JP2002352521A - 記録装置および方法、再生装置および方法、記録媒体、プログラム、並びにディスク媒体 - Google Patents
記録装置および方法、再生装置および方法、記録媒体、プログラム、並びにディスク媒体Info
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Abstract
る。 【解決手段】 ステップS1において、アドレス発生部
は、光ディスクに記録する同期信号、アドレスデータ、
およびアドレスデータのエラー訂正符号から成るアドレ
ス情報を発生し、プリエンコードして変調部に出力す
る。それと同時に、キャリア信号生成部は、アドレス情
報をのせるキャリア信号を生成して変調部に出力する。
ステップS2において、変調部は、キャリア信号生成部
から入力されたキャリア信号を、アドレス発生部から入
力されたプリエンコードされたアドレス情報でMSK変調
し、得られたMSK変調信号をウォブル形成部に出力す
る。ステップS3において、ウォブル形成部は、スパイ
ラル状に、かつ、変調部から入力されたMSK変調信号に
従ってウォブリングさせたグルーブを光ディスクに形成
する。
Description
法、再生装置および方法、記録媒体、プログラム、並び
にディスク媒体に関し、特に、ディスク媒体に対して、
アドレス情報をグルーブのウォブルとして記録できるよ
うにした記録装置および方法、再生装置および方法、記
録媒体、プログラム、並びにディスク媒体に関する。
気ディスクのようなディスク媒体には、トラッキングを
行うためにスパイラル状にグルーブが形成されている。
また、グルーブをアドレス情報に対応してウォブリング
(wobbling)させることによってアドレス情報を記録する
ことが知られている。
やMD(Mini-Disc)には、スパイラル状であって、か
つ、アドレス情報に基づいてFM変調されたキャリア信
号(以下、FM変調信号と記述する)に対応してウォブ
リングされたグルーブが形成されている。
調信号に対応してグルーブをウォブリングさせる方法で
は、アドレス情報を高い精度で検出することができず、
ディスク媒体にデータを記録するとき、および記録され
たデータを再生するときにおいて、任意のアドレスに高
い精度でアクセスすることができなかった。そのため、
ディスク媒体にデータを記録する際、そのデータの前後
に非常に大きなリンクエリア(データを記録しない領
域)を設ける必要があり、ディスク媒体の記録領域を無
駄にしてしまう課題があった。
ものであり、アドレス情報を正確に再生できるようにす
ることにより、任意のアドレスに素早く正確にアクセス
できるようにすることを目的とする。
数のシンクユニットパターンを含む同期信号、アドレス
データ、およびアドレスデータのエラー訂正符号から構
成されるアドレス情報を発生する発生手段と、発生手段
が発生したアドレス情報に対応してキャリア信号をMSK
変調し、MSK変調信号を生成する変調手段と、スパイラ
ル状であって、かつ、変調手段が生成したMSK変調信号
に対応してウォブリングさせたグルーブをディスク媒体
に形成する形成手段とを含むことを特徴とする。
ることができる。
ドレス情報に対応してキャリア信号をMSK変調し、無変
調部分と変調部分からなるMSK変調信号を生成させるよ
うにすることができる。
ャリア信号の周波数と同一であり、MSK変調信号の変調
部分の周波数は、キャリア信号の周波数の1.5倍であ
るようにすることができる。
トのデータ”0”に対応して、無変調部分と変調部分が
第1の順序で配置されたMSK変調信号を生成させ、アド
レス情報の1ビットのデータ”1”に対応して、無変調
部分と変調部分が第2の順序で配置された第2のパター
ンのMSK変調信号を生成させるようにすることができ
る。
トパターンを含む同期信号、アドレスデータ、およびア
ドレスデータのエラー訂正符号から構成されるアドレス
情報を発生する発生ステップと、発生ステップの処理で
発生されたアドレス情報に対応してキャリア信号をMSK
変調し、MSK変調信号を生成する変調ステップと、スパ
イラル状であって、かつ、変調ステップの処理で生成さ
れたMSK変調信号に対応してウォブリングさせたグルー
ブをディスク媒体に形成する形成ステップとを含むこと
を特徴とする。
複数のシンクユニットパターンを含む同期信号、アドレ
スデータ、およびアドレスデータのエラー訂正符号から
構成されるアドレス情報を発生する発生ステップと、発
生ステップの処理で発生されたアドレス情報に対応して
キャリア信号をMSK変調し、MSK変調信号を生成する変調
ステップと、スパイラル状であって、かつ、変調ステッ
プの処理で生成されたMSK変調信号に対応してウォブリ
ングさせたグルーブをディスク媒体に形成する形成ステ
ップとを含むことを特徴とする。
クユニットパターンを含む同期信号、アドレスデータ、
およびアドレスデータのエラー訂正符号から構成される
アドレス情報を発生する発生ステップと、発生ステップ
の処理で発生されたアドレス情報に対応してキャリア信
号をMSK変調し、MSK変調信号を生成する変調ステップ
と、スパイラル状であって、かつ、変調ステップの処理
