JPH11292480A - 高所作業車 - Google Patents
高所作業車Info
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- JPH11292480A JPH11292480A JP9642498A JP9642498A JPH11292480A JP H11292480 A JPH11292480 A JP H11292480A JP 9642498 A JP9642498 A JP 9642498A JP 9642498 A JP9642498 A JP 9642498A JP H11292480 A JPH11292480 A JP H11292480A
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Abstract
る旋回体の障害物に対する衝突等の問題がなく、また、
旋回動作における安定度の高い高所作業車を提供する。 【解決手段】走行体上に旋回装置を介して旋回体2を設
置し、旋回体2に伸縮ブームを俯仰自在に取付け、伸縮
ブームの先端に作業台を取付けてなる。旋回体2は全旋
回範囲において旋回体2の外面が走行体1内に収まる構
造とする。旋回体1の左右のいずれか一方の側にエンジ
ン11を有する油圧パワーユニット15を搭載する。他
方の側に燃料タンク16、作動油タンク17および制御
バルブ類18、19を搭載し、後側にカウンタウェイト
9を搭載する。
Description
り、特に、旋回作業性や伸縮ブームの安定支持のための
旋回体上の機器類の配置に関する。
もしくはクローラ式走行体上に搭載された旋回体上に伸
縮ブームを俯仰自在に取付け、伸縮ブームの先端に作業
台を取付けてなる。
付けた高所作業車として、特開平6−1593号公報の
ものがすでに開示されている。この高所作業車は、旋回
体の後端部を走行体の全幅長さより小さく構成し、旋回
体を旋回させたときに、その後端部が走行体の幅方向か
ら突出しないようにして狭い作業現場での作業性を向上
させたものである。
593号公報に記載された高所作業車は、旋回体の後端
部が走行体の幅方向に収容されているため、狭所での作
業時には、旋回体の後端部は、建物などの障害物に衝突
することがない。しかしながら、高所作業車は、伸縮ブ
ームを仰動させて作業台を高所に位置させて作業を行う
ことを主としている。上述した高所作業車にあっては、
後端部は、走行体の幅方向から突出しないように構成さ
れているものの、旋回体の前方部は、旋回時に走行体の
幅方向から突出するため、旋回体部分には、低い高さの
障害物があるものの、高所作業車には障害物がない作業
現場、例えば、住宅地等において、狭い路地の低い位置
に塀が存在し、塀がきれる上方の電柱等の作業を行う場
合、旋回動作により旋回体が塀に接触し旋回動作が行え
ない事態が生じ、作業性が低下してしまうという問題点
がある。
鑑み、走行体上に設置された旋回体の旋回動作における
旋回体の障害物に対する衝突等の問題がなく、また、旋
回動作における安定度の高い高所作業車を提供すること
を目的とする。
は、走行体上に旋回装置を介して旋回体を設置し、該旋
回体に伸縮ブームを俯仰自在に取付け、伸縮ブームの先
端に作業台を取付けてなる高所作業車において、前記旋
回体は全旋回範囲において旋回体の外面が前記走行体内
に収まる構造としたことを特徴とする。
回体の外面が障害物に衝突するおそれがなく、狭い現場
において、旋回体の旋回に細心の注意をはらう必要がな
くなり、作業性が向上する。
全旋回範囲において旋回体の外面が前記走行体内に収ま
る構造とし、前記旋回体の左右のいずれか一方の側にエ
ンジンを有する油圧パワーユニットを搭載し、他方の側
に燃料タンク、作動油タンクおよび制御バルブ類を搭載
し、後側にカウンタウェイトを搭載したことを特徴とす
る。
物質を含むタンクをエンジンの反対側に設置したことに
より、事故時における燃料や作動油の燃焼の可能性を低
減できる。また、燃料タンクや作動油タンクやバルブ類
が一方の側にまとめられることにより、保守点検におけ
る作業性が向上する。
て、前記燃料タンクを搭載した側にさらに操作盤を搭載
したことを特徴とする。
なり、操作系が同じ側となるので、保守点検における作
業性がさらに向上する。
一実施の形態を伸縮ブームの種々の角度、伸縮状態につ
いて示す側面図、図2はその斜視図、図3は該高所作業
