JP2002341611A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002341611A
JP2002341611A JP2001149974A JP2001149974A JP2002341611A JP 2002341611 A JP2002341611 A JP 2002341611A JP 2001149974 A JP2001149974 A JP 2001149974A JP 2001149974 A JP2001149974 A JP 2001149974A JP 2002341611 A JP2002341611 A JP 2002341611A
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JP2001149974A
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Hiroaki Kakimoto
博昭 柿元
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  • Registering Or Overturning Sheets (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿の向きに対するシートの向き、もしくは
シートの表裏を考えなくともシートの所望の面に、所望
の向きで画像を形成することのできる画像形成装置を提
供する。 【解決手段】 読取原稿を所定の読取位置に搬送する原
稿搬送手段1に原稿とシートとを重ねた状態でセット
し、原稿を読取位置に搬送して原稿の画像情報を読み取
り手段30により読み取った後、シートを、給紙部80
から給送されたシートを画像形成部60に搬送する搬送
通路56と原稿搬送手段1とを接続する接続通路53を
介して画像形成部60に給送することにより、原稿とシ
ートを重ねるだけでシートの所望の面に、所望の向きで
画像を形成することができるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
し、特に読取原稿を所定の読取位置に搬送する原稿搬送
手段を備えたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば画像形成装置の一例である
デジタル複写機においては、読取原稿を所定の読取位置
に搬送する原稿搬送手段である原稿自動搬送装置を備え
たものがあり、原稿を複写する場合には、まずこの原稿
自動搬送装置の原稿トレイに原稿を載置した後、自動的
に原稿をプラテンガラス上に搬送し、この後、この原稿
画像を読み取り手段により読み取るようにしている。
【0003】そして、このようにして読み取った原稿画
像を感光体ドラム上に潜像として形成した後、トナーに
よって現像し、この後、このトナー像をシートに転写す
ることによりシートに画像を形成(複写)するようにし
ている。
【0004】ところで、このようなデジタル複写機にお
いて、例えば複数の特定フォーマット紙の一例であるn
枚のハガキの裏面に同一の画像を形成する場合があり、
このような場合、例えば図6に示すデジタル複写機11
0においては、まず複写原稿111を原稿自動搬送装置
の一例である両面原稿搬送装置112に搭載し、さら
に、一般的にハガキなどの特殊フォーマット紙を給紙す
るために用いるマルチ手差し部113にハガキ114を
積載するようにしている。
【0005】そして、この状態で例えばスタートボタン
が押されると、まず両面原稿搬送装置112からプラテ
ンガラス115の上に原稿11が送られ、この後、プラ
テンガラスの下方に設けられたスキャナ116により、
この原稿画像を読み取るようにしている。
【0006】次に、このように読み取られた画像情報に
基づいて画像形成部117に設けられた感光体ドラム1
18に、レーザスキャナ119を用いて画像を順次展開
し、この後、所定のプロセスにより感光ドラム118上
にトナー画像を形成するようにしている。
【0007】一方、このような感光体ドラム118上へ
のトナー画像形成動作と同期してマルチ手差し給紙部1
13からハガキ114を給紙することにより、ハガキ面
上に画像を形成するようにしている。
【0008】ところで、図7の(a)はハガキサイズ
(A6)の用紙に文字等の画像が記載された原稿を示す
ものであり、この原稿100を官製ハガキの裏面に複写
