では65552がラベル計算333へ送られる。ラベル計算333では、この65552(二進数で0001 0000 0000 0001 0000)をもとにあらかじめ設定された特定の計算式により、トンネルラベルを計算する。この計算式として、ここではラベルの下位10ビットをすべて0に置き換えるものとする。
図12に示すように、算出結果は65536(二進数で0001 0000 0000 0000 0000)であるから、これをMPLS−TPトンネル処理部322へ送り返す。同様に、2番目のパスではIP/MPLSラベルが65553、3番目のパスではIP/MPLSラベルが65554であるが、計算結果は65536となる。
MPLS−TPトンネル処理部322はラベル計算333から送られた65536をトンネルラベルとしたMPLS−TPパスヘッダを生成し、受信したデータパケットに付与し、IP/MPLSラベル入替323へ送信する。IP/MPLSラベル入替323以降の処理は上述の通りであり、データパケットはMPLS−TP300−1から出力される。
MPLS−TP300−2では、トンネルラベル(ここでは65536)をもとに、IP/MPLSラベル(ここでは100、図中のb)へ付け替えて送信する。
このようにユーザサイトAからユーザサイトBへ、MPLS−TP装置300−1においてIP/MPLS網から受信したデータパケットを正しくMPLS−TP網のパスへ転送することができる。
本実施形態によれば、通信パスの識別子が異なる複数の網を接続する装置において、双方の網間の通信パスの対応関係をメモリに保持することなくデータ通信を実現することができる。例えば、自律分散網と集中制御網とを接続する装置において、自律分散網内の通信パスと集中制御網内の通信パスとの対応関係をメモリに保持することなく、データ通信を実現可能である。これによりハードウェアが単純化され、処理高速化、消費電力低減が可能となる。また、集中制御網の複数のパスを集中制御網のひとつのパスに集約できる。
<第2の実施形態>
第2の実施形態では、第1の実施形態に加え、IP/MPLS標準で規定されているPHP(Penaltimate Hop Popping)機能を利用することにより、さらにハードウェアを簡略化できることを説明する。
PHPは、IP/MPLS網の出口IP/MPLSルータの直前の装置において、IP/MPLSパスヘッダを削除する機能である。図1であれば、エッジ装置であるMPLS−TP装置300−2が出口IP/MPLSルータの直前の装置に該当する。PHPを用いるエッジ装置機能構成図を図3に示す。
図2と比較して、図3ではIP/MPLSラベル入替部323とIP/MPLSラベルデータベース329が削除可能である。これは、本機能でラベル変換したところで、PHPによりIP/MPLSラベルそのものを削除するため、結局なんの意味もないためである。また、図2のMPLS−TPトンネル削除326が図3ではラベル削除334となっているが、ラベル削除334ではPHPを実行し、MPLS−TPパスヘッダのみならず、IP/MPLSパスヘッダも削除するためである。
エッジ装置の他の機能は実施例1と共通である。
制御サーバ100においては、PHPを実施するエッジ装置に対してIP/MPLSラベルデータベース329を操作するメッセージを送信する必要がなくなるが、その他の機能は実施例1と共通である。
以上、IP/MPLS網とMPLS−TP網を接続したパスを確立する挙動は、エッジ装置においてIP/MPLSパスヘッダを削除する点を除いて実施例1と共通である。
20、21 IP/MPLS網
30 MPLS―TP網
100 集中制御サーバ
141 パス計算部
200 IP/MPLSルータ
300 MPLS―TP装置
332 MPLS―TPトンネル処理部
333 ラベル計算部
602 集中制御網内のパスヘッダ
603 自律分散網内のパスヘッダ
701 パスヘッダ内のパス識別子格納領域

Claims (13)

  1. 複数の通信装置間で通知される情報に基づきデータ転送経路が設定される第1の網と、予めデータ転送経路が設定される第2の網との間に設置される通信装置であるエッジ装置を備え、
    前記エッジ装置は、
    前記第1の網から、前記第2の網を介したデータ転送経路を設定するためのパケットを受信すると、予め設定された前記第2の網の転送経路識別子から予め定められた規則で計算された前記第1の網の転送経路識別子を前記第1の網の通信装置へ通知し、
    通知された転送経路識別子を用いて送信されたデータパケットを第1の網の前記通信装置から受信する前記ネットワークシステム。
  2. 予め設定された前記第2の網の転送経路識別子から前記第1の網の転送経路識別子を計算し、前記エッジ装置へ送信する制御サーバ
    をさらに備える請求項1に記載のネットワークシステム。
  3. 前記エッジ装置は
    前記第1の網からデータ転送経路を設定するためのパケットを受信すると、前記制御サーバへ転送し、