車の旋回体の他方の側を示す斜視図、図4は旋回体上の
機器の配置を示す平面図である。
イール式でもよい)走行体、2は該走行体1上に旋回装
置3を介して設置された旋回体、4は該旋回体2上にブ
ームフートピン5を中心としてブームシリンダ6により
俯仰自在に取付けられた伸縮ブームである。伸縮ブーム
4は、複数段の筒状ブームをテレスコピックに組み合わ
せてなるものであり、内蔵シリンダ(図示せず)の伸縮
により伸縮され、3段以上の場合はチェーン(図示せ
ず)を介して伸縮される構成を有する。伸縮ブーム4の
先端には、作業台8が上下方向に揺動自在に、かつ水平
旋回自在に取付けられる。
の外面の回転軌跡Rが、旋回の全範囲すなわち360度
旋回させてもその外面が走行体1の幅Wや長さL1内に
収まるように、旋回体2の長さが設定され、かつ前端部
のコーナー部2aが丸味をおびると共に、後端部2bは
旋回体2の旋回中心を中心として円弧状に形成されてい
る。
にはカウンタウェイト9が搭載され、旋回体2の右側に
は、エンジン11と、該エンジン11により駆動される
油圧ポンプ12と、ラジエータ13と、バッテリー14
とからなる油圧パワーユニット15が搭載される。旋回
体2の左側には、燃料タンク16と、作動油タンク17
と、コントロールバルブ18およびソレノイドバルブ1
9等からなる制御バルブ類と、この高所作業車を地上に
おいて操作するための操作盤21とが搭載される。な
お、作業台8上にも操作盤21とほぼ同様の機能を有す
る操作盤20が設置される。
ット15におけるエンジン11、油圧ポンプ12および
ラジエータ13の搭載部分にはカバー23が蝶番24
(図4参照)を中心として開閉自在に取付けられる。ま
た、燃料タンク16と、作動油タンク17と、コントロ
ールバルブ18およびソレノイドバルブ19等からなる
制御バルブ類と、この高所作業車を地上において操作す
るための操作盤21の搭載部分には、カバー25が蝶番
26を中心として開閉自在に取付けられる。
ユニット15を搭載し、他側に燃料タンク16と、作動
油タンク17と、コントロールバルブ18およびソレノ
イドバルブ19等からなる制御バルブ類を搭載すること
により、左右の重量のバランスがとれ、旋回体2とその
上の搭載機器からなる総合体の重心を旋回体2の旋回中
心S(図1参照)にほぼ一致させることができ、安定性
が向上する。
おいては、伸縮ブーム4のブームフートピン5を旋回体
2の旋回中心Sより後方に設置することにより、安定性
がより向上し、かつ輸送時の全長L2が短く、すなわち
輸送が容易で到達点の高い高所作業車を提供することが
できる。
体2の外面が走行体1内に収まる構成とすることによ
り、狭い現場において、旋回体2の旋回に細心の注意を
はらう必要がなく、作業性が向上する。また、可燃性物
質を含む燃料タンク16、作動油タンク17をエンジン
11の反対側に設置することにより、事故時における燃
料や作動油の燃焼の可能性を低減できる。また、燃料タ
ンク16や作動油タンク17や制御バルブ類が一方の側
にまとめられることにより、保守点検における作業性が
向上する。本実施の形態においては、操作盤21も燃料
タンク16と作動油タンク17と制御バルブ類と同じ側
に搭載しているので、保守点検における作業性がさらに
向上する。
ト15を左側に、燃料タンク16等を右側に搭載しても
よい。
において旋回体の外面が前記走行体内に収まる構造とし
たので、旋回体の旋回動作における旋回体の外面が障害
物に衝突するおそれがなく、狭い現場において、旋回体
の旋回に細心の注意をはらう必要がなく、作業性が向上
する。
に、前記旋回体の左右のいずれか一方の側にエンジンを
有する油圧パワーユニットを搭載し、他方の側に燃料タ
ンク、作動油タンクおよび制御バルブ類を搭載し、後側
にカウンタウェイトを搭載したので、可燃性物質を含む
タンクをエンジンの反対側に設置することにより、事故
時における燃料や作動油の燃焼の可能性を低減できる。
また、燃料タンクや作動油タンクや制御バルブ類が一方
の側にまとめられることにより、保守点検における作業
性が向上する。
に、前記燃料タンクを搭載した側にさらに操作盤を搭載
したので、制御バルブ類が操作盤と同じ側になり、操作
系が同じ側となるので、保守点検における作業性がさら
に向上する。
の伸縮ブーム角度と伸縮状態で示す側面図である。
対側を示す斜視図である。
置を示す平面図である。
