JP2002348159A - 粉末状セメント分散剤の製造方法 - Google Patents

粉末状セメント分散剤の製造方法

Info

Publication number
JP2002348159A
JP2002348159A JP2001154617A JP2001154617A JP2002348159A JP 2002348159 A JP2002348159 A JP 2002348159A JP 2001154617 A JP2001154617 A JP 2001154617A JP 2001154617 A JP2001154617 A JP 2001154617A JP 2002348159 A JP2002348159 A JP 2002348159A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drying
mixer
dispersant
cement dispersant
polycarboxylic acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001154617A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4664526B2 (ja
Inventor
Kazuhisa Tsukada
和久 塚田
Masaki Ishimori
正樹 石森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiheiyo Cement Corp
Original Assignee
Taiheiyo Cement Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taiheiyo Cement Corp filed Critical Taiheiyo Cement Corp
Priority to JP2001154617A priority Critical patent/JP4664526B2/ja
Publication of JP2002348159A publication Critical patent/JP2002348159A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4664526B2 publication Critical patent/JP4664526B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 液状のポリカルボン酸系高分子化合物を主成
分とする分散剤を乾燥する際に、装置動作に支障を生じ
ることなく、高い回収率で効率良く乾燥固化でき、その
後の粉砕処理も平易に行うことができ、しかもポリカル
ボン酸系分散剤としての性状を何等損なうことのない粉
末状セメント分散剤の製造方法を提供する。 【解決手段】 液状のポリカルボン酸系高分子化合物を
主成分とする分散剤を乾流又は真空中でヘンシェル型ミ
キサーを用いて加熱乾燥し、粉砕する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリカルボン酸系
の粉末状セメント分散剤の製造方法に関する。
【0002】
【従来技術】コンクリートやモルタル等のセメントを使
用した組成物では、硬化性や硬化後の機械的性状にとっ
て実用上有利であることから、セメントに対する配合水
量を低く抑えることが好まれる。その際、良好な流動性
及び作業性を確保するためにセメント分散剤が使用さ
れ、特に低水セメント比で極めて良好な流動性が得られ
るポリカルボン酸系高分子化合物を主成分とする分散剤
を使用する例が増えている。このポリカルボン酸系分散
剤は液体として合成製造されるため、使用に際しては、
セメントとその他の配合物との調合時或いは固形成分調
合後の水配合時に加えられる。従って、プレミックス製
品などに予め配合しておくことが不可能であり、また保
管や輸送にも制約が多く、更に現場での煩雑な調配合作
業が必要となる等の理由から、液状ではなく粉末状のも
のが望まれている。粉末状の分散剤を得るには、一般
に、液状の分散剤を乾燥し、これを粉末化する。乾燥に
用いる装置としては、噴霧乾燥装置、気流式乾燥装置、
振動箱型乾燥装置、回転乾燥装置、攪拌乾燥装置、捏和
型乾燥装置等の乾燥装置などが知られており、乾燥物を
得ることが試みられている。
【0003】しかしながら、液状のポリカルボン酸系高
分子化合物を主成分とする分散剤は、乾燥過程で粘性が
かなり高くなり、また乾燥固体の付着力が強固になる等
の理由から、乾燥装置内部への付着が多くなって回収率
が低くなる傾向がある。攪拌型、捏和型等の動的作動が
加わる乾燥機では、付着化現象は非可動性の乾燥機より
は少なくできるものの、被乾燥物が粘性の増大に伴って
次第に動作軸付近に集約し、大きな塊状物になり易い。
その結果、比表面積減少による熱伝導の低下で乾燥の進
行が著しく遅延したり、動作機構に過剰負荷がかかって
