JP2002341110A - 光学素子のリサイクル方法および光学素子のリサイクル管理装置、光学素子の保持方法、光書込装置、並びに画像形成装置 - Google Patents
光学素子のリサイクル方法および光学素子のリサイクル管理装置、光学素子の保持方法、光書込装置、並びに画像形成装置Info
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- JP2002341110A JP2002341110A JP2001244151A JP2001244151A JP2002341110A JP 2002341110 A JP2002341110 A JP 2002341110A JP 2001244151 A JP2001244151 A JP 2001244151A JP 2001244151 A JP2001244151 A JP 2001244151A JP 2002341110 A JP2002341110 A JP 2002341110A
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Abstract
率的に行うことが可能な光学素子のリサイクル管理装置
を提供すること。 【解決手段】 リサイクル管理装置100では、CPU
102は、リサイクル工程で、装置から取り外されたレ
ンズユニットのうち、再利用可能と判断されたレンズユ
ニットのデータを入力し、入力される再利用可能と判断
されたレンズユニットのデータ(ロットNo.、回収
日、光学特性再評価結果)をファイル装置108のレン
ズユニット個別データファイル210に記憶し、レンズ
ユニット個別データファイル201に記憶されたデータ
に基づき、日単位で、リサイクル工程の装置の投入台数
に対する再利用可能なレンズユニットの個数の比率を算
出して再利用比率ファイル203に記憶する。
Description
機、レーザプリンタ、ファクシミリ装置などに用いられ
る光学素子のリサイクル方法および光学素子のリサイク
ル管理装置、光学素子の保持方法、光書込装置、並びに
画像形成装置に関する。
きており、環境保護への対応が促進されてきている。寿
命を迎えた製品が市場から引き取られてきた際に、製品
に使える部品がある場合はできるだけ再利用する努力が
払われるようになってきており、製品への部品の再投入
が行われている。とりわけ、光学素子は高価であるの
で、再利用(リユース)の必要性が高い。
のレンズ付きフイルムユニットの分解検査方法では、全
カバー、電池、ストロボ、カウンターおよびシャッター
などの各部品が結合されたレンズ付きフィルムユニット
の分解検査方法において、レンズ付きフィルムユニット
を検査位置まで搬送して一定の姿勢で位置決めした後、
前記各部品のうち取り外す部品の形状、電気特性、外
観、および動作などを検査し、その後、レンズ付きフィ
ルムユニットを分解位置まで搬送して一定姿勢で位置決
めした後、前記取り外す部品を前記検査情報に応じて再
利用できるものと、再利用できないものとに分ける技術
が開示されている。
ンズ付きフィルムユニットの分解方法では、撮影機構を
含むユニット本体に予め写真フィルムとカートリッジと
を組み込んだレンズ付きフィルムユニット再生方法にお
いて、撮影済みの写真フィルムをカートリッジとともに
取り出した後に回収されたユニット本体を分解し、少な
くとも可動部品を含む機能的に独立したユニット機構部
品を分離してその機能検査を行い、この機能検査で合格
品と判断されたものを再生されるユニット本体に用いる
とともに、前記機能検査で不合格品と判断されたものに
ついては、その全数に対し、一定の部品の交換または矯
正を行い、しかる後に、再度の機能検査を行って合格品
と判断されたものを再生されるユニット本体に用いる技
術が開示されている。
機などの画像形成装置に用いられる光書込装置が市場に
出始めた頃は、光学的精度を確保するなどの理由から光
学素子はガラス製のものがほとんどであった。しかし、
プラスチック材料の光学素子への利用、金型用駒の加工
技術の向上、金型精度の向上、さらには成形技術の進歩
に伴い、コスト的に有利なこと、および非球面を採用す
ることによる光学性能の高性能化を図る狙いから、光学
素子の材質もプラスチック材料におきかえてきている。
このようなプラスチックによる光学素子は、組み立て性
や低コスト化の理由から光書込装置の筐体(箱型のプラ
スチック製ハウジング)に設けられた取り付け形状にセ
ットされ、金具や接着剤などで固定されるものが多い。
連する参考技術文献として、たとえば、光学素子に位置
決め用の基準突起部を設け、この基準突起部を筐体に設
けられた穴あるいはくぼみにセットして組み立て性を向
上させる技術が特開平5−249391号公報に開示さ
れている。
組み立てるラインには新品の部品も流れており、再利用
部品と新部品とが混在するようになってしまう。そのた
め再利用部品と新部品とを分けて管理しているが、それ
ぞれの個数を正しく管理していかないと余剰な部品が発
生したり、部品が足りなくて製品化できないという事態
を起こしてしまう。また、保管場所に関しても正しくそ
れぞれの個数が管理されていないと、部品が雑多におか
れることとなり、無用に広い保管場所が必要になってし
まう。さらに、再利用部品の個数の管理を行わないと、
新部品を何個加工すればよいのか把握することができな
くなる。また、再利用部品の発生する比率が把握できて
いないと組立ラインの稼動計画を立てることができず、
生産の効率化を図ることも困難になるという問題点があ
った。
学素子を固定すると、その光学素子をリサイクル使用す
る際に光学ハウジングから取り外すには一部破壊しない
と取り外すことができないため、光学的機能を満足した
状態で再使用することができないという問題点があっ
た。また、特開平5−249391号公報における光学
素子の取りつけにあっても、同様の理由から、リサイク
ル時の取り外しや光学素子として再利用することは不可
能である。
り、再利用可能な光学素子の管理を容易かつ効率的に行
なうことが可能な光学素子のリサイクル方法および光学
素子のリサイクル管理装置を提供することを第1の目的
とする。
接着などで固定した場合であっても、解体作業が簡単で
リサイクル使用可能な光学素子の保持方法を提供するこ
とを第2の目的とする。
に、請求項1にかかる光学素子のリサイクル方法にあっ
ては、光学素子ユニットを装置から取り外して、再利用
する光学素子のリサイクル方法において、装置から光学
素子ユニットを取り外す解体工程と、前記取り外した光
