JP2002344471A - 通信システムにおける通信機器登録方法及び通信システム - Google Patents

通信システムにおける通信機器登録方法及び通信システム

Info

Publication number
JP2002344471A
JP2002344471A JP2001146622A JP2001146622A JP2002344471A JP 2002344471 A JP2002344471 A JP 2002344471A JP 2001146622 A JP2001146622 A JP 2001146622A JP 2001146622 A JP2001146622 A JP 2001146622A JP 2002344471 A JP2002344471 A JP 2002344471A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connection control
control device
communication
connection
protocol conversion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001146622A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3811019B2 (ja
Inventor
Shuichi Sato
修一 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2001146622A priority Critical patent/JP3811019B2/ja
Publication of JP2002344471A publication Critical patent/JP2002344471A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3811019B2 publication Critical patent/JP3811019B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】通信端末、プロトコル変換装置及び接続制御装
置の登録が自動的に行え、接続制御装置の負荷分散、多
重化による信頼性向上が図れるようにする。 【解決手段】端末#1は立ち上がり時または一定時間間
隔で、ブロードキャスト通信またはマルチキャスト通信
により、同一LAN上の接続制御装置#1を含む全接続
制御装置に対して当該端末#1の登録要求を送出する
(S1)。接続制御装置#1は端末#1からの登録要求
を受信すると、自身が有する許容端末管理テーブルを参
照して、登録要求元の端末#1との接続処理を許容する
か否かを判定し、許容するならば、自身の識別情報を含
む通信情報を登録要求元端末#1に送出する(S2,S
3)。端末#1は、自身との接続処理を許容する接続制
御装置、例えば接続制御装置#1から返された通信情報
を受信すると(S4)、その受信情報中の識別情報を接
続処理要求先管理テーブルに登録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声、画像などの
マルチメディア情報をネットワークを介して授受する通
信システムに係り、特に接続制御装置による接続制御の
ために、当該接続制御装置、通信端末、及びプロトコル
変換装置などの通信機器を登録するのに好適な通信シス
テムにおける通信機器登録方法及び通信システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、音声、画像などのマルチメディア
情報をLAN、インターネット等のネットワークを用い
て授受する通信システムでは、マルチメディア端末、I
P電話機などの通信端末の登録と、接続制御を行う機器
(接続制御装置)の登録とは、マルチキャスト通信また
はブロードキャスト通信を用いた、自動登録、或いは手
動登録で行われるのが一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】音声、画像などのマル
チメディア情報をネットワークを用いて授受する通信シ
ステムにおいては、マルチメディア端末、IP電話機な
どの通信端末の数が多くなると接続制御装置の負荷が増
大する。
【0004】この接続制御装置の負荷を低減する手法と
して、複数の接続制御装置による負荷分散が考えられ
る。また、システムの信頼性向上のために、接続制御装
置を複数台設置し、障害が発生した場合に、正常な接続
制御装置で処理を代替する手法も考えられる。
【0005】しかしながら、従来の通信システムで適用
される、端末の登録と、接続制御装置の登録を、マルチ
キャスト通信またはブロードキャスト通信を利用して自
動的に行う方法では、システム内に複数の接続制御装置
が設けられた場合、端末から送出される接続制御装置の
検索に対して複数の応答が返ることになるため、その対
策が必要となるという問題がある。一方、端末に対して
手動登録を行う方式では、端末数が増加すると新規登
録、設定データの変更に多くの工数が必要となるという
問題がある。
【0006】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
でその目的は、複数の接続制御装置が収容された通信シ
ステムにおいて通信端末、プロトコル変換装置及び接続
制御装置の登録が自動的に行え、接続制御装置の負荷分
散、多重化による信頼性向上を図ることができる通信シ
ステムにおける通信機器登録方法及び通信システムを提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の通信システムに
おける通信機器登録方法は、通信端末またはプロトコル
変換装置から予め定められたタイミングで同一ネットワ
ーク(ネットワークセグメント)上の全ての接続制御装
置に対して登録要求を送出するステップと、上記接続制
御装置がこの登録要求を受信した場合、当該接続制御装
置が接続処理を許容する通信端末またはプロトコル変換
装置を予め登録した許容端末管理テーブルに基づいて、
上記登録要求の要求元が接続処理を許容する通信端末ま
たはプロトコル変換装置であるか否かを判定するステッ
プと、上記登録要求の要求元が接続処理を許容する通信
端末またはプロトコル変換装置である場合、自身の識別
情報を含む通信情報を接続制御装置から要求元に返すス
テップと、この接続制御装置から通信情報を返された上
記要求元の通信端末またはプロトコル変換装置が当該通
信情報を受信して、当該通信情報中の識別情報を自身が
接続処理を要求する発信要求先の接続制御装置を管理す
る接続処理要求先管理テーブルに登録するステップとを
備えたことを特徴とする。
【0008】このような構成においては、同一のネット
ワークセグメント内に複数の接続制御装置が設置可能と
なり、接続制御装置の負荷分散、多重化による信頼性向
上が可能となる。また、ネットワークに収容される通信
端末、プロトコル変換装置の数が増加しても設定(登
録)に関係する工数を最小にできる。
【0009】ここで、上記接続制御装置の負荷が予め定
められた基準値を超えた場合、当該接続制御装置による
