JP2002344746A - 輪郭補正回路および輪郭補正方法 - Google Patents

輪郭補正回路および輪郭補正方法

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JP2002344746A
JP2002344746A JP2001152571A JP2001152571A JP2002344746A JP 2002344746 A JP2002344746 A JP 2002344746A JP 2001152571 A JP2001152571 A JP 2001152571A JP 2001152571 A JP2001152571 A JP 2001152571A JP 2002344746 A JP2002344746 A JP 2002344746A
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Ryuhei Amano
隆平 天野
Akihiro Maenaka
章弘 前中
Takeshi Yatani
武始 八谷
Haruhiko Murata
治彦 村田
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、自然な輪郭強調画像が得られる
輪郭補正回路および輪郭補正方法を提供することを目的
とする。 【解決手段】 特定方向に並んだ複数画素の信号変化の
勾配に応じて補正対象画素に対する輪郭成分を生成する
輪郭成分生成手段、補正対象画素の信号と、補正対象画
素に対して特定方向に隣接する画素の信号とのレベル差
に基づいて、レベル差が大きいほど小さくなるような補
正用ゲインを算出するゲイン算出手段、輪郭成分生成手
段によって生成された輪郭成分にゲイン算出手段によっ
て算出された補正用ゲインを乗算する乗算手段、ならび
に乗算手段の乗算結果を補正対象画素の信号に加算する
ことによって、補正対象画素に対する輪郭補正信号を生
成する加算手段を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、輪郭補正回路お
よび輪郭補正方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、再生された画像がコントラス
トの良い鮮明な画像となるように、被写体の輪郭をはっ
きりさせるため、2次の空間微分であるラプラシアンを
その輪郭となる画像データを出力する各画素の画像デー
タに加算することによって、画像のエッジ強調を行なう
ラプラシアン処理が一般的に行なわれている。
【0003】このような従来の輪郭補正方法では、斜め
ジャギー、プリシュート、オーバーシュート、べたつき
感が発生したり、特定周波数成分のみが強調されたりす
るため、不自然な輪郭強調画像となるという問題があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、自然な輪
郭強調画像が得られる輪郭補正回路および輪郭補正方法
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明による輪郭補正
回路は、補正対象画素を中央部に含みかつ特定方向に並
んだ複数画素の信号に基づいて、補正対象画素に対する
輪郭補正信号を生成する輪郭補正回路において、特定方
向に並んだ複数画素の信号変化の勾配に応じて補正対象
画素に対する輪郭成分を生成する輪郭成分生成手段、補
正対象画素の信号と、補正対象画素に対して特定方向に
隣接する画素の信号とのレベル差に基づいて、レベル差
が大きいほど小さくなるような補正用ゲインを算出する
ゲイン算出手段、輪郭成分生成手段によって生成された
輪郭成分にゲイン算出手段によって算出された補正用ゲ
インを乗算する乗算手段、ならびに乗算手段の乗算結果
を補正対象画素の信号に加算することによって、補正対
象画素に対する輪郭補正信号を生成する加算手段を備え
ていることを特徴とする。
【0006】補正対象画素に対する輪郭補正信号と、補
正対象画素に隣接する画素に対する輪郭補正信号とを加
重加算することにより、補正対象画素と隣接画素との間
に1または複数のオフセット輪郭補正画素を生成するオ
フセット輪郭補正画素生成手段を設けてもよい。
【0007】特定方向に並んだ複数画素の信号変化の勾
配に応じて、所定勾配以上の勾配のある部分の最小値お
よび最大値を算出する最小・最大値算出手段、ならびに
輪郭補正信号と、最小・最大値算出手段によって算出さ
れた最小値および最大値とを比較し、輪郭補正信号が最
小値より小さいときには、輪郭補正信号を最小値に補正
し、輪郭補正信号が最大値より大きいときには、輪郭補
正信号を最大値に補正するクリップ手段を設けてもよ
い。
【0008】補正対象画素に対する輪郭補正信号と、補
正対象画素に隣接する画素に対する輪郭補正信号とを加
重加算することにより、補正対象画素と隣接画素との間
に1または複数の補正画素を生成する手段を設けてもよ
い。
【0009】輪郭成分生成手段としては、たとえば、特
定方向に並んだ複数画素の信号変化の勾配に基づいて、
特定方向に並んだ複数画素のうちから、補正対象画素を
中心として互いに等距離にある勾配始点画素と勾配終点
画素とを選択する選択手段、および選択手段によって選
択された勾配始点画素および勾配終点画素の信号と、補
正対象画素の信号とに基づいて、補正対象画素に対する
輪郭成分を生成する手段を備えているものが用いられ
る。
【0010】この発明による輪郭補正方法は、補正対象
画素を中央部に含みかつ特定方向に並んだ複数画素の信
号に基づいて、補正対象画素に対する輪郭補正信号を生
成する輪郭補正方法において、特定方向に並んだ複数画
素の信号変化の勾配に応じて補正対象画素に対する輪郭
成分を生成する第1ステップ、補正対象画素の信号と、
補正対象画素に対して特定方向に隣接する画素の信号と
のレベル差に基づいて、レベル差が大きいほど小さくな
るような補正用ゲインを算出する第2ステップ、第1ス
テップによって生成された輪郭成分に第2ステップによ
