JP5218652B2 - 電子機器の防水構造 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯電話、PHS、携帯情報端末(PDA)やスマートフォンといった携帯電子機器等の電子機器に適用して好適な防水構造に関する。
近年、携帯電子機器は利用形態の多様化が進んでいる。携帯電子機器は、通話、電子メールの送受信、インターネット接続、ゲーム、テレビ視聴といった多くの性能を有しつつも携帯性を損なうことなく使用できるよう、小型・薄型化が求められている。一方、このような携帯電子機器はその利用環境も多様化してきている。携帯電子機器は、例えば、雨中や台所、更に、風呂やプールサイドなど水気の多い環境において、故障することなく使用できるように高い防水性能が求められている。
携帯電子機器に防水性能を付与する一般的な方法として、少なくとも一対のケーシングからなる機器筐体において、そのケーシングの突き合わせ端部にゴムやエラストマーなどのシール材を介在させ、そのケーシングの押圧力で圧縮することで発生する反発力により、機器筐体のケーシングの間隙を埋める方法が広く知られている。
シール材を用いない防水構造として、例えば、特許文献1や特許文献2に示される技術が提案されている。
特許文献1に示される携帯型電子機器では、上ケース部材と下ケース部材からなる分割構造を有する外装体において、上ケース部材と下ケース部材の分割部分における隙間が、そのケース部材の内側より外側へ向かって大きくなるように構成した防水構造が提案されている。このような防水構造によって、上ケース部材と下ケース部材との結合部分の隙間にて、外側開口部の寸法が、内側開口部の寸法よりも大きく設定されている。その結果、外側開口部における水滴保持力が内側開口部の水滴保持力よりも小さくなり、その隙間に入り込んだ水滴は内側へ侵入することが防止される。
特許文献2に示される防水性容器では、ハウジングを構成する2つの部材が階段状に一定の間隔を有して突き合わせられ、かつ両部材の突き合わせ端面に撥水性皮膜を形成した防水構造が提案されている。このような両部材の突き合わせ端面に設けた撥水性皮膜によって、水滴がハウジング内に侵入することが防止される。
日本国特開平7−283554号公報 日本国特開平9−67456号公報
特許文献1に記載の技術では、上ケース部材と下ケース部材の分割部分における隙間を、そのケース部材の内側より外側へ向かって大きくするために、その上ケース部材と下ケース部材との対向面を傾斜面にしている。このような傾斜面を一定の長さで確保するためにケース部材の外形寸法を大きくする必要があった。これにより、そのケース部材が大型化し、携帯電子機器の小型・薄型化の妨げとなるという問題が発生していた。
特許文献2に記載の技術では、ひとたび撥水性皮膜の端部を超えて水が内部に浸入すると、それ以降の水の更なる浸入を抑えることができない。このため、防水性能としては不十分であるという問題がある。
この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、小型・薄型化の妨げとならず、かつ、十分な水の浸入防止効果を有する電子機器の防水構造を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の防水構造は、第1の突き合せ面を有する第1のケース部材と、前記第1の突き合せ面と対向する第2の突き合せ面を有する第2のケース部材とを有する筐体を備える防水構造であり、前記第1および第2の突き合わせ面に撥水処理を施すことにより、前記第1および第2のケース部材の突き合わせ端部に、液体の浸入方向に沿って相対的に液滴の接触角の小さい領域から相対的に液滴の接触角の大きい領域へと変化する境界が2つ以上設けられている。
本発明によれば、第1および第2の突き合わせ面に撥水処理を施すことにより、第1および第2のケース部材の突き合わせ端部に、液体の浸入方向に沿って相対的に液滴の接触角の小さい領域から相対的に液滴の接触角の大きい領域へと変化する境界が2つ以上設けられている。このため、仮に最初の境界を越えて水が浸入したとしても、2番目以降の境界で更なる水の浸入を抑えることができ、電子機器の筐体に十分な防水性能を付与することができる。