学素子ユニットを清掃する清掃工程と、前記清掃した光
学素子ユニットを検査する検査工程と、前記検査結果に
基づいて、光学素子ユニットを再利用可能なユニットと
再利用不可能なユニットに仕分ける仕分け工程と、再利
用可能な光学素子ユニットのデータを入力するデータ入
力工程と、日単位で、装置の投入台数に対する再利用可
能な光学素子ユニットの個数の比率を算出する光学素子
ユニット比率算出工程と、を含むものである。
ットを取り外し、取り外した光学素子ユニットを清掃
し、清掃した光学素子ユニットを検査し、検査結果に基
づいて、光学素子ユニットを再利用可能なユニットと再
利用不可能なユニットに仕分けして、再利用可能な光学
素子ユニットのデータを入力し、日単位で、装置の投入
台数に対する再利用可能な光学素子ユニットの個数の比
率を算出することが可能になる。
クル方法にあっては、請求項1にかかる発明において、
前記仕分け工程で、再利用不可能として仕分けされた光
学素子ユニットから光学素子単品を取り外す分解工程
と、分解された光学素子単品を清掃する清掃工程と、清
掃された光学素子単品を検査する検査工程と、検査結果
に基づいて、光学素子単品を再利用可能なものと再利用
不可能なものとに仕分ける仕分け工程と、再利用可能な
光学素子単品のデータを入力するデータ入力工程と、日
単位で、前記分解された光学素子ユニットに対する再利
用可能な光学素子単品の比率を算出する光学素子単品比
率算出工程と、を含むものである。
分けされた光学素子ユニットから光学素子単品を取り外
し、分解された光学素子単品を清掃し、清掃された光学
素子単品を検査し、検査結果に基づいて、光学素子単品
を再利用可能なものと再利用不可能なものとに仕分けし
て、再利用可能な光学素子単品のデータを入力し、日単
位で、分解された光学素子ユニットに対する再利用可能
な光学素子単品の比率を算出することが可能になる。
クル方法にあっては、請求項1または2にかかる発明に
おいて、前記光学素子ユニットはレンズユニットであ
り、前記光学素子単品はレンズとするものである。
いて、光学素子をレンズユニットとし、光学素子単品を
レンズとすることにより、再使用可能な光学素子ユニッ
トあるいは光学素子単品の管理が可能となる。
クル方法にあっては、光学素子を装置から取り外して、
再利用する光学素子のリサイクル方法において、装置か
ら光学素子を取り外す解体工程と、前記取り外した光学
素子を清掃する清掃工程と、前記清掃した光学素子を検
査する検査工程と、前記検査結果に基づいて、光学素子
を再利用可能なものと再利用不可能なものに仕分ける仕
分け工程と、再利用可能な光学素子のデータを入力する
データ入力工程と、日単位で、装置の投入台数に対する
再利用可能な光学素子の個数の比率を算出する光学素子
比率算出工程と、在庫のある再利用可能な光学素子の個
数と、新規な装置製造台数とを比較して、光学素子の新
規組立必要台数を算出する光学素子の新規組立必要台数
算出工程と、を含むものである。
り外し、取り外した光学素子を清掃し、清掃した光学素
子を検査し、検査結果に基づいて、光学素子を再利用可
能なものと再利用不可能なものに仕分けして、再利用可
能な光学素子のデータを入力し、日単位で、装置の投入
台数に対する再利用可能な光学素子の個数の比率を算出
し、在庫のある再利用可能な光学素子の個数と、新規な
装置製造台数とを比較して、光学素子の新規組立必要台
数を算出することが可能になる。
クル方法にあっては、請求項4にかかる発明において、
日単位で算出されるリサイクル処理に投入された光学素
子の数に対する再利用可能と判断された光学素子の数の
比率に基づいて、装置投入数に対する再利用可能な光学
素子の個数の予測発生比率を算出する予測発生比率予測
工程を含むものである。
サイクル処理に投入された光学素子の数に対する再利用
可能と判断された光学素子の数の比率に基づいて、装置
投入数に対する再利用可能な光学素子の個数の予測発生
比率を算出することが可能になる。
クル方法にあっては、請求項4にかかる発明において、
さらに、予定投入台数と前記発生予測比率とに基づい
て、予定投入台数に対する再利用可能な光学素子の発生
予測個数を算出する発生個数予測工程と、新規な装置製
造台数と予定投入台数に対する再利用可能な光学素子の
発生予測個数に基づいて、新規な装置製造台数に対する
光学素子の新規組立必要台数を予測する光学素子の新規
組立必要台数予測工程と、を含むものである。
測比率とに基づいて、予定投入台数に対する再利用可能
な光学素子の発生予測個数を算出し、新規な装置製造台
数と予定投入台数に対する再利用可能な光学素子の発生
予測個数に基づいて、新規な装置製造台数に対する光学
素子の新規組立必要台数を予測することが可能になる。
クル管理装置にあっては、光学素子ユニットを装置から
取り外して、再利用する光学素子のリサイクル工程で、
リサイクル情報を管理するリサイクル管理装置におい
て、前記リサイクル工程で、装置から取り外された光学
素子ユニットのうち、再利用可能と判断された光学素子
ユニットのデータを入力するデータ入力手段と、前記デ
ータ入力手段から入力される再利用可能と判断された光
学素子ユニットのデータを記憶する第1の記憶手段と、
前記第1の記憶手段に記憶されたデータに基づき、日単
位で、前記リサイクル工程の装置の投入台数に対する再
利用可能な光学素子ユニットの個数の比率を算出する光
学素子ユニット比率算出手段と、前記光学素子ユニット
比率算出手段で算出された、日単位の前記リサイクル工
程の装置の投入台数に対する再利用可能な光学素子ユニ
ットの個数の比率を記憶する第2の記憶手段と、を備え
たものである。
置から取り外された光学素子ユニットのうち、再利用可
能と判断された光学素子ユニットのデータを入力し、入
力される再利用可能と判断された光学素子ユニットのデ
ータを第1の記憶手段に記憶し、第1の記憶手段に記憶
されたデータに基づき、日単位で、前記リサイクル工程
の装置の投入台数に対する再利用可能な光学素子ユニッ
トの個数の比率を算出し、日単位のリサイクル工程の装
置の投入台数に対する再利用可能な光学素子ユニットの
個数の比率を第2の記憶手段に記憶することが可能にな
る。
クル管理装置にあっては、請求項7にかかる発明におい
て、さらに、前記リサイクル工程で、再利用不可能と判
断された光学素子ユニットから取り外された光学素子単
品のうち、再利用可能と判断された光学素子単品のデー
タを入力する第2のデータ入力手段と、前記データ入力
手段から入力される再利用可能と判断された光学素子単
品のデータを記憶する第3の記憶手段と、前記第1の記
