JP2002343759A - 液処理装置および液処理方法 - Google Patents
液処理装置および液処理方法Info
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- JP2002343759A JP2002343759A JP2001150283A JP2001150283A JP2002343759A JP 2002343759 A JP2002343759 A JP 2002343759A JP 2001150283 A JP2001150283 A JP 2001150283A JP 2001150283 A JP2001150283 A JP 2001150283A JP 2002343759 A JP2002343759 A JP 2002343759A
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Abstract
面を同時に均一に液処理することができる液処理装置お
よび液処理方法を提供する。 【解決手段】 液処理装置の一実施形態である洗浄処理
ユニット21aは、ウエハWを略水平に保持するスピン
チャック23と、スピンチャック23に保持されたウエ
ハWの下方に略水平に設けられたステージ24と、スピ
ンチャック23に保持されたウエハWとステージ24と
の間隙に所定の洗浄液を供給する洗浄液供給孔41とを
具備する。ステージ24の表面は洗浄液の接触角が50
度以上となる濡れ性を有するように疎水性ポリマーでコ
ーティングされており、スピンチャック23に保持され
たウエハWとステージ24の間隙に洗浄液を層を形成し
て、ウエハWの液処理を行う。
Description
CD基板等の各種基板に対して洗浄処理等の所定の液処
理を施す液処理装置および液処理方法に関する。
いては、基板としての半導体ウエハ(ウエハ)を所定の
薬液や純水等の洗浄液によって洗浄し、ウエハからパー
ティクル、有機汚染物、金属不純物等のコンタミネーシ
ョン、エッチング処理後のポリマー等を除去するウエハ
洗浄装置が使用されている。このようなウエハ洗浄装置
としては、略水平に保持されたウエハを回転させて洗浄
処理を行う枚葉式のウエハ洗浄装置が知られている。
ては、所定位置に載置されたキャリア(収納容器)内の
ウエハがウエハ搬送装置によって搬出され、搬出された
ウエハはスピンチャックと呼ばれる回転自在なプレート
状に受け渡されてスピンチャックに保持される。ウエハ
を保持する方法としては、ウエハの周縁部を機械的に保
持する方法や、ウエハの裏面を吸着保持する方法が用い
られる。そして、スピンチャックに保持されたウエハを
回転させながら、所定の洗浄液をウエハの表面に供給し
て洗浄処理が行われる。なお、ウエハの表面に所定の洗
浄液を供給しつつブラシ等をウエハに当接させて、ウエ
ハを洗浄することもできる。
いるウエハに洗浄液を連続して供給するために、洗浄液
の消費量が嵩むとともに、スピンチャックにより保持さ
れているウエハの裏面には洗浄液を供給することができ
なかった。このため、ウエハの表面を洗浄した後にはウ
エハを反転させてウエハの裏面を洗浄する必要があっ
た。
公報には、スピンチャック上に設置された複数の支持ピ
ンによりウエハを支持して、ウエハの表面およびウエハ
とスピンチャックの間隙にそれぞれ洗浄液を供給して洗
浄することにより、洗浄液の消費量を節約し、かつ、ウ
エハの両面を同時に洗浄することができるウエハ洗浄装
置が開示されている。このウエハ洗浄装置は、ウエハの
表面に対して移動する蓋体をも有しており、所定距離に
保持されたウエハと蓋体との間隙に洗浄液を供給してウ
エハの表面の洗浄を行うことができるようになってい
る。
開平8−78368号公報号に開示されたウエハ洗浄装
置においては、ウエハとスピンチャックの間隙を洗浄液
で満たすために、この隙間を狭くする必要があり、支持
ピンの高さを高くすることができない。この場合には、
スピンチャックとの間でウエハの受け渡しを行うウエハ
搬送装置の搬送アームが、ウエハの受け渡しの際にスピ
ンチャックに衝突する危険性がある。一方、支持ピンの
高さを高くすると、ウエハとスピンチャックの間隙を埋
めるような洗浄液パドルを形成することができない。支
持ピンを高くした場合には、必要に応じて基板を回転さ
せながら連続的に所定量の洗浄液を供給する必要がある
ため、洗浄液の消費量が増大する問題が生ずる。
ものであり、基板を保持する保持手段に対して安全かつ
円滑に基板の受け渡しをすることができる液処理装置を
提供することを目的とする。また、本発明は、処理液の
使用量を抑制しつつも、基板の表裏面を同時に均一に液
処理することができる液処理装置および液処理方法を提
供することを目的とする。さらに、本発明は、洗浄品質
を高めた液処理装置および液処理方法を提供することを
目的とする。
に、本発明は、第1発明として、基板に処理液を供給し
て基板に液処理を施す液処理装置であって、基板を略水
平に保持する保持手段と、前記保持手段に保持された基
板の下方に略水平に設けられ、その表面は前記処理液の
接触角が50度以上となるステージと、前記保持手段に
保持された基板の裏面と前記ステージの表面との間隙に
前記処理液を供給する処理液供給手段と、を具備し、前
記保持手段に保持された基板の裏面と前記ステージの表
面との間隙に前記処理液の層が形成されて前記基板が液
処理されることを特徴とする液処理装置、を提供する。
供給して基板に液処理を施す液処理装置であって、基板
を略水平に保持する保持手段と、前記保持手段を回転さ
せる回転手段と、前記保持手段に保持された基板の下方
に略水平に設けられ、その表面は前記処理液の接触角が
50度以上となるステージと、前記保持手段に保持され
た基板の表面に前記処理液を供給する第1の処理液供給
手段と、前記保持手段に保持された基板の裏面と前記ス
テージの表面との間隙に前記処理液を供給する第2の処
理液供給手段と、を具備し、前記保持手段に保持された
基板の裏面と前記ステージの表面との間隙に前記処理液
の層が形成され、かつ、前記基板の表面に前記処理液の
パドルが形成されて、前記基板が液処理されることを特
徴とする液処理装置、を提供する。
供給して基板に液処理を施す液処理装置であって、基板
を略水平に保持する保持手段と、前記保持手段を回転さ
せる回転手段と、前記処理液の接触角が50度以上とな
る濡れ性を有する裏面を有し、前記保持手段に保持され
た基板の表面と前記裏面が対面するように配置される蓋
体と、前記保持手段に保持された基板の下方に略水平に
設けられ、その表面は前記処理液の接触角が50度以上
となるステージと、前記保持手段に保持された基板の表
面と前記蓋体の裏面との間隙に前記処理液を供給する第
1の処理液供給手段と、前記保持手段に保持された基板
の裏面と前記ステージの表面との間隙に前記処理液を供
給する第2の処理液供給手段と、を具備し、前記保持手
段に保持された基板の表面と前記蓋体の裏面との間隙お
よび前記基板の裏面と前記ステージの表面との間隙にそ
れぞれ前記処理液の層が形成されて前記基板が液処理さ
れることを特徴とする液処理装置、を提供する。
処理方法を提供する。すなわち、本発明は第4発明とし
て、基板を略水平に保持する保持手段と、前記保持手段
に保持された基板の下方に略水平に設けられ、前記基板
の裏面と対向する表面は処理液の接触角が50度以上と
なるステージと、を具備する液処理装置を用いて、前記
保持手段に保持された基板の表面および前記基板と前記
ステージの間隙にそれぞれ前記処理液を供給して液処理
を行う液処理方法であって、前記保持手段に基板を保持
させる第1工程と、前記保持手段に保持された基板の裏
面と前記ステージの表面との間を所定距離に調節する第
2工程と、前記保持手段に保持された基板の表面に前記
処理液のパドルを形成し、かつ、前記基板の裏面と前記
ステージの表面との間隙部に前記処理液の層を形成し
て、前記基板の表裏面の液処理を行う第3工程と、前記
保持手段を所定の回転数で回転させて基板から処理液を
振り切って前記基板を乾燥させる第4工程と、乾燥処理
された基板を保持手段から取り外す第5工程と、を有す
ることを特徴とする液処理方法、を提供する。
保持する保持手段と、前記保持手段に保持された基板の
下方に略水平に設けられ、前記基板の裏面と対向する表
面は処理液の接触角が50度以上となるステージと、を
具備する液処理装置を用いて、前記保持手段に保持され
た基板の表面および前記基板と前記ステージの間隙にそ
