JP2002341964A - コンピュータ装置、電気機器、筐体およびカバー - Google Patents

コンピュータ装置、電気機器、筐体およびカバー

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JP2002341964A JP2001133511A JP2001133511A JP2002341964A JP 2002341964 A JP2002341964 A JP 2002341964A JP 2001133511 A JP2001133511 A JP 2001133511A JP 2001133511 A JP2001133511 A JP 2001133511A JP 2002341964 A JP2002341964 A JP 2002341964A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デザイン性を損なうことなく、またそのサイ
ズあるいは操作の制約を受けることなく、その周囲から
の通気孔への液体の浸入を阻止または抑制することので
きるコンピュータ装置を提供する。 【解決手段】 通気孔6の周囲に額縁状の塗装膜7a,
7bを施す。この塗装膜7a,7bと筐体3を構成する
材料との濡れ性が相違する。例えば、塗装膜7a,7b
の水に対する接触角を筐体3を構成する材料よりも大き
くすると、塗装膜7bの外側に水を溢した場合に、塗装
膜7bの存在により通気孔6方向への流動が妨げられ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナル・コン
ピュータ(PC)をはじめとする内部に液体の浸入を望
まない電気機器に関し、特に液体の電気機器内への侵入
を阻止しまたは低減する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】PCをはじめとする電気機器は、当該電
気機器としての機能を発揮するための電気/電子部品
と、電気/電子部品を収容する筐体(あるいはカバー)
とを構成要素とする。電気/電子部品は、周知のように
水分を嫌う。したがって、電気/電子部品を収容する筐
体内部は外部と完全に封止されることが望ましい。とこ
ろが、電気機器によっては、その機能上、筐体内部を完
全に封止することができず、筐体内部と外部とを連通す
る孔を形成する場合がある。例えば、筐体内部にファン
を設けている場合には、筐体に通気孔あるいは排気孔と
呼ばれる貫通孔(以下、通気孔と称する)が形成され
る。当然のことながらこの通気孔を封止することはでき
ない。したがって、この通気孔から液体が内部に浸入す
ることが想定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】例えば、特開平8−2
03365号公報には、防湿処理の施された通信機器が
開示されている。この通信機器は、通気孔を形成した機
器本体の裏内面に吸水性シートを貼り付けるとともに、
通気孔に水分の浸入を防止するが空気の流通を許容する
防水シートを取り付けた構造を有している。この特開平
8−203365号公報に開示された通信機器のよう
に、通気孔が単純に空気の流通ができればよいというレ
ベルのものであれば、通気孔に水分の浸入を防止するが
空気の流通を認める防水シートを取り付けた構造を採用
することができる。ところが、このような防水シート
は、一般に密度が高いために、ファンを運転させた場合
に要求される通気性を満足することができない。つま
り、水分の浸入を防止するが空気の流通を認める防水シ
ートを、ファンのための通気孔に採用することが難しい
場合がある。
【0004】例えば、ノート型PCを使用中に、飲んで
いるコーヒーをユーザが不注意によって溢すことがあ
る。通気孔の周囲に溢したコーヒーが通気孔に浸入する
おそれがある。通気孔の周囲に3次元的な障壁を形成す
ることにより、このようなコーヒー等の液体の浸入を防
止することが期待できる。しかし、通気孔への液体の浸
入を防止するためには、3次元的な障壁の高さを数mm
にする必要があることから、ノート型PCのデザイン性
を損なう場合がある。また、ノート型PCのサイズある
いは操作の観点からこのような3次元的な障壁を設ける
ことを嫌う場合もある。したがって、本発明はデザイン
性を損なうことなく、またそのサイズあるいは操作の制
約を受けることなく、その周囲からの通気孔への液体の