で生成されたMSK信号に対応してウォブリングさせたグ
ルーブをディスク媒体に形成する形成ステップとをコン
ピュータに実行させることを特徴とする。
ザ光を照射する照射手段と、ディスク媒体からの反射光
を受光して、反射光に対応する反射光信号を生成する受
光手段と、受光手段が生成した反射光信号に基づき、グ
ルーブのウォブルに対応するウォブル信号を生成する生
成手段と、生成手段が生成したウォブル信号からノイズ
成分を除去して、MSK変調信号を抽出する抽出手段と、M
SK変調信号を復調して、複数のシンクユニットパターン
を含む同期信号、アドレスデータ、およびアドレスデー
タのエラー訂正符号から構成されるアドレス情報を復元
する復調手段と、復調手段が復元したアドレス情報の同
期信号に含まれる複数のシンクユニットパターンのう
ち、少なくとも1つを検出する検出手段と、検出手段が
検出したシンクユニットパターンの位置に基づき、アド
レス情報からアドレスデータおよびアドレスデータのエ
ラー訂正符号を取得する取得手段と、取得手段が取得し
たアドレスデータおよびアドレスデータのエラー訂正符
号を用いてアドレスを再生する再生手段とを含むことを
特徴とする。
ることができる。
ザ光を照射する照射ステップと、ディスク媒体からの反
射光を受光して、反射光に対応する反射光信号を生成す
る受光ステップと、受光ステップの処理で生成された反
射光信号に基づき、グルーブのウォブルに対応するウォ
ブル信号を生成する生成ステップと、生成ステップの処
理で生成されたウォブル信号からノイズ成分を除去して
MSK変調信号を抽出する抽出ステップと、MSK変調信号を
復調して、複数のシンクユニットパターンを含む同期信
号、アドレスデータ、およびアドレスデータのエラー訂
正符号から構成されるアドレス情報を復元する復調ステ
ップと、復調ステップの処理で復元されたアドレス情報
の同期信号に含まれる複数のシンクユニットパターンの
うち、少なくとも1つを検出する検出ステップと、検出
ステップの処理で検出されたシンクユニットパターンの
位置に基づき、アドレス情報からアドレスデータおよび
アドレスデータのエラー訂正符号を取得する取得ステッ
プと、取得ステップの処理で取得されたアドレスデータ
およびアドレスデータのエラー訂正符号を用いてアドレ
スを再生する再生ステップとを含むことを特徴とする。
ディスク媒体にレーザ光を照射する照射ステップと、デ
ィスク媒体からの反射光を受光して、反射光に対応する
反射光信号を生成する受光ステップと、受光ステップの
処理で生成された反射光信号に基づき、グルーブのウォ
ブルに対応するウォブル信号を生成する生成ステップ
と、生成ステップの処理で生成されたウォブル信号から
ノイズ成分を除去して、MSK変調信号を抽出する抽出ス
テップと、MSK変調信号を復調して、複数のシンクユニ
ットパターンを含む同期信号、アドレスデータ、および
アドレスデータのエラー訂正符号から構成されるアドレ
ス情報を復元する復調ステップと、復調ステップの処理
で復元されたアドレス情報の同期信号に含まれる複数の
シンクユニットパターンのうち、少なくとも1つを検出
する検出ステップと、検出ステップの処理で検出された
シンクユニットパターンの位置に基づき、アドレス情報
からアドレスデータおよびアドレスデータのエラー訂正
符号を取得する取得ステップと、取得ステップの処理で
取得されたアドレスデータおよびアドレスデータのエラ
ー訂正符号を用いてアドレスを再生する再生ステップと
を含むことを特徴とする。
体にレーザ光を照射する照射ステップと、ディスク媒体
からの反射光を受光して、反射光に対応する反射光信号
を生成する受光ステップと、受光ステップの処理で生成
された反射光信号に基づき、グルーブのウォブルに対応
するウォブル信号を生成する生成ステップと、生成ステ
ップの処理で生成されたウォブル信号からノイズ成分を
除去して、MSK変調信号を抽出する抽出ステップと、MSK
変調信号を復調して、複数のシンクユニットパターンを
含む同期信号、アドレスデータ、およびアドレスデータ
のエラー訂正符号から構成されるアドレス情報を復元す
る復調ステップと、復調ステップの処理で復元されたア
ドレス情報の同期信号に含まれる複数のシンクユニット
パターンのうち、少なくとも1つを検出する検出ステッ
プと、検出ステップの処理で検出されたシンクユニット
パターンの位置に基づき、アドレス情報からアドレスデ
ータおよびアドレスデータのエラー訂正符号を取得する
取得ステップと、取得ステップの処理で取得されたアド
レスデータおよびアドレスデータのエラー訂正符号を用
いてアドレスを再生する再生ステップとをコンピュータ
に実行させることを特徴とする。
あって、かつ、複数のシンクユニットパターンを含む同
期信号、アドレスデータ、およびアドレスデータのエラ
ー訂正符号から構成されるアドレス情報に対応するMSK
変調信号に対応してウォブリングされたグルーブが形成
されていることを特徴とする。
ることができる。
のプログラムにおいては、複数のシンクユニットパター
ンを含む同期信号、アドレスデータ、およびアドレスデ
ータのエラー訂正符号から構成されるアドレス情報が発
