JP2002351347A - 携帯情報機器 - Google Patents
携帯情報機器Info
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- JP2002351347A JP2002351347A JP2001159401A JP2001159401A JP2002351347A JP 2002351347 A JP2002351347 A JP 2002351347A JP 2001159401 A JP2001159401 A JP 2001159401A JP 2001159401 A JP2001159401 A JP 2001159401A JP 2002351347 A JP2002351347 A JP 2002351347A
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- liquid crystal
- panel frame
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-
- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09F—DISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
- G09F9/00—Indicating arrangements for variable information in which the information is built-up on a support by selection or combination of individual elements
- G09F9/30—Indicating arrangements for variable information in which the information is built-up on a support by selection or combination of individual elements in which the desired character or characters are formed by combining individual elements
- G09F9/301—Indicating arrangements for variable information in which the information is built-up on a support by selection or combination of individual elements in which the desired character or characters are formed by combining individual elements flexible foldable or roll-able electronic displays, e.g. thin LCD, OLED
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Electric Clocks (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ケース内の空間を有効利用してコンパクト化
すること。 【解決手段】 第一パネル枠４と第二パネル枠５により
ＥＬパネル３と共にフィルム液晶装置２を挟持し、ケー
ス６内に固定する。回路ブロック１は、フィルム液晶装
置２の湾曲形状の内側領域に位置するように、第一パネ
ル枠４の下面の引掛け部４６により固定する。これによ
りケース６内の空間を有効利用して、携帯情報機器をコ
ンパクト化する。
すること。 【解決手段】 第一パネル枠４と第二パネル枠５により
ＥＬパネル３と共にフィルム液晶装置２を挟持し、ケー
ス６内に固定する。回路ブロック１は、フィルム液晶装
置２の湾曲形状の内側領域に位置するように、第一パネ
ル枠４の下面の引掛け部４６により固定する。これによ
りケース６内の空間を有効利用して、携帯情報機器をコ
ンパクト化する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、フィルム液晶装
置や有機ＥＬ（electroluminescent）ディスプレイ等の
湾曲可能な表示装置を用い、大画面表示を行うと共に見
切りからケース外径までの幅をコンパクトにできる携帯
情報機器に関する。
置や有機ＥＬ（electroluminescent）ディスプレイ等の
湾曲可能な表示装置を用い、大画面表示を行うと共に見
切りからケース外径までの幅をコンパクトにできる携帯
情報機器に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年では硬質ガラス基板を用いたものの