する場合は、(b)に示すような方向に画像を複写する
のが通常である。つまり、ハガキ114の裏面に画像を
複写する場合は、同図の点線で囲まれた紙面裏側(ハガ
キの表面)の切手に対して画像が逆にならないようにす
ることが必要である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、n枚のハガ
キの裏面に同一の画像を複写するため、既述したように
複写原稿100を両面原稿搬送装置112に、ハガキ1
14をマルチ手差し部113に積載するようにした場
合、つまり原稿100とハガキ114を別々の場所にセ
ットするようにした場合、原稿100をハガキ裏面に、
向きを間違えずに複写しようとすると、 1.原稿を両面原稿搬送装置に、どの面を表にして、ど
の向きで置くべきか 2.ハガキを、手差し給紙部に、どの面を表にして、ど
の向きで置くべきかということが問題となる。
【0010】ここで、従来のデジタル複写機(画像形成
装置)においては、1.の原稿表裏に関しては、原稿載
置位置付近に絵文字等により、原稿面を上向きにして置
くことを喚起する表示を行うことが一般的であり、この
ような絵文字等を用いることにより、原稿表裏に関して
は、ユーザーに機械側の意図を伝えることができる。
【0011】一方、原稿の向き及びハガキの表裏、向き
に関しては、デジタル複写機の操作パネルに文字、もし
くは画像で、適当な注意を喚起するか、マニュアル等に
ハガキへの複写方法を図解する程度にとどまっており、
十分に機械側の意図をユーザーに伝えことができるとは
いえなかった。
【0012】つまり、従来のデジタル複写機において
は、原稿の載置方法に関し、その表裏については、ある
程度、ユーザーに機械側の意図を伝えることはできた
が、その他の原稿の向き及びハガキの表裏、向きに関し
ては、十分に機械側の意図をユーザーに伝えことができ
るとはいえなかった。このため、ミスコピーが行われる
可能性があった。
【0013】そこで、本発明は、このような現状に鑑み
てなされたものであって、原稿の向きに対するシートの
向き、もしくはシートの表裏を考えなくともシートの所
望の面に、所望の向きで画像を形成することのできる画
像形成装置を提供することを目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、読取原稿を所
定の読取位置に搬送する原稿搬送手段と、前記読取位置
に搬送された原稿の画像を読み取る読取手段と、前記読
取手段により読み取った原稿画像情報に基づいて像担持
体に画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部にシ
ートを給送する給紙部とを備えた画像形成装置におい
て、前記給紙部から給送されたシートを前記画像形成部
に搬送する搬送通路と、前記原稿搬送手段と前記搬送通
路とを接続する接続通路と、を備え、前記原稿搬送手段
に原稿とシートとを重ねた状態でセットし、前記原稿を
読取位置に搬送して該原稿の画像情報を読み取った後、
前記シートを前記接続通路を経て画像形成部に給送する
ようにしたことを特徴とするものである。
【0015】また本発明は、前記画像形成部の像担持体
に、前記原稿搬送手段にセットされた原稿の画像の向き
と一致する向きに画像を形成することを特徴とするもの
である。
【0016】また本発明は、前記画像形成部の上流側に
前記シートの斜行を補正した後、所定のタイミングで該
シートを前記画像形成部に向けて搬送するレジストロー
ラを設け、前記接続通路と前記搬送通路との合流部を前
記レジストローラの上流に設けたことを特徴とするもの
である。
【0017】また本発明は、前記接続通路を備えた通路
ユニットを装置本体に着脱自在に装着し、前記通路ユニ
ットを装置本体に装着した際、前記接続通路のシート出
口を前記装置本体に設けられた給紙口に一致させたこと
を特徴とするものである。
【0018】また本発明は、前記装置本体に設けられた
給紙口は手差し給紙口であることを特徴とするものであ
る。
【0019】また本発明のように、読取原稿を所定の読
取位置に搬送する原稿搬送手段に原稿とシートとを重ね
た状態でセットし、原稿を読取位置に搬送して原稿の画
像情報を読み取った後、シートを、給紙部から給送され
たシートを画像形成部に搬送する搬送通路と原稿搬送手
段とを接続する接続通路を介して画像形成部に給送する
