JP2002353022A - 可撓性磁性体 - Google Patents

可撓性磁性体

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JP2002353022A
JP2002353022A JP2001158127A JP2001158127A JP2002353022A JP 2002353022 A JP2002353022 A JP 2002353022A JP 2001158127 A JP2001158127 A JP 2001158127A JP 2001158127 A JP2001158127 A JP 2001158127A JP 2002353022 A JP2002353022 A JP 2002353022A
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magnetic material
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vulcanized
raw rubber
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Takao Yokomakura
多賀夫 横枕
Minoru Aizaki
稔 相崎
Takashi Wanibuchi
隆 鰐淵
Toru Tejima
透 手島
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Fukoku Co Ltd
Fukoku KK
Daido Electronics Co Ltd
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Fukoku Co Ltd
Fukoku KK
Daido Electronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡便な手段で作製でき、しかも所期の磁気特性
及び形状を有する可撓性磁性体を提供する。 【解決手段】生ゴム組成物と機能性材粉末との混合物か
ら作製した二つ以上の成形物を積み重ねるか、又は生ゴ
ム組成物と機能性材粉末との混合物から作製した一つ又
は二つ以上の成形物と、生ゴム組成物から作製した一つ
又は二つ以上の成形物とを積み重ね、この際に機能性材
粉末として磁性材粉末を用いた少なくとも一つの成形物
を積み重ねて、加熱して加硫することにより一体化し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は回転機の組込み部
材、電磁波シールド部材、磁気シールド部材、磁気セン
サーシステム部材、OA機器用部材、事務用品部材等と
して使用される可撓性磁性体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば回転機の組込み部材とし
て、ゴムに硬質磁性材粉末を分散させたもの、言い替え
れば硬質磁性材粉末のバインダーとしてゴムを利用した
ものから作製した第1の成形物に、磁気回路として機能
するバックヨークとして軟磁性の帯板から作製した第2
の成形物を取付けた磁性体が使用されている。ところ
が、かかる従来の磁性体には、予め特定形状の第2の成
形物をプレス、カーリング、切削加工等により作製して
おき、それを第1の成形物に取付けるため、磁性体の作
製に手間がかかるという問題がある。
【0003】また従来、例えば電磁波シールド部材とし
て、ゴムに軟磁性材粉末を分散させたものから作製した
第1の成形物に、ゴムに磁気特性の異なる他の軟磁性材
粉末を分散させたものから作製した第2の成形物を、接
着剤や接着層を介して、又は熱溶着により接合した可撓
性磁性体が使用されている。ところが、かかる従来の可
撓性磁性体には、双方の成形物を接着剤や接着層を介し
て接着した場合には所期の磁気特性が損なわれ易く、ま
た双方の成形物を熱溶着した場合には所期の形状が損な
われ易いという問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、簡便な手段で作製でき、しかも所期の磁気