憶手段に記憶されたデータに基づき、日単位で、前記分
解されたレンズユニットに対する再利用可能な光学素子
単品の個数の比率を算出する光学素子ユニット比率算出
手段と、前記光学素子ユニット比率算出手段で算出され
た、日単位の分解されたレンズユニットに対する再利用
可能な光学素子単品の個数の比率を記憶する第4の記憶
手段と、を備えたものである。
サイクル工程で、再利用不可能と判断された光学素子ユ
ニットから取り外された光学素子単品のうち、再利用可
能と判断された光学素子単品のデータを入力し、日単位
で、前記分解された光学素子ユニットに対する再利用可
能な光学素子単品の比率を算出することが可能になる。
クル管理装置にあっては、請求項7または8にかかる発
明において、光学素子ユニットはレンズユニットであ
り、光学素子単品はレンズとするものである。
いて、光学素子ユニットをレンズユニットとし、光学素
子単品をレンズとすることにより、再使用可能な光学素
子ユニットあるいは光学素子単品を対象とした管理を行
なうことが可能となる。
イクル管理装置にあっては、光学素子を装置から取り外
して、再利用する光学素子のリサイクル工程で、リサイ
クル情報を管理するリサイクル管理装置において、前記
リサイクル工程で、装置から取り外された光学素子のう
ち、再利用可能と判断された光学素子のデータを入力す
るデータ入力手段と、前記データ入力手段から入力され
る再利用可能と判断された光学素子のデータを記憶する
第1の記憶手段と、前記第1の記憶手段に記憶されたデ
ータに基づき、日単位で、前記リサイクル工程の装置の
投入台数に対する再利用可能な光学素子の個数の比率を
算出する光学素子比率算出手段と、前記光学素子比率算
出手段で算出された、日単位の前記リサイクル工程の装
置の投入台数に対する再利用可能な光学素子の個数の比
率を記憶する第2の記憶手段と、在庫のある再利用可能
な光学素子の個数と、新規な装置製造台数とを比較し
て、光学素子の新規組立必要台数を算出する光学素子の
新規組立必要台数算出手段と、を備えたものである。
置から取り外された光学素子のうち、再利用可能と判断
された光学素子のデータを入力し、入力される再利用可
能と判断された光学素子のデータを第1の記憶手段に記
憶し、第1の記憶手段に記憶されたデータに基づき、日
単位で、リサイクル工程の装置の投入台数に対する再利
用可能な光学素子の個数の比率を算出し、算出された、
日単位のリサイクル工程の装置の投入台数に対する再利
用可能な光学素子の個数の比率を第2の記憶手段に記憶
し、在庫のある再利用可能な光学素子の個数と、新規な
装置製造台数とを比較して、光学素子の新規組立必要台
数を算出することが可能になる。
イクル管理装置にあっては、請求項10にかかる発明に
おいて、さらに、前記第2の記憶手段に記憶された、日
単位で算出されるリサイクル処理に投入された光学素子
の数に対する再利用可能と判断された光学素子の数の比
率に基づいて、装置投入数に対する再利用可能な光学素
子の個数の予測発生比率を算出する予測発生比率予測手
段を備えたものである。
された、日単位で算出されるリサイクル処理に投入され
た光学素子の数に対する再利用可能と判断された光学素
子の数の比率に基づいて、装置投入数に対する再利用可
能な光学素子の個数の予測発生比率を算出することが可
能になる。
イクル管理装置にあっては、請求項11にかかる発明に
おいて、さらに、予定投入台数と前記予測発生比率予測
手段で算出された前記発生予測比率とに基づいて、予定
投入台数に対する再利用可能な光学素子の発生予測個数
を算出する発生個数予測手段と、新規な装置製造台数と
予定投入台数に対する再利用可能な光学素子の発生予測
個数に基づいて、新規な装置製造台数に対する光学素子
の新規組立必要台数を予測する光学素子の新規組立必要
台数予測手段と、を備えたものである。
れた発生予測比率とに基づいて、予定投入台数に対する
再利用可能な光学素子の発生予測個数を算出し、新規な
装置製造台数と算出された予定投入台数に対する再利用
可能な光学素子の発生予測個数に基づいて、新規な装置
製造台数に対する光学素子の新規組立必要台数を予測す
ることが可能になる。
方法にあっては、光学ハウジングに光学素子を保持する
光学素子の保持方法において、前記光学素子の非走査部
分に、前記光学ハウジングと接合される突起形状の保持
部と、前記光学ハウジングに前記保持部が挿入される挿
入部とを設け、前記保持部を前記挿入部に挿入して前記
光学素子を保持するものである。
に、光学ハウジングと接合される突起形状の保持部と、
光学ハウジングに保持部が挿入される挿入部とを設け、
保持部を挿入部に挿入して光学素子を保持することによ
り、光学素子を光学ハウジングに簡単に取りつけること
が可能となると共に、リサイクル使用における解体時に
おいて光学的機能に影響しない非走査部分を解体するこ
とにより光学素子のリユース性が向上する。
方法にあっては、請求項13の発明において、前記保持
部は、幅の異なる少なくとも2つの部分、またはなめら
かに幅が変化している形状を有するものである。
保持部の形状が、幅の異なる少なくとも2つの部分、ま
たはなめらかに幅を変化させることにより、確実に光学
ハウジングの挿入部にセットすることが可能になる。
方法にあっては、請求項13または14の発明におい
て、前記保持部は、切断用の切れ目を有するものであ
る。
において、保持部に切断用の切れ目を入れることによ
り、リサイクル解体作業が簡単に行なえる。
方法にあっては、請求項13または14の発明におい
て、前記保持部は、少なくとも2つ以上設けられている
ものである。
において、保持部を複数個設けることにより、リサイク
ルにより解体された保持部以外の残りの保持部を用いた
リユースが可能になる。
方法にあっては、請求項16の発明において、前記保持
部は、前記光学素子に対し対象の位置に対をなして設け
られるものである。
保持部を光学素子に対し対象の位置に対をなして複数個
設けることにより、リサイクル時に光学素子をひっくり
返して使用することが可能になる。
方法にあっては、請求項13の発明において、前記光学
ハウジングは、前記保持部が挿入される側に隣接し、前
記挿入部より大きな開口部が設けられているものであ
る。
光学ハウジングに、保持部が挿入される側に隣接して挿
入部より大きな開口部を設けることにより、光学ハウジ
ングの挿入部に光学素子の保持部を挿入する際、その組
み付けが開口部を介して簡単に行なうことが可能にな
る。
方法にあっては、請求項18の発明において、前記光学
ハウジングの挿入部と開口部との間は、傾斜部で構成さ
