JP2002353048A - 放電管点灯用トランス - Google Patents

放電管点灯用トランス

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JP2002353048A
JP2002353048A JP2001158784A JP2001158784A JP2002353048A JP 2002353048 A JP2002353048 A JP 2002353048A JP 2001158784 A JP2001158784 A JP 2001158784A JP 2001158784 A JP2001158784 A JP 2001158784A JP 2002353048 A JP2002353048 A JP 2002353048A
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transformer
switch
case
discharge tube
circuit
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JP2001158784A
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Chukichi Samura
忠吉 佐村
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Lecip Corp
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Lecip Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保護機能停止スイッチ28の操作を簡単に行
うことができ、かつその操作子28pが破損し難いよう
にする。 【解決手段】 トランスケース24内において、入力端
子14,15/出力端子18,19が取り付けられてい
ない面である、ケース上板24bと近接して、トランス
異常に対する保護回路及びその保護機能停止回路が実装
された配線基板31が設けられ、配線基板31は上板2
4bと対向してスイッチ28が取付けられ、スイッチ2
8と対向して上板24bに穴41が形成され、穴41は
ゴム製キャップ42により塞さがれている。外部からキ
ャップ42を押してスイッチ28を操作可能とされてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、交流電力を昇圧
してネオン管やアルゴン管などの冷陰極放電管を放電さ
せるトランスであって、特に2次側地絡事故、トランス
ケースの中点非接地、交流電力源の逆極性接続などトラ
ンスに関する異常に対し、トランスを保護する保護回路
及びその保護回路の機能を停止する保護機能停止手段を
トランスケース内に収容したトランスに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の放電管点灯用トランスは図3に
示すように、トランス11は1次巻線12と2次巻線1
3を備え、第1、第2入力端子14,15が1次巻線1
2の両端に接続される。第1入力端子14と1次巻線1
2の一端間には電力遮断用スイッチ16が直列に挿入さ
れている。第1、第2入力端子14と15間に商用電源
17のような交流電力源が接続される。2次巻線13の
両端は第1、第2出力端子18,19に接続され、第
1、第2出力端子18,19にネオン管やアルゴン管な
どの放電管21が接続される。
【0003】商用電源17よりの交流電力が1次巻線1
2に供給され、トランス11にて昇圧されて、2次巻線
13より高電圧交流電力が放電管21に印加されて、放
電管21が点灯される。放電管21の配線がネオン塔に
接触するなどにより2次巻線13側がアースに接続され
ると、異常検出回路22でその地絡事故が検出され、こ
の検出出力が遮断回路23に入力され、遮断回路23に
より電力遮断用スイッチ16がオフにされ、1次巻線1
2への交流電力の供給が遮断され、前記2次側地絡点に
電流が流れ続けて火災が発生しないようにされる。
【0004】この種のトランス11においては、そのト
ランスケース24を接地して使用することが義務付けら
れているが、そのケース接地端子25を接地し忘れて使
用すると、これを異常検出回路22が検出して遮断回路
23によりスイッチ16がオフにされるようにされてい
る。同様に商用電源17を第1、第2入力端子14,1
5に対し極性(活線/非活線)を逆にして接続するとこ
れが異常検出回路22により検出されて、スイッチ16
がオフにされる。このようにトランス11に関する各種
の異常の1つ乃至複数が異常検出回路22で検出され、
遮断回路23によりスイッチ16がオフにされ、交流電
力の供給が遮断される、保護回路26がトランスケース
24に収容されている。遮断回路23にはスイッチ16