れぞれ前記処理液を供給して液処理を行う液処理方法で
あって、前記保持手段に基板を保持させる第1工程と、
前記保持手段に保持された基板の裏面と前記ステージの
表面との間を所定距離に調節する第2工程と、前記保持
手段に保持された基板を、基板の端面を含む基板全体が
前記処理液に包み込まれるようにして前記基板の表裏面
の液処理を行う第3工程と、前記保持手段を所定の回転
数で回転させて基板から処理液を振り切って前記基板を
乾燥させる第4工程と、乾燥処理された基板を保持手段
から取り外す第5工程と、を有することを特徴とする液
処理方法、を提供する。
保持する保持手段と、前記保持手段に保持された基板の
下方に略水平に設けられ、前記基板の裏面と対向する表
面は処理液の接触角が50度以上となるステージと、前
記保持手段に保持された基板の上方に略水平に設けら
れ、少なくとも前記基板の表面と対向する裏面は処理液
の接触角が50度以上となる蓋体と、を具備する液処理
装置を用いて、前記保持手段に保持された基板の表面お
よび前記基板と前記ステージの間隙にそれぞれ前記処理
液を供給して液処理を行う液処理方法であって、前記保
持手段に基板を保持させる第1工程と、前記保持手段に
保持された基板の裏面と前記ステージの表面との間隙を
所定距離に調節する第2工程と、前記保持手段に保持さ
れた基板の上方の所定位置に前記蓋体を配置する第3工
程と、前記保持手段に保持された基板の表面に前記処理
液のパドルを形成し、かつ、前記基板の裏面と前記ステ
ージの表面との間隙に前記処理液の層を形成して前記基
板の表裏面の液処理を行う第4工程と、前記蓋体および
前記ステージを前記基板から退避させる第5工程と、前
記保持手段を所定の回転数で回転させて前記基板から処
理液を振り切って前記基板を乾燥させる第6工程と、乾
燥処理された基板を保持手段から取り外す第7工程と、
を有することを特徴とする液処理方法、を提供する。
保持する保持手段と、前記保持手段に保持された基板の
下方に略水平に設けられ、前記基板の裏面と対向する表
面は処理液の接触角が50度以上となるステージと、前
記保持手段に保持された基板の上方に略水平に設けら
れ、少なくとも前記基板の表面と対向する裏面は処理液
の接触角が50度以上となる蓋体と、を具備する液処理
装置を用いて、前記保持手段に保持された基板の表面お
よび前記基板と前記ステージの間隙にそれぞれ前記処理
液を供給して液処理を行う液処理方法であって、前記保
持手段に基板を保持させる第1工程と、前記保持手段に
保持された基板の裏面と前記ステージの表面との間隙を
所定距離に調節する第2工程と、前記保持手段に保持さ
れた基板の上方の所定位置に前記蓋体を配置する第3工
程と、前記保持手段に保持された基板を、基板の端面を
含む基板全体が前記処理液に包み込まれるようにして前
記基板の表裏面の液処理を行う第4工程と、前記蓋体お
よび前記ステージを前記基板から退避させる第5工程
と、前記保持手段を所定の回転数で回転させて前記基板
から処理液を振り切って前記基板を乾燥させる第6工程
と、乾燥処理された基板を保持手段から取り外す第7工
程と、を有することを特徴とする液処理方法、を提供す
る。
保持する保持手段と、前記保持手段に保持された基板の
下方に略水平に設けられ、前記基板の裏面と対向する表
面は処理液の接触角が50度以上となるステージと、前
記保持手段に保持された基板の上方に略水平に設けら
れ、少なくとも前記基板の表面と対向する裏面は処理液
の接触角が50度以上となる蓋体と、を具備する液処理
装置を用いて、前記保持手段に保持された基板の表面と
前記蓋体との間隙および前記基板の裏面と前記ステージ
の表面との間隙にそれぞれ前記処理液を供給して前記基
板の液処理を行う液処理方法であって、前記保持手段に
基板を保持させる第1工程と、前記保持手段に保持され
た基板の裏面と前記ステージの表面との間隙を所定距離
に調節する第2工程と、前記保持手段に保持された基板
の表面と前記蓋体の裏面との間隔を所定距離に調節する
第3工程と、前記保持手段に保持された基板の表面と前
記蓋体の裏面との間隙および前記基板の裏面と前記ステ
ージの表面との間隙にそれぞれ前記処理液の層を形成し
て前記基板の表裏面の液処理を行う第4工程と、前記蓋
体および前記ステージを前記基板から退避させる第5工
程と、前記保持手段を所定の回転数で回転させて前記基
板から処理液を振り切って前記基板を乾燥させる第6工
程と、乾燥処理された基板を保持手段から取り外す第7
工程と、を有することを特徴とする液処理方法、を提供
する。
保持する保持手段と、前記保持手段に保持された基板の
下方に略水平に設けられ、前記基板の裏面と対向する表
面は処理液の接触角が50度以上となるステージと、前
記保持手段に保持された基板の上方に略水平に設けら
れ、少なくとも前記基板の表面と対向する裏面は処理液
の接触角が50度以上となる蓋体と、を具備する液処理
装置を用いて、前記保持手段に保持された基板の表面と
前記蓋体との間隙および前記基板の裏面と前記ステージ
の表面との間隙にそれぞれ前記処理液を供給して前記基
板の液処理を行う液処理方法であって、前記保持手段に
基板を保持させる第1工程と、前記保持手段に保持され
た基板の裏面と前記ステージの表面との間隙を所定距離
に調節する第2工程と、前記保持手段に保持された基板
の表面と前記蓋体の裏面との間隔を所定距離に調節する
第3工程と、前記保持手段に保持された基板を、基板の
端面を含む基板全体が前記処理液に包み込まれるように
して前記基板の表裏面の液処理を行う第4工程と、前記
蓋体および前記ステージを前記基板から退避させる第5
工程と、前記保持手段を所定の回転数で回転させて前記
基板から処理液を振り切って前記基板を乾燥させる第6
工程と、乾燥処理された基板を保持手段から取り外す第
7工程と、を有することを特徴とする液処理方法、を提
供する。
れば、保持手段に保持された基板の下方に設けられたス
テージは、処理液の接触角が大きくなるようにその表面
が処理液に対して濡れ難い特性を有していることから、
処理液のパドルを安定して形成することができる。これ
によって基板とステージの間の距離の自由度が広がるた
めに、所定幅の処理液の層を確実に形成して、基板の裏
面の液処理を均一に行うことができる。また、基板の端
面を含む基板全体を処理液で包み込むことも可能とな
り、この場合には液処理が困難である基板の端面をも液
処理することが可能となる。
で保持することができるために処理液を連続して供給す
る必要がなくなり、こうして処理液の使用量を低減する
ことが可能である。また、基板とステージの間の距離を
拡げることが可能となることで、ステージとの間で基板
の受け渡しをする搬送アームのステージへの衝突を回避
することが可能となる。
に対して濡れ難いものとして基板と蓋体との間に処理液
を供給し、液処理を行った場合には、液処理後の蓋体の
裏面に処理液が付着し難くなる。これによって蓋体の裏
面へのパーティクル等の付着を防止して蓋体を清浄な状
態に維持し、処理液にパーティクル等が拡散することを
防止して液処理品質を向上させることが可能となる。
て図面を参照しながら説明する。本実施の形態において
は、半導体ウエハ(ウエハ)Wの両面を同時に洗浄処理
する洗浄処理ユニットを備えた洗浄処理システムについ
て説明するものとする。
す平面図であり、図2はその側面図である。これら図1
および図2に示されるように、洗浄処理システム1は、
ウエハWに洗浄処理および洗浄処理後の熱的処理を施す
洗浄処理部3と、洗浄処理部3に対してウエハWを搬入
出する搬入出部2から構成されている。搬入出部2は、
複数枚、例えば25枚のウエハWが所定の間隔で略水平
に収容可能な容器(フープF)を載置するための載置台
11が設けられたイン・アウトポート4と、載置台11
に載置されたフープFと洗浄処理部3との間でウエハの
受け渡しを行うウエハ搬送装置(CRA)13が備えら
れたウエハ搬送部5と、から構成されている。
1側面を通して搬入出され、この側面には開閉可能な蓋
体が設けられている。また、ウエハWを所定間隔で保持
するための棚板が内壁に設けられており、ウエハWを収
容するスロット1〜スロット25が形成されている。ウ
エハWは表面(半導体デバイスを形成する面をいうもの
とする)が上面(ウエハWを水平に保持した場合に上側
となっている面をいうものとする)となっている状態で
各スロットに1枚ずつ収容される。
は、例えば、3個のフープFを水平面のY方向に並べて
所定位置に載置することができるようになっている。フ
