JP2002350178A - 基準位置設定装置 - Google Patents

基準位置設定装置

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JP2002350178A JP2001155094A JP2001155094A JP2002350178A JP 2002350178 A JP2002350178 A JP 2002350178A JP 2001155094 A JP2001155094 A JP 2001155094A JP 2001155094 A JP2001155094 A JP 2001155094A JP 2002350178 A JP2002350178 A JP 2002350178A
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で、取付部に対して相対的に移動
する可動部材を取り付ける際の基準位置を容易且つ確実
に設定し得る基準位置設定装置を提供する。 【解決手段】 測定対象に接続される可動部材(アーム
部材)に対し、その基準位置を固定部材5によって設定
する。固定部材5は、本体50と、アーム部材の移動方
向側の側面に形成された突起53から成り、アーム部材
の穴に密接して嵌合する外面を有し、穴の軸に平行にス
リット54が形成されている。更に、アーム部材の移動
方向と反対側に向けて突起の先端部が切除され、面取部
55が形成されている。而して、突起53がアーム部材
の穴に嵌合してアーム部材に係合するように配置され、
この状態でアーム部材の基準位置が設定され、その基準
位置で固定部材の本体が取付部に固定される。この後、
アーム部材が回転駆動されると、突起が容易に破断さ
れ、確実に除去される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は基準位置設定装置に
関し、取付部に対して相対的に移動する可動部材を、取
付部に取り付ける際に、基準位置を設定するための基準
位置設定装置に係る。特に、取付部に対して相対的に移
動する測定対象に可動部材を接続し、この可動部材の移
動に応じて信号を出力するセンサを、取付部に取り付け
る際に、基準位置を設定するための基準位置設定装置に
係り、例えば車両に装着する車高センサの基準位置設定
装置に適用される。
【0002】
【従来の技術】取付部に対して相対的に移動する測定対
象に可動部材を接続し、この可動部材の移動に応じて信
号を出力するセンサとしては、種々のセンサが知られて
いるが、例えば実公平4−21064号公報には、車両
に装着するセンサに関し、測定対象のアッパアーム又は
ロアアームに、ロッド部材とアーム部材からなるリンク
機構が接続され、可動部材たるアーム部材は取付部たる
ブラケットに対して回動するように支持され、固定部材
たるブロックによって基準位置を設定するように構成さ
れている。具体的には、外力で容易に切断される突状部
をリンク機構に係合させると共に、センサに固着された
突状部を有するブロック本体から成るブロックが配設さ
れている。例えば、実施例に記載のように、アーム部材
に形成された穴にブロックの突状部が嵌合するように構
成されている。而して、センサの取付時にはブロックの
突状部がアーム部材に係合した状態でリンク機構が固定
され、使用状態でブロックの突状部が切断され、センサ
のリンク機構は自由に回動することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記公報に記載のセン
サの取付装置によれば、使用状態でブロックの突状部が
切断されるように構成されているので、リンク機構は自
由に回動することができるが、実際のブロックの設計及
び組付けに当たっては種々の課題を解決する必要があ
る。例えば、突状部がブロック本体から切断される際
に、突状部のみでなくブロック本体の一部も破断する場
合には、その破断形態によってはセンサのアーム部材の
作動の妨げになるおそれもあり、その場合にはセンサを
交換して再度設定しなければならなくなる。
【0004】また、上記公報に記載のセンサの取付装置
において、アーム部材に形成した穴にブロックの突状部
が嵌合するように構成されている場合には、アーム部材
の穴の内面とブロックの突状部の外面との間に形成され
るクリアランスの管理を厳格に行なう必要がある。例え
ば、このクリアランスが小さすぎると、突状部がブロッ
ク本体から切断された後もアーム部材の穴に残置される
おそれがある。逆に、クリアランスが大きすぎると、ア
ーム部材の取付け位置のばらつきが大となるので適切な
基準位置の設定が困難となる。
【0005】ところで、上記のようなセンサの取付装置