特性及び形状を有する可撓性磁性体を提供する処にあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決する本
発明は、生ゴム組成物と機能性材粉末との混合物から作
製した二つ以上の成形物を積み重ね、この際に機能性材
粉末として磁性材粉末を用いた少なくとも一つの成形物
を積み重ねて、加熱して加硫することにより一体化して
成ることを特徴とする可撓性磁性体に係る。
【0006】また本発明は、生ゴム組成物と機能性材粉
末との混合物から作製した一つ又は二つ以上の成形物
と、生ゴム組成物から作製した一つ又は二つ以上の成形
物とを積み重ね、この際に機能性材粉末として磁性材粉
末を用いた少なくとも一つの成形物を積み重ねて、加熱
して加硫することにより一体化して成ることを特徴とす
る可撓性磁性体に係る。
【0007】本発明に係る可撓性磁性体において、各成
形物を作製するのに用いる生ゴム組成物中の生ゴムは、
一般のゴムが加硫ゴムであるのに対し、未加硫ゴムを意
味する。生ゴム組成物は、かかる生ゴムと、少なくとも
加硫剤とを含有し、通常は更に軟化剤、可塑剤、老化防
止剤、加硫促進剤、加硫助剤、補強剤、充填剤等を適宜
に含有しており、加熱により加硫すなわち架橋して、加
硫ゴムとなる。かかる生ゴムとしては、いずれも未加硫
の、天然ゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、スチ
レン−ブタジエンゴム、ニトリルゴム、ブチルゴム、ク
ロロプレンゴム、アクリロニトリル−ブタジエンゴム、
エチレン−プロピレンゴム、シリコーンゴム、ウレタン
ゴム、フッ素ゴム等が挙げられ、これらは2種以上を混
合して使用することもできる。
【0008】本発明に係る可撓性磁性体において、生ゴ
ム組成物と混合する機能性材粉末としては、磁性材粉
末、非磁性の導電性粉末等が挙げられる。かかる磁性材
粉末としては、バリウムフェライトやストロンチウムフ
ェライト等のフェライト系粉末、サマリウム−コバルト
系合金粉末、サマリウム−鉄−窒素系合金粉末、Al−
Ni−Co系合金粉末、Nd−Fe−B系粉末等の硬質
磁性材粉末及び/又は純鉄、Fe−Ni系合金、Si−
鉄系合金、Fe−Al−Si系合金、パーメンジュール
等の軟質磁性材粉末が挙げられ、またかかる非磁性の導
電性粉末としては、非磁性の金属粉末、カーボン粉末等
が挙げられる。
【0009】本発明に係る可撓性磁性体は、生ゴム組成
物と機能性材粉末との混合物から作製した二つ以上の成
形物を積み重ねるか、又は生ゴム組成物と機能性材粉末
との混合物から作製した一つ又は二つ以上の成形物と、
生ゴム組成物から作製した一つ又は二つ以上の成形物と
を積み重ね、この際に機能性材粉末として磁性材粉末を
用いた少なくとも一つの成形物を積み重ねて、加熱して
加硫することにより一体化したものである。各成形物を
積み重ねて加熱すると、各成形物の内部だけではなく、
各成形物を積み重ねた界面においても加硫反応すなわち
架橋反応が起こり、結果として加硫した各成形物を一体
化できる。
【0010】本発明に係る可撓性磁性体において、各成
形物を作製するのに用いる生ゴム組成物中の生ゴムの種
類は、各成形物を加熱して加硫することにより一体化し
得るものであれば任意であるが、同じものとするのが好
ましく、例えば一つの成形物を作製するのに用いる生ゴ
ム組成物中の生ゴムが未加硫のニトリルゴムである場合
には他の各成形物を作製するのに用いる生ゴム組成物中
の生ゴムも未加硫のニトリルゴムとするのが好ましい。
同様に、各成形物の形状も任意であり、当初から各成形
物を特定形状に作製することもできるが、各成形物をシ
ート状に作製するのが好ましい。この場合、各シート状
物を積み重ね、そのまま加熱して加硫することにより一
体化することもできるし、各シート状物を積み重ね、切
断等により特定形状に加工してから、加熱して加硫する
ことにより一体化することもできる。いずれにしても、
加硫前であれば、各成形物を作製する際に生じる端材は
再利用できる。各成形物を積み重ね、加熱して加硫する
ことにより一体化する手段は、単なる加熱でもよいが、
加圧加熱が好ましく、加熱それ自体は、雰囲気加熱でも
よいし、加硫時に用いるプレス型の加熱でもよい。
【0011】本発明に係る可撓性磁性体は、その用途と