ープFは蓋体が設けられた側面をイン・アウトポート4
とウエハ搬送部5との境界壁91側に向けて載置され
る。境界壁91においてフープFの載置場所に対応する
位置には窓部92が形成されており、窓部92のウエハ
搬送部5側には窓部92をシャッター等により開閉する
窓部開閉機構12が設けられている。
られた蓋体もまた開閉することが可能であり、窓部92
の開閉と同時にフープFの蓋体をも開閉する。窓部開閉
機構12は、フープFが載置台の所定位置に載置されて
いないときには動作しないようにインターロックを設け
ることが好ましい。窓部92を開口してフープFのウエ
ハ搬入出口とウエハ搬送部5とを連通させると、ウエハ
搬送部5に配設されたウエハ搬送装置(CRA)13の
フープFへのアクセスが可能となり、ウエハWの搬送を
行うことが可能な状態となる。窓部92の上部には図示
しないウエハ検査装置が設けられており、フープF内に
収納されたウエハWの枚数と状態をスロット毎に検出す
ることができるようになっている。このようなウエハ検
査装置は、窓部開閉機構12に装着させることも可能で
ある。
置(CRA)13は、Y方向とZ方向に移動可能であ
り、かつ、X−Y平面内(θ方向)で回転自在に構成さ
れている。また、ウエハ搬送装置(CRA)13はウエ
ハWを把持する搬送アーム13aを有し、この搬送アー
ム13aはX方向にスライド自在となっている。こうし
て、ウエハ搬送装置(CRA)13は、載置台11に載
置された全てのフープFの任意の高さのスロットにアク
セスし、また、洗浄処理部3に配設された2台のウエハ
受渡ユニット(TRS)14a・14bにアクセスし
て、イン・アウトポート4側から洗浄処理部3側へ、逆
に洗浄処理部3側からイン・アウトポート4側へウエハ
Wを搬送することができるようになっている。
ウエハWの受け渡しを行うためにウエハWを一時的に載
置する2台のウエハ受渡ユニット(TRS)14a・1
4bと、ウエハWの表面と裏面を同時に洗浄処理する4
台の洗浄処理ユニット(CLU)21a〜21dと、洗
浄処理後のウエハWを加熱処理する3台のホットプレー
トユニット(HP)16a〜16cおよび加熱されたウ
エハWを冷却する冷却ユニット(COL)16dからな
る加熱/冷却部(HP/COL)16と、ウエハ受渡ユ
ニット(TRS)14a・14bおよび洗浄処理ユニッ
ト(CLU)21a〜21dならびに加熱/冷却部(H
P/COL)16の全てのユニットにアクセス可能に配
設され、これらの各ユニット間でウエハWの搬送を行う
主ウエハ搬送装置(PRA)15と、を有している。
体を稼働させるための電源である電装ユニット(EB)
18と、洗浄処理システム1内に配設された各種ユニッ
トおよび洗浄処理システム1全体の動作・制御を行う機
械制御ユニット(MCB)19と、洗浄処理ユニット
(CLU)21a〜21dに送液する所定の洗浄液を貯
蔵する薬液貯蔵ユニット(CTB)17とが配設されて
いる。電装ユニット(EB)18は図示しない主電源と
接続される。洗浄処理部3の天井部には、ウエハWを取
り扱う各ユニットおよび主ウエハ搬送装置(PRA)1
5に、清浄な空気をダウンフローするためのフィルター
ファンユニット(FFU)20が配設されている。
ニット(EB)18と機械制御ユニット(MCB)19
を洗浄処理部3の外側に設置することによって、または
外部に引き出すことによって、この面(Y方向側面)か
らウエハ受渡ユニット(TRS)14a・14bと主ウ
エハ搬送装置(PRA)15と加熱/冷却部(HP/C
OL)16のメンテナンスを容易に行うことが可能であ
る。
a・14bと、ウエハ受渡ユニット(TRS)14a・
14bのX方向に隣接する主ウエハ搬送装置(PRA)
15および加熱/冷却部(HP/COL)16の概略配
置を示す断面図である。ウエハ受渡ユニット(TRS)
14a・14bは上下2段に積み重ねられて配置されて
おり、例えば、下段のウエハ受渡ユニット(TRS)1
4aは、イン・アウトポート4側から洗浄処理部3側へ
搬送するウエハWを載置するために用い、一方、上段の
ウエハ受渡ユニット(TRS)14bは、洗浄処理部3
側からイン・アウトポート4側へ搬送するウエハWを載
置するために用いることができる。
からのダウンフローの一部は、ウエハ受渡ユニット(T
RS)14a・14bと、その上部の空間を通ってウエ
ハ搬送部5に向けて流出する構造となっている。これに
より、ウエハ搬送部5から洗浄処理部3へのパーティク
ル等の侵入が防止され、洗浄処理部3の清浄度が保持さ
れるようになっている。
向に延在し、垂直壁51a・51bおよびこれらの間の
側面開口部51cを有する筒状支持体51と、その内側
に筒状支持体51に沿ってZ方向に昇降自在に設けられ
たウエハ搬送体52とを有している。筒状支持体51は
モータ53の回転駆動力によって回転可能となってお
り、それに伴ってウエハ搬送体52も一体的に回転され
るようになっている。
送基台54に沿って前後に移動可能な3本の主ウエハ搬
送アーム55・56・57とを備えており、主ウエハ搬
送アーム55〜57は、筒状支持体51の側面開口部5
1cを通過可能な大きさを有している。これら主ウエハ
搬送アーム55〜57は、搬送基台54内に内蔵された
モータおよびベルト機構によりそれぞれ独立して進退移
動することが可能となっている。ウエハ搬送体52は、
モータ58によってベルト59を駆動させることにより
昇降するようになっている。なお、符号60は駆動プー
リー、61は従動プーリーである。
ては、ウエハWの強制冷却を行う冷却ユニット(CO
L)16dが1台配設され、その上に強制加熱/自然冷
却を行うホットプレートユニット(HP)16a〜16
cが3台積み重ねられて配設されている。なお、ウエハ
受渡ユニット(TRS)14a・14bの上部の空間に
加熱/冷却部(HP/COL)16を設けることも可能
である。この場合には、図1に示される加熱/冷却部
(HP/COL)16の位置をその他のユーティリティ
空間として利用することができる。
dは、上下2段で各段に2台ずつ配設されている。図1
に示されるように、洗浄処理ユニット(CLU)21a
・21cと洗浄処理ユニット(CLU)21b・21d
とは、その境界をなしている壁面93に対して対称な構
造を有しているが、洗浄処理ユニット(CLU)21a
〜21dを構成する各種の機構の動作には違いはない。
そこで、洗浄処理ユニット(CLU)21aを例とし
て、その構造について詳細に以下に説明することとす
る。なお、このような対称構造とすることにより、主ウ
エハ搬送装置(PRA)15をX方向へ移動させること
なく、主ウエハ搬送アーム55〜57を洗浄処理ユニッ
ト(CLU)21a〜21dに対して進入または退出さ
せることが可能となる。
の概略構造を示す平面図、図5と図6はともに洗浄処理
ユニット(CLU)21a内に配設された処理カップ2
2とその内部の構造を示した概略断面図であり、図5は
ウエハWの洗浄処理時の状態を示し、また、図6はウエ
ハWの搬入出時の状態を示している。洗浄処理ユニット
(CLU)21aにおいては、主ウエハ搬送アーム55
〜57が進入または退出するための窓部94が境界壁9
3側に形成されており、この窓部94は図示しないシャ
ッターによって開閉可能となっている。
理カップ22と、処理カップ22内に保持されたウエハ
Wの表面を覆うように配置および移動可能な蓋体80
と、を有しており、処理カップ22の内側には、ウエハ
Wを略水平に保持するスピンチャック23が設けられ、
ステージ24がスピンチャック23に保持されたウエハ
Wの下側に位置するように設けられている。
23に保持されたウエハWの表面に所定の洗浄液を供給
するための洗浄液供給孔81が形成されており、蓋体8
0は、X方向に延在するガイド84に沿って図示しない
スライド機構によってX方向にスライド自在であるとと
もに、図示しない昇降機構によってZ方向に昇降可能と
なっている。
所に設けられた保持部材25a〜25cによってその側
面において保持される。図5に示すように、保持部材2
5cは傾倒自在となっており、主ウエハ搬送アーム55
〜57とスピンチャック23との間でウエハWの受け渡
しを行う際に、傾倒動作を行うことでウエハWの脱着が
可能である。保持部材25a〜25cが取り付けられて
いるチャックプレート26は、図示しない回転機構によ
って回転自在である中空状の回転軸27に取り付けられ
ており、保持部材25a〜25cにウエハWを保持させ