に限らず、取付部に対して相対的に移動する可動部材
を、取付部に組み付けるときに、基準位置に仮止めする
ことが必要となる場合がある。例えば、ブレーキペダ
ル、クラッチペダル、アクセルペダル、足踏みパーキン
グブレーキ、パーキングブレーキレバー、ステアリング
ホイール等を車両に組付けるときの基準位置への仮止め
があるが、このような仮止めに際しても、有効な基準位
置設定装置が望まれる。
【0006】そこで、本発明は、取付部に対して相対的
に移動する可動部材を、取付部に取り付ける際の基準位
置を、容易且つ確実に設定し得る基準位置設定装置を提
供することを課題とする。
【0007】また、本発明は、取付部に対して相対的に
移動する測定対象に可動部材を接続し、この可動部材の
移動に応じて信号を出力するセンサを取付部に取り付け
る際に、固定部材によって基準位置を設定するセンサの
基準位置設定装置において、簡単な構成で、基準位置を
容易且つ確実に設定し得る基準位置設定装置を提供する
ことを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明は、請求項1に記載のように、取付部に対し
て相対的に移動する可動部材を、前記取付部に取り付け
る際に、前記可動部材に係合する突起を本体と一体的に
形成した固定部材を、前記可動部材に前記突起が係合し
た状態で前記可動部材の基準位置を設定して前記本体を
前記取付部に固定し、前記基準位置の設定後の前記可動
部材の移動によって前記突起を除去するように構成する
基準位置設定装置において、前記固定部材が、前記可動
部材の移動方向側の前記本体の側面に前記突起を形成す
ることとしたものである。
【0009】また、請求項2に記載のように、取付部に
対して相対的に移動する可動部材を、前記取付部に取り
付ける際に、前記可動部材に形成した穴に嵌合する突起
を本体と一体的に形成した固定部材を、前記可動部材の
穴に前記突起が嵌合した状態で前記可動部材の基準位置
を設定して前記本体を前記取付部に固定し、前記基準位
置の設定後の前記可動部材の移動によって前記突起を除
去するように構成する基準位置設定装置において、前記
固定部材の突起が、前記可動部材に形成した穴に密接し
て嵌合する外面を有すると共に、前記穴の軸に平行に形
成したスリットを有する構成としてもよい。而して、ス
リットによって突起は複数の部分に分割されることにな
るが、二分割に限るものではなく、三分割以上としても
よい。
【0010】上記請求項2に記載の前記固定部材は、請
求項3に記載のように、前記可動部材の移動方向側の前
記本体の側面に前記突起を形成することとしてもよい。
【0011】また、センサの基準位置設定装置に関して
は、請求項4に記載のように、取付部に対して相対的に
移動する測定対象に可動部材を接続し、該可動部材の移
動に応じて信号を出力するセンサを、前記取付部に取り
付ける際に、前記可動部材に係合する突起を本体と一体
的に形成した固定部材を、前記可動部材に前記突起が係
合した状態で前記可動部材の基準位置を設定して前記本
体を前記取付部に固定し、前記基準位置の設定後の前記
可動部材の移動によって前記突起を除去するように構成
する基準位置設定装置において、前記固定部材が、前記
可動部材の移動方向側の前記本体の側面に前記突起を形
成することとしたものである。
【0012】また、請求項5に記載のように、取付部に
対して相対的に移動する測定対象に可動部材を接続し、
該可動部材の移動に応じて信号を出力するセンサを、前
記取付部に取り付ける際に、前記可動部材に形成した穴
に嵌合する突起を本体と一体的に形成した固定部材を、
前記可動部材の穴に前記突起が嵌合した状態で前記可動
部材の基準位置を設定して前記本体を前記取付部に固定
し、前記基準位置の設定後の前記可動部材の移動によっ
て前記突起を除去するように構成する基準位置設定装置
において、前記固定部材の突起が、前記可動部材に形成
した穴に密接して嵌合する外面を有すると共に、前記穴
の軸に平行に形成したスリットを有する構成としてもよ
い。ここでも、スリットによって突起は複数の部分に分
割されることになるが、二分割に限るものではなく、三
分割以上としてもよい。
【0013】上記請求項5に記載の前記固定部材は、請
求項6に記載のように、前記可動部材の移動方向側の前
記本体の側面に前記突起を形成することとしてもよい。
【0014】また、上記請求項4又は6に記載の前記固
定部材は、請求項7に記載のように、前記本体の前記突
起との隣接部に脆弱部を形成することとしてもよい。
尚、この脆弱部は他の部分に比べて強度が劣る部分であ
り、溝、穴、薄肉部等、物理的に破断されやすい構造と
した部分のほか、例えば材質を部分的に破断されやすい
