JP2002348745A - 糸撚り継ぎ装置 - Google Patents
糸撚り継ぎ装置Info
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Abstract
備ノズルからの糸端の引出しを阻止する糸撚り継ぎ装置
を提供する。 【解決手段】少なくとも1つの圧縮空気吹込み開口29
を備えたスプライシング通路を有しているスプライシン
グプリズム25を有しており、上糸31と下糸32とを
クランプするクランプ装置43,44と、それぞれ向き
合って、上糸と下糸とを所定の長さに切断する切断装置
41,42とが配属されており、各切断装置に隣接して
配置されたそれぞれ1つの準備ノズル27,28が各糸
端を準備する他に、互いに撚り継ぎしようとする糸の糸
端部を少なくとも糸準備の間保持する空気力式の保持装
置において、クランプ装置と準備ノズルとの間の弾性的
な糸の糸道にそれぞれ1つの、空気力式に糸に作用する
拘束装置35,36が前記準備ノズルまでの糸のコント
ラクション区間を短縮する。
Description
念として記載したスプライシングプリズムを備えた、結
節のない糸継ぎを行なう糸撚り継ぎ装置に関する。
5752A1号又はDE4420979A1号明細書に
記載されている。空気力式の糸撚り継ぎ装置を糸及びヤ
ーンの成長する領域に適合させ、いずれの使用例でも、
引張強度の大きい、外観の良い、節のない結合を形成す
ることが望まれている。この糸結合は走行する糸引張強
度と外観とができるだけ異ならないようにしたい。空気
力式の撚り継ぎはスプライシング通路にて実施される。
このスプライシング通路においては、結合しようとする
糸は反対方向にかつオーバラップするように装入され
る。糸端には準備ノズル、いわゆる解繊細管内で、糸端
の繊維を開きかつ平行化するために、適当な空気力式又
は空気力−機械式の処理が施される。
明細書においてはスプライシングヘッドと呼ばれるスプ
ライシングプリズムのスプライシング通路にて、圧縮空
気を用いて、節のない糸継ぎを行なうためにうず巻かさ
れる。このようなスプライシングではほぼ糸強度を達成
することができ、2つの糸端の間にほぼ糸と同じ結合を
もたらす。本来のスプライシング過程の所要時間は、そ
のつどのスプライシング条件に関連して、通常は約15
〜40msである。
高弾性的な糸が、例えばソックス、肌着及びスポーツ着
のために加工される。この糸はしばしば、高弾性の芯糸
を有している。この芯糸の材料は例えばエラスタンから
成っている。弾的及び高弾性的な糸はスプラシング過程
に際して著しい問題を惹き起こす。多くの場合にはスプ
ライシングが十分に行なわれないか又はスプライシング
が全く行なわれないことがある。この原因は糸撚り継ぎ
装置における糸の弾性的な挙動である。
ズルによって捉えられかつ吸込みノズルの旋回によって
緊張させられた状態で糸撚り継ぎ装置へ挿入される。相
応することは下糸でも行なわれる。上糸も下糸もそれぞ
れ緊張力のもとで、クランプ装置にクランプされかつ切
断装置によって切断される。切断のすぐあとで、糸端を
隣接する準備ノズルに吸込みかつそこで本来のスプライ
シング過程まで保持するためには、通常は切断前に、圧
縮空気が準備ノズルに吹込まれる。この圧縮空気は準備
ノズルの開口から遠ざかる方向で糸端に向けられかつ吸
込み作用を生ぜしめる。弾性的及び高弾性的な糸の場合
には、糸切断により解放された戻し力は、糸端が吸込み
によって準備ノズル内にもはや保持されず、場合によっ
ては準備ノズルから完全に引出される程大きい。
より妨げられるか又は中断される。この場合には効果の
ない撚り継ぎの試み、ひいては糸撚り継ぎ過程全体の繰
返しが見られる。
力を高めるために任意に増強することはできない。何故
ならばこれは一方では費用的に好ましくない圧縮空気の
大きな消費量を惹起し、他方ではスプライシングの品質
の低下をもたらすからである。準備する空気の圧力が低
い場合には、著しく保護する、良好な、均質な糸端の解
繊が行なわれる。