た状態において回転軸27を所定の回転数で回転させる
ことによって、ウエハWを回転させることができるよう
になっている。
27を囲繞するように階段状のカバー28が設けられて
おり、このカバー28は台座29に固定されている。カ
バー28の内周側には排気口31が形成されており、図
示しない排気ポンプ等によって処理カップ22内の空気
を吸引することで、スピンチャック23の回転によって
発生するパーティクル等がウエハWの上方へ舞い上がる
のを防止し、また、ウエハWから振り切られる洗浄液に
起因して発生するミスト等の処理カップ22外への拡散
を防止している。
6と、ステージ本体部36の上面を覆うようにネジ34
によって取り付けられた円盤35と、ステージ本体部3
6を支持する枢軸37と、枢軸37の下方に取り付けら
れた図示しない昇降機構から構成されており、この昇降
機構を動作させることで、ステージ24を所定高さ上下
させることができるようになっている。図5は、この昇
降機構を動作させて、ウエハWの洗浄処理を行う位置
(処理位置)にステージ24を保持した状態を示してい
る。
55〜57との間でウエハWの受け渡しを行う際には、
図6に示すように、ステージ本体部36の下面に形成さ
れた円環状の突起部36aがチャックプレート26の上
面に当接し、また、チャックプレート26の上面に形成
された円環状の突起部26aがステージ本体部36の下
面に当接する位置(退避位置)にステージ24を降下さ
せた状態とする。こうして、ウエハWと円盤35との間
隙幅を広くすることで、主ウエハ搬送アーム55〜57
の進入と退出が容易となる。
条溝38が形成されており、円盤35がこの条溝38を
覆うことで空間39が形成されている。また、ステージ
本体部36の下側中央部には円柱状の凹部が形成され
て、この凹部に嵌合するように円柱部材44が取り付け
られており、円柱部材44の下面は枢軸37の上面と接
合されている。円盤35とステージ本体部36と円柱部
材44のほぼ中央を貫通するように洗浄液供給孔41が
形成されており、円柱部材44に取り付けられた洗浄液
供給管45a〜45cから所定の洗浄液が洗浄液供給孔
41に供給され、円盤35の表面とウエハWとの間隙に
洗浄液が供給される。
(NH4OH)と過酸化水素水(H2O2)と純水(D
IW)との混合物(組成比が、NH4OH:H2O2:
DIW=1:2:10〜1:5:50)であって、主に
パーティクル除去用として用いられる通称、SC−1と
呼ばれる薬液や、フッ化水素(HF)を所定量含む水溶
液であって、主に酸化膜除去に用いられる、通称、DH
Fと呼ばれる薬液、および、純水(DIW)が用いられ
る。
ては、洗浄液供給管45aからSC−1が、洗浄液供給
管45bから純水(DIW)が、洗浄液供給管45cか
らDHFが、それぞれ供給されるようになっており、こ
れらの洗浄液供給管45a〜45cの合流部近傍におい
て、洗浄液供給管45a〜45cのそれぞれに逆流防止
弁50a〜50cが取り付けられている。この逆流防止
弁50a〜50cによって、洗浄液供給管45a〜45
cに異なる種類の洗浄液が流入することが防止される。
なお、図6においては、洗浄液供給管45a〜45cの
細部の図示を省略している。
れにヒータ40a〜40cが取り付けられており、ウエ
ハWと円盤35の間隙に供給する処理液の温度を処理液
毎に適切な液温に調節することができるようになってい
る。また、空間39において、円盤35の裏面にはヒー
タ46が取り付けられており、このヒータ46によって
も、円盤35とウエハWとの間隙に供給された洗浄液の
温度調節を行うことが可能となっている。ヒータ46へ
電力を供給するためのケーブル47は、空間39と枢軸
37の中空部とを連通するように形成された電気配線孔
42に通されている。例えば、ヒータ46を空間39の
天井を覆うように円盤35の裏面に取り付け、円盤35
への伝熱面積を広くすることで、迅速に洗浄液を適切な
温度へ昇温することが可能となる。
の間隙に供給された洗浄液の温度調節を行うことは可能
ではあるが、ヒータ40a〜40cを設けることで、ヒ
ータ46の負荷を小さくして、しかも、洗浄液の温度を
より均一なものとすることができる。このように洗浄液
を所定の温度に保持することで、洗浄液の性能を引き出
し、より高精度な洗浄処理を行うことが可能となる。
37の中空部とを連通するようにガス供給孔43が形成
され、ガス供給孔43にはガス供給管48が取り付けら
れている。このガス供給孔43を利用して空間39に乾
燥した窒素ガス等の不活性ガスを供給することで、ネジ
34と円盤35との隙間等から、円盤35とステージ本
体部36とのシール部49を介して空間39へ洗浄液が
進入することを防止できるようになっている。
よって昇降自在な内側カップ22aと、固定されたアン
ダーカップ22bとから構成されている。内側カップ2
2aは、ウエハWの洗浄処理時には図5に示す位置(上
段位置)に保持され、ウエハWから振り切られる洗浄液
が外部に飛散することを防止する。また、主ウエハ搬送
アーム55〜57とスピンチャック23との間でのウエ
ハWの受け渡しが行われる際には、図6に示した位置
(下段位置)に保持されて、主ウエハ搬送アーム55〜
57の進入および退出を可能とする。アンダーカップ2
2bの底部には、排気および洗浄液を排出するためのド
レイン32が設けられている。
DHF、純水(DIW)を用いる場合には、SC−1は
アンモニアを含むアルカリ性水溶液であり、一方のDH
Fはフッ化水素を含む酸性水溶液であることから、ドレ
イン32から洗浄液を回収する際には、少なくともSC
−1とDHFの化学反応を回避するために、これらを分
別回収する必要がある。図7は、SC−1とDHFとを
分別回収するためのドレイン32の排液経路を示す説明
図であり、ドレイン32には、排気ポンプ61が取り付
けられて、強制的に排気および洗浄液の排液が行われる
ようになっている。
に、ミストセパレータ62が排気ポンプ61の上流側に
設けられており、ミストセパレータ62において分離さ
れた処理液は、電磁バルブ63a〜63cがそれぞれ設
けられた排液管64a〜64cを通して廃棄される。例
えば、洗浄液としてSC−1を用いている場合には、S
C−1を廃棄する排液管64aの電磁バルブ63aを開
いて、使用済みのSC−1を回収する。SC−1とDH
Fを連続して供給することは行わずに、SC−1または
DHFを使用した後には必ず純水(DIW)でSC−1
またはDHFをそれぞれ洗い流すようにすれば、ミスト
セパレータ62内におけるSC−1とDHFの混合も回
避することができる。
い状態においては、図4に示すように、処理カップ22
の上方から離れた位置に退避した状態にある。蓋体80
は蓋体保持アーム82によって保持され、この蓋体保持
アーム82は、ガイド84と嵌合しているアーム保持部
材83と連結されている。アーム保持部材83は図示し
ない駆動機構によってガイド84に沿ってX方向にスラ
イド可能であり、さらに、図示しない昇降機構によって
蓋体80はZ方向に昇降可能である。
5に示すように、蓋体80はウエハWの表面と蓋体80
の裏面との間隙が所定幅となるように位置決めされて保
持される。この状態において、蓋体80の略中心に設け
られた洗浄液供給孔81から所定の洗浄液をスピンチャ
ック23に保持されたウエハWの表面に供給すること
で、ウエハWの表面に蓋体80と接しない洗浄液のパド
ルを形成し、または、蓋体80とウエハWとの間隙に洗
浄液の層を形成する。ウエハWと蓋体80との間隙に洗
浄液の層を形成した後に、蓋体80を所定距離だけ上昇
させることによっても、ウエハWの表面上に蓋体80と
接しない洗浄液のパドルを形成することができる。
を形成した場合には、円盤35とウエハWとの間に供給
された薬液をヒータ46により温度調節したのと同様
に、蓋体80の内部にヒータを内蔵させて、蓋体80と
ウエハWとの間隙に供給された薬液の温度調節を行うこ
とも好ましい。また、洗浄液供給孔81に所定の洗浄液
を供給する図示しない洗浄液供給管は、先に説明した洗
浄液供給管45a〜45cと同様にヒータにより温度調
節が可能な構造とすることが好ましい。こうして、洗浄
液を所定の温度に保持することで、洗浄液の性能を引き
出し、より高精度な洗浄処理を行うことが可能となる。
液のパドルを形成した場合にも、ウエハWの上方の所定
位置に蓋体80を配置することによって、処理液の蒸発
を防止することが可能となる。また、蓋体80の内部に
ヒータを内蔵させて蓋体80を所定の温度に保持するこ