れるものである。
光学ハウジングに、保持部が挿入される側に隣接して挿
入部より大きな開口部を設け、その挿入部と開口部とを
つなぐ個所を傾斜部とすることにより、光学ハウジング
の挿入部に光学素子の保持部を挿入する際にスムーズに
所定の挿入部にセットすることが可能になる。
方法にあっては、請求項19の発明において、前記光学
ハウジングの挿入部と前記保持部との間に接着層を設け
るものである。
光学ハウジングの挿入部と保持部との間に接着層を設け
ることにより、接着剤による固定を行なった際の収縮を
見込んだ接着層を設けることが可能となる。
方法にあっては、請求項19の発明において、前記光学
ハウジングは、前記光学素子を位置決めする台形形状の
支持部を有するものである。
光学ハウジングに、光学素子を位置決めする台形形状の
支持部を設けることにより、光学素子をセットする際の
位置決めが確実となる。
方法にあっては、請求項18の発明において、前記光学
ハウジングは、前記光学素子を載置し位置決めする支持
部を有し、前記支持部が2つの場合には、それぞれの支
持部に隣接する開口部に最も近い点を結んで形成される
線より前記支持部側に前記開口部の少なくとも一部が存
在し、または前記支持部が3つ以上の場合には、それぞ
れの支持部によって形成される多角形の内側に前記開口
部の少なくとも一部が存在するものである。
光学素子を載置し位置決めする支持部を有し、支持部が
2つの場合は、それぞれの支持部に隣接する開口部に最
も近い点を結んで形成される線より支持部側に開口部の
少なくとも一部が存在、または支持部が3つ以上の場合
は、それぞれの支持部によって形成される多角形の内側
に前記開口部の少なくとも一部が存在するような位置関
係で構成することにより、光学ハウジングに保持部を挿
入する際の引っかかりといった不具合が回避される。
っては、光学素子の非走査部分に、光学ハウジングと接
合される突起形状の保持部と、前記光学ハウジングに前
記保持部が挿入される挿入部とを設け、前記保持部を前
記挿入部に挿入して前記光学素子を保持するものであ
る。
を保持する際に、光学ハウジングに設けられた挿入部に
光学素子の保持部をセットすることにより、光学素子の
位置決めや固定がなされ、光学素子を光学ハウジングに
簡単に取りつけることが可能となると共に、リサイクル
使用における解体時において光学的機能に影響しない非
走査部分を解体することにより光学素子のリユース性が
向上する。
あっては、光学素子の非走査部分に、光学ハウジングと
接合される突起形状の保持部と、前記光学ハウジングに
前記保持部が挿入される挿入部とを設け、前記保持部を
前記挿入部に挿入して前記光学素子を保持した光書込装
置を搭載したものである。
に、光学ハウジングと接合される突起形状の保持部と、
前記光学ハウジングに前記保持部が挿入される挿入部と
を設け、光学ハウジングに設けられた挿入部に光学素子
の保持部がセットされる光書込装置を画像形成装置に搭
載することにより、リサイクル使用における解体時にお
いて光学的機能に影響しない非走査部分を解体すること
により光学素子のリユース性が向上する。
イクル方法にあっては、光学素子の非走査部分に、光学
ハウジングと接合される突起形状の保持部と、前記光学
ハウジングに前記保持部が挿入される挿入部とが設けら
れ、前記保持部を前記挿入部に挿入して前記光学素子を
保持した装置から、前記光学素子を取り外して、再利用
するものである。
際に、光学素子の非走査部分に設けられた突起形状の保
持部を切断することにより、装置から光学素子を光学的
機能に影響しない状態で取り外すことが可能になる。
かかる光学素子のリサイクル方法および光学素子のリサ
イクル管理装置、光学素子の保持方法、光書込装置、並
びに画像形成装置の好適な実施の形態を詳細に説明す
る。なお、本明細書において、光学素子とは、広義に解
し、光学素子ユニット(たとえば、レンズユニットな
ど)および光学素子部品(たとえば、各種レンズ(たと
えば、走査レンズ、対物レンズ、シリンダレンズな
ど)、反射鏡、偏向器など)を含むものとする。以下の
説明では、レンズユニットをリサイクル対象とした場合
について説明する。
イクル方法の処理工程を説明するためのフローチャート
を示している。図7は、リサイクル対象となるレンズユ
ニット(光学素子)を含む装置(光学装置)の概略構成
を示す図である。図1のフローチャートを参照しつつ本
発明のリサイクル方法の処理工程を説明する。
製品は回収業者などの手により回収され(ステップS
1)、解体工程で、回収された製品は各構成部品単位毎
に分解される(ステップS2)。分解された構成部品の
うちレンズユニットは、レンズユニットの目視検査工程
(ステップS3)に投入される。分解された他の部品は
他の工程(ステップS8)に投入される。
3)では、レンズユニットのキズ・ひび・割れなどの有
無について、目視による判定が行われる。目視により、
レンズユニットのキズ・ひび・割れなどがOKであると
判定されたレンズユニットは、レンズユニットの清掃工
程(ステップS4)に投入される。他方、目視により、
レンズユニットのキズ・ひび・割れなどがOKであると
判断されたレンズユニットは、レンズ単体分解工程(ス
テップS9)に投入される。
4)では、レンズユニットの清掃が行われ、レンズユニ
ットの清掃後、レンズユニットの光学検査工程(ステッ
プS5)に投入される。
S5)では、あらかじめ決められた光学特性(MTF特
性、反射率、透過率など)の検査が行われ、製品搭載が
可能か否かの判定が行われる。製品搭載が可能であると
判定されたレンズユニットは、再利用されることになり
(ステップS6)、個別データ(ロットNo.、回収
日、光学特性再評価結果など)がリサイクル管理装置1
00の入力部101から入力されて、リサイクル管理装
置100に保存される(ステップS7)。他方、製品搭
載が不可能であると判定されたレンズユニットは、レン
ズ単体の分解工程(ステップS9)に投入される。
S9)では、レンズユニットは、レンズ単品に分解され
た後、レンズ単品の清掃工程(ステップS10)に投入
される。レンズ単品の清掃工程(ステップS10)で
は、レンズ単品が清掃され、清掃されたレンズ単品はレ
ンズ単品の光学検査工程(ステップS11)に投入され
る。
ップS11)では、レンズ単品のキズ・ひびの有無およ
びコート膜の状態・透過率などの検査が行われ、再利用
可能か否かの判定が行われる。この判定の結果、再利用
可能と判定されたレンズ単品は、再利用されることにな
り(ステップS12)、個別データ(ロットNo.、回