ものに変更するといった化学的処理を施した部分を含
む。
【0015】更に、各請求項に記載の前記固定部材を、
請求項8に記載のように、前記可動部材の移動方向と反
対側に向けて前記突起の軸方向寸法が漸次短くなるよう
に、前記突起の先端部を切除したものとするとよい。
尚、請求項7及び請求項8の構成を、請求項1乃至3の
基準位置設定装置に適用することとしてもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図5は本発明の一実施形態に供する
センサを示すもので、取付部たるハウジング1に、測定
対象(図示せず)に連結された回転軸3が支持され、こ
の回転軸3の端部に、可動部材たるアーム部材4の一端
部が固定され、他端部に穴41が形成されている。尚、
ハウジング1はステー2を介して例えば車体(図示せ
ず)に固定される。従って、センサを直接車体等に固定
することとしてもよく、その場合には車体等が取付部と
なる。あるいは、ハウジング1にブラケット(図示せ
ず)等を設け、これを取付部としてもよい。
【0017】更に、ハウジング1(又は車体等)には、
図1に示す固定部材5が固定されている。この固定部材
5は、本体50及びこれと一体的に形成された突起53
から成り、この突起53がアーム部材4の穴41に嵌合
してアーム部材4に係合するように配置され、穴41に
突起53が嵌合した状態でアーム部材4の基準位置が設
定され、その基準位置で固定部材5の本体50がハウジ
ング1に固定される。即ち、本体50には長穴51が形
成されており、この長穴51に挿通される螺子6によっ
て固定部材5がハウジング1に固定される。
【0018】本実施形態においては、固定部材5の突起
53は、アーム部材4の移動方向側(回転方向側)の本
体50の側面に形成されている。このため、本体50に
は支持部52が立設され、その側面に突起53が一体的
に形成されている。更に、本実施形態においては、固定
部材5の突起53は、アーム部材4の穴41(図5)に
密接して嵌合する外面を有し、穴41の軸に平行にスリ
ット54が形成されている。更に、アーム部材4の移動
方向(回転方向)と反対側に向けて突起53の軸方向寸
法が漸次短くなるように、突起53の先端部が切除(面
取)され、面取部55が形成されている。図1に示すよ
うに、本実施形態においては面取部55を二分するよう
にスリット54が形成されている。
【0019】上記のように基準位置が設定された後に、
アーム部材4が回転駆動されると、突起53が破断され
て除去される。この場合において、本実施形態において
は、突起53はアーム部材4の回転方向側の本体50の
側面に形成されているので、アーム部材4が回転駆動さ
れると、突起53は容易に破断される。そして、突起5
3の先端部には面取部55が形成されているので、破断
後の突起53は確実に除去される。この間の突起53の
破断及び除去の状況を図4を参照して以下に説明する。
尚、図4においてはアーム部材4の穴41と突起53と
の間のクリアランスが大きいが、これは説明を容易にす
るためであり、実際には基準位置の設定に最適なクリア
ランスに設定されている。
【0020】先ず、アーム部材4が回転駆動され、図4
の(A)に矢印で示すように、アーム部材4が図の右方
向に移動すると、突起53に対し(B)に示すように剪
断力が加えられる。更にアーム部材4が図の右方向に移
動すると、(C)に示すように突起53が破断し、本体
50と分離する。このとき、破断した突起53に対して
反力が作用するので、(D)に矢印で示すようにアーム
部材4の移動方向と逆方向に回転して、突起53の面取
部55の面がアーム部材4の穴41の内面と略平行にな
り、図4の(D)の下方に落下し、容易に除去される。
【0021】更に、本実施形態の突起53にはスリット
54が形成されており、突起53が破断する前は、適切
なクリアランスで突起53が穴41に嵌合するように、
突起53の外側寸法(外径)と穴41の内側寸法(内
径)の差は小さく設定されているのに対し、突起53が
破断すると、突起53の破断後の部材は内側(スリット
54側)に移動するため、突起53の破断後の部材の外
側寸法(外径)と穴41の内側寸法(内径)の差が大き
くなる。従って、突起53は穴41から容易に離脱し、
除去される。
【0022】図2は本発明の他の実施形態に供する固定
部材5を示すもので、図1の固定部材5と異なり、本体
50には図1の支持部52が立設されておらず、突起5
3は本体50の上面に形成されている。本実施形態の固
定部材5においても、アーム部材4が回転駆動される
と、突起53が破断され、破断後の突起53は上記(図
4)と同様に確実に除去される。尚、本実施形態の突起