他、自由に折り曲げ可能なフィルム液晶装置が普及し始
めており、このようなフィルム液晶装置を電子時計など
の携帯情報機器に適用する例も提案されている。このよ
うなフィルム液晶装置を用いるものとしては、例えば特
開平６−１６０８２０号公報に開示の実装構造を挙げる
ことができる。また、最近ではデザイン上の観点から表
示部分が湾曲した矩形状や変形した楕円形状などの形状
のもの、多機能表示を実現する観点から大画面表示を行
うものが人気を集めており、将来的には複雑な形状をし
且つ大画面の表示装置が普及するものと考えられる。さ
らに、このような表示装置を実現するに当たり、フィル
ム液晶装置の他に有機ＥＬディスプレイが注目されてい
る。
他、自由に折り曲げ可能なフィルム液晶装置が普及し始
めており、このようなフィルム液晶装置を電子時計など
の携帯情報機器に適用する例も提案されている。このよ
うなフィルム液晶装置を用いるものとしては、例えば特
開平６−１６０８２０号公報に開示の実装構造を挙げる
ことができる。また、最近ではデザイン上の観点から表
示部分が湾曲した矩形状や変形した楕円形状などの形状
のもの、多機能表示を実現する観点から大画面表示を行
うものが人気を集めており、将来的には複雑な形状をし
且つ大画面の表示装置が普及するものと考えられる。さ
らに、このような表示装置を実現するに当たり、フィル
ム液晶装置の他に有機ＥＬディスプレイが注目されてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、表示装
置を湾曲させ更に大画面で構成した場合、湾曲させた
分、ケース内において容積をとってしまうので携帯情報
機器が大きくなるという問題点があった。特にムーブメ
ントや電子回路等が表示装置と略同寸法の矩形基板上に
構成されている場合は、このムーブメント等と表示装置
とを収納するために更に携帯情報機器が大型化すること
になる。
置を湾曲させ更に大画面で構成した場合、湾曲させた
分、ケース内において容積をとってしまうので携帯情報
機器が大きくなるという問題点があった。特にムーブメ
ントや電子回路等が表示装置と略同寸法の矩形基板上に
構成されている場合は、このムーブメント等と表示装置
とを収納するために更に携帯情報機器が大型化すること
になる。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記のような観点から、
この発明は、回路ブロックと、湾曲することができる表
示装置と、前記表示装置を湾曲させた状態で保持する保
持部材とを備え、前記保持部材により形成した湾曲形状
の内部領域に前記回路ブロックを位置させた携帯情報機
器である。このように、湾曲形状の内部領域に回路ブロ
ックを位置させるようにすれば、湾曲させたことにより
生じる空間を有効に利用できるので、携帯情報機器をコ
ンパクト化することができる。また、この発明は、回路
ブロックの全部のみならず、一部が前記内部領域に位置
する場合でも携帯情報機器をコンパクト化できる。
この発明は、回路ブロックと、湾曲することができる表
示装置と、前記表示装置を湾曲させた状態で保持する保
持部材とを備え、前記保持部材により形成した湾曲形状
の内部領域に前記回路ブロックを位置させた携帯情報機
器である。このように、湾曲形状の内部領域に回路ブロ
ックを位置させるようにすれば、湾曲させたことにより
生じる空間を有効に利用できるので、携帯情報機器をコ
ンパクト化することができる。また、この発明は、回路
ブロックの全部のみならず、一部が前記内部領域に位置
する場合でも携帯情報機器をコンパクト化できる。
【０００５】また、この発明は、前記表示装置と前記回
路ブロックにおける基板との距離が前記基板の中央部と
端部で異なり、前記表示装置と前記基板の前記中央部と
の距離が前記表示装置と前記基板の前記端部との距離よ
りも長い携帯情報機器である。このようにすることで、
回路ブロックを構成する部品のうち、背の高い部品を基
板の中央に、背の低い部品を基板の端に実装することが
でき、回路ブロックを全体的に山形にできるから、前記
湾曲形状の内部領域に回路ブロックを位置させやすく、
より空間を有効利用して携帯情報機器をコンパクト化す
ることができる。なお、背の高い部品を寝かせることで
低くできる場合は背の低い部品に分類し、それを寝かせ
ず用いる場合は背の高い部品に分類する。
路ブロックにおける基板との距離が前記基板の中央部と
端部で異なり、前記表示装置と前記基板の前記中央部と
の距離が前記表示装置と前記基板の前記端部との距離よ
りも長い携帯情報機器である。このようにすることで、
回路ブロックを構成する部品のうち、背の高い部品を基
板の中央に、背の低い部品を基板の端に実装することが
でき、回路ブロックを全体的に山形にできるから、前記
湾曲形状の内部領域に回路ブロックを位置させやすく、
より空間を有効利用して携帯情報機器をコンパクト化す
