JP2002348197A - 圧電単結晶材料及び該圧電単結晶材料を用いた圧電デバイス - Google Patents

圧電単結晶材料及び該圧電単結晶材料を用いた圧電デバイス

Info

Publication number
JP2002348197A
JP2002348197A JP2001155645A JP2001155645A JP2002348197A JP 2002348197 A JP2002348197 A JP 2002348197A JP 2001155645 A JP2001155645 A JP 2001155645A JP 2001155645 A JP2001155645 A JP 2001155645A JP 2002348197 A JP2002348197 A JP 2002348197A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
single crystal
piezoelectric
crystal material
piezoelectric single
composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001155645A
Other languages
English (en)
Inventor
Jun Sato
佐藤  淳
Kiyoshi Uchida
清志 内田
Hiroki Morikoshi
広樹 守越
Katsumi Kawasaki
克己 川嵜
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
Priority to JP2001155645A priority Critical patent/JP2002348197A/ja
Publication of JP2002348197A publication Critical patent/JP2002348197A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
  • Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 デバイスとして望ましい方位における圧電特
性の温度依存性を改善した圧電単結晶材料及びこの圧電
単結晶材料を用いた圧電デバイスを提供する。 【解決手段】 CaGaGe14構造を有して
おり、主要成分がLa、Sr、Ta、Ga及びSiより
なり、組成式La3−xSrTaGa6−y -z
14(ただし、0<x<3、0<y<1、0<z
<2)で表される圧電単結晶材料である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規な圧電単結晶材
料及びこの圧電単結晶材料を用いた圧電デバイスに関す
る。
【0002】
【従来の技術】空間群P321に属しCaGaGe
14構造を持つ圧電単結晶材料は、水晶と比較して
大きな圧電特性を有しかつ水晶に近い圧電温度特性を有
するため、近年、注目をあびている。
【0003】従ってこの種の単結晶材料の圧電に関する
材料定数について多くの報告例があり、また、その材料
定数を用いた計算機シミュレーションにより表面弾性波
圧電デバイスの最適基板方位と波の伝播方向とに関する
報告もなされている。最適基板方位としては、弾性波の
温度変化に対する位相速度変動が圧電デバイスの要求を
満たし、かつその内で最も電気機械結合係数が大きい方
位が一般に選択される。このため、現在までに報告され
ている単結晶組成における最適基板方位及び伝播方向は
電気機械結合係数が最も大きい方位とは異なっている。
【0004】近年のデジタル化の流れから、さらに電気
機械結合係数の高い基板材料に対する要求が大きく、新
しい組成に対する研究が行われてきている。しかしなが
ら、これらの新しい組成に関する研究は「単結晶化が可
能な」組成の探索から始まっており、デバイスにとって
最も留意すべき圧電・材料定数の温度特性が探索の段階
から考慮されていなかった。
【0005】表面弾性波圧電素子に関する最適カットに
ついて、報告されているLaGa SiO14(LG
S)、LaTa0.5Ga5.514(LTG)、
La Nb0.5Ga5.514(LNG)という組
成の圧電単結晶材料は、いずれも、最大の電気機械結合
係数を示す結晶方位、伝播方向で弾性波の位相速度の温
度係数一次項が正となることが分かっている。
【0006】本出願人は、このようなCaGaGe
14構造を持つ圧電単結晶材料においては主にAサ
イトを調整することによって電気機械結合係数を高くで
きることを見出し、SrTaGaSi14(S
TGS)なる圧電単結晶材料を提案している(特開平1
1−171696公報)。しかしながら、この圧電単結
晶材料STGSは、電気機械結合係数は高くなるもの
の、最大の電気機械結合係数を示す結晶方位、伝播方向
で弾性波の位相速度の温度係数一次項が負となってしま