ことにより、原稿とシートを重ねるだけでシートの所望
の面に、所望の向きで画像を形成することができるよう
にする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて詳細に説明する。
【0021】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
画像形成装置の一例であるデジタル複写機の概略構成を
示す図である。
【0022】同図において、100はデジタル複写機、
101はデジタル複写機本体(以下、装置本体という)
であり、この装置本体101の上面には原稿搬送手段で
ある両面原稿搬送装置1が、上部には原稿を読み取る読
取手段であるスキャナ部30がそれぞれ設けられ、さら
にスキャナ部30の下方には像担持体である感光体ドラ
ム61を備えた画像形成部60が設けられている。
【0023】また、同図において、80は給紙部であ
り、この給紙部80により、シート収納部81に収納さ
れたシートSを画像形成部60に給送するようにしてい
る。
【0024】ところで、両面原稿搬送装置1は、通常、
原稿束3を載置する原稿トレイ2、原稿先端のしごきを
行い、かつ原稿束3の最下位原稿を搬送する半月ローラ
4、分離ローラ7,8及び分離ベルト9と共同して最下
位原稿を原稿束3から分離する給紙ローラ6、給紙ロー
ラ6により原稿束3から分離された最下位原稿のレジ取
りを行う反転ローラ12及びレジストローラ13等を備
えている。
【0025】そして、複写(画像形成)を行う際、この
両面原稿搬送装置1は、原稿トレイ2に載置された原稿
束3の最下位原稿を半月ローラ4により送り出した後、
給紙ローラ6により分離し、この後、ガイド板10,1
1に沿って反転ローラ12とレジストローラ13によっ
て形成されるレジストニップに入り込ませ、このレジス
トニップにおいてレジ取りを行うようにしている。
【0026】さらに、このようにレジ取りを行った最下
位原稿を、この後、ガイド板14,15に沿ってプラテ
ンガラス16上に導くようにしている。そして、この
後、原稿は、駆動ローラ17とターンローラ18との間
に張設され、かつ内側からコロ19によりプラテンガラ
ス側に押圧される搬送ベルト20によってプラテンガラ
ス上を進み、図2に示すように予め決められた位置で停
止するようになっている。
【0027】一方、原稿を読み取るスキャナ部30は、
同図に示すように板金等で形成される枠体31と、光源
40及び第1反射ミラー41を備えた第1ミラー台32
と、第2反射ミラー42及び第3反射ミラー43を備え
た第2ミラー台33と、集光レンズユニット34と、光
電変換素子35等の光学部品を備えている。
【0028】なお、第1ミラー台32は図中、左から右
に一定の速度で移動しながら、原稿画像を読み取るよう
になっている。また、第2ミラー台33は図中、左から
右に第1ミラー台32の速度の1/2の一定の速度で移
動するようになっている。
【0029】ここで、このようなスキャナ部30におい
て、複写(画像形成)を行う際は、同図に示すようにプ
ラテンガラス16上の予め決められた位置で停止してい
る原稿iに対して光源40により光を照射するようにし
ている。そして、このように光源40により照射された
原稿画像は図中一点鎖線で示すように、第1ミラー4
1、第2ミラー42、第3ミラー43で反射した後、集
光レンズユニット34に入射し、さらにCCD等の光電
変換素子35に集光されて読み取られるようになってい
る。
【0030】さらに、このようにして読み取られた画像
情報は、図1に示すように画像メモリ44に転送された
後、レーザ光のオン/オフに変調するためのレーザスキ
ャナ45に転送される。この後、感光体ドラム61には
レーザスキャナ45による露光等の既知の画像形成プロ
セスにより、トナー画像が形成され、このトナー画像
は、転写ポイント62にて、給紙部80により給送され
た後、レジストローラ対55,56により所定のタイミ
ングで搬送されたシートSに転写される。
【0031】なお、このようにトナー像が転写された
後、シートSは定着装置63に搬送され、この定着装置
63にて加熱及び加圧されることにより、トナー画像が
定着され、この後、排出口70から装置本体外に排出さ
れて排紙トレイ71上に積載される。
【0032】また、画像が読み取られた後、搬送ベルト
20の反転により原稿iはスイッチバックし、反転ロー
ラ12の外側と外ガイド21からなる反転搬送路を経由