浸入を阻止または抑制することのできるコンピュータ装
置、電気機器の提供を課題とする。また、本発明はその
ような電気機器に好適な筐体あるいはカバーの提供を課
題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】近年、撥水性あるいは親
水性の物質が脚光を浴びている。例えば、衣服に対して
撥水処理を施すことにより衣服に防水性を付与すること
が知られている。一方で、例えば特開2000−309
068号公報に開示されるように、親水性フィルムを所
定の個所に貼り付けることにより、流滴性、防曇性、防
汚性を付与することも知られている。ノート型PCに形
成された通気孔の周囲に撥水性の物質を塗布することに
より、通気孔の周囲にコーヒー等の水分を溢した際の通
気孔への浸入を阻止しようと当業者であれば試みるであ
ろう。撥水性の物質は、前述した3次元的な障壁に比べ
て極めて薄く形成することができる利点があるからであ
る。ところが、撥水性物質上の水分は撥水性物質上から
退避するであろうが、通気孔に向かって進行する可能性
を否定できない。つまり、撥水性の物質を通気孔の周囲
に塗布しただけでは、本発明の課題を解決することは困
難である。これは、親水性の物質を通気孔の周囲に塗布
した場合も同様である。
【0006】本発明者は、水分の浸入を嫌う部分、典型
的には通気孔の周囲に水分が存在する場合に、通気孔へ
の浸入を阻止または低減できるようにその水分の流れを
制御することを検討した。固体表面上の液体の流動は、
固体表面の濡れ性に大きな影響を受ける。特に、液体に
対する濡れ性が大きく変動する境界が存在する場合、そ
の境界において液体の表面張力は他の部分と異なる。こ
の性質を利用して、液体の移動を制御することが可能と
なる。より詳しくは、濡れ性の異なる境界を形成し、こ
の境界によって液体の浸入を防ぎたい方向に対する液体
の流動性を低下させる。そして、濡れ性の異なる境界を
形成するには、濡れ性の異なる物質を交互に配置すれば
よく、3次元的な障壁を設ける場合に比べて、物理的な
寸法の変動を極めて微小にすることができる。本発明は
以上の事項を基礎とするコンピュータ装置であって、入
力手段としてのキーボードを配設した装置本体と、前記
装置本体の操作内容による画像を表示する表示部と、を
備え、前記装置本体には装置本体内部と外部とを連通す
る通気孔が形成され、第1の濡れ性を有する第1の領域
と前記第1の領域と異なる第2の濡れ性を有する第2の
領域とを交互に配置した液体流れ制御構造を前記通気孔
の周囲を取り囲むように前記装置本体に設けることを特
徴とする。
【0007】本発明の適用対象はコンピュータ装置に限
定されず、電気機器に広く適用することができる。すな
わち本発明の電気機器は、外部に露出する表面部と内部
に所定の収容空間とを有する筐体と、前記筐体の収容空
間内に収容される電気および/または電子部品と、を有
し、前記筐体は、前記収容空間と外部とを連通する通気
孔と、前記表面部の前記通気孔の周囲に形成されるとと
もに、第1の濡れ性を有する第1の領域と前記第1の領
域と異なる第2の濡れ性を有する第2の領域とを交互に
配置した液体流れ制御構造と、を備えることを特徴とす
る。本発明のコンピュータ装置、電気機器は、その筐体
に通気孔を有している。この通気孔は、当該電気機器の
機能上必要な場合に限らず、デザイン的な要求によって
形成される場合をも包含する。そして、この通気孔は電
気および/または電子部品を収容する収容空間と外部と
を連通するから、外部でユーザが溢したコーヒー等の水
分がこの通気孔を介して収容空間に浸入するおそれがあ
る。ところが、本発明のコンピュータ装置、電気機器
は、通気孔の周囲に、第1の濡れ性を有する第1の領域
と前記第1の領域と異なる第2の濡れ性を有する第2の
領域とを交互に配置した液体流れ制御構造を有している
ため、筐体の表面部を通気孔に向かって液体が進行して
もこの液体流れ制御構造によってその進行を妨げること
ができる。例えば、液体流れ制御構造に対して垂直な方
向から液体が進行しても、液体流れ制御構造に接触する
とその向きを直角に変えることにより通気孔への液体の
浸入を防止、または抑制することができる。本発明にお
いて、通気孔が形成される位置によってその効果が一層
発揮されることがある。例えば、他の部材を載せること
が多い場所、ひっくり返して底面となる場所あるいは他
の部材がスライドする場所等、他の部材と接触する面に
通気孔が形成されている場合に、本発明はより有効であ