うことが分かった。
【0007】本出願人は、さらに、CaGaGe
14構造を持ち、電気機械結合係数を高くすることが
できる、La3−xSrTa0.5+0.5xGa
5.5 −0.5x14(LSTG)(0<x≦0.1
5)なる組成の圧電単結晶材料を提案している(特開2
000−349587号公報)。この圧電単結晶材料L
STGについて、X板Y方向伸び振動の共振周波数の温
度依存性を測定したところ、図1に示したように元素置
換前のLaTa0.5Ga5.514と比較して温
度係数一次項が0に近づくことが確認された。この結果
から、酸素8配位の陽イオンサイト置換元素をSr2+
からLa3+に変えることで、弾性波の位相速度温度係
数の一次項を負から正に変化させることができると推測
される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電気機
械結合係数の高い結晶方位、伝播方向における弾性波の
位相速度温度係数の一次項を0にするためには、この特
開2000−349587号公報で示される組成よりも
Sr置換量を増加させる必要があり、そのような融液組
成からCaGaGe14構造の固相が得られな
いことは、H.Takeda等の論文(Journal
of ALLOYS AND C0MPOUNDS 29
0(1999)79−84)で報告されている。
【0009】従って本発明の目的は、デバイスとして望
ましい方位における圧電特性の温度依存性を改善した圧
電単結晶材料及びこの圧電単結晶材料を用いた圧電デバ
イスを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、Ca
GaGe14構造を有しており、主要成分がL
a、Sr、Ta、Ga及びSiよりなり、組成式La
3−xSrTaGa −y-zSi14(ただ
し、0<x<3、0<y<1、0<z<2)で表される
圧電単結晶材料及びこの圧電単結晶材料を用いた圧電デ
バイスが提供される。
【0011】この組成式のx、y、zが、0<x≦1.
2、0<y≦0.5、0<z≦1.4の範囲であること
が好ましい。
【0012】本願発明者等は、特開2000−3495
87号公報に提示されているLa、SrO、Ta
、Gaの4成分系に対してSiOを加え
た5成分系について結晶化の検討を行い、Sr置換量を
より増大することができる組成範囲を探索し、最大でS
r添加量が1.2まで配位させられる組成範囲を得たの
である。これにより、電気機械結合係数を高くすること
はもちろんのこと、その結晶方位、伝播方向における弾
性波の位相速度温度係数を改善することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】CaGaGe14構造を
有するLa、SrO、Ta、Ga
SiOの5成分系について結晶化の検討を行う。
【0014】CaGaGe14構造は酸素8配
位のAサイト、6配位のBサイト、4配位で大きさの異
なるC及びDサイトの4つのサイトからなる。このうち
La −SrO−Ta−Ga−SiO
系においてAサイト(3つ)をLaとSr、Bサイト
(1つ)をTaとGa、Dサイト(2つ)をSiとGa
が部分置換しており、Cサイト(3つ)はGaが単独置
換する。つまり、Ga 以外の元素は、A、B及び
Dサイトの内の1つのサイトだけを置換するため、各サ
イトの平均電荷、イオン半径を独立して調整することが
可能となる。また、CaGaGe14構造は酸
素14であるため、陽イオンの電荷合計が+28となる
必要がある。そのため、AサイトのSr配位数をx、B
サイトのTa配位数をy、DサイトのSi配位数をzと
すると、組成式は、La3−xSrTaGa
6−y−zSi14で表され、その電荷式から以下
の式−x+2y+z=1 (0<x<3、0<y<1、
0<z<2)が満たされなくてはならない。
【0015】この関係式を用いると、電荷バランスの取
れたLa−SrO−Ta −Ga−S
iO系について通常の3成分系と同様な3角図が、図
2のように作成できる。ただし、同図において、Ta配
位数y及びSi配位数zは、通常とは逆方向に数値が付
されている。
【0016】このようにして得られた組成範囲につい
て、単結晶化が可能となる組成を実際に探索する。
【0017】組成探索の方法としては、μ−PD(マイ
クロプリングダウン)法を用いる。この方法は、図3に
示すように、2つの管状炉1の間に設置したPt又はP
t−Rh合金製のルツボ2内に原料粉を挿入し、このル
ツボ2に接続された図示されてない直流電源から電流を
流すことによりそのジュール熱でルツボ2を加熱し、内
部の原料粉を融解して融液3を作成する。
【0018】次いで、この融液3に棒状の種子結晶4を
接触させ、アフターヒーター5により適当な温度勾配と
した雰囲気下で引き下げ軸6を下げることにより、ファ
イバー状の単結晶7を育成するものである。
【0019】この手法で単結晶化できた組成は基本的に