して、再び原稿トレイ2に戻るようになっている。
【0033】ところで、本実施の形態においては、例え
ばハガキサイズ(A6)の原稿を、n部のハガキの裏面
に複写する場合には、図3に示すように原稿面が上向き
となっている原稿201に、裏面が上向きになるように
重ねられたn部のシートの一例であるハガキ203を重
ねた状態の束202として原稿トレイ2に積載(セッ
ト)するようにしている。
【0034】つまり、n部のハガキに原稿201の複写
を行う際、オペレーターは、複写したい原稿201とハ
ガキ203とを、その原稿201と同じ向きに画像を、
ハガキ203の裏面に複写することをイメージして重ね
るようにしている。
【0035】そして、このように複写したい原稿201
とハガキ203とを画像が同じ向きとなるように重ねる
ことにより、原稿201の向きに対するハガキ203の
向き、もしくはハガキ203の表裏を考えずに、直感的
に原稿201、ハガキ203を載置し、複写作業を行う
ことができるようにしている。
【0036】なお、このように原稿201とハガキ20
3とを重ねて原稿トレイ2に積載するようにした場合、
画像形成の際、ハガキ203を画像形成部60に搬送す
るための経路が必要となる。このため、本実施の形態に
おいては、図1に示すように原稿トレイ2に積載された
ハガキを画像形成部60に搬送するための接続通路であ
る接続パス53を設けている。
【0037】ここで、図2に示すように、この接続パス
53の上部の入り口53aは、両面原稿搬送装置1のタ
ーンローラ側の端部に設けられた搬送口1aに臨むよう
になっている。なお、この搬送口1aには搬送ベルト1
6の矢印A方向の移動に伴って同方向に移動するハガキ
をすくい上げるジャンプ台50が設けられている。
【0038】これにより、搬送ベルト16が矢印A方向
に移動すると、これに伴いハガキ203が同方向に移動
し、この後、ジャンプ台50によりすくい上げられ、接
続パス53の上部の入り口53aから入り口ローラ5
1,52により接続パス内に導かれるようになってい
る。
【0039】一方、この接続パス53の下部の出口は、
図1に示すように給紙部80の搬送通路である給紙パス
54と、レジストローラ55,56の直前の合流ポイン
ト57において合流するようになっており、これにより
接続パス53を通過したハガキ203は、この後、合流
ポイント57から給紙パス54を通過し、レジストロー
ラ対55,56でレジ取りが行われて転写ポイント62
に向かうようになっている。
【0040】次に、このような構成のデジタル複写機1
00の1枚の原稿をn枚のハガキに複写する動作につい
て詳細に説明する。
【0041】この場合、まず原稿面が上向きの原稿20
1に、裏面が上向きになるように重ねたn部のハガキ束
203を重ねた状態の束202(図3参照)で原稿トレ
イ2に積載する。次に、画像形成動作が開始されると、
束202の最下位に位置する原稿201は給紙ローラ6
により束202から分離され、レジ取りされた後、プラ
テンガラス16上に導かれ、この後、搬送ベルト20に
よってプラテンガラス上を進み、予め決められた位置で
停止する(図2参照)。
【0042】次に、スキャナ部30によりプラテンガラ
ス16上の予め決められた位置で停止している原稿20
1の画像が読み取られる。そして、この読み取った画像
情報は、図1に示すように画像メモリ44に転送され、
さらにレーザスキャナ45に転送され、この後、感光体
ドラム61には既知の画像形成プロセスにより、トナー
画像が形成される。
【0043】ここで、このとき、感光ドラム61には両
面原稿搬送装置1の原稿トレイ上に載置された原稿画像
の向きと一致するようにトナー画像が形成される。な
お、このようにして画像が読み取られた後、原稿201
はスイッチバックし、反転ローラ12の外側と外ガイド
21からなる反転搬送路を経由して、再び原稿トレイ2
に戻る。
【0044】次に、このような原稿搬送後、原稿トレイ
2に積載されたハガキ203のうち最下位のハガキ20
3a(図3参照)を、上述した一連の動作と同様にプラ
テンガラス上を搬送させ、さらに搬送ベルト21により
ターンローラ18を通過するまで搬送させる。これによ
り、最下位のハガキ203aはジャンプ台50によりす
くい上げられ、接続パス53に導かれる。
【0045】次に、このように接続パス内に進入したハ
ガキ203aは、給紙パス54との合流ポイント57を