動作に支障が生じたり、またその後の粉砕処理も容易で
はなかった。分散剤中のポリカルボン酸系高分子化合物
の含有割合を低減させたり、粘性を改質する成分を導入
すればこれらの問題点を解消できることがあるものの、
生産性の低下やセメント分散剤としての性能が低下す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、液状のポリ
カルボン酸系高分子化合物を主成分とする分散剤を乾燥
する際に、乾燥装置の動作に支障を生じることなく、高
い回収率で効率良く乾燥固化でき、その後の粉砕処理も
平易に行うことができ、しかもポリカルボン酸系分散剤
としての性状を何等損なうことのない粉末状セメント分
散剤を製造することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、前記課題
解決のため種々の検討を行ったところ、可動性乾燥機で
見られる乾燥中の被乾燥物の中心軸方向への凝集化・塊
状化は、高速攪拌機であるヘンシェルミキサーの攪拌羽
根による剪断力と遠心力により十分防ぐことができるこ
と、かつ攪拌羽根をできるだけ乾燥容器側面付近まで旋
回させることにより被乾燥物を中心部から側面方向へ延
ばした状態で乾燥でき、しかも容器側壁への付着・蓄積
防止が図れるという知見から、ヘンシェル型ミキサーを
特定の仕様で乾燥機として使用すること等により本発明
を完成させた。
【0006】即ち、本発明は、次の(1)〜(3)で表
す粉末状セメント分散剤の製造方法である。(1)液状
のポリカルボン酸系高分子化合物を主成分とする分散剤
を乾流又は真空中でヘンシェル型ミキサーを用いて加熱
乾燥し、粉砕することを特徴とする粉末状セメント分散
剤の製造方法。(2)ヘンシェル型ミキサーの攪拌羽根
のミキサー側面方向に張り出た先端が、ミキサー中心か
らの半径がミキサー内径の45%以上50%未満の値と
なる円周の地点まで旋回することを特徴とする前記
(1)の粉末状セメント分散剤の製造方法。(3)ポリ
カルボン酸系セメント分散剤が、(メタ)アクリル酸系
共重合体又はマレイン酸系共重合体である前記(1)又
は(2)の粉末状セメント分散剤の製造方法。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の製造方法で用いるポリカ
ルボン酸系高分子化合物を主成分とするセメント分散剤
は、通常セメント分散剤に使用される液状のポリカルボ
ン酸系高分子化合物を主成分とするものであれば特に限
定されず、例えば特開2000−26145号公報に記
載の(メタ)アクリル酸系共重合体やマレイン酸系共重
合体(多価金属塩を除く)を挙げることができる。より
好ましくはポリアルキレングリコール鎖を有するポリカ
ルボン酸系高分子化合物を主成分とするセメント分散剤
とする。
【0008】(メタ)アクリル酸系共重合体としては、
−COOM基(Mは水素原子、アルカリ金属、アルカリ
土類金属、アンモニウム又は有機アミンの何れかを表
す)とポリアルキレングリコール鎖を有する(メタ)ア
クリル酸系共重合体を好適例として挙げることができ、
マレイン酸系共重合体としては、ポリアルキレングリコ
ールアルケニルエーテル−無水マレイン酸共重合体(多
価金属塩を除く)等が好適例として挙げられる。何れの
ポリアルキレングリコール鎖も、−O(CH2CH
(R)O)b−で表されるものが望ましい。(Rは水素
原子又はメチル基を表し、bは2〜300、好ましくは
5〜109とする。)好適な具体例としては、次の通り
である。
【0009】メタクリル酸−メトキシポリエチレングリ
コールメタクリレート共重合体、メタクリル酸−メトキ
シポリエチレングリコールメタクリレート−メタリルス
ルホン酸ソーダ共重合体、メタクリル酸−メトキシポリ
エチレングリコールメタクリレート−メタルスルホン酸
ソーダ−アクリル酸エステル共重合体、マレイン酸−メ
トキシポリエチレングリコールアリルエーテル共重合
体、マレイン酸メトキシポリエチレングリコール−スチ
レン共重合体、メタクリル酸−メタクリル酸ヒドロキシ
プロピル共重合体、アクリル酸−アクリル酸ヒドロキシ
エチル共重合体。
【0010】本発明の製造方法で使用する乾燥装置は、
攪拌羽根の回転によって強力な攪拌力を発現できる攪拌
機であれば攪拌羽根の構造位置及び乾燥雰囲気や乾燥温
度を調整すれば使用できるものの、特に高速攪拌機とし
て知られているヘンシェル型ミキサーを以下のような様
式で乾燥機として使用するのが望ましい。即ち、一般に
ミキサー容器形状が円筒形であるヘンシェル型ミキサー
を乾燥容器とし、容器外周をスチーム等の熱媒体若しく
は電熱により加熱可能にし、且つ少なくとも乾燥容器内
部への外気の流入が遮断できるよう密封状態を保てる構
造にする。また、何れも開閉可能な被乾燥物供給口及び
乾燥物の取り出し口を備え、また非乾燥物の共廻り防止
のための任意形状のジャマ板を容器内に有し、更に脱気
口(減圧口)若しくは気流排出口と気流流入口等が、乾
燥機の上部に、備えたものが好ましい。