このような構成によって、例えば、二次元平面状に形成されたケース部材の突き合わせ端部に、上述した境界を形成することで、その突き合わせ端部を経由した水の浸入を確実に防止することができ、従来のようにケース部材の対向面を傾斜面にして全体が大型化することが無く、また、従来のように撥水性皮膜の端部を超えて一気に水が内部に浸入することもない。
すなわち、本発明の防水構造によれば、液体の浸入方向に対して相対的に液滴の接触角の小さい領域から相対的に液滴の接触角の大きい領域へと変化する境界が2つ以上設けられていることで、小型・薄型化の妨げとならず、十分な水の浸入防止効果を奏することができる。
携帯電子機器のケース部材1・2の突き合わせ端部を示す断面図である。 本発明の実施例1に係る携帯電子機器のケース部材1・2の突き合わせ端部101を示す断面図である。 本発明の実施例2に係る携帯電子機器のケース部材1・2の突き合わせ端部101を示す断面図である。 本発明の実施例3に係る携帯電子機器のケース部材1・2の突き合わせ端部101を示す断面図である。 本発明の参考例に係る携帯電子機器のケース部材1・2の突き合わせ端部102を示す断面図である。
[実施例1]
本発明の実施例1について、図1及び図2を参照して携帯電子機器の筐体の突き合わせ端部の構成について説明する。
図1は、筐体100を示す断面図である。筐体100は、第1ケース部材1と第2ケース部材2とから構成される。ケース部材1とケース部材2とが組み付けられた場合に、ケース部材1の端面3とケース部材2の端面4とが互いに付き合わされるようになっている(この突き合せ端部に符号101を付す)。
この突き合わせ端部101は、ケース部材1の端面3とケース部材2の端面4とが一定の間隙5を介して平行となるように対向配置される対向領域6を有する。この対向領域6内には、エッジ部7を境界線として、各端面3・4において、3つの突き合わせ面3A〜3C、4A〜4Cが構成されている。これら突き合わせ面3A〜3C、4A〜4Cは、エッジ部7を境界として階段形状に形成されている。これら突き合わせ面3A〜3C、4A〜4Cにおいて、突き合わせ面3A及び4A、突き合わせ面3B及び4B、突き合わせ面3C及び4Cは、間隙5を介してそれぞれが対向する位置関係に配置されている。
図2は、図1に示した突き合わせ端部101を具体的に示した断面図である。ケース部材1・2の端面3・4を構成する突き合わせ面3A〜3C、4A〜4Cにおいて、選択的に撥水処理を施すことで、一方のケース部材1・2の表面を、対向する他方のケース部材1・2の表面よりも液滴の接触角が大きくなるようにしている。
具体的には、ケース部材1の突き合わせ面3A・3C及びケース部材2の突き合わせ面4Bを、撥水処理を施した撥水処理面10とするともに、撥水処理面10と対向位置にあるケース部材1の突き合わせ面3B及びケース部材2の突き合わせ面4A・4Cを、撥水処理を施さない撥水未処理面11とする。これによって撥水処理面10となる突き合わせ面3A・3C・4Bの液滴の接触角を、撥水未処理面11となる突き合わせ面3B・4A・4Cの液滴の接触角よりも大きくなるようにしている。
本実施例1では、撥水処理面10と撥水未処理面11との境界を、ケース部材1・2の端面3・4をそれぞれ構成する3つの突き合わせ面3A〜3C、4A〜4Cの境界、あるいは、それぞれのケース部材1・2の垂直な外壁面8と前側に位置する突き合わせ面3A・4Aとの境界であるエッジ部7に一致させている。
すなわち、本発明の実施例1の第1の特徴は、ケース部材1・2の対向領域6内に、水の浸入方向Aに沿って、相対的に液滴の接触角の小さい領域(撥水未処理面11となる突き合わせ面3B・4A・4C)から相対的に液滴の接触角の大きい領域(撥水処理面10となる突き合わせ面3A・3C・4B)へと変化する境界が少なくとも2つ以上設けられていることである。本実施例1では、相対的に液滴の接触角の小さい領域(撥水未処理面11)から大きい領域(撥水処理面10)へと変化する境界となるエッジ部7を、符号7A・7B・7Cで示すように3つ設けている。更に、その境界となるエッジ部7(7A・7B・7C)を、水の浸入方向Aに対して第1ケース部材1及び第2ケース部材2に対して交互に設置している。