ることができる。なお、背の高い部品を寝かせることで
低くできる場合は背の低い部品に分類し、それを寝かせ
ず用いる場合は背の高い部品に分類する。
【０００６】また、この発明は、さらに、前記回路ブロ
ックおよび前記保持部材により保持した前記表示装置を
収納するケースを有し、前記回路ブロックおよび前記表
示装置を前記ケースの上側から組み込む帯情報機器であ
る。回路ブロックおよび保持部材により保持した表示装
置を上側から組み込み収納するための段付きケースを有
することで、機器構成を簡単化でき且つ組立作業を簡略
化できる。
ックおよび前記保持部材により保持した前記表示装置を
収納するケースを有し、前記回路ブロックおよび前記表
示装置を前記ケースの上側から組み込む帯情報機器であ
る。回路ブロックおよび保持部材により保持した表示装
置を上側から組み込み収納するための段付きケースを有
することで、機器構成を簡単化でき且つ組立作業を簡略
化できる。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、この発明につき図面を参照
しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこ
の発明が限定されるものではない。
しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこ
の発明が限定されるものではない。
【０００８】（実施の形態１）図１は、この発明の実施
の形態１にかかる携帯情報機器を示す断面構成図であ
る。図２は、図１に示した携帯情報機器の組立図であ
る。この携帯情報機器１００は、水晶振動子や分周回路
などを有する回路ブロック１と、変形した楕円形状のフ
ィルム液晶装置２と、フィルム液晶装置２のバックライ
トとなるＥＬパネル３と、フィルム液晶装置２およびＥ
Ｌパネル３を保持する第一パネル枠４および第二パネル
枠５と、これらを収納するケース６とを備えている。フ
ィルム液晶装置２は、図示しない導通部材によって回路
ブロック１と電気的に接続されている。
の形態１にかかる携帯情報機器を示す断面構成図であ
る。図２は、図１に示した携帯情報機器の組立図であ
る。この携帯情報機器１００は、水晶振動子や分周回路
などを有する回路ブロック１と、変形した楕円形状のフ
ィルム液晶装置２と、フィルム液晶装置２のバックライ
トとなるＥＬパネル３と、フィルム液晶装置２およびＥ
Ｌパネル３を保持する第一パネル枠４および第二パネル
枠５と、これらを収納するケース６とを備えている。フ
ィルム液晶装置２は、図示しない導通部材によって回路
ブロック１と電気的に接続されている。
【０００９】図３は、図１に示した第一パネル枠を示す
斜視図であり、図４は、図１に示した第二パネル枠を示
す斜視図である。フィルム液晶装置２は、ＥＬパネル３
と共に第一パネル枠４と第二パネル枠５との間に挟み込
まれ固定される。フィルム液晶装置２には、その周縁で
あって且つ湾曲させたときに曲面頂部となる部分に突起
部２１が設けられており、この突起部２１が第一パネル
枠４の溝部４１に嵌合することによって第一パネル枠４
に対してフィルム液晶装置２を係合し位置決めすること
ができる。なお、上記構成は、湾曲保持するときに位置
決めしにくい非対称形状のフィルム液晶装置２に好適で
あり、例えばだるま形状、三日月形状などのフィルム液
晶装置にも適用できる。
斜視図であり、図４は、図１に示した第二パネル枠を示
す斜視図である。フィルム液晶装置２は、ＥＬパネル３
と共に第一パネル枠４と第二パネル枠５との間に挟み込
まれ固定される。フィルム液晶装置２には、その周縁で
あって且つ湾曲させたときに曲面頂部となる部分に突起
部２１が設けられており、この突起部２１が第一パネル
枠４の溝部４１に嵌合することによって第一パネル枠４
に対してフィルム液晶装置２を係合し位置決めすること
ができる。なお、上記構成は、湾曲保持するときに位置
決めしにくい非対称形状のフィルム液晶装置２に好適で
あり、例えばだるま形状、三日月形状などのフィルム液
晶装置にも適用できる。
【００１０】フィルム液晶装置２は直線部と円弧部を組
み合わせた略楕円形状をしており、シリンダー面状に湾
曲して組み込む際にその形状に応じた複雑な応力が作用
してフィルム液晶装置２に平面的なズレを生じさせる
が、突起部２１と溝部４１によって位置決めすることに
より、前記平面的なズレを防止して所定の位置にフィル
ム液晶装置２を容易に組込むことが可能になる。組込み
の際は、この突起部２１を支持した状態でフィルム液晶
装置２を湾曲させればよい。かかる構成によって、組込
んだときのアクティブエリアの位置ずれを防止すること
ができる。
み合わせた略楕円形状をしており、シリンダー面状に湾
曲して組み込む際にその形状に応じた複雑な応力が作用
してフィルム液晶装置２に平面的なズレを生じさせる