の関係で、様々な形態ををとり得る。第1例として、生
ゴム組成物と硬質磁性材粉末との混合物から作製した第
1の成形物上に、生ゴム組成物と軟質磁性材粉末との混
合物から作製した第2の成形物を積み重ね、加熱して加
硫することにより一体化した可撓性磁性体は、加硫した
第1の成形物すなわちゴム磁石に、加硫した第2の成形
物すなわち磁気回路として機能するバックヨークを一体
化した、バックヨーク一体型ゴム磁石となり、例えば回
転機の組込み部材として使用できる。この場合、硬質磁
性材粉末の着磁は、加硫前に行なってもよいし、加硫後
に行なってもよい。
【0012】第2例として、生ゴム組成物と第1の軟質
磁性材粉末との混合物から作製した第1の成形物上に、
生ゴム組成物と第1の軟質磁性材粉末とは磁気特性の異
なる第2の軟質磁性材粉末との混合物から作製した第2
の成形物を積み重ね、加熱して加硫することにより一体
化した可撓性磁性体は、加硫した第1の成形物と第2の
成形物との間で磁気特性の相違を利用した減衰周波数帯
の幅広い電磁波シールド部材として使用できる。
【0013】第3例として、前記した第1例における第
2の成形物に代えて生ゴム組成物から作製した成形物を
用い、加熱して加硫することにより一体化した可撓性磁
性体、また第4例として、前記した第1例における第1
の成形物と第2の成形物との間に、生ゴム組成物から作
製した第3の成形物を介在させ、加熱して加硫すること
により一体化した可撓性磁性体、更に第5例として、前
記した第2例における第2の成形物に代えて、生ゴム組
成物とカーボン粉末との混合物から作製した成形物を用
い、加熱して加硫することにより一体化した可撓性磁性
体、更にまた第6例として、前記した第2例における第
1の成形物と第2の成形物との間に、生ゴム組成物と第
2の成形物に用いた軟質磁性材粉末とは磁気特性の異な
る軟質磁性材粉末との混合物から作製した第3の成形物
を介在させ、加熱して加硫することにより一体化した可
撓性磁性体等は、電磁波シールド部材、磁気シールド部
材等として使用できる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る可撓性磁性体
を例示する断面図である。シート状の加硫した第1の成
形物11の片面にシート状の加硫した第2の成形物21
が一体化されている。加硫した第1の成形物11中には
硬質磁性材粉末31が分散されており、加硫した第2の
成形物21中には軟質磁性材粉末41が分散されてい
る。図1の可撓性磁性体は次のようにして得られる。先
ず、硬質磁性材粉末31としてNd−Fe−B系磁石粉
を用い、また生ゴム組成物として未加硫のニトリルゴム
に加硫剤及び加硫促進剤等を配合したものを用いて、N
d−Fe−B系磁石粉70容量%と生ゴム組成物30容
量%の割合で混合し、その混合物から、加硫した第1の
成形物11の前駆体に相当するシート状の第1の成形物
を作製する。同様に、軟質磁性材粉末41として3%S
i鉄を用い、また生ゴム組成物として未加硫のニトリル
ゴムに加硫剤及び加硫促進剤等を配合したものを用い
て、3%Si鉄60容量%と生ゴム組成物40容量%の
割合で混合し、その混合物から、加硫した第2の成形物
21の前駆体に相当するシート状の第2の成形物を作製
する。次に、第1の成形物上に第2の成形物を載せ、プ
レス型で軽く加圧しつつ、雰囲気温度及びプレス型温度
180℃で3分間加熱し、双方の成形物を加硫して一体
化する。
【0015】図2は本発明に係る他の可撓性磁性体を例
示する断面図である。シート状の加硫した第1の成形物
12の片面にシート状の加硫した第2の成形物22が一
体化されている。加硫した第1の成形物12中には軟質
磁性材粉末42が分散されており、加硫した第2の成形
物22中には軟質磁性材粉末42とは磁気特性の異なる
軟質磁性材粉末43が分散されている。図2の可撓性磁
性体は次のようにして得られる。先ず、軟質磁性材粉末
42として3%Si鉄を用い、また生ゴム組成物として
未加硫のニトリルゴムに加硫剤及び加硫促進剤等を配合
したものを用いて、3%Si鉄70容量%と生ゴム組成
物30容量%の割合で混合し、その混合物から、加硫し
た第1の成形物12の前駆体に相当するシート状の第1