接続処理が許容される通信端末またはプロトコル変換装
置のうち、通信状態にない通信端末またはプロトコル変
換装置を選択して他の少なくとも1つの接続制御装置に
登録させるステップと、上記他の少なくとも1つの接続
制御装置から当該接続制御装置に新たに登録した通信端
末またはプロトコル変換装置に対し、接続制御装置の再
登録処理を要求して、当該通信端末またはプロトコル変
換装置が接続処理を要求する発信要求先の接続制御装置
を切り替えさせるステップとを追加するとよい。
【0010】このようにすると、稼動中の接続制御装置
の負荷に応じて、収容する(接続処理を許容する)通信
端末またはプロトコル変換装置を動的に変更することが
可能となり、接続制御装置の負荷分散、多重化による一
層の信頼性向上が図れる。
【0011】また、上記接続制御装置が、当該接続制御
装置による代替の対象として、接続処理を許容する通信
端末またはプロトコル変換装置と対をなして、予め接続
制御装置代替管理テーブルに登録された代替対象接続制
御装置の状態監視を、予め定められたタイミングで行う
ことで当該代替対象接続制御装置が正常であるか或いは
異常であるかを確認するステップと、上記代替対象接続
制御装置が異常であることを確認した接続制御装置が、
上記接続制御装置代替管理テーブルに登録されている当
該代替対象接続制御装置が接続処理を許容する通信端末
またはプロトコル変換装置に対して、接続制御装置の再
登録処理を要求して、当該通信端末またはプロトコル変
換装置が接続処理を要求する発信要求先の接続制御装置
を切り替えさせるステップとを追加するとよい。
【0012】このようにすると、接続制御装置に障害が
発生した場合に、処理を継続することが可能となり一層
の信頼性向上が図れる。
【0013】以上の通信システムにおける通信機器登録
方法に係る本発明は、装置(通信システム)に係る発明
としても成立する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につき
図面を参照して説明する。
【0015】図1は本発明の一実施形態に係る接続制御
装置を複数備えた通信システムのシステム構成図であ
る。同図において、LAN11は、所定の通信プロトコ
ル、例えばTCP(Transmission Control Protocol)
/IP(Internet Protocol)プロトコルを適用するI
Pネットワークである。LAN11には、プロトコル変
換装置12-1(#1)〜12-m(#m)と、接続制御装
置13-1(#1)〜13-n(#n)と、後述する接続制
御装置代替管理テーブル(400)を登録したデータベ
ース(DB)14と、マルチメディア端末15-1(#
1)〜15-p(#p)と、IP電話機16-1(#1)〜
16-q(#q)とが接続されている。
【0016】プロトコル変換装置12-1〜12-mは、各
種外部インタフェースに対応して用意され、当該インタ
フェースに対して共通となるLAN11の通信インタフ
ェース(LANインタフェース)との通信プロトコルの
変換を行う。接続制御装置13-1〜13-n、マルチメデ
ィア端末15-1〜15-p、及びIP電話機16-1〜16
-qは、当該共通の通信インタフェース(LANインタフ
ェース)を有している。
【0017】プロトコル変換装置12-1〜12-mは、当
該変換装置12-1〜12-mが接続されている公衆網17
から送出される着信、応答、切断などの制御信号をパケ
ット化し、接接続制御装置13-1〜13-nのいずれかに
対して送出する機能を有する。プロトコル変換装置12
-1〜12-mはまた、接続制御装置13-1〜13-nから送
出される発信、応答、切断などの制御信号を網インタフ
ェースに変換して公衆網17に送出すると共に、公衆網
17から送られる音声、映像などのマルチメディア情報
をパケット化し、通信先の端末に送出する機能を有す
る。プロトコル変換装置12-1〜12-mは更に、端末か
らパケットデータとして送られたマルチメディア情報を
網インタフェースに合わせて変換して公衆網17に送出
する機能を有する。
【0018】接続制御装置13-1〜13-nは、プロトコ
ル変換装置12-1〜12-m、マルチメディア端末15-1
〜15-p、及びIP電話機16-1〜16-qから送出され
る発信要求に付されている着信先端末名、或いは電話番
号などの着信先情報から着信先を決定する機能を有す
る。接続制御装置13-1〜13-nはまた、決定した着信
先端末からの応答、発信元端末及び着信先端末から送ら
れる切断などの情報を中継すると共に転送などの交換サ
ービスを提供する機能を有する。
【0019】マルチメディア端末15-1〜15-pは、音
声、映像などのマルチメディア情報を通信する通信端
末、IP電話機16-1〜16-qは、LAN11を介して
音声通信を行う通信端末(電話端末)である。
【0020】図2は、図1中の接続制御装置13-i(i
=1〜n)の構成を示すブロック図である。同図に示す
ように、接続制御装置13-iは、接続制御部131と、
マルチメディア通信制御部132と、通信ドライバ13
3と、LANインタフェース134と、端末管理テーブ
ル135とを備えている。
【0021】LANインタフェース134はLAN11
との間でパケットを送受する。通信ドライバ133は、
LANインタフェース134の制御、及びTCP,UD
P(User Datagram Protocol)などのプロトコル制御を
行う。
【0022】マルチメディア通信制御部132は、H.
323などマルチメディア通信用プロトコルの制御を行
い、接続制御部131との間で発信、着信、切断などの
呼制御、及び音声チャネル(音声通信路)の確立、開放
処理を行う。H.323プロトコルは、LAN11上で
音声、映像などのマルチメディア通信を行うための、I
TU−T(International Telecommunications Union T
elecommunication Standardization Sector)勧告で規
定されたプロトコルである。なお、H.323プロトコ
ル以外のマルチメディア通信用プロトコルでも、そのプ
ロトコルの処理機能をマルチメディア通信制御部132
に持たせることで対応可能である。
【0023】接続制御部131は、発信元端末の情報及
び着信先端末の情報と端末管理テーブル135とから接
続する端末(端末またはプロトコル変換装置)を決定す
る他、転送などの交換サービスを行う。端末管理テーブ
ル135は、接続制御部131での接続する端末の決定
に用いられるもので、各エントリの情報は例えばマルチ
メディア端末の端末名、IP電話機の電話番号などの識
別情報と、IPアドレスとから構成される。図2には、
端末名の例としてTerminal#1が示され、電話
番号の例として1000,2000が示されている。
【0024】図3は、接続制御装置13-i内に(端末管
理テーブル135とは別に)保存される許容端末管理テ
ーブル300のデータ構造例を示す。許容端末管理テー
ブル300は、当該テーブル300を有する接続制御装
置13-iが接続を許容する端末またはプロトコル変換装
置(以下、端末/プロトコル変換装置と表現する)を管
理するのに用いられるリストである。テーブル300の
各エントリの情報は識別情報から構成される。識別情報