とにより、ウエハW上に形成されたパドルを間接的に加
熱することも可能である。
aを用いたウエハWの洗浄において、ウエハWの裏面を
均一に洗浄するためには、ウエハWの裏面が均一に洗浄
液と接するように、ウエハWと円盤35との間隙に洗浄
液の層を形成する必要がある。ここで、一般的に円盤3
5としてはアルミニウムやステンレス等の金属材料が用
いられるが、これらの金属材料に対する純水(DIW)
の接触角は約8度と小さい。このため、円盤35の表面
がこのような金属材料である場合には、洗浄液をウエハ
Wと円盤35との間隙に供給しても、ウエハWと円盤3
5との距離を短くしなければ、ウエハWと円盤35との
間隙に薬液の層を形成することは困難である。
て、母体を金属材料で構成しつつも、その表面に、例え
ば、フッ素樹脂や疎水性のシリコン樹脂等の疎水性樹脂
をコーティングして円盤35の表面を疎水性化し、洗浄
液に濡れ難い性質に改質したものを用いる。これによっ
て、円盤35の表面に高さの高い洗浄液のパドルを形成
することが可能となり、円盤35とウエハWとの間隙に
洗浄液の層を確実に形成することができるようになり、
また、ウエハW全体が包み込まれるように洗浄液のパド
ルを形成することも可能となる。好ましくは、円盤35
の表面に対する処理液の接触角が50度以上となる円盤
35を用いる。
をコーティングすることで図示しない薄い樹脂層が形成
された円盤35aと、このコーティングを行っていない
円盤35bとを用いて、ウエハWと円盤35a・35b
の間隙にそれぞれ洗浄液(SC−1)の層を形成させた
状態を模式的に示す説明図である。図8(a)に示すよ
うに、樹脂層が形成されている円盤35aを用いたとき
には、円盤35aとウエハWとの間隙幅が0.5mmの
場合のみならず、1mmの場合にも円盤35aとウエハ
Wとの間隙に良好な洗浄液層68が形成される。このよ
うな状態で所定時間放置されて洗浄処理されたウエハW
の裏面には、残存するパーティクルの量が少なく、ま
た、残存する少量のパーティクルの分布も均一であっ
た。
ッ素樹脂をコーティングしていない円盤35bを用いた
場合には、円盤35bとウエハWとの間隙幅が0.5m
mの場合には円盤35bとウエハWとの間隙に良好な洗
浄液層68が形成されたが、間隙幅が1mmの場合には
円盤35bの外周を観察すると、洗浄液層68は良好に
形成されておらず、洗浄液が円盤35bの表面から外部
に向かって流れ出した状態でパドル69が形成されてい
た。これに起因してウエハWの裏面の中央部ではパーテ
ィクルの量は少ないが、外周部に残存するパーティクル
の量は多く、しかも、不均一に分布していた。
は、ウエハWの表面の洗浄液に対する濡れ性と洗浄液の
表面張力の大きさにしたがって洗浄液のパドルが形成さ
れるため、こうして形成されるパドルの高さに応じて、
ウエハWと蓋体80との間隙幅が定められる。しかしな
がら、蓋体80とウエハWとの間隙に洗浄液の層を形成
した場合には、少なからず蓋体80の裏面の洗浄液に対
する濡れ性が洗浄液の層の形成状態に影響を及ぼすもの
と考えられる。また、蓋体80の裏面が洗浄液と接触す
る場合には蓋体80の裏面に洗浄液が付着するが、この
付着した洗浄液を振り切る手段を設けない場合には、蓋
体80の裏面へパーティクル等が付着しやすくなる。蓋
体80の裏面に付着したパーティクル等は、次のウエハ
Wの処理を開始した際に洗浄液に混入し、ウエハWを汚
染するおそれがある。
面もまた純水(DIW)等の洗浄液に対して濡れ難くな
るように、フッ素樹脂や疎水性のシリコン樹脂等の疎水
性樹脂をコーティングして、蓋体80の裏面を疎水性化
し、洗浄液に濡れ難い性質に改質したものを用いること
が好ましい。これによって、蓋体80の裏面に付着する
洗浄液の量を低減して、パーティクル等の付着量をも低
減することができ、液処理品質を向上させることが可能
となる。なお、蓋体80の裏面に対する処理液の接触角
は50度以上となるようにすることが好ましい。
用いた洗浄処理ユニット(CLU)21aにおけるウエ
ハWの薬液による液処理の一実施形態を示す説明図であ
る。図9(a)は、円盤35とウエハWとの間隙および
蓋体80とウエハWとの間隙に薬液層70・71が形成
された状態を示し、図9(b)は、ウエハWの表面には
薬液のパドル72が形成され、円盤35とウエハWとの
間隙には薬液層70が形成された状態を示している。
盤35を用いた洗浄処理ユニット(CLU)21aにお
けるウエハWの薬液による液処理の別の実施形態を示す
説明図である。図10(a)は、ウエハW全体が包み込
まれるように円盤35と蓋体80との間隙に薬液層73
が形成された状態を示しており、図10(b)は、ウエ
ハW全体が包み込まれるように円盤35の表面に薬液の
パドル74が形成された状態を示している。
て、これら図9および図10に示すような薬液層70・
71・73やパドル72・74を形成することが可能と
なり、こうしてウエハWの表裏面が同時に薬液に接した
状態で所定時間放置することで、薬液による処理を進行
させることができる。この薬液処理の間には、薬液を常
時供給する必要がなく、薬液の消費量を低減することが
可能となる。
て、薬液層70・71・73やパドル72・74の形態
を保持するが、薬液層70・71・73やパドル72・
74の形態を保持することができる限りにおいて、ウエ
ハWを所定の低速な回転数で回転させてもよい。特に、
気泡が発生しやすい薬液を用いた場合には、ウエハWを
回転させることによって、発生する気泡が1箇所に停留
することを防止することができる。
が薬液に包み込まれるように薬液層73またはパドル7
4を形成した場合には、ウエハWの端面をも薬液処理す
ることが可能となり、洗浄品質をより高めることが可能
となる。また、円盤35の外径をウエハWの外径以上と
することで、薬液層73またはパドル74を安定に形成
することができる。また、ウエハWを保持する保持部材
25a〜25cには、ウエハWを洗浄処理する間、およ
びウエハWから洗浄液を振り切る際に、洗浄液が付着す
る。こうして保持部材25a〜25cに付着した洗浄液
は、ウエハWを回転させた際に遠心力によって振り切ら
れるが、保持部材25a〜25cの表面にもフッ素樹脂
等をコーティングして疎水性化させておくことで、付着
した洗浄液をより確実に振り切ることが可能となる。
い、先に図9(a)に示したように蓋体80とウエハW
との間隙および円盤35とウエハWとの間隙に薬液層7
0・71を形成することによってウエハWの洗浄処理を
行う場合の洗浄処理工程の一実施形態について以下に説
明する。ここで、ウエハ受渡ユニット(TRS)14a
は、イン・アウトポート4側から洗浄処理部3側へ搬送
するウエハWを載置するために用い、ウエハ受渡ユニッ
ト(TRS)14bは、洗浄処理部3側からイン・アウ
トポート4側へ搬送するウエハWを載置するために用い
るものとする。
に示す工程説明図(フローチャート)である。最初に、
表面が上面となっている状態で所定枚数のウエハWが収
容されているフープFを載置台11に載置する(ステッ
プ1)。次に、窓部開閉機構12によって窓部92およ
びフープFの蓋体が開口された状態において、フープF
内の所定のスロットにあるウエハWをウエハ搬送装置
(CRA)13を用いてフープFから搬出し、ウエハ受
渡ユニット(TRS)14aに搬送し、その場に載置す
る(ステップ2)。続いて、主ウエハ搬送装置(PR
A)15がウエハ受渡ユニット(TRS)14aからウ
エハWを搬出し、洗浄処理ユニット(CLU)21a〜
21dのいずれかへ搬送し(ステップ3)、そこで洗浄
処理を行う(ステップ4)。
えば、図5に示した状態において、最初に、洗浄液供給
孔41から円盤35とウエハWの間隙にSC−1を供給
して円盤35とウエハWとの間隙にSC−1の層を形成
し、また、洗浄液供給孔81から蓋体80とウエハWと
の間隙にSC−1を供給して蓋体80とウエハWとの間
隙にSC−1の層を形成する。こうして図9(a)に示
した状態が実現される。SC−1の層が形成されたらS
C−1の供給を停止して、スピンチャック23を回転さ
せることなく、ウエハWの表裏面が同時にSC−1に接
した状態で所定時間放置する。このような薬液処理にお
いては、継続的にSC−1を供給しないために、ウエハ
W1枚当たりのSC−1の使用量を少なく抑えることが
できる。
体80とウエハWとの間隙に純水(DIW)を供給して
SC−1をそれぞれの間隙から流し出すとともに、ウエ
ハWの表裏面をリンス処理する。流し出されたSC−1