がオフにされると、その状態が保持される機能が設けら
れ、例えばスイッチ16が常閉接点16NCから常開接点
16NOに切替ると、遮断回路23内に自己保持回路が閉
成されるようにされてある。
【0005】例えば地絡事故が生じた場合に、その事故
の発生箇所を探し易くする点から、このトランスには、
保護機能停止手段27が設けられている。つまり保護回
路26が機能して、スイッチ16が遮断された状態にお
いて保護機能停止スイッチ28をオンに操作すると、保
護機能停止回路29が動作して、遮断回路23内の図に
示していない自己保持回路が無効とされて、電力遮断用
スイッチ16が常閉接点16NC側に接続され、交流電力
が1次巻線12へ供給されるようにされている。地絡事
故で遮断されたスイッチ16をこのようにして復旧させ
ると、地絡点に電流が流れ、火花が発生し、またオゾン
が発生するため、これらを頼りにして地絡箇所を比較的
簡単に探すことができる。なお保護機能停止回路29は
一般にタイマ機能を備え、保護機能を停止してから予め
決めた時間経過すると、保護機能停止回路29の停止機
能が自動的に解除されるようにされている。
【0006】従来のこの種の放電管点灯用トランスの外
観は図4に示すように直方体状トランスケース24の一
方の端板に第1、第2入力端子14,15と、一方の出
力端子19とケース接地端子25と、保護機能停止スイ
ッチ28の操作子28pがそれぞれ突出して設けられ、
他方の端板に他方の出力端子18が突出して設けられて
いる。図5に示すように、保護機能停止スイッチ(操作
用スイッチ)28はトランスケース24の前記端板24
aの内面に取付けられ、その操作子28pが、端板24
aに形成された小穴を通じて外部に突出されている。ト
ランスケース24内において端板24aの内面と対向し
た配線基板31に、図に示していないが保護回路26及
び保護機能停止回路29が実装され、その保護機能停止
回路29に保護機能停止スイッチ28がリード線32で
接続されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来においては保護機
能停止スイッチ28が、トランスケース24の配線端
子、つまり入力端子及び/又は出力端子が取付けられた
面に取付けられているため、操作性が悪かった。特に複
数のトランスを配線端子取付け面と対向させて縦に並べ
て金属ケースに収納して用いる場合は、隣接トランス間
の間隔が狭くなり、また、トランスを横に並べて収納し
て用いる場合は金属ケースの壁との間隔が狭くなるた
め、保護機能停止スイッチ28の操作がやりにくかっ
た。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、トラ
ンスケースの配線端子(入力端子及び/又は出力端子)
が設けられている面以外の面に保護機能停止スイッチの
操作部が取付けられる。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明の実施形態を図1及び図
2を参照して説明する。図3乃至図5と対応する部分に
同一参照符号を付けて重複説明を省略する。トランスケ
ース24内に細長の方形枠状磁気コア35が収容され、
その長い1辺の中心部に1次巻線12が巻装され、1次
巻線12の両側に2次巻線13が13aと13bとに分
割して巻かれている。またトランスケース24の上板2
4bは上蓋として構成されている。更にこの例では配線
基板31が、入力端子14,15、出力端子19が設け
られたケース端板24aと接近し、かつケース上板24
bの内面と接近し対向して設けられている。配線基板3
1の上板24bと反対側に図3に示した保護回路26及
び保護機能停止回路29が実装され、これら実装部品及
び配線基板31が、合成樹脂材よりなる基板用ケース3
6内に収容され、基板用ケース36の上板24b側は開
放とされ、この基板用ケース36内に絶縁用樹脂材37
が充填されている。なおこの例では配線基板31は上板
24b側から見て枠状とされている。
【0010】この実施形態では配線基板31のケース上
板24bと対向する面に保護機能停止スイッチ28が取
付けられる。このスイッチ28と対向してケース上板2
4bに穴41が形成され、穴41は可撓性キャップ42
で塞さがれている。保護機能停止スイッチ(操作用スイ
ッチ)28はその操作子28pが穴41の位置まで突出
され、スイッチ28の本体の一部は充填樹脂材37内に
埋込まれている。穴41は、可撓性キャップ42を外部
から押すなどして操作子28pを操作し得る程度の大き
さで、操作子28pを中心とする円形とされた場合であ
る。また穴41の部分はケース上板24bよりわずか内
側に位置され、キャップ42の外面がケース上板24b
とほぼ同一面上に位置されている。キャップ42はゴム
あるいは柔軟な合成樹脂材からなり、その柔軟性を利用
してキャップ42を外部から変形して操作子28pを操