は、接続制御装置13-iが接続処理を許容する端末/プ
ロトコル変換装置の名前、内線番号などである。
【0025】図4(a)は、図1中のDB14に保存さ
れる接続制御装置代替管理テーブル400のデータ構造
例を示す。接続制御装置代替管理テーブル400は、端
末/プロトコル変換装置と正常時に接続処理を行う接続
制御装置(代替対象接続制御装置)と異常時に接続処理
を行う接続制御装置(代替接続制御装置)とを管理する
のに用いられる。テーブル400の各エントリの情報
は、端末/プロトコル変換装置の識別情報と、正常時に
当該識別情報で示される端末/プロトコル変換装置の接
続処理を行う接続制御装置(代替対象接続制御装置)の
識別情報(接続制御装置アドレス)と、当該接続制御装
置の異常時に当該接続制御装置を代替する代替接続制御
装置の識別情報(接続制御装置アドレス)とから構成さ
れる。
【0026】本実施形態では、接続制御装置代替管理テ
ーブル400はDB14に保存されて、各接続制御装置
13-iから共通に使用されるようになっているが、各接
続制御装置13-i内にそれぞれ保存して使用されるよう
にしても構わない。
【0027】図4(b),(c)に、接続制御装置代替
管理テーブル400に代えて接続制御装置13-1(#
1),13-2(#2)内に保存される接続制御装置代替
管理テーブル400-1,400-2の一例を示す。このテ
ーブル400-1,400-2は、当該テーブル400-1,
400-2を有する接続制御装置13-1(#1),13-2
(#2)を代替接続制御装置とする場合の代替対象接続
制御装置を管理すると共に、当該接続制御装置13-1
(#1),13-2(#2)を代替対象接続制御装置とす
る場合の代替接続制御装置を管理するのに用いられる。
なお、接続制御装置13-1(#1),13-2(#2)の
負荷が大きくなった場合に当該負荷をさらに増大させな
いための後述する処理を適用しない構成とするならば、
テーブル400-1,400-2上で、接続制御装置13-1
(#1),13-2(#2)を代替対象接続制御装置とす
る場合の代替接続制御装置を管理する必要はない。この
場合、テーブル400-1,400-2の代替接続制御装置
の欄は必ずしも必要ない。
【0028】図5は、図1中のプロトコル変換装置12
-1〜12-m、マルチメディア端末15-1〜15-p、及び
IP電話機16-1〜16-q、即ち端末/プロトコル変換
装置内に保存される接続処理要求先管理テーブル500
のデータ構造例を示す。
【0029】接続処理要求先管理テーブル500は、当
該テーブル500を有する端末/プロトコル変換装置が
接続処理を要求する際の要求先となる接続制御装置を管
理するのに用いられる。テーブル500の各エントリの
情報は、接続処理の要求先となる接続制御装置の識別情
報から構成される。本実施形態では、テーブル500の
先頭エントリに登録された(最初に登録された)接続制
御装置が接続処理の最初の要求先となる。この要求先か
らの応答がなかった場合、次のエントリに登録された
(次に登録された)接続制御装置が次の接続処理の要求
先となる。つまり、テーブル500には、接続処理の要
求先の候補となる接続制御装置が優先度の高い順に登録
されている。
【0030】図6は、接続制御装置13-i内に保存され
る複数接続制御装置登録可否管理テーブル600のデー
タ構造例を示す。複数接続制御装置登録可否管理テーブ
ル600は、当該テーブル600を有する接続制御装置
13-iによる接続処理が許容される端末/プロトコル変
換装置が、当該接続制御装置13-iを含む複数の接続制
御装置(の識別情報)を登録可能か否かを管理するのに
用いられる。テーブル600の各エントリ情報は、当該
テーブル600を有する接続制御装置13-iによる接続
処理が許容される端末/プロトコル変換装置の識別情報
と、その端末/プロトコル変換装置が複数の接続制御装
置(の識別情報)を登録可能か否かを示すフラグ情報と
から構成される。
【0031】次に、図1のシステムにおける端末/プロ
トコル変換装置からの登録要求と、当該要求に基づく各
接続制御装置の動作を、登録要求元がプロトコル変換装
置12-1〜12-m、マルチメディア端末15-1〜15-
p、及びIP電話機16-1〜16-qのうちのマルチメデ
ィア端末15-1、即ち端末#1である場合を例に、図7
のシーケンスチャートを参照して説明する。
【0032】まず端末#1(15-1)は、予め定められ
たタイミング、例えば立ち上がり時、または予め定めら
れた一定の時間間隔で、ブロードキャスト通信またはマ
ルチキャスト通信により、LAN11に接続された接続
制御装置#1,#2を含む全接続制御装置#1〜#m
(13-1〜13-m)に対して、当該端末#1の登録要求
を同時に送出する(ステップS1)。この登録要求によ
り、要求先の各接続制御装置には、要求元端末#1が正
常に動作していることが通知されると共に、当該端末#
1のIPアドレス、識別情報、着信時に着信要求を待ち
受けるポート番号などの通信に必要な情報(通信情報)
が通知される。
【0033】端末#1からの登録要求は、接続制御装置
#1,#2を含む各接続制御装置#1〜#mで受信され
る。但し、図7では、接続制御装置#1〜#mのうちの
接続制御装置#1,#2の動作のみが示されている。
【0034】接続制御装置#1,#2は端末(Term
inal)#1からの登録要求を受信すると、当該端末
#1から通知された情報の端末管理テーブル135等へ
の登録を行うと共に、それぞれ自身が有する図3に示す
構造の許容端末管理テーブル300を参照して、登録要
求元の端末#1との接続処理を許容するか否かを判定す
る(ステップS2,S2′)。ここでは、端末#1との
接続処理を、接続制御装置#1は許容し、接続制御装置
#2は許容しないものとする。
【0035】この場合、端末#1との接続処理を許容す
ることが許容端末管理テーブル300に登録されている
接続制御装置#1は、端末#1からの登録要求に応答し
て、当該接続制御装置#1自身のIPアドレス、識別情
報(接続制御装置アドレス)、発信要求を待ち受けるポ
ート番号などの情報(通信情報)を、登録要求元端末#
1に送出する(ステップS3)。これに対し、端末#1
との接続処理を許容しない接続制御装置#2、つまり許
容端末管理テーブル300により端末#1からの要求を
受け付けないように設定されている接続制御装置#2
は、当該端末#1からの要求に対して応答せず処理を終
了する。
【0036】端末#1は、自身との接続処理を許容する
接続制御装置、例えば接続制御装置#1から返された通
信情報を受信すると(ステップS4)、その受信した通
信情報中の識別情報(接続制御装置アドレス)を、図5
の接続処理要求先管理テーブル500に登録する接続制
御装置登録動作を行う。もし、上記の例と異なって、接
続制御装置#2も端末#1との接続処理を許容している
ために、当該接続制御装置#2からも通信情報が返され
た場合には、接続制御装置#2(の識別情報)も接続処
理要求先管理テーブル500に登録される。以上のテー
ブル500への接続制御装置登録は、接続制御装置から
返される通信情報の受信順に行われる。
【0037】このように、端末#1の接続処理要求先管
理テーブル500は、当該端末#1の立ち上がり時、ま
