JPH06177550A - 家庭用電子機器 - Google Patents
家庭用電子機器Info
- Publication number
- JPH06177550A JPH06177550A JP4322905A JP32290592A JPH06177550A JP H06177550 A JPH06177550 A JP H06177550A JP 4322905 A JP4322905 A JP 4322905A JP 32290592 A JP32290592 A JP 32290592A JP H06177550 A JPH06177550 A JP H06177550A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- cases
- coating agent
- repellent coating
- housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Telephone Set Structure (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】電気回路部品を内蔵する家庭用電子機器の防
滴，絶縁構造を提供すること。 【構成】電気回路部品の導体部と導体部間の絶縁部表面
に撥水性コーティング剤を塗布した構造及び機器類の筐
体防滴構造手段として筐体間の接合面にそれぞれ撥水性
コーティング剤を塗布した構造。 【効果】電気回路部品の絶縁部に撥水性コーティング剤
を塗布することで水滴が付着しにくくなるため、簡易な
防滴，絶縁効果が得られる。また、電気回路部品を内蔵
する筐体構造においては、その筐体間接合部に撥水性コ
ーティング剤を塗布することで、簡素な防滴，絶縁構造
が得られる。
滴，絶縁構造を提供すること。 【構成】電気回路部品の導体部と導体部間の絶縁部表面
に撥水性コーティング剤を塗布した構造及び機器類の筐
体防滴構造手段として筐体間の接合面にそれぞれ撥水性
コーティング剤を塗布した構造。 【効果】電気回路部品の絶縁部に撥水性コーティング剤
を塗布することで水滴が付着しにくくなるため、簡易な
防滴，絶縁効果が得られる。また、電気回路部品を内蔵
する筐体構造においては、その筐体間接合部に撥水性コ
ーティング剤を塗布することで、簡素な防滴，絶縁構造
が得られる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は電気部品を内蔵する家庭
用電子機器類等に関するものである。
用電子機器類等に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、家庭用電子機器の防滴，絶縁構造
としては電気回路部品が水滴等により絶縁破壊せぬよう
に筐体と筐体の内部に電気回路部品を収納し、筐体と筐
体の接合面に接着剤及びパッキンゴム等を介在して筐体
と筐体とを固着及び結合し、筐体外部からの水滴等が筐
体内部に入らないようにした防滴，絶縁構造が一般的で
ある。
としては電気回路部品が水滴等により絶縁破壊せぬよう
に筐体と筐体の内部に電気回路部品を収納し、筐体と筐
体の接合面に接着剤及びパッキンゴム等を介在して筐体
と筐体とを固着及び結合し、筐体外部からの水滴等が筐
体内部に入らないようにした防滴，絶縁構造が一般的で
ある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記した防滴，絶縁構
造においては、筐体と筐体の接合面に接着剤及びパッキ
ンゴム等を使用するため筐体の接合面に凹凸形状等を設
け、接着剤のはみだし及びパッキンゴムの取付位置ズレ
等が生じないようにしている。このため、筐体の構造形
状が複雑になり、また、接着剤及びパッキンゴムの使用
により組立・分解性が極端に悪かった。更に、パッキン
と筐体接合面間にわずかに隙間が生ずると水滴が筐体内
部に入ってしまうため、筐体形状としては外力による変
形が少ない強固な形状が要求され、機器の小型化をはか
るという点で問題が有った。
造においては、筐体と筐体の接合面に接着剤及びパッキ
ンゴム等を使用するため筐体の接合面に凹凸形状等を設
け、接着剤のはみだし及びパッキンゴムの取付位置ズレ
等が生じないようにしている。このため、筐体の構造形
状が複雑になり、また、接着剤及びパッキンゴムの使用
により組立・分解性が極端に悪かった。更に、パッキン
と筐体接合面間にわずかに隙間が生ずると水滴が筐体内
部に入ってしまうため、筐体形状としては外力による変
形が少ない強固な形状が要求され、機器の小型化をはか
