JP2002342496A - フロント業務処理装置、フロント業務処理プログラム及びフロント業務処理方法 - Google Patents

フロント業務処理装置、フロント業務処理プログラム及びフロント業務処理方法

Info

Publication number
JP2002342496A
JP2002342496A JP2001149857A JP2001149857A JP2002342496A JP 2002342496 A JP2002342496 A JP 2002342496A JP 2001149857 A JP2001149857 A JP 2001149857A JP 2001149857 A JP2001149857 A JP 2001149857A JP 2002342496 A JP2002342496 A JP 2002342496A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
room
date
display
status
reservation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001149857A
Other languages
English (en)
Inventor
Hajime Hatake
肇 畠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
Priority to JP2001149857A priority Critical patent/JP2002342496A/ja
Publication of JP2002342496A publication Critical patent/JP2002342496A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 未来の日付における各部屋の残室照会の能率
を向上させることである。 【解決手段】 宿泊施設のフロント業務を処理するフロ
ント業務処理装置において、画像表示器5に、宿泊施設
の各部屋の識別情報31aを示すとともに、各識別情報
を個々に囲った単一枠内に、その枠内の識別情報31a
に対応する部屋の基準日における利用状況と基準日以降
の予約状況31cとを示す利用・予約状況表示画面を表
示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホテルなどの宿泊
施設におけるフロント業務処理装置、フロント業務処理
プログラム及びフロント業務処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のフロント業務処理装置
は、例えば、特開平10−040304号公報に記載さ
れているように、画像表示器に、図23に示すような利
用状況表示画面を表示させている。この利用状況表示画
面は、各部屋の部屋番号をマトリクス状に配置して示す
とともに、各識別情報を個々に囲った単一枠内に、宿泊
施設の各部屋の現在における「空室」,「在室」,「予
約済」等の利用状況とその利用状況に応じて宿泊者の氏
名情報を表示させている。この利用状況表示画面によっ
て、各部屋の利用状況を確認したり宿泊者の照会を行な
ったりしており、これにより、一種類の画面で複数の業
務を行なうことを可能とし、フロント業務の能率を向上
させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、予約業務にお
ける残室照会においては、現在の「空室」はその利用状
況表示画面を見れば一目で分かるが、連泊の予約処理な
ど未来の日付の予約処理における残室照会には、図24
に示す残室照会画面を表示させて空室を確認しなければ
ならず残室照会の能率が悪い。
【0004】本発明の目的は、未来の日付における各部
屋の残室照会の能率を向上させることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
宿泊施設のフロント業務を処理するフロント業務処理装
置において、画像表示器に、各部屋の識別情報を示すと
ともに、各識別情報を個々に囲った単一枠内に、その枠
内の識別情報に対応する部屋の基準日における利用状況
と基準日以降の予約状況とを示す利用・予約状況表示画
面を表示する。
【0006】したがって、画像表示器に表示された利用
・予約状況表示画面を見ることにより、各部屋の基準日
における利用状況と基準日以降の予約状況とを確認する
ことが可能である。
【0007】請求項2記載の発明は、宿泊施設のフロン
ト業務を処理するフロント業務処理装置において、宿泊
施設のフロント業務を処理するフロント業務処理装置に
おいて、画像表示器に、各部屋の識別情報を表示すると
ともに、各識別情報を個々に囲った単一枠内に、その枠
内の識別情報に対応する部屋の基準日における利用状況
と基準日以降の予約状況とを、記憶手段に記憶されてい
る各部屋の識別情報に対応したその部屋の利用状況に関
する情報とその部屋の予約状況に関する情報とを参照し
て表示させる表示手段を具備する。
【0008】したがって、画像表示器に各部屋の基準日
における利用状況と基準日以降の予約状況とが表示され
るので、各部屋の基準日における利用状況と基準日以降
の予約状況とを確認することが可能である。
【0009】ここで、例えば、請求項2記載のフロント
業務処理装置において、前記表示手段は、前記識別情報
をマトリクス状に配置して前記画像表示器に表示するよ
うにしてもよい(請求項3)。
【0010】また、例えば、請求項2又は3記載のフロ
ント業務処理装置において、前記基準日は、現在の日付
であってもよい(請求項4)。
【0011】請求項5記載の発明は、請求2,3又は4
記載のフロント業務処理装置において、前記基準日とな
る日付の指定を受け付け、受け付けた日付を基準日とし
て設定する基準日設定手段を具備する。
【0012】したがって、画像表示器に表示させる各部
屋の利用状況と予約状況との基準日を指定することが可
能である。
【0013】請求項6記載の発明は、請求項2,3,4
又は5記載のフロント業務処理装置において、前記日付
の切り替え時刻を設定可能である。
【0014】したがって、宿泊施設の営業態様に合わせ
た日付の切り替えが可能である。
【0015】請求項7記載の機械読み取り可能なフロン
ト業務処理プログラムの発明は、宿泊施設のフロント業
務を処理するコンピュータにインストールされ、このコ
ンピュータに、画像表示器に、各部屋の識別情報を表示
するとともに、各識別情報を個々に囲った単一枠内に、
その枠内の識別情報に対応する部屋の基準日における利
用状況と基準日以降の予約状況とを、記憶手段に記憶さ
れている各部屋の識別情報に対応したその部屋の利用状
況に関する情報とその部屋の予約状況に関する情報とを
参照して表示させる表示機能を実行させる。
【0016】したがって、したがって、画像表示器に各
部屋の基準日における利用状況と基準日以降の予約状況
とが表示されるので、各部屋の基準日における利用状況
と基準日以降の予約状況とを確認することが可能であ
る。
【0017】ここで、例えば、請求項7記載のフロント
業務処理プログラムにおいて、前記表示機能は、前記識
別情報をマトリクス状に配置して前記画像表示器に表示
するようにしてもよい(請求項8)。
【0018】ここで、例えば、請求項7又は8記載のフ
ロント業務処理プログラムにおいて、前記基準日は、現
在の日付であってもよい(請求項9)。
【0019】請求項10記載の発明は、請求項7,8又
は9記載のフロント業務処理プログラムにおいて、前記
基準日となる日付の指定を受け付け、受け付けた日付を
基準日として設定する基準日設定機能を実行させる。
【0020】したがって、画像表示器に表示させる各部
屋の利用状況と予約状況との基準日を指定することが可
能である。
【0021】請求項11記載の発明は、請求項7,8,
9又は10記載のフロント業務処理プログラムにおい
て、前記日付の切り替え時刻を設定可能である。
【0022】したがって、宿泊施設の営業態様に合わせ
た日付の切り替えが可能である。
【0023】請求項12記載の発明は、宿泊施設のフロ
ント業務を処理するフロント業務処理方法において、基
準日となる日付の指定を受け付け、受け付けた日付を基
準日として設定する基準日設定ステップと、画像表示器
に、各部屋の識別情報を表示するとともに、各識別情報
を個々に囲った単一枠内に、その枠内の識別情報に対応
する部屋の前記基準日における利用状況と前記基準日以
降の予約状況とを、記憶手段に記憶されている各部屋の
識別情報に対応したその部屋の利用状況に関する情報と
その部屋の予約状況に関する情報とを参照して表示させ
る表示ステップと、を含む。
【0024】したがって、基準日を指定した後、画像表
示器に各部屋の基準日における利用状況と基準日以降の
予約状況とが表示されるので、各部屋の基準日における