生され、発生されたアドレス情報に対応してキャリア信
号がMSK変調されてMSK変調信号が生成され、スパイラル
状であって、かつ、生成されたMSK変調信号に対応して
ウォブリングさせたグルーブがディスク媒体に形成され
る。
のプログラムにおいては、ディスク媒体にレーザ光が照
射され、ディスク媒体からの反射光が受光されて反射光
に対応する反射光信号が生成され、生成された反射光信
号に基づいてグルーブのウォブルに対応するウォブル信
号が生成され、生成されたウォブル信号からノイズ成分
が除去されてMSK変調信号が抽出される。また、抽出さ
れたMSK変調信号が復調されて、複数のシンクユニット
パターンを含む同期信号、アドレスデータ、およびアド
レスデータのエラー訂正符号から構成されるアドレス情
報が復元される。さらに、復元されたアドレス情報の同
期信号に含まれる複数のシンクユニットパターンのう
ち、少なくとも1つが検出され、検出されたシンクユニ
ットパターンの位置に基づき、アドレス情報からアドレ
スデータおよびアドレスデータのエラー訂正符号が取得
され、取得されたアドレスデータおよびアドレスデータ
のエラー訂正符号を用いてアドレスが再生される。
ラル状であって、かつ、複数のシンクユニットパターン
を含む同期信号、アドレスデータ、およびアドレスデー
タのエラー訂正符号から構成されるアドレス情報に対応
するMSK変調信号に対応してウォブリングされたグルー
ブが形成されている。
あるアドレス記録装置の構成例を示している。当該アド
レス記録装置は、光ディスクの製造時において、図2に
示すように、トラッキングのためにスパイラル状であっ
て、かつ、図3に示すように、アドレス情報に対応して
ウォブリングさせたグルーブを光ディスクに形成するも
のである。
発生部1は、アドレスデータの位置を示すための同期信
号、アドレスデータ、およびアドレスデータのエラー訂
正符号からなるディジタルデータのアドレス情報を発生
し、プリエンコードして変調部3に出力する。
のせるキャリア信号を生成して変調部3に出力する。
力される図4(A)に示すようなキャリア信号を、アド
レス発生部1からのプリエンコードされたアドレス情報
に対応してMSK(Minimum Shift Keying)変調し、得られ
る図4(B)乃至図4(D)に示すようなMSK変調信号
をウォブル形成部4に出力する。なお、ここで用いられ
るMSK変調は、DMSK(Differential Minimum Shift Keyin
g)変調やGDMSK(Gausian filtered Differential Minimu
m Shift Keying)変調であってもよい。
うに、キャリア信号と同じ周波数である期間の信号の1
ウォブル(1周期分のウォブル)は、プリエンコードさ
れたアドレス情報のコード”0”に対応する。また、MS
K変調信号のうち、図4(C)に示すように、キャリア
信号の1.5倍の周波数(2/3倍の波長)の期間の信
号の1.5波(キャリア信号の1ウォブルに相当する)
は、プリエンコードされたアドレス情報のコード”1”
に対応する。
信号は、プリエンコードされたアドレス情報のコード”
1010”に対応する。
と同じ周波数である部分を、無変調部分と記述する。MS
K変調信号のうちのキャリア信号の1.5倍の周波数の
部分を、変調部分と記述する。また、変調部分の波数に
ついて説明するときには、相当する無変調部分のウォブ
ルの数を用いて記述する。
つ、変調部3から入力されるMSK変調信号に従ってウォ
ブリングさせたグルーブを光ディスク5に形成する。
示すように、42ウォブルの第1の信号からなるモノト
ーンビット(monotone bit)と、42ウォブルに第2の信
号が含まれるADIPビット等に分類される。
ディスク8、光ディスク9、光磁気ディスク10、また
は半導体メモリ11に記憶されている制御用プログラム
を読み出し、読み出した制御用プログラムに基づいてア
ドレス記録装置の全体を制御する。
RUB(Recording Unit Block)に対応して記録されるアド
レス情報の構造を示している。記録再生クラスタRUBに
は、2つのアドレス情報(ADIP:Address In Pre-groov
e)が記録される。83ビットよりなる1つのアドレス情
報は、同期信号を示す8ビットのシンクパート(SYNC)
と、アドレスデータおよびそのエラー訂正符号を示す7
5ビットのデータパート(Data)からなる。
示している。同図に示すように、シンクパートは、1ビ
ットのモノトーンビットと、1ビットのシンクビット(S
yncbit)からなる4個のシンクブロック”1”乃至シン
クブロック”4”から構成される。
は、図8に示すように、第2の信号を含む14ウォブル
のシンクユニットと、28ウォブルのモノトーン(第1
の信号)からなる。
ブロック”1”乃至シンクブロック”4”に対応するウ
ォブル、すなわち、MSK変調信号を示している。
は、図8(A)に示すような第1のシンクユニットパタ
ーン”10101010000000”を示すウォブル
として形成される。シンクブロック”2”のシンクユニ
ットは、図8(B)に示すような第2のシンクユニット
パターン”10100010100000”を示すウォ