収日、レンズ単品再評価結果など)が、リサイクル管理
装置100の入力部101から入力されて、リサイクル
管理装置100に保存される(ステップS13)。他
方、再利用不可能と判定されたレンズ単品は、再利用が
行われない(ステップS14)。
イクル管理装置100のシステム構成を示すブロック図
である。同図に示すリサイクル管理装置100は、デー
タ入力や操作指示を与えるための入力部101と、装置
全体の制御を司るCPU102と、CPU102のワー
クエリアとして使用されるRAM103と、情報を表示
するための表示部104と、情報を記録紙に出力するた
めのプリンタ部105と、記録媒体107のデータのリ
ード/ライトを行なう記録媒体ドライブ装置106と、
CPU102を動作させるプログラムなどを格納した記
録媒体107と、リサイクル情報を管理するファイル装
置108とを備えている。各部は、バスを介して互いに
接続されている。
入力キーおよび各種機能キーなどを備えたキーボード、
マウス、並びに画像を読みとるスキャナなどからなる。
この入力部101は、必ずしもリサイクル管理装置10
0にローカルに接続される必要はなく、PHS・リモー
トターミナル(たとえば、Personal Digital Assistan
t)などのリモート装置や、当該リサイクル管理装置1
00と双方向でデータ通信が可能な装置などを入力手段
として使用してもよい。また、入力部101は、CPU
102に操作コマンドを与えて動作させるためのユーザ
ーインターフェースである。なお、入力部101として
は、上記したものに限られるものではなく、タッチパネ
ル、トラックボールや音声認識機構などを用いてもよ
い。
y Tube),LCD(Liquid Crystal Display)や、プ
ラズマディスプレイなどにより構成され、CPU102
から入力される表示データに応じた表示が行われる。
トマイクロプロセッサ、他のマイクロプロセッサ、DS
P(Digital Signal Processor)や、プログラマブルロ
ジックなどからなる。また、CPU102は、必ずしも
シングルプロセッサである必要はなく、分散処理をする
タイプのものでもよい。このCPU102は、記録媒体
107に格納されているプログラムに従って、装置全体
を制御する中央制御ユニットであり、このCPU102
は、入力部101、表示部104、記録媒体ドライブ装
置106、RAM103、およびファイル装置108が
接続されており、メモリへのアクセスによるプログラム
の読み出しや各種データのリード/ライト、データ/コ
マンド入力、カラー表示などを制御する。
実行可能なOSプログラム(たとえば、WINDOWS
(登録商標))や制御プログラムなどの各種プログラム
やデータを格納する。上述の記録媒体107は、たとえ
ば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディス
ク、CD−ROM、DVD−ROM、MOやPCカード
などの光学的・磁気的・電気的な記録媒体からなる。上
記各種プログラムは、CPU102が実行可能な形態で
記録媒体107に格納されている。記録媒体107に格
納されたプログラムはネットワークを介して配信するこ
とが可能である。
ム、入力指示、入力データおよび処理結果などを格納す
るワークメモリと、表示部104の表示画面に表示する
表示データを一時的に格納する表示メモリとを備えてい
る。
工程で再利用可能と判定されたレンズユニットの個別デ
ータ(ロットNo.、回収日、光学特性再評価結果な
ど)が格納されるレンズユニット個別データファイル1
11と、上述のリサイクル工程で再利用可能と判定され
たレンズ単品の個別データ(ロットNo.、回収日、レン
ズ単品再評価結果など)が格納されるレンズ単品個別デ
ータファイル112と、日単位で、リサイクル工程に投
入された装置の数に対する再利用可能と判断されたレン
ズユニットの数の比率、レンズ単品に分解されたレンズ
ユニットの比率、および分解されたレンズユニットの数
に対する再利用可能と判断されたレンズ単品の比率が格
納される再利用比率ファイル113と、各部品の加工さ
れた時の状況や使用されかた、および回収されてきた地
域などの影響による微妙な比率の変化の補正データが格
納される補正ルールファイル114と、加工組立製造台
数などが格納される組み立てデータファイル115を備
えている。
データファイル111の具体例を示す図表である。図4
は、図2におけるレンズ単体個別データファイル112
の具体例を示す図表である。図5は、図2における再利
用比率ファイル113の具体例を示す図表である。
データ管理方法を説明する。リサイクル管理装置100
では、CPU102は、入力部101から入力される再
利用可能と判定されたレンズユニットの個別データ(ロ
ットNo.、回収日、光学特性再評価結果など)をファ
イル装置108のレンズユニット個別データファイル1
11(図3参照)に格納する。また、CPU102は、
入力部101から入力される再利用可能と判定されたレ
ンズ単品の個別データ(ロットNo.、回収日、レンズ単
品再評価結果など)をファイル装置108のレンズ単品
個別データファイル112(図4参照)に格納する。な
お、レンズユニット個別データファイル111およびレ
ンズ単品個別データファイル112のリサイクルライン
投入日付は、CPU102が現在の日時を入力する。ま
た、再利用可能なレンズユニットまたはレンズ単品が組
み立てラインに投入された際には、入力部101からそ
の旨が入力され、CPU101は、組み立てライン投入
フラグを「1」にセットする。CPU101は、再利用
可能なレンズユニットまたはレンズの単品の在庫数を、
ライン投入フラグ「0」のレンズユニットまたはレンズ
の個数をカウントして算出する。
PU102は、日単位で、入力部101から入力される
リサイクル処理に投入された装置の総投入台数、当該日
にレンズユニット個別データファイル111に格納され
た再利用可能なレンズユニットの個数および当該日に再
利用可能なレンズ個別データファイル111に格納され
た再利用可能なレンズ単品の個数に基づいて、リサイク
ル処理に投入された装置の数に対する再利用可能と判断
されたレンズユニットの比率、レンズ単品に分解された
レンズユニットの比率、および分解されたレンズユニッ
トの数に対する再利用可能と判断されたレンズ単品の比
率を算出して、ファイル装置108の再利用比率ファイ
ル113(図5参照)に格納する。
PU102は、入力部101から入力されるレンズユニ
ットの新規組み立て必要台数の算出指示に応じて、レン