利用状況と基準日以降の予約状況とを確認することが可
能である。
【0025】ここで、例えば、請求項12記載のフロン
ト業務処理方法において、前記表示ステップは、前記識
別情報をマトリクス状に配置して前記画像表示器に表示
するようにしてもよい(請求項13)。
【0026】請求項14記載の発明は、請求項12又は
13記載のフロント業務処理方法において、前記日付の
切り替え時刻を設定可能である。
【0027】したがって、宿泊施設の営業態様に合わせ
た日付の切り替えが可能である。
【0028】
【発明の実施の形態】<第一の実施の形態>本発明の第
一の実施の形態について、図1〜図20に基づいて説明
する。本実施の形態は、1階に[101]〜[110]の1
0部屋、2階に[201]〜[210]の10部屋、3階に
[301]〜[310]の10部屋、4階に[401]〜[4
10]の10部屋、5階に[501]〜[510]の10部
屋の計50の客室を有する宿泊施設で使用されるフロン
ト業務処理装置への適用例である。また、当該宿泊施設
は、午前10時から翌日の午前10時までを1日として
いる。即ち、日付の切り替え時刻を午前10時としてい
る。
【0029】図1は、本実施の形態のフロント業務処理
装置1を概略的に示す斜視図である。図1に示すよう
に、フロント業務処理装置1は、制御部ユニット2を備
え、この制御部ユニット2に各種データを入力するキー
ボード3、タッチパネル4を画面に付した液晶カラー画
像表示器(以下、カラー表示器と略称する)5及び領収
書等を印字発行するプリンタ6が設けられている。ま
た、現金等を収納するためのドロワ7が制御部ユニット
2に着脱自在に設けられている。
【0030】図2は、フロント業務処理装置1のハード
ウェア構成を示すブロック図である。図2に示すよう
に、制御部ユニット2にはマイクロコンピュータ(以
下、マイコンという)8が備えられており、このマイコ
ン8が各部を駆動制御する。マイコン8は、各部を集中
的に制御するCPU(中央処理装置)9にバスライン1
0を介して、CPU9が実行する起動プログラム等の固
定的データを予め記憶するROM(リード・オンリ・メ
モリ)11と、各種データを書き替え自在に記憶するワ
ークエリアやデータメモリ等として機能するRAM(ラ
ンダム・アクセス・メモリ)12と、日付や時刻を計時
する時計部13とが接続されて構成されている。
【0031】また、CPU9に接続されたバスライン1
0には、ハードディスクにアクセスするHDD(ハード
・ディスク・ドライブ)14を制御するHDDコントロ
ーラ15、外部より装着されたフロッピー(登録商標)
ディスクにアクセスするFDD(フロッピ・ディスク・
ドライバ)16を制御するFDDコントローラ17、キ
ーボード3が接続されるキーボードインタフェース1
8、プリンタ6が接続されるプリンタインタフェース1
9、カラー表示器5が接続される表示器インタフェース
20、タッチパネル4が接続されるタッチパネルインタ
フェース21、ドロワ7が接続されるドロワインタフェ
ース22、本装置外部とのデータの送受信を行なう通信
インタフェース23等が接続されている。
【0032】フロント業務処理装置1は、特に、図3及
び図4にそれぞれ示すキーイメージの画面をタッチパネ
ル4付きのカラー表示器5に選択的に表示し、このカラ
ー表示器5に表示された画面上のキーイメージをオペレ
ータが指等で接触することでキー入力できるようになっ
ている。
【0033】図3は、カラー表示器5に表示される各部
屋の利用状況を表示する利用状況表示画面である。図3
に示すように、この利用状況表示画面は、当該宿泊施設
における各部屋の識別情報つまりは部屋番号を小さい順
に6行×5列のマトリクス状に配置し、各部屋番号31
aを各々矩形状の単一の枠で囲った30個の部屋キー3
1のボタンイメージを、「終了」,「表示切替」,「増
減切替」,「客室状態」,「予約状況」,「前頁」,
「次頁」の各機能項目を各々矩形状の枠で囲ったファン
クションキー32、及び、「チェックイン」,「伝票入
力」,「領収書発行」,「チェックアウト」,「残室照
会」の各業務項目を各々矩形状の枠で囲った業務選択キ
ー33の各ボタンイメージとともに表示する。そして、
各部屋番号をそれぞれ囲った枠内の色をその部屋の利用
状況、つまり「空室」,「在室」,「予約済」,「領収
書発行済」,「出発予定(チェックアウト予定)」によ
って異ならせる。因みに、本実施の形態では、利用状況
「空室」の部屋を白色とし、利用状況「在室」の部屋を
黄色とし、利用状況「予約済」の部屋を緑色とし、利用
状況「領収書発行済」の部屋を青色とし、利用状況「出
発予定」の部屋を赤色としている。なお、図面では、便
宜上、白色の枠内を(W)で表わし、黄色の枠内を
(Y)で表わし、緑色の枠内を(G)で表わし、青色の
枠内を(B)で表わし、赤色の枠内を(R)で表わすも
のとする。加えて、表示日付領域34には、装置立上時
に現在の日付が表示される。この日付は、表示日付とさ
れ、この表示日付における各部屋の利用状況を表示させ
るようになっている。また、この表示日付領域34の表
示日付をキーボード3によるキー入力により変更するこ
とにより、所望の表示日付を指定してその表示日付の各
部屋の利用状況を表示させるようになっている。
【0034】図4は、利用状況表示画面と同じ内容の情
報に、各部屋の宿泊者名,予約者名、及び指定日から4
日後までの予約状況を部屋別に表示する利用・予約状況
表示画面である。図4に示すように、この利用・予約状
況表示画面は、各部屋番号31aを囲った各部屋キー3
1の単一枠内に、対応する部屋の宿泊客または予約客の
氏名31bを表示させ、空室の部屋の各部屋キー31の
枠内には、表示日付から4日後までの予約状況31cを
記号表記で部屋別に表示させる。予約状況31cの記号
表記は、「到着日」,「連泊」,「空室」によって異な
らせる。因みに、本実施の形態では、「到着日」を
[○],「連泊」を[*],「空室」を[−]としてい
る。ファンクションキー32及び業務選択キー33のボ
タンイメージは変わらない。また、利用状況表示画面と
同様に、表示日付領域34には、装置立上時に現在の日
付が表示され、この表示日付領域34に表示されている
表示日付における各部屋の利用状況及び予約状況を表示
させるようになっている。また、この表示日付領域34
の日付をキーボード3によるキー入力により変更するこ
とにより、所望の日付を指定してその表示日付の各部屋
の利用状況及び予約状況を表示させるようになってい
る。即ち、この表示日付が基準日となり、基準日の各部
屋の利用状況と基準日以降の予約状況とが表示される。
ここで、この利用・予約状況表示画面に表示される各部
屋の宿泊者名,予約者名は、利用状況及び予約状況に関
する情報の一部を構成している。
【0035】さて、フロント業務処理装置1は、図3及
び図4に示した各画面をカラー表示器5に表示させるた
めに、例えばHDD14によってアクセス可能なハード
ディスク上に、図5に示す部屋管理ファイル41,図6
に示す予約ファイル42及び図7に示す部屋状況ファイ
ル43を備えている。
【0036】部屋管理ファイル41は、図5に示すよう
に、当該宿泊施設における各部屋の部屋番号に対応し
て、例えば、部屋区分及び改行区分の各データを一連の
管理番号r毎に記憶するファイルである。ここで、部屋
区分は部屋のタイプを区別するデータであって、本実施
の形態では例えば和室の4人部屋であれば「和04」と
し、洋室の2人部屋であれば「洋02」としている。改
行区分は利用状況表示画面に表示する部屋キー31を、
対応する部屋番号の枠でその行を終了させるか否かを指
定するデータであって、改行する場合は「1」を設定
し、改行しない場合は「0」を設定する。
【0037】予約ファイル42は、図6に示すように、
当該宿泊施設における各部屋の部屋番号に対応して、そ
の部屋に対する予約状況を示す情報として、例えば、予
約番号,受付日付,予約者名,宿泊日数,宿泊人数の各
データを翌日より396日後まで日別に記憶するファイ
ルであり、記憶手段の一部を構成する。ここで、予約番
号は、宿泊の予約を受付ける毎に発番する一連番号であ
り、受付日付は、その宿泊予約を受付けた日であり、予
約者名は、宿泊予約した代表者の氏名であり、宿泊日数
は、予約者が宿泊を予定する日数であり連泊する場合の
2日目以降は「*」を記憶させている、宿泊人数は予約者
のクループの人数である。
【0038】部屋状況ファイル43は、図7に示すよう
に、当該宿泊施設における各部屋の部屋番号に対応し
て、その部屋の利用状況に関する情報として、例えば、
出発日付,宿泊者名,領収書区分,予約区分及び宿泊日
数の各データを記憶するファイルであり、記憶手段の一
部を構成する。ここで、宿泊出発日付は、対応する部屋
番号の部屋にチェックインした宿泊客がチェックアウト
する予定の日付であり、宿泊者名は、その宿泊客の氏名
である。領収書区分は、対応する部屋番号の部屋にチェ
ックインした宿泊客に対して領収書を発行したか否かを
区別するデータであって、発行済であれば「1」とな
り、発行前であれば「0」となる。予約区分は対応する
部屋番号の部屋に当日の予約があるか否かを区別するデ
ータであって、予約有りならば「1」となり、予約無し
ならば「0」となる。宿泊日数は、宿泊客が宿泊を予定
する日数であり連泊した場合の2日目以降は「*」とな
る。
【0039】また、フロント業務処理装置1は、図3及
び図4に示した各画面をカラー表示器5に表示させるた
めに、RAM12に図8〜図12に示す各種メモリエリ
アが形成されている。
【0040】図8は設定テーブルメモリを示しており、
空室,在室,予約済,領収書発行済及び出発予定の各部
屋利用状況に対する利用状況表示画面上での色情報を記
憶する色情報設定テーブル51(図8(a))と、予約
客の到着日,連泊及び空室の各予約状況に対する利用・
予約状況表示画面上での記号情報を記憶する記号情報設
定テーブル52(図8(b))とがRAM12に形成さ
れている。
【0041】図9〜図11はデータメモリを示してお
り、カラー表示器5に表示するファンクションキー32
及び業務選択キー33のイメージデータを記憶するキー
ボタンイメージ編集メモリ61(図9(a))と、利用
状況表示画面に表示する6行×5列の部屋キー31の各
位置に対応した座標(x,y)エリアを有する部屋キー
座標メモリ62(図9(b))と、一連のテーブル番号
tに対応して部屋キー31のフォーマットデータをその
頁を特定する区分データとともに記憶する部屋キーテー
ブルメモリ63(図10(a))と、カラー表示器5に
表示する利用状況表示画面の部屋キーフォーマットデー
タに対応する区分データを記憶する区分データメモリ6
4(図10(b))と、カラー表示器5に表示する利用
状況表示画面や利用・予約状況表示画面などの表示日付
を記憶する表示日付メモリ65(図11)とがRAM1
2に形成されている。ここで、区分データは、利用状況
表示画面の部屋キーフォーマットデータを[画面-p]で
示す。なお(-p)はフォーマットデータの頁に相当する
枝番である。
【0042】図12は、カウンタ及びフラグエリアを示
しており、部屋キーテーブルメモリ63のテーブル番号
tをカウントするテーブル番号カウンタ71、部屋キー
フォーマットデータを区別する枝番pをカウントする枝
番カウンタ72、部屋管理ファイル41から読出す管理
番号rをカウントする管理番号カウンタ73、部屋キー
座標メモリ62のx座標をカウントするx座標カウンタ
74、y座標をカウントするy座標カウンタ75、及
び、回数mをカウントする回数カウンタ76及び経過日
数kをカウントする経過日数カウンタ77の各カウンタ
エリアと、カラー表示器5に利用状況表示画面を表示中
に「1」となり、それ以外のとき「0」となる利用状況
表示フラグF1のフラグエリア78と、カラー表示器5
に表示される画面の表示日付の変更処理中に「1」とな
り、それ以外のとき「0」となる表示日付変更フラグF
2のフラグエリア79とがRAM12に形成されてい
る。
【0043】そして、フロント業務処理装置1は、図3
〜図4に示した各画面をカラー表示器5に表示させるた
めに、CPU9が図13〜図20のフローチャートに示
す各種処理を実行するようにフロント業務処理プログラ
ムが構成されている。なお、このフロント業務処理プロ
グラムは予めROM11に格納してもよいし、フロッピ
ーディスクに記録し、このフロッピーディスクにFDD
16でアクセスしてハードディスクやRAM12にロー
ドするようにしてもよい。また、通信インタフェース2
3によって、本装置外部からダウンロードしてもよい。
【0044】[メイン処理の概略]ここで、フロント業務
処理装置1が実行するフロント業務処理のメイン処理の
概略を図13を参照しながら説明する。まず、CPU9
は、キーボード3のキー操作によりフロント業務の立上
げが宣言されたことを検知すると(ステップS1のYE
S)、RAM12のカウンタ71,72,73、74,
75,76,77及びフラグエリア78,79を「0」
にリセットする等の初期化処理を行った後、図3に示す
利用状況表示画面をカラー表示器5に表示させるための
前処理として、部屋キーテーブル作成処理を実行する
(ステップS2)。
【0045】次に、図3に示す利用状況表示画面をカラ
ー表示器5に表示させるための利用状況表示処理を実行
し、カラー表示器5に利用状況表示画面を表示させる
(ステップS3)。このときの利用状況表示画面には、
各部屋毎の現在の日付における利用状況が表示される。
【0046】次に、この利用状況表示画面に表示されて
いるキーからのキー入力に待機する(ステップS4)。
タッチパネル4の信号変化によりカラー表示器5に表示
している利用状況表示画面からのキー入力を検知すると
(ステップS4のYES)、そのキー入力が予約状況キ
ー入力によるものかを判断する(ステップS5)。キー
入力が予約状況キー入力によるものであると判断すると
(ステップS5のYES)、利用・予約状況表示画面を
カラー表示器5に表示させるための予約状況表示処理を
実行し、カラー表示器5に利用・予約状況表示画面を表
示させる(ステップS6)。このときの利用・予約状況
表示画面には、各部屋毎の現在の日付の利用状況と現在
の日付以降の予約状況とが表示される。
【0047】このような処理を実行して、利用状況表示
画面や利用・予約状況表示画面を表示させた後、表示日
付の変更即ち指定を受け付ける(ステップS7)。画面
内の表示日付領域34の表示日付がキーボード3のキー
入力により変更されると(ステップS7のYES)、利
用状況表示画面や利用・予約状況表示画面に表示されて
いる利用状況や予約状況を入力された日付を基準日とし
て変更して再表示する(ステップS8)。以下に、この
メイン処理の詳細を説明する。
【0048】[部屋キーテーブル作成処理]部屋キーテー
ブル作成処理は、図14に示すように、まず、RAM1
2のカウンタ及びフラグエリアのテーブル番号カウンタ
71の値t,枝番カウンタ72の値p,管理番号カウン
タ73の値r,x座標カウンタ74の値x及びy座標カ
ウンタ75の値yをいずれも「1」に設定する(ステッ
プS11)。その後、部屋管理ファイル41から管理番
号カウンタ73の値r番目に対応する管理番号rの部屋
番号,部屋区分,改行区分を読み出して、その部屋番号
をx座標カウンタ74の値xとy座標カウンタ75の値
yとに対応する部屋キー座標メモリ62における座標
(x,y)エリアに格納する(ステップS12)。
【0049】次に、当該r番目の管理番号の改行区分を
調べる。ここで、改行区分が「0」に設定されている場
合には(ステップS13のNO)、y座標カウンタ75
の値yを1だけカウントアップし(ステップS19)、
この値yが利用状況表示画面における部屋キー31の桁
数Y(本実施の形態では5)を越えたか否かを判断する
(ステップS20)。そして越えていない場合には(ス
テップS20のNO)、ステップS22へ進む。これに
対し、y座標カウンタ75の値yが桁数Yを越えるか
(ステップS20のYES)、あるいはr番目の管理番
号rに対応する改行区分が「1」に設定されている場合
には(ステップS13のYES)、ステップS14へ進
み、x座標カウンタ74の値xを1だけカウントアップ
し、この値xが利用状況表示画面における部屋キー31
の行数X(本実施の形態では6)を越えたか否かを判断
する(ステップS15)。そして越えていない場合には
(ステップS15のNO)、y座標カウンタ75の値y
を「1」に戻し(ステップS21)、そして、ステップ
S22へ進む。
【0050】ステップS22で、管理番号カウンタ73
の値rを1だけカウントアップした後、この値rが部屋
管理ファイル41の管理番号rの管理数R(本実施の形
態では50[部屋数])を越えたか否かを判断する(ス
テップS23)。そして越えていない場合には(ステッ
プS23のNO)、ステップS12に戻り、部屋管理フ
ァイル41から管理番号r番目のデータを読み出して上
記と同様に処理する。
【0051】こうして、ステップS12にて部屋管理フ
ァイル41から管理番号rに対応するデータを順次読み
出し、その管理番号rの部屋番号を部屋キー座標メモリ
62におけるx座標カウンタ74の値xとy座標カウン
タ75の値yに対応する座標(x,y)エリアにそれぞ
れ格納する。そして、ステップS14にて、x座標カウ
ンタ74の値xを1だけカウントアップした結果、この
値xが利用状況表示画面における部屋キー31の行数X
を越えたことを確認したならば(ステップS15のYE
S)、部屋キー座標メモリ62における各座標(x,
y)エリアのデータを部屋キーテーブルメモリ63にお
けるテーブル番号カウンタ71の値tのテーブル番号エ
リアに格納し(ステップS16)、部屋キー座標メモリ
62をクリアする。そして、部屋キーテーブルメモリ6
3における当該テーブル番号エリアの区分データを[画
面-p]と設定する(ステップS17)。
【0052】その後、テーブル番号カウンタ71の値
t,枝番カウンタ72の値p及び管理番号カウンタ73
の値rをそれぞれ1だけカウントアップするとともに、
x座標カウンタ74の値x及びy座標カウンタ75の値
yをそれぞれ「1」に設定して(ステップS18)、ス
テップS12戻り、部屋管理ファイル41から管理番号
カウンタ73の値r番目に対応する管理番号rのデータ
を読み出して上記と同様に処理する。
【0053】また、ステップS22において、管理番号
カウンタ73の値rを1だけカウントアップした結果、
この値rが部屋管理ファイル41の管理数Rを越えたこ
とを確認したならば(ステップS23のYES)、部屋
キー座標メモリ62における各座標(x,y)エリアの
データを部屋キーテーブルメモリ63におけるテーブル
番号カウンタ71の値tのテーブル番号エリアに格納し
(ステップS24)、部屋キー座標メモリ62をクリア
する。また、部屋キーテーブルメモリ63の当該テーブ
ル番号エリアの区分データを[画面-p]と設定する(ス
テップS25)。
【0054】以上で、図13に示すステップS2におけ
るメイン処理の部屋キーテーブル作成処理を終了するの
で、CPU9は、次に、図15に示す利用状況表示処理
を実行する(ステップS3)。
【0055】[利用状況表示処理]利用状況表示処理は、
図15に示すように、まず、CPU9は、表示日付メモ
リ65に現在の日付をセットする(ステップS31)。
ここで、表示日付メモリ65にセットする日付は、時計
部13が計時している時刻からZ時間(本実施の形態で
は10時間)を引いた時刻に基づく日付を現在の日付と
してセットする。これにより、宿泊施設において設定し
ている日付の切り替え時刻が適用されることになる。次
に、利用状況表示画面の1頁目を指定する部屋キーテー
ブルの区分データ[画面-1]を区分データメモリ64に
セットする(ステップS32)。次に、部屋キーテーブ
ルメモリ63から上記区分データメモリ64内の区分デ
ータ[画面-1]に対応する部屋キーフォーマットデータ
を読み出し、部屋キー座標メモリ62に転送する(ステ
ップS33)。
【0056】次に、部屋キー座標メモリ62における各
座標(x,y)エリア内の部屋番号データに対応する各
部屋の利用状況を部屋状況ファイル43又は予約ファイ
ル42のデータに基づいてチェックする(ステップS3
4)。
【0057】具体的には、図16に示すように、まず、
表示日付メモリ65に格納されている日付をチェックす
る(ステップS41)。ここでは、立上げ処理による利
用状況チェック処理であるので、図15のステップS3
1において現在の日付を格納しており、表示日付は、現
在日付であるので(ステップS42のYES)、ステッ
プS43へ進む。なお、表示日付が現在日付でない場合
(ステップS42のNO)の処理については、後で説明
する。
【0058】ステップS43においては、部屋状況ファ
イル43から該当部屋番号の部屋状況データのうち利用
状況に関するデータ(出発日付,領収書区分、予約区
分)を読み出して、まず、出発日付をチェックする(ス
テップS44)。ここで、出発日付が「0」の場合には
(ステップS44のYES)、予約区分をチェックする
(ステップS51)。そして、予約区分が「1」であれ
ば(ステップS51のYES)、利用状況を「予約済」
と決定し(ステップS52)、「0」であれば「空室」
と決定する(ステップS53)。これに対し、ステップ
S44において出発日付が「0」でなければ(ステップ
S44のNO)、つまり、出発日付が設定されている場
合には、この出発日付と時計部13で計時している現在
日付とを比較する(ステップS45)。そして、出発日
付が現在日付よりも後の場合には(ステップS45のY
ES)、領収書区分をチェックする(ステップS4
6)。そして、領収書区分が「1」であれば(ステップ
S46のYES)、利用状況を「領収書発行済」と決定
し(ステップS48)、「0」であれば(ステップS4
6のNO)、「在室」と決定する(ステップS47)。
出発日付と現在日付とを比較した結果、出発日付が現在
日付に一致する、または出発日付が現在日付よりも前の
場合にも(ステップS45のNO)、領収書区分をチェ
ックする(ステップS49)。そして、領収書区分が
「1」であれば(ステップS49のYES)、利用状況
を「領収書発行済」と決定し(ステップS48)、
「0」であれば(ステップS49のNO)、「出発予
定」と決定する(ステップS50)。以上が図15のス
テップS34における利用状況チェック処理の内容であ
る。
【0059】こうして、ステップS34において、部屋
キー座標メモリ62における各座標(x,y)エリア内
の部屋番号データに対応する各部屋の利用状況をチェッ
クしたならば、次に、色情報設定テーブル51を参照し
て、各部屋毎にその利用状況に対応した色情報を取得
し、この色情報を部屋キー座標メモリ62における当該
部屋の部屋番号データが格納された座標(x,y)エリ
アに格納する(ステップS35)。
【0060】次に、フラグエリア79の表示日付変更フ
ラグF2を調べる(ステップS36)。ここでは、立上
げ処理による利用状況表示処理であるので、表示日付変
更フラグF2には、「0」が設定されているので(ステ
ップS36のYES)、ステップS37へ進む。なお、
表示日付変更フラグF2が「1」に設定されている場合
(ステップS36のNO)の処理については、後で説明
する。
【0061】ステップS37においては、部屋キー座標
メモリ62における各座標(x,y)エリア内のデータ
と、キーボタンイメージ編集メモリ61内のイメージデ
ータとから、利用状況表示画面をカラー表示器5に表示
する。即ち、部屋番号データが格納されている座標
(x,y)エリアに対応する画面位置にその部屋番号を
表示させるとともに該部屋番号を各々矩形状の枠で囲っ
て部屋キー31とする。また、この部屋キー31の各枠
内の色をそれぞれ対応する座標(x,y)エリア内の色
情報の色とする。そして、この部屋キー31とともに、
キーボタンイメージ編集メモリ61内のイメージデータ
によりファンクションキー32及び業務選択キー33
と、表示日付領域34に表示日付メモリ65に格納され
ている日付とをそれぞれ表示させることにより、図3に
示す利用状況表示画面をカラー表示器5に表示させる。
【0062】その後、ステップS38としてフラグエリ
ア78の利用状況表示フラグF1を「1」に、フラグエ
リア79の表示日付変更フラグF2を「0」にセットし
たならば、この利用状況表示処理を終了する。
【0063】[予約状況表示況表示処理]予約状況表示況
表示処理は、図17に示すように、まず、フラグエリア
78の利用状況表示フラグF1を調べる(ステップS7
1)。そして、「1」にセットされている場合には(ス
テップS71のYES)、部屋キー座標メモリ62にお
ける各座標(x,y)エリア内の部屋番号毎に宿泊者名
・予約者名データをチェックする(ステップS72)。
具体的には、図18に示すように、まず、表示日付メモ
リ65に格納されている日付をチェックする(ステップ
S81)。表示日付が現在日付と一致する場合には(ス
テップS82のYES)、部屋キー座標メモリ62にお
ける各座標(x,y)エリア内の部屋番号データで部屋
状況ファイル43を検索して、該当部屋番号データに対
応する宿泊者名データをチェックする(ステップS8
3)。表示日付と現在日付が異なる場合(ステップS8
2のNO)の処理については、後で説明する。以上が宿
泊者・予約者名チェック処理である。
【0064】そして、宿泊者名データが登録されている
場合には当日の宿泊者または予約者がいる部屋なので、
その宿泊者名データを当該部屋番号データを格納した部
屋キー座標メモリ62の座標(x,y)エリアに追加す
る(ステップS73)。
【0065】次に、部屋キー座標メモリ62における各
座標(x,y)エリア内の部屋番号データで表示日付メ
モリ65に格納されている表示日付からM日後(本実施
の形態では4日後)までの予約状況をチェックする(ス
テップS74)。具体的には、図19に示す予約状況チ
ェック処理を実行する。
【0066】予約状況チェック処理は、図19に示すよ
うに、まず、表示日付メモリ65に格納されている表示
日付をチェックする(ステップS91)。ここでは、立
上げ処理後における利用状況チェック処理であるので、
図15の利用状況表示処理のステップS31において現
在の日付が格納されており、表示日付は、現在日付であ
るので(ステップS92のYES)、ステップS93へ
進む。なお、表示日付が現在日付でない場合(ステップ
S92のNO)の処理については、後で説明する。
【0067】ステップS93においては、部屋状況ファ
イル43から該当部屋番号の部屋状況データのうち予約
状況に関するデータ(宿泊者名,宿泊日数)を読出す。
そして、まず、宿泊者名データをチェックする(ステッ
プS94)。宿泊者名データが登録されている場合には
(ステップS94のYES)、当日の宿泊者または予約
者がいる部屋なので何もしない。宿泊者データが登録さ
れていない場合には(ステップS94のNO)、経過日
数カウンタ77の値kに「0」を設定し(ステップS9
5)、回数カウンタ76の値mに「0」を設定する(ス
テップS96)。ここで、経過日数カウンタ77の値k
が「0」のときは、現在日付のことであり、それ以外の
ときは、現在日付からの経過日数のことである。また、
回数カウンタ76の値mが「0」のときは、表示日付の
ことであり、「1〜4」のときは、それぞれ表示日付か
ら1〜4後の日付のことである。即ち、この処理では、
表示日付から4日後までの予約状況をチェックする。
【0068】次に、経過日数カウンタ77の値を判定す
る(ステップS97)。経過日数カウンタ77の値kは
「0」である場合には(ステップS97のYES)、つ
まり現在日付である場合には、ステップS93で読み出
した宿泊日数をチェックする(ステップS98)。これ
に対し、経過日数カウンタ77の値kが「0」でない場
合には(ステップS97のNO)、つまり、現在日付で
はない場合には、経過日数カウンタ77の値kが予約フ
ァイル42に記憶されている経過日数(本実施の形態で
は396[日後])を超えたか否かを判断し(ステップ
S105)、超えていない場合には(ステップS105
のNO)、経過日数カウンタ77の値kに該当する予約
ファイルの経過日数に対応する予約データのうち予約状
況に関するデータ(予約者名,宿泊日数)を読出す(ス
テップS106)。そして、予約者名データをチェック
する(ステップS107)。予約者名データが登録され
ている場合には(ステップS107のYES)、予約者
がいる部屋なので何もしない。予約者データが登録され
ていない場合には、ステップS98へと進む。
【0069】ステップS98においては、宿泊日数が有
る場合には(ステップS98のYES)、その宿泊日数
が「*」であるかを判断する(ステップS99)。宿泊
日数が「*」でない場合には(ステップS99のN
O)、表示日付から回数カウンタの値mに対応するm日
後を「到着日」と決定し(ステップS100)、宿泊日
数が「*」である場合には(ステップS99のYE
S)、表示日付から回数カウンタの値mに対応するm日
後を「連泊」と決定する(ステップS101)。そし
て、ステップS98おいて、宿泊日数が無いと確認する
と(ステップS98のNO)、表示日付から回数カウン
タの値mに対応するm日後を「空室」と決定する(ステ
ップS102)。
【0070】その後、経過日数カウンタ77の値k及び
回数カウンタの値mをそれぞれ1だけカウントアップし
て(ステップS103)、回数カウンタの値mが予約状
況表示日数から1引いた日数M(本実施の形態では4
[日後])を超えたか否かを判断する(ステップS10
4)。そして、超えていない場合には(ステップS10
4のNO)、ステップS97に戻り、上記と同様に処理
を行なう。
【0071】このようにして、表示日付,表示日付から
1〜4日後の順に予約状況をチェックする。そして、ス
テップS104において、回数カウンタの値mがMを超
えたとことを確認した場合には(ステップS104のY
ES)、処理を終了する。また、ステップS105にお
いて、経過日数カウンタ77の値kがKを超えたことを
確認した場合には(ステップS105のYES)、予約
ファイル42には経過日数カウンタ77の値kに対応す
る経過日数が無いので処理を終了する。以上が図17に
おけるステップS74の予約状況チェック処理の内容で
ある。
【0072】こうして、ステップS74において、部屋
キー座標メモリ62における各座標(x,y)エリア内
の部屋番号データに対応する各部屋の予約状況をチェッ
クしたならば、次に、記号情報設定テーブル52を参照
して、各部屋毎にその予約状況に対応した記号情報を取
得し、この記号情報を部屋キー座標メモリ62における
当該部屋の部屋番号データが格納された座標(x,y)
エリアに追加する(ステップS75)。
【0073】次に、部屋キー座標メモリ62における各
座標(x,y)エリア内のデータと、キーボタンイメー
ジ編集メモリ61内のイメージデータとから、利用・予
約状況表示画面をカラー表示器5に表示させる(ステッ
プS76)。即ち、部屋番号データが格納されている座
標(x,y)エリアに対応する画面位置にその部屋番号
を表示させるとともに該部屋番号を各々矩形状の枠で囲
って部屋キー31とする。また、部屋番号データに宿泊
者名データが付加されている場合には、その宿泊者名を
対応する部屋キー31の枠内に表示させる。また、部屋
番号に予約情報の記号情報が付加されている場合には、
その記号情報を対応する部屋キーの枠内に表示させる。
さらに、この部屋キー31の各枠内の色をそれぞれ対応
する座標(x,y)エリア内の色情報の色とする。そし
て、この部屋キー31とともに、キーボタンイメージ編
集メモリ61内のイメージデータによりファンクション
キー32,業務選択キー33及び表示日付領域34に表
示日付メモリ65に格納されている日付をそれぞれ表示
させることにより、利用・予約状況表示画面をカラー表
示器5に表示させる。ここに、表示手段の機能が実行さ
れる。
【0074】そして、フラグエリア78の利用状況表示
フラグF1を「0」にセットするとともにフラグエリア
78の表示日付変更フラグF2を「0」にセットして
(ステップS77)、この処理を終了する。一方、利用
状況表示フラグF1が「0」にリセットされた状態で予
約状況キーの入力を検知した場合には(ステップS71
のNO)、区分データメモリ64内の区分データを採用
して図15に示した部屋状況表示処理をステップS33
から実行する。
【0075】これにより、カラー表示器5に例えば図3
に示す利用状況表示画面が表示されていたときには、予
約状況キーの入力によって図4に示す利用・予約状況表
示画面に切替わり、図4に示す利用・予約状況表示画面
が表示されていたときには、予約状況キーの入力によっ
て図3に示す利用状況表示画面に切り替わる。以上で、
予約状況表示処理を終了する。
【0076】[表示日付変更処理]次に、表示日付変更処
理について、図13に示すメイン処理のステップS4に
おいてキー入力無しの場合(ステップS4のNO)つま
り利用状況表示画面が表示されている場合と、ステップ
S4においてキー入力が有りその後ステップS6におい
て予約状況表示処理が実行されて利用・予約状況表示画
面が表示された場合とに分けて説明する。
【0077】ステップS4においてキー入力無しの場合
(ステップS4のNO)つまり利用状況表示画面が表示
されている場合について説明する。図20に示すよう
に、まず、キー入力された表示日付が現在日付より前か
否かを判断する(ステップS111)。表示日付が現在
日付より前の日付であると判断すると(ステップS11
1のYES)、エラーとなる(ステップS114)。現
在日付以降であると判断すると(ステップS111のN
O)、キー入力された表示日付を表示日付メモリ65に
格納する(ステップS112)。ここに、基準日設定手
段の機能が実行される。そして、フラグエリア79の表
示日付変更フラグF2を「1」にセットし(ステップS
113)、図15に示す利用状況表示処理のステップS
33へ進む。
【0078】ステップS33を実行した後、ステップS
34へ進み、部屋キー座標メモリ62における各座標
(x,y)エリア内の部屋番号データに対応する各部屋
の利用状況を部屋状況ファイル43又は予約ファイル4
2のデータに基づくチェック処理を図16に示す利用状
況チェック処理に基づいて実行する。
【0079】前述したように、ステップS41を実行し
た後、ステップS42において表示日付と現在日付とが
一致しない、つまり表示日付が現在日付より後であると
判断した場合には(ステップS42のNO)、現在日付
から表示日付までの経過日数を経過日数カウンタの値k
に設定する(ステップS54)。そして、予約ファイル
42から該当部屋番号の予約データのうち予約状況に関
するデータ(予約番号)を読み出す(ステップS5
5)。予約番号が有れば(ステップS56のYES)、
利用状況を「予約済」と決定し(ステップS57)、予
約番号が無ければ(ステップS56のNO)、利用状況
を「空室」と決定する(ステップS58)。
【0080】こうして、ステップS34において、部屋
キー座標メモリ62における各座標(x,y)エリア内
の部屋番号データに対応する各部屋の利用状況をチェッ
クし、図15のステップS35以降の利用状況表示処理
を実行する。ステップS35を実行した後、フラグエリ
ア79の表示日付変更フラグF2を調べる(ステップS
36)。ここでは、フラグエリア79の表示日付変更フ
ラグF2には「1」が設定されているので(ステップS
36のNO)、ステップS39へ進む。そして、フラグ
エリア78の利用状況表示フラグF1を調べる(ステッ
プS39)。このときには、フラグエリア78の利用状
況表示フラグF1には、「1」が設定されているので
(ステップS39のYES)、ステップS37へと進
む。これにより、表示日付領域34によって指定された
日付における利用状況画面が表示される。
【0081】次に、ステップS4においてキー入力が有
り、その後、ステップS6において予約状況表示処理が
実行されて利用・予約状況表示画面が表示されている場
合について説明する。この場合にもステップS4におい
てキー入力無しの場合(ステップS4のNO)と同様
に、図20の表示日付変更処理のステップS111〜ス
テップS113を実行し、その後、図15に示す利用状
況表示処理のステップS33〜ステップS35を実行し
て、ステップS36を経てステップS39へ進む。ここ
では、フラグエリア78の利用状況表示フラグF1に
は、「0」が設定されているので(ステップS39のN
O)、図17に示す予約状況キー処理のステップS72
へ進み、部屋キー座標メモリ62における各座標(x,
y)エリア内の部屋番号毎に宿泊者名・予約者名データ
をチェックする(ステップS72)。
【0082】具体的には、まず、図18に示す宿泊者・
予約者名チェック処理のステップS81〜ステップS8
2を実行する。ステップS82において、表示日付メモ
リ65に格納されている日付が現在日付と一致しないと
判断した場合には(ステップS82のNO)、部屋キー
座標メモリ62における各座標(x,y)エリア内の部
屋番号データで予約ファイル42を検索して、該当部屋
番号データに対応する予約者名データをチェックする
(ステップS84)。この宿泊者・予約者名名チェック
処理をした後、図17のステップS73を実行する。そ
して、ステップS73を実行した後、ステップS74へ
進み、部屋キー座標メモリ62における各座標(x,
y)エリア内の部屋番号データで表示日付からM日後
(本実施の形態では4日後)までの予約状況をチェック
する。
【0083】具体的には、図19に示す予約状況チェッ
ク処理を実行する。ステップS91を実行し、ステップ
S92において表示日付が現在日付でないと判断すると
(ステップS92のNO)、現在日付から表示日付まで
の経過日数を経過日数カウンタ77の値kに設定する
(ステップS107)。そして、ステップS96以降の
予約状況チェック処理を実行する。
【0084】この予約状況処理で予約状況をチェックし
たならば、図17のステップS75以降の予約状況キー
処理を実行する。これにより、表示日付領域34によっ
て指定された日付における予約状況画面が表示される。
ここに、表示手段の機能が実行される。
【0085】なお、他のファンクションキー処理及び各
業務の処理は従来のフロント業務処理装置の場合と同様
であり、ここでは説明を省略する。
【0086】このように、本実施の形態のフロント業務
処理装置には、カラー表示器5が設けられているととも
に、当該宿泊施設における各部屋の部屋番号に対応して
その部屋の予約状況に関する情報(到着日,連泊,空
室)を記憶する予約ファイル42及び部屋状況ファイル
43が設けられている。そしてCPU9が、予約ファイ
ル42及び部屋状況ファイル43の記憶情報に基づいて
部屋毎に到着日,連泊,空室等の予約状況をチェック
し、カラー表示器5に、各部屋の部屋番号をマトリクス
状に配置して示すとともに、各部屋番号を個々に囲った
単一枠内に、表示日付に宿泊者又は予約者が有る場合に
はその枠内に宿泊者名又は予約者名を、無い場合には、
その枠内の部屋番号の部屋の予約状況を表示日付から4
日後まで記号表記させた利用・予約状況表示画面を表示
させるようにしている。
【0087】したがって、カラー表示器5に表示された
利用・予約状況表示画面を見ることにより、各部屋の基
準日における利用状況と基準日以降の予約状況とを確認
することができ、連泊の予約処理など未来の日付の予約
処理における残室照会業務が発生した際に、残室照会画
面を表示させずに残室照会ができるので、残室照会の能
率を向上させることができる。
【0088】また、カラー表示器5に表示させる各部屋
の利用状況と予約状況との基準日を指定することができ
るので、これにより、残室照会の能率を向上させること
ができる。
【0089】なお、本実施の形態では、画像表示器をカ
ラー表示器5とし、各部屋の利用状況を色で表示するよ
うにしたが、利用状況を表示する方法はこれに限定され
るものではなく、例えば利用状況を示す文字を該当する
部屋キー31の枠内に表示するようにしてもよい。これ
により、カラー表示をしない画像表示器においても各部
屋の利用状況を表示させることができる。
【0090】また、本実施の形態では、キーボード3の
キー入力によりカラー表示器5に表示させる各部屋の利
用状況及び予約状況の表示日付を指定したが、表示日付
を指定する方法はこれに限定されるものではなく、例え
ば、カラー表示器5の画面上に日付を選択的に表示させ
てタッチパネル4のタッチ入力によりその日付を選択す
ることによって、表示日付を指定するようにしてもよ
い。さらには、カラー表示器5の画面上に選択的に表示
させた日付をマウスなどのポインティングデバイスによ
って選択することによって、表示日付を指定するように
してもよい。
【0091】また、本実施の形態では、利用・予約状況
表示画面に表示させる各部屋の予約状況31cに記号情
報を用いて表示させたが、予約状況を表示させる方法は
これに限定されるものではなく、例えば、文字,絵文字
又は数字等であってもよい。さらには、予約状況を色情
報で設定して表示させてもよい。
【0092】また、本実施の形態では、基準日から4日
後までの予約状況を表示させたが、表示させる予約状況
の日数は、これに限定されるものではなく、残室照会業
務の実施態様に合わせて設定してよい。
【0093】また、本実施の形態では、画面に部屋番号
を小さい順にマトリクス状に配置したが、部屋番号の配
置は、これに限定されるものではなく、例えば、部屋番
号を大きい順に配置してもよい。
【0094】<第二の実施の形態>次に、本発明の第二
の実施の形態について図21及び図22に基づいて説明
する。また、必要に応じて図1〜図20も適宜用いる。
なお第一の実施の形態において説明した部分と同一部分
は同一符号で示し、説明も省略する。本実施の形態の基
本的な構成は、第一の実施の形態と同じであり、第一の
実施の形態との相違点は、利用・予約状況表示画面にお
いて、表示日付から6日後までの予約状況を全ての部屋
毎に表示させることである。
【0095】この利用・予約状況表示画面は、図21に
示すように、利用状況表示画面と同じ内容の情報に、各
部屋の宿泊者名,予約者名及び表示日付から6日後まで
の予約状況を部屋別に表示する利用・予約状況表示画面
であり、各部屋キー31の枠内に、対応する部屋の宿泊
客または予約客の氏名31bを表示させ、全部屋の各部
屋キー31の枠内には、表示日付から6日後までの予約
状況31cを部屋別に表示させる。ファンクションキー
32及び業務選択キー33のボタンイメージは第一の実
施の形態と変わらない。ここで、この利用・予約状況表
示画面に表示される各部屋の宿泊者名,予約者名は、利
用状況及び予約状況に関する情報の一部を構成してい
る。
【0096】このような、利用・予約状況表示画面を表
示させる為に、第一の実施の形態で図17に基づいて説
明した予約状況キー処理のうちステップS74で図19
に基づいて説明した予約状況チェック処理が第一の実施
の形態と異なっている。
【0097】この予約状況キー処理について説明する。
まず、この予約状況キー処理の前処理として、図13に
示すメイン処理のステップS4において、キー入力が有
り(ステップS3のYES)、そのキー入力が予約状況
キーによるものであると判断すると(ステップS5YE
S)、予約状況表示処理を実行する(ステップS6)。
【0098】具体的には、図17に示す予約状況キー処
理のステップS71〜ステップS73を実行した後、ス
テップS74へ進み、部屋キー座標メモリ62における
各座標(x,y)エリア内の部屋番号データで表示日付
からM日後(本実施の形態では6日後)までの予約状況
をチェックする。
【0099】具体的には、図22に示す予約状況チェッ
ク処理を実行する。この予約状況チェック処理では、表
示される全ての部屋に予約状況を表示する為に、第一の
実施の形態において図19で示した予約状況チェック処
理のうちステップS94とステップS107における処
理を実行しない、即ち、宿泊者又は予約者が存在しても
予約状況のチェック処理を実行する。このとき、ステッ
プS104においては、回数カウンタの値mが予約状況
表示日数から1引いた日数M(本実施の形態では6[日
後])を超えたか否かを判断する処理をする。
【0100】このようにして、指定日,指定日から1〜
6日後の順に予約状況をチェックする。そして、ステッ
プS104において、回数カウンタの値mがMを超えた
と判断した場合には(ステップS104のYES)、処
理を終了する。以上が図17におけるステップS74の
本実施の形態の予約状況チェック処理の内容である。
【0101】こうして、ステップS74において、部屋
キー座標メモリ62における各座標(x,y)エリア内
の部屋番号データに対応する各部屋の予約状況をチェッ
クしたならば、ステップS75以降の予約状況キー処理
を実行して、利用・予約状況表示画面をカラー表示器5
に表示させる。ここに、表示手段の機能が実行される。
【0102】このように、本実施の形態のフロント業務
処理装置では、CPU9が、予約ファイル42及び部屋
状況ファイル43の記憶情報に基づいて部屋毎に到着
日,連泊,空室等の予約状況をチェックし、カラー表示
器5に、各部屋の部屋番号をマトリクス状に配置して示
すとともに、その全ての枠内の部屋番号の部屋の予約状
況を表示日付から6日後まで記号表記させた利用・予約
状況表示画面を表示させるようにしている。
【0103】したがって、カラー表示器5に表示された
利用・予約状況表示画面を見ることにより、全部屋の基
準日における利用状況及び基準日以降の予約状況とを確
認することができ、連泊の予約処理など未来の日付の予
約処理における残室照会業務が発生した際に、残室照会
画面を表示させずに残室照会ができるので、残室照会の
能率を向上させることができる。
【0104】また、本実施の形態では、基準日から6日
後までの予約状況を表示させたが、表示させる予約状況
の日数は、これに限定されるものではなく、残室照会業
務の実施態様に合わせて設定してよい。
【0105】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、画像表示
器に表示された利用・予約状況表示画面を見ることによ
り、各部屋の基準日における利用状況と基準日以降の予
約状況とを確認することができ、連泊の予約処理など未
来の日付の予約処理における残室照会業務が発生した際
に、残室照会画面を表示させずに残室照会ができるの
で、残室照会の能率を向上させることができる。
【0106】請求項2記載の発明によれば、画像表示器
に各部屋の基準日における利用状況と基準日以降の予約
状況とが表示されるので、連泊の予約処理など未来の日
付の予約処理における残室照会業務が発生した際に、残
室照会画面を表示させずに残室照会ができるので、残室
照会の能率を向上させることができる。
【0107】請求項3記載の発明によれば、識別情報と
利用状況と予約状況とを囲った枠が画像表示機にマトリ
クス状に表示されるので、部屋毎の利用状況と予約状況
とを容易に確認することができる。
【0108】請求項4記載の発明によれば、基準日が現
在の日付であるので、予約無しで宿泊施設に来て連泊を
希望する宿泊客に対し、連泊が可能か否かの判断をすぐ
に行なうことができる。
【0109】請求項5記載の発明によれば、画像表示器
に表示させる各部屋の利用状況と予約状況との基準日を
指定することができるので、さらに、残室照会の能率を
向上させることができる。
【0110】請求項6記載の発明によれば、日付の切り
替え時刻を設定可能であるので、宿泊施設の営業態様に
合わせた日付の切り替えができ、宿泊施設における使い
勝手が向上する。
【0111】請求項7記載の発明によれば、画像表示器
に各部屋の基準日における利用状況と基準日以降の予約
状況とが表示されるので、連泊の予約処理など未来の日
付の予約処理における残室照会業務が発生した際に、残
室照会画面を表示させずに残室照会ができるので、残室
照会の能率を向上させることができる。
【0112】請求項8記載の発明によれば、識別情報と
利用状況と予約状況とを囲った枠が画像表示機にマトリ
クス状に表示されるので、部屋毎の利用状況と予約状況
とを容易に確認することができる。
【0113】請求項9記載の発明によれば、基準日が現
在の日付であるので、予約無しで宿泊施設に来て連泊を
希望する宿泊客に対し、連泊が可能か否かの判断をすぐ
に行なうことができる。
【0114】請求項10記載の発明によれば、画像表示
器に表示させる各部屋の利用状況と予約状況との基準日
を指定することができるので、さらに、残室照会の能率
を向上させることができる。
【0115】請求項11記載の発明によれば、日付の切
り替え時刻を設定可能であるので、宿泊施設の営業態様
に合わせた日付の切り替えができ、宿泊施設における使
い勝手が向上する。
【0116】請求項12記載の発明によれば、基準日を
指定でき、画像表示器に各部屋の基準日における利用状
況と基準日以降の予約状況とが表示されるので、連泊の
予約処理など未来の日付の予約処理における残室照会業
務が発生した際に、残室照会画面を表示させずに残室照
会ができるので、残室照会の能率を向上させることがで
きる。
【0117】請求項13記載の発明によれば、識別情報
と利用状況と予約状況とを囲った枠が画像表示機にマト
リクス状に表示されるので、部屋毎の利用状況と予約状
況とを容易に確認することができる。
【0118】請求項14記載の発明によれば、日付の切
り替え時刻を設定可能であるので、宿泊施設の営業態様
に合わせた日付の切り替えができ、宿泊施設における使
い勝手が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態のフロント業務処理
装置を概略的に示す斜視図である。
【図2】同実施の形態においてフロント業務処理装置の
ハードウェア構成を示すブロック図である。
【図3】同実施の形態においてカラー表示器に表示され
る各部屋の利用状況を表示する利用表示画面を示す正面
図である。
【図4】同実施の形態においてカラー表示器に表示され
る各部屋の利用状況,宿泊者名,予約者名及び表示日付
から4日後までの予約状況を部屋別に表示する利用・予
約状況表示画面を示す正面図である。
【図5】同実施の形態において部屋管理ファイルのファ
イル構造を示す模式図である。
【図6】同実施の形態において予約ファイルのファイル
構造を示す模式図である。
【図7】同実施の形態において部屋状況ファイルのファ
イル構造を示す模式図である。
【図8】同実施の形態において設定テーブルメモリを示
す模式図であって、(a)は、色情報設定テーブル、
(b)は、記号情報設定テーブルである。
【図9】同実施の形態においてデータメモリを示す模式
図であって、(a)は、キーボタンイメージ編集メモ
リ、(b)は、部屋キー座標メモリである。
【図10】同実施の形態においてデータメモリを示す模
式図であって、(a)は、部屋キーテーブルメモリ、
(b)は、区分データメモリである。
【図11】同実施の形態において表示日付メモリを示す
模式図である。
【図12】同実施の形態においてカウンタ及びフラグエ
リアを示す模式図である。
【図13】同実施の形態においてCPUが実行するメイ
ン処理を示すフローチャートである。
【図14】図13における部屋キーテーブル作成処理を
具体的に示すフローチャートである。
【図15】図13における利用状況表示処理を具体的に
示すフローチャートである。
【図16】図15における利用状況チェック処理を具体
的に示すフローチャートである。
【図17】図13における予約状況キー処理を具体的に
示すフローチャートである。
【図18】図17における宿泊者・予約者名チェック処
理を具体的に示すフローチャートである。
【図19】図17における予約状況チェック処理を具体
的に示すフローチャートである。
【図20】図13における表示日付変更処理を具体的に
示すフローチャートである。
【図21】本発明の第二の実施の形態のカラー表示器に
表示される各部屋の利用状況,宿泊者名,予約者名及び
表示日付から6日後までの予約状況を部屋別に表示する
利用・予約状況表示画面を示す正面図である。
【図22】同実施の形態において図17における予約状
況チェック処理を具体的に示すフローチャートである。
【図23】従来のフロント業務処理装置の画像表示器に
表示される利用状況表示画面を示す正面図である。
【図24】従来のフロント業務処理装置の画像表示器に
表示される残室照会画面を示す正面図である。
【符号の説明】
1 フロント業務処理装置 5 画像表示器(カラー表示器) 31a 識別情報(部屋番号) 31c 予約状況 42 記憶手段(予約ファイル) 43 記憶手段(部屋状況ファイル)

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 宿泊施設のフロント業務を処理するフロ
    ント業務処理装置において、 画像表示器に、各部屋の識別情報を示すとともに、各識
    別情報を個々に囲った単一枠内に、その枠内の識別情報
    に対応する部屋の基準日における利用状況と基準日以降