融液凝固による単結晶化の手法、即ち、Cz法、FZ
法、ブリッジマン法といった商業的に有用な方法で単結
晶化が可能である。従って、このμ−PD法は、組成探
索の手法として有用である。
【0020】得られた単結晶については実体顕微鏡等に
よる観察及び粉末X線回折による相の同定を行い、結晶
性の確認を行う。
【0021】以上の方法に従って、La3−xSr
Ga6−y−zSi14組成のx、y、zを変
えて融液からCaGaGe14構造の固相が単
相で析出するかどうかの判別を行った。その結果が図4
に示されている。
【0022】同図において、●はファイバーが育成開始
から終了までランガサイト相単相となった場合であり、
○は育成の後期に異相が現れた場合であり、×は育成初
期相から異相が現れた場合である。○の場合については
固化率が小さい領域では単結晶化が可能である。従っ
て、La3−xSrTaGa6−y−zSi
組成において単結晶化が可能な組成域は、図4におい
て、○及び●で示される領域、即ち0<x≦1.2、0
<y≦0.5、0<z≦1.4であることが判明した。
【0023】以上のようにして得られた組成のうち、後
述する実施例1としてLaSrTa0.5Ga4.5
SiO14、実施例2としてLa2.8Sr0.2Ta
0. Ga5.2Si0.414組成の結晶育成を行
い、X板Y方向伸び振動モードにおける共振周波数の温
度変化を測定した。その測定結果が、図5に示されてい
る。同図には比較として、LaGaSiO14(L
GS)、LaTa .5Ga5.514(LT
G)、SrTaGaSi14(STGS)及び
特開2000−349587号公報に開示されているも
のと同一組成のLa 2.925Sr0.075Ta
0.5375Ga5.462514(LSTG)の測
定結果も示されている。
【0024】同図より、特に実施例1の組成では、Sr
量の増加により温度の上昇に伴って共振周波数が低下す
る傾向が見られる。
【0025】また、Y板X方向厚みずれ振動モードにお
ける共振周波数の温度変化を測定した。その測定結果
が、図6に示されている。同図には、図5の場合と同様
に既存のランガサイト結晶との比較もなされている。図
5と比較して共振周波数の温度に対する2次係数が大き
くなったために、特性が放物線状となっている。今回の
検討で得られた実施例2のLa2.8Sr0.2Ta
0.4Ga5.2Si0. 14については、極大値
が約50℃と室温近くにあり、その共振周波数の−20
℃から80℃における最大変化量が330ppmまで減
少した。このように、Sr量を調整した組成の単結晶を
育成することで、基本的な振動モードの共振周波数温度
特性を大きく変化させられることが確認された。このこ
とは、組成パラメータであるx、y、zを調整すること
で材料定数の温度特性を大きく変化させられることを意
味している。実際にモノリシックフィルタとしては厚み
ずれのモードが使われているが、La2.8Sr0.2
Ta0.4Ga5.2Si0. 14組成については
Yカットで、図6のように良好な温度特性が得られる。
またさらに、Sr量を増加させることで共振周波数の温
度に対する極大値を30℃程度に合わせ込むことで、よ
り良好な温度特性が得られる。さらに、圧電デバイスの
必要とするウエハカットが結晶面に平行の場合、方位精
度を容易に0.1°以下に合わせられるため、工程の簡
略化、デバイスばらつきの低減が実現できる。また、こ
の圧電単結晶材料を用いた表面弾性波デバイスに関して
も組成を調整することで、結合係数の最も大きなカット
における温度特性を向上させることにより高帯域化が実
現できる。
【0026】
【実施例】実施例1 図7は、本実施例で用いた単結晶の製造装置の一例を示
している。
【0027】同図に示すように、ルツボ10が断熱材1
1の中心に設置されており、ルツボ10の上部には耐火
物ハウジング12を配置されている。この耐火物ハウジ
ング12の頂部壁には中心に開口部12aが設けられて
おり、下端に種子結晶13を取り付けた引き上げ軸14
が図示しない動力源から垂直に延びてこの開口部12a
を貫通している。断熱材11及び耐火物ハウジング12
の周りには、頂部壁に結晶引き上げ軸14が貫通する開
口部15aを有する耐火物円筒15が配置されている。
耐火物ハウジング12の外側には高周波誘導コイル16
が巻かれており、高周波電流を流すことでルツボ10を
誘導加熱し、結晶材料の融液17を所定温度に維持す
る。
【0028】この実施例1では、高周波発振器として、
周波数70kHzのものを用いた。図7に示す製造装置
において、直径が50mm、高さが50mm、厚さが
1.5mmのIr製のルツボ10に、LaSrTa
0.5Ga4.5SiO14を約350g挿入した。育
成は、Nに1vol%のOを混入した雰囲気で、種
子結晶13として[001]方位のLaSrTa
0.5Ga4.5SiO14単結晶を用い、0.5mm
/hの速度で引き上げた。その結果、図8の写真に示す