たは予め定められた一定の時間間隔で、当該端末#1か
ら送出される登録要求に応じて、当該端末#1との接続
処理を許容する接続制御装置から通知される通信情報に
基づき、端末#1にて自動生成される。
【0038】さて、端末#1が有する接続処理要求先管
理テーブル500に例えば接続制御装置#1が登録され
ると、以後端末#1は、発信要求を当該テーブル500
に登録された接続制御装置#1に対して送出する。な
お、図5の例のようにテーブル500に複数の接続制御
装置が登録された場合には、最初に登録された接続制御
装置に対して発信要求が送出される。
【0039】以上は、端末#1(15-1)以外のマルチ
メディア端末、IP電話機、プロトコル変換装置につい
ても同様である。
【0040】このように本実施形態においては、LAN
11に接続された各端末/プロトコル変換装置が、立ち
上がり時または一定時間間隔でLAN11(同一のネッ
トワークセグメント)上の各接続制御装置#1〜#mに
対して当該端末/プロトコル変換装置の登録要求を行っ
て当該端末/プロトコル変換装置が正常に動作している
ことを通知すると共に、当該端端末/プロトコル変換装
置のIPアドレス、識別情報、着信時に着信要求を待ち
受けるポート番号などの通信情報を通知する。また、こ
の通知を受けた接続制御装置のうち、要求元の端末/プ
ロトコル変換装置との接続処理を許容する接続制御装置
は、自身のIPアドレス、識別情報、発信要求を待ち受
けるポート番号などの通信情報を要求元に通知する。
【0041】これにより、端末/プロトコル変換装置に
は当該端末/プロトコル変換装置との接続処理を許容す
る接続制御装置の識別情報を含む通信情報が、接続制御
装置には当該接続制御装置が接続処理を許容する端末/
プロトコル変換装置の識別情報を含む通信情報が、それ
ぞれ自動登録される。よって、同一のLAN11(ネッ
トワークセグメント)上に複数の接続制御装置を設置可
能となり、接続制御装置の負荷分散、多重化による信頼
性向上が可能となる。また、LAN11(ネットワーク
セグメント)上に設置される端末/プロトコル変換装置
の数が増加しても、設定に関係する工数を最小にでき
る。
【0042】なお、端末(端末/プロトコル変換装置)
からの登録要求による端末(端末/プロトコル変換装
置)登録処理に代えて、H.323で規定されているゲ
ートキーパの取得要求(GRQ)などの接続制御装置問
い合わせ信号による登録処理を用いることも可能であ
る。
【0043】次に、接続制御装置の負荷の増大に応じ
て、登録する端末/プロトコル変換装置を動的に変更す
ることを可能とする処理について、図8のシーケンスチ
ャートを参照して説明する。
【0044】図1のシステム中の各接続制御装置#1〜
#mは、自身の負荷を、例えば一定時間当たりの接続端
末/プロトコル変換装置の数(通信数)、或いは接続制
御装置全体を制御するCPU(図示せず)の一定時間当
たりの使用率(CPU使用率)などにより測定する。
今、接続制御装置#2において、自身の負荷が予め定め
られた基準値を超えたことを検出したものとする。この
場合、接続制御装置#2は、自身の負荷をこれ以上増大
させないために、LAN11上の他の少なくとも1つの
接続制御装置、例えば接続制御装置#1を代替接続制御
装置として選択し、当該接続制御装置#1に対して端末
(端末/プロトコル変換装置)の登録を要求する(ステ
ップS11)。
【0045】ここで登録要求の対象となる端末(端末/
プロトコル変換装置)は、接続制御装置#2が有する図
3の許容端末管理テーブル300に登録されている端末
(端末/プロトコル変換装置)の中から決定される。こ
の決定アルゴリズムとして、例えば、現在接続されてい
ない端末(つまり非使用状態にある端末)を登録対象と
する方法、或いは非使用状態にある端末の中から登録す
る端末を予め設定された優先順位に基づいて決定する方
法を適用するとよい。このようにすると、接続制御装置
#2は、現在接続されている端末(つまり使用状態にあ
る端末)に悪影響を及ぼすことなく、自身の負荷が更に
増大するのを防ぐことができる。
【0046】また、代替接続制御装置は接続制御装置#
2により次のように選択される。即ち接続制御装置#2
は、DB15に保存されている図4(a)の接続制御装
置代替管理テーブル400から、登録要求の対象とする
端末について接続制御装置#2の代替先となり得る接続
制御装置(代替接続制御装置)を検索し、その検索した
接続制御装置の中から例えば1つを代替接続制御装置と
して選択する。なお、接続制御装置#2に図4(c)の
接続制御装置代替管理テーブル400-2が保存される構
成では、当該テーブル400-2から代替接続制御装置を
探せばよい。
【0047】接続制御装置#1は、接続制御装置#2か
らの登録要求を受信すると、自身が有する図3の許容端
末管理テーブル300に、当該接続制御装置#2から要
求された端末(端末/プロトコル変換装置)を登録し、
正常に登録が完了したことを当該接続制御装置#2に対
して通知する(ステップS12,S13)。
【0048】接続制御装置#2は、接続制御装置#1か
らの登録完了通知(端末登録応答)を受信すると、当該
接続制御装置#1に登録された端末/プロトコル変換装
置、例えば端末#1に対して再登録要求を送出する(ス
テップS14,S15)。
【0049】端末#1は、接続制御装置#2からの再登
録要求を受信すると、ブロードキャスト通信またはマル
チキャスト通信を用いてLAN11上に登録要求を送出
する(ステップS17)。以降の処理は、図7中で端末
#1からブロードキャスト通信またはマルチキャスト通
信を用いて登録要求が送出された場合と同様であるの
で、説明を省略する。
【0050】以上の処理により、端末#1が発信要求を
送出する接続制御装置が接続制御装置#2から接続制御
装置#1に変更される。この結果、再度接続制御装置の
変更処理が起動されるまで、端末#1から接続制御装置
#2に対する発信要求は行われない。よって接続制御装
置#2の負荷が増大することを防止できる。なお、端末
(端末/プロトコル変換装置)が、接続制御装置の立ち
上がり時に有効となる信号(立ち上がり信号)によって
再登録を起動する方式を適用する場合、再登録を要求す
る接続制御装置から立ち上がり信号を送出して以上の処
理を行うようにしてもよい。
【0051】次に、接続制御装置の異常時に別の接続制
御装置による代替処理を可能とする処理について、図9
のフローチャートを参照して説明する。図1のシステム
中の各接続制御装置#1〜#mは、図4の接続制御装置
代替管理テーブル400で自身が代替することが指定さ
れている接続制御装置、つまり自身の代替対象接続制御
装置の状態を、予め定められたタイミング、例えば定期
的に監視する。ここでは、接続制御装置#1及び#2相
互で状態監視を行うものとすると、両装置#1及び#2
は定期的に互いの状態を監視する信号を送出し、応答が
返れば相手は正常に動作していると判断する。
【0052】今、接続制御装置#2から接続制御装置#
1に対して状態問い合わせが行われ(ステップS2
1)、その問い合わせに対して接続制御装置#1から接
続制御装置#2に予め定められた一定時間内に応答が返
らなかったものとする。この場合、接続制御装置#2