が、突起部２１と溝部４１によって位置決めすることに
より、前記平面的なズレを防止して所定の位置にフィル
ム液晶装置２を容易に組込むことが可能になる。組込み
の際は、この突起部２１を支持した状態でフィルム液晶
装置２を湾曲させればよい。かかる構成によって、組込
んだときのアクティブエリアの位置ずれを防止すること
ができる。
【００１１】また、第一パネル枠４および第二パネル枠
５は、フィルム液晶装置２の形状に合わせた環状になっ
ており、特に第一パネル枠４には、フィルム液晶装置２
およびＥＬパネル３を嵌め込むための段部４２が形成さ
れている。一方、第二パネル枠５は、板状であって且つ
環状の湾曲形状となる。また、第一パネル枠４の周縁に
は第二パネル枠５を固定するための突起４３が設けられ
ている。この突起４３は第二パネル枠５の固定穴５１に
挿入し、締まりばめ又は熱カシメ等により固定する。こ
れによって、第一パネル枠４と第二パネル枠５とを図５
の平面図に示すように固定することができる。また、第
一パネル枠４は、ケース６に段形成された取付部６１に
嵌め込まれて固定される。
５は、フィルム液晶装置２の形状に合わせた環状になっ
ており、特に第一パネル枠４には、フィルム液晶装置２
およびＥＬパネル３を嵌め込むための段部４２が形成さ
れている。一方、第二パネル枠５は、板状であって且つ
環状の湾曲形状となる。また、第一パネル枠４の周縁に
は第二パネル枠５を固定するための突起４３が設けられ
ている。この突起４３は第二パネル枠５の固定穴５１に
挿入し、締まりばめ又は熱カシメ等により固定する。こ
れによって、第一パネル枠４と第二パネル枠５とを図５
の平面図に示すように固定することができる。また、第
一パネル枠４は、ケース６に段形成された取付部６１に
嵌め込まれて固定される。
【００１２】また、フィルム液晶装置２は、その周縁を
第一パネル枠４および第二パネル枠５によって保持され
ており、特に第一パネル枠４の中央面４４はその周囲の
段部４２よりも若干低くなり、当該フィルム液晶装置２
の下面を非接触状態としている。フィルム液晶装置２は
湾曲させた状態で鞍状に変形するが、フィルム液晶装置
２の下面を非接触で保持しているので、中央部分と周縁
部分とで発生するギャップ差を抑制できる。このため、
フィルム液晶装置２の中央部分で液晶表示が見え難くな
るのを防止でき、更に組込み時あるいは使用時にフィル
ム液晶装置を傷つけることがない。
第一パネル枠４および第二パネル枠５によって保持され
ており、特に第一パネル枠４の中央面４４はその周囲の
段部４２よりも若干低くなり、当該フィルム液晶装置２
の下面を非接触状態としている。フィルム液晶装置２は
湾曲させた状態で鞍状に変形するが、フィルム液晶装置
２の下面を非接触で保持しているので、中央部分と周縁
部分とで発生するギャップ差を抑制できる。このため、
フィルム液晶装置２の中央部分で液晶表示が見え難くな
るのを防止でき、更に組込み時あるいは使用時にフィル
ム液晶装置を傷つけることがない。
【００１３】つぎに、この携帯情報機器１００では、フ
ィルム液晶装置２を湾曲させて第一パネル枠４と第二パ
ネル枠５とで保持する構造とし、この湾曲した内側領域
（湾曲形状の弦Ｇの内側）に回路ブロック１を収めるよ
うにしている。回路ブロック１の基板１１は、その一辺
がフィルム液晶装置２の湾曲形状の弦長よりも短く、湾
曲軸方向の長さがフィルム液晶装置２と略同じとなる、
矩形基板である。回路ブロック１は、下面を第一パネル
枠４の引っ掛け部６４に固定され上面を押さえ部４７に
挟まれている。回路ブロック１の端部は第一パネル枠４
に設けた逃がし窓４５に入ることで、基板面積に僅かの
余裕を持たせられるようにしている。このように、湾曲
したフィルム液晶装置２の内側に回路ブロック１を収め
ることで、ケース６内の空間を有効利用し、携帯情報機
器全体を薄型化することができる。特にフィルム液晶装
置２の湾曲に合わせてケース６の裏ぶた８の位置が湾曲
形状の弦Ｇと面にできるから、腕等にフィットし易い形
状に沿うことができる。
ィルム液晶装置２を湾曲させて第一パネル枠４と第二パ
ネル枠５とで保持する構造とし、この湾曲した内側領域
（湾曲形状の弦Ｇの内側）に回路ブロック１を収めるよ
うにしている。回路ブロック１の基板１１は、その一辺
がフィルム液晶装置２の湾曲形状の弦長よりも短く、湾
曲軸方向の長さがフィルム液晶装置２と略同じとなる、
矩形基板である。回路ブロック１は、下面を第一パネル
枠４の引っ掛け部６４に固定され上面を押さえ部４７に
挟まれている。回路ブロック１の端部は第一パネル枠４
に設けた逃がし窓４５に入ることで、基板面積に僅かの
余裕を持たせられるようにしている。このように、湾曲
したフィルム液晶装置２の内側に回路ブロック１を収め
ることで、ケース６内の空間を有効利用し、携帯情報機
器全体を薄型化することができる。特にフィルム液晶装
置２の湾曲に合わせてケース６の裏ぶた８の位置が湾曲