ブルとして形成される。シンクブロック”3”のシンク
ユニットは、図8(C)に示すような第3のシンクユニ
ットパターン”10100000101000”を示す
ウォブルとして形成される。シンクブロック”4”のシ
ンクユニットは、図8(D)に示すような第4のシンク
ユニットパターン”10100000001010”を
示すウォブルとして形成される。
1乃至第4のパターンの全てが含まれることになるが、
再生時においては、第1乃至第4のパターンのうちの少
なくとも1つを再生することができれば、シンクパート
の位置を確定できる、すなわち、アドレス情報を正確に
再生することが可能となる。
を示している。同図に示すように、データパートは、1
ビットのモノトーンビットと、4ビットのADIPビットか
ら成る15個のADIPブロック”1”乃至ADIPブロック”
15”から構成されている。
ーンビットは、図10(A)に示すように、42ウォブ
ルの無変調部分からなる。ADIPブロックを構成する4ビ
ットのADIPビットのうちの1ビットは、図10(B)に
示すように、変調部分を含む6ウォブルのADIPユニット
と、36ウォブルの無変調部分からなる。
には、第1および第2のADIPユニットパターンが存在す
る。
ビットのディジタルデータ”1”に相当するADIPビット
のADIPユニットは、第1のADIPユニットパターン”10
1000”よりなる。また、アドレス情報のうちのアド
レスデータの1ビットのディジタルデータ”0”に相当
するADIPビットのADIPユニットは、第2のADIPユニット
パターン”001010”よりなる。
ー訂正符号を示している。28ビット(=7ニブル(nib
ble))のアドレスデータに対して、32ビット(=8ニ
ブル)のエラー訂正符号(Parity)が付加される。なお、
28ビットのアドレスデータの内訳は、20ビットのRU
B番号、2ビットのRUBアドレス番号、および2ビットの
多層ディスク用の情報、および4ビットのリザーブであ
る。エラー訂正方式は、ニブルベースのリードソロモン
符号RS(15,7,9)が用いられる。
録処理について、図12のフローチャートを参照して説
明する。
は、光ディスク5に記録する同期信号、アドレスデー
タ、およびアドレスデータのエラー訂正符号から成るア
ドレス情報を発生し、プリエンコードして変調部3に出
力する。それと同時に、キャリア信号生成部2は、アド
レス情報をのせるキャリア信号を生成して変調部3に出
力する。
リア信号生成部2から入力されたキャリア信号を、アド
レス発生部1から入力されたプリエンコードされたアド
レス情報でMSK変調し、得られたMSK変調信号をウォブル
形成部4に出力する。
は、スパイラル状に、かつ、変調部3から入力されたMS
K変調信号に従ってウォブリングさせたグルーブを光デ
ィスク5に形成する。
置によるアドレス記録処理によれば、いずれか1つでも
検出することができれば、同期信号の位置を特定するこ
とができる、異なる4種類のシンクユニットパターンを
同期信号に含ませてアドレス情報を生成し、アドレス情
報に対応するMSK変調信号に対応してグルーブをウォブ
リングさせて光ディスク5に形成することが可能であ
る。
非常に高い光ディスク5を実現することができる。よっ
て、データ記録領域にリンクエリアのような無駄な領域
を設ける必要がなくなるので、データ記録領域を有効に
利用できる光ディスク5を実現することができる。
録装置により、アドレス情報がグルーブのウォブルとし
て記録されている光ディスク5に対し、任意のデータを
記録し、また再生する光ディスクドライブの構成例を示
している。
路21は、記録媒体22に記録されている制御用プログ
ラムに基づいて光ディスクドライブの各部を制御する。
具体的には、AVインタフェース23を介して外部のA
V機器等(不図示)から入力される記録コマンドに対応
して光ディスクドライブの各部を制御し、AV機器等か
ら入力される記録データに対応するマークを光ディスク
5に記録させる。また、AVインタフェース23を介し
て外部のAV機器等から入力される再生コマンドに対応
し、光ディスクドライブの各部を制御して光ディスク5
に記録されているマークを読み出して記録データを再生
させ、AVインタフェース23を介して外部のAV機器
等に出力させる。
の指令に基づいてスピンドルモータ26の回転を制御す
る。サーボ回路25は、制御回路21から指令されるア
ドレスに光ピックアップ27をシークさせるとともに、
光学ヘッド回路28から入力されるフォーカスエラー信
号およびトラッキングエラー信号に基づいて、光ピック
アップ27のフォーカスサーボおよびトラッキングサー
ボを制御する。スピンドルモータ26は、スピンドル回
路24からの制御に基づいて光ディスク5を回転駆動す
る。
ュエータ等よりなる光ピックアップ27は、記録時にお
いて、光学ヘッド回路28からの制御に基づき、光ディ
スク5にレーザ光を照射することによってマークを形成
する。また、光ピックアップ27は、記録再生時におい
て、光ディスク5にレーザ光を照射し、その反射光を受
光して対応する反射光信号を生成し、光学ヘッド回路2
8に出力する。