る。つまり、このような場合に通気孔の周囲に凹凸を形
成すると、載せた他の部材が不安定となるし、凸部分に
他の部材が載ることにより、該凸部に応力が集中した
り、該凸部周辺や他の部材の該凸部と接触する付近にお
いて加重に応じてせん断力が発生してしまうことが予想
される。また、他の部材のスライドについては、スムー
ズなスライド動作が得られなくなり、かつ摩擦抵抗が増
加することが予測される。これに対して本発明は、以上
のような不具合を生ずる凹凸を形成する必要がない。つ
まり、本発明は、前記通気孔が前記筐体本体の一つの表
面に形成され、前記電気機器は、前記一つの表面に他の
表面を有する他の部材が前記一つの表面と前記他の表面
のうち少なくとも前記通気孔の近傍の領域において応力
を生じ得る態様で接触した第1の状態と、前記他の表面
を有する他の部材と接触していない第2の状態の少なく
とも2種類の状態で用いられる形態とすることにより、
その効果をより有効に享受することができる。
【0008】本発明の電気機器において、第1の領域お
よび第2の領域を形成する態様は種々存在する。もっと
も、本発明は物理的な寸法の変動を微小にすることが重
要であるから、その範疇において第1の領域および第2
の領域を形成することが望まれる。例えば、第1の濡れ
性を有するフィルムを第1の領域に貼り付け、また第2
の濡れ性を有するフィルムを第2の領域に貼り付けるこ
とにより、液体流れ制御構造を形成することができる。
フィルムを用いることなく、塗料を塗布するという形態
も採用することができる。以上のように、第1の領域お
よび第2の領域に対応するフィルムを貼り付け、または
塗料を塗布する形態のほかに、筐体を構成する材料自体
を第1の領域に利用することもできる。つまり、本発明
の電気機器においては、筐体を構成する材料を第1の領
域に用い、筐体を構成する材料とは異なる材料を第2の
領域に用いることができる。この場合には、第2の領域
に対応する材料のみをフィルムとして貼り付け、または
塗料を塗布すれば足りるので、製造が容易であるととも
にコスト低減にも寄与することができる。
【0009】以上では、第1の領域および第2の領域を
異なる材料で構成することについて説明したが、本発明
では第1の領域および第2の領域を同一の材料から構成
することもできる。一般には、同一の材料の濡れ性は一
致する。なお、濡れ性は、接触角で評価することができ
る。ところが、これは同一の表面性状を有していること
を前提とするものであり、例えば表面粗さが異なれば、
同一の材料であっても接触角が異なることになる。本発
明はこのように表面性状を異ならしめることにより、同
一の材料で第1の領域および第2の領域を形成すること
を包含する。最も簡便な手法として、筐体の前記通気孔
の周囲に表面粗さの異なる第1の領域および第2の領域
を形成する。つまり本発明の電気機器において、第1の
領域および第2の領域は、筐体を構成する材料から構成
され、第1の領域と第2の領域は、互いに異なる表面粗
さを有することによっても所定の効果を発揮することが
できる。電気機器の筐体がプラスチックの射出成型によ
って製造される場合には、第1の領域および第2の領域
に対応する射出成型用金型の部位の表面粗さを異なるも
のとしておけばよい。この態様は、金型の表面粗さを所
定に設定すれば、その後に第1領域および第2領域を形
成するための特別の工程を付加する必要がないという製
造工程上の利点がある。なお、接触角とは、ある面上に
置かれた液滴表面の、面との接触個所の接線と面とのな
す角度をいうが、本願明細書中でも同義で用いる。そし
て、接触角は液滴の種類によって変わりうるものである
が、本願明細書中で、接触角が異なる、という場合には
同一の液滴に対する接触角が異なることを意味する。
【0010】さて、本発明の電気機器において、通気孔
の周囲に液体流れ制御構造を形成するが、その位置は筐
体における通気孔の形状、形成位置等によって適宜定め
ればよい。通気孔が、その周囲の全方向から液体が浸入
することができる場合には、液体流れ制御構造を通気孔
の周囲を取り囲むように形成することが望ましい。しか
し、周囲を取り囲む形態に限定されない。また、液体流
れ制御構造を通気孔からどの程度の距離に形成するか
も、通気孔の形状、形成位置等によって適宜定めればよ
い。本発明の電気機器は、前述のように第1の領域およ
び第2の領域をフィルムの貼り付け、塗料の塗布、表面
性状の調整によって形成することができる。したがっ