形状の弦Ｇと面にできるから、腕等にフィットし易い形
状に沿うことができる。
【００１４】なお、回路ブロック１は、湾曲した内側領
域にその一部が位置することで上記効果を得ることがで
き、より好ましくは回路ブロック１全体が湾曲形状の弦
の内側領域に収納されるようにすることで、更なる薄型
化を図ることができる。また、回路ブロック１の形状は
矩形に限定されず、少なくとも湾曲した内側領域に位置
させ得る形状であればどのようなものでも構わない。
域にその一部が位置することで上記効果を得ることがで
き、より好ましくは回路ブロック１全体が湾曲形状の弦
の内側領域に収納されるようにすることで、更なる薄型
化を図ることができる。また、回路ブロック１の形状は
矩形に限定されず、少なくとも湾曲した内側領域に位置
させ得る形状であればどのようなものでも構わない。
【００１５】また、回路ブロック１のＩＣ等のように背
の高い部品１２であって寝かせて配置できないものは、
なるべく基板１１の中央に配置するのが好ましい。具体
的には、昇圧コイルなどを挙げることができる。このよ
うに、背の高い部品１２を中央に集め、両側に背の低い
部品１３を配置することで、回路ブロック１の上側が全
体的に略山形になるから、湾曲したフィルム液晶装置２
の内側領域に回路ブロック１を収めやすくなり、よりケ
ース６を薄型化できる。また、第一パネル枠４の中央面
４４を完全に抜いた構造として、回路ブロック１上の空
間を稼ぐようにしてもよい。なお、同図では回路ブロッ
ク１を第一パネル枠４に固定しているが、裏ブタ８に固
定するようにしてもよい。
の高い部品１２であって寝かせて配置できないものは、
なるべく基板１１の中央に配置するのが好ましい。具体
的には、昇圧コイルなどを挙げることができる。このよ
うに、背の高い部品１２を中央に集め、両側に背の低い
部品１３を配置することで、回路ブロック１の上側が全
体的に略山形になるから、湾曲したフィルム液晶装置２
の内側領域に回路ブロック１を収めやすくなり、よりケ
ース６を薄型化できる。また、第一パネル枠４の中央面
４４を完全に抜いた構造として、回路ブロック１上の空
間を稼ぐようにしてもよい。なお、同図では回路ブロッ
ク１を第一パネル枠４に固定しているが、裏ブタ８に固
定するようにしてもよい。
【００１６】また、上記構成は携帯情報機器のみなら
ず、携帯電話、携帯型音楽録再装置、デジタルカメラ、
携帯ゲーム機などに適用することができる。表示装置は
フィルム液晶以外にも、有機ＥＬや柔軟性のある薄膜ト
ランジスタで表示させるもの等でもよい。
ず、携帯電話、携帯型音楽録再装置、デジタルカメラ、
携帯ゲーム機などに適用することができる。表示装置は
フィルム液晶以外にも、有機ＥＬや柔軟性のある薄膜ト
ランジスタで表示させるもの等でもよい。
【００１７】（実施の形態２）図６は、この発明の実施
の形態２にかかる携帯情報機器を示す断面図である。こ
の携帯情報機器２００は、一部のみが湾曲した形状とな
るように第一パネル枠２０１および第二パネル枠２０２
でフィルム液晶装置２を保持したものである。その他は
上記実施の形態１と同様であるからその説明を省略す
る。この携帯情報機器２００では、一部湾曲した部分の
内側領域（湾曲形状の弦Ｇ２の内側）に回路ブロック１
の一部を位置させることで、ケース２０６内の空間を有
効利用し、携帯情報機器全体を薄型化することができ
る。
の形態２にかかる携帯情報機器を示す断面図である。こ
の携帯情報機器２００は、一部のみが湾曲した形状とな
るように第一パネル枠２０１および第二パネル枠２０２
でフィルム液晶装置２を保持したものである。その他は
上記実施の形態１と同様であるからその説明を省略す
る。この携帯情報機器２００では、一部湾曲した部分の
内側領域（湾曲形状の弦Ｇ２の内側）に回路ブロック１
の一部を位置させることで、ケース２０６内の空間を有
効利用し、携帯情報機器全体を薄型化することができ
る。
【００１８】なお、図中点線で示すように、両端を湾曲
し中央が平面になるように第一パネル枠２０１および第
二パネル枠２０２でフィルム液晶装置２を保持した場合
であっても、その内側領域（湾曲形状の端部を繋ぐ線Ｇ
３の内側）に回路ブロック１を収めることで、ケース２
０６内の空間を有効利用して携帯情報機器全体を薄型化
できる。
し中央が平面になるように第一パネル枠２０１および第
二パネル枠２０２でフィルム液晶装置２を保持した場合
であっても、その内側領域（湾曲形状の端部を繋ぐ線Ｇ
３の内側）に回路ブロック１を収めることで、ケース２
０６内の空間を有効利用して携帯情報機器全体を薄型化
できる。
【００１９】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の携帯情
報機器では、回路ブロックと、湾曲することができる表
示装置と、前記表示装置を湾曲させた状態で保持する保
持部材とを備え、保持部材により形成した湾曲形状の内