は純水(DIW)によって希釈された排液となるが、こ
の排液におけるSC−1の濃度が高い間は、排液をドレ
イン32および排液管64aを通して回収し、排液にS
C−1が殆ど含まれなくなったら、排液をドレイン32
および排液管64bを通して回収する(図7参照)。
を除去し、その後にDHFを円盤35とウエハWの間隙
および蓋体80とウエハWとの間隙に供給し、これらの
間隙にDHFの層を形成して所定時間保持する。先にS
C−1を用いた処理と同様に、継続的にDHFを円盤3
5とウエハWの間隙および蓋体80とウエハWとの間隙
に供給する必要はなく、これによってDHFの消費量を
抑えることができる。
ら、円盤35とウエハWの間隙および蓋体80とウエハ
Wとの間隙に純水(DIW)を供給してDHFをそれぞ
れの間隙から流し出し、ウエハWを十分に純水でリンス
処理する。流し出された排液におけるDHFの濃度が高
い間は、排液をドレイン32および排液管64cを通し
て回収し、排液にDHFが殆ど含まれなくなったら、排
液をドレイン32および排液管64bを通して回収する
(図7参照)。
図4に示した位置へ退避させ、かつ、ステージ24を図
6に示した位置へ退避(降下)させて、ウエハWの表面
に純水(DIW)のパドルが形成された状態とし、スピ
ンチャック23を所定の回転数、例えば、約5000r
pmで回転させてウエハWの表裏面に付着した純水(D
IW)を振り切る。こうしてウエハWの表裏面の洗浄処
理が終了する。
搬送装置(PRA)15によって、ホットプレートユニ
ット(HP)16a〜16cのいずれかへ搬送され、そ
の場で加熱乾燥処理され(ステップ5)、次に冷却ユニ
ット(COL)16dに搬送されて冷却処理される(ス
テップ6)。冷却処理が終了したウエハWは、主ウエハ
搬送装置(PRA)15によって、冷却ユニット(CO
L)16dからウエハ受渡ユニット(TRS)14bへ
搬送され、その場に載置される(ステップ7)。ウエハ
受渡ユニット(TRS)14bに載置されたウエハW
は、ウエハ搬送装置(CRA)13によってフープF内
の所定のスロットに戻される(ステップ8)。このよう
な作業をフープF内に収納された全てのウエハWについ
て行い、全てのウエハWの処理が終了したら、フープF
を載置台11から次の処理を行う装置等へ搬送する。
ては、その構成部分である処理カップ22およびドレイ
ン32の構成を変更することが可能である。そこで、次
に、洗浄処理ユニット(CLU)21a〜21dに用い
られる処理カップの別の実施の形態について説明する。
図12は4箇所に排液経路の異なるドレイン79a〜7
9dが形成された処理カップ75の概略平面図であり、
図13は処理カップ75とその内部の概略構造を示す断
面図である。処理カップ75内には、先に図5および図
6に示したスピンチャック23やステージ24等が配置
されるが、図12および図13にはこれらの構造を簡略
化して示している。
内側カップ75aを囲繞するドレインカップ75bから
構成されている。内側カップ75aは、図示しないカッ
プ回転機構によってθ方向に所定角度回転させた状態で
保持することができ、かつ、図示しない昇降機構によっ
て昇降自在となっている。内側カップ75aの底壁には
傾斜が設けられており、傾斜した底壁の下方側に排液口
76が形成されている。こうして、ウエハWに供給され
た洗浄液は、排液口76からドレイン79a〜79dの
いずれかに向けて排出される。
経路がそれぞれ異なるドレイン79a〜79dが形成さ
れており、ドレイン79a〜79dの近傍にそれぞれ排
気口78a〜78dが設けられている。例えば、ドレイ
ン79aはSC−1を排出するために、ドレイン79b
は純水(DIW)を排出するために、ドレイン79cは
DHFを排出するためにそれぞれ用いられる。ドレイン
79dはその他の薬液を使用することを想定して予備的
に設けられており、このような予備のドレインを2箇所
以上設けてもよい。
(CLU)を使用した洗浄処理におけるスピンチャック
23やステージ24、蓋体80の使用方法は、洗浄処理
ユニット(CLU)21aを使用して洗浄処理を行う場
合と同じである。しかし、洗浄処理ユニット(CLU)
21aでは、排出される処理液の分別回収を電磁バルブ
63a〜63cの切替によって行っていたが、処理カッ
プ75を用いた洗浄処理ユニット(CLU)では、排出
される処理液に応じて所定のドレイン79a〜79dが
用いられるように、液処理の進行に合わせて内側カップ
75aを所定角度回転させ、排液口76の位置を所定の
ドレイン79a〜79dの位置に合わせる。
は、排液口76の位置をドレイン79aの位置に合わせ
た状態としておき、円盤35とウエハWの間隙および蓋
体80とウエハWとの間隙にSC−1を供給して所定時
間放置し、その後に円盤35とウエハWの間隙および蓋
体80とウエハWとの間隙に純水(DIW)を供給して
SC−1をそれぞれの間隙から流し出すと、流し出され
た主にSC−1からなる排液はドレイン79aから排出
される。
のSC−1の濃度が低くなったら、内側カップ75aを
90度回転させて、排液口76の位置をドレイン79b
の位置に合わせ、主に純水(DIW)からなる排液をド
レイン79bから排出する。次に、DHFによる処理を
開始する前に、内側カップ75aをさらに90度回転さ
せて、排液口76の位置をドレイン79cの位置に合わ
せて、DHFを円盤35とウエハWの間隙および蓋体8
0とウエハWとの間隙に供給し、これらの間隙にDHF
の層を形成して所定時間保持する。
ら、円盤35とウエハWの間隙および蓋体80とウエハ
Wとの間隙に純水(DIW)を供給してDHFをそれぞ
れの間隙から流し出し、ウエハWを十分に純水でリンス
処理する。流し出された排液におけるDHFの濃度が高
い間は排液をドレイン79cから排出し、排液にDHF
が殆ど含まれなくなったら、排液口76の位置がドレイ
ン79bの位置と合うように内側カップ75aを回転さ
せて、排液を回収することができる。
法について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に
限定されるものではない。例えば、ウエハWの洗浄処理
を行うにあたってウエハWの表面に洗浄液のパドルを形
成する際には、蓋体80を用いることなく、図14
(a)・(b)の斜視図に示すような1箇所の洗浄液吐
出孔102を有する筒状のスポットノズル101や、一
方向に複数の洗浄液吐出孔104が形成されたラインノ
ズル103等を用いて、図9(b)に示すようなパドル
をウエハWの表面に形成し、表面の洗浄処理を行っても
よい。但し、この場合には、温度調節された洗浄液をウ
エハWに供給することは容易であるが、形成されたパド
ルの温度調節は行うことは困難である。また、洗浄処理
ユニット(CLU)21a〜21dに、蓋体80とライ
ンノズル103を併設して、要求される洗浄処理の精度
に応じて、蓋体80とラインノズル103とを使い分け
るように構成してもよい。さらに、純水(DIW)によ
るリンス処理時には、ウエハWを所定の回転数で回転さ
せてもよい。
ジ24全体を所定距離だけ上昇させた際に、図15に示
すように、円盤35上に純水(DIW)等のパドル70
aが形成される場合には、例えば、ステージ24に洗浄
液供給孔41と洗浄液供給管45a〜45cを設けて円
盤35の表面に洗浄液を供給したように、ステージ24
の略中心部のネジ34が取り付けられていない部分に、
洗浄液回収孔105と洗浄液回収孔105に連結される
図示しない洗浄液回収管、洗浄液回収管に連結される図
示しない吸引ポンプを設けて円盤35上の洗浄液を回収
してもよい。この場合において、回収する処理液の種類
に応じて、回収タンク等の回収先を変更することができ
るように構成することも好ましい。上記実施の形態にお
いては、基板として半導体ウエハを取り上げたが、基板
は半導体ウエハに限定されるものではなく、LCD基板
やセラミック基板等であってもよい。
液処理方法によれば、保持手段に保持された基板の下方
に設けられたステージは、その表面が処理液に対して濡
れ難い性質を有していることから、処理液のパドルを安
定して形成することが可能となる。また、高さの高い処
理液のパドルの形成も可能となる。これによって基板と
ステージの間の距離の自由度が広がり、所定幅の処理液
の層を確実に形成して、基板の裏面の液処理を均一に行
い、基板の品質を高く保持することが可能となるという
優れた効果が得られる。さらに、基板の端面を含む基板