陥を除くことはできない。
糸撚り継ぎ装置を改良することである。
の特徴を有する糸撚り継ぎ装置によって解決された。
配置された、空気力式に糸に作用する拘束装置によって
弾性的な糸のコントラクションが十分に減少され、準備
ノズルからの糸端の引出しが効果的に阻止される。スプ
ラシングのための糸端の準備とスプラシング自体はもは
や糸コントラクションによって妨げられるか中断される
ことはなくなる。スプライシング過程の繰返しが原因で
ある停止時間は回避される。スプライシングプリズムの
領域における場所をとる付加的な機械的なクランプ装置
は不要である。拘束装置の作用は作動開始に際してきわ
めて迅速に得られる。弾性的な糸の代わりに、本発明の
作業部位で巻取られる種々の素材から成る基準糸が糸結
合過程又は糸結合の品質に関する欠点なしで加工され得
る。
8までの特徴によって得られる。
ムと準備ノズルとの間に配置されている。拘束装置がス
プライシングプリズムとクランプ装置との間に配置さ
れ、これにより拘束装置により多くのスペースが使われ
ている選択的な実施例と比較して、拘束装置の位置を選
択する場合の空間は狭くなるが、糸のコントラクション
区間は特に顕著に短縮される。
成され、この吸込みノズルは糸が吸込まれることを阻止
するエレメントを有している。これにより、糸が拘束装
置へ吸込まれることにより糸端が準備ノズルから引出さ
れることが確実に回避されるようになった。有利にはこ
れは吸込み開口に空気透過性のカバーを有する管状に構
成された吸込みノズルによって行なわれる。それぞれ糸
道に対してほぼ横方向に位置している格子棒を有する格
子としてカバーを構成することで、準備ノズルによって
与えられた糸の張りと相俟って糸が拘束装置へ吸込まれ
ることを阻止しかつ金網の場合に発生しやすいカバーの
閉塞が予防される。糸撚り継ぎ装置に配属された制御装
置が、拘束装置を遅くとも糸を切断する際にかつスプラ
イシング過程が継続している間に働かすように構成され
ていることによってスプライシング過程の確実な経過が
保証される。
源に結合されていると、制御費用は特に低い。何故なら
ばこの場合には互いに差異のある切換え時点が保たれる
必要がないからである。準備ノズルと拘束装置とを圧縮
空気で負荷して空気を噴射しかつ各吸込み作用を発生さ
せることは、唯一の共通の切換え過程で行なうことがで
きる。準備ノズルを拘束装置は同じ圧縮空気源と接続さ
れていることができる。これは圧縮空気導管と切換エレ
メントとに関し特に簡単な構成を許す。択一的に準備ノ
ズルと拘束装置は2つの強さの異なる2つの圧縮空気源
と接続されていることができる。これにより拘束装置の
保持力の制御が容易に可能になる。別の択一的な実施例
においては吸込み作用を発生させるために負圧装置と接
続されていることができる。
された状態で糸が摩擦面の上に支持されるように摩擦面
が配置されている。これによって糸に対する拘束作用
は、糸の損傷をもたらすことなく、助成されるかもしく
は強められる。本発明による糸撚り継ぎ装置はオープン
エンド紡績機においても使用することができる。このよ
うな繊維機械においても、糸端を紡績再開に際し適当な
準備ノズルにて準備することが一般的に公知である。
かつ成果のないスプライシング試行数を低下させること
を可能にする。これにより糸品質を高め、巻取部位もし
くは繊維機械全体の生産性を高めることが達成されるよ
うになった。
ビンを製造する繊維機械の1部である。綾巻き機とも呼
ばれる前記繊維機械は並べて配置された多数の巻取部位
を有している。このような巻取部位の構造と働きは公知
であるので、これについては簡単に触れるだけにする。
つバルーンブレーカ4と糸アイ5とを介して糸緊張器6
へ導かれる。糸緊張器6とクリーナ8との間には糸撚り
継ぎ装置7が配置されている。巻取過程の間、糸3は符
号30で示された糸道を形成する。クリーナ8には糸鋏
9が配属されている。この糸鋏9は、糸3の所定の品質
値からの許容されない偏差をクリーナ8が確認すると糸