通過した後、レジストローラ対55,56によりレジ取
りが行われ、この後、所定のタイミングで転写ポイント
62に向かう。
【0046】ここで、このとき既述したように、感光体
ドラム61には先に両面原稿搬送装置1に載置された原
稿201の画像の向きと一致したトナー画像が形成され
ているので、この転写ポイント62を通過する際、ハガ
キ203aには原稿画像の向きと一致したトナー画像が
転写される。
【0047】なお、この後、このハガキ203aはやは
り既知の定着プロセス等を経て、排出口70より装置装
置外に排出され、排紙トレイ71上に積載される。以
下、残りのハガキに対しても同様のプロセス順次施し、
複写作業を完了させる。
【0048】このように、ハガキ203を、原稿201
に重ねた状態で両面原稿搬送装置1にセットし、最初に
原稿201の読取を行った後、ハガキ203を接続パス
53を介して画像形成部50に給送するようにすること
により、原稿201の向きに対するハガキ203の向
き、もしくはハガキ203の表裏を考えなくともハガキ
203の所望の面に、所望の向きで画像を形成すること
ができる。これにより、ミスコピーを防ぐことができ
る。
【0049】なお、これまでの説明においては、両面原
稿搬送装置1の給紙方法を、最下位の原稿から順次給紙
する、いわゆる下分離方式としたため、原稿201を束
202の最下位に配置し、その上にハガキ203を重ね
る形態としたが、両面原稿搬送装置1の給紙方法が、こ
れとは反対に、上分離方式を採用したものであった場合
には、束の最上位に原稿201を重ねて、両面原稿搬送
装置1に配置する構成とすることは明白である。
【0050】また、ここまでは1枚の原稿201に対し
てn部の複写を行う、1tonの例について説明した
が、m枚の原稿に対してn部の複写を行う、mtom×
nの場合においても、図4に示すように、m枚の原稿2
01を重ね、この枚数を本装置に入力し、その上にm×
n枚のハガキ203を重ね、同図に示すような束207
を作り、これを単に両面原稿搬送装置1の原稿トレイ2
に載置し、上述した複写プロセスを行えばよい。
【0051】一方、これまでの説明においては、接続パ
ス53を装置本体101に設けた場合について述べてき
たが、本発明はこれに限らず、例えば図5に示すように
接続パス53を備えた外付けユニット200を装置本体
101に着脱自在に取り付けるようにしても良い。
【0052】なお、このように外付けユニット200を
取り付ける際、既述した図1に示すマルチ手差し給紙部
83の手差しトレイ84を取り外した後、接続パス53
の出口53bが、装置本体101の側面に形成されてい
る手差し給紙部83の手差し給紙口85に一致するよう
に構成している。
【0053】そして、このように外付けユニット200
を装置本体101に着脱自在に取り付けることにより、
両面原稿搬送装置1から排出されたハガキ203は、入
り口ローラ51,52より接続パス53に進入し、内部
の搬送ガイド53に沿って装置本体側に搬送される。
【0054】なお、この後、このハガキ203は、装置
本体内の手差し給紙用搬送路86に沿って移動した後、
レジストローラ55、56の直前の合流ポイント57に
おいて合流する給紙パス54を通過し、この後、レジス
トローラ対55,56でレジ取りが行われて転写ポイン
ト62に向かうようになっている。そして、この後、既
述した画像形成、定着プロセスを経て、複写プロセスを
完了させる。
【0055】このように、接続パス53を備えた外付け
ユニット200を装置本体101に着脱自在に取り付け
ると共に、この接続パス53を通過してきたハガキ20
3を装置本体101に設けられている手差し給紙口85
から装置本体内に進入させるようにすることにより、装
置本体101の構成を簡単にすることができる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように本発明のように、原
稿搬送手段に原稿とシートとを重ねた状態でセットし、
原稿を読取位置に搬送して原稿の画像情報を読み取った
後、シートを、搬送通路と原稿搬送手段とを接続する接
続通路を介して画像形成部に給送するようにすることに
より、原稿の向きに対するシートの向き、もしくはシー
トの表裏を考えなくともシートの所望の面に、所望の向
きで画像を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置