は、接続制御装置#1が異常であると判定し、例えばD
B15に保存されている図4(a)の接続制御装置代替
管理テーブル400から、当該接続制御装置#1の代わ
りに接続制御装置#2自身が処理を行う必要のある端末
(端末/プロトコル変換装置)を検索し、検索した端末
(端末/プロトコル変換装置)、例えば端末#1に対し
て再登録要求を送出する(ステップS22)。
【0053】端末#1は、接続制御装置#2からの再登
録要求を受信すると、ブロードキャスト通信またはマル
チキャスト通信を用いてLAN11上に登録要求を送出
する(ステップS23,S24)。以降の処理は、図7
中で端末#1からブロードキャスト通信またはマルチキ
ャスト通信を用いて登録要求が送出された場合と同様で
あるので、説明を省略する。
【0054】以上の処理により、端末#1が発信要求を
送出する接続制御装置を、障害が発生した接続制御装置
#1から当該接続制御装置#1の障害を検出した接続制
御装置#2に変更する(切り替える)ことができる。こ
の結果、接続制御装置#1の障害が回復し、再度接続制
御装置の変更処理が起動されるまでは、端末#1から接
続制御装置#1に対する発信要求は行われない。よって
接続制御装置#1が障害となっても通信処理が継続可能
となる。
【0055】なお、図8及び図9のシーケンスチャート
で示される処理では、接続制御装置の切り替えに再登録
要求を使用しているが、これに限るものではない。例え
ば、端末/プロトコル変換装置が自装置内に保存された
接続制御装置の情報(接続処理要求先管理テーブル50
0の情報)を変更する手段を持つならば、接続制御装置
#2が端末#1に対して再登録要求の代わりに変更要求
を送出する構成とすることで、変更要求先の端末#1が
発信要求を送出する接続制御装置を上記変更手段により
変えることも可能である。ここでは、接続処理要求先管
理テーブル500に登録されている異常接続制御装置#
1、即ち代替される接続制御装置#1(の識別情報)を
他の少なくとも1つの接続制御装置(の識別情報)に変
更すればよい。また、接続処理要求先管理テーブル50
0に接続制御装置#1及び#2が共に登録されているな
らば、両者の登録順(接続処理要求の優先順位)を入れ
替えればよい。
【0056】また、端末/プロトコル変換装置が一定時
間間隔で登録要求を送出する構成とするならば、接続制
御装置から端末/プロトコル変換装置に対して再登録要
求または変更要求を送出しなくてもよい。
【0057】次に、発信要求を送出する端末/プロトコ
ル変換装置が要求先の接続制御装置の異常を検出して要
求先を切り替える処理を、図10のフローチャートを参
照して説明する。
【0058】今、端末/プロトコル変換装置、例えば端
末#1が発信要求を送出する必要があるものとする。こ
の場合、端末#1は、自身が有する図5の接続処理要求
先管理テーブル500を参照し、当該テーブル500上
での接続制御装置登録順に従い、まず最初に登録された
接続制御装置、例えば接続制御装置#1に対して発信要
求を送出する(ステップS31)。
【0059】端末#1は、接続制御装置への発信要求を
送出すると、その要求に対する応答が返されるのを監視
し、一定時間内に応答が返らないことをもって要求先の
接続制御装置の異常を検出する。この場合、端末#1
は、接続処理要求先管理テーブル500上で次に登録さ
れた接続制御装置、例えば接続制御装置#2に対して発
信要求を送出する(ステップS32)。
【0060】もし、接続制御装置#2が正常であるなら
ば、当該接続制御装置#2は端末#1からの発信要求を
受信する(ステップS33)。通常、この発信要求に
は、着信先の端末名、電話番号などの着信先情報が付さ
れている。そこで接続制御装置#2は、受信した発信要
求から着信先を判断し、その着信先の端末を呼び出すた
めの処理を行う(ステップS34)。通信に至るまでの
処理は、本発明に直接関係しないため説明を省略する。
【0061】なお、図10のシーケンスチャートは接続
制御装置#1の異常時の動作を示しているが、このシー
ケンスチャートに示す手順は、接続制御装置#1の負荷
が基準値を超えている場合にも適用可能である。そのた
めには、自身の負荷が基準値を超えた接続制御装置#1
が端末#1からの発信要求を受信した場合に、例えば応
答を返さないことにより意図的にダミーの通信異常を発
生させればよい。このようにすると、端末#1は別の接
続制御装置(図10では接続制御装置#2)に対して発
信要求を送出するため、接続制御装置#1の負荷をこれ
以上増加させることはなくなり、接続制御装置間で負荷
を分散することが可能となる。
【0062】ここで、接続制御装置#1に対する発信要
求元となった端末#1との接続処理を許容する接続制御
装置の数が当該接続制御装置#1のみの場合、つまり端
末#1が、当該端末#1との接続処理を許容する接続制
御装置を複数登録できない場合には、接続制御装置#1
がダミーの通信異常を発生させても、端末#1は他の接
続制御装置に発信要求を送出することができない。この
場合、接続制御装置#1は、負荷が増大しても端末#1
からの発信要求に応じて接続処理を行った方がよい。
【0063】そこで、自身の負荷が基準値を超えた接続
制御装置#1が端末#1からの発信要求を受信した場合
に、当該接続制御装置#1が有する図6の複数接続制御
装置登録可否管理テーブル600を参照して、端末#1
が接続処理の要求先として複数の接続制御装置を登録可
能であるか否かを判定し、登録可能であるときに限り、
ダミーの通信異常を発生させるとよい。
【0064】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範
囲で種々に変形することが可能である。更に、上記実施
形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される
複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の
発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構
成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解
決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明
の効果の欄で述べられている効果の少なくとも1つが得
られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明
として抽出され得る。
【0065】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、通
信端末またはプロトコル変換装置からの登録要求に対
し、各接続制御装置が、接続処理を許容する通信端末ま
たはプロトコル変換装置を予め登録した許容端末管理テ
ーブルを参照して、上記登録要求の要求元が接続処理を
許容する通信端末またはプロトコル変換装置である場合
だけ、自身の識別情報を含む通信情報を要求元に返し
て、当該要求元に登録させるようにしたので、同一のネ
ットワークセグメント内に複数の接続制御装置が設置可
能となり、接続制御装置の負荷分散、多重化による信頼