3を切断する。糸鋏9のあとで、糸3はパラフィン装置
10と糸案内板11とを介して溝ドラム12に達する。
この溝ドラム12は綾巻きボビン13を駆動し、同時に
綾の形で糸3を巻き上げる。この場合には綾巻きボビン
13はボビン保持体14に保持される。
ボビン13との間の糸道は中断されている。糸道のこの
ような中断は糸が切れたり(いわゆる糸切れ)又は糸鋏
9で切断されると発生する。糸道の別の中断は繰出しボ
ビンが交換されることで発生するか又は綾巻きボビンが
所定の直径に達することで発生する。
出しボビン2から引出された下糸32との糸端部の結合
は糸撚り継ぎ装置7にて行なわれる。通常の巻取り運転
の間の糸道を妨げないためには、糸撚り継ぎ装置7は糸
3の糸道30から引っ込められている。糸の結合を行な
うためには糸端が糸撚り継ぎ装置7に導かれなければな
らない。上糸31を導くためには吸込みスリット16を
有する旋回ノズル15が設けられている。上糸31の糸
端を掴むために旋回ノズル15はその旋回ヒンジ17を
中心として一点鎖線で示された位置へ旋回する。捕捉過
程の間、巻上げ方向とは反対に駆動された綾巻きボビン
13の表面から上糸31の糸端が吸込みスリット16に
よって吸い着けられる。これに次いで旋回ノズル15は
出発位置へ戻り旋回する。吸い着けられた糸端もしくは
上糸31は円弧18の上を案内され、かつ案内板11、
パラフィン装置10、糸鋏、クリーナ8内へも糸撚り継
ぎ装置7内へも装入される。下糸32は吸込み管19に
より糸緊張器6の下側で受容される。このためには吸込
み管19は不作用位置から旋回ヒンジ21を中心として
破線で示された位置へ旋回する。この旋回過程の後、吸
着開口20は一点鎖線で示された位置にて糸3の前に位
置し、この糸3を、開放した糸緊張器6から吸着する。
次いで吸込み管19は旋回ヒンジ21を中心として円弧
22を描いて不作用位置へ戻る。その際、下糸32は開
放した糸緊張器6と糸撚り継ぎ装置7とに装入される。
制御は制御装置59によって行なわれる。
構造が斜視図で示されている。糸撚り継ぎ装置7は、ね
じ23で空気分配ブロック24に固定された、スプライ
シング通路26を有するスプライシングプリズム25
と、該スプライシングプリズム25の上側と下側とにて
空気分配ブロック24に配置された準備ノズル27,2
8を有している。スプライシング通路26には圧縮空気
吹込み開口29が開口している。スプライシング通路2
6の横にはそれぞれ糸案内板39,40が配置されてお
り、該糸案内板39、40は旋回ノズル15もしくは吸
込み管19による糸撚り継ぎ装置7への糸端の装入を助
ける。準備ノズル27,28の入口領域は切断装置4
1,42のすぐ近くに配置されている。切断装置41,
42の横には、自体公知のように、糸クランプ装置4
3,44が配置されている。糸道は部分的にしか示され
ていない。
とについては図3から7までを用いて以下に説明する。
り継ぎ装置7へ入れられてはいるが、まだ準備されては
おらずかつまだ切断されてはいない。旋回ノズル15は
吸込みスリット16で綾巻きボビン13の表面から上糸
31を受取りかつ上糸31と一緒に図示の下方位置へ旋
回させられている。吸込みスリット16はこの旋回運動
に際し、図1に示された円弧18に沿って移動させら
れ、上糸31は糸案内板40,46によって案内され
て、開放した上方の糸クランプ装置44、スプライシン
グ通路26並びに同様に開放された下方の糸切断装置4
1へ装入される。
図1に示した円弧22に沿って上方へ旋回する吸込み管
19の吸着開口20によって相応に、開放された下方の
クランプ装置43、スプライシング通路26並びに開放
した上方の糸切断装置42に装入される。この場合、上
糸31は糸案内板39,45によって案内される。
上糸31と下糸32は図3に示された糸道を取る。この
糸道にて上糸31と下糸32は準備ノズル27,28と
拘束装置35,36との各開口を少なくとも部分的に横
切りかつ上糸31と下糸32とには吸込み作用がかけら
れている。この吸込み作用は圧縮空気が準備ノズル2