ム、5:ブームフートピン、6:ブームシリンダ、8:
作業台、11:エンジン、12:油圧ポンプ、13:ラ
ジエータ、14:バッテリー、15:油圧パワーユニッ
ト、16:燃料タンク、17:作動油タンク、18:コ
ントロールバルブ、19:ソレノイドバルブ、20、2
1:操作盤、S:旋回中心
Claims (3)
- 【請求項1】走行体上に旋回装置を介して旋回体を設置
し、該旋回体に伸縮ブームを俯仰自在に取付け、伸縮ブ
ームの先端に作業台を取付けてなる高所作業車におい
て、 前記旋回体は、全旋回範囲において旋回体の外面が前記
走行体内に収まる構造としたことを特徴とする高所作業
車。 - 【請求項2】走行体上に旋回装置を介して旋回体を設置
し、該旋回体に伸縮ブームを俯仰自在に取付け、伸縮ブ
ームの先端に作業台を取付けてなる高所作業車におい
て、 前記旋回体は、全旋回範囲において旋回体の外面が前記
走行体内に収まる構造とし、 前記旋回体の左右のいずれか一方の側にエンジンを有す
る油圧パワーユニットを搭載し、他方の側に燃料タン
ク、作動油タンクおよび制御バルブ類を搭載し、後側に
カウンタウェイトを搭載したことを特徴とする高所作業
車。 - 【請求項3】請求項2において、 前記燃料タンクを搭載した側にさらに操作盤を搭載した
ことを特徴とする高所作業車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09642498A JP3360806B2 (ja) | 1998-04-08 | 1998-04-08 | 高所作業車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09642498A JP3360806B2 (ja) | 1998-04-08 | 1998-04-08 | 高所作業車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11292480A true JPH11292480A (ja) | 1999-10-26 |
JP3360806B2 JP3360806B2 (ja) | 2003-01-07 |
Family
ID=14164616
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09642498A Expired - Fee Related JP3360806B2 (ja) | 1998-04-08 | 1998-04-08 | 高所作業車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3360806B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106285977A (zh) * | 2016-09-21 | 2017-01-04 | 浙江鼎力机械股份有限公司 | 驱动装置的控制系统及车体、高空作业平台 |
CN106347105A (zh) * | 2016-09-14 | 2017-01-25 | 浙江鼎力机械股份有限公司 | 可反向排污的动力系统及车体、高空作业平台 |
JP2017145121A (ja) * | 2016-02-18 | 2017-08-24 | 日立建機株式会社 | クローラ式フォークリフト |
-
1998
- 1998-04-08 JP JP09642498A patent/JP3360806B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017145121A (ja) * | 2016-02-18 | 2017-08-24 | 日立建機株式会社 | クローラ式フォークリフト |
CN106347105A (zh) * | 2016-09-14 | 2017-01-25 | 浙江鼎力机械股份有限公司 | 可反向排污的动力系统及车体、高空作业平台 |
CN106285977A (zh) * | 2016-09-21 | 2017-01-04 | 浙江鼎力机械股份有限公司 | 驱动装置的控制系统及车体、高空作业平台 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3360806B2 (ja) | 2003-01-07 |
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