全体を処理液で包み込むことが可能となり、この場合に
は液処理が困難である基板の端面をも液処理して、基板
品質を高めることが可能となる。
液のパドルまたは層を形成した状態で保持することがで
きるために、継続的に処理液を供給する必要がなく、処
理液の使用量を低減することが可能となることから、処
理コストを低減することが可能になるという効果も得ら
れる。さらに、基板とステージの間の距離を拡げること
で、ステージとの間で基板の受け渡しをする搬送アーム
のステージへの衝突を回避することが可能となる。こう
して、作業安全性を向上させ、故障の発生を低減するこ
とができる。
裏面を処理液に対して濡れ難いものとして基板と蓋体と
の間に処理液を供給し、液処理を行った場合には、液処
理後の蓋体の裏面に処理液が付着し難くなるため、蓋体
の裏面へのパーティクル等の付着を防止して、蓋体を清
浄な状態に維持することが可能となる。これによって処
理液にパーティクル等が拡散することが防止され、液処
理品質を向上させることが可能となる。基板をその端面
で保持する保持手段についても、処理液に対して濡れ難
い特性とすることで、基板と保持手段との接触部分に処
理液が残留することを防止し、基板に液痕が発生するこ
とを防止することができる。
具備する洗浄処理システムの概略構造を示す平面図。
す側面図。
時の状態を示す概略断面図。
の状態を示す概略断面図。
路を示す説明図。
た円盤とコーティングが施されたいない円盤を用いたそ
れぞれの場合の薬液層の形成状態を示す説明図。
薬液による液処理の一実施形態を示す説明図。
の薬液による液処理の別の実施形態を示す説明図。
す工程説明図。
平面図。
図。
ができるノズルを示す斜視図。
させたときのウエハの状態の一形態を示す説明図。
Claims (25)
- 【請求項1】 基板に処理液を供給して基板に液処理を
施す液処理装置であって、 基板を略水平に保持する保持手段と、 前記保持手段に保持された基板の下方に略水平に設けら
れ、その表面は前記処理液の接触角が50度以上となる
ステージと、 前記保持手段に保持された基板の裏面と前記ステージの
表面との間隙に前記処理液を供給する処理液供給手段
と、 を具備し、 前記保持手段に保持された基板の裏面と前記ステージの
表面との間隙に前記処理液の層が形成されて前記基板が
液処理されることを特徴とする液処理装置。 - 【請求項2】 基板に処理液を供給して基板に液処理を
施す液処理装置であって、 基板を略水平に保持する保持手段と、 前記保持手段を回転させる回転手段と、 前記保持手段に保持された基板の下方に略水平に設けら
れ、その表面は前記処理液の接触角が50度以上となる
ステージと、 前記保持手段に保持された基板の表面に前記処理液を供
給する第1の処理液供給手段と、 前記保持手段に保持された基板の裏面と前記ステージの
表面との間隙に前記処理液を供給する第2の処理液供給
手段と、 を具備し、 前記保持手段に保持された基板の裏面と前記ステージの
表面との間隙に前記処理液の層が形成され、かつ、前記
基板の表面に前記処理液のパドルが形成されて、前記基
板が液処理されることを特徴とする液処理装置。 - 【請求項3】 前記処理液の層と前記処理液のパドルと
がつながって前記基板の端面を含む基板全体が前記処理
液で包み込まれるように、前記基板の裏面と前記ステー
ジの表面との間隔が調整されること特徴とする請求項2
に記載の液処理装置。 - 【請求項4】 基板に処理液を供給して基板に液処理を
施す液処理装置であって、 基板を略水平に保持する保持手段と、 前記保持手段を回転させる回転手段と、 前記処理液の接触角が50度以上となる濡れ性を有する
裏面を有し、前記保持手段に保持された基板の表面と前
記裏面が対面するように配置される蓋体と、 前記保持手段に保持された基板の下方に略水平に設けら
れ、その表面は前記処理液の接触角が50度以上となる
ステージと、 前記保持手段に保持された基板の表面と前記蓋体の裏面
との間隙に前記処理液を供給する第1の処理液供給手段
と、 前記保持手段に保持された基板の裏面と前記ステージの
表面との間隙に前記処理液を供給する第2の処理液供給
手段と、 を具備し、 前記保持手段に保持された基板の表面と前記蓋体の裏面
との間隙および前記基板の裏面と前記ステージの表面と
の間隙にそれぞれ前記処理液の層が形成されて前記基板
が液処理されることを特徴とする液処理装置。 - 【請求項5】 前記基板を挟んで形成された前記処理液
の層がつながって前記基板の端面を含む基板全体が前記
処理液に包み込まれるように、前記基板の表面と前記蓋
体との間隔及び前記基板の裏面と前記ステージの表面と
の間隔が調整されることを特徴とする請求項4に記載の
液処理装置。 - 【請求項6】 前記第1の処理液供給手段は、 前記蓋体の略中心部において前記蓋体を厚み方向に貫通
して形成された第1の処理液吐出孔と、 前記第1の処理液吐出孔に連通して設けられた第1の処
理液供給管と、 を有し、 前記第1の処理液吐出孔から前記保持手段に保持された
基板の表面に前記処理液が供給されることを特徴とする
請求項4または請求項5に記載の液処理装置。 - 【請求項7】 前記蓋体はヒータを内蔵し、前記保持手
段に保持された基板の表面と前記蓋体の裏面との間隙に
供給された処理液を加熱することができることを特徴す
る請求項4から請求項6のいずれか1項に記載の液処理
装置。 - 【請求項8】 前記蓋体の裏面にはフッ素樹脂がコーテ
ィングされていることを特徴とする請求項4から請求項
7のいずれか1項に記載の液処理装置。 - 【請求項9】 前記第1の処理液供給手段は、前記保持
手段に保持された基板の表面に供給される処理液を所定
の温度に調節可能な液温度制御手段を有することを特徴
とする請求項4から請求項8のいずれか1項に記載の液
処理装置。 - 【請求項10】 前記第2の処理液供給手段は、 前記ステージの略中心部において前記ステージを厚み方
向に貫通して形成された第2の処理液吐出孔と、 前記第2の処理液吐出孔に連通して設けられた第2の処
理液供給管と、 を有し、 前記第2の処理液吐出孔から前記保持手段に保持された
基板の裏面と前記ステージの表面との間隙に前記処理液
が供給されることを特徴とする請求項2から請求項9の
いずれか1項に記載の液処理装置。 - 【請求項11】 前記第2の処理液供給手段は、前記保
持手段に保持された基板の裏面と前記ステージの表面と
の間隙に供給される前記処理液を所定の温度に調節可能
な液温度制御手段を有することを特徴とする請求項2か
ら請求項11のいずれか1項に記載の液処理装置。 - 【請求項12】 前記ステージはヒータを内蔵し、前記
ステージ上の処理液を加熱することができることを特徴
する請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の液
処理装置。 - 【請求項13】 前記ステージを昇降させる昇降機構を
さらに具備し、 前記保持手段に保持された基板の裏面と前記ステージの
表面との間の距離を変化させることが可能であることを
特徴とする請求項1から請求項12のいずれか1項に記
載の液処理装置。 - 【請求項14】 前記保持手段において基板と接触する
部材の表面は、前記処理液の接触角が50度以上となる
濡れ性を有することを特徴とする請求項1から請求項1
3のいずれか1項に記載の液処理装置。 - 【請求項15】 前記ステージの表面にはフッ素樹脂が
コーティングされていることを特徴とする請求項1から
請求項14のいずれか1項に記載の液処理装置。 - 【請求項16】 前記保持手段に保持された基板に供給
された前記処理液を流出させる排液口が形成され、前記
保持手段を囲繞するように設けられた処理カップと、 前記処理カップを所定角度回転させるカップ回転機構
と、 排液経路の異なるドレインが複数箇所に形成され、前記
処理カップを囲繞するように設けられたドレインカップ
と、 をさらに具備し、 前記保持手段に保持された基板に供給される前記処理液
の種類に応じて前記処理カップの排液口の位置が前記ド
レインカップに形成された所定のドレインの位置と合う
ように前記カップ回転機構を駆動して、前記処理液を分
別廃棄することを特徴とする請求項1から請求項15の
いずれか1項に記載の液処理装置。 - 【請求項17】 前記処理カップの底壁には所定の傾斜
が設けられ、前記排液口は傾斜した底壁の下方側に形成
されていることを特徴とする請求項16に記載の液処理
装置。 - 【請求項18】 基板を略水平に保持する保持手段と、 前記保持手段に保持された基板の下方に略水平に設けら