の成形物を作製する。同様に、軟質磁性材粉末43とし
て6.5%Si鉄を用い、また生ゴム組成物として未加
硫のニトリルゴムに加硫剤及び加硫促進剤等を配合した
ものを用いて、6.5%Si鉄60容量%と生ゴム組成
物40容量%の割合で混合し、その混合物から、加硫し
た第2の成形物22の前駆体に相当するシート状の第2
の成形物を作製する。次に、第1の成形物上に第2の成
形物を載せ、プレス型で軽く加圧しつつ、雰囲気温度及
びプレス型温度180℃で3分間加熱し、双方の成形物
を加硫して一体化する。
【0016】図3は本発明に係る他の可撓性磁性体を例
示する断面図である。シート状の加硫した第1の成形物
13の片面にシート状の加硫した第2の成形物23が一
体化されている。加硫した第1の成形物13中には硬質
磁性体粉末32が分散されており、加硫した第2の成形
物23は生ゴム組成物のみの加硫物からなっている。図
3の可撓性磁性体は図1や図2の可撓性磁性体について
前記したことと同様にして得られる。
【0017】図4は本発明に係る他の可撓性磁性体を例
示する断面図である。シート状の加硫した第1の成形物
14の片面にシート状の加硫した第3の成形物25を介
してシート状の加硫した第2の成形物24が一体化され
ている。加硫した第1の成形物14中には硬質磁性体粉
末33が分散されており、加硫した第2の成形物24中
には軟質磁性材粉末44が分散されていて、加硫した第
3の成形物25は生ゴム組成物のみの加硫物からなって
いる。図4の可撓性磁性体も図1や図2の可撓性磁性体
について前記したことと同様にして得られる。
【0018】図5は本発明に係る他の可撓性磁性体を例
示する断面図である。シート状の加硫した第1の成形物
15の片面にシート状の加硫した第2の成形物26が一
体化されている。加硫した第1の成形物15中には軟質
磁性体粉末45が分散されており、加硫した第2の成形
物26中にはカーボン粉末51が分散されている。図5
の可撓性磁性体も図1や図2の可撓性磁性体について前
記したことと同様にして得られる。
【0019】図6は本発明に係る他の可撓性磁性体を例
示する断面図である。シート状の加硫した第1の成形物
16の片面にシート状の加硫した第3の成形物28を介
してシート状の加硫した第2の成形物27が一体化され
ている。加硫した第1の成形物16中には硬質磁性体粉
末34が分散されており、加硫した第2の成形物27中
には軟質磁性材粉末46が分散されていて、加硫した第
3の成形物28中には軟質磁性材粉末46とは磁気特性
の異なる軟質磁性材粉末47が分散されている。図6の
可撓性磁性体も図1や図2の可撓性磁性体について前記
したことと同様にして得られる。
【0020】図7は本発明に係る他の可撓性磁性体を例
示する断面図である。円筒状の加硫した第1の成形物1
7の外周面に円筒状の加硫した第2の成形物29が一体
化されている。加硫した第1の成形物17中には硬質磁
性材粉末35が分散されており、加硫した第2の成形物
29中には軟質磁性材粉末48が分散されている。図7
の可撓性磁性体は次のようにして得られる。先ず、硬質
磁性材粉末35としてNd−Fe−B系磁石粉を用い、
また生ゴム組成物として未加硫のニトリルゴムに加硫剤
及び加硫促進剤等を配合したものを用いて、Nd−Fe
−B系磁石粉70容量%と生ゴム組成物30容量%の割
合で混合し、その混合物から、加硫した第1の成形物1
7の前駆体に相当する円筒状の第1の成形物を作製す
る。同様に、軟質磁性材粉末48として3%Si鉄を用
い、また生ゴム組成物として未加硫のニトリルゴムに加
硫剤及び加硫促進剤等を配合したものを用いて、3%S
i鉄60容量%と生ゴム組成物40容量%の割合で混合
し、その混合物から、加硫した第2の成形物29の前駆
体に相当する円筒状の第2の成形物を作製する。次に、
第1の成形物の外周面に第2の成形物の内周面を合わ
せ、第1の成形物の内周面及び第2の成形物の外周面か
らプレス型で軽く加圧しつつ、雰囲気温度及びプレス型
温度180℃で3分間加熱し、双方の成形物を加硫して
一体化する。
【0021】
【発明の効果】既に明らかなように、以上説明した本発
明には、簡便な手段で作製でき、しかも所期の磁気特性