て、第1の領域および第2の領域は、その周囲における
筐体表面部と実質的に同一の高さとすることができるか
ら、当該電気機器のデザイン性を損なうことなく通気孔
に対する液体の侵入を防止又は抑制することができる。
本発明の液体流れ制御構造は、第1の濡れ性を有する第
1の領域と前記第1の領域と異なる第2の濡れ性を有す
る第2の領域とを交互に配置するが、配置する数にも制
限はない。第1の濡れ性を有する第1の領域と前記第1
の領域と異なる第2の濡れ性を有する第2の領域とを1
セットとすると、基本的には少なくともこの1セットを
有していれば良いが、2セット、3セット有していても
良い。また、第1の領域、第2の領域、第1の領域とい
うように1.5セットとでも言うべき形態とすることを
も包含している。
【0011】以上では本発明を電気機器に適用した例に
ついて説明した。しかし、本発明は電気機器のみなら
ず、電気機器のほかに内部に液体の進入を本来は阻止し
たいが何らかの理由により液体の浸入を不可避的に許容
する流路が形成された筐体に対して普遍的に適用するこ
とができる。したがって本発明は、内部に所定の収容空
間を有する筐体本体と、前記収容空間への水分の浸入を
不可避的に許容する水分浸入許容流路と、前記水分浸入
許容流路の近傍にストライプ状に形成されるとともに濡
れ性が変動する濡れ性変動境界、とを備えたことを特徴
とする筐体を提供する。前述したように、液体に対する
濡れ性が大きく変動する境界が存在する場合、その境界
において液体の表面張力は他の部分と異なり、この性質
を利用して、液体の流動を制御することが可能となる。
そこで、本発明の筐体は、水分浸入許容流路の近傍にス
トライプ状に濡れ性が変動する濡れ性変動境界を形成し
た。ここで、濡れ性変動境界はストライプ状に形成され
ているが、これは水分浸入許容経路の近傍に複数の濡れ
性変動境界が存在することを意味する。したがって、水
分浸入許容経路への水分の浸入を抑制する機能が強化さ
れる。このような濡れ性変動境界は、異なる濡れ性を有
する領域を隣接配置することにより形成することができ
る。ここで、水分浸入許容経路は、前述した通気孔を包
含する概念であることはもちろんであるが、通気孔に限
らず、筐体内部への水分の浸入が不可避的に認められる
経路一般を包含する。特に、貫通した孔に限定されず、
液体を透過しにくい例えばフィルタが取り付けられた通
気孔であっても、本発明は有効に機能する。
【0012】本発明の筐体において、液体の流動を適切
に制御するためには、隣接する濡れ性変動境界の間隔を
1〜10mmの範囲で設定することが望ましい。また同
様の理由から、濡れ性変動境界で区画される領域の接触
角の差は50°以上とすることが望ましい。本発明の筐
体において、前記水分浸入許容経路が形成される位置は
限定されないが、当該筐体が用いられ機器を操作するオ
ペレータがオペレーションを行う際に直接触れる位置に
設けてある場合に本発明の効果を特に享受することかで
きる。本発明によれば、オペレーションの邪魔になるよ
うな凹凸を設ける必要がないからである。したがって、
本発明の筐体において、前記の表面上であって、水分浸
入許容経路が、前記筐体本体の表面上であって、オペレ
ータによる操作が行われる際に、オペレータが接触する
表面に設けてある場合に、本発明の効果が特に発揮され
る。
【0013】本発明は、筐体の一部を構成するようなカ
バーについても同様に適用することができる。すなわち
本発明は、電気機器の外廓を形成するカバーであって、
所定面積の平坦面を有するカバー本体と、前記平坦面に
形成されかつ前記平坦面と実質的に同一の平面を構成す
る濡れ性が断続的に変動する濡れ性変動領域と、を備え
ることを特徴とするカバーを提供する。本発明のカバー
は、濡れ性が断続的に変動する濡れ性変動領域を備えて
いる。濡れ性が断続的に変動するため、液体がこの平坦
面を流動して濡れ性変動領域に到達すると、流動の方向
を変えることができる。したがって、この濡れ性変動領
域を、液体の浸入を回避したい適切な個所に設けること
により、電気機器内部への液体の侵入を阻止または低減
することができる。
【0014】本発明のカバーにおいて、濡れ性変動領域
は、互いに接触角の異なる材料から構成される帯状領域
を交互に配置することにより形成することができる。ま
た本発明のカバーにおいて、濡れ性変動領域は、所定の
幅だけ第1の接触角が連続する第1の帯状領域と、前記
第1の帯状領域に隣接しかつ所定の幅だけ第1の接触角