    該パケットの応答パケットに、前記第2の網の転送経路識別子から計算された前記第1の網の転送経路識別子を含めて前記第1の網の通信装置へ通知する請求項2に記載のネットワークシステム。
  4. 前記エッジ装置は
    前記第1の網の通信装置からデータパケットを受信すると、データパケットに含まれる前記第1の網の転送経路識別子から前記第2の網の転送経路識別子を計算し、
    計算された前記第2の網の転送経路識別子をデータパケットに付与して前記第2の網に転送する請求項1に記載のネットワークシステム。
  5. 第1の網の転送経路識別子は予め定められた第1ビット長の第1ビット列を有し、
    第2の網の転送経路識別子は、第1ビット長の第1ビット列うち、第1ビット長より短い第2ビット長の第2ビット列を用いて表され、
    第2の網のデータ転送識別子に対して、第1ビット列のうち第2ビット列以外の第3ビット列で表される値のいずれかを加算して第1の網のデータ転送識別子を計算する請求項1に記載のネットワークシステム。
  6. 前記エッジ装置は、
    前記第1の網の通信装置からデータパケットを受信すると、データパケットに含まれる第1の網の転送経路識別子から、第2の網の転送経路識別子に対応するビット列以外を削除して又は予め定められた値に置き換えて第1の網の転送経路識別子を計算する請求項5に記載のネットワークシステム。
  7. 第1の網の転送経路識別子は予め定められた第1ビット長を有し、
    第2の網の転送経路識別子は、第1ビット長より短い第2ビット長で表され、
    第2の網のデータ転送識別子に所定ビット長の識別情報を付加することで第1の網のデータ転送識別子を計算する請求項1に記載のネットワークシステム。
  8. 前記エッジ装置は、
    前記第1の網の通信装置からデータパケットを受信すると、データパケットに含まれる第1の網の転送経路識別子から、第2の網の転送経路識別子に対応するビット以外を削除して第1の網の転送経路識別子を計算する請求項7に記載のネットワークシステム。
  9. 前記制御サーバは、
    第2の網のひとつの転送経路識別子に対して、所定ビット長の互いに異なる識別情報をそれぞれ付加して第1の網の複数のデータ転送識別子を計算し、
    前記エッジ装置は、
    前記第1の網の通信装置からデータパケットを受信すると、データパケットに含まれる第1の網の転送経路識別子から、第2の網の転送経路識別子に対応するビット以外を削除して又は予め定められた値に置き換えてデータパケットを転送することで、第1の網の複数のデータ転送経路を第2の網のひとつのデータ転送経路に集約する請求項1に記載のネットワークシステム。
  10. 前記第1の網は複数の通信装置により自律的にデータ転送経路を設定する自律分散制御網であり、
    前記第2の網は、データ転送経路が静的に予め設定される集中制御網である請求項1に記載のネットワークシステム。
  11. 前記データ転送経路は、前記第2の網を挟んで複数の第1の網の間にまたがる請求項1に記載のネットワークシステム。
  12. 複数の通信装置間で通知される情報に基づきデータ転送経路が設定される第1の網と、予めデータ転送経路が設定される第2の網とを備えたネットワークシステムにおけるデータ転送経路の設定方法であって、
    前記第1の網から、前記第2の網を介したデータ転送経路を設定するためのパケットを受信すると、予め設定された前記第2の網の転送経路識別子から前記第1の網の転送経路識別子を予め定められた規則で計算し、
    計算された前記第1の網の転送経路識別子を前記第1の網の通信装置へ通知し、
    通知された転送経路識別子を用いて送信されたデータパケットを第1の網の前記通信装置から受信する前記データ転送経路の設定方法。
  13. 複数の通信装置間で通知される情報に基づきデータ転送経路が設定される第1の網と、予めデータ転送経路が設定される第2の網との間に設置される通信装置であって
    前記第1の網から、前記第2の網を介したデータ転送経路を設定するためのパケットを受信すると、予め設定された前記第2の網の転送経路識別子から予め定められた規則で計算された前記第1の網の転送経路識別子を前記第1の網の通信装置へ通知する送信処理部と、
    通知された転送経路識別子を用いて送信されたデータパケットを第1の網の前記通信装置から受信する受信処理部と
    を備えた通信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111740963A (zh) * 2020-05-29 2020-10-02 深圳市优博讯科技股份有限公司 一种数据通信方法及装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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