作できるようにされている。キャップ42は皿状をして
おりその周縁部にこれに沿って形成されたリング状溝に
穴41の周縁が嵌め込まれて、防水構造とされている。
つまり、この例では保護機能停止スイッチ28の操作部
としてキャップ42が、配線端子14、15、19又は
18が設けられていない面としてトランスケースの上板
24bに設けられている。
【0011】保護機能停止スイッチ28を操作する場合
は、キャップ42上からスイッチ操作子28pを押せば
よい。なおトランスの磁気ヨーク35としては図に示し
たものに限らず各種のものを使用できる。また保護機能
停止スイッチ28はケース上板24bに限らず、トラン
スケース24の配線端子が設けられていない他の内面と
近接して設けてもよい。スイッチ28はその操作子28
pがトランスケース24から突出しない範囲でなるべく
トランスケース24の内面に近づけ、トランスケース2
4を小形にし、かつスイッチ28の操作がし易いように
するとよい。また配線基板31は配線のし易さなどの点
から、入力端子14,15、出力端子19、ケース接地
端子25が外部に突出された端板24aの近くでケース
上板24bと近接対向させるとよい。更に保護機能停止
スイッチ28自体を、トランスケース24の配線端子が
取付けられている面以外の面に取付けてもよい。この場
合は保護機能停止スイッチ28の操作子28p自体が操
作部としてトランスケース24に設けられたことにな
る。
【0012】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、保
護機能停止スイッチ28の操作部が、トランスケース2
4の配線端子が設けられている面以外の面に取付けられ
ているため、操作がし易い。特に、この種の放電管点灯
用トランスは屋外に設ける場合が多く、その場合は通
常、長方体状の金属箱内に、複数個を並べて収納して使
用する。従って図4に示した従来のものにおいては隣接
トランスあるいは金属箱壁面との間隔が狭く、スイッチ
操作子28pを操作するのがやりにくかった。しかし前
記実施形態に示したように、スイッチ28の操作部をト
ランスケース24の上板24bに設ける場合は、この金
属箱の蓋を外すことにより簡単にスイッチ28を操作す
ることができる。
【0013】また前記実施形態のように保護回路26が
搭載された配線基板31に保護機能停止スイッチ28が
取付けられている場合は、配線基板31にスイッチ28
を取付けると、その配線パターンにより、スイッチ28
は保護機能停止回路29と自動的に接続され、スイッチ
28と保護機能停止回路29とをリード線32による接
続作業が不要となり、トランスの組立ての作業性がよく
なる。またスイッチ28の操作子28pが外部へ突出さ
せない場合は、外物体と接触し難く、ぶつかって破損す
るおそれも少ない。更に穴41が可撓性キャップ42で
塞さがれ防水構造とされている場合は、スイッチ28と
しては特に防水構造のものを使用する必要がなく、それ
だけ安価なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態を示し、Aは一部を断面と
した正面図、Bは一部を断面とした側面図である。
【図2】図1に示したトランスの一部を断面とした平面
図。
【図3】保護回路を備える放電管点灯用トランスの一例
を示す機能構成図。
【図4】従来の放電管点灯用トランスの外観を示す斜視
図。
【図5】従来のトランスにおける保護機能停止スイッチ
と配線基板の関係を示す図。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放電管点灯用トランスに関する異常に対
    しトランスを保護する保護回路及びその保護回路の機能
    を停止する保護機能停止手段をトランスケース内に収容
    したトランスにおいて、 上記トランスケースの配線端子が設けられている面以外
    の面に、上記保護機能停止手段の操作用スイッチの操作
    部が取付けられていることを特徴とする放電管点灯用ト
    ランス。
  2. 【請求項2】 上記トランスケースの上記操作部が取付
    けられた面の内面と、上記保護回路が実装された配線基
    板が対向し、 その配線板の上記操作部が取付けられた面と対向する面
    上に操作用スイッチが取付けられ、 上記操作用スイッチと対向して上記トランスケースに穴
    が形成され、 その穴は可撓性であって、外部から上記操作用スイッチ
    の操作子を制御できるようキャップで塞さがれて、上記
    操作部とされていることを特徴とする請求項1記載の放
    電管点灯用トランス。
  3. 【請求項3】 上記操作部が取付けられた面は上記トラ
    ンスケースの上面であることを特徴とする請求項1又は
    2記載の放電管点灯用トランス。
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