るという点で問題が有った。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記した欠点及び問題点
を解決するため、本発明では電気回路部品の導体部と導
体部間の絶縁部表面に撥水性コーティング剤を塗布した
構造とした。また、機器類の筐体防滴構造手段として筐
体間の接合面にそれぞれ撥水性コーティング剤を塗布し
た構造とした。
を解決するため、本発明では電気回路部品の導体部と導
体部間の絶縁部表面に撥水性コーティング剤を塗布した
構造とした。また、機器類の筐体防滴構造手段として筐
体間の接合面にそれぞれ撥水性コーティング剤を塗布し
た構造とした。
【０００５】
【作用】電気回路部品の絶縁部に撥水性コーティング剤
を塗布することで、水滴等が絶縁部に付着しにくくな
る。また、筐体間接合部に撥水性コーティング剤を塗布
することで、筐体間にわずかな隙間があっても水滴が筐
体内部に侵入することがなくなる。
を塗布することで、水滴等が絶縁部に付着しにくくな
る。また、筐体間接合部に撥水性コーティング剤を塗布
することで、筐体間にわずかな隙間があっても水滴が筐
体内部に侵入することがなくなる。
【０００６】
【実施例】本発明による具体的実施例を以下図面ととも
に記述する。図４は一般的携帯用電話の斜視図であり、
図５はバッテリ部のみの斜視図である。図１は図４にお
ける断面図であり、図２は図５における断面図である。
また、図３は図２における絶縁部材の部分斜視図であ
る。更に、図６は図１に対応する従来構造の断面図であ
る。図４において１筐体Ａには２表示部及び３操作ボタ
ン等が接着剤等で固着され、４筐体Ｂには５バッテリ部
が着脱可能となるように取付られている。また、図１に
おいて１筐体Ａ及び４筐体Ｂの内部には６電気部品ブロ
ックが内蔵されており、前記１筐体Ａ及び４筐体Ｂのそ
れぞれの１−ａ接合面，４−ｂ接合面全周に７撥水性コ
ーティング剤が塗布されており、１−ａ接合面と４−ｂ
接合面間に隙間が生じないように８ネジにて１筐体Ａ及
び４筐体Ｂと６電気部品ブロックを固定している。この
ため、１筐体Ａ及び４筐体Ｂの外部からの水滴等が１−
ａ接合面及び１−ｂ接合面にて遮断でき、また、１−ａ
接合面及び４−ｂ接合面にわずかな隙間（約０．２mm以
下）が生じても、７撥水性コーティング剤により筐体内
部への水滴等の侵入を防止することができる防滴筐体構
造となる。次に、図５、図２、図３において、５バッテ
リ部には前記６電気部品ブロックに電気を供給するため
の８端子部（電気導体部で以下端子部と記す）が複数
個、９絶縁部材上に設けられ、１０筐体Ｃ及び１１筐体
Ｄにて覆われている。また、９絶縁部材の表面には７撥
水性コーティング剤が塗布されている。このため、各々
の８端子間に水滴等が付着しにくくなり防滴，絶縁効果
がある。図６は従来の防滴筐体構造の断面図で、筐体間
にパッキンゴム等を介在したものである。
に記述する。図４は一般的携帯用電話の斜視図であり、
図５はバッテリ部のみの斜視図である。図１は図４にお
ける断面図であり、図２は図５における断面図である。
また、図３は図２における絶縁部材の部分斜視図であ
る。更に、図６は図１に対応する従来構造の断面図であ
る。図４において１筐体Ａには２表示部及び３操作ボタ
ン等が接着剤等で固着され、４筐体Ｂには５バッテリ部
が着脱可能となるように取付られている。また、図１に
おいて１筐体Ａ及び４筐体Ｂの内部には６電気部品ブロ
ックが内蔵されており、前記１筐体Ａ及び４筐体Ｂのそ
れぞれの１−ａ接合面，４−ｂ接合面全周に７撥水性コ
ーティング剤が塗布されており、１−ａ接合面と４−ｂ
接合面間に隙間が生じないように８ネジにて１筐体Ａ及
び４筐体Ｂと６電気部品ブロックを固定している。この
ため、１筐体Ａ及び４筐体Ｂの外部からの水滴等が１−
ａ接合面及び１−ｂ接合面にて遮断でき、また、１−ａ
接合面及び４−ｂ接合面にわずかな隙間（約０．２mm以
下）が生じても、７撥水性コーティング剤により筐体内
部への水滴等の侵入を防止することができる防滴筐体構
造となる。次に、図５、図２、図３において、５バッテ
リ部には前記６電気部品ブロックに電気を供給するため
の８端子部（電気導体部で以下端子部と記す）が複数
個、９絶縁部材上に設けられ、１０筐体Ｃ及び１１筐体
Ｄにて覆われている。また、９絶縁部材の表面には７撥
水性コーティング剤が塗布されている。このため、各々
の８端子間に水滴等が付着しにくくなり防滴，絶縁効果
がある。図６は従来の防滴筐体構造の断面図で、筐体間
にパッキンゴム等を介在したものである。
【０００７】
【発明の効果】本発明によれば、電気回路部品の絶縁部
に撥水性コーティング剤を塗布することで、水滴が付着
しにくくなるため簡易な防滴，絶縁効果が得られる。ま
