JP2002345924A - マッサージ具 - Google Patents

マッサージ具

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JP2002345924A
JP2002345924A JP2001154852A JP2001154852A JP2002345924A JP 2002345924 A JP2002345924 A JP 2002345924A JP 2001154852 A JP2001154852 A JP 2001154852A JP 2001154852 A JP2001154852 A JP 2001154852A JP 2002345924 A JP2002345924 A JP 2002345924A
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Shigeo Fukuda
福田重男
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Sagami Chemical Metal Co Ltd
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Sagami Chemical Metal Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 握り強さを加減する必要がなく普通に握るこ
とでツボを効率良く押圧して刺激できることは勿論、血
液の循環を活性化させることができる感触の良いマッサ
ージ具を提供する。 【解決手段】 木製の球体2表面に、略均等に配置され
て突出高さhが外径dと略同一の寸法となるように希土
類を素材とする永久磁石で構成された複数の棒状触圧子
4a、4b、4L、4Rを植設することで、球体2の表
面に植設された複数の触圧子4a、4b、4L、4R
が、最適な間隔ないし突出寸法h、外径寸法dを有して
いるので、効率良くツボに刺激を与えることは勿論、磁
力線の作用で血液の循環を活発にさせることができる。
また、永久磁石の素材に保持力の大きい希土類を採用す
ることにより、磁力の保持力が維持されるので長期的に
使用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表面に複数の永久磁石
で構成される触圧子を突設した球体を手で握り、手の平
に触圧子を押圧しつつローリングすることで手のひらの
ツボを刺激するようにしたマッサージ具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、手のひらのツボをマッサージ
するマッサージ具として、例えばクルミなどを利用した
略球形の握り指圧器具が使用されており、単一または一
対のクルミまたは球体の握り加減を調整しながら手中で
ローリングすることで、手の平のツボを適度に刺激しつ
つ血液の循環を活発にさせる等の効果を得るツボ療法と
して周知である。
【0003】近年では、改良されたマッサージ具として
球体または棒状体の表面に複数の突起部を設けたもの等
が開発されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、この種の握
り指圧器具として使用されるマッサージ具は、直径2〜
3cmの球体、または棒状体の表面に複数の突起部を設
けた構成となっているが、球体表面の凹凸部の形状、配
置並びに突出高さなどの点において、効果を得るための
握り方やローリング時における押圧力の加減が難しく、
使用法が簡便で効果的なマッサージ具が要望されてい
た。
【0005】従って、本発明の目的とする所は、握り強
さを加減する必要がなく普通に握ることでツボを効率良
く押圧して刺激できることは勿論、血液の循環を活性化
させることができる感触の良いマッサージ具を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、本発明は次の技術的手段を有する。即ち、発明の実
施の形態に対応する添付図面中の符号を用いてこれを説
明すると、本発明は、木製で構成された球体2と、該球
体2の表面に略均等配置になるよう植設し外方に向けて
放射状に突出した複数の棒状触圧子4a、4b、4L、
4Rとから成り、上記触圧子4a、4b、4L、4R