このようにケース部材1・2の対向領域6において、ケース部材1・2の突き合わせ面3A〜3C、4A〜4Cの液滴の接触角を制御することによる液体の浸入防止の効果は、液体の浸入方向Aに対して相対的に液滴の接触角の小さい領域から大きい領域へと変化する境界となるエッジ部7(7A・7B・7C)にて発現する。つまり、このような水の浸入方向Aに対して撥水未処理面11から撥水処理面10へ変化する境界となるエッジ部7(7A・7B・7C)を複数設けることで、仮に最初の境界(エッジ部7A)を越えて水が浸入したとしても、2番目以降の境界(エッジ部7B・7C)にて更なる水の浸入を抑えることができる。
本発明の実施例1の第2の特徴は、2つのケース部材1・2の突き合わせ端部101において、上述したように、相対的に液滴の接触角の小さい領域(撥水未処理面11)から相対的に液滴の接触角の大きい領域(撥水処理面10)へと変化する境界を、ケース部材1・2の表面に交互に設けるとともに、その境界を、上述したエッジ部7(7A・7B・7C)と一致させることにある。
ここで、上記境界を、エッジ部7(7A・7B・7C)とは無関係に設けるとすれば、例えば、同一の突き合わせ面3A〜3C、4A〜4C内で境界を形成する必要がある。携帯電子機器の場合、突き合わせ面3A〜3C、4A〜4Cの幅は、1つあたり0.5〜1mm程度である。そのため、同一の突き合わせ面3A〜3C、4A〜4C内に境界を形成しようとすると、その幅内で撥水処理面10と撥水未処理面11との塗り分けを行なわなければならない。その結果、微細、かつ、高精度な塗布プロセスを要してしまう。
このため、エッジ部7で区切られた突き合わせ面3A〜3C、4A〜4Cは、撥水処理面10あるいは撥水未処理面11いずれかの均一面でよいようにして、かつ撥水処理面10と撥水未処理面11とをそれぞれのケース部材1・2の表面に対して交互に設けている。このような構成により、微細加工を必要としない撥水処理領域幅で、すなわち、簡便な撥水処理プロセスで、上記撥水処理面10と撥水未処理面11とからなる領域を確保することができる。更に、上記撥水処理面10と撥水未処理面11との境界を、形状境界となるエッジ部7と一致させることで、視覚的にも塗布が容易となる。
実施例1においては、ケース部材1・2の突き合わせ端部101の間隙5が、全ての対向領域6で一定となっているが、突き合わせ面3A〜3Cと突き合わせ面4A〜4Cとが必ずしも平行である必要はない。突き合わせ面3A〜3Cと突き合わせ面4A〜4Cとを平行としない場合、対向領域6内で間隙5のとり得る最大値を考えて、撥水処理面10の配置、領域幅を設計すると良い。
例えば、携帯電子機器は、設計の上では間隙5をゼロに設定したとしても、実際には2つのケース部材1・2の間隙5は無くすことはできず、最大で0.2mm程度の間隙が存在する。この場合でも、図2において、水の浸入方向Aに対してそれぞれの突き合わせ面3A〜3C、4A〜4Cの幅(水の浸入方向Aに対する長さ)を0.5mmとし、上記特徴を満たすようにそれぞれのケース部材1・2表面に撥水処理を施せば、十分な防水性能を得ることができる。
それぞれのケース部材1・2表面への撥水処理面10は、フッ素樹脂やシリコーン樹脂等、撥水性の高いポリマーを分散させた処理液を、上記で指定した領域にディスペンサやインクジェットなどにより塗布後、乾燥にて液体成分を除くことにより形成する。
ポリマー分散処理液を用いて形成する撥水処理皮膜の膜厚は、特に限定されないが、1〜10μm程度の厚さが好ましい。この膜厚は、上記塗布方式にて無理なく形成できる膜厚である。
撥水処理面10の液滴の接触角は、ポリマー分散処理液の種類により決まる。接触角が大きいほど水の浸入防止効果が期待できるため、100度以上、より好ましくは110度以上の接触角を有するポリマー分散処理液を用いる。
第1ケース部材1及び第2ケース部材2の材質は特に限定されず、電子機器に一般的に用いられるポリカーボネートやABS等の樹脂材料、ステンレス等の金属材料といずれも適用可能である。第1ケース部材1及び第2ケース部材2の表面の液滴の接触角は、撥水処理面10の液滴の接触角との差が大きいほど水の浸入防止効果が期待できるため、90度未満、より好ましくは70度未満の接触角を有する部材を用いる。