って算出された補正用ゲインを乗算する第3ステップ、
ならびに乗算手段の乗算結果を補正対象画素の信号に加
算することによって、補正対象画素に対する輪郭補正信
号を生成する第4ステップを備えていることを特徴とす
る。
【0011】補正対象画素に対する輪郭補正信号と、補
正対象画素に隣接する画素に対する輪郭補正信号とを加
重加算することにより、補正対象画素と隣接画素との間
に1または複数のオフセット輪郭補正画素を生成する第
5ステップを設けてもよい。
【0012】特定方向に並んだ複数画素の信号変化の勾
配に応じて、所定勾配以上の勾配のある部分の最小値お
よび最大値を算出する第6ステップ、ならびに輪郭補正
信号と、第6ステップによって算出された最小値および
最大値とを比較し、輪郭補正信号が最小値より小さいと
きには、輪郭補正信号を最小値に補正し、輪郭補正信号
が最大値より大きいときには、輪郭補正信号を最大値に
補正する第7ステップを設けてもよい。
【0013】第1ステップとしては、たとえば、特定方
向に並んだ複数画素の信号変化の勾配に基づいて、特定
方向に並んだ複数画素のうちから、補正対象画素を中心
として互いに等距離にある勾配始点画素と勾配終点画素
とを選択する第8ステップ、および第8ステップによっ
て選択された勾配始点画素および勾配終点画素の信号
と、補正対象画素の信号とに基づいて、補正対象画素に
対する輪郭成分を生成する第9ステップを備えているも
のが用いられる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。
【0015】〔A〕第1の実施の形態の説明
【0016】〔1〕輪郭補正回路の全体的な構成の説明
【0017】図1は、輪郭補正回路の全体的な構成を示
している。
【0018】輪郭補正回路は、ゲイン算出回路1、輪郭
検出回路2、補正値算出回路3およびクリップ回路4を
備えている。
【0019】ゲイン算出回路1は、入力信号と近傍信号
との変化レベルに応じて補正用ゲインを生成する。
【0020】輪郭検出回路2は、特定タップ数または勾
配に応じたタップ数での輪郭成分、クリップ用最大値お
よびクリップ用最小値を算出する。
【0021】補正値算出回路3は、輪郭成分をゲイン調
整した補正値を、入力信号に加算する。
【0022】クリップ回路4は、プリシュートおよびオ
ーバーシュートの発生を防止するために、補正値算出回
路3によって得られた信号がクリップ用最小値以下であ
る場合に、その信号をクリップ用最小値に補正し、補正
値算出回路3によって得られた信号がクリップ用最大値
以上である場合にその信号をクリップ用最大値に補正す
る。
【0023】上記輪郭補正回路は、水平輪郭補正回路ま
たは垂直輪郭補正回路として用いることができるが、以
下の説明においては、輪郭補正回路を水平輪郭補正回路
として用いた場合を、例にとって説明する。
【0024】〔2〕ゲイン算出回路1についての説明
【0025】図2は、ゲイン算出回路1の構成を示して
いる。
【0026】ゲイン算出回路1は、補正対象画素とその
前後の隣接画素との間の信号変化レベルを算出する信号
変化レベル検出部11および信号変化レベル検出部11
によって検出された信号変化レベルに応じたゲインを出
力するゲイン算出部12から構成されている。
【0027】信号変化レベル検出部11は、第1の遅延
回路11a、第2の遅延回路11bおよび信号変化量算
出部11cから構成されている。各遅延回路11a、1
1bは、入力信号を1画素分だけ遅延させて出力する。
【0028】入力信号は、信号変化量算出部11cに送
られるとともに第1の遅延回路11aに送られる。第1
の遅延回路11aによって1画素分遅延された信号は信
号変化量算出部11cに送られるとともに第2の遅延回
路11bに送られる。第2の遅延回路11bによって1
画素分遅延された信号は信号変化量算出部11cに送ら
れる。
【0029】入力信号を、画素信号列d1,d2,d
3,…で表すことにする。今、入力信号がd3である場
合には、信号変化量算出部11cには、d1,d2,d
3の画素信号が入力される。補正対象画素は、d2であ
る。
【0030】信号変化量算出部11cは、補正対象画素
の信号d2と隣接する画素の信号d1,d3とのレベル
差|d2−d1|および|d2−d3|をそれぞれ算出
する。そして、両レベル差のうち、大きい方を信号変化
レベルとして出力する。
【0031】ゲイン算出部12は、図2に示すように、
予め作成された変化レベルに対するゲインとの関係に基
づいて、信号変化レベル検出部11によって検出された
信号変化レベルに応じたゲインを出力する。原則的に
は、変化レベルが大きくなるほど、ゲインは小さくな
る。
【0032】〔3〕輪郭検出回路2についての説明
【0033】図3は、輪郭検出回路2の構成を示してい
る。
【0034】輪郭検出回路2は、複数個の遅延回路2
1、勾配検出部22およびBPF23から構成されてい
る。各遅延回路21は、入力映像信号を1画素分だけ遅
延させて出力する。
【0035】勾配検出部22には、入力信号と各遅延回
路21の出力信号とが入力される。つまり、勾配検出部
22には、補正対象画素の映像信号および補正対象画素
を中心とする前後複数個の画素の映像信号が入力する。
勾配検出部22は、それに入力される信号の勾配に応じ
て、クリップ用最大値、クリップ用最小値および輪郭成
分算出用信号を出力する。輪郭成分算出用信号は、勾配
始点信号および勾配終点信号からなる。輪郭成分算出用
信号は、BPF23に送られる。
【0036】BPF23は、補正対象画素の信号と輪郭
成分算出用信号とから、輪郭成分を生成する。輪郭成分
は、例えば、次式(1)に基づいて算出される。
【0037】 輪郭成分=2×補正対象画素信号−(勾配始点信号+勾配終点信号) …(1)
【0038】図4は、勾配検出部22の詳細な構成を示
している。
【0039】この例では、図6に示すように、勾配検出
部22に連続する9つの画素の信号が入力されるものと
する。補正対象画素の信号をS
〔0〕で表し、その前後
の複数画素をS〔−4〕〜S〔−1〕,S〔+1〕〜S