7,28と拘束装置35,36へ吹込まれることで発生
する。
って、下方のクランプ装置43に固持された下糸32が
切断される。残糸は吸込み管19によって吸込み除去さ
れる。相応する形式で上方のクランプ装置44内に固持
された上糸31も切断される。この切断によって旋回ノ
ズル15と吸込み管19の保持作用は除かれる。準備ノ
ズル27,28は切断装置41,42が作動する時点で
はすでに圧縮空気で負荷されているので、糸端は遅れな
しで準備ノズル27,28に吸込まれかつ図5に示され
た位置をとる。
われているので、上糸31と下糸32は吸込みノズルと
して構成された拘束装置35,36内へ吸込まれること
はない。時間的に準備ノズル27,28と同じくして拘
束装置35,36は、簡易化を理由に図示されていない
圧縮空気源に接続される。圧縮空気の吹込みとそれによ
り惹起された吸込み作用とによって上糸31と下糸32
が吸い着けられ、図4に示したように格子47,48の
格子棒に押付けられる。この押付け力で弾性的な糸が拘
束され、ひいては糸が縮む区間もしくはクランプ装置4
3,44によって保持された糸端の減退する長さが短縮
される。
の吸込み空気流から遮蔽しかつ上糸31を拘束装置35
の吸込み空気流から遮蔽し、このような形式で糸層に与
えられる不都合な影響を阻止する。相応して分離薄板3
8は上糸31を準備ノズル28から遮蔽しかつ下糸32
を拘束装置36から遮蔽する。格子47と格子48との
格子棒はそれぞれ上糸31と下糸32の糸道に対してほ
ぼ直角に延びている。この配置は、上糸31と下糸32
が所属の拘束装置35,36はに吸込まれないことを助
ける。
準備すること及び撚り継ぎすることは公知の形式で行な
われる。糸継ぎ過程の詳細については例えばDE400
5752A1、DE4420979A1又はこれに対応
するUS特許No.5115,629もしくはNo.58
29,706号を参照されたい。
つが示されている。糸撚り継ぎ装置58は空気分配ブロ
ック57を有し、該空気分配ブロック57には、スプラ
イシング通路26を有するスプライシングプリズム25
がねじ23で固定されている。上糸33のための拘束装
置49と所属の準備ノズル53並びに下糸34のための
拘束装置50と所属の準備ノズル54はそれぞれスプラ
イシングプリズム25の同じ側に位置している。上糸3
3と下糸34とのコントラクション区間は前記配置によ
って減少させられる。格子51と52はそれぞれ拘束装
置49,50の吸込み開口を覆いかつ糸端又は糸ループ
が拘束装置49,50の吸込み開口内へ吸込まれること
を阻止する。図6の構成でも格子51と52の棒は上糸
33と下糸34との走行方向に直交する方向へ延びてい
る。
は準備ノズル54も拘束装置50も、簡易化を理由とし
て図示されていない圧縮空気源に接続されている。圧縮
空気は空気ノズル60により準備ノズル54と拘束装置
50へ吹込まれる。切断の後には、緊張された弾性的な
下糸34は拘束装置50なしで収縮し、場合によっては
準備ノズル54からだけではなく、スプライシング通路
26からも引出されることになるものと想われる。空気
力式に下糸34に作用する拘束装置50によって下糸3
4の端部は固持される。拘束装置50の固持作用は摩擦
面56によって強められる。準備ノズル54と拘束装置
50との吸込み作用によって下糸34は図7が示したよ
うに摩擦面56の上に位置し、摩擦が効果的に作用す
る。拘束装置50が圧縮空気で負荷されなくなると、下
糸34は糸緊張力に基づき摩擦面56から再び離反す
る。
準備ノズル53、拘束装置49及び摩擦面55にも当嵌
まる。
された実施例に限定されるものではない、択一的に図示
されていない別の実施例においては、拘束装置35,3
6,49,50を負圧源と接続しかつ吸込み作用を負圧
による負荷で発生させることもできる。
め並びに制御及び結糸するための別の情報は、ここで詳
細に記述していない限り、引用した文献及びそこに記載
されている公知技術から得ることができる。
気力式の糸撚り継ぎ装置と共に示した断面図。