記録再生回路29から入力されるヘッダ信号、または記
録補償された2値化信号に対応して光ピックアップ27
のレーザ出力を制御する。光学ヘッド回路28は、再生
時において、光ピックアップ27からの反射光信号に基
づいて、光ディスク5に記録されているエンボスピット
やマークに対応するRF信号を生成して記録再生回路2
9に出力する。さらに、光学ヘッド回路28は、記録再
生時において、光ピックアップ27からの反射光信号に
基づいて、フォーカスエラー信号、およびトラッキング
エラー信号を生成してサーボ回路25に出力し、pp(p
ush pull)信号を生成してウォブル回路32に出力す
る。
制御に基づき、記録時において、変復調回路30からの
2値化信号を記録補償して光学ヘッド回路28に供給す
る。さらに、記録再生回路29は、再生時において、光
学ヘッド回路28からのRF信号を2値化データに変換
し、変復調回路30に供給する。
御に基づき、記録時において、エラー訂正回路31から
入力されるエラー訂正符号付きの記録データを変調し、
得られる2値化信号を記録再生回路29に出力する。ま
た、変復調回路30は、再生時において、記録再生回路
29からの2値化信号を復調し、得られる再生データを
エラー訂正回路31に出力する。
の制御に基づき、記録時において、AVインタフェース
23を介して外部のAV機器等から供給される記録デー
タにECC(Error Correction Code)を付加して変復調回路
30に出力する。また、エラー訂正回路31は、再生時
において、変復調回路30から入力される再生データの
誤りをECCに基づいて訂正し、AVインタフェース23
を介して外部のAV機器等に出力する。
から入力されるpp信号に基づき、グルーブのウォブル
に対応するウォブル信号(ノイズ成分が含まれるMSK変
調信号)を生成して復調し、得られるアドレス情報(同
期信号、アドレスデータ、およびエラー訂正符号)をア
ドレスデコーダ・タイミングジェネレータ(DEC・TG)33
に出力する。
タ33は、ウォブル回路32から入力されるアドレス情
報から、シンクパートに含まれる4種類のシンクユニッ
トパターンのうち、少なくとも1つを検出することによ
ってシンクパートの位置を検知し、それに続くデータパ
ートのアドレスデータおよびそのエラー訂正符号を用い
てアドレスを生成し、制御回路21に出力する。また、
アドレスデコーダ・タイミングジェネレータ33は、検
知したシンクパートに基づいてタイミング信号を生成
し、制御回路21を介して光ディスクドライブの各回路
に供給する。
調してアドレス情報を復元する処理について図14およ
び図15を参照して説明する。
られている場合について説明する。図14(A)に示す
ような元のデータであるアドレス情報は、プリエンコー
ドとして差動符号化により、図14(B)に示すような
信号となされ、MSK変調によって、図14(C)に示す
ようなMSK変調信号(DMSK変調信号)として光ディスク
5に記録されている。
らウォブル信号(ノイズ成分を含むDMSK変調信号)が生
成され、そこから図14(D)に示すようなキャリア信
号が抽出される。さらに、ウォブル回路32において
は、ウォブル信号にキャリア信号が乗算されて、図14
(E)に示すようなDemod out信号が生成され、内蔵さ
れるローパスフィルタ等によってノイズ成分が除去され
て図14(F)に示すようなLPF out信号が生成され
る。
パスフィルタ(27タップ、FIR)の係数は、以下のと
おりである。サンプリング周波数は、ウォブル周波数の
8倍である。 -0.000640711 -0.000865006 0.001989255 0.009348803 0.020221675 0.03125 0.040826474 0.050034929 0.05852149 0.065960023 0.072064669 0.076600831 0.079394185 0.080337385、センタ 0.079394185 0.076600831 0.072064669 0.065960023 0.05852149 0.050034929 0.040826474 0.03125 0.020221675 0.009348803 0.001989255 -0.000865006 -0.000640711
信号が2値化されて、図14(G)に示すようなDemod
dataが得られ、それがNRZ変換されて、図14(H)に
示すような信号(プリエンコードされたアドレス情報デ
ータ)が復元される。
ている場合について説明する。図14(A)に示したよ
うな元のデータであるアドレス情報は、プリエンコード
として差動符号化により、図15(A)に示すような信
号とされ、ガウスフィルタ(Gausian Filter)を透過させ
ることによって図15(B)に示すようなMod dataとさ
れ、さらに、DMSK変調により、図15(C)に示すよう
なMSK変調信号(GDMSK変調信号)として光ディスク5に
記録されている。
らウォブル信号(ノイズ成分を含むGDMSK変調信号)が
生成され、そこから図15(D)に示すようなキャリア
信号が抽出される。さらに、ウォブル回路32において