性向上を図ることができる。また、ネットワークに収容
される通信端末、プロトコル変換装置の数が増加しても
設定(登録)に関係する工数を最小にできる。
【0066】また本発明によれば、稼動中の接続制御装
置の負荷に応じて、収容する通信端末またはプロトコル
変換装置を動的に変更できるため、接続制御装置の負荷
分散、多重化による一層の信頼性向上が図れる。
【0067】また本発明によれば、接続制御装置に障害
が発生した場合にも、他の接続制御装置の代替処理によ
り処理を継続することができるため、一層の信頼性向上
が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る接続制御装置を複数
備えた通信システムのシステム構成図。
【図2】図1中の接続制御装置13-i(i=1〜n)の
構成を示すブロック図。
【図3】同実施形態で適用される許容端末管理テーブル
300のデータ構造例を示す図。
【図4】同実施形態で適用される接続制御装置代替管理
テーブル400とその変形例のデータ構造例を示す図。
【図5】同実施形態で適用される接続処理要求先管理テ
ーブル500のデータ構造例を示す図。
【図6】同実施形態で適用される複数接続制御装置登録
可否管理テーブル600のデータ構造例を示す図。
【図7】同実施形態における端末/プロトコル変換装置
からの登録要求と、当該要求に基づく各接続制御装置の
動作を説明するためのシーケンスチャート。
【図8】同実施形態において接続制御装置の負荷の増大
に応じて登録する端末/プロトコル変換装置を動的に変
更することを可能とする処理を説明するためのシーケン
スチャート。
【図9】同実施形態において接続制御装置の異常時に別
の接続制御装置による代替処理を可能とする処理を説明
するためのシーケンスチャート。
【図10】同実施形態において発信要求を送出する端末
/プロトコル変換装置が要求先の接続制御装置の異常検
出により要求先を切り替える処理を説明するためのシー
ケンスチャート。
【符号の説明】
11…LAN 12-1〜12-m…プロトコル変換装置(通信端末、通信
機器) 13-1〜13-n…接続制御装置(通信機器) 14…DB(データベース) 15-1〜15-p…マルチメディア端末(通信端末、通信
機器) 16-1〜16-q…IP電話機(通信端末、通信機器) 300…許容端末管理テーブル 400…接続制御装置代替管理テーブル 500…接続処理要求先管理テーブル 600…複数接続制御装置登録可否管理テーブル

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種外部通信インタフェースに対して共
    通となるネットワークの通信インタフェースとの通信プ
    ロトコルの変換を行う、前記各外部通信インタフェース
    毎に設けられたプロトコル変換装置と、前記共通となる
    通信インタフェースを有する複数の通信端末と、前記プ
    ロトコル変換装置及び前記通信端末との間の接続制御を
    行う複数の接続制御装置とが前記ネットワークに接続さ
    れた通信システムにおける通信機器登録方法であって、 前記通信端末または前記プロトコル変換装置から予め定
    められたタイミングで前記ネットワーク上の全ての前記
    接続制御装置に対して登録要求を送出するステップと、 前記接続制御装置が前記登録要求を受信した場合、当該
    接続制御装置が接続処理を許容する通信端末またはプロ
    トコル変換装置を予め登録した許容端末管理テーブルに
    基づいて、前記登録要求の要求元が接続処理を許容する
    通信端末またはプロトコル変換装置であるか否かを判定
    するステップと、 前記登録要求の要求元が接続処理を許容する通信端末ま
    たはプロトコル変換装置である場合、自身の識別情報を
    含む通信情報を前記接続制御装置から前記要求元に返す
    ステップと、 前記接続制御装置から前記通信情報を返された前記要求
    元の通信端末またはプロトコル変換装置が当該通信情報
    を受信して、当該通信情報中の前記識別情報を自身が接
    続処理を要求する発信要求先の接続制御装置を管理する
    接続処理要求先管理テーブルに登録するステップとを具
    備することを特徴とする通信システムにおける通信機器
    登録方法。
  2. 【請求項2】 前記接続制御装置の負荷が予め定められ
    た基準値を超えた場合、当該接続制御装置による接続処
    理が許容される通信端末またはプロトコル変換装置のう
    ち、通信状態にない通信端末またはプロトコル変換装置
    を選択して他の少なくとも1つの接続制御装置に登録さ
    せるステップと、 前記他の少なくとも1つの接続制御装置から当該接続制
    御装置に新たに登録した前記通信端末またはプロトコル
    変換装置に対し、接続制御装置の再登録処理を要求し
    て、当該通信端末またはプロトコル変換装置が接続処理
    を要求する発信要求先の接続制御装置を切り替えさせる
    ステップとを更に具備することを特徴とする請求項1記
    載の通信システムにおける通信機器登録方法。
  3. 【請求項3】 前記接続制御装置が、当該接続制御装置
    による代替の対象として、接続処理を許容する通信端末
    またはプロトコル変換装置と対をなして、予め接続制御
    装置代替管理テーブルに登録された代替対象接続制御装
    置の状態監視を、予め定められたタイミングで行うこと
    で当該代替対象接続制御装置が正常であるか或いは異常
    であるかを確認するステップと、 前記代替対象接続制御装置が異常であることを確認した
    前記接続制御装置が、前記接続制御装置代替管理テーブ
    ルに登録されている当該代替対象接続制御装置が接続処
    理を許容する通信端末またはプロトコル変換装置に対し
    て、接続制御装置の再登録処理を要求して、当該通信端
    末またはプロトコル変換装置が接続処理を要求する発信
    要求先の接続制御装置を切り替えさせるステップとを更
    に具備することを特徴とする請求項1記載の通信システ
    ムにおける通信機器登録方法。
  4. 【請求項4】 前記接続制御装置の負荷が予め定められ
    た基準値を超えた場合、当該接続制御装置が接続処理を
    許容する通信端末またはプロトコル変換装置のうち、通
    信状態にない通信端末またはプロトコル変換装置を選択
    して、当該選択した通信端末またはプロトコル変換装置
    の前記接続処理要求先管理テーブルに登録されている当
    該接続制御装置を他の少なくとも1つの接続制御装置に
    変更するステップを更に具備することを特徴とする請求
    項1記載の通信システムにおける通信機器登録方法。
  5. 【請求項5】 前記接続制御装置が、当該接続制御装置
    による代替の対象として、接続処理を許容する通信端末
    またはプロトコル変換装置と対をなして、予め接続制御
    装置代替管理テーブルに登録された代替対象接続制御装
    置の状態監視を、予め定められたタイミングで行うこと
    で当該他の接続制御装置が正常であるか或いは異常であ
    るかを確認するステップと、 前記代替対象接続制御装置が異常であることを確認した