【0011】また更に、ミキサーの攪拌羽根がミキサー
側面内壁にできるだけ近い位置を旋回通過できるように
容器中心に存在する回転軸から伸延されているのが好ま
しい。攪拌羽根の数は特に限定されないが、その形状は
スクリュー状やスパイラル状及び棒状のものよりも、寧
ろ平板、特にナイフ状のものが好ましく、該平板面が容
器底面に対し並行にならない角度で旋回できるのが望ま
しい。このような攪拌羽根の形態や位置にするのは、本
法では攪拌を乾燥状態の均質化の目的だけで行うのでは
なく、主に剪断力と強力な遠心力を被乾燥物に加えるた
めに行うためであって、かかる剪断力で粘性が上昇した
被乾燥物を圧せずに裁断するかのように分散でき、また
強力な遠心力により中心方向への団子状の凝集化を抑制
して熱伝導の低下を防ぐことができるのでより短時間で
乾燥処理が行える。更に、攪拌羽根を容器側壁のできる
だけ近い位置、好ましくは攪拌羽根のミキサー側面方向
に張り出た先端が、ミキサー中心からの半径がミキサー
内径の45%以上50%未満の値となる円周の地点ま
で、旋回できる構造にすることにより、容器側壁への乾
燥物の付着蓄積が防止できるため、高収率で安定した品
質の乾燥物が得られる。
【0012】本発明の製造方法では、乾燥は湿分をでき
るだけ含まない雰囲気中で行われるのが望ましく、具体
的には、大気中での乾燥を行わずに、水分を含まない乾
燥気流(乾流)又は真空中、例えば20〜60torr程
度、で乾燥を行うのが好ましい。乾流としては液状分散
剤成分や乾燥時の蒸発成分と反応しないものが使用で
き、例えば蒸発成分が水の場合は乾燥空気、有機溶剤を
含む分散剤の場合は不活性ガスを使用する。乾流を使用
すると乾燥中に発生する蒸発成分を気流と共に気流排出
口から容易に放出され、常に系内を飽和蒸気圧以下に保
つことができるという利点がある。一方、乾流ガスのコ
ストや反応性を考慮する必要がないという利点から真空
で乾燥しても良い。この場合完全密閉状態であれば気化
ガスが容器内に充満する可能性があるので連続的又は断
続的に気化ガスを脱気口(減圧口)若しくは気流排出口
から系外に強制除去する。何れで乾燥するかは状況等に
応じ適宜選定すれば良い。
【0013】当該乾燥装置の運転条件は、ポリカルボン
酸系高分子化合物を主成分とする液の固形分濃度や配
合、処理量、容器寸法等を考慮して最適条件を決定すれ
ば良い。例えば、乾燥温度はミキサー外壁の加熱温度で
35〜180℃とする。加熱温度が180℃を超えると
高分子化合物が熱変性を起こすため好ましくなく、35
℃未満では乾燥時間が著しく長時間となるため好ましく
ない。ミキサーの回転速度は攪拌羽根先端の周速度が4
m/s以上であれば良い。4m/s未満では被乾燥物が
攪拌軸付近に凝集するため好ましくない。本法では、乾
燥はバッチ式処理となるため、被乾燥物の処理量はミキ
サー内容積に応じて適宜定める。
【0014】乾燥物中の含有液分が概ね2.0%以下と
なれば乾燥操作を停止し、乾燥物を所望の粒径となるよ
う公知の手法により粉砕・分級することで、ポリカルボ
ン酸系高分子化合物を主成分とする粉末状のセメント分
散剤を得ることができる。
【0015】
【実施例】本発明を実施例を用いて具体的に説明する。
尚、参考のため本発明の範囲から外れるものを比較例と
して併せて記す。
【0016】[使用原料] 乾燥に使用する原料とし
て、以下の〔A〕〜〔C〕から選択される固形分濃度5
0.0重量%の水溶液を使用。 〔A〕 メタクリル酸63モル%、メトキシポリ(n=
40)エチレングリコールメタクリルレート3モル%、
メトキシポリ(n=23)エチレングリコールメタクリ
ルレート18モル%、メタリルスルホン酸ナトリウム1
5モル%及びメチルアクリレート1モル%を共重合させ
た重量平均分子量44000の高分子化合物に、亜硫酸
ソーダ及びトリエタノールアミンを合計約1重量%加
え、pH調整剤として水酸化ナトリウムをpH8.5と
なるよう加えたもの。 〔B〕 メタクリル酸74モル%、メトキシポリ(n=
23)エチレングリコールメタクリルレート26モル%
を共重合させた重量平均分子量55000の高分子化合
物に亜硫酸ソーダ及びトリエタノールアミンを合計約1
重量%加え、pH調整剤として水酸化ナトリウムをpH
8.5となるよう加えたもの。 〔C〕 無水マレイン酸50モル%、メトキシポリ(n
=40)エチレングリコールアリルエーテル50モル%
を共重合させた重量平均分子量43000の高分子化合
物に亜硫酸ソーダ及びトリエタノールアミンを合計約1
重量%加え、pH調整剤として水酸化ナトリウムをpH
8.5となるよう加えたもの。
【0017】[乾燥装置] 以下の〔D〕又は〔E〕の
何れかを使用。 〔D〕 密閉構造の内容積20リットル、内径25cm
の円筒形容器内の底面上に容器側面内壁から約1.4c
mの位置を羽根端が旋回できる高さ約7.0cm、長さ
約11.1cmの薄肉(約1mm厚)長方形刃状の4枚
のステンレス製攪拌羽根を容器中心と同心の回転軸から
90゜毎に有するヘンシェル型ミキサーで、上面を除く
ミキサー容器外周にスチーム加熱ジャケットを設け、バ