は、ウォブル信号にキャリア信号が乗算されて、図15
(E)に示すようなDemod out信号が生成され、内蔵さ
れるローパスフィルタ等によってノイズ成分が除去され
て図15(F)に示すようなLPF out信号が生成され
る。
信号が2値化されて、図15(G)に示すようなDemod
dataが得られ、それがNRZ変換されて、図15(H)に
示すような信号(プリエンコードされたアドレス情報デ
ータ)が復元される。
イブによれば、シンクパートに含まれる4種類のシンク
ユニットパターンのうち、少なくとも1つを検出するこ
とによってシンクパートの位置を検知することができ
る。これにより、シンクパートに続くデータパートのア
ドレスデータおよびそのエラー訂正符号を取得すること
ができ、それらを用いてアドレスを生成することができ
るので、記録再生時のアドレスエラーレートを改善する
ことができ、かつ、光ディスク5の任意のアドレスに素
早く正確にアクセスすることができるようになる。
ち、第2の信号は、第1の信号(キャリア信号)に対し
て1.5倍の周波数であるので、ウォブル回路32にお
いて検出すべき周波数の範囲は非常に狭い。よって、再
生時の再生帯域幅を狭くすることができる。さらに、S
/Nを向上させることできてアドレスのエラーレートを
改善することができる。
く、あらゆる種類のディスク媒体にアドレス情報を記録
し、それを再生する場合に適用することが可能である。
り実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行
させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより
実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプロ
グラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコン
ピュータ、または、各種のプログラムをインストールす
ることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば
汎用のパーソナルコンピュータなどに、記録媒体からイ
ンストールされる。
ピュータとは別に、ユーザにプログラムを提供するため
に配布される、プログラムが記録されている磁気ディス
ク8(フロッピディスクを含む)、光ディスク9(CD-R
OM(Compact Disc-Read OnlyMemory)、DVD(Digital Vers
atile Disc)を含む)、光磁気ディスク10(MD(Mini
Disc)を含む)、もしくは半導体メモリ11などよりな
るパッケージメディアにより構成されるだけでなく、コ
ンピュータに予め組み込まれた状態でユーザに提供され
る、プログラムが記録されているROMやハードディスク
などで構成される。
されるプログラムを記述するステップは、記載された順
序に従って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずし
も時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に
実行される処理をも含むものである。
方法、並びに第1のプログラムによれば、複数のシンク
ユニットパターンを含む同期信号、アドレスデータ、お
よびアドレスデータのエラー訂正符号から構成されるア
ドレス情報に対応してキャリア信号をMSK変調してMSK変
調信号を生成し、スパイラル状であって、かつ、生成さ
れたMSK変調信号に対応してウォブリングさせたグルー
ブをディスク媒体に形成するようにしたので、同期信号
の位置を正確に検知できるようなアドレス情報をディス
ク媒体に記録することが可能となる。
に第2のプログラムによれば、生成したウォブル信号か
らノイズ成分を除去してMSK変調信号を抽出し、抽出し
たMSK変調信号を復調して複数のシンクユニットパター
ンを含む同期信号、アドレスデータ、およびアドレスデ
ータのエラー訂正符号から構成されるアドレス情報を復
元するようにしたので、任意のアドレスに素早く正確に
アクセスすることが可能となる。
スパイラル状であって、かつ、複数のシンクユニットパ
ターンを含む同期信号、アドレスデータ、およびアドレ
スデータのエラー訂正符号から構成されるアドレス情報
に対応するMSK変調信号に対応してウォブリングされた
グルーブが形成されているので、任意のアドレスに素早
く正確にアクセスすることが可能となる。
の構成例を示すブロック図である。
明するための図である。
である。
るための図である。
る。
(ADIP)の構造を示す図である。
る。
トパターンを示す図である。
る。
る。
明するための図である。
するフローチャートである。
ディスクドライブの構成例を示すブロック図である。
する処理を説明するための図である。
調する処理を説明するための図である。
変調部, 4 ウォブル形成部, 5 光ディスク,
6 制御部, 7 ドライブ, 8 磁気ディスク,
9 光ディスク, 10 光磁気ディスク, 11
半導体メモリ,21 制御回路, 22 記録媒体,
32 ウォブル回路
Claims (15)