とは異なる第2の接触角が連続する第2の帯状領域を設
けることにより形成することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下本発明をノート型PC1に適
用した実施の形態に基づいて説明する。ノート型PC1
は、PC本体2と表示部8とから構成される。PC本体
2は、筐体3と筐体3の上面に設けられたキーボード4
とを備えている。例えばABS樹脂から構成される筐体
3は内部に収容空間を備え、その収容空間にはPCとし
て機能させるためのCPU、ハード・ディスク・ドライ
ブ、フロッピー(登録商標)・ディスク・ドライブ、電
源手段、冷却用ファン(いずれも図示を省略)等の電気
・電子部品が収容されている。筐体3がこれら電気・電
子部品のカバーとして機能することはいうまでもない。
筐体3のキーボード4を除く上表面には所定面積を有す
る平坦面5が形成されており、平坦面5の図中右端部に
は、筐体3の収容空間と外部とを連通する通気孔6が形
成されている。通気孔6は、筐体3内部の収容空間に収
容されている冷却用ファンの排気口として機能する。通
気孔6を介して水分が前記収容空間に侵入することを本
来は回避したいが、その機能上通気孔6を完全に封止す
ることができないため、通気孔6は水分の浸入を不可避
的に許容する水分浸入経路となる。通気孔6の周囲に
は、塗装膜7a,7bが額縁状に形成されている。この
塗装膜7a,7bは、ポリエチレン系の塗料から構成さ
れており、詳しくは後述するように、筐体3の平坦面5
とともに液体流れ制御構造を構成する。表示部8は、公
知のLCD(Liquid Crystal Display:液晶表示ディス
プレイ)を画像表示手段として備えている。
【0016】図2は、通気孔6近傍を示す平面図であ
る。図2に示すように、通気孔6の周囲には、ABS樹
脂から形成される帯状領域、塗装膜7aからなる帯状領
域、ABS樹脂から形成される帯状領域、塗装膜7bか
らなる帯状領域が交互に配置されることになる。ここ
で、筐体3は前述のようにABS樹脂から構成されてお
り、一方、塗装膜7a,7bはポリエチレン系の塗料か
ら構成されている。ABS樹脂とポリエチレン系塗料と
は濡れ性が異なり、ABS樹脂が第1の濡れ性を、また
ポリエチレン系塗料が第2の濡れ性を有するので、通気
孔6の周囲には、第1の濡れ性を有する領域と第2の濡
れ性を有する領域が交互に配置されている。この第1の
濡れ性を有する第1の領域と第2の濡れ性を有する第2
の領域が交互に配置された構造を液体流れ制御構造と称
することにする。本実施の形態では、通気孔6の周囲を
取り囲むように液体流れ制御構造を形成している。な
お、水に対するABS樹脂の接触角はおよそ70°、ポ
リエチレンの接触角はおよそ95°である。
【0017】図3は、図2のA−A部分の接触角を示す
分布図である。図3に示すように、筐体3に相当する部
分の接触角が小さく、また塗装膜7a,7bに相当する
部分の接触角は大きく、濡れ性が断続的に変動している
ことがわかる。また、筐体3に相当する第1の接触角が
所定の幅だけ連続し、塗装膜7a,7bに相当する第2
の接触角が所定の幅だけ連続している。筐体3と塗装膜
7a,7bの境界において接触角、つまり濡れ性が大き
く変動する濡れ性変動境界が存在する。この濡れ性変動
境界は4つ存在するが、図2を参照すれば、平面的に
は、通気孔6の近傍に濡れ性変動境界がストライプ状に
形成されることがわかる。なお、本発明者の実験による
と、第1の接触角と第2の接触角との差が大きいほど本
発明の効果を享受しやすい。具体的には、第1の接触角
と第2の接触角との差は、50°以上、さらには70°
以上になると本発明の効果が顕著となる。
【0018】さて本実施の形態において、液体流れ制御
構造を筐体3に形成したのでその周囲に液体を溢した場
合に、通気孔6への液体の浸入を阻止または軽減する。
つまり、図4(a)に示すように、ABS樹脂に対して
濡れ性の大きい液体L1を筐体3上の塗装膜7bの外側
に溢したとする。溢した液体L1は図中矢印方向に流動
する。ところが、液体L1が塗装膜7bに到達すると、
液体L1は筐体3と塗装膜7bの境界における表面張力
の増加により、図4(b)に示すように塗装膜7bの長
手方向に沿って流動することになる。このように、液体
L1のように筐体3に対して濡れ性の大きい液体は、塗
装膜7bに達するとその流動方向が制御される。塗装膜