部領域に回路ブロックを位置させるようにしたので、携
帯情報機器をコンパクト化できる。
報機器では、回路ブロックと、湾曲することができる表
示装置と、前記表示装置を湾曲させた状態で保持する保
持部材とを備え、保持部材により形成した湾曲形状の内
部領域に回路ブロックを位置させるようにしたので、携
帯情報機器をコンパクト化できる。
【００２０】また、この発明の携帯情報機器では、回路
ブロックを構成する部品のうち、背の高い部品を基板の
中央に、背の低い部品を基板の端に実装することで、湾
曲形状の内部領域に回路ブロックを位置させやすくし、
携帯情報機器を更にコンパクト化することができる。
ブロックを構成する部品のうち、背の高い部品を基板の
中央に、背の低い部品を基板の端に実装することで、湾
曲形状の内部領域に回路ブロックを位置させやすくし、
携帯情報機器を更にコンパクト化することができる。
【００２１】また、この発明の携帯情報機器では、更に
回路ブロックおよび保持部材により保持した表示装置を
上側から組み込み収納するための段付きケースを有する
ことで、機器構成を簡単化でき且つ組立作業を簡略化で
きる。
回路ブロックおよび保持部材により保持した表示装置を
上側から組み込み収納するための段付きケースを有する
ことで、機器構成を簡単化でき且つ組立作業を簡略化で
きる。
【図１】この発明の実施の形態１にかかる携帯情報機器
を示す断面構成図である。
を示す断面構成図である。
【図２】図１に示した携帯情報機器の組立図である。
【図３】図１に示した第一パネル枠を示す斜視図であ
り、
り、
【図４】図１に示した第二パネル枠を示す斜視図であ
る。
る。
【図５】フィルム液晶装置を示す平面図である。
【図６】この発明の実施の形態２にかかる携帯情報機器
を示す断面図である。
を示す断面図である。
１００ 携帯情報機器 １ 回路ブロック ２ フィルム液晶装置 ３ ＥＬパネル ４ 第一パネル枠 ５ 第二パネル枠 ６ ケース ８ 裏ブタ ９ 外装ガラス １１ 基板 １２、１３ 部品 ２１ 突起部 ４１ 溝部 ４２ 段部 ４３ 突起 ４４ 中央面 ４５ 逃がし窓 ４６ 引掛け部 ４７ 押さえ部 ５１ 固定穴 ６１ 取付部
フロントページの続き Ｆターム(参考） 2F002 AA01 AA02 AB02 AB06 AC01 AC02 2H089 HA40 JA10 QA04 QA08 QA11 QA12 TA06 TA07 TA18 5G435 AA17 AA18 BB12 BB15 EE03 EE04 EE07 EE10 EE13 EE26 EE33 EE36 GG25 HH05 LL07
Claims (3)
- 【請求項１】 回路ブロックと、 湾曲することができる表示装置と、 前記表示装置を湾曲させた状態で保持する保持部材とを
備え、 前記保持部材により形成した湾曲形状の内部領域に前記
回路ブロックを位置させたことを特徴とする携帯情報機
器。 - 【請求項２】 前記表示装置と前記回路ブロックにおけ
る基板との距離が前記基板の中央部と端部で異なり、前
記表示装置と前記基板の前記中央部との距離が前記表示
装置と前記基板の前記端部との距離よりも長いことを特
徴とする請求項１に記載の携帯情報機器。 - 【請求項３】 さらに、前記回路ブロックおよび前記保
持部材により保持した前記表示装置を収納するケースを
有し、前記回路ブロックおよび前記表示装置を前記ケー
スの上側から組み込むことを特徴とする請求項１または
２に記載の携帯情報機器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001159401A JP2002351347A (ja) | 2001-05-28 | 2001-05-28 | 携帯情報機器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001159401A JP2002351347A (ja) | 2001-05-28 | 2001-05-28 | 携帯情報機器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002351347A true JP2002351347A (ja) | 2002-12-06 |
Family
ID=19002989
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001159401A Withdrawn JP2002351347A (ja) | 2001-05-28 | 2001-05-28 | 携帯情報機器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002351347A (ja) |
Cited By (10)
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