以上詳細に説明したように本実施例1に示される電子機器の防水構造では、筐体100を構成するケース部材1・2の限られた突き合わせ端部101にて、相対的に液滴の接触角の小さい領域(撥水未処理面11)から相対的に液滴の接触角の大きい領域(撥水処理面10)へと変化する境界となる複数のエッジ部7(7A・7B・7C)を、水の浸入方向Aに沿って第1ケース部材1及び第2ケース部材2に交互に設置する。このように構成することによって、仮に最初の境界(エッジ部7A)を越えて水が浸入したとしても、2番目以降の境界(エッジ部7B・7C)で更なる水の浸入を抑えることができ、電子機器の筐体100に十分な防水性能を付与することができる。
また、このような液体の浸入方向Aに対して相対的に液滴の接触角の小さい領域(撥水未処理面11)から液滴の接触角の大きい領域(撥水処理面10)へと変化する境界となるエッジ部7(7A・7B・7C)を2つ以上形成することで、水の浸入を防ぐことができるので、従来のようにケース部材の対向面を傾斜面にして全体が大型化することが無く、また、従来のように撥水性皮膜の端部を超えて一気に水が内部に浸入することもない。
すなわち、本実施例の防水構造によれば、ケース部材1・2の突き合わせ端部101に、液体の浸入方向に対して相対的に液滴の接触角の小さい領域(撥水未処理面11)から液滴の接触角の大きい領域(撥水処理面10)へと変化する境界を2つ以上形成するという構成により、小型・薄型化の妨げとならず、十分な水の浸入防止効果を奏することができる。
更に、間隙5を挟んで対向する突き合わせ面3A〜3C、4A〜4Cについて、平面の液滴の接触角が互いに異なるようにケース部材1・2の表面に撥水処理を施している。このため、同一の突き合わせ面3A〜3C、4A〜4C内に境界を形成することなく、簡便な撥水処理プロセスで、十分な防水性能を付与することができる。
上述したエッジ部7の形状は、図2では直線状となっているが、ある曲率半径を有する湾曲形状であっても良く、特に限定されない。実施例1においては、相対的に液滴の接触角の小さい領域(撥水未処理面11)から相対的に液滴の接触角の大きい領域(撥水処理面10)へと変化する境界をエッジ部7(7A・7B・7C)と一致させた。しかしながら、これは必ずしも、境界がエッジ部7(7A・7B・7C)に完全に一致することを指すだけではなく、境界がエッジ部7の近傍にあることも含む。
[実施例2]
図3を参照して本発明の実施例2について説明する。実施例2に示される防水構造が実施例1と異なるのは、撥水処理面10と撥水未処理面11の配置形態である。
すなわち、図3に示されるように、ケース部材1・2の突き合わせ端部101は、突き合わせ面3A〜3C、4A〜4Cに部分的に撥水処理を施した構造となっている。以下の理由により、このような構造を採用している。すなわち、ケース部材1・2の互いに対向する突き合わせ面3A〜3C、4A〜4Cの接触角が同一となるようにするためである。また、水の浸入方向Aに沿って、相対的に液滴の接触角の小さい領域(撥水未処理面11)から相対的に液滴の接触角の大きい領域(撥水処理面10)へと変化する境界を2つ以上有するようにするためである。さらに、撥水処理面10と撥水未処理面11との境界を、形状境界となるエッジ部7と一致させるようにするためである。
具体的には、ケース部材1・2の突き合わせ端部101において、互いに対向する突き合わせ面3A及び4Aに撥水処理を施して、撥水処理面10とする。互いに対向する突き合わせ面3B及び4Bを撥水未処理面11とする。互いに対向する突き合わせ面3C及び4Cに撥水処理を施して、撥水処理面10とする。これにより、互いに対向する突き合わせ面3A〜3C、4A〜4C接触角が同一となるように設定している。さらに、相対的に液滴の接触角の小さい領域(撥水未処理面11)から相対的に液滴の接触角の大きい領域(撥水処理面10)へと変化する境界を上述したエッジ部7(7D・7E)と一致させている。
ここで、突き合わせ面3A〜3C、4A〜4Cの接触角が同一とは、双方のケース部材1・2の表面の接触角差が10度以内、より好ましくは5度以内であることを意味している。加えて、双方のケース部材1・2の液滴の接触角はいずれも90度以上、あるいは、いずれも90度未満である。