ような、直径20mmφ、長さ110mmの透明なLa
SrTa0.5Ga .5SiO14単結晶18が得
られた。なお、本実施例における組成式のx、y、z
は、x=1.0、y=0.5、z=1.0である。
【0029】得られた結晶からX板の厚みY伸び振動共
振子とY板の厚みXずれ振動共振子とを作成して−20
℃から+80℃の範囲で共振周波数を求めたところ、温
度に対する共振周波数の変化は、それぞれ1815pp
m、732ppmとなった。
【0030】実施例2 高周波発振器として、周波数70kHzのものを用い
た。図7に示す製造装置において、直径が50mm、高
さが50mm、厚さが1.5mmのIr製のルツボ10
に、La2.8Sr0.2Ta0.4Ga5.2Si
0.414を約370g挿入した。育成は、Nに1
vol%のOを混入した雰囲気で、種子結晶13とし
て[001]方位のLaTa0.5Ga5.514
単結晶を用い、0.5mm/hの速度で引き上げた。そ
の結果、図9の写真に示すような、直径20mmφ、長
さ100mmの透明なLa2.8Sr0.2Ta0.4
Ga .2Si0.414単結晶18が得られた。な
お、本実施例における組成式のx、y、zは、x=0.
2、y=0.4、z=0.4である。
【0031】得られた結晶からX板の厚みY伸び振動共
振子とY板の厚みXずれ振動共振子とを作成して−20
℃から+80℃の範囲で共振周波数を求めたところ、温
度に対する共振周波数の変化はそれぞれ732ppm、
332ppmとなった。
【0032】実施例3 高周波発振器として、周波数70kHzのものを用い
た。図7に示す製造装置において、直径が50mm、高
さが50mm、厚さが1.5mmのPt製のルツボ10
に、La2.4Sr0.6Ta0.4Ga4.8Si
0.814を約360g挿入した。育成は、Nに1
vol%のOを混入した雰囲気で、種子結晶13とし
て[001]方位のLa2.4Sr0.6Ta0.4
4.8Si 0.814単結晶を用い、0.3mm/
hの速度で引き上げた。その結果、図10の写真に示す
ような、直径20mmφ、長さ68mmの透明なLa
2.4Sr0.3Ta0.4Ga4.8Si0.8
14単結晶18が得られた。なお、本実施例における組
成式のx、y、zは、x=0.6、y=0.4、z=
0.8である。
【0033】以上述べた実施形態及び実施例は全て本発
明を例示的に示すものであって限定的に示すものではな
く、本発明は他の種々の変形態様及び変更態様で実施す
ることができる。従って本発明の範囲は特許請求の範囲
及びその均等範囲によってのみ規定されるものである。
【0034】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、La、SrO、Ta、Ga、S
iOの5成分系について、所定の組成範囲でLa
3−xSr TaGa6−y−zSi14単結晶
を育成することにより、目的とする圧電デバイスのモー
ドに最適な、温度特性の向上した基板材料が得られる。
即ち、電気機械結合係数を高くすることはもちろんのこ
と、その結晶方位、伝播方向における弾性波の位相速度
温度係数を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来材料のX板Y方向伸び振動における共振周
波数の対温度変化を示す図である。
【図2】本発明における組成の3角図である。
【図3】μ−PD法によるファイバー結晶育成を説明す
るための図である。
【図4】本発明において得られた単結晶化可能な組成範
囲を示す図である。
【図5】本発明の実施例で得られた単結晶の伸び振動モ
ードの共振周波数の温度変化を表す図である。
【図6】本発明の実施例で得られた単結晶の厚みすべり
モードの共振周波数の温度変化を表す図である。
【図7】本発明の実施例で用いた単結晶製造装置を説明
するための図である。
【図8】実施例1におけるLaSrTa0.5Ga
4.5SiO14単結晶の育成例を示す写真である。
【図9】実施例2におけるLa2.8Sr0.2Ta
0.4Ga5.2Si0.4 単結晶の育成例を示
す写真である。
【図10】実施例3におけるLa2.4Sr0.6Ta
0.4Ga4.8Si0.8 単結晶の育成例を示
す写真である。
【符号の説明】
1 管状炉 2、10 ルツボ 3、17 融液 4、13 種子結晶 5 アフターヒーター 6 引き下げ軸 7、18 単結晶 11 断熱材 12 耐火物ハウジング 14 引き上げ軸 15 耐火物円筒 16 高周波誘導コイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 守越 広樹 東京都中央区日本橋一丁目13番1号ティー ディーケイ株式会社内 (72)発明者 川嵜 克己 東京都中央区日本橋一丁目13番1号ティー ディーケイ株式会社内 Fターム(参考) 4G048 AA05 AB05 AC01 AD07 AE05 4G077 AA02 BD11 CF10 EA04 HA11