は、希土類を素材とする永久磁石で構成し、突出高さが
外径と略同一寸法を有すると共に、上記球体2の中心O
を通る軸線X−X上に一対の触圧子4a、4bを配し、
上記中心Oを頂点とする上記軸線X−X上に相互の頂角
が略120°となる一対の仮想円錐体5a、5bを点対
称に配置して該上記一対の仮想円錐体5a、5bの円錐
面と交わる上記球体2の外周面に形成される一対の円周
6a、6b上に4本の触圧子4L、4Rをそれぞれ等配
し、これらが相互に千鳥配置になるよう構成したことを
特徴とするマッサージ具である。上記によると、マッサ
ージ具1を握る際は、球体2の表面に略均等に配置され
て突設した複数の棒状触圧子4a、4b、4L、4R間
に複数の指を入れて木製の球体2を握ると、球体2の表
面に略均等に配置されて突出高さhが外径dと略同一寸
法となるよう突設した複数の棒状触圧子4a、4b、4
L、4Rが手のひらのツボが適度に押圧され、これを適
宜ローリングすることで複数のツボが順次押圧される。
同時に上記複数の触圧子4a、4b、4L、4Rから出
される多数の磁力線が手中の血管を通過して血液を磁化
させる。従って、球体2の表面に略均等に配置されて突
出高さhが外径dと略同一寸法となるよう突設した複数
の棒状触圧子4a、4b、4L、4R間にそれぞれ指が
入る領域を有しているので、マッサージ具1を握った際
に木製で構成した球体2表面のソフトな感触が得られ、
球体2の表面に略均等配置となるよう植設された複数の
触圧子4a、4b、4L、4Rが、最適な間隔ないし突
出寸法h、外径寸法dを有しているので、握り強さを加
減する必要がなくローリングしつつ普通に握ることでツ
ボが効率良く押圧されて刺激を与えることができること
は勿論、磁力線の作用で血液の循環を活発にさせること
ができる。また、永久磁石の素材に保持力の大きい希土
類を採用することにより、磁力の保持力が維持されるの
で長期的に使用することができる。
【0007】また、本発明は、上記触圧子4a、4b、
4L、4Rが、球体2表面に略均等に描かれる仮想三角
形Tの各頂点4a′、4b′、4L′、4R′に配置さ
れているマッサージ具である。上記によると、マッサー
ジ具1を握ることで、球体表面に略均等に描かれる仮想
三角形Tの各頂点4a′、4b′、4L′、4R′に配
置された3個の触圧子が手のひらを同時に均等に押圧す
る。従って、単一のツボ以外の、複数のツボを同時に押
圧する際は押圧力が分散されるので刺激を緩和すること
ができ、効率良く刺激が伝わるだけでなく、磁力線を広
範囲に作用させることができる。
【0008】更に本発明は、上記球体2の直径Dが27
mm〜37mmであって、上記触圧子4a、4b、4
L、4Rの直径d及び突出高さhが6mm〜8mmで形
成され、上記球体2の直径Dに対する触圧子4a、4
b、4L、4Rの突出高さhの比が0.22となるマッ
サージ具である。上記によると、マッサージ具1を握る
と球体2が手の内部に収容され、球体2表面から6mm
〜8mm突出した単一の触圧子4a、4b、4L、4R
が手のひら中のツボを押圧した際に、該触圧子4a、4
b、4L、4R周辺の球体2の表面が手のひらに接触す
る。従って、上記球体2及び触圧子4a、4b、4L、
4Rを上記寸法ないし比率で構成することで、単一の触
圧子4a、4b、4L、4Rが手のひら中のツボを強く
押圧した場合でも、押圧力が周囲の球体の表面によって
緩和されて適度の刺激を得ることができる。
【0009】また本発明は、上記球体2の直径Dに対
し、上記球体2の表面上における隣接する触圧子4a、
4b、4L、4R中心間の直線長さLの比が、0.78
となるマッサージ具1である。上記によると、マッサー
ジ具1を握る際に、複数の触圧子4a、4b、4L、4
R間にそれぞれ指が入り、複数の指で球体2を握ること
で、ローリングしつつ球体2表面上に突出した触圧子4
a、4b、4L、4Rにより手のひらの適所を押圧す
る。従って、複数の触圧子4a、4b、4L、4R間に
入り込んだそれぞれ指を木製の球体2に接触させてロー
リングして手のひらの適所を押圧しつつ、それぞれの指
先により球体2の表面を押圧し、または滑らせることで
マッサージすることができる。
【0010】更に本発明は、上記球体2の表面積に対す
る全触圧子4a、4b、4L、4Rの表面積の比が0.