の一例であるデジタル複写機の概略構成を示す図。
【図2】上記デジタル複写機に設けられた両面原稿搬送
装置とスキャナ部の構成を示す図。
【図3】上記両面原稿搬送装置にセットされる原稿と転
写紙からなる束を示す斜視図。
【図4】上記束の他の構成を示す斜視図。
【図5】上記デジタル複写機の他の構成を示す図。
【図6】従来の画像形成装置の一例であるデジタル複写
機の概略構成を示す図。
【図7】原稿画像と、ハガキの裏面に複写された画像を
示す図。
【符号の説明】
1 両面原稿搬送装置 16 プラテンガラス 30 スキャナ部 53 接続パス 54 給紙パス 55、56 レジストローラ対 57 合流ポイント 60 画像形成部 61 感光体ドラム 80 給紙部 100 デジタル複写機 101 装置本体 200 外付けユニット 201 原稿 203 ハガキ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65H 9/14 B65H 9/14 Fターム(参考) 2H071 BA03 BA13 DA18 DA22 DA23 EA04 2H072 AA13 AA16 BA17 CA05 CB03 CB09 HA02 2H076 BA24 BA33 BA37 BA81 3F049 AA10 CA01 DA12 LA02 LB02 LB03 3F102 AA06 AB01 BA02 BB02 EA03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読取原稿を所定の読取位置に搬送する原
    稿搬送手段と、前記読取位置に搬送された原稿の画像を
    読み取る読取手段と、前記読取手段により読み取った原
    稿画像情報に基づいて像担持体に画像を形成する画像形
    成部と、前記画像形成部にシートを給送する給紙部とを
    備えた画像形成装置において、 前記給紙部から給送されたシートを前記画像形成部に搬
    送する搬送通路と、 前記原稿搬送手段と前記搬送通路とを接続する接続通路
    と、 を備え、 前記原稿搬送手段に原稿とシートとを重ねた状態でセッ
    トし、前記原稿を読取位置に搬送して該原稿の画像情報
    を読み取った後、前記シートを前記接続通路を経て画像
    形成部に給送するようにしたことを特徴とする画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】 前記画像形成部の像担持体に、前記原稿
    搬送手段にセットされた原稿の画像の向きと一致する向
    きに画像を形成することを特徴とする請求項1記載の画
    像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記画像形成部の上流側に前記シートの
    斜行を補正した後、所定のタイミングで該シートを前記
    画像形成部に向けて搬送するレジストローラを設け、 前記接続通路と前記搬送通路との合流部を前記レジスト
    ローラの上流に設けたことを特徴とする請求項1又は2
    記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記接続通路を備えた通路ユニットを装
    置本体に着脱自在に装着し、 前記通路ユニットを装置本体に装着した際、前記接続通
    路のシート出口を前記装置本体に設けられた給紙口に一
    致させたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1
    項に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記装置本体に設けられた給紙口は手差
    し給紙口であることを特徴とする請求項4記載の画像形
    成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010008584A (ja) * 2008-06-25 2010-01-14 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP6265356B1 (ja) * 2017-02-15 2018-01-24 株式会社日本医療データセンター コンピュータプログラム、端末、方法およびサーバ

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