7bに達する液体の流速が速い場合には、塗装膜7bを
乗り越えることもありうるが、塗装膜7aが設けてある
ため、塗装膜7aによって液体L1の流動方向を制御す
ることができる。このように、塗装膜7a,7bを多重
に形成することによって濡れ性変動境界をストライプ状
に形成することが、液体L1の侵入防止効果を向上する
ために有効である。なお、塗装膜7a,7bはミクロン
・オーダーの厚さでその機能を発揮することができるか
ら、液体流れ制御構造を設けてもその高さは、筐体3の
平坦面5と実質的に同一である。このことは、以下の効
果をもたらす。つまり、平坦面5のうち通気孔6が形成
された領域は、ノート型PC1のオペレータがノート型
PC1を操作する際に手を接触させるが、本実施の形態
による液体流れ制御構造は、平坦面5と実質的に同一の
高さであるから、オペレータに違和感を与えない。ま
た、表示部8を閉じる場合に、液体流れ制御構造が表示
部8に接触して応力を付与するという心配もない。
【0019】図4では筐体3を構成するABS樹脂に対
して濡れ性の大きい、つまり接触角の小さい水を溢した
例について説明したが、ABS樹脂に対して濡れ性の小
さい、つまり接触角の大きい液体を溢した場合であって
も同様にその流れを制御することができる。つまり、図
5(a)に示すように、ABS樹脂に対して濡れ性の小
さい液体L2を筐体3上の塗装膜7bの外側に溢したと
する。溢した液体L2は図中矢印方向に流動する。そし
て、塗装膜7bに達しても液体L2に対して塗装膜7b
の濡れ性が大きいから塗装膜7b上を流動するが、筐体
3のABS樹脂部分に達すると、液体L2は塗装膜7a
と筐体3の境界における表面張力の増加により、図5
(b)に示すように塗装膜7aの長手方向に沿って流動
することになる。
【0020】以上の実施形態では、筐体3を構成する材
料によって第1の領域を構成し、第2の領域を筐体3と
は異なる材料で構成した。しかし本発明は以上の形態に
限定されず、筐体3を構成する材料とは異なる材料から
第1の領域及び第2の領域を構成することもできる。例
えば、接触角が異なる2種類の塗料をストライプ状に塗
布する形態が該当する。また、第1の領域および第2の
領域を同一の材料から構成することもできる。前述した
ように、同一の材料であっても、表面性状が異なれば濡
れ性が相違するからである。同一材料からなるが表面粗
さの相違するフィルムを交互に筐体3に貼り付ける形態
が該当する。また、フィルムを貼り付けることなく、筐
体3そのものの表面粗さを変えることにより、筐体3を
構成する材料そのもので第1の領域および第2の領域を
形成することもできる。
【0021】以上説明した実施の形態では、額縁状の塗
装膜7a,7bによって通気孔6の周囲を完全に取り囲
む形態とした。しかし、図6に示すように断続的な塗装
膜7a,7bによって通気孔6の周囲を取り囲むように
配置することもできる。また、図7に示すように通気孔
6が筐体3の縁3eの近傍に存在するような場合には、
塗装膜7を縁3eに対向する辺を除く通気孔6の周囲に
形成することもできる。なお、図7のように塗装膜7を
単一のものとしても、筐体3を構成する材料と濡れ性の
異なる塗料から塗装膜7を構成することにより濡れ性変
動境界が形成されるため、本発明の液体流れ制御の効果
を教授することができることは言うまでもない。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
デザイン性を損なうことなく、またそのサイズあるいは
操作の制約を受けることなく、その周囲からの通気孔へ
の液体の浸入を阻止または抑制することのできる電気機
器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態によるノート型PCを示す斜視
図である。
【図2】 本実施の形態によるノート型PCの通気孔近
傍を示す平面図である。
【図3】 図2のA−A部分の接触角の変動を示すグラ
フである。
【図4】 本実施の形態による液体流れ制御を説明する
図である。
【図5】 本実施の形態による液体流れ制御を説明する
図である。
【図6】 本実施の形態による塗装膜の他の形成例を示
す図である。
【図7】 本実施の形態による塗装膜の他の形成例を示
す図である。
【符号の説明】
1…ノート型PC、2…PC本体、3…筐体、4…キー
ボード、5…平坦面、6…通気孔、7,7a,7b…塗