実施例1と実施例2とにおいて、水の浸入方向Aに沿って、双方のケース部材1・2表面の相対的に液滴の接触角の小さい領域(撥水未処理面11)から相対的に液滴の接触角の大きい領域(撥水処理面10)へと変化する境界が一致していると仮定する。この場合、実施例2では、実施例1と比較し、対向領域6において、エッジ部7(7D・7E)で示される上記境界の数は少なくなる。しかしながら、その境界においては双方のケース部材1・2の表面に形成したそれぞれの撥水処理面10による撥水効果があるために、境界1つあたりの水の浸入防止効果は、実施例1のそれよりも大きくなり、十分な防水性能を得ることができる。
以上詳細に説明したように本実施例2に示される電子機器の防水構造では、筐体100を構成するケース部材1・2の限られた突き合わせ端部101にて、相対的に液滴の接触角の小さい領域(撥水未処理面11)から相対的に液滴の接触角の大きい領域(撥水処理面10)へと変化する境界となる複数のエッジ部7(7D・7E)を、水の浸入方向Aに沿うように第1ケース部材1及び第2ケース部材2に順次設置するように構成されている。このような防水構造によって、仮に最初の境界(エッジ部7D)を越えて水が浸入したとしても、2番目以降の境界(エッジ部7E)で更なる水の浸入を抑えることができ、電子機器の筐体100に十分な防水性能を付与することができる。
また、本実施例の防水構造によれば、ケース部材1・2の突き合わせ端部101に、液体の浸入方向に沿って相対的に液滴の接触角の小さい領域(撥水未処理面11)から相対的に液滴の接触角の液滴の接触角の大きい領域(撥水処理面10)へと変化する境界となる複数のエッジ部7(7D・7E)を2つ以上形成することで、実施例1と同様に小型・薄型化の妨げとならず、十分な水の浸入防止効果を奏することができる。
[実施例3]
図4を参照して本発明の実施例3について説明する。実施例3に示される防水構造が先の実施例と異なるのは、実施例1の防水構造で示される撥水未処理面11に代えて、液滴の接触角を更に減少させるために親水処理面12を設けた点である。
この親水処理面12は、例えば親水処理を施さない領域をマスキングした状態で、コロナ放電処理やオゾン処理、プラズマ処理にて部材表面を活性化することにより形成される。このような処理を用いて得られる親水処理面12の液滴の接触角は、ケース部材1・2の種類、処理方法、処理条件により異なるが、処理直後において40度未満、より好ましくは10度未満である。
本実施例3では、実施例1と比較し、親水処理面12の長期持続性、及び処理プロセスが複雑化するといった問題はある。しかしながら、本実施例3では、実施例1と比較し、親水処理面12と撥水処理面10の液滴の接触角との差がより大きくなるため、撥水処理面10において、より十分な防水性能を得ることができる。
以上詳細に説明したように本実施例3に示される電子機器の防水構造では、筐体100を構成するケース部材1・2の限られた突き合わせ端部101にて、相対的に液滴の接触角の小さい領域(親水処理面12)から相対的に液滴の接触角の大きい領域(撥水処理面10)へと変化する境界となる複数のエッジ部7(7A・7B・7C)を、水の浸入方向Aに沿うように、第1ケース部材1及び第2ケース部材2に対して交互に設置するように構成している。このような防水構造によって、仮に最初の境界(エッジ部7A)を越えて水が浸入したとしても、2番目以降の境界(エッジ部7B・7C)で更なる水の浸入を抑えることができ、電子機器の筐体100に十分な防水性能を付与することができる。さらに、親水処理面12と撥水処理面10の液滴の接触角との差がより大きくなるため、撥水処理面10において、より十分な防水性能を得ることができる。
また、本実施例の防水構造によれば、ケース部材1・2の突き合わせ端部101に、液体の浸入方向に沿って相対的に液滴の接触角の小さい領域(親水処理面12)から相対的に液滴の接触角の大きい領域(撥水処理面10)へと変化する境界となる複数のエッジ部7(7A・7B・7C)を2つ以上形成することで、上記実施例と同様に小型・薄型化の妨げとならず、十分な水の浸入防止効果を奏することができる。
参考例]
図5を参照して本発明の参考例について説明する。参考例に示される防水構造が先の実施例と異なるのは、突き合わせ端部102となるケース部材1・2の端面20・21の形状である。