    前記接続制御装置が、前記接続制御装置代替管理テーブ
    ルに登録されている当該代替対象接続制御装置が接続処
    理を許容する通信端末またはプロトコル変換装置を選択
    して、当該選択した通信端末またはプロトコル変換装置
    の前記接続処理要求先管理テーブルに登録されている当
    該代替対象接続制御装置を他の少なくとも1つの接続制
    御装置に変更するステップを更に具備することを特徴と
    する請求項1記載の通信システムにおける通信機器登録
    方法。
  6. 【請求項6】 前記接続処理要求先管理テーブルは、当
    該テーブルに登録されている接続制御装置に対する接続
    処理要求の優先順位を管理するように構成されており、 前記接続制御装置が、当該接続制御装置による代替の対
    象として、接続処理を許容する通信端末またはプロトコ
    ル変換装置と対をなして、予め接続制御装置代替管理テ
    ーブルに登録された代替対象接続制御装置の状態監視
    を、予め定められたタイミングで行うことで当該代替対
    象接続制御装置が正常であるか或いは異常であるかを確
    認するステップと、 前記代替対象接続制御装置が異常であることを確認した
    前記接続制御装置が、前記接続制御装置代替管理テーブ
    ルに登録されている当該代替対象接続制御装置が接続処
    理を許容する通信端末またはプロトコル変換装置を選択
    して、当該選択した通信端末またはプロトコル変換装置
    の前記接続処理要求先管理テーブルに登録されている当
    該代替対象接続制御装置と当該代替対象接続制御装置が
    異常であることを確認した前記接続制御装置との接続処
    理要求の優先順位を入れ替えるステップとを更に具備す
    ることを特徴とする請求項1記載の通信システムにおけ
    る通信機器登録方法。
  7. 【請求項7】 前記接続処理要求先管理テーブルに複数
    の接続制御装置が登録されている状態で前記通信端末ま
    たはプロトコル変換装置が発信要求を送出する場合、前
    記テーブルに登録されている複数の接続制御装置の1つ
    を選択して、その選択した接続制御装置に発信要求を送
    出するステップと、 前記発信要求に対して要求先の接続制御装置から正常応
    答が返されずに通信異常となった場合、当該要求を送出
    した前記通信端末またはプロトコル変換装置が前記テー
    ブルから別の接続制御装置を選択して、その別の接続制
    御装置に発信要求を送出するステップとを更に具備する
    ことを特徴とする請求項1記載の通信システムにおける
    通信機器登録方法。
  8. 【請求項8】 前記接続処理要求先管理テーブルへの前
    記接続制御装置の登録順に当該テーブルからの前記接続
    制御装置の選択を行うことを特徴とする請求項7記載の
    通信システムにおける通信機器登録方法。
  9. 【請求項9】 前記接続制御装置の負荷が予め定められ
    た基準値を超えた状態で、当該接続制御装置が前記通信
    端末またはプロトコル変換装置から送出された発信要求
    を受信した場合、当該要求に対してダミーの通信異常を
    発生させることを特徴とする請求項7記載の通信システ
    ムにおける通信機器登録方法。
  10. 【請求項10】 前記接続制御装置の負荷が予め定めら
    れた基準値を超えた状態で、当該接続制御装置が前記通
    信端末またはプロトコル変換装置から送出された発信要
    求を受信した場合、当該接続制御装置による接続処理が
    許容される通信端末またはプロトコル変換装置毎に、当
    該通信端末またはプロトコル変換装置が複数の接続制御
    装置を登録可能か否かを示す複数接続制御装置登録可否
    管理テーブルを参照し、前記発信要求を送出した通信端
    末またはプロトコル変換装置が複数の接続制御装置を登
    録可能な場合、前記発信要求に対してダミーの通信異常
    を発生させることを特徴とする請求項7記載の通信シス
    テムにおける通信機器登録方法。
  11. 【請求項11】 各種外部通信インタフェースに対して
    共通となるネットワークの通信インタフェースとの通信
    プロトコルの変換を行う、前記各外部通信インタフェー
    ス毎に設けられたプロトコル変換装置と、前記共通とな
    る通信インタフェースを有する複数の通信端末と、前記
    プロトコル変換装置及び前記通信端末との間の接続制御
    を行う複数の接続制御装置とが前記ネットワークに接続
    された通信システムにおいて、 前記通信端末及び前記プロトコル変換装置は、 自身が接続処理を要求する発信要求先の接続制御装置を
    管理するための接続処理要求先管理テーブル記憶手段
    と、 予め定められたタイミングで前記ネットワーク上の全て
    の前記接続制御装置に対して登録要求を送出する手段
    と、 前記登録要求に対して要求先の前記接続制御装置から当
    該接続制御装置の識別情報を含む通信情報を返された場
    合に、当該通信情報中の前記識別情報を前記接続処理要
    求先管理テーブル記憶手段に登録する手段とを備え、 前記接続制御装置は、 当該接続制御装置が接続処理を許容する通信端末または
    プロトコル変換装置を予め登録した許容端末管理テーブ
    ル記憶手段と、 前記通信端末または前記プロトコル変換装置から送出さ
    れた前記発信要求を受信した場合、前記許容端末管理テ
    ーブル記憶手段の登録内容に基づいて、前記登録要求の
    要求元が接続処理を許容する通信端末またはプロトコル
    変換装置であるか否かを判定する手段と、 前記登録要求の要求元が接続処理を許容する通信端末ま
    たはプロトコル変換装置である場合、自身の識別情報を
    含む通信情報を前記接続制御装置から前記要求元に返す
    手段とを備えていることを特徴とする通信システム。
  12. 【請求項12】 前記接続制御装置は、 当該接続制御装置の負荷を監視して、当該負荷が予め定
    められた基準値を超えたことを検出する負荷監視手段
    と、 前記負荷が前記基準値を超えた場合、前記許容端末管理
    テーブル記憶手段に登録されている通信端末またはプロ
    トコル変換装置のうち、通信状態にない通信端末または
    プロトコル変換装置を選択して他の少なくとも1つの接
    続制御装置の前記許容端末管理テーブル記憶手段に登録
    させる手段と、 自身の前記許容端末管理テーブル記憶手段に新たに登録
    された前記通信端末またはプロトコル変換装置に対し、
    接続制御装置の再登録処理を要求する手段とを備え、 前記通信端末及びプロトコル変換装置の前記登録要求送
    出手段は、前記接続制御装置から前記再登録処理の要求
    を受信した場合にも、前記ネットワーク上の全ての前記
    接続制御装置に対して登録要求を送出することを特徴と
    する請求項11記載の通信システム。
  13. 【請求項13】 代替の対象となる接続制御装置と当該
    接続制御装置が接続処理を許容する通信端末またはプロ