ズユニットの新規組み立て必要台数を算出する。図6は
レンズユニットの新規組み立て必要台数を算出する処理
を説明するためのフローチャートを示している。
100では、入力部101から加工組立製造予定台数m
が入力され(ステップS20)、CPU102は、ファ
イル装置108のレンズユニット個別データファイル1
11から再利用可能なレンズユニットの在庫数nを読み
出し(ステップS21)、加工組立製造予定台数mと再
利用可能なレンズユニットの在庫数nとの差Sを算出す
る(ステップS22)。そして、S(=(m−n))が
1であるか否かを判定する(ステップS23)。この判
断の結果、CPU102は、差S(=(m−n))が1
の場合には、差S(=(m−n))をレンズユニットの
新規組立必要台として算出する一方(ステップS2
4)、S(=(m−n))が1でない場合には、レンズ
ユニットの新規組立は必要無しと判定する(ステップS
25)。CPU102は、この算出結果を表示部104
に表示する。
PU102は、入力部101からレンズユニットの予測
発生比率算出指示が入力されると、ファイル装置108
の再利用比率ファイル113に日単位で格納されるリサ
イクル処理に投入された装置の総数に対する再利用可能
と判断されたレンズユニットの比率に基づき(たとえ
ば、その比率の平均値)、補正ルールファイル114に
格納される補正データで補正して、装置投入数に対する
再利用可能なレンズユニットの発生比率を予測してレン
ズユニットの予測発生比率を算出する。CPU102
は、この算出したレンズユニットの予測発生比率を表示
部104に表示する。
PU102は、入力部101から、その日のレンズユニ
ットの予測再利用可能数の算出指示が入力されると、入
力部101から入力される予定投入台数と算出した再利
用可能なレンズユニットの予測発生比率とに基づいて、
その日の再利用可能なレンズユニットの数の予測値を算
出する。また、CPU102は、レンズユニットの加工
組立製造必要台数と、再利用可能なレンズユニットの数
の予測値とに基づいて、レンズユニットの新規加工組立
製造必要台数を算出する。CPU102は、これら算出
結果を、表示部104に表示する。なお、ここでは、レ
ンズユニットについて各種演算を行なう場合を説明した
が、レンズ単品についても同様にして算出することがで
きる。
れば、リサイクル管理装置100では、リサイクル工程
で、装置から取り外されたレンズユニットのうち、再利
用可能と判断されたレンズユニットのデータを入力し、
入力される再利用可能と判断されたレンズユニットのデ
ータ(ロットNo.、回収日、光学特性再評価結果)を
ファイル装置108のレンズユニット個別データファイ
ル201に記憶し、レンズユニット個別データファイル
201に記憶されたデータに基づいて、日単位で、リサ
イクル工程における装置の投入台数に対する再利用可能
なレンズユニットの個数の比率を算出して再利用比率フ
ァイル203に記憶することとしたので、再利用可能な
レンズユニットの管理を効率的に行なうことが可能とな
る。具体的には、再利用可能なレンズユニットの保管場
所の確保・管理が効率的に行えるようになる。
イクル工程で、再利用不可能と判断されたレンズユニッ
トから取り外されたレンズユニットのうち、再利用可能
と判断されたレンズのデータ(ロットNo.、回収日、レ
ンズ単品再評価結果など)を入力し、再利用可能と判断
されたレンズのデータをファイル装置108のレンズ単
品個別データファイル202に記憶し、分解されたレン
ズに対する再利用可能なレンズの比率を算出して、ファ
イル装置108の再利用比率ファイル203に記憶する
こととしたので、レンズユニットとしては利用不可能で
あるが再利用可能なレンズの管理を効率的に行なうこと
が可能となる。具体的には、再利用可能なレンズの保管
場所の確保・管理が効率的に行えるようになる。
のある再利用可能なレンズユニットの個数と、新規な装
置製造台数とを比較して、レンズユニットの新規組立必
要台数を算出することとしたので、計画的にレンズユニ
ットの加工製造を行なうことができ、加工製造組立工程
における無駄を省くことが可能となる。
イル装置108の再利用比率ファイル203に格納され
た日単位のリサイクル処理に投入された装置に対する再
利用可能と判断されたレンズユニットの個数との比率に
基づいて、装置投入数に対する再利用可能なレンズユニ
ットの個数の予測発生比率を算出することとしたので、
計画的にレンズユニットの加工組立製造を行なうことが
可能となり、加工製造組立工程における工程設定および
投入人員・投入時間の無駄を省くことが可能となる。
投入台数と算出された再利用可能なレンズユニットの発
生予測比率とに基づいて、予定投入台数に対する再利用
可能なレンズユニットの発生予測個数を算出し、さら
に、新規な装置製造台数と算出再利用可能なレンズユニ
ットの発生予測個数に基づいて、新規な装置製造台数に
対するレンズユニットの新規組立必要台数を予測するこ
ととしたので、請求項11にかかる発明の効果に加え
て、全製造予定数に対する新規光学素子の加工組立製造
必要台数を予測することができ、長期(月間または年
間)の組立ラインの稼働・人員配置・工程設定について
精度のよい計画をたてることが可能となる。すなわち、
必要以上の在庫は必要なくなり、常に必要なだけの在庫
とすることができ、人員・保管場所の無駄などを省くこ
とが可能となる。
定されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で
適宜変形可能である。上記した実施の形態では、レンズ
ユニットをリサイクル対象とした場合を説明したが、本
発明はこれに限られるものではなく、上述した光学素子
(広義の光学素子(光学素子ユニットや光学素子部
品))をリサイクルする全ての場合に適用可能である。
ット(光学素子)を含む装置(画像読取装置)の概略構
成を示す説明図であり、符号1がレンズユニットを示し
ている。また、図8は走査光学系の概略構成を示すもの
であり、デジタル複写機やレーザプリンタの書込み装置
として用いられる。たとえば、図8においては、fθレ
ンズ10A、レンズ10B、反射鏡18、偏向器、シリ
ンダレンズ12、および同期検知用反射鏡などが本発明
のリサイクルの対象となる部品またはユニットである。
なお、この走査光学系は、デジタル複写機やレーザプリ
ンタ、レーザファクシミリなどの画像形成装置に用いら
れるものであり、その全体構成については通常の装置と
して知られているものであり、ここでは省略する。