〔+4〕で表す。
【0040】勾配検出部22は、隣合う画素の信号の差
をそれぞれ算出する8個の減算器22a1 〜22a8
各減算器22a1 〜22a8 毎に設けられ、対応する減
算器の減算結果を2つの閾値+TH,−THと比較する
ことにより、勾配の方向を検出する8個の比較器22b
1 〜22b8 、各比較器22b1 〜22b8 による比較
結果に基づいて、クリップ用最大値、クリップ用最小
値、勾配始点信号および勾配終点信号を生成する最小値
・最大値/勾配始点・終点選択部22cから構成されて
いる。
【0041】クリップ用最大値とは、補正対象画素を含
んだ勾配のある部分が(勾配部)の最大値をいい、図6
の例ではS〔+3〕である。クリップ用最小値とは、勾
配部の最小値をいい、図6の例ではS〔−2〕である。
勾配があるか否かは、隣り合う信号の差分値が閾値TH
以上であるか否かによって判定される。つまり、隣り合
う画素の信号の差分値が閾値TH以上であれば勾配があ
ると判定される。図6の例では、勾配部の開始はS〔−
2〕であり、勾配部の終点はS〔+3〕である。
【0042】また、この明細書において、タップ数と
は、輪郭成分を抽出するためのBPF周波数特性を決定
するものである。タップ数が小さいほど、高域成分を抽
出する。
【0043】タップ数範囲は、補正対象画素S
〔0〕を
中心とした対称の範囲として決定される。このため、ク
リップ用最大値とクリップ用最小値のうち、補正対象画
素S
〔0〕が最大値側に近い場合には、タップ数は、補
正対象画素S
〔0〕と最大値と画素との距離に基づいて
求められる。クリップ用最大値とクリップ用最小値のう
ち、補正対象画素S
〔0〕が最小値側に近い場合には、
タップ数は、補正対象画素S
〔0〕と最小値と画素との
距離に基づいて求められる。図6の例では、タップ数範
囲は、最小値S〔−2〕〜S〔+2〕となり、タップ数
は5となる。
【0044】勾配始点信号とはタップ数範囲内での勾配
部の開始点の信号をいい、図6の例ではS〔−2〕とな
る。勾配終点信号とはタップ数範囲内での勾配部の終点
の信号をいい、図6の例ではS〔+2〕となる。
【0045】各減算器22a1 〜22a8 は、次のよう
な減算を行なう。
【0046】減算器22a1 :S〔+4〕−S〔+3〕 減算器22a2 :S〔+3〕−S〔+2〕 減算器22a3 :S〔+2〕−S〔+1〕 減算器22a4 :S〔+1〕−S
〔0〕 減算器22a5 :S
〔0〕−S〔−1〕 減算器22a6 :S〔−1〕−S〔−2〕 減算器22a7 :S〔−2〕−S〔−3〕 減算器22a8 :S〔−3〕−S〔−4〕
【0047】各比較器22b1 〜22b8 は、入力値I
Nに対して次のような判定を行って、その判定結果C
〔+4〕〜C〔−4〕を出力する。
【0048】 if IN>+TH then 勾配の方向=正(勾配+:右上がり) if IN<−TH then 勾配の方向=負(勾配−:右下がり) if −TH≦IN≦+TH then 勾配の方向=0(勾配なし)
【0049】クリップ用最大値・最小値/勾配始点・終
点選択部22cは、図5に示すようなテーブルまたは図
5に示すようなテーブルを真理値表とする論理回路によ
って、クリップ用最大値、クリップ用最小値、勾配始点
信号および勾配終点信号を生成する。
【0050】図6を用いて、勾配検出部22による勾配
検出方法の基本的な考え方について説明する。
【0051】S〔+1〕−S
〔0〕>THかつS
〔0〕
−S〔−1〕>THであれば正の勾配であると判定す
る。S〔+1〕−S
〔0〕<−THかつS
〔0〕−S
〔−1〕<−THであれば負の勾配であると判定する。
その他の場合には、勾配無しと判定する。勾配無しと判
定した場合には、クリップ用最大値、クリップ用最小
値、勾配始点信号および勾配終点信号はS
〔0〕とな
る。
【0052】図6の場合について説明する。
【0053】(1)S〔+1〕−S
〔0〕>THかつS
〔0〕−S〔−1〕>THであるので、正の勾配である
と判定する。 (2)S〔+2〕−S〔+1〕>TH (3)S〔+3〕−S〔+2〕>TH (4)S〔+4〕−S〔+3〕≦TH 従って、最大値(勾配部分の最大値)をS〔+3〕に決
定する。最大値がS〔+3〕であるので、暫定タップ数
Aを7(=3×2+1)と決定する。なお、暫定タップ
数とは、補正対象画素と最大値画素との距離に基づくタ
ップ数と、補正対象画素と最小値画素との距離に基づく
タップ数とを別々に算出したタップ数をいう。最終的に
は、両暫定タップ数のうち、小さいものがタップ数とし
て選択される。
【0054】(5)S
〔0〕−S〔−1〕>TH (6)S〔−1〕−S〔−2〕>TH (7)S〔−2〕−S〔−3〕≦TH 従って、最小値(勾配部分の最小値)をS〔−2〕に決
定する。最小値がS〔−2〕であるので、暫定タップ数
Bを5(=2×2+1)と決定する。
【0055】(8)タップ数として、暫定タップ数A、
Bのうち、小さい方のタップ数5を選択する。タップ数
が5であるので、補正対象画素を中心画素とした連続す
る5画素の始点を勾配始点として決定し、終点を勾配終
点と決定する。したがって、勾配始点信号はS〔−2〕
となり、勾配終点信号S〔+2〕となる。
【0056】〔4〕補正値算出回路3についての説明
【0057】補正値算出回路3は、図1に示すように、
乗算器31aおよび加算器31bとから構成されてい
る。図1においては、補正値算出回路3に入力する各信
号のタイミングを合わせるための遅延手段は省略されて
いる。
【0058】乗算器31aは、輪郭検出回路2によって
得られる所定の補正対象画素信号に対応する輪郭成分
に、ゲイン算出回路1によって得られる上記補正対象画
素信号に対応するゲインを乗算する。加算器31bは、
乗算器31aの乗算結果(輪郭成分をゲイン調整した補
正値)を、上記補正対象画素信号(入力信号)に加算し
て、出力する。加算器31bの出力は、クリップ回路4
に送られる。
【0059】〔5〕クリップ回路4についての説明
【0060】図7は、クリップ回路4の構成を示してい