53にはスリット54が形成されており、突起53と本
体50との接合部の面積は従来の円柱状の突起の場合に
比べて小であるので、容易に破断される。しかも、前述
のように、突起53が破断すると、突起53の破断後の
部材の外径と穴41の内径の差が大きくなるので、突起
53は穴41から容易に離脱し、除去される。
【0023】図3は本発明の更に他の実施形態に供する
固定部材5を示すもので、突起57は従来の突状部と同
様、円柱状に形成されているが、本体50には支持部5
2が立設され、その側面に突起57が一体的に形成され
ている。更に、本実施形態においては、本体50の突起
57と隣接する面、即ち支持部52の表面に溝56が形
成されている。このように、突起57は図1の固定部材
5と同様に回転方向側の側面に形成されているので、ア
ーム部材4が回転駆動されると、突起57は容易に破断
される。しかも、本実施形態においては、突起57と隣
接する支持部52の表面に溝56が形成されており、本
発明にいう脆弱部を構成しているので、一層容易に破断
される。尚、この溝56は図1の固定部材5の支持部5
2に形成するととしてもよい。
【0024】尚、上記の実施形態においては、突起5
3,57は円形断面を基本としているが、例えば楕円形
断面、あるいは異形断面を有する突起としてもよい。ま
た、上記の実施形態における可動部材は、回動するアー
ム部材4であるが、例えば往復運動をする可動部材を備
えたセンサに適用することもできる。従って、センサと
しては、従来の車高センサに限らず、種々の用途に供さ
れるセンサ、例えばブレーキペダルのストロークセンサ
等に適用することができる。
【0025】
【発明の効果】本発明は上述のように構成されているの
で以下に記載の効果を奏する。即ち、請求項1及び請求
項4に記載の基準位置設定装置においては、固定部材の
突起が、可動部材の回転方向側の本体の側面に形成され
ているので、可動部材の移動に応じて突起を容易且つ確
実に破断することができる。
【0026】また、請求項2及び請求項5に記載の基準
位置設定装置においては、固定部材の突起が、可動部材
に形成した穴に密接して嵌合する外面を有すると共に、
穴の軸に平行に形成したスリットを有する構成とされて
いるので、基準位置の設定に支障をきたすことなく、突
起と可動部材との間を適切なクリアランスに設定するこ
とができる。しかも、突起が破断すると、破断後の部材
はスリット側に移動するため、突起の破断後の部材の外
側寸法と穴の内側寸法の差が大きくなるので、破断後の
部材を確実に除去することができる。
【0027】更に、請求項3及び請求項6に記載のよう
に、可動部材の移動方向側の本体の側面に突起を形成す
る構成とすれば、可動部材の移動に応じて突起を容易且
つ確実に破断することができる。
【0028】更に、請求項7に記載のように、本体の突
起との隣接部に脆弱部を形成することとすれば、突起の
破断を一層容易且つ確実に行なうことができる。
【0029】また、請求項8に記載のように、可動部材
の移動方向と反対側に向けて突起の軸方向寸法が漸次短
くなるように、突起の先端部を切除する構成とすれば、
可動部材の移動に応じて突起を容易且つ確実に破断する
ことができると共に、破断後の突起を確実に除去するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る基準位置設定装置に
供する固定部材の斜視図である。
【図2】本発明の他の実施形態に供する固定部材の斜視
図である。
【図3】本発明の更に他の実施形態に供する固定部材の
斜視図である。
【図4】本発明の一実施形態において突起が破断及び除
去される状態を示す断面図である。
【図5】本発明の一実施形態に係るセンサを示す正面図
である。
【符号の説明】
1 ハウジング, 2 ステー, 3 回転軸,4 ア
ーム部材, 41 穴, 5 固定部材, 50 本
体,51 長穴, 52 支持部, 53 突起, 5
4 スリット,55 面取部, 56 溝, 57 突
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 保田 敬司 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内 (72)発明者 明石 耕司 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内 (72)発明者 村上 史恭 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 2F077 CC02 VV01 VV24 VV31

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付部に対して相対的に移動する可動部