図。
した図。
れた糸端準備過程とは異なる糸端準備過程で示した図。
端準備期にて示した図。
バルーンブレーカ、5 糸アイ、 6 糸緊張器、 7
糸撚り継ぎ装置、 8 クリーナ、 9糸鋏、 10
パラフィン装置、 11 糸案内板、 12 溝ドラ
ム、 13綾巻きボビン、 14 ボビン保持体、 1
5 旋回ノズル、 16 吸込みスリット、 17 旋
回ヒンジ、 18 円弧、 19 吸込み管、 20
吸着開口、 21 旋回ヒンジ、 22 円弧、 23
ねじ、 24 空気分配ブロック、 25 スプライ
シングプリズム、 26 スプライシング通路、27,
28 準備ノズル、 29 圧縮空気吹込み開口、 3
0 糸道、 31上糸、 32 下糸、 35,36
拘束装置、 37,38 分離薄板、39,40 糸案
内板、 41,42 糸切断装置、 43,44 糸ク
ランプ装置、 45,46 糸案内板、 47,48
格子、 49,50 拘束装置、 51,52 格子、
53,54 準備ノズル、 55,56 摩擦面、5
7 空気分配ブロック、 58 糸撚り継ぎ装置、 6
0 空気のズル
Claims (9)
- 【請求項1】 結節のない糸結合部を製作するための糸
撚り継ぎ装置であって、互いに撚り継ぎしようとする糸
を受容しかつ該糸の繊維の空気力式のスプライシングを
可能にする、少なくとも1つの圧縮空気吹込み開口を有
するスプライシング通路を備えたスプライシングプリズ
ムを有しており、当該撚り継ぎ装置に、上糸と下糸とを
クランプするクランプ装置と、それぞれ向き合って、上
糸と下糸とを所定の長さに切断する切断装置とが配属さ
れており、各切断装置に隣接してそれぞれ1つの準備ノ
ズルが配置されており、該準備ノズルが各糸端を準備す
る他に、互いに撚り継ぎしようとする糸の糸端部を少な
くとも糸準備の間保持する空気力式の保持装置として役
立つ形式のものにおいて、クランプ装置(43;44)
と準備ノズル(28,54;27,53)との間の弾性
的な糸の糸道にそれぞれ1つの、空気力式に糸に作用す
る拘束装置(35,50;36,49)が配置されてお
り、該拘束装置(35,50;36,49)が前記準備
装置(28,54;27,53)までの糸のコントラク
ション区間を短縮することを特徴とする、糸撚り継ぎ装
置。 - 【請求項2】 前記拘束装置(50;51)がスプライ
シングプリズム(25)と準備ノズル(54;53)と
の間に配置されている、請求項1記載の装置。 - 【請求項3】 前記拘束装置(47;48)がスプライ
シングプリズム(25)と前記クランプ装置(43;4
4)との間に配置されている、請求項1記載の装置。 - 【請求項4】 前記拘束装置(35,36,49,5
0)が吸込みノズルとして構成され、該吸込みノズルが
糸の吸込みを阻止するエレメントを有している、請求項
1から3までのいずれか1項記載の装置。 - 【請求項5】 前記吸込みノズルが管状に構成され、糸
の吸込みを阻止する前記エレメントが空気透過性のカバ
ーから成っている、請求項4記載の装置。 - 【請求項6】 前記カバーがそれぞれ糸道に対しほぼ横
方向に位置する格子棒を有する格子(47,48,5
1,52)として構成されている、請求項5記載の装
置。 - 【請求項7】 糸の切断とスプライシング過程との間、
前記拘束装置(35,36,49,50)を働かせるよ
うに整えられた制御装置(59)が前記糸撚り継ぎ装置
(7,58)に配属されている、請求項1から6までの
いずれか1項記載の装置。 - 【請求項8】 準備ノズル(28;27;54;53)
と拘束装置(35;36;50;49)とが同じ時間に
亘って圧縮空気源に接続されている、請求項7記載の装
置。 - 【請求項9】 前記拘束装置の横に摩擦面(55,5
6)が配置され、拘束装置が働かされた場合に糸が摩擦
面(55,56)に載るように構成されている、請求項
1から8までのいずれか1項記載の装置。
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