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CaGaGe14構造を有して
    おり、主要成分がLa、Sr、Ta、Ga及びSiより
    なり、組成式La3−xSrTaGa −y-z
    14(ただし、0<x<3、0<y<1、0<z
    <2)で表されることを特徴とする圧電単結晶材料。
  2. 【請求項2】 前記組成式のx、y、zが、0<x≦
    1.2、0<y≦0.5、0<z≦1.4の範囲にある
    ことを特徴とする請求項1に記載の圧電単結晶材料。
  3. 【請求項3】 前記組成式のx、y、zが、x=0.
    2、y=0.4、z=0.4であることを特徴とする請
    求項2に記載の圧電単結晶材料。
  4. 【請求項4】 前記組成式のx、y、zが、x=1、y
    =0.5、z=1であることを特徴とする請求項2に記
    載の圧電単結晶材料。
  5. 【請求項5】 前記組成式のx、y、zが、x=0.
    6、y=0.4、z=0.8であることを特徴とする請
    求項2に記載の圧電単結晶材料。
  6. 【請求項6】 請求項1から5のいずれか1項に記載の
    圧電単結晶材料を用いたことを特徴とする圧電デバイ
    ス。
JP2001155645A 2001-05-24 2001-05-24 圧電単結晶材料及び該圧電単結晶材料を用いた圧電デバイス Pending JP2002348197A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001155645A JP2002348197A (ja) 2001-05-24 2001-05-24 圧電単結晶材料及び該圧電単結晶材料を用いた圧電デバイス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001155645A JP2002348197A (ja) 2001-05-24 2001-05-24 圧電単結晶材料及び該圧電単結晶材料を用いた圧電デバイス