6となるマッサージ具である。上記によると、マッサー
ジ具1を握ることで、マッサージ具1全体がほぼ手のな
かに収まる状態となる。従って、マッサージ具1を握っ
た状態が外観上目立つこともなく、使用する場所を選ば
ずに使用することができる。
【0011】更にまた、本発明は、上記触圧子4a、4
b、4L、4Rが、特定の触圧子に対し隣接する触圧子
の少なくとも2つ以上が逆極性となるよう配設されてい
るマッサージ具である。上記によると、特定の触圧子4
a、4b、4L、4Rに対し隣接する少なくとも2つ以
上の逆極性となる触圧子間で磁力線が作用する。従っ
て、触圧子4a、4b、4L、4R間で作用する多数の
磁力線により大きな磁界が形成されるので、手のひらに
おける複数の血管に磁力線がおよび、血液の循環が広範
囲に亘って活性化される。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、添付図面、図1〜図3によ
り、本発明の一実施の形態を順次詳細に説明する。図1
は本発明の一実施形態に係るマッサージ具の全体斜視
図、図2はマッサージ具の具体的な構成を示す説明図で
あり、図3は触圧子の配置関係を示す説明図である。
【0013】図1において、符号1はマッサージ具を示
しており、このマッサージ具1は、木製で構成された球
体2と、この球体2の表面に略均等配置になるよう外方
に向けて放射状に突出するように植設された複数の触圧
子4とから構成されている。
【0014】上記触圧子4は、希土類を素材とする永久
磁石により構成されており、球体2の表面からの突出高
さhが、触圧子4の直径dと略同一寸法(約7mm)で
形成されており、上記球体2の中心Oを通る基準軸線X
−X上における球体2の両側に一対の触圧子4a、4b
が植設されている。
【0015】そして、図3に示すように、上記球体2の
中心Oを頂点とする上記基準軸線X−X上に、相互の頂
角が略120°となる一対の仮想円錐体5a、5bを点
対称に配置することで、これら一対の仮想円錐体5a、
5bの円錐面と交わる球体2両側の外周面に一対の円6
a、6bが形成される。
【0016】そこで、球体2の左右両側の外周面に形成
された一対の円6a、6bの周囲を4等配する箇所にそ
れぞれ4個の触圧子4L、4L…及び4R、4R…が植
設され、これら4個の触圧子4L、4L…及び4R、4
R…は、互い違いに千鳥状に配置される。
【0017】詳しくは、これらの触圧子4は、図3に示
すように、球体2の表面に描かれる仮想三角形Tの各頂
点4a′、4b′、4L′、4R′(球体の表面側はハ
ッチングで示し、裏面側は点線で示している)に配置さ
れている。
【0018】このように、木製の球体2に中心Oを通る
基準軸線X−Xを設けることにより、この基準軸線X−
Xを基準として球体の加工ないし触圧子4を植設するた
めの嵌入孔を容易に加工することができる。
【0019】更に具体的には、図2に示すように、球体
2の直径Dは約25mmであって、触圧子4a、4b、
4L、4Rの直径d及び突出高さhが約7mmとなるよ
う構成され、上記球体2の直径Dに対する触圧子4a、
4b、4L、4Rの突出高さhの比が0.22となるよ
う構成されている。
【0020】そして、球体2の直径Dに対し、この球体
2の表面上において互いに隣接する触圧子4a、4b、
4L、4R中心間における直線長さの比は0.78とな
っている。
【0021】更に、球体2の表面積は3217mm
あり、球体2の表面積に対する全触圧子の表面積19
2.4mm×10=1924mmの比が約0.6と
なるよう構成されている。
【0022】また、基準軸線X−X上に植設される触圧
子4a、4bを中心とする周囲には、それぞれ4個の触
圧子4L、4L…及び4R、4R…が均等に隣接して配
置されており、これら周囲に配設される4個の触圧子4
L、4L…及び4R、4R…の内の2つは、触圧子4
a、4bに対し逆極性となるよう配設されている。
【0023】そしてまた、触圧子4a、4b以外の触圧
子4L、4L…及び4R、4R…を特定した場合には、
その特定された触圧子を中心とする周囲には触圧子4
a、4bの何れかを含む5個の触圧子4L及び/または
4Rが均等に隣接して配置されており、これら周囲に配
設される5個の触圧子4L、4R、4L、4R…の内の
3または4個が、特定された触圧子に対し逆極性となる
よう配設されている。
【0024】このように構成することで、特定の触圧子
に対し隣接する少なくとも2つ以上は逆極性となり触圧
子間で磁力線が作用することから、各触圧子間で作用す
る多数の磁力線により大きな磁界が形成されるので、手
のひらにおける複数の血管に磁力線が作用し、血液の循
環を広範囲に亘って活性化することができる。
【0025】次に、上記のように構成されたマッサージ
具1を使用するに際し、球体2の表面に略均等に配置さ
れて突設した複数の丸棒状に形成された触圧子4a、4
b、4L、4R間に複数の指を入れて木製の球体2を握
ると、球体2の表面に略均等に配置されて、触圧子4
