JPH0525797U - 電子機器筺体 - Google Patents

電子機器筺体

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Publication number
JPH0525797U
JPH0525797U JP7235991U JP7235991U JPH0525797U JP H0525797 U JPH0525797 U JP H0525797U JP 7235991 U JP7235991 U JP 7235991U JP 7235991 U JP7235991 U JP 7235991U JP H0525797 U JPH0525797 U JP H0525797U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component
groove
electronic device
device housing
housing
Prior art date
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Pending
Application number
JP7235991U
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English (en)
Inventor
隆夫 永山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】表面のみが絶縁性材質で覆われた塩ビ溝板など
により筺体の主要構成部品を形成し、各構成部品間の電
気的接続を要する部分は素材の縁部にU字形溝を作り、
この溝に取り付けた導電ゴムの接触面で他の構成部品の
素材と接触させる。 【効果】マスキングなどの手間のかかる塗装工程を省略
し、製造コストの低減をはかることと、高信頼の電気接
続が得られる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は通信機器、情報機器などの電子機器に使用される筺体に関し、特に筺 体において電気的な接続を必要とする箇所の構造を改良し、安価な高信頼性に製 作できるようにした電子機器筺体に間する。
【0002】
【従来の技術】
一般に電子機器筺体は、収容する機器の電磁遮へいのため、構成各部の電気的 結合を必要とする。従来の電子機器は表面処理鋼板を使用せず、表面処理を施し ていない普通鋼板を用い、電気的接合を必要とする部分にマスキングを行った後 に塗装を施し、マスキングによって露出した素地を利用して構成する各部をそれ ぞれ電気的に結合していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来の電子機器筺体では普通鋼板を用い、電気的結合のため素地を残 したい部分にマスキングを行って塗装するので、表面処理鋼板使用の場合に比べ 遥かに高価につくという問題点がある。
【0004】 本考案はこのような問題を解決し、工程が簡単化された安価なかつ高信頼性の 電子機器筺体を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案による電子機器筺体は、複数の構成部品が結合された電子機器筺体にお いて、表面が絶縁性の被膜で被覆された導電性の素材で形成され縁部を折り曲げ て内面を素材とする溝を設けた第1の構成部品と、前記溝に挿入部が嵌合された 導電ゴムと、表面が絶縁性の被膜で被覆された導電性の素材で形成され素材を前 記導電ゴムに接触させて前記第1の構成部品に結合される第2の構成部品とを有 している。
【0006】
【実施例】
次に、本考案にていて図面を参照して説明する。
【0007】 図1は本考案による一実施例の分解斜視図であり、図2は構成部品1、2を結 合後の結合部分のAA断面図である。
【0008】 図1には電子機器筺体の本体部分である構成部品1、3と側板部分である構成 部品2を示す。構成部品1、2は導電性の鋼板の素材1a、2aと、表面に被覆 された絶縁性材質(塩化ビニール)の被膜1b、2bからなる表面処理鋼板を形 成したものである。
【0009】 筺体の構成部品1を他の構成部品と電気的に結合させるため、被膜1bが外側 になるように縁部にU字形溝部1cを設ける。U字形溝部1cに導電ゴム4のパ ッキンの挿入部4a嵌入し、構成部品1の素材は導電ゴム4に接触する。構成部 品1と結合されるべき相手の筺体構造部品2の素材2aと導電ゴム4の接触部4 bと接合する。
【0010】 図3に示すように被膜が施されてない導通性の筺体構成部品3も筺体構造部品 1と同様に縁部にU字形溝3cを設け、U字形溝3cに導電ゴム4の挿入部4a をかして接触させることによって構成部品2、3の電気的結合を良好にし高いシ ールド効果を得ることができる。
【0011】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は表面のみが絶縁性材質で覆われた塩ビ溝板などに より筺体の主要構成部品を形成し、各構成部品間の電気的接続を要する部分は素 材の縁部にU字形溝を作り、この溝に取り付けた導電ゴムの接触面で他の構成部 品の素材と接触させることにより、マスキングなどの手間のかかる塗装工程を省 略し、製造コストの低減をはかることと、高信頼の電気接続が得られる効果があ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の分解斜視図である。
【図2】図1のAA断面図である。
【図3】図1のBB断面図である。
【符号の説明】
1、2、3 構成部品 1a、2a 素材 1b、2b 被膜 1c U字形溝 4 導電ゴム

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の構成部品が結合された電子機器筺
    体において、表面が絶縁性の被膜で被覆された導電性の
    素材で形成され縁部を折り曲げて内面を素材とする溝を
    設けた第1の構成部品と、前記溝に挿入部が嵌合された
    導電ゴムと、表面が絶縁性の被膜で被覆された導電性の
    素材で形成され素材を前記導電ゴムに接触させて前記第
    1の構成部品に結合される第2の構成部品とを含むこと
    を特徴とする電子機器筺体。
JP7235991U 1991-09-10 1991-09-10 電子機器筺体 Pending JPH0525797U (ja)

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JP7235991U JPH0525797U (ja) 1991-09-10 1991-09-10 電子機器筺体

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JPH0525797U true JPH0525797U (ja) 1993-04-02

Family

ID=13487044

Family Applications (1)

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JP7235991U Pending JPH0525797U (ja) 1991-09-10 1991-09-10 電子機器筺体

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004296934A (ja) * 2003-03-27 2004-10-21 Nec Corp 電子機器の筐体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004296934A (ja) * 2003-03-27 2004-10-21 Nec Corp 電子機器の筐体

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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970617