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008028586A Division JP4748170B2 (ja) 2008-02-08 2008-02-08 圧電単結晶材料及び該圧電単結晶材料を用いた圧電デバイス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002348197A true JP2002348197A (ja) 2002-12-04

Family

ID=18999788

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001155645A Pending JP2002348197A (ja) 2001-05-24 2001-05-24 圧電単結晶材料及び該圧電単結晶材料を用いた圧電デバイス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002348197A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015081706A1 (zh) * 2013-12-05 2015-06-11 中国科学院上海硅酸盐研究所 一种硅酸铝镓钽钙压电晶体及其制备方法
WO2017146244A1 (ja) * 2016-02-25 2017-08-31 株式会社C&A 結晶材料およびその製造方法
JP2022519012A (ja) * 2018-12-29 2022-03-18 昆明理工大学 ジルコニア/酸化チタン/酸化セリウムがドープされた希土類タンタル/ニオブ酸塩RETa/NbO4セラミックス粉体及びその製造方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015081706A1 (zh) * 2013-12-05 2015-06-11 中国科学院上海硅酸盐研究所 一种硅酸铝镓钽钙压电晶体及其制备方法
WO2017146244A1 (ja) * 2016-02-25 2017-08-31 株式会社C&A 結晶材料およびその製造方法
JPWO2017146244A1 (ja) * 2016-02-25 2019-01-10 株式会社Piezo Studio 結晶材料およびその製造方法
US11158784B2 (en) 2016-02-25 2021-10-26 Piezo Studio Inc. Crystal material and method of manufacturing the same
JP2022519012A (ja) * 2018-12-29 2022-03-18 昆明理工大学 ジルコニア/酸化チタン/酸化セリウムがドープされた希土類タンタル/ニオブ酸塩RETa/NbO4セラミックス粉体及びその製造方法
JP7220794B2 (ja) 2018-12-29 2023-02-10 昆明理工大学 ジルコニア/酸化チタン/酸化セリウムがドープされた希土類タンタル/ニオブ酸塩RETa/NbO4セラミックス粉体及びその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7947192B2 (en) Gallate single crystal, process for producing the same, piezoelectric device for high-temperature use and piezoelectric sensor for high-temperature use
Halliyal et al. Study of the piezoelectric properties of Ba 2 Ge 2 TiO 8 glass-ceramic and single crystals
JP2002293693A (ja) テルビウム・アルミニウム・ガーネット単結晶及びその製造方法
CN103014865A (zh) 一种硅酸铝镓锶钽压电晶体及其制备方法
JP2002348197A (ja) 圧電単結晶材料及び該圧電単結晶材料を用いた圧電デバイス
JP4748170B2 (ja) 圧電単結晶材料及び該圧電単結晶材料を用いた圧電デバイス
JPH11322495A (ja) ランガサイト型結晶及びその作製方法
JP2003246698A (ja) 圧電単結晶材料及び該圧電単結晶材料を用いた圧電デバイス
Chai et al. Growth of high quality single domain crystals of langasite family compounds
EP1308543B1 (en) Single crystal production method
JPH0692796A (ja) エピタキシャル成長による薄膜の製造法
CN1196816C (zh) 硅酸镓镧晶体的坩埚下降法生长技术
Halliyal et al. Piezoelectric properties of lithium borosilicate glass ceramics
Adachi et al. Growth of substituted langasite-type Ca/sub 3/NbGa/sub 3/Si/sub 2/O/sub 14/single crystals, and their dielectric, elastic and piezoelectric properties
JP2000247793A (ja) ランガサイト型結晶の作製方法
CN109234809A (zh) 镓掺杂钙铝黄长石晶体及制备方法与应用
JPH0294608A (ja) 酸化物ガーネット単結晶
JP4270232B2 (ja) 圧電デバイス用基板の製造方法と圧電デバイス用基板、及びこれを用いた表面弾性波デバイス
JP3911967B2 (ja) 圧電デバイス用基板の製造方法と圧電デバイス用基板、及びこれを用いた表面弾性波デバイス
CN113957530B (zh) 一种透明铌酸钾钠晶体及其制备方法与应用
JP3589064B2 (ja) 圧電結晶及び圧電素子
JP2010280525A (ja) タンタル酸リチウム基板と、タンタル酸リチウム単結晶の製造方法
Dubovik et al. 1994 IEEE INTERNATIONAL FREQUENCY CONTROL SYMPOSIUM
KR970007336B1 (ko) 압전소자용 및 레이저 발진자용 소재물질의 단결정 제조법
Wu Bridgman growth of langasite‐type piezoelectric crystals

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20031211

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060908

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060919

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061109

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071211