及び形状を有する可撓性磁性体を提供できるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る可撓性磁性体を例示する断面図。
【図2】本発明に係る他の可撓性磁性体を例示する断面
図。
【図3】本発明に係る他の可撓性磁性体を例示する断面
図。
【図4】本発明に係る他の可撓性磁性体を例示する断面
図。
【図5】本発明に係る他の可撓性磁性体を例示する断面
図。
【図6】本発明に係る他の可撓性磁性体を例示する断面
図。
【図7】本発明に係る他の可撓性磁性体を例示する断面
図。
【符号の説明】
11〜17・・加硫した第1の成形物、21〜24,2
6,27,29・・加硫した第2の成形物、25,28
・・加硫した第3の成形物、31〜35・・硬質磁性材
粉末、41〜48・・軟質磁性材粉末、51・・カーボ
ン粉末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 相崎 稔 岐阜県中津川市茄子川1642番地の144 株 式会社ダイドー電子内 (72)発明者 鰐淵 隆 埼玉県上尾市菅谷3丁目105番地 株式会 社フコク内 (72)発明者 手島 透 神奈川県横浜市青葉区荏子田三丁目3番地 4 株式会社アイ・ヒッツ研究所内 Fターム(参考) 4F071 AA10 AB03 AD02 AE02 AE15 AF41 AH19 CA01 CA07 CD03 4J002 AC011 AC031 AC061 AC071 AC081 AC091 BB151 BB181 BD121 CK021 CP031 DA036 DC006 DE116 FD116 5E040 AA00 AA02 AA04 CA13 HB19

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生ゴム組成物と機能性材粉末との混合物
    から作製した二つ以上の成形物を積み重ね、この際に機
    能性材粉末として磁性材粉末を用いた少なくとも一つの
    成形物を積み重ねて、加熱して加硫することにより一体
    化して成ることを特徴とする可撓性磁性体。
  2. 【請求項2】 生ゴム組成物と機能性材粉末との混合物
    から作製した一つ又は二つ以上の成形物と、生ゴム組成
    物から作製した一つ又は二つ以上の成形物とを積み重
    ね、この際に機能性材粉末として磁性材粉末を用いた少
    なくとも一つの成形物を積み重ねて、加熱して加硫する
    ことにより一体化して成ることを特徴とする可撓性磁性
    体。
  3. 【請求項3】 更に機能性材粉末として非磁性の導電性
    粉末を用いた少なくとも一つの成形物を積み重ねる請求
    項1又は2記載の可撓性磁性体。
  4. 【請求項4】 機能性材粉末として第1の磁性材粉末を
    用いた少なくとも一つの成形物と第1の磁性材粉末とは
    磁気特性の異なる第2の磁性材粉末を用いた少なくとも
    一つの成形物とを積み重ねる請求項1〜3のいずれか一
    つの項記載の可撓性磁性体。
  5. 【請求項5】 第1の磁性材粉末が硬質磁性材粉末であ
    り、第2の磁性材粉末が軟質磁性材粉末である請求項4
    記載の可撓性磁性体。
  6. 【請求項6】 第1の磁性材粉末及び第2の磁性材粉末
    が共に軟質磁性材粉末である請求項4記載の可撓性磁性
    体。
  7. 【請求項7】 各成形物の作製に用いる生ゴム組成物中
    の生ゴムが同じ生ゴムである請求項1〜6のいずれか一
    つの項記載の可撓性磁性体。
  8. 【請求項8】 各成形物がシート状物である請求項1〜
    7のいずれか一つの項記載の可撓性磁性体。
  9. 【請求項9】 各成形物を、加圧加熱して加硫すること
    により一体化した請求項1〜8のいずれか一つの項記載
    の可撓性磁性体。
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JP2019186377A (ja) * 2018-04-10 2019-10-24 株式会社トーキン 磁性シート及びそれを備えるノイズ抑制シート
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