る。図7においては、クリップ回路4に入力する各信号
のタイミングを合わせるための遅延手段は省略されてい
る。
【0061】クリップ回路4は、第1の選択回路41と
第2の選択回路42とから構成されている。第1の選択
回路41には、補正値算出回路3によって得られた信号
Sおよび輪郭検出回路2によって得られたクリップ用最
小値Smin が入力される。これらの2つの信号は、同じ
補正対象画素に対する信号である。第1の選択回路41
は、補正値算出回路3によって得られた信号Sおよびク
リップ用最小値Sminのうち、大きい方の信号MAX
〔S,Smin 〕を選択して出力する。
【0062】第2の選択回路42には、第1の選択回路
41から出力された信号MAX〔S,Smin 〕および輪
郭検出回路2によって得られたクリップ用最大値Smax
が入力される。これらの2つの信号は、同じ補正対象画
素に対する信号である。第2の選択回路42は、信号M
AX〔S,Smin 〕およびクリップ用最大値Smax のう
ち、小さい方の信号MIN〔MAX〔S,Smin 〕,S
max 〕を選択して出力する。
【0063】なお、選択回路41、42において、入力
される2つの信号の大きさが同じである場合には、選択
回路41では補正値算出回路3によって得られた信号S
が選択され、選択回路42では選択回路41によって得
られた信号MAX〔S,Smi n 〕が選択される。
【0064】〔6〕上記実施の形態の利点についての説
【0065】〔6−1〕ゲイン算出回路1を設けたこと
による利点の説明 上記実施の形態では、ゲイン算出回路1によって、輪郭
成分をゲイン調整する際のゲインを可変としている。つ
まり、補正対象画素信号とその隣の画素信号との間のレ
ベル差(信号変化レベル)が大きくなるほど、ゲインは
小さくなる。ゲインがこのように可変となっている場合
と、固定である場合について比較する。
【0066】図8は、輪郭成分に対するゲインが可変で
ある場合の原信号(黒丸)および輪郭補正信号(図1の
補正値算出回路3の出力信号;白丸)を示し、図9は、
輪郭成分に対するゲインが固定である場合の原信号(黒
丸)および輪郭補正信号(白丸)を示している。
【0067】図8(a)および図9(a)は、信号の勾
配が小さい場合を、図8(b)および図9(b)は、信
号の勾配が大きい場合を示している。
【0068】図9(a)、(b)に示すように、信号の
勾配の大きさにかかわらず、輪郭成分に対するゲインを
固定している場合には、信号変化レベルが小さい場合に
も充分な輪郭強調効果を得れるような値にゲインを固定
しておくと、信号変化レベルが大きい場合には、輪郭強
調が強すぎて斜め線等においてギザギザ感が強調されて
しまう。
【0069】この実施の形態では、信号変化レベルが大
きくなるほど、輪郭成分に対するゲインを小さくしてい
るので、図8(a)、(b)に示すように、信号の勾配
が異なっていても、補正の度合いに顕著な差は見られな
くなる。このため、斜め線等においてギザギザ感の発生
が無く、十分な輪郭強調効果を得ることができる。
【0070】〔6−2〕輪郭成分を可変タップによって
生成するようにしたことによる利点の説明 この実施の形態では、上記式(1)に示すように、輪郭
成分は、補正対象画素信号と勾配始点信号と勾配終点信
号とから算出されている。そして、勾配始点信号から勾
配終点信号までの距離(タップ数)は、図5のテーブル
に示すように、勾配の各部分に応じて異なっている。
【0071】図10は可変タップによって輪郭強調を行
なった場合の原信号(黒丸)および輪郭補正信号(白
丸)を示し、図11は3タップ固定によって輪郭強調を
行なった場合の原信号(黒丸)および輪郭補正信号(白
丸)を示している。
【0072】図11に示すように、3タップ固定によっ
て輪郭強調を行なった場合には、勾配の立ち上がり部お
よび立ち下がり部は輪郭強調度が高いが、勾配の中心付
近はでの輪郭強調度は低いため、信号の遷移特性の改善
効果は少ない。
【0073】この実施の形態では、勾配の立ち上がり部
または立ち下がり部では3タップ、勾配中心と勾配の立
ち上がり部または立ち下がり部との間では5タップ、勾
配中心は7タップによって輪郭成分が生成されているの
で、図10に示すように、勾配中心付近に対する輪郭強
度が特に高くなり、信号の遷移特性が改善される。
【0074】〔6−3〕クリップ回路4を設けたことに
よる利点の説明 この実施の形態では、クリップ回路4によって、クリッ
プ用最大値より大きい信号をクリップ用最大値に補正す
るとともに、クリップ用最小値より小さい信号をクリッ
プ用最小値に補正している。
【0075】図12はクリップ回路4を設けた場合の原
信号(黒丸)および輪郭補正信号(クリップ回路4の出
力;白丸)を示し、図13はクリップ回路4を設けてい
ない場合の原信号(黒丸)および輪郭補正信号(補正値
算出回路3の出力;白丸)を示している。
【0076】図13に示すように、クリップ回路4を設
けていない場合には、輪郭補正信号において、勾配の立
ち上がり部または立ち下がり部に、プリシュートまたは
オーバーシュートが発生する。このため、輪郭強調効果
を高めると、輪郭の両側に白いラインや黒いラインなど
が発生した不自然な画像となる。
【0077】この実施の形態では、クリップ回路4を設
けているので、プリシュート、オーバーシュートが発生
しない自然な輪郭強調画像が得られる。
【0078】〔7〕勾配検出部による勾配検出方法の他
の例の説明 図14を用いて、勾配検出部22による勾配検出方法の
他の例について説明する。
【0079】勾配判定用閾値として、2つの閾値TH1
と、TH2(TH2<TH1)が用いられる。
【0080】図14の場合について説明する。
【0081】(1)S〔+1〕−S
〔0〕>TH1かつ
〔0〕−S〔−1〕>TH1であるので、正の勾配で
あると判定する。 (2)S〔+2〕−S〔+1〕>TH1 (3)TH2≦S〔+3〕−S〔+2〕≦TH1 最大値(勾配部分の最大値)を(S〔+3〕+S〔+
2〕)/2に決定する。暫定タップ数Aを5と決定す
る。