    トコル変換装置と代替する接続制御装置との関係を表す
    情報を登録した接続制御装置代替管理テーブル記憶手段
    と、 前記接続制御装置に設けられ、当該接続制御装置の代替
    の対象として接続制御装置代替管理テーブル記憶手段に
    登録されている接続制御装置の異常を検出する手段とを
    更に具備し、 前記接続制御装置の前記再登録処理要求手段は、前記異
    常検出手段による前記代替対象接続制御装置の異常検出
    に応じて、前記接続制御装置代替管理テーブルに登録さ
    れている当該代替対象接続制御装置が接続処理を許容す
    る通信端末またはプロトコル変換装置に対して、接続制
    御装置の再登録処理を要求することを特徴とすることを
    特徴とする請求項11記載の通信システム。
JP2001146622A 2001-05-16 2001-05-16 通信システムにおける通信機器登録方法及び通信システム Expired - Fee Related JP3811019B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001146622A JP3811019B2 (ja) 2001-05-16 2001-05-16 通信システムにおける通信機器登録方法及び通信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001146622A JP3811019B2 (ja) 2001-05-16 2001-05-16 通信システムにおける通信機器登録方法及び通信システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002344471A true JP2002344471A (ja) 2002-11-29
JP3811019B2 JP3811019B2 (ja) 2006-08-16

Family

ID=18992239

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001146622A Expired - Fee Related JP3811019B2 (ja) 2001-05-16 2001-05-16 通信システムにおける通信機器登録方法及び通信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3811019B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005352875A (ja) * 2004-06-11 2005-12-22 Aiphone Co Ltd ナースコールシステム
JP2015149532A (ja) * 2014-02-05 2015-08-20 富士通株式会社 管理装置、管理方法、および管理プログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005352875A (ja) * 2004-06-11 2005-12-22 Aiphone Co Ltd ナースコールシステム
JP2015149532A (ja) * 2014-02-05 2015-08-20 富士通株式会社 管理装置、管理方法、および管理プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3811019B2 (ja) 2006-08-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10834049B2 (en) Systems and methods for dynamically registering endpoints in a network
KR100472952B1 (ko) 세션 초기화 프로토콜(sip)기반의 부하 분산장치 및방법
JP2007511144A (ja) ピアの発見
JP2004186766A (ja) バックアップ制御装置および制御装置バックアップ方法
JP4719601B2 (ja) 連携方法、中継装置及び通信管理装置
JP2010147788A (ja) 通信システムとその端末登録方法、サーバユニットおよび端末デバイス
US7630294B2 (en) Method and communication arrangement for alternately operating a terminal at at least two communication nodes
US8203936B2 (en) Gateway unit
JP5185491B2 (ja) 代替コール・コントローラへの移行のための方法および装置
US20050135342A1 (en) Call waiting service method and apparatus in VoIP terminal with PSTN backup function
US20070286168A1 (en) Terminal apparatus
US8054955B2 (en) Telephone system, associated exchange, and transmission control method
JP2007124036A (ja) サーバ装置
US20080080366A1 (en) IP telephone system and telephone exchange
JP3811019B2 (ja) 通信システムにおける通信機器登録方法及び通信システム
JP2008199395A (ja) 移動通信システムの無線端末呼び出し方法、ゲートウェイ装置、および移動通信システム
JP2007174047A (ja) 呼制御方法および呼制御システム
US20050135376A1 (en) Media gateway and method of managing local channel thereof
JP2004072256A (ja) 呼制御装置、通信端末、これらを含む通信システム、及び呼制御障害の対策方法
JP4937376B2 (ja) 登録管理サーバ装置、通信システム及び動作モード変更方法
KR101043139B1 (ko) 차세대 통신망에서 네크워크 장애시 경로재설정 방법 및시스템
JP2005094715A (ja) 音声ゲートウェイ装置
JP2005191970A (ja) 電話交換装置及びネットワーク電話交換システム
KR100596004B1 (ko) Ip 교환기를 이용하여 단말을 제어하기 위한 방법 및 그장치
JP2002359653A (ja) マルチメディア通信における伝送経路制御方法及びその通信システム並びにプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050317

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060523

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060525

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees