JP2002342479A - ネットワークを使用した診療予約システムおよび方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡便な手続きで、希望する病院の診療予約お
よびタクシーの予約を行い、患者の待ち時間を短縮する
ネットワークを使用した診療予約システムを提供する。 【解決手段】 患者自宅端末１０と、診療予約システム
サーバ２０と、複数の病院内予約受付システム３０と、
タクシー会社予約受付システム４０と、院外処方薬局端
末５０と、これらを相互に接続するネットワーク１００
とから構成され、診療予約システムサーバ２０を介して
病院内予約受付システム３０に対して診療予約を行い、
診療予約システムサーバ２０は、診療予約時間に間に合
うようにタクシー会社予約受付システム４０に対してタ
クシー予約を行い、病院内予約受付システム３０からの
処方箋情報を院外処方薬局端末５０に送信するようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを介
して病院等の診療予約を行うシステムおよび方法に関
し、特に、診療予約時間に合わせてタクシーの予約を行
い、処方箋を指定された院外処方薬局へ転送するシステ
ムおよび方法に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、病院で診療を受ける場合には、患
者等は、病院へ出向いて受付窓口にて受け付け手続きを
行い、次に、診療が自分の順番になるまで待合室で待機
し、医師等による診療を受ける。そして、医師によって
記された処方箋に基づいて調剤された薬を院内または院
外の薬局から受け取る。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、病院の
受け付け手続きが煩雑であり、受け付けに相当な時間が
かかる場合がある。そして診療の待ち時間が長時間にお
よぶ場合もあり、これらの時間が、病人への肉体的・精
神的負担になってしまうという問題がある。

【０００４】また、病院の受付窓口においては受け付け
事務の負担が大きくなってしまうという問題がある。例
えば午前中などの一定の時間に受け付け事務が集中する
場合には負担が大きい。

【０００５】さらに、病院の通院等にタクシーを使用す
る場合には、患者は、電話等を用いて所定の時間を指定
して自宅にタクシーを配車する必要があり、患者および
タクシー会社双方にとって手続きが煩雑であるという問
題がある。

【０００６】本発明の目的は、簡便な手続きで、希望す
る病院の診療予約およびタクシーの予約を行い、患者の
待ち時間を短縮することができるネットワークを使用し
た診療予約システムを提供することである。

【０００７】

【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、診療
を受けようとする患者が、ネットワークを介して希望す
る病院・診療科・診察時間等を予約し、かつ、前記診療
時間に間に合う時間帯に病院へのタクシー配送予約や院
外処方の薬局指定等を行なえるようにすることで、病院
窓口・診療科での手続きや待ち時間を短縮できるように
した。

【０００８】具体的には、本発明は、ユーザ端末，病院
予約受付システム，院外処方薬局端末およびタクシー会
社予約受付システムと所定のネットワークを介して接続
される診療予約端末を備えるネットワークを使用した診
療予約システムであって、前記診療予約端末は、少なく
ともユーザ自身の情報，希望病院および希望日時を含む
診療予約申込情報と院外処方薬局を指定する院外処方薬
局指定情報とを前記ユーザ端末から受信し、前記診療予
約申込情報を前記病院予約受付システムへ送信する予約
申込処理手段と、少なくとも予約日時を含む予約確定情
報を、前記病院予約受付システムから受信し、この受信
した予約確定情報を前記ユーザ端末へ送信する予約確定
処理手段と、前記病院予約受付システムから院外処方情
報を受信し、この院外処方情報を前記院外処方薬局指定
情報で指定された院外処方薬局の前記院外処方薬局端末
へ送信する院外処方情報処理手段を有するネットワーク
を使用した診療予約システムを含む。

【０００９】また、上記の場合において、前記予約申込
処理手段は、前記ユーザ端末から送信されたタクシー使
用情報をさらに受信し、前記診療予約端末は、前記受信
したタクシー使用情報に基づいて、前記タクシー会社予
約受付システムに対して、前記予約確定情報に含まれる
予約日時に配車が可能か否かの配車可否確認を行ってタ
クシーの予約を行うタクシー予約手段をさらに有するネ
ットワークを使用した診療予約システムを本発明は含
む。

【００１０】さらに、上記の場合において、前記タクシ
ー予約手段は、前記ユーザ自身の情報に含まれる住所情
報に基づいて、ユーザの自宅に最も近いタクシー会社か
ら順番に前記配車可否確認を行うようにした。

【００１１】また、上記２つの場合において、前記予約
申込処理手段は、前記ユーザ端末から送信された、時間
指定を伴う帰宅時のタクシー使用情報をさらに受信し、
前記タクシー予約手段は、前記少なくとも予約日時を含
む予約確定情報を前記病院予約受付システムから受信し
た場合には、前記受信した帰宅時のタクシー使用情報に
基づいて、前記タクシー会社予約受付システムに対し
て、前記時間指定された日時に配車が可能か否かの配車
可否確認を、予約された病院に最も近いタクシー会社か
ら順番に行うネットワークを使用した診療予約システム
も本発明に含まれる。

【００１２】さらに、上記システムの発明は、方法の発
明としても成立する。また、上記発明は、コンピュータ
に所定の機能を実現させるプログラムまたはそのプログ
ラムを記録した記録媒体としても成立する。

【００１３】本明細書における手段は、ハードウェア、
ソフトウェアまたはハードウェアおよびソフトウェアの
組み合わせにより実現可能である。

【００１４】また、１つの手段が有する機能が２つ以上
のハードウェア、ソフトウェアまたはハードウェアおよ
びソフトウェアの組み合わせにより実現されても、２つ
以上の手段の機能が１つのハードウェア、ソフトウェア
またはハードウェアおよびソフトウェアの組み合わせに
より実現されても良い。ハードウェアおよびソフトウェ
アの組み合わせによる実行は、所定のプログラムを有す
るコンピュータ・システムにおける実行が典型的な例で
ある。

【００１５】なお、本明細書においてタクシーとは、自
動車を用いて、顧客の求めに応じて顧客を運搬するサー
ビスを意味し、ハイヤーも含まれる。

【００１６】また、病院とは、診療所，助産所，総合病
院等全ての医療施設が含まれる意である。

【００１７】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。

【００１８】図１は、本発明の実施の形態に係るネット
ワークを使用した診療予約システムの構成を示すブロッ
ク図である。図１に示すように、本発明の実施の形態に
係るネットワークを使用した診療予約システムは、患者
自宅端末１０と、診療予約システムサーバ２０と、複数
の病院内予約受付システム３０と、タクシー会社予約受
付システム４０と、院外処方薬局端末５０と、これらを
相互に接続するインターネット等のネットワーク１００
とから構成される。

【００１９】患者自宅端末１０は、パーソナルコンピュ
ータ等の情報処理装置であり、ネットワーク１００にて
（診療予約システムサーバ２０によって）提供されてい
る診療予約情報にアクセスし、その情報を画面に表示す
る機能を備えている。

【００２０】ここで、診療予約情報とは、例えば各病院
の場所・診療科目・営業時間・各診療科の診察時間の空
き状況等診療を予約する為の判断材料となる情報や、院
外処方薬局を指定する為の（院外処方薬局の）住所や営
業時間等の情報である。

【００２１】患者自宅端末１０は、希望する病院・診療
科・日時・自分の住所氏名・保険の種類や番号・指定す
る院外処方薬局名・タクシーを使用するか否か等の情報
を、ネットワーク１００を介して診療予約システムサー
バ２０に送り、（診療予約システムサーバ２０から）予
約の確定情報および予約番号、タクシー会社名および配
車時間等の情報を受け取り、表示する機能を有する。

【００２２】診療予約システムサーバ２０は、診療を提
供する病院、院外処方を受け付ける薬局およびタクシー
会社に接続され、サーバー等の情報処理装置を有する。

【００２３】診療予約システムサーバ２０は、各病院の
予約受付システム３０および院外処方薬局端末５０から
の情報を受け取り、該情報を患者自宅端末１０へ送信す
る機能と、該情報に基づいて患者自宅端末１０が予約
（入力）した予約情報を受け取り、そのデータを各病院
内予約受付システム３０へ送り、その結果得られた予約
確定情報や予約時間Ｚおよび予約番号を患者自宅端末１
０へ返信する機能を有する。

【００２４】更に、患者がタクシーにて予約した病院へ
行く場合は前記予約時間帯Ｚに間に合うように、予め登
録されたタクシー会社に患者の自宅へ配車依頼し、タク
シー会社名と配車時間とを患者自宅端末１０へ送信する
機能を有する。

【００２５】また、診療終了後各病院からの院外処方情
報（処方箋データ，予約番号等）を得て、患者の希望し
た（予約した）院外処方薬局端末５０へ、院外処方情報
を送信する機能を有する。

【００２６】各病院内予約受付システム３０は、自病院
の住所や診療科目・診療空き時間（予約可能時間）等の
情報を診療予約システムサーバ２０へ送り、患者自宅端
末１０から送られてきた予約情報を基に受付を行ない、
予約確定情報や予約番号および予約時間Ｚあるいは予約
失敗情報を診療予約システムサーバ２０へ送出する機能
を有する。

【００２７】更に、診療が終了した時点で院外処方箋情
報と患者を特定する為の予約番号情報等とを診療予約シ
ステムサーバ２０へ送出する機能を有する。なお、各病
院内予約受付システム３０は、ワークステーション，汎
用コンピュータ等の情報処理装置を備える構成とするこ
とができる。

【００２８】タクシー会社予約受付システム４０は、診
療予約システムサーバ２０から送られてきた予約情報
（例えば患者の自宅住所，電話番号，予約日時等）をも
とに受けつけを行ない、予約確定情報と予約番号等の情
報を診療予約システムサーバ２０へ返信する機能を有
し、更に指定された予約時間Ｚに間に合うように患者の
自宅にタクシーを配車する機能を有する。なお、タクシ
ー会社予約受付システム４０は、ワークステーション，
汎用コンピュータ等の情報処理装置を備える構成とする
ことができる。

【００２９】院外処方薬局端末５０は、パーソナルコン
ピュータ等の情報処理装置で構成される。院外処方薬局
端末５０は、診療予約システムサーバ２０から送られて
きた院外処方箋データや予約番号等の情報を受け取り、
表示する機能および受け取った事を確認する情報を（受
け取り確認）を診療予約システムサーバ２０へ返信する
機能を有する。

【００３０】（実施の形態の動作）次に本実施の形態の
動作について図面を参照して詳細に説明する。ここで、
図２および図３は、本実施の形態の動作を説明する流れ
図である。

【００３１】患者は患者自宅端末１０を操作し、ネット
ワークを介して診療予約システムサーバ２０をアクセス
して、予約画面を表示する（ステップ１）。

【００３２】表示された画面は、診療予約と病院にタク
シーを使用するかどうかを選択する内容で構成されてい
る。患者は表示されたメニューの中から次の手順で予約
する。

【００３３】（診療予約）：まず診療予約を選択すると
診療予約システムサーバ２０に登録されている全ての病
院名・住所・診療科目・診察空き時間・電話番号およ
び、院外処方受付薬局の名前・住所・営業日時・連絡電
話番号等の情報が表示される。

【００３４】患者は希望する病院３０と診療科目・希望
日時および院外処方薬局５０を選択し、更に患者自身の
情報（氏名住所・生年月日・保険の種類・保険番号・性
別・電話番号等）を入力して（ステップ２）ネットワー
ク１００を介して診療予約システムサーバ２０に送信す
る（ステップ３）。

【００３５】診療予約システムサーバ２０は、受け取っ
た情報をもとに患者の希望する病院の予約受付システム
３０へ該情報を送信する（ステップ４）。

【００３６】指定された病院の予約システム３０（図１
のうち一つの病院）は、受け取った情報をもとに受けつ
けを行ない、予約を受けた時は予約確定情報（ここでは
予約日時等を含む）と予約番号を、受付出来なかったと
きは予約失敗の情報を診療予約システムサーバ２０へ送
信する（ステップ５）。

【００３７】診療予約システムサーバ２０は該情報をネ
ットワーク１００を介して患者自宅端末１０へ返送す
る。

【００３８】予約失敗の場合は、患者は別の病院（また
は他の希望時間）を指定して上記の操作を繰り返し、希
望する予約を獲得する。

【００３９】病院の予約を得た後、該病院へタクシーに
て行く場合は次の手順で予約する。なお、タクシーを使
用しない場合は以下のタクシー予約の動作は実施しな
い。

【００４０】（タクシー予約）：上記メニューの中でタ
クシー予約（タクシーを使用する）を選択してある場
合、診療予約システムサーバ２０は予め登録されている
全てのタクシー会社の中で患者の自宅に一番近いタクシ
ー会社から順番に前記予約時間Ｚに患者の自宅に配車可
能かどうかを自動的に確認する（ステップ６）。

【００４１】例えば、予約時間，患者の住所等を用いて
患者の自宅から一番目に近いタクシー会社に問合せを行
い、一番目のタクシー会社から配車が不可能であると返
答があった場合は二番目のタクシー会社に問い合わせる
といった手順で自動的にタクシー会社を選択し、ネット
ワーク１００を介して患者自宅端末１０にタクシー会社
名と配車時間を送付する（ステップ７）。

【００４２】タクシー会社予約受付システム４０は、診
療予約システムサーバ２０から送られてきた予約情報
（例えば患者の自宅住所，電話番号，予約日時等）をも
とに受けつけを行ない、指定された予約時間に間に合う
ように患者の自宅にタクシーを配車する。

【００４３】次に患者が病院での診察を終えた後につい
て記述する。（院外処方）：患者が病院での診察が終わ
り、処方箋が決定すると、（該情報は）病院内予約受付
システム３０（図１の内の一つの病院）から、予約番号
・処方箋データ・院外処方薬局名および受付確認用のデ
ータが診療予約システムサーバ２０へ送られる（ステッ
プ８）。

【００４４】診療予約システムサーバ２０は該情報をも
とに、該当する院外処方薬局端末５０に処方箋データ等
を送る（ステップ９）。

【００４５】院外処方薬局は該情報を院外処方薬局端末
５０で受け取り、調剤を行なって患者からの引き取りを
待つ。また受け取った情報の中にある受付確認を診療予
約システムサーバ２０へ送出する（ステップ１０）。

【００４６】診療予約システムサーバ２０は該データ
（受付確認）を病院内予約受付システム３０へ返送して
本発明は終了する（ステップ１１）。

【００４７】（他の実施の形態）本発明は、上記の実施
の形態に限られるものではない。例えば他の実施の形態
として、病院からの帰宅時のタクシー予約を行う構成と
してもよい。

【００４８】具体的には、診療予約システムサーバ２０
から患者自宅端末１０へ送信される予約画面には、帰宅
時にタクシーを使用するか否かの選択欄が設けられる。

【００４９】患者は、患者自宅端末１０を用いて、帰宅
時のタクシーの使用を選択し、希望日時を指定する。

【００５０】病院内予約システム３０から予約確定情報
を受信した診療予約システムサーバ２０は、診療が予約
された病院の住所に基づき、登録されたタクシー会社を
対象として、診療が予約された病院に最も近いタクシー
会社から順番に患者の希望日時に配車可能か否か確認
し、帰宅時のタクシー予約を行う。

【００５１】このようにすることにより、患者は、病院
からの帰宅時にタクシーを手配する労力を省くことがで
き、タクシーの待ち時間を解消することができる。

【００５２】また、タクシー会社は、各病院で必要とさ
れるタクシーの台数を予め把握することができ、計画的
な配車を行うことができる。

【００５３】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第一の効果は、患者が自宅に居ながら病院を選択して予
約する事で、病院へ到着してからの受付・待ち時間等の
時間が短縮され、病人への肉体的・精神的負担が大幅に
軽減される事が顕著である。

【００５４】第二の効果は、病院側での受け付け事務が
簡素化（保険証の実物確認程度）され、受付窓口の負荷
が軽減される事が顕著である。

【００５５】第三の効果は、診察時間が予約によって確
定する事で、通院の為の交通手段（タクシー）の配車予
約時間が決まり、タクシー会社は患者の住所・電話番号
のデータを元に指定された時間に自動的に配車が可能と
なる。これにより、患者・タクシー会社双方共に電話等
による確認連絡の負荷が軽減できると共に、タクシーの
予約を忘れてしまうことを防止することができる。

【００５６】第四の効果は、患者が指定した院外処方薬
局に予め処方箋情報を送信できるので、院外処方薬局に
おける患者の待ち時間を短縮することができる。また、
患者が指定した院外処方薬局で薬を受け取れるため、患
者は特定の院外処方薬局に処方情報を蓄積することもで
きる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施の形態に係るネットワークを使用
した診療予約システムの構成を示すブロック図である。

【図２】本実施の形態の動作を説明する流れ図である。

【図３】本実施の形態の動作を説明する流れ図である。

【符号の説明】

１０ 患者自宅端末 ２０ 診療予約システムサーバ ３０ 病院内予約受付システム ４０ タクシー会社予約受付システム ５０ 院外処方薬局端末 １００ ネットワーク

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】ユーザ端末，病院予約受付システム，院外
   処方薬局端末およびタクシー会社予約受付システムと所
   定のネットワークを介して接続される診療予約端末を備
   えるネットワークを使用した診療予約システムであっ
   て、 前記診療予約端末は、 少なくともユーザ自身の情報，希望病院および希望日時
   を含む診療予約申込情報と院外処方薬局を指定する院外
   処方薬局指定情報とを前記ユーザ端末から受信し、前記
   診療予約申込情報を前記病院予約受付システムへ送信す
   る予約申込処理手段と、 少なくとも予約日時を含む予約確定情報を、前記病院予
   約受付システムから受信し、この受信した予約確定情報
   を前記ユーザ端末へ送信する予約確定処理手段と、 前記病院予約受付システムから院外処方情報を受信し、
   この院外処方情報を前記院外処方薬局指定情報で指定さ
   れた院外処方薬局の前記院外処方薬局端末へ送信する院
   外処方情報処理手段を有するネットワークを使用した診
   療予約システム。
2. 【請求項２】前記予約申込処理手段は、前記ユーザ端末
   から送信されたタクシー使用情報をさらに受信し、 前記診療予約端末は、前記受信したタクシー使用情報に
   基づいて、前記タクシー会社予約受付システムに対し
   て、前記予約確定情報に含まれる予約日時に配車が可能
   か否かの配車可否確認を行ってタクシーの予約を行うタ
   クシー予約手段をさらに有する請求項１に記載のネット
   ワークを使用した診療予約システム。
3. 【請求項３】前記タクシー予約手段は、前記ユーザ自身
   の情報に含まれる住所情報に基づいて、ユーザの自宅に
   最も近いタクシー会社から順番に前記配車可否確認を行
   う請求項２に記載のネットワークを使用した診療予約シ
   ステム。
4. 【請求項４】前記予約申込処理手段は、前記ユーザ端末
   から送信された、時間指定を伴う帰宅時のタクシー使用
   情報をさらに受信し、 前記タクシー予約手段は、前記少なくとも予約日時を含
   む予約確定情報を前記病院予約受付システムから受信し
   た場合には、前記受信した帰宅時のタクシー使用情報に
   基づいて、前記タクシー会社予約受付システムに対し
   て、前記時間指定された日時に配車が可能か否かの配車
   可否確認を、予約された病院に最も近いタクシー会社か
   ら順番に行う請求項２または３に記載のネットワークを
   使用した診療予約システム。
5. 【請求項５】ユーザ端末，病院予約受付システム，院外
   処方薬局端末およびタクシー会社予約受付システムと所
   定のネットワークを介して接続される診療予約端末を備
   えるネットワークを使用した診療予約システムにおい
   て、 前記診療予約端末の予約申込処理手段が、少なくともユ
   ーザ自身の情報，希望病院および希望日時を含む診療予
   約申込情報と院外処方薬局を指定する院外処方薬局指定
   情報とを前記ユーザ端末から受信し、前記診療予約申込
   情報を前記病院予約受付システムへ送信するステップ
   と、 前記診療予約端末の予約確定処理手段が、少なくとも予
   約日時を含む予約確定情報を、前記病院予約受付システ
   ムから受信し、この受信した予約確定情報を前記ユーザ
   端末へ送信するステップと、 前記診療予約端末の院外処方情報処理手段が、前記病院
   予約受付システムから院外処方情報を受信し、この院外
   処方情報を前記院外処方薬局指定情報で指定された院外
   処方薬局の前記院外処方薬局端末へ送信するステップと
   を含むネットワークを使用した診療予約方法。
6. 【請求項６】前記予約申込処理手段は、前記ユーザ端末
   から送信されたタクシー使用情報をさらに受信し、 前記診療予約端末のタクシー予約手段が、前記受信した
   タクシー使用情報に基づいて、前記タクシー会社予約受
   付システムに対して、前記予約確定情報に含まれる予約
   日時に配車が可能か否かの配車可否確認を行ってタクシ
   ーの予約を行うステップをさらに含む請求項５に記載の
   ネットワークを使用した診療予約方法。
7. 【請求項７】前記タクシー予約手段は、前記ユーザ自身
   の情報に含まれる住所情報に基づいて、ユーザの自宅に
   最も近いタクシー会社から順番に前記配車可否確認を行
   う請求項６に記載のネットワークを使用した診療予約方
   法。
8. 【請求項８】コンピュータを、少なくともユーザ自身の
   情報，希望病院および希望日時を含む診療予約申込情報
   と院外処方薬局を指定する院外処方薬局指定情報とタク
   シー使用情報とを所定のユーザ端末から受信し、前記診
   療予約申込情報を所定の病院予約受付システムへ送信す
   る予約申込処理手段、 少なくとも予約日時を含む予約確定情報を、前記病院予
   約受付システムから受信し、この受信した予約確定情報
   を前記ユーザ端末へ送信する予約確定処理手段、 前記受信したタクシー使用情報に基づいて、所定のタク
   シー会社予約受付システムに対して、前記予約確定情報
   に含まれる予約日時に配車が可能か否かの配車可否確認
   を行ってタクシーの予約を行うタクシー予約手段、 前記病院予約受付システムから院外処方情報を受信し、
   この院外処方情報を前記院外処方薬局指定情報で指定さ
   れた院外処方薬局の院外処方薬局端末へ送信する院外処
   方情報処理手段として機能させるためのプログラム。