【0082】(4)S
〔0〕−S〔−1〕>TH1 (5)TH2≦S〔−1〕−S〔−2〕≦TH1 最小値(勾配部分の最小値)を(S〔−1〕+S〔−
2〕)/2に決定する。暫定タップ数Bを5と決定す
る。
【0083】(6)タップ数として、暫定タップ数A、
Bのうち、小さい方のタップ数5を選択する。タップ数
が5であるので、補正対象画素を中心とした連続する5
画素の始点を勾配始点として決定し、終点を勾配終点と
決定する。したがって、勾配始点信号はS〔−2〕とな
り、勾配終点信号S〔+2〕となる。
【0084】〔B〕第2の実施の形態の説明
【0085】〔1〕輪郭補正回路の全体的な構成の説明
【0086】図15は、輪郭補正回路の全体的な構成を
示している。図15においても、第1の実施の形態と同
様に、補正値算出回路103に入力する各信号のタイミ
ングを合わせるための遅延手段およびクリップ回路10
4に入力する各信号のタイミングを合わせるための遅延
手段は省略されている。
【0087】輪郭補正回路は、水平輪郭補正回路または
垂直輪郭補正回路として用いることができるが、以下の
説明においては、輪郭補正回路を水平輪郭補正回路とし
て用いる場合を、例にとって説明する。
【0088】第2の実施の形態では、図19に示すよう
に、補正対象画素の信号S
〔0〕とその次画素の信号S
〔+1〕とから、これらの画素の間の2つの位置Sa、
Sbに対する信号を生成して出力する点が、第1の実施
の形態と異なっている。補正対象画素と次画素との間隔
をWとすると、Saは補正対象画素からW・(1/4)
に相当する距離だけ次画素側に離れた位置に存在する。
Saを1/4オフセット補正画素位置ということにす
る。Sbは補正対象画素からW・(3/4)に相当する
距離だけ次画素側に離れた位置に存在する。Sbを3/
4オフセット補正画素位置ということにする。
【0089】輪郭補正回路は、遅延回路105、ゲイン
算出回路101、輪郭検出回路102、補正値算出回路
103およびクリップ回路104を備えている。
【0090】ゲイン算出回路101は、第1の実施の形
態のゲイン算出回路1(図1、図2参照)と同様な方法
により、補正対象画素に対する補正用ゲインgaと、次
画素に対する補正用ゲインgbとを生成する。
【0091】クリップ回路104は、第1の実施の形態
のクリップ回路1(図1、図7参照)と同じであり、補
正値算出回路103によって得られた信号がクリップ用
最小値以下である場合に、その信号をクリップ用最小値
に補正し、補正値算出回路103によって得られた信号
がクリップ用最大値以上である場合にその信号をクリッ
プ用最大値に補正する。
【0092】遅延回路105は、入力信号を1画素分遅
延させて出力する。輪郭検出回路102は、補正対象信
号用輪郭成分qa、次信号用輪郭成分qb、クリップ用
最大値およびクリップ用最小値を算出する。
【0093】補正値算出回路103は、1/4オフセッ
ト用輪郭補正信号および3/4オフセット用輪郭補正信
号を生成する。
【0094】〔2〕輪郭検出回路102についての説明
【0095】図16は、輪郭検出回路102の構成を示
している。
【0096】輪郭検出回路102は、複数個の遅延回路
131、勾配検出部132、第1のBPF133および
第2のBPF134から構成されている。各遅延回路1
31は、入力信号を1画素分だけ遅延させて出力する。
【0097】勾配検出部132には、入力信号と各遅延
回路131の出力信号とが入力される。つまり、勾配検
出部132には、補正対象画素の映像信号および補正対
象画素を中心とする前後複数個の画素の映像信号が入力
する。勾配検出部132は、それに入力される信号の勾
配に応じて、クリップ用最大値、クリップ用最小値およ
び補正対象信号用の輪郭成分算出用信号と、次信号用の
輪郭成分算出用信号を出力する。
【0098】補正対象信号用の輪郭成分算出用信号は、
補正対象信号用の勾配始点信号(以下、勾配A始点信号
という)および勾配終点信号(以下、勾配A終点信号と
いう)からなる。次信号用の輪郭成分算出用信号は、次
信号用の勾配始点信号(以下、勾配B始点信号という)
および勾配終点信号(以下、勾配B終点信号という)か
らなる。
【0099】補正対象信号用の勾配A始点信号および勾
配A終点信号は、第2のBPF134に送られる。次信
号用の勾配B始点信号および勾配B終点信号は、第1の
BPF133に送られる。
【0100】第2のBPF134は、補正対象信号(以
下、補正対象A信号という)ならびに勾配A始点信号お
よび勾配A終点信号から、補正対象信号用輪郭成分qa
を生成する。補正対象信号用輪郭成分qaは、例えば、
次式(2)に基づいて算出される。
【0101】 qa=2×補正対象A信号−(勾配A始点信号+勾配A終点信号) …(2)
【0102】第1のBPF133は、補正対象信号の次
信号(以下、補正対象B信号という)ならびに勾配B始
点信号および勾配B終点信号から、次信号用輪郭成分q
bを生成する。次信号用輪郭成分qbは、例えば、次式
(3)に基づいて算出される。
【0103】 qb=2×補正対象B信号−(勾配B始点信号+勾配B終点信号) …(3)
【0104】図17は、勾配検出部132の詳細な構成
を示している。
【0105】この例では、勾配検出部132に連続する
10個の画素の信号が入力されるものとする。補正対象
画素の信号(補正対象A信号)をS
〔0〕、その前後の
複数画素をS〔−4〕〜S〔−1〕,S〔+1〕〜S
〔+5〕で表す。補正対象画素の次画素の信号(補正対
象B信号)は、S〔+1〕となる。
【0106】勾配検出部132は、隣合う画素の信号の
差をそれぞれ算出する9個の減算器132a1 〜132
9 、各減算器132a1 〜132a9 毎に設けられ、
対応する減算器の減算結果を2つの閾値+TH<−TH
と比較することにより、勾配の方向を検出する9個の比
較器132b1 〜132b9 、各比較器132b1 〜1
32b9 による比較結果に基づいて、クリップ用最大
値、クリップ用最小値、勾配A始点信号、勾配B始点信