    の予約状況とを示す利用・予約状況表示画面を表示する
    ことを特徴とするフロント業務処理装置。
  2. 【請求項2】 宿泊施設のフロント業務を処理するフロ
    ント業務処理装置において、 画像表示器に、各部屋の識別情報を表示するとともに、
    各識別情報を個々に囲った単一枠内に、その枠内の識別
    情報に対応する部屋の基準日における利用状況と基準日
    以降の予約状況とを、記憶手段に記憶されている各部屋
    の識別情報に対応したその部屋の利用状況に関する情報
    とその部屋の予約状況に関する情報とを参照して表示さ
    せる表示手段を具備することを特徴とするフロント業務
    処理装置。
  3. 【請求項3】 前記表示手段は、前記識別情報をマトリ
    クス状に配置して前記画像表示器に表示させることを特
    徴とする請求項2記載のフロント業務処理装置。
  4. 【請求項4】 前記基準日は、現在の日付であることを
    特徴とする請求項2又は3記載のフロント業務処理装
    置。
  5. 【請求項5】 前記基準日となる日付の指定を受け付
    け、受け付けた日付を基準日として設定する基準日設定
    手段を具備することを特徴とする請求項2,3又は4記
    載のフロント業務処理装置。
  6. 【請求項6】 前記日付の切り替え時刻を設定可能であ
    ることを特徴とする請求項2,3,4又は5記載のフロ
    ント業務処理装置。
  7. 【請求項7】 宿泊施設のフロント業務を処理するコン
    ピュータにインストールされ、このコンピュータに、 画像表示器に、各部屋の識別情報を表示するとともに、
    各識別情報を個々に囲った単一枠内に、その枠内の識別
    情報に対応する部屋の基準日における利用状況と基準日
    以降の予約状況とを、記憶手段に記憶されている各部屋
    の識別情報に対応したその部屋の利用状況に関する情報
    とその部屋の予約状況に関する情報とを参照して表示さ
    せる表示機能を実行させることを特徴とする機械読み取
    り可能なフロント業務処理プログラム。
  8. 【請求項8】 前記表示機能は、前記識別情報をマトリ
    クス状に配置して前記画像表示器に表示させることを特
    徴とする請求項7記載のフロント業務処理プログラム。
  9. 【請求項9】 前記基準日は、現在の日付であることを
    特徴とする請求項7又は8記載のフロント業務処理プロ
    グラム。
  10. 【請求項10】 前記基準日となる日付の指定を受け付
    け、受け付けた日付を基準日として設定する基準日設定
    機能を実行させることを特徴とする請求項7,8又は9
    記載のフロント業務処理プログラム。
  11. 【請求項11】 前記日付の切り替え時刻を設定可能で
    あることを特徴とする請求項7,8,9又は10記載の
    フロント業務処理プログラム。
  12. 【請求項12】 宿泊施設のフロント業務を処理するフ
    ロント業務処理方法において、 基準日となる日付の指定を受け付け、受け付けた日付を
    基準日として設定する基準日設定ステップと、 画像表示器に、各部屋の識別情報を表示するとともに、
    各識別情報を個々に囲った単一枠内に、その枠内の識別
    情報に対応する部屋の前記基準日における利用状況と前
    記基準日以降の予約状況とを、記憶手段に記憶されてい
    る各部屋の識別情報に対応したその部屋の利用状況に関
    する情報とその部屋の予約状況に関する情報とを参照し
    て表示させる表示ステップと、を含むことを特徴とする
    フロント業務処理方法。
  13. 【請求項13】 前記表示ステップは、前記識別情報を
    マトリクス状に配置して前記画像表示器に表示させるこ
    とを特徴とする請求項12記載のフロント業務処理方
    法。
  14. 【請求項14】 前記日付の切り替え時刻を設定可能で
    あることを特徴とする請求項12又は13記載のフロン
    ト業務処理方法。
JP2001149857A 2001-05-18 2001-05-18 フロント業務処理装置、フロント業務処理プログラム及びフロント業務処理方法 Pending JP2002342496A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001149857A JP2002342496A (ja) 2001-05-18 2001-05-18 フロント業務処理装置、フロント業務処理プログラム及びフロント業務処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001149857A JP2002342496A (ja) 2001-05-18 2001-05-18 フロント業務処理装置、フロント業務処理プログラム及びフロント業務処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002342496A true JP2002342496A (ja) 2002-11-29

Family

ID=18994975

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001149857A Pending JP2002342496A (ja) 2001-05-18 2001-05-18 フロント業務処理装置、フロント業務処理プログラム及びフロント業務処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002342496A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010134823A (ja) * 2008-12-08 2010-06-17 Kenwood Corp 配信システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010134823A (ja) * 2008-12-08 2010-06-17 Kenwood Corp 配信システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008299762A (ja) 生産管理プログラム
JP2011018317A (ja) 住宅仕様確定支援システム
JP2002342496A (ja) フロント業務処理装置、フロント業務処理プログラム及びフロント業務処理方法
JPH10134251A (ja) 厨房用表示装置
JP4229430B2 (ja) 建物の仕様打ち合わせ支援システム
JP5111925B2 (ja) オーダ表示システム
JP2009199241A (ja) 発券機
JPH07319657A (ja) 画像形成装置
JPH10162060A (ja) 大容量表示機能を備えたハンディメニュー入力端末装置およびレストランオーダリングシステム
JPH10222340A (ja) 情報端末装置
JP3803321B2 (ja) 領収証作成装置
JP3889336B2 (ja) 宿泊施設におけるフロント業務処理装置
JP6140031B2 (ja) レシート付加情報設定装置、レシート付加情報設定方法およびレシート付加情報設定用プログラム
JP6349012B2 (ja) レシート付加情報設定装置
JP2002007726A (ja) 窓口呼出装置
JP3798779B2 (ja) フロント業務処理装置
JP2005108072A (ja) 表示装置、その商品関連データを作成する商品関連データ生成装置、そのプログラムおよび記録媒体
JP6819763B1 (ja) 宿泊施設利用管理システム、宿泊施設利用管理方法、及びプログラム
JP3390609B2 (ja) 領収証作成装置
JP4967293B2 (ja) 発券装置及び発券装置の制御方法
JP2012079224A (ja) Rfid受付システム
JPH01240060A (ja) 多品種商品の受発注システム及びこの受発注システムに用いる多機能電話装置
JP2005327001A (ja) 専用端末及びその画面制御方法
JPH1040292A (ja) 宿泊施設におけるフロント業務処理装置
JPH1040304A (ja) 宿泊施設におけるフロント業務処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040322

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051108

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060106

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060425