すなわち、参考例では、図5の断面図に示すように、突き合わせ端部102となるケース部材1・2の端面20・21が2次元平面となっており、各端面20・21において、境界部22を介して、3つの突き合わせ面20A〜20C、21A〜21Cからなる領域が形成され、これら突き合わせ面20A〜20C、21A〜21Cにおいて、選択的に撥水処理を施すことで、一方のケース部材1・2の表面を、対向する他方のケース部材1・2の表面よりも液滴の接触角が大きくなるようにしている。
具体的には、ケース部材1の突き合わせ面20A・20C及びケース部材2の突き合わせ面21Bを、撥水処理を施した撥水処理面10とするともに、該撥水処理面10と対向位置にあるケース部材1の突き合わせ面20B及びケース部材2の突き合わせ面21A・21Cを、撥水処理を施さない撥水未処理面11とし、これによって撥水処理面10となる突き合わせ面20A・20C・21Bの液滴の接触角を、撥水未処理面11となる突き合わせ面20B・21A・21Cの液滴の接触角よりも大きくなるようにしている。
また、本参考例では、ケース部材1・2の対向領域23内に、水の浸入方向Aに対して、相対的に液滴の接触角の小さい領域(撥水未処理面11となる突き合わせ面20B・21A・21C)から大きい領域(撥水処理面10となる突き合わせ面20A・20C・21B)へと変化する境界部22を少なくとも2つ以上設けることが特徴であるが、本参考例4では、相対的に液滴の接触角の小さい領域(撥水未処理面11)から大きい領域(撥水処理面10)へと変化する境界となる境界部22を、符号22A・22B・22Cで示すように3つ設け、更に、該境界となる境界部22(22A・22B・22C)を、水の浸入方向Aに対して第1ケース部材1及び第2ケース部材2に対して交互に設置している。
そして、このようにケース部材1・2の対向領域23において、ケース部材1・2の突き合わせ面20A〜20C、21A〜21Cの液滴の接触角を制御することによる液体の浸入防止の効果は、液体の浸入方向Aに対して、相対的に液滴の接触角の小さい領域から大きい領域へと変化する境界部22(22A・22B・22C)にて発現する。つまり、このような水の浸入方向Aに対して撥水未処理面11から撥水処理面10へ変化する境界となる境界部22(22A・22B・22C)の数を増やすことで、仮に最初の境界部22Aを越えて水が浸入したとしても、2番目以降の境界部22B・22Cにて更なる水の浸入を抑えることができる。
以上詳細に説明したように本参考例に示される電子機器の防水構造では、筐体100を構成するケース部材1・2の限られた突き合わせ端部102にて、相対的に液滴の接触角の小さい領域(撥水未処理面11)から大きい領域(撥水処理面10)へと変化する境界となる複数の境界部22(22A・22B・22C)を、水の浸入方向Aに対して第1ケース部材1及び第2ケース部材2に対して交互に設置することによって、仮に最初の境界部22Aを越えて水が浸入したとしても、2番目以降の境界部22B・22Cで更なる水の浸入を抑えることができ、電子機器の筐体100に十分な防水性能を付与することができる。
また、本参考例の防水構造によれば、ケース部材1・2の突き合わせ端部101に、液体の浸入方向に対して相対的に液滴の接触角の小さい領域(撥水未処理面11)から液滴の接触角の大きい領域(撥水処理面10)へと変化する境界となる複数のエッジ部7(22A・22B・22C)を2つ以上形成することで、小型・薄型化の妨げとならず、十分な水の浸入防止効果を奏することができる。
本参考例では、実施例1〜3と比較し、第1ケース部材1及び第2ケース部材2の突き合わせ端部102が2次元平面のため、対向領域23に浸入する水の勢いを構造的に弱める効果が小さくなる点、あるいは、衝撃や経年により間隙5が広がりやすい点といった問題があるが、より簡便なプロセスにて撥水処理面10を形成することができ、かつ、十分な防水性能を得ることができる。
なお、実施例1〜3、参考例において、撥水加工に用いる処理液は撥水性の高いポリマーを分散させたものを用いているが、アルコキシルシラン等、加水分解によりシラノールを生成する基を有するフルオロカーボンやハイドロカーボン等の撥水性を有する単分子を溶解させた処理液を用いてもよい。単分子を溶解させた処理液を用いる場合、密着性の観点から、第1ケース部材1及び第2ケース部材2の材質は金属材料であることが好ましいが、樹脂材料であってもよい。
樹脂材料に単分子撥水皮膜を形成する場合には、プライマー処理により予めケース部材1・2に密着層を形成することで、より密着性の高い撥水皮膜を形成することができる。