た、電気回路部品を内蔵する筐体構造においては、その
筐体間接合部に撥水性コーティング剤を塗布すること
で、筐体内部に水滴が入らなくなるため、簡易な防滴，
絶縁構造が得られる。このことにより、従来、筐体間の
防滴のため使用していた接着剤及びパッキンゴム等が不
要になり、組立・分解性の良い筐体構造となり、また、
筐体接合面間にわずかに隙間が生じても撥水性コーティ
ング剤により防滴効果があるため、筐体形状を小型化及
び簡素化出来る。
に撥水性コーティング剤を塗布することで、水滴が付着
しにくくなるため簡易な防滴，絶縁効果が得られる。ま
た、電気回路部品を内蔵する筐体構造においては、その
筐体間接合部に撥水性コーティング剤を塗布すること
で、筐体内部に水滴が入らなくなるため、簡易な防滴，
絶縁構造が得られる。このことにより、従来、筐体間の
防滴のため使用していた接着剤及びパッキンゴム等が不
要になり、組立・分解性の良い筐体構造となり、また、
筐体接合面間にわずかに隙間が生じても撥水性コーティ
ング剤により防滴効果があるため、筐体形状を小型化及
び簡素化出来る。
【図１】図４における断面図である。
【図２】図５における断面図である。
【図３】図２における絶縁部材の部分斜視図である。
【図４】一般的携帯用電話の斜視図である。
【図５】バッテリ部のみの斜視図である。
【図６】図１に対応する従来構造の断面図である。
１…筐体Ａ、 ４…筐体Ｂ、 ５…バッテリ部、 ６…電気部品ブロック、 ７…撥水性コーティング剤、 ８…端子部、 ９…絶縁部材、 １２…パッキンゴム。
Claims (2)
- 【請求項１】近接して設置されている複数の被覆なく露
出している電気導体部と前記電気導体部間の距離を維持
するため、前記導体部に近接して設けられている絶縁部
材とからなる電気導体部構造に、前記絶縁部材表面を被
覆する撥水性コーティング剤を付加したことを特徴とす
る家庭用電子機器。 - 【請求項２】内部に電気部品を収納するための複数の筐
体部品であって、その筐体間の接合面がそれぞれ撥水性
コーティング剤で被覆されていることを特徴とする家庭
用電子機器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4322905A JPH06177550A (ja) | 1992-12-02 | 1992-12-02 | 家庭用電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4322905A JPH06177550A (ja) | 1992-12-02 | 1992-12-02 | 家庭用電子機器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06177550A true JPH06177550A (ja) | 1994-06-24 |
Family
ID=18148936
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4322905A Pending JPH06177550A (ja) | 1992-12-02 | 1992-12-02 | 家庭用電子機器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06177550A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009212305A (ja) * | 2008-03-04 | 2009-09-17 | Denso Corp | 電子回路装置 |
| WO2010131420A1 (ja) * | 2009-05-15 | 2010-11-18 | 日本電気株式会社 | 電子機器の防水構造 |
-
1992
- 1992-12-02 JP JP4322905A patent/JPH06177550A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009212305A (ja) * | 2008-03-04 | 2009-09-17 | Denso Corp | 電子回路装置 |
| WO2010131420A1 (ja) * | 2009-05-15 | 2010-11-18 | 日本電気株式会社 | 電子機器の防水構造 |
| US9167065B2 (en) | 2009-05-15 | 2015-10-20 | Nec Corporation | Waterproof structure for electronic device |
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