号、勾配A終点信号および勾配B終点信号を生成する最
小値・最大値/勾配始点・終点選択部132cから構成
されている。
【0107】各減算器132a1 〜132a9 は、次の
ような減算を行なう。
【0108】減算器132a1 :S〔+5〕−S〔+
4〕 減算器132a2 :S〔+4〕−S〔+3〕 減算器132a3 :S〔+3〕−S〔+2〕 減算器132a4 :S〔+2〕−S〔+1〕 減算器132a5 :S〔+1〕−S
〔0〕 減算器132a6 :S
〔0〕−S〔−1〕 減算器132a7 :S〔−1〕−S〔−2〕 減算器132a8 :S〔−2〕−S〔−3〕 減算器132a9 :S〔−3〕−S〔−4〕
【0109】各比較器132b1 〜132b9 は、入力
値INに対して次のような判定を行なって、その判定結
果C〔+5〕〜C〔−4〕を出力する。
【0110】 if IN>+TH then 勾配の方向=正(勾配+:右上がり) if IN<−TH then 勾配の方向=負(勾配−:右下がり) if −TH≦IN≦+TH then 勾配の方向=0(勾配なし)
【0111】クリップ用最大値・最小値/勾配始点・終
点選択部132cは、図18に示すようなテーブルまた
は図18に示すようなテーブルを真理値表とする論理回
路によって、クリップ用最大値、クリップ用最小値、勾
配A始点信号、勾配B始点信号、勾配A終点信号および
勾配B終点信号を生成する。
【0112】つまり、クリップ用最大値・最小値/勾配
始点・終点選択部132cは、各比較器132b1 〜1
32b9 の出力値C〔−4〕〜C〔+5〕に基づいて、
クリップ用最大値、クリップ用最小値、勾配A始点信
号、勾配B始点信号、勾配A終点信号および勾配B終点
信号を出力する。
【0113】ただし、勾配なしの場合における1/4オ
フセット算出時または3/4オフセット算出時のクリッ
プ用最大値Smaxおよびクリップ用最小値Sminは、次式
(4)に基づいて求められる。
【0114】 1/4オフセット算出時:Smin=Smax=(S
〔0〕×3+S〔+1〕)/4 3/4オフセット算出時:Smin=Smax=(S
〔0〕+S〔+1〕×3)/4 …(4)
【0115】図19を用いて、勾配検出部132による
勾配検出方法の基本的な考え方について説明する。
【0116】ここでは、正の勾配を例にとって説明す
る。
【0117】S〔+1〕−S
〔0〕>THであるので、
正の勾配であると判定する。
【0118】(A)補正対象信号用の勾配A始点信号お
よび勾配A終点信号ならびに最小値の算出 (1)S〔+2〕−S〔+1〕>TH (2)S〔+3〕−S〔+2〕>TH (3)S〔+4〕−S〔+3〕≦TH 暫定タップ数Aを7と決定する。 (4)S
〔0〕−S〔−1〕>TH (5)S〔−1〕−S〔−2〕≦TH 従って、最小値をS〔−1〕に決定する。暫定タップ数
Bを3と決定する。 (6)タップ数として、暫定タップ数A、Bのうち、小
さい方のタップ数3を選択する。タップ数が3であるの
で、補正対象画素を中心とした連続する3画素の始点を
勾配始点として決定し、終点を勾配指定と決定する。し
たがって、勾配A始点信号はS〔−1〕となり、勾配A
終点信号はS〔+1〕となる。
【0119】(B)次信号用の勾配B始点信号および勾
配B終点信号ならびに最大値の算出 (1)S〔+2〕−S〔+1〕>TH (2)S〔+3〕−S〔+2〕>TH (3)S〔+4〕−S〔+3〕≦TH 最大値をS〔+3〕と決定する。次画素位置(S〔+
1〕)を基準とするため、暫定タップ数Aを5と決定す
る。 (4)S
〔0〕−S〔−1〕>TH (5)S〔−1〕−S〔−2〕≦TH 次画素位置(S〔+1〕)を基準とするため、暫定タッ
プ数Bを5と決定する。 (6)タップ数として、暫定タップ数A、Bのうち、小
さい方のタップ数5を選択する。タップ数が5であるの
で、次画素を中心とした連続する5画素の始点を勾配始
点として決定し、終点を勾配指定と決定する。したがっ
て、勾配B始点信号はS〔−1〕となり、勾配B終点信
号はS〔+3〕となる。
【0120】〔3〕補正値算出回路103についての説
【0121】補正値算出回路103は、図15に示すよ
うに、第1〜第4の乗算器111、112、113、1
14ならびに第1〜第3の加算器121、122、12
3から構成されている。
【0122】第1の乗算器111は、補正対象信号用輪
郭成分qaとゲイン算出回路101によって得られた補
正対象信号に対応するゲインgaとを乗算することによ
り、第1補正値raを生成する。第1の加算器121
は、補正対象信号に第1補正値raを加算することによ
り、輪郭補正された補正対象信号を生成する。第3の乗
算器113は、輪郭補正された補正対象信号に係数Ka
を乗算する。
【0123】第2の乗算器112は、次信号用輪郭成分
qbとゲイン算出回路101によって得られた補正対象
信号の次信号に対応するゲインgbとを乗算することに
より、第2補正値rbを生成する。第2の加算器122
は、補正対象信号の次信号に第2補正値rbを加算する
ことにより、輪郭補正された次信号を生成する。第4の
乗算器114は、輪郭補正された次信号に係数Kbを乗
算する。
【0124】第3の加算器123は、第3の乗算器11
3の出力と第4の乗算器114の出力を加算する。第3
の加算器123の出力はクリップ回路104に送られ
る。
【0125】係数Ka、Kbは、次のように設定され
る。
【0126】1/4オフセットタイミング時:Ka=3
/4,Kb=1/4 3/4オフセットタイミング時:Ka=1/4,Kb=
3/4
【0127】1/4オフセットタイミング時には、第3
の加算器123から1/4オフセット用輪郭補正信号が
得られる。3/4オフセットタイミング時には、第3の
加算器123から3/4オフセット用輪郭補正信号が得
られる。これらの補正信号は、クリップ回路104を介
して出力される。
【0128】〔4〕第2の実施の形態の利点についての
説明
【0129】第2の実施の形態では、補正対象画素と次
画素との間隔をWとすると、補正対象画素からW・(1