ルブ式の開閉可能な被乾燥物供給口をミキサー容器上面
部に、乾燥物の取り出し口を容器下面に、脱気口(減圧
口)がミキサー容器上面部にそれぞれ備わり、更に幅約
1.5cm、長さ9.0cm、厚さ約1cmの1枚のス
テンレス製ジャマ板を、旋回する攪拌羽根と接しないよ
う攪拌羽根より上部位置に、1.5×9.0cmの面を
貼り付け面とし、容器内側壁に貼り付けた乾燥装置。 〔E〕 乾燥容器外周にスチーム加熱ジャケットを設け
た内容量20リットルの市販の真空捏和式乾燥装置(双
腕型捏和機、株式会社井上製作所製)。
【0018】[原料溶液の乾燥] 〔A〕〜〔C〕の水
溶液各16リットルを前記〔D〕又は〔E〕の乾燥装置
に投入し、乾燥装置は何れもジャケット温度を120℃
に保ち、また容器内を30Torrまで減圧し、ヘンシェル
型乾燥装置〔D〕では攪拌速度10m/sの周速度で攪
拌し、捏和式乾燥装置〔E〕では攪拌回転速度60rp
mで混練しながら乾燥を行った。尚、乾燥物の水分測定
は市販の水分測定器(ケット科学研究所社製、型式FD
−600)で乾燥開始から約240分経過させた乾燥物
と320分経過させた乾燥物のそれぞれを測定した。測
定結果を表1に表す。また、乾燥装置〔D〕を用いた実
施例1〜3では240分経過後と320分経過後の乾燥
物の乾燥機内に付着することなく取り出せた回収率を、
同様に乾燥装置〔E〕を用いた比較例1〜3では320
分経過後の乾燥物の回収率を、何れも乾燥機から回収さ
れた乾燥固体の重量を乾燥機に投入した液状分散剤の固
形分換算重量で割った値に100を掛けた%値で算出し
た。その結果も表1に併せて記す。
【0019】
【表1】
【0020】[粉末の性状]240分間乾燥を行った乾
燥固体(実施例1〜3)と320分間乾燥を行った乾燥
固体(比較例1〜3)をピン型微粉砕機(型式160
Z)で粉砕し、振動篩い分け機で粒径を600μm以下
の粉末に調整した。得られた粉末0.54g、普通ポル
トランドセメント900g、JIS標準砂1350g及
び水360gをホバートミキサーに一括投入し、210
秒間混練してモルタルを調整した。次いで厚さ5mmの
みがき板ガラスの上にモルタルフローコーンを置き、該
コーンに調整したモルタルを充填した後、フローコーン
を引き上げ、板ガラス上のモルタルの広がりが止まった
段階で、広がりの直角2方向の直径を測定し、その平均
値をフロー値とし、該フロー値からセメント分散剤とし
ての性状を確認した。フロー値を表1に併せて表す。
尚、粉末化していない原料〔A〕の固形分濃度50%水
溶液1.08g、普通ポルトランドセメント900g、
JIS標準砂1350g及び水360gを前記と同じ方
法で調整したモルタル(比較例4)のフロー値も同様の
方法で測定した。その値も表1に併せて記す。表1の結
果から、何れの粉末も液状のポリカルボン酸系セメント
分散剤と遜色無い分散性状を発現できることがわかる。
【0021】
【発明の効果】本発明の製造方法によれば、非常に高い
収率で、短時間に効率良く、しかも液状のものに勝ると
も劣らない性能の粉末状ポリカルボン酸系セメント分散
剤を得ることができる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液状のポリカルボン酸系高分子化合物を
    主成分とする分散剤を乾流又は真空中でヘンシェル型ミ
    キサーを用いて加熱乾燥し、粉砕することを特徴とする
    粉末状セメント分散剤の製造方法。
  2. 【請求項2】 ヘンシェル型ミキサーの攪拌羽根のミキ
    サー側面方向に張り出た先端が、ミキサー中心からの半
    径がミキサー内径の45%以上50%未満の値となる円
    周の地点まで旋回することを特徴とする請求項1記載の
    粉末状セメント分散剤の製造方法。
  3. 【請求項3】 ポリカルボン酸系セメント分散剤が、
    (メタ)アクリル酸系共重合体又はマレイン酸系共重合
    体である請求項1又は2に記載の粉末状セメント分散剤
    の製造方法。
JP2001154617A 2001-05-23 2001-05-23 粉末状セメント分散剤の製造方法 Expired - Lifetime JP4664526B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001154617A JP4664526B2 (ja) 2001-05-23 2001-05-23 粉末状セメント分散剤の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001154617A JP4664526B2 (ja) 2001-05-23 2001-05-23 粉末状セメント分散剤の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002348159A true JP2002348159A (ja) 2002-12-04
JP4664526B2 JP4664526B2 (ja) 2011-04-06