などの光源部から出射された光束は、主走査方向に長い
線像を形成するシリンダレンズ12を通り、シリンダレ
ンズ12により形成される線像の位置近傍に配置された
偏向器により偏向され、fθレンズ10A、ミラー1
8、レンズ10Bを経て、感光体ドラムに走査される。
なお、図8では円筒状の感光体ドラムで図示している
が、ベルト状でもシート状であってもよい。また、偏向
器は図示の回転多面鏡の他にガルバノミラーのような単
面鏡を用いたものでもよい。さらに、走査光学素子とし
て走査レンズを用いているが、ミラーに曲率をもたせて
集光させる走査鏡でもよい。また、走査光学素子の少な
くとも1つに主走査方向と副走査方向で曲率の異なるア
ナモフィック面を用いることにより、偏向反射面と感光
体の被走査面とを共役な関係とし、偏向反射面の面倒れ
を補正する。
リサイクル方法および光学素子のリサイクル管理装置を
有効に展開するにあたり、光学素子の解体を容易化しリ
ユース性を考慮した具体的な例として、走査光学系にお
ける光学素子の保持方法などについて以下に説明する。
素子の保持構造を示す説明図であり、レーザ光による光
書込装置の長尺の走査光学素子の保持方法を図示したも
のである。図9(a)は光学素子の保持構造を示す正面
図、(b)は側面図、(c)は平面図、(d)は保持部
の形状を示す説明図である。図9において、符号201
は前述した走査光学系などに用いられる走査光学素子、
符号202,202´は光学走査素子201に設けられ
た突起状の保持部、符号203はたとえば図8に示すよ
うな光学素子を収容する光学ハウジング、符号204
a,204bは走査光学素子201を付勢する加圧部
材、符号205a,205bは光学ハウジング203側
の垂直方向に設けられた保持基準、符号206a,20
6bは光学ハウジング203のベース側に設けられた支
持部である。
8で示した各光学素子を保持する光学ハウジング203
に設けられた支持部206a,206b上に配置され支
持される。走査光学素子201には、図示するように、
保持部202(202´)が走査光学素子201と支持
部206a,206bとの接する面に設けられている。
保持部202,202´は、図9(d)のAに示すよう
に、太さ(幅)が均一ではなく、太い部分と細い部分の形
状(なだらかに幅が変化する形状も可)を有している。
この幅の太い(広い)部分によって走査光学素子201
が光学ハウジング203に保持される。
ジング203上の保持基準205(図9(b),(c)
参照)に接し、加圧部剤204によって所定の圧力で付
勢されることにより、図中の矢印の方向の位置決めが行
なわれる。
る光学ハウジング203を上方からみた説明図である。
走査光学素子201の保持部202(202´)は、光
学ハウジング203に保持部202(202´)より大
きく空けられた開口部Bを通り、矢印の方向へスライド
し、保持部202(202´)の幅の狭い部分と略同じ
幅の開口部B´に収まる。この際、走査光学素子201
をスライドするときに、支持部206a,206bに引
っかからないようにするため、図示するように、線lよ
り支持部206a,206bを上に配置(Bを線lより
図で下側へ配置)することが望ましい。また、支持部が
3つ以上ある場合には、支持部によって形成される多角
形の内側に、少なくともBの一部が存在する配置とする
ことが望ましい。
ハウジング203にセットする際の開口部BからB´の
部分および支持部に、組み付けの容易性を図るために傾
斜部を設ける例について図11を用いて説明する。図1
1(a)に示す断面図のように開口部BからB´にかか
る部分に傾斜部203aを設け、(b)に示す平面部の
ように開口部BからB´にかかる部分(段差)に傾斜部
203bを設ける。さらに(c)に示すように、支持部
206に突起部分を傾斜部203cを設けて台形形状と
する。
の組み付けを容易にするために、開口部B´の部分に傾
斜部203aを設けたり、開口部B´の側面部分に傾斜
部203bを設けることにより、保持部202,202
´をB´に容易にかつ確実に組み付けることができる。
また、支持部206a,206bについては、図11
(c)に示すように、傾斜部203bを設けて、組み付
け時に走査光学素子201が引っかからないようにする
ことにより、組み付け性を向上させることが可能とな
る。
クルするために、走査光学素子201に保持部202,
202´それぞれを対称位置に設けることにより、保持
部202による組み付けを行ない、その後のリサイクル
時には走査光学素子201をひっくり返して保持部20
2´を用いた組み付けが実現する。
では、走査光学素子201を加圧部材204により加圧
して固定することにより保持する構成について説明した
が、この他に、接着による固定方法について以下に説明
する。近年、作業性や低コストなどの有利性から接着剤
による光学素子を固定する方法がよく用いられている。
ところが、光学素子をリサイクル使用する場合、接着剤
として強力なものが用いられるため、取り外すときにそ
の部分を破壊するため再使用に影響があったり、取り外
し作業が面倒であるといった不具合があった。そこで、
この実施の形態では、このような接着による光学素子の
固定を考慮した例について図12を用いて説明する。
学素子の接着による保持構造を示す説明図である。ここ
では、上述の不具合を解消するために、図示するように
保持部202,202´に切れ目202aを設ける。こ
の切れ目202aを設けることにより、前述した解体工
程(図1のステップS2参照)において、保持部20
2,202´を折れやすくする。すなわち、リサイクル
使用時に解体作業を行なう際に、この切れ目202aを
折ることで解体作業が簡単に行なえ、かつ走査光学素子
201の光学的機能に影響を及ぼす可能性が極めて少な
くすることができる。
202を切断すると、その保持部202がなくなってし
まってリサイクル使用不可となってしまうので、リユー
ス時には走査光学素子201に対し保持部202と対称
な位置に設けられた保持部202´を使用する。これに
より、保持部202を破壊してもリサイクル使用するこ
とが可能になる。さらに、図13に示すように上述した
保持部202,202´の形態の他にその個数を保持部
202a,202´a,202b,202´bというよ
うに複数対設けることにより、リサイクル使用可能回数
をその分増やすことができる。
1を固定する場合、光学ハウジング203へ精度よく固
定することが要求される。接着剤は2つのものを固定す
る際に接着層のスペース(厚さ)が必要となる。そこ
で、図12に示すように、その厚さを見込んで光学ハウ