/4)に相当する距離だけ次画素側に離れた位置(1/
4オフセット補正画素位置)と、補正対象画素からW・
(3/4)に相当する距離だけ次画素側に離れた位置
(3/4オフセット補正画素位置)とに輪郭補正信号を
生成している。このようにオフセット位置に輪郭補正信
号を生成した場合と、オフセット位置に輪郭補正信号を
生成しない場合について比較する。
【0130】図20は、オフセット位置に輪郭補正信号
を生成する場合の原信号(黒丸)および輪郭補正信号
(白丸)を示し、図21は、オフセット位置に輪郭補正
信号を生成しない場合の原信号(黒丸)および輪郭補正
信号(白丸)を示している。
【0131】図20(a)および図21(a)は、信号
の勾配が小さい場合を、図20(b)および図21
(b)は、信号の勾配が大きい場合を示している。
【0132】オフセット位置に輪郭補正信号を生成した
場合(図20)には、オフセット位置に輪郭補正信号を
生成しない場合(図21)に比べて、斜め線等の場合に
強調されるギザギザ感が緩和される。
【0133】〔5〕勾配検出部による勾配検出方法の他
の例の説明
【0134】図22を用いて、勾配検出部132による
勾配検出方法の他の例について説明する。
【0135】勾配判定用閾値として、2つの閾値TH1
と、TH2(TH2<TH1)が用いられる。
【0136】ここでは、正の勾配を例にとって説明す
る。
【0137】S〔+1〕−S
〔0〕>TH1であるの
で、正の勾配であると判定する。
【0138】(A)補正対象信号用の勾配A始点信号お
よび勾配A終点信号ならびに最小値の算出 (1)S〔+2〕−S〔+1〕>TH1 (2)S〔+3〕−S〔+2〕>TH1 (3)S〔+4〕−S〔+3〕≦TH2 暫定タップ数Aを7と決定する。 (4)S
〔0〕−S〔−1〕>TH1 (5)TH2≦S〔−1〕−S〔−2〕≦TH1 最小値を(S〔−1〕+S〔−2〕)/2に決定する。
暫定タップ数Bを5と決定する。 (6)タップ数として、暫定タップ数A、Bのうち、小
さい方のタップ数5を選択する。タップ数が5であるの
で、補正対象画素を中心とした連続する5画素の始点を
勾配始点として決定し、終点を勾配指定と決定する。し
たがって、勾配A始点信号はS〔−2〕となり、勾配A
終点信号はS〔+2〕となる。
【0139】(B)次信号用の勾配B始点信号および勾
配B終点信号ならびに最大値の算出 (1)S〔+2〕−S〔+1〕>TH1 (2)S〔+3〕−S〔+2〕>TH1 (3)S〔+4〕−S〔+3〕≦TH2 最大値をS〔+3〕と決定する。次画素位置(S〔+
1〕)を基準とするため、暫定タップ数Aを5と決定す
る。 (4)S
〔0〕−S〔−1〕>TH1 (5)TH2≦S〔−1〕−S〔−2〕≦TH1 次画素位置(S〔+1〕)を基準とするため、暫定タッ
プ数Bを7と決定する。 (6)タップ数として、暫定タップ数A、Bのうち、小
さい方のタップ数5を選択する。タップ数が5であるの
で、次画素を中心とした連続する5画素の始点を勾配始
点として決定し、終点を勾配指定と決定する。したがっ
て、勾配B始点信号はS〔−1〕となり、勾配B終点信
号はS〔+3〕となる。
【0140】
【発明の効果】この発明によれば、垂直解像度の高いズ
ーム映像が得られかつ動ボケの発生を防止できるように
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態である輪郭補正回
路の全体的な構成を示すブロック図である。
【図2】ゲイン算出回路1の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】輪郭検出回路2の構成を示すブロック図であ
る。
【図4】勾配検出部22の詳細な構成を示すブロック図
である。
【図5】クリップ用最大値・最小値/勾配始点・終点選
択部22cで用いられるテーブルの一例を示す模式図で
ある。
【図6】勾配検出部22による勾配検出方法の基本的な
考え方を説明するための説明図である。
【図7】クリップ回路4の構成を示すブロック図であ
る。
【図8】輪郭成分に対するゲインが可変である場合の原
信号(黒丸)および輪郭補正信号(白丸)を示すタイム
チャートである。
【図9】輪郭成分に対するゲインが固定である場合の原
信号(黒丸)および輪郭補正信号(白丸)を示すタイム
チャートである。
【図10】可変タップによって輪郭強調を行なった場合
の原信号(黒丸)および輪郭補正信号(白丸)を示すタ
イムチャートである。
【図11】3タップ固定によって輪郭強調を行なった場
合の原信号(黒丸)および輪郭補正信号(白丸)を示す
タイムチャートである。
【図12】クリップ回路4を設けた場合の原信号(黒
丸)および輪郭補正信号(白丸)を示すタイムチャート
である。
【図13】クリップ回路4を設けていない場合の原信号
(黒丸)および輪郭補正信号(補正値算出回路3の出
力;白丸)を示すタイムチャートである。
【図14】勾配検出部22による勾配検出方法の他の例
を説明するための説明図である。
【図15】この発明の第2の実施の形態である輪郭補正
回路の全体的な構成を示すブロック図である。
【図16】輪郭検出回路102の構成を示すブロック図
である。
【図17】勾配検出部132の詳細な構成を示すブロッ
ク図である。
【図18】クリップ用最大値・最小値/勾配始点・終点
選択部132cで用いられるテーブルの一例を示す模式
図である。
【図19】勾配検出部132による勾配検出方法の基本
的な考え方を説明するための説明図である。
【図20】補正画素を設けた場合の原信号(黒丸)およ
び輪郭補正信号(白丸)を示すタイムチャートである。
【図21】補正画素を設けない場合の原信号(黒丸)お
よび輪郭補正信号(白丸)を示すタイムチャートであ
る。
【図22】勾配検出部による勾配検出方法の他の例を説
明ための説明図である。
【符号の説明】