    材を、前記取付部に取り付ける際に、前記可動部材に係
    合する突起を本体と一体的に形成した固定部材を、前記
    可動部材に前記突起が係合した状態で前記可動部材の基
    準位置を設定して前記本体を前記取付部に固定し、前記
    基準位置の設定後の前記可動部材の移動によって前記突
    起を除去するように構成する基準位置設定装置におい
    て、前記固定部材が、前記可動部材の移動方向側の前記
    本体の側面に前記突起を形成して成ることを特徴とする
    基準位置設定装置。
  2. 【請求項2】 取付部に対して相対的に移動する可動部
    材を、前記取付部に取り付ける際に、前記可動部材に形
    成した穴に嵌合する突起を本体と一体的に形成した固定
    部材を、前記可動部材の穴に前記突起が嵌合した状態で
    前記可動部材の基準位置を設定して前記本体を前記取付
    部に固定し、前記基準位置の設定後の前記可動部材の移
    動によって前記突起を除去するように構成する基準位置
    設定装置において、前記固定部材の突起が、前記可動部
    材に形成した穴に密接して嵌合する外面を有すると共
    に、前記穴の軸に平行に形成したスリットを有すること
    を特徴とする基準位置設定装置。
  3. 【請求項3】 前記固定部材は、前記可動部材の移動方
    向側の前記本体の側面に前記突起を形成して成ることを
    特徴とする請求項2記載の基準位置設定装置。
  4. 【請求項4】 取付部に対して相対的に移動する測定対
    象に可動部材を接続し、該可動部材の移動に応じて信号
    を出力するセンサを、前記取付部に取り付ける際に、前
    記可動部材に係合する突起を本体と一体的に形成した固
    定部材を、前記可動部材に前記突起が係合した状態で前
    記可動部材の基準位置を設定して前記本体を前記取付部
    に固定し、前記基準位置の設定後の前記可動部材の移動
    によって前記突起を除去するように構成する基準位置設
    定装置において、前記固定部材が、前記可動部材の移動
    方向側の前記本体の側面に前記突起を形成して成ること
    を特徴とする基準位置設定装置。
  5. 【請求項5】 取付部に対して相対的に移動する測定対
    象に可動部材を接続し、該可動部材の移動に応じて信号
    を出力するセンサを、前記取付部に取り付ける際に、前
    記可動部材に形成した穴に嵌合する突起を本体と一体的
    に形成した固定部材を、前記可動部材の穴に前記突起が
    嵌合した状態で前記可動部材の基準位置を設定して前記
    本体を前記取付部に固定し、前記基準位置の設定後の前
    記可動部材の移動によって前記突起を除去するように構
    成する基準位置設定装置において、前記固定部材の突起
    が、前記可動部材に形成した穴に密接して嵌合する外面
    を有すると共に、前記穴の軸に平行に形成したスリット
    を有することを特徴とする基準位置設定装置。
  6. 【請求項6】 前記固定部材は、前記可動部材の移動方
    向側の前記本体の側面に前記突起を形成して成ることを
    特徴とする請求項5記載の基準位置設定装置。
  7. 【請求項7】 前記固定部材は、前記本体の前記突起と
    の隣接部に脆弱部を形成して成ることを特徴とする請求
    項4又は6記載の基準位置設定装置。
  8. 【請求項8】 前記固定部材は、前記可動部材の移動方
    向と反対側に向けて前記突起の軸方向寸法が漸次短くな
    るように、前記突起の先端部を切除して成ることを特徴
    とする請求項4、5、6又は7記載の基準位置設定装
    置。
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JP2019211302A (ja) * 2018-06-04 2019-12-12 株式会社東海理化電機製作所 ロック解除機構付き回転検出装置
JP2020029184A (ja) * 2018-08-23 2020-02-27 ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツングRobert Bosch Gmbh 回動阻止機構、回動部材、回動ストッパ、センサユニット及び回動阻止機構の製造方法
US11578994B2 (en) 2019-05-30 2023-02-14 Aisin Corporation Fixing structure

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