a、4b、4L、4Rの直径d=7mmと略同一寸法と
なる突出高さh=7mmで突設した複数の触圧子4a、
4b、4L、4Rが手のひらのツボが適度に押圧され
る。
【0026】さらに、このマッサージ具1を適宜ローリ
ングすることで複数のツボが順次押圧される。同時に複
数の触圧子4a、4b、4L、4Rから出される多数の
磁力線が手中の血管を通過することで血液が磁化される
ことになる。
【0027】このようにすると、球体2の表面に略均等
に配置された触圧子4a、4b、4L、4Rは、突出高
さ(h=7mm)が触圧子4a、4b、4L、4Rの直
径(d=7mm)と略同一寸法となるよう突設し、複数
の触圧子4a、4b、4L、4R間(L=25mm)に
は複数の指が入る領域を有しているので、マッサージ具
1を握った際に木製で構成した球体2の表面によりソフ
トな感触が得られる。
【0028】また、球体2の表面に略均等配置になるよ
う植設された複数の触圧子4a、4b、4L、4Rが、
最適な触圧子間の間隔Lないし突出高さh、直径dを有
しているので、握り強さを加減する必要がなくローリン
グしつつ普通に握ることでツボが効率良く押圧されて適
度な刺激を与えることができることは勿論、磁力線の作
用で血液の循環を活発にさせることができる。また、触
圧子4a、4b、4L、4Rを構成する永久磁石の素材
に保持力の大きい希土類を採用することにより、磁力の
保持力が維持されるので長期的に使用することができ
る。
【0029】更にマッサージ具1を握った際には、球体
2の表面に略均等に描かれる仮想三角形の各頂点に配置
された3個またはそれ以上の触圧子4a、4b、4L、
4Rが手のひらを同時に均等に押圧することになるの
で、3個またはそれ以上の触圧子により単一のツボ以外
に複数のツボを同時に押圧することで、押圧力が分散さ
れて刺激が緩和され、効率良く刺激が伝えられるだけで
なく、磁力線を広範囲に作用させることができる。
【0030】加えて、マッサージ具1は、直径が約32
mmに形成された球体2の表面に、直径dと同寸の突出
高さhを7mmとする触圧子4a、4b、4L、4Rを
均等に植設して、球体2の直径32mmに対する触圧子
4a、4b、4L、4Rの突出高さ7mmの比が0.2
2となるように構成されるので、このマッサージ具1を
握った際に、このマッサージ具1が手のひらの内部に収
まり、球体2の表面から突出した単一の触圧子が手のひ
らのツボを押圧すると触圧子周辺の球体表面が手のひら
に接触することになる。
【0031】従って、上記球体2及び触圧子4a、4
b、4L、4Rを上記寸法ないし比率で構成すること
で、単一の触圧子が手のひら中のツボを強く押圧した場
合でも、その押圧力が周囲の球体2表面との接触によっ
て緩和されて適度の刺激を得ることができる。
【0032】更に、球体2の直径に対し、この球体2の
表面上において隣接する触圧子中心間の直線長さとの比
率が0.78となる構成にすることにより、マッサージ
具1を握った際に、複数の触圧子4a、4b、4L、4
Rの間にそれぞれ指が入り込み、複数の指で球体2を握
ることで、ローリングしつつ球体表面上に突出した触圧
子により手のひらの適所が押圧される。
【0033】このように、複数の触圧子間に指を入れて
木製の球体を把持し、ローリングすることで手のひらの
適所を押圧すると同時にそれぞれの指先により球体の表
面を押圧し、擦ることで指先並びに指の内側をマッサー
ジすることができる。
【0034】また、球体2の表面積に対する全触圧子の
表面積の比率が0.6となる構成にすることで、マッサ
ージ具1を握るとこのマッサージ具1全体がほぼ手のな
かに収まる状態となることから、マッサージ具1を握っ
た状態が外観上目立つことがなく、使用する場所を選ば
ずにどこでも使用することができる。
【0035】従って、本発明のマッサージ具は、上記の
実施形態に示した構成とすることにより、球体を握った
際の手の平の感触や重量感、触圧子の形状、配置並びに
突出高さがツボを効率良く刺激することができる。
【0036】
【発明の効果】本発明は次の効果を奏する。
【0037】以上詳述した如く本願の請求項1記載の発
明によると、木製の球体表面に、略均等に配置されて突
出高さが外径と略同一の寸法となるように複数の棒状触
圧子を植設することで、これら棒状触圧子間にはそれぞ
れ指が入る領域が形成されるので、マッサージ具を握っ
た際に、木製で構成した球体表面のソフトな感触が得ら
れる。また、球体の表面に植設された複数の触圧子が、
最適な間隔ないし突出寸法、外径寸法を有しているの
で、従来のように握り強さを加減する必要がなくローリ
ングしつつ普通に握ることでツボが効率良く押圧されて
刺激を与えることができることは勿論、磁力線の作用で
血液の循環を活発にさせることができる。さらに、永久
磁石の素材に保持力の大きい希土類を採用することによ
り、磁力の保持力が維持されるので長期的に使用するこ
とができる。
【0038】請求項2記載の発明によると、単一のツボ