1、101 ゲイン算出回路 2、102 輪郭検出回路 3、103 補正値算出回路 4、104 クリップ回路 105 遅延回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 八谷 武始 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 村田 治彦 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 5B056 BB51 HH00 5B057 CA08 CA11 CA16 CB08 CB16 CC04 CE03 CE06 CH09 DA16 DB01 DB09 DC16 5C021 PA02 PA12 PA17 PA35 PA42 PA53 PA56 PA66 PA72 RB03 SA25 XB04 5C077 LL08 LL09 PP03 PP47 PP48 PQ08 PQ12 PQ23

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 補正対象画素を中央部に含みかつ特定方
    向に並んだ複数画素の信号に基づいて、補正対象画素に
    対する輪郭補正信号を生成する輪郭補正回路において、 特定方向に並んだ複数画素の信号変化の勾配に応じて補
    正対象画素に対する輪郭成分を生成する輪郭成分生成手
    段、 補正対象画素の信号と、補正対象画素に対して特定方向
    に隣接する画素の信号とのレベル差に基づいて、レベル
    差が大きいほど小さくなるような補正用ゲインを算出す
    るゲイン算出手段、 輪郭成分生成手段によって生成された輪郭成分にゲイン
    算出手段によって算出された補正用ゲインを乗算する乗
    算手段、ならびに乗算手段の乗算結果を補正対象画素の
    信号に加算することによって、補正対象画素に対する輪
    郭補正信号を生成する加算手段、 を備えていることを特徴とする輪郭補正回路。
  2. 【請求項2】 補正対象画素に対する輪郭補正信号と、
    補正対象画素に隣接する画素に対する輪郭補正信号とを
    加重加算することにより、補正対象画素と隣接画素との
    間に1または複数のオフセット輪郭補正画素を生成する
    オフセット輪郭補正画素生成手段を備えていることを特
    徴とする請求項1に記載の輪郭補正回路。
  3. 【請求項3】 特定方向に並んだ複数画素の信号変化の
    勾配に応じて、所定勾配以上の勾配のある部分の最小値
    および最大値を算出する最小・最大値算出手段、ならび
    に輪郭補正信号と、最小・最大値算出手段によって算出
    された最小値および最大値とを比較し、輪郭補正信号が
    最小値より小さいときには、輪郭補正信号を最小値に補
    正し、輪郭補正信号が最大値より大きいときには、輪郭
    補正信号を最大値に補正するクリップ手段、 を備えていることを特徴とする請求項1および2のいず
    れかに記載の輪郭補正回路。
  4. 【請求項4】 輪郭成分生成手段は、特定方向に並んだ
    複数画素の信号変化の勾配に基づいて、特定方向に並ん
    だ複数画素のうちから、補正対象画素を中心として互い
    に等距離にある勾配始点画素と勾配終点画素とを選択す
    る選択手段、および選択手段によって選択された勾配始
    点画素および勾配終点画素の信号と、補正対象画素の信
    号とに基づいて、補正対象画素に対する輪郭成分を生成
    する手段、 を備えていることを特徴とする請求項1、2および3の
    いずれかに記載の輪郭補正回路。
  5. 【請求項5】 補正対象画素を中央部に含みかつ特定方
    向に並んだ複数画素の信号に基づいて、補正対象画素に
    対する輪郭補正信号を生成する輪郭補正方法において、 特定方向に並んだ複数画素の信号変化の勾配に応じて補
    正対象画素に対する輪郭成分を生成する第1ステップ、 補正対象画素の信号と、補正対象画素に対して特定方向
    に隣接する画素の信号とのレベル差に基づいて、レベル
    差が大きいほど小さくなるような補正用ゲインを算出す
    る第2ステップ、 第1ステップによって生成された輪郭成分に第2ステッ
    プによって算出された補正用ゲインを乗算する第3ステ
    ップ、ならびに乗算手段の乗算結果を補正対象画素の信
    号に加算することによって、補正対象画素に対する輪郭
    補正信号を生成する第4ステップ、 を備えていることを特徴とする輪郭補正方法。
  6. 【請求項6】 補正対象画素に対する輪郭補正信号と、
    補正対象画素に隣接する画素に対する輪郭補正信号とを
    加重加算することにより、補正対象画素と隣接画素との
    間に1または複数のオフセット輪郭補正画素を生成する
    第5ステップを備えていることを特徴とする請求項5に
    記載の輪郭補正回路。
  7. 【請求項7】 特定方向に並んだ複数画素の信号変化の
    勾配に応じて、所定勾配以上の勾配のある部分の最小値
    および最大値を算出する第6ステップ、ならびに輪郭補
    正信号と、第6ステップによって算出された最小値およ
    び最大値とを比較し、輪郭補正信号が最小値より小さい
    ときには、輪郭補正信号を最小値に補正し、輪郭補正信
    号が最大値より大きいときには、輪郭補正信号を最大値
    に補正する第7ステップ、 を備えていることを特徴とする請求項5および6のいず
    れかに記載の輪郭補正方法。
  8. 【請求項8】 第1ステップは、特定方向に並んだ複数
    画素の信号変化の勾配に基づいて、特定方向に並んだ複
    数画素のうちから、補正対象画素を中心として互いに等
    距離にある勾配始点画素と勾配終点画素とを選択する第
    8ステップ、および第8ステップによって選択された勾
    配始点画素および勾配終点画素の信号と、 補正対象画素の信号とに基づいて、補正対象画素に対す
    る輪郭成分を生成する第9ステップ、 を備えていることを特徴とする請求項5、6および7の
    いずれかに記載の輪郭補正方法。
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