装膜、8…表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柳澤 貴 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 大和事業所内 Fターム(参考) 4E360 AA02 AB42 AB61 BA03 BA08 BB01 BB12 GA29 GB45 GB46

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力手段としてのキーボードを配設した
    装置本体と、 前記装置本体の操作内容による画像を表示する表示部
    と、を備え、 前記装置本体には装置本体内部と外部とを連通する通気
    孔が形成され、第1の濡れ性を有する第1の領域と前記
    第1の領域と異なる第2の濡れ性を有する第2の領域と
    を交互に配置した液体流れ制御構造を前記通気孔の周囲
    を取り囲むように前記装置本体に設けたことを特徴とす
    るコンピュータ装置。
  2. 【請求項2】 外部に露出する表面部と内部に所定の収
    容空間とを有する筐体と、前記筐体の収容空間内に収容
    される電気および/または電子部品と、を有し、 前記筐体は、前記収容空間と外部とを連通する通気孔
    と、 前記表面部の前記通気孔の周囲に形成されるとともに、
    第1の濡れ性を有する第1の領域と前記第1の領域と異
    なる第2の濡れ性を有する第2の領域とを交互に配置し
    た液体流れ制御構造と、を備えることを特徴とする電気
    機器。
  3. 【請求項3】 前記第1の領域は前記筐体を構成する材
    料から構成され、前記第2の領域は前記筐体を構成する
    材料とは異なる材料から構成されることを特徴とする請
    求項2に記載の電気機器。
  4. 【請求項4】 前記第1の領域および前記第2の領域
    は、同一の材料から構成されることを特徴とする請求項
    2に記載の電気機器。
  5. 【請求項5】 前記第1の領域および前記第2の領域
    は、前記筐体を構成する材料から構成され、前記第1の
    領域と前記第2の領域は、互いに異なる表面粗さを有し
    ていることを特徴とする請求項4に記載の電気機器。
  6. 【請求項6】 前記液体流れ制御構造は、前記通気孔の
    周囲を取り囲むように形成されたことを特徴とする請求
    項2に記載の電気機器。
  7. 【請求項7】 前記第1の領域および第2の領域は、そ
    の周囲における前記表面部と実質的に同一の高さを有す
    ることを特徴とする請求項2に記載の電気機器。
  8. 【請求項8】 内部に所定の収容空間を有する筐体本体
    と、前記収容空間への水分の浸入を不可避的に許容する
    水分浸入許容流路と、前記水分浸入許容流路の近傍にス
    トライプ状に形成されるとともに濡れ性が変動する濡れ
    性変動境界と、を備えたことを特徴とする筐体。
  9. 【請求項9】 隣接する前記濡れ性変動境界の間隔が、
    1〜10mmの範囲で設定されることを特徴とする請求
    項8に記載の筐体。
  10. 【請求項10】 前記濡れ性変動境界で区画される領域
    の接触角の差が50°以上であること特徴とする請求項
    8に記載の筐体。
  11. 【請求項11】 前記濡れ性変動境界は、異なる濡れ性
    を有する領域を隣接配置することにより形成されること
    を特徴とする請求項8に記載の筐体。
  12. 【請求項12】 電気機器の外廓を形成するカバーであ
    って、 所定面積の平坦面を有するカバー本体と、 前記平坦面に形成されかつ前記平坦面と実質的に同一の
    平面を構成する濡れ性が断続的に変動する濡れ性変動領
    域と、を備えることを特徴とするカバー。
  13. 【請求項13】 前記濡れ性変動領域は、互いに接触角
    の異なる材料から構成される帯状領域が交互に配置され
    たものであることを特徴とする請求項12に記載のカバ
    ー。
  14. 【請求項14】 前記濡れ性変動領域は、所定の幅だけ
    第1の接触角が連続する第1の帯状領域と、前記第1の
    帯状領域に隣接しかつ所定の幅だけ第1の接触角とは異
    なる第2の接触角が連続する第2の帯状領域を有するこ
    とを特徴とする請求項12に記載のカバー。
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