Family

ID=18998927

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001154617A Expired - Lifetime JP4664526B2 (ja) 2001-05-23 2001-05-23 粉末状セメント分散剤の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4664526B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105152570A (zh) * 2015-10-12 2015-12-16 沈阳建筑大学 一种液体水泥助磨剂及其制备方法
JP2016515505A (ja) * 2013-03-26 2016-05-30 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピアBasf Se 急速懸濁性粉末状組成物

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6223716A (ja) * 1985-07-24 1987-01-31 Achilles Corp 多色合成樹脂粒及びその製造方法
JP2000026145A (ja) * 1998-07-07 2000-01-25 Taiheiyo Cement Corp 粉末状セメント分散剤及びその製造方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6223716A (ja) * 1985-07-24 1987-01-31 Achilles Corp 多色合成樹脂粒及びその製造方法
JP2000026145A (ja) * 1998-07-07 2000-01-25 Taiheiyo Cement Corp 粉末状セメント分散剤及びその製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016515505A (ja) * 2013-03-26 2016-05-30 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピアBasf Se 急速懸濁性粉末状組成物
CN105152570A (zh) * 2015-10-12 2015-12-16 沈阳建筑大学 一种液体水泥助磨剂及其制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4664526B2 (ja) 2011-04-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2019090021A (ja) 有機/無機複合体粒子
JP2941081B2 (ja) 結晶性有機化合物の非晶質割合の増加と再結晶化を抑制する方法
CN115368122A (zh) 一种改性硅藻土多孔陶瓷浆料及陶瓷粉体
JP2007335154A (ja) アルカリ電池用正極活物質
JP2002348159A (ja) 粉末状セメント分散剤の製造方法
RU2573024C2 (ru) Способ изготовления дисперсионных порошков
JPS636492B2 (ja)
JP2018135222A (ja) 低チキソトロピー性助剤、可溶性袋状物及びセメント組成物
CN108479601B (zh) 混料装置
JP4159678B2 (ja) 粉末状セメント分散剤及びその製造方法並びにセメント混合物
JP5100934B2 (ja) 粉末状セメント分散剤の製造方法
CN104446073B (zh) 一种水溶性高分子表面接枝改性机制砂的制备方法
JPS60129129A (ja) 水溶性重合体含水ゲル粒子の撹拌装置
JP4535826B2 (ja) 粉体用分散剤およびセメント分散剤
JP4608132B2 (ja) 粉末状セメント分散剤の製造方法
JP2008264672A (ja) 粉体の造粒方法
CN209287093U (zh) 一种瓷砖胶搅拌装置
JP2002265247A (ja) 粉末状セメント分散剤の製造方法
CN110092605A (zh) 一种高效聚羧酸型混凝土减水剂
JP2006124661A (ja) 冷水溶解性高分子粉粒物の製造方法及びこれにより得られる冷水溶解性高分子粉粒物
JP4220046B2 (ja) 粉体セメント混和剤の溶解性向上剤、および該剤を含む複合セメント混和剤
WO2021019896A1 (ja) カルボキシメチルセルロースまたはその塩およびその組成物
JP3985099B2 (ja) エチレンオキシド−ブチレンオキシド系共重合体樹脂の微量揮発分の乾燥方法及びこれにより乾燥されたエチレンオキシド−ブチレンオキシド系共重合体樹脂
Lin et al. Preparation of solid polycarboxylate superlasticizer
JP4295392B2 (ja) 粉末状水硬性組成物用分散剤およびその製造法並びにこれを用いた粉粒状水硬性組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080314

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100714

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100720

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20100813

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100909

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20101005

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101203

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20101213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110104

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110107

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4664526

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140114

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term