JP2002348916A - 建設機械のサイドミラー - Google Patents

建設機械のサイドミラー

Info

Publication number
JP2002348916A
JP2002348916A JP2001160149A JP2001160149A JP2002348916A JP 2002348916 A JP2002348916 A JP 2002348916A JP 2001160149 A JP2001160149 A JP 2001160149A JP 2001160149 A JP2001160149 A JP 2001160149A JP 2002348916 A JP2002348916 A JP 2002348916A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
construction machine
side mirror
upper revolving
mirror
range
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001160149A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumichi Iwasa
一通 岩佐
Keiichi Miyake
圭一 三宅
Tamotsu Yamamoto
保 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Caterpillar Japan Ltd
Caterpillar Mitsubishi Ltd
Original Assignee
Caterpillar Mitsubishi Ltd
Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Caterpillar Mitsubishi Ltd, Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd filed Critical Caterpillar Mitsubishi Ltd
Priority to JP2001160149A priority Critical patent/JP2002348916A/ja
Publication of JP2002348916A publication Critical patent/JP2002348916A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 建設機械の上部旋回体の旋回範囲から外側に
はみ出すことがなく、また上部旋回体の側方の視界を良
好にして配置された、建設機械のサイドミラーを提供す
る。 【解決手段】 サイドミラーを、上部旋回体の最外縁に
より規定される旋回範囲の軌跡と上部旋回体の側面とに
よって区画される領域の上方に配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建設機械のサイド
ミラー、さらに詳しくは、油圧ショベルのごとき上部旋
回体を有する建設機械に備えられるサイドミラーに関す
る。
【0002】
【従来の技術】図4を参照して説明すると、下部走行体
2上に上部旋回体4が備えられた建設機械の典型例であ
る油圧ショベル6は、上部旋回体4の左側(図4におい
て上側)の部分にキャブ8が配設されその中に運転席8
aが設けられている。油圧ショベル6は、作業時に上部
旋回体4を旋回させる機会が多い。上部旋回体4の右側
(図4において下側)前端部には、運転席8aから機体
の右側方及び右後方を確認するためのサイドミラー10
が備えられている。
【0003】上部旋回体4の旋回中心5から最外縁まで
の旋回半径Rは後部のカウンタウエイト12によって規
定され、旋回半径Rの軌跡により旋回範囲Dが規定され
ている。油圧ショベルは、近年の都市型土木の増加に伴
い狭隘な作業現場で稼働する機会が多くなっている。そ
して、カウンタウエイト12の後方への突出量を図4に
二点鎖線で示すように減らし、旋回半径Rを小さい旋回
半径rにした小旋回型の油圧ショベルの需要が高まって
いる。小旋回型における旋回範囲dは、下部走行体の外
側幅Wの120パーセント以内に収められている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したとおりの形態
の従来の建設機械のサイドミラーには次のとおりの解決
すべき問題がある。
【0005】(1)損傷:旋回半径Rの大きい油圧ショ
ベルにおいては、サイドミラー10は旋回範囲Dの内側
にあるので問題ないが、小さい旋回半径rの小旋回型の
油圧ショベルにおいては、サイドミラー10は旋回範囲
dの外側になり、上部旋回体4を旋回させたときに周囲
の障害物などと干渉して損傷されやすい。
【0006】(2)視界:上記の問題を除くために小旋
回型の油圧ショベルにおいては、サイドミラー10に代
えて後部のカウンタウエイト12の上方の旋回半径rの
内側に球面ミラー14を配置し視界を確保するようにし
ている。しかしながらこの場合は、従来のサイドミラー
10に比べ視界が狭くなり、特に、上部旋回体4の側面
に設けられたサイドカバー16を開けて作業者が通常の
メンテナンス作業を行う場所である上部旋回体4の側方
の視界が十分に確保できず、死角ができてしまう。
【0007】本発明は上記事実に鑑みてなされたもの
で、その技術的課題は、上部旋回体の旋回範囲から外側
にはみ出すことがなく、また上部旋回体の側方の視界を
良好にして配置された、建設機械のサイドミラーを提供
することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された発
明は、上部旋回体を有する建設機械に備えられるサイド
ミラーが、該上部旋回体の最外縁により規定される旋回
範囲の軌跡と上部旋回体の側面とにより区画される領域
の上方に配設されている、ことを特徴とする建設機械の
サイドミラーである。
【0009】そして、上部旋回体の側面の外側の上方に
飛び出して旋回範囲内に収まる位置にサイドミラーを配
置し、側方の視界を確保するとともに、旋回時に損傷さ
れないようにする。
【0010】請求項2に記載された発明は、請求項1記
載の建設機械のサイドミラーにおいて、該側面を含む上
部旋回体の幅が、下部走行体の外側幅と実質上同一に形
成され、該旋回範囲の大きさが該下部走行体の外側幅の
120パーセント以内に規定されているものである。
【0011】そして、小旋回型の建設機械におけるミラ
ーの破損、視界不具合の問題を解決する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に従って構成された
建設機械のサイドミラーの好適実施形態を図示している
添付図面を参照して、さらに詳細に説明する。なお、図
1〜図3において図4と実質上同一の部分は同一の符号
で示されている。
【0013】図1〜図3を参照して説明すると、上部旋
回体4を有する建設機械の典型例である油圧ショベル6
は、下部走行体2と、下部走行体2上に実質上鉛直に延
びる(図1において紙面に垂直の方向に延びる)旋回中
心5を中心に旋回自在に装着された上部旋回体4とを備
えている。
【0014】上部旋回体4の旋回体フレーム18上に
は、左側(図1において上側)部分に運転席8aを有す
るキャブ8、後側(図1において左側)部分にカウンタ
ウエイト12、キャブ8とカウンタウエイト12との間
の部分にエンジンなど機器類が収容された機器室20、
などが備えられている。上部旋回体4の前側(図1にお
いて右側)にはフロント作業機22(一部のみが図示さ
れている)が装着されている。機器室20の右側面Fに
は、通常のメンテナンス作業を行うためのサイドカバー
16が備えられ、サイドカバー16には開閉用の把手1
6aが設けられている。
【0015】下部走行体2は、左右一対のクローラ装置
2a、2aを備えている。クローラ装置2a、2aの各
々は、一端部にスプロケット2b、他端部にアイドラ2
cを備え、それらにトラック2dが巻掛けられている。
【0016】上部旋回体4の左右の幅は、下部走行体2
の一対のクローラ装置2a、2aの外側幅Wと実質上同
一に形成されている。上部旋回体4の旋回中心5からの
最外縁により規定される旋回半径rはカウンタウエイト
12によって規定され、その軌跡(図1に一点鎖線で示
す)により旋回範囲dが規定され、旋回範囲dは下部走
行体2の外側幅Wの120パーセント以内に規定されて
いる。
【0017】上部旋回体4の旋回範囲dの軌跡と、上部
旋回体4の運転席8aの反対側の側面Fとによって区画
される三日月型の領域Sの上方にサイドミラー24が備
えられている。サイドミラー24はステー25によって
上部旋回体4に支持され、上部旋回体4の側面Fから外
方に飛び出した位置で、かつ旋回範囲dの内側に収まる
位置に備えられる。サイドミラー24には、上方から主
に上部旋回体4の側方の広範囲にわたる可視範囲を確保
するために、曲率の大きな球面ミラーが使用されてい
る。
【0018】図1〜図3を参照して上述したとおりの建
設機械のサイドミラーの作用を説明する。
【0019】(1)損傷:サイドミラー24はその鏡面
が上部旋回体4の側面Fから外方にはみ出すものの旋回
範囲dの内側に収められるので、旋回時における損傷の
問題が除かれる。
【0020】(2)視界:また、サイドミラー24は側
面Fから外方にはみ出した部分の上方に設けられるの
で、上部旋回体4の側方の広範囲にわたる可視範囲が確
保される。
【0021】(3)そして、上部旋回体4の側面Fのサ
イドカバー16を開けて作業者が通常のメンテナンス作
業を行う側方部分の視界を十分に確保することができる
とともに、サイドミラー24はサイドカバー16の上方
に設けられているのでメンテナンス作業の邪魔にならな
い。また、従来のカウンタウエイト上のミラー14(図
4)を併用すれば、さらに上部旋回体4近傍のほとんど
全範囲から死角範囲を無くすことができる。
【0022】
【発明の効果】本発明に従って構成された建設機械のサ
イドミラーによれば、上部旋回体の旋回範囲から外側に
はみ出すことがなく、また上部旋回体の側方の視界を良
好にして配置された、建設機械のサイドミラーが提供さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成された建設機械である油圧
ショベルの平面図。
【図2】図1のA−A矢印方向に見た側面図。
【図3】図2のB−B矢印方向に見た後面図。
【図4】従来の油圧ショベルの平面図。
【符号の説明】
2:下部走行体 4:上部旋回体 6:油圧ショベル(建設機械) 8:キャブ 8a:運転席 12:カウンタウエイト 24:サイドミラー D、d:旋回範囲 F:側面 R、r:旋回半径 S:領域 W:下部走行体(上部旋回体)の外側幅
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 保 兵庫県神戸市兵庫区和田宮通七丁目1番14 号 西菱エンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 3D053 FF11 FF18