以外に複数のツボを同時に押圧する際は3個またはそれ
以上の触圧子によって押圧力が分散されるので、刺激を
緩和することができ、効率良く刺激が伝わるだけでな
く、磁力線を広範囲に作用させることができる。
【0039】請求項3記載の発明によると、マッサージ
具を握った際に球体が手の内部に収容可能な寸法ないし
比率で球体及び触圧子を構成することで、単一の触圧子
が手のひら中のツボを強く押圧した場合でも、押圧力が
周囲の球体の表面によって緩和されて適度の刺激を得る
ことができる。
【0040】請求項4記載の発明によると、複数の触圧
子間に入れたそれぞれ指を木製の球体表面に接触させて
ローリングして手のひらの適所を押圧しつつ、それぞれ
の指先により球体の表面を押圧し、または滑らせること
でマッサージすることができる。
【0041】請求項5記載の発明によると、球体の表面
積に対する全触圧子の表面積の比がマッサージ具を握る
と全体がほぼ手のなかに収まる寸法ないし比率となって
いるので、マッサージ具を握った状態が外観上目立つこ
ともなく、使用する場所を選ばずに使用することができ
る。
【0042】請求項6記載の発明によると、特定の触圧
子に対し隣接する少なくとも2つ以上の触圧子が逆極性
となるよう配置されているので、単一ないし逆極性とな
る触圧子間で作用する多数の磁力線により大きな磁界が
形成され、手のひらにおける複数の血管に磁力線がおよ
び、血液の循環を広範囲に亘って活性化することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るマッサージ具の全体
斜視図である。
【図2】マッサージ具の具体的な構成を示す説明図であ
る。
【図3】触圧子の配置関係を示す説明図である。
【符号の説明】
1 マッサージ具 2 球体 4 触圧子 4a、4b 触圧子 4L、4R 触圧子 4a′、4b′ 頂点 4L′、4R′ 頂点 5a、5b 仮想円錐体 6a、6b 円 D 直径 L 触圧子間の間隔 O 中心 T 仮想三角形 X−X 基準軸線 d 触圧子の直径 h 突出高さ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 木製で構成された球体2と、該球体2の
    表面に略均等配置になるよう植設し外方に向けて放射状
    に突出した複数の棒状触圧子4a、4b、4L、4Rと
    から成り、上記触圧子4a、4b、4L、4Rは、希土
    類を素材とする永久磁石で構成し、突出高さが外径と略
    同一寸法を有すると共に、上記球体2の中心Oを通る軸
    線X−X上に一対の触圧子4a、4bを配し、上記中心
    Oを頂点とする上記軸線X−X上に相互の頂角が略12
    0°となる一対の仮想円錐体5a、5bを点対称に配置
    して該上記一対の仮想円錐体5a、5bの円錐面と交わ
    る上記球体2の外周面に形成される一対の円周6a、6
    b上に4本の触圧子4L、4Rをそれぞれ等配し、これ
    らが相互に千鳥配置になるよう構成したことを特徴とす
    るマッサージ具。
  2. 【請求項2】 上記触圧子4a、4b、4L、4Rは、
    球体2表面に略均等に描かれる仮想三角形Tの各頂点4
    a′、4b′、4L′、4R′に配置されている請求項
    1に記載のマッサージ具。
  3. 【請求項3】 上記球体2は、直径Dが27mm〜37
    mmであって、上記触圧子4a、4b、4L、4Rの直
    径d及び突出高さhが6mm〜8mmで形成され、上記
    球体2の直径Dに対する触圧子4a、4b、4L、4R
    の突出高さhの比が0.22である請求項1または2に
    記載のマッサージ具。
  4. 【請求項4】 上記球体2の直径Dに対し、上記球体2
    の表面上における隣接する触圧子4a、4b、4L、4
    R中心間の直線長さLの比が、0.78である請求項1
    〜3の何れかに記載のマッサージ具。
  5. 【請求項5】 上記球体2の表面積に対する全触圧子4
    a、4b、4L、4Rの表面積の比が0.6である請求
    項1〜4の何れかに記載のマッサージ具。
  6. 【請求項6】 上記触圧子4a、4b、4L、4Rは、
    特定の触圧子に対し隣接する触圧子の少なくとも2つ以
    上が逆極性となるよう配設されている請求項1〜5の何
    れかに記載のマッサージ具。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017035450A (ja) * 2015-08-08 2017-02-16 茂幸 麻生 手指健康具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017035450A (ja) * 2015-08-08 2017-02-16 茂幸 麻生 手指健康具

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