また、全ての実施例において、ケース部材1・2表面への撥水処理は塗布方式を用いているが、方式はこれに限ったものではなく、例えば非形成領域をマスキングした状態で、フッ素などの撥水性の高い成分を蒸着によりケース部材1・2に形成してもよい。
また、上記実施例1〜3、参考例において、筐体100を構成するケース部材1・2を2部材で構成しているが、3つ以上のケース部材で構成し、各ケース部材の隙間に上述した撥水処理面10、及び撥水未処理面11/親水処理面12を設けると良い。また、上記実施例1〜4において、筐体100を構成するケース部材1・2の両方の端部3・4に、撥水処理面10を設けているが、これに限定されず、ケース部材1の端部3又はケース部材2の端部4のいずれかであっても良い。
以上、本発明の実施例について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。また、本発明の実施例に示される突き合わせ端部101・102の形状は、分かり易く説明するために用いたものであり、本発明の実施例がこの形状に限り適用可能であると解釈すべきではない。
この出願は、2009年5月15日に出願された日本出願特願2009−119056を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
本発明は、携帯電話やスマートフォンの他、近年市場に普及してきたUMPC(Ultra Mobile Personal Computer)などの携帯電子機器の防水構造にも適用可能である。
1 第1ケース部材
2 第2ケース部材
3 端面
3A 突き合わせ面
3B 突き合わせ面
3C 突き合わせ面
4 端面
4A 突き合わせ面
4B 突き合わせ面
4C 突き合わせ面
5 間隙
6 対向領域
7(7A〜7E) エッジ部
10 撥水処理面
11 撥水未処理面
12 親水処理面
20 端面
20A 突き合わせ面
20B 突き合わせ面
20C 突き合わせ面
21 端面
21A 突き合わせ面
21B 突き合わせ面
21C 突き合わせ面
22(22A〜22C) 境界部
23 対向領域
100 筐体
101 突き合わせ端部
102 突き合わせ端部

Claims (6)

  1. 第1の突き合わせ面を有する第1のケース部材と、前記第1の突き合わせ面と対向する第2の突き合わせ面を有する第2のケース部材とを有する筐体を備える電子機器の防水構造であって、
    前記第1および第2の突き合わせ面の少なくとも一方に撥水処理を施すことにより、前記第1および第2のケース部材の突き合わせ端部に、液体の浸入方向に沿って相対的に液滴の接触角の小さい領域から相対的に液滴の接触角の大きい領域へ変化する境界が二つ以上設けられており、
    液体の浸入方向に沿って相対的に液滴の接触角の小さい領域から相対的に液滴の接触角の大きい領域へと変化する境界と、前記突き合わせ端部の形状境界となるエッジ部とが略一致しており、
    前記エッジ部によって前記突き合わせ端部が階段状に形成されており、
    前記第1の突き合わせ面または前記第2の突き合わせ面への撥水処理は、これらの突き合わせ面のエッジ部に至る全面に施されている
    電子機器の防水構造。
  2. 前記第1および第2の突き合わせ面には、液滴の接触角が互いに異なる撥水処理が施されている請求項1に記載の電子機器の防水構造。
  3. 前記第1および第2の突き合わせ面には、液滴の接触角がほぼ同一の撥水処理が施されている請求項1に記載の電子機器の防水構造。
  4. 前記液滴の接触角の小さい領域には親水処理が施されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の電子機器の防水構造。
  5. 前記液体は水である請求項1〜4のいずれか1項に記載の電子機器の防水構造。
  6. 前記相対的に液滴の接触角の小さい領域は、撥水処理が施されていない撥水未処理面、または親水処理が施された親水処理面であり、
    前記相対的に液滴の接触角の大きい領域は、撥水処理が施された撥水処理面である請求項1に記載の電子機器の防水構造。
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