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部旋回体を有する建設機械に備えられ
    るサイドミラーが、該上部旋回体の最外縁により規定さ
    れる旋回範囲の軌跡と上部旋回体の側面とにより区画さ
    れる領域の上方に配設されている、ことを特徴とする建
    設機械のサイドミラー。
  2. 【請求項2】 該側面を含む上部旋回体の幅が下部走行
    体の外側幅と実質上同一に形成され、該旋回範囲の大き
    さが該下部走行体の外側幅の120パーセント以内に規
    定されている、請求項1記載の建設機械のサイドミラ
    ー。
JP2001160149A 2001-05-29 2001-05-29 建設機械のサイドミラー Pending JP2002348916A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001160149A JP2002348916A (ja) 2001-05-29 2001-05-29 建設機械のサイドミラー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001160149A JP2002348916A (ja) 2001-05-29 2001-05-29 建設機械のサイドミラー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002348916A true JP2002348916A (ja) 2002-12-04

Family

ID=19003611

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001160149A Pending JP2002348916A (ja) 2001-05-29 2001-05-29 建設機械のサイドミラー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002348916A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7334905B2 (en) * 2004-05-14 2008-02-26 Michael Houdyshell Rearview mirror for skid steer loader
JP2009214557A (ja) * 2008-03-06 2009-09-24 Yanmar Co Ltd 旋回作業車のサイドミラー装置
JP2010163775A (ja) * 2009-01-14 2010-07-29 Caterpillar Japan Ltd 作業機械

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7334905B2 (en) * 2004-05-14 2008-02-26 Michael Houdyshell Rearview mirror for skid steer loader
JP2009214557A (ja) * 2008-03-06 2009-09-24 Yanmar Co Ltd 旋回作業車のサイドミラー装置
JP2010163775A (ja) * 2009-01-14 2010-07-29 Caterpillar Japan Ltd 作業機械

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002348916A (ja) 建設機械のサイドミラー
JPH11181834A (ja) 作業機械のカウンタウエイト
JP3764293B2 (ja) 旋回式建設機械
JP3923602B2 (ja) 旋回作業車
JP2004074853A (ja) キャブ
JPH0718701A (ja) 掘削作業機
JP3540541B2 (ja) スイング式油圧ショベル
JP3489951B2 (ja) スイング式油圧ショベル
JP3424622B2 (ja) 油圧ショベル
JP3403634B2 (ja) 旋回作業機
JPH04133996A (ja) ホイールクレーンにおける運転室
JP2583654Y2 (ja) サイドカバーの開閉構造
JPH0726438Y2 (ja) 全旋回式作業機
JP2002088819A (ja) 旋回式建設機械
JP3535979B2 (ja) 旋回作業機
JPH10168941A (ja) 運転室付き作業機
JPH0428052B2 (ja)
JPH07216935A (ja) 建設機械
JP3634132B2 (ja) 建設機械用上部旋回体の組立方法
JP2021169710A (ja) キャブを備えた作業機械
JP2004034783A (ja) 建設機械
JP3459353B2 (ja) 旋回作業機の旋回フレームとその製造方法
JPH11292480A (ja) 高所作業車
JP2000291059A (ja) 油圧式掘削機
JP2000104287A (ja) 建設機械の旋回装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060214

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060704