れ、前記基板の裏面と対向する表面は処理液の接触角が
50度以上となるステージと、 を具備する液処理装置を用いて、 前記保持手段に保持された基板の表面および前記基板と
前記ステージの間隙にそれぞれ前記処理液を供給して液
処理を行う液処理方法であって、 前記保持手段に基板を保持させる第1工程と、 前記保持手段に保持された基板の裏面と前記ステージの
表面との間を所定距離に調節する第2工程と、 前記保持手段に保持された基板の表面に前記処理液のパ
ドルを形成し、かつ、前記基板の裏面と前記ステージの
表面との間隙部に前記処理液の層を形成して、前記基板
の表裏面の液処理を行う第3工程と、 前記保持手段を所定の回転数で回転させて基板から処理
液を振り切って前記基板を乾燥させる第4工程と、 乾燥処理された基板を保持手段から取り外す第5工程
と、 を有することを特徴とする液処理方法。 - 【請求項19】 基板を略水平に保持する保持手段と、 前記保持手段に保持された基板の下方に略水平に設けら
れ、前記基板の裏面と対向する表面は処理液の接触角が
50度以上となるステージと、 を具備する液処理装置を用いて、 前記保持手段に保持された基板の表面および前記基板と
前記ステージの間隙にそれぞれ前記処理液を供給して液
処理を行う液処理方法であって、 前記保持手段に基板を保持させる第1工程と、 前記保持手段に保持された基板の裏面と前記ステージの
表面との間を所定距離に調節する第2工程と、 前記保持手段に保持された基板を、基板の端面を含む基
板全体が前記処理液に包み込まれるようにして前記基板
の表裏面の液処理を行う第3工程と、 前記保持手段を所定の回転数で回転させて基板から処理
液を振り切って前記基板を乾燥させる第4工程と、 乾燥処理された基板を保持手段から取り外す第5工程
と、 を有することを特徴とする液処理方法。 - 【請求項20】 前記第3工程においては、前記保持手
段に保持された基板を静止させた状態で前記基板の表裏
面に向けて処理液を供給し、前記基板の表裏面が処理液
に接している状態となった時点で処理液の供給を停止し
て所定時間保持することにより前記基板の液処理を行う
ことを特徴とする請求項18または請求項19に記載の
液処理方法。 - 【請求項21】 基板を略水平に保持する保持手段と、 前記保持手段に保持された基板の下方に略水平に設けら
れ、前記基板の裏面と対向する表面は処理液の接触角が
50度以上となるステージと、 前記保持手段に保持された基板の上方に略水平に設けら
れ、少なくとも前記基板の表面と対向する裏面は処理液
の接触角が50度以上となる蓋体と、 を具備する液処理装置を用いて、 前記保持手段に保持された基板の表面および前記基板と
前記ステージの間隙にそれぞれ前記処理液を供給して液
処理を行う液処理方法であって、 前記保持手段に基板を保持させる第1工程と、 前記保持手段に保持された基板の裏面と前記ステージの
表面との間隙を所定距離に調節する第2工程と、 前記保持手段に保持された基板の上方の所定位置に前記
蓋体を配置する第3工程と、 前記保持手段に保持された基板の表面に前記処理液のパ
ドルを形成し、かつ、前記基板の裏面と前記ステージの
表面との間隙に前記処理液の層を形成して前記基板の表
裏面の液処理を行う第4工程と、 前記蓋体および前記ステージを前記基板から退避させる
第5工程と、 前記保持手段を所定の回転数で回転させて前記基板から
処理液を振り切って前記基板を乾燥させる第6工程と、 乾燥処理された基板を保持手段から取り外す第7工程
と、 を有することを特徴とする液処理方法。 - 【請求項22】 基板を略水平に保持する保持手段と、 前記保持手段に保持された基板の下方に略水平に設けら
れ、前記基板の裏面と対向する表面は処理液の接触角が
50度以上となるステージと、 前記保持手段に保持された基板の上方に略水平に設けら
れ、少なくとも前記基板の表面と対向する裏面は処理液
の接触角が50度以上となる蓋体と、 を具備する液処理装置を用いて、 前記保持手段に保持された基板の表面および前記基板と
前記ステージの間隙にそれぞれ前記処理液を供給して液
処理を行う液処理方法であって、 前記保持手段に基板を保持させる第1工程と、 前記保持手段に保持された基板の裏面と前記ステージの
表面との間隙を所定距離に調節する第2工程と、 前記保持手段に保持された基板の上方の所定位置に前記
蓋体を配置する第3工程と、 前記保持手段に保持された基板を、基板の端面を含む基
板全体が前記処理液に包み込まれるようにして前記基板
の表裏面の液処理を行う第4工程と、 前記蓋体および前記ステージを前記基板から退避させる
第5工程と、 前記保持手段を所定の回転数で回転させて前記基板から
処理液を振り切って前記基板を乾燥させる第6工程と、 乾燥処理された基板を保持手段から取り外す第7工程
と、 を有することを特徴とする液処理方法。 - 【請求項23】 基板を略水平に保持する保持手段と、 前記保持手段に保持された基板の下方に略水平に設けら
れ、前記基板の裏面と対向する表面は処理液の接触角が
50度以上となるステージと、 前記保持手段に保持された基板の上方に略水平に設けら
れ、少なくとも前記基板の表面と対向する裏面は処理液
の接触角が50度以上となる蓋体と、 を具備する液処理装置を用いて、 前記保持手段に保持された基板の表面と前記蓋体との間
隙および前記基板の裏面と前記ステージの表面との間隙
にそれぞれ前記処理液を供給して前記基板の液処理を行
う液処理方法であって、 前記保持手段に基板を保持させる第1工程と、 前記保持手段に保持された基板の裏面と前記ステージの
表面との間隙を所定距離に調節する第2工程と、 前記保持手段に保持された基板の表面と前記蓋体の裏面
との間隔を所定距離に調節する第3工程と、 前記保持手段に保持された基板の表面と前記蓋体の裏面
との間隙および前記基板の裏面と前記ステージの表面と
の間隙にそれぞれ前記処理液の層を形成して前記基板の
表裏面の液処理を行う第4工程と、 前記蓋体および前記ステージを前記基板から退避させる
第5工程と、 前記保持手段を所定の回転数で回転させて前記基板から
処理液を振り切って前記基板を乾燥させる第6工程と、 乾燥処理された基板を保持手段から取り外す第7工程
と、 を有することを特徴とする液処理方法。 - 【請求項24】 基板を略水平に保持する保持手段と、 前記保持手段に保持された基板の下方に略水平に設けら
れ、前記基板の裏面と対向する表面は処理液の接触角が
50度以上となるステージと、 前記保持手段に保持された基板の上方に略水平に設けら
れ、少なくとも前記基板の表面と対向する裏面は処理液
の接触角が50度以上となる蓋体と、 を具備する液処理装置を用いて、 前記保持手段に保持された基板の表面と前記蓋体との間
隙および前記基板の裏面と前記ステージの表面との間隙
にそれぞれ前記処理液を供給して前記基板の液処理を行
う液処理方法であって、 前記保持手段に基板を保持させる第1工程と、 前記保持手段に保持された基板の裏面と前記ステージの
表面との間隙を所定距離に調節する第2工程と、 前記保持手段に保持された基板の表面と前記蓋体の裏面
との間隔を所定距離に調節する第3工程と、 前記保持手段に保持された基板を、基板の端面を含む基
板全体が前記処理液に包み込まれるようにして前記基板
の表裏面の液処理を行う第4工程と、 前記蓋体および前記ステージを前記基板から退避させる
第5工程と、 前記保持手段を所定の回転数で回転させて前記基板から
処理液を振り切って前記基板を乾燥させる第6工程と、 乾燥処理された基板を保持手段から取り外す第7工程
と、 を有することを特徴とする液処理方法。 - 【請求項25】 前記第4工程においては、前記保持手
段に保持された基板を静止させた状態で前記基板の表裏
面に向けて処理液を供給し、前記基板の表裏面が処理液
に接している状態となった時点で処理液の供給を停止し
て所定時間保持することにより前記基板の液処理を行う
ことを特徴とする請求項21から請求項24のいずれか
1項に記載の液処理方法。
Priority Applications (3)
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JP2001150283A JP2002343759A (ja) | 2001-05-21 | 2001-05-21 | 液処理装置および液処理方法 |
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