- 【請求項1】 ディスク媒体にアドレス情報を記録する
記録装置において、 複数のシンクユニットパターンを含む同期信号、アドレ
スデータ、および前記アドレスデータのエラー訂正符号
から構成される前記アドレス情報を発生する発生手段
と、 前記発生手段が発生した前記アドレス情報に対応してキ
ャリア信号をMSK変調し、MSK変調信号を生成する変調手
段と、 スパイラル状であって、かつ、前記変調手段が生成した
前記MSK変調信号に対応してウォブリングさせたグルー
ブを前記ディスク媒体に形成する形成手段とを含むこと
を特徴とする記録装置。 - 【請求項2】 前記ディスク媒体は、光ディスクである
ことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。 - 【請求項3】 前記変調手段は、前記発生手段が発生し
た前記アドレス情報に対応して前記キャリア信号をMSK
変調し、無変調部分と変調部分からなる前記MSK変調信
号を生成することを特徴とする請求項1に記載の記録装
置。 - 【請求項4】 前記MSK変調信号の前記無変調部分の周
波数は、前記キャリア信号の周波数と同一であり、 前記MSK変調信号の前記変調部分の周波数は、前記キャ
リア信号の周波数の1.5倍であることを特徴とする請
求項2に記載の記録装置。 - 【請求項5】 前記変調手段は、前記アドレス情報の1
ビットのデータ”0”に対応して、前記無変調部分と前
記変調部分が第1の順序で配置された前記MSK変調信号
を生成し、前記アドレス情報の1ビットのデータ”1”
に対応して、前記無変調部分と前記変調部分が第2の順
序で配置された第2のパターンの前記MSK変調信号を生
成することを特徴とする請求項2に記載の記録装置。 - 【請求項6】 ディスク媒体にアドレス情報を記録する
記録装置の記録方法において、 複数のシンクユニットパターンを含む同期信号、アドレ
スデータ、および前記アドレスデータのエラー訂正符号
から構成される前記アドレス情報を発生する発生ステッ
プと、 前記発生ステップの処理で発生された前記アドレス情報
に対応してキャリア信号をMSK変調し、MSK変調信号を生
成する変調ステップと、 スパイラル状であって、かつ、前記変調ステップの処理
で生成された前記MSK変調信号に対応してウォブリング
させたグルーブを前記ディスク媒体に形成する形成ステ
ップとを含むことを特徴とする記録方法。 - 【請求項7】 ディスク媒体にアドレス情報を記録する
記録用のプログラムであって、 複数のシンクユニットパターンを含む同期信号、アドレ
スデータ、および前記アドレスデータのエラー訂正符号
から構成される前記アドレス情報を発生する発生ステッ
プと、 前記発生ステップの処理で発生された前記アドレス情報
に対応してキャリア信号をMSK変調し、MSK変調信号を生
成する変調ステップと、 スパイラル状であって、かつ、前記変調ステップの処理
で生成された前記MSK変調信号に対応してウォブリング
させたグルーブを前記ディスク媒体に形成する形成ステ
ップとを含むことを特徴とするコンピュータが読み取り
可能なプログラムが記録されている記録媒体。 - 【請求項8】 ディスク媒体にアドレス情報を記録する
処理を制御するコンピュータに、 複数のシンクユニットパターンを含む同期信号、アドレ
スデータ、および前記アドレスデータのエラー訂正符号
から構成される前記アドレス情報を発生する発生ステッ
プと、 前記発生ステップの処理で発生された前記アドレス情報
に対応してキャリア信号をMSK変調し、MSK変調信号を生
成する変調ステップと、 スパイラル状であって、かつ、前記変調ステップの処理
で生成された前記MSK変調信号に対応してウォブリング
させたグルーブを前記ディスク媒体に形成する形成ステ
ップとを実行させるプログラム。 - 【請求項9】 ディスク媒体に形成されたグルーブのウ
ォブルに基づき、前記ディスク媒体のアドレスを再生す
る再生装置において、 前記ディスク媒体にレーザ光を照射する照射手段と、 前記ディスク媒体からの反射光を受光して、前記反射光
に対応する反射光信号を生成する受光手段と、 前記受光手段が生成した前記反射光信号に基づき、前記
グルーブの前記ウォブルに対応するウォブル信号を生成
する生成手段と、 前記生成手段が生成した前記ウォブル信号からノイズ成
分を除去して、MSK変調信号を抽出する抽出手段と、 前記MSK変調信号を復調して、複数のシンクユニットパ
ターンを含む同期信号、アドレスデータ、および前記ア
ドレスデータのエラー訂正符号から構成されるアドレス
情報を復元する復調手段と、 前記復調手段が復元した前記アドレス情報の前記同期信
号に含まれる複数の前記シンクユニットパターンのう
ち、少なくとも1つを検出する検出手段と、 前記検出手段が検出した前記シンクユニットパターンの
位置に基づき、前記アドレス情報から前記アドレスデー
タおよび前記アドレスデータの前記エラー訂正符号を取
得する取得手段と、 前記取得手段が取得した前記アドレスデータおよび前記
アドレスデータの前記エラー訂正符号を用いて前記アド
レスを再生する再生手段とを含むことを特徴とする再生
装置。 - 【請求項10】 前記ディスク媒体は、光ディスクであ
ることを特徴とする請求項9に記載の再生装置。 - 【請求項11】 ディスク媒体に形成されたグルーブの
ウォブルに基づき、前記ディスク媒体のアドレスを再生
する再生装置の再生方法において、 前記ディスク媒体にレーザ光を照射する照射ステップ
と、 前記ディスク媒体からの反射光を受光して、前記反射光
に対応する反射光信号を生成する受光ステップと、 前記受光ステップの処理で生成された前記反射光信号に
基づき、前記グルーブの前記ウォブルに対応するウォブ
ル信号を生成する生成ステップと、 前記生成ステップの処理で生成された前記ウォブル信号
からノイズ成分を除去して、MSK変調信号を抽出する抽
出ステップと、 前記MSK変調信号を復調して、複数のシンクユニットパ
ターンを含む同期信号、アドレスデータ、および前記ア
ドレスデータのエラー訂正符号から構成されるアドレス
情報を復元する復調ステップと、 前記復調ステップの処理で復元された前記アドレス情報
の前記同期信号に含まれる複数の前記シンクユニットパ
ターンのうち、少なくとも1つを検出する検出ステップ
と、 前記検出ステップの処理で検出された前記シンクユニッ
トパターンの位置に基づき、前記アドレス情報から前記
アドレスデータおよび前記アドレスデータの前記エラー
訂正符号を取得する取得ステップと、 前記取得ステップの処理で取得された前記アドレスデー
タおよび前記アドレスデータの前記エラー訂正符号を用
いて前記アドレスを再生する再生ステップとを含むこと
を特徴とする再生方法。 - 【請求項12】 ディスク媒体に形成されたグルーブの
ウォブルに基づき、前記ディスク媒体のアドレスを再生
する再生用のプログラムであって、 前記ディスク媒体にレーザ光を照射する照射ステップ
と、 前記ディスク媒体からの反射光を受光して、前記反射光
に対応する反射光信号を生成する受光ステップと、 前記受光ステップの処理で生成された前記反射光信号に
基づき、前記グルーブの前記ウォブルに対応するウォブ
ル信号を生成する生成ステップと、 前記生成ステップの処理で生成された前記ウォブル信号
からノイズ成分を除去して、MSK変調信号を抽出する抽
出ステップと、 前記MSK変調信号を復調して、複数のシンクユニットパ
ターンを含む同期信号、アドレスデータ、および前記ア
ドレスデータのエラー訂正符号から構成されるアドレス
情報を復元する復調ステップと、 前記復調ステップの処理で復元された前記アドレス情報
の前記同期信号に含まれる複数の前記シンクユニットパ
ターンのうち、少なくとも1つを検出する検出ステップ
と、 前記検出ステップの処理で検出された前記シンクユニッ
トパターンの位置に基づき、前記アドレス情報から前記
アドレスデータおよび前記アドレスデータの前記エラー
訂正符号を取得する取得ステップと、 前記取得ステップの処理で取得された前記アドレスデー
タおよび前記アドレスデータの前記エラー訂正符号を用
いて前記アドレスを再生する再生ステップとを含むこと
を特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラム
が記録されている記録媒体。 - 【請求項13】 ディスク媒体に形成されたグルーブの
ウォブルに基づき、前記ディスク媒体のアドレスを再生
する処理を制御するコンピュータに、 前記ディスク媒体にレーザ光を照射する照射ステップ
と、 前記ディスク媒体からの反射光を受光して、前記反射光
に対応する反射光信号を生成する受光ステップと、 前記受光ステップの処理で生成された前記反射光信号に
基づき、前記グルーブの前記ウォブルに対応するウォブ
ル信号を生成する生成ステップと、 前記生成ステップの処理で生成された前記ウォブル信号
からノイズ成分を除去して、MSK変調信号を抽出する抽
出ステップと、 前記MSK変調信号を復調して、複数のシンクユニットパ
ターンを含む同期信号、アドレスデータ、および前記ア
ドレスデータのエラー訂正符号から構成されるアドレス
情報を復元する復調ステップと、 前記復調ステップの処理で復元された前記アドレス情報
の前記同期信号に含まれる複数の前記シンクユニットパ
ターンのうち、少なくとも1つを検出する検出ステップ
と、 前記検出ステップの処理で検出された前記シンクユニッ
トパターンの位置に基づき、前記アドレス情報から前記
アドレスデータおよび前記アドレスデータの前記エラー
訂正符号を取得する取得ステップと、 前記取得ステップの処理で取得された前記アドレスデー
タおよび前記アドレスデータの前記エラー訂正符号を用
いて前記アドレスを再生する再生ステップとを実行させ
るプログラム。 - 【請求項14】 スパイラル状であって、かつ、複数の
シンクユニットパターンを含む同期信号、アドレスデー
タ、およびアドレスデータのエラー訂正符号から構成さ
れるアドレス情報に対応するMSK変調信号に対応してウ
ォブリングされたグルーブが形成されていることを特徴
とするディスク媒体。 - 【請求項15】 前記ディスク媒体は、光ディスクであ
ることを特徴とする請求項14に記載のディスク媒体。
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