ジング203と保持部202との間に接着層210を設
ける。この際、接着剤は収縮を起こす場合があり、その
ような接着剤を用いる場合は、接着剤の収縮分を見込ん
で接着層210の厚さを適宜設定すればよい。
走査光学素子201は上方へ押し上げられる。よって、
接着時に収縮分だけ上方から押しこんだ状態で接着する
ことにより、収縮後、狙いの精度位置で保持することが
できる。
子201を光学ハウジング203から取り外す方法とし
て、走査光学素子201に設けられた保持部202を折
る方法について言及したが、この他にニッパなどの工具
を用いて保持部202を切れ目202aに沿って切断し
てもよい。
の保持方法(構造)とすることにより、この実施の形態
で説明した光学素子のリサイクル方法およびリサイクル
装置において、使用済みや寿命に達したなどの理由から
回収した画像形成装置(デジタル複写機、レーザプリン
タなど)、スキャナ装置、あるいは走査光学装置の各光
学素子をリユースする際に、保持部分がレンズ部分など
から離れた部分とし、その部分を何らかの方法で解体す
る構造であるため、光学的機能に影響を与えにくい解体
工程が実現する。
光学素子のリサイクル方法によれば、装置から光学素子
ユニットを取り外し、取り外した光学素子ユニットを清
掃し、清掃した光学素子ユニットを検査し、検査結果に
基づいて、光学素子ユニットを再利用可能なユニットと
再利用不可能なユニットに仕分けして、再利用可能な光
学素子ユニットのデータを入力し、日単位で、装置の投
入台数に対する再利用可能な光学素子ユニットの個数の
比率を算出することとしたので、再利用可能な光学素子
ユニットの管理を効率的に行なうことが可能な光学素子
のリサイクル方法を提供することが可能となるという効
果を奏する。
クル方法によれば、請求項1にかかる発明において、再
利用不可能として仕分けされた光学素子ユニットから光
学素子単品を取り外し、分解された光学素子単品を清掃
し、清掃された光学素子単品を検査し、検査結果に基づ
いて、光学素子単品を再利用可能なものと再利用不可能
なものとに仕分けして、再利用可能な光学素子単品のデ
ータを入力し、日単位で、分解された光学素子ユニット
に対する再利用可能な光学素子単品の比率を算出するこ
ととしたので、請求項1にかかる発明の効果に加えて、
再利用可能な光学素子単品の管理を効率的に行なうこと
が可能な光学素子のリサイクル方法を提供することが可
能となるという効果を奏する。
クル方法によれば、請求項1または2にかかる発明にお
いて、光学素子はレンズユニットであり、光学素子単品
はレンズであることとしたので、請求項1または2にか
かる発明の効果に加えて、再利用可能な光学素子ユニッ
トまたは光学素子単品の管理を効率的に行なうことが可
能となるという効果を奏する。
クル方法によれば、装置から光学素子を取り外し、取り
外した光学素子を清掃し、清掃した光学素子を検査し、
検査結果に基づいて、光学素子を再利用可能なものと再
利用不可能なものに仕分けして、再利用可能な光学素子
のデータを入力し、日単位で、装置の投入台数に対する
再利用可能な光学素子の個数の比率を算出し、在庫のあ
る再利用可能な光学素子の個数と、新規な装置製造台数
とを比較して、光学素子の新規組立必要台数を算出する
こととしたので、計画的に光学素子の加工製造を行なう
ことができ、加工製造組立工程における無駄を省くこと
が可能な光学素子のリサイクル方法を提供することが可
能となるという効果を奏する。
クル方法によれば、請求項4にかかる発明において、日
単位で算出されるリサイクル処理に投入された光学素子
の数に対する再利用可能と判断された光学素子の数の比
率に基づいて、装置投入数に対する再利用可能な光学素
子の個数の予測発生比率を算出することとしたので、請
求項4にかかる発明の効果に加えて、再利用な光学素子
の個数を予測することができ、計画的に部品の加工組立
製造を行なうことが可能となり、これにより、加工製造
組立工程における工程設定および投入人員・投入時間の
無駄を省くことが可能な光学素子のリサイクル方法を提
供することが可能となるという効果を奏する。
クル方法によれば、請求項5にかかる発明において、予
定投入台数と発生予測比率とに基づいて、予定投入台数
に対する再利用可能な光学素子の発生予測個数を算出
し、新規な装置製造台数と予定投入台数に対する再利用
可能な光学素子の発生予測個数に基づいて、新規な装置
製造台数に対する光学素子の新規組立必要台数を予測す
ることとしたので、全製造予定数に対する新規光学素子
の加工組立製造必要台数を予測することができ、月間
(年間)の組立ラインの稼働・人員配置・工程設定につ
いて精度のよい計画をたてることが可能な光学素子のリ
サイクル方法を提供することが可能となるという効果を
奏する。
クル管理装置によれば、リサイクル工程で、装置から取
り外された光学素子ユニットのうち、再利用可能と判断
された光学素子ユニットのデータを入力し、入力される
再利用可能と判断された光学素子ユニットのデータを第
1の記憶手段に記憶し、第1の記憶手段に記憶されたデ
ータに基づき、日単位で、前記リサイクル工程の装置の
投入台数に対する再利用可能な光学素子ユニットの個数
の比率を算出し、日単位のリサイクル工程の装置の投入
台数に対する再利用可能な光学素子ユニットの個数の比
率を第2の記憶手段に記憶することとしたので、再利用
可能な光学素子ユニットの管理を効率的に行なうことが
可能な光学素子のリサイクル管理装置を提供することが
可能となるという効果を奏する。
クル管理装置によれば、請求項7にかかる発明におい
て、リサイクル工程で、再利用不可能と判断された光学
素子ユニットから取り外された光学素子単品のうち、再
利用可能と判断された光学素子単品のデータを入力し、
日単位で、前記分解された光学素子ユニットに対する再
利用可能な光学素子単品の比率を算出することとしたの
で、請求項1にかかる発明の効果に加えて、再利用可能
な光学素子単品の管理を効率的に行なうことが可能な光
学素子のリサイクル方法を提供することが可能となると
いう効果を奏する。
クル管理装置によれば、請求項7または8にかかる発明
において、光学素子ユニットはレンズユニットであり、
光学素子単品はレンズであることとしたので、請求項7
または8にかかる発明の効果に加えて、再利用可能な光
学素子ユニットまたは光学素子単品の管理を効率的に行
なうことが可能となるという効果を奏する。
イクル管理装置によれば、リサイクル工程で、装置から
取り外された光学素子のうち、再利用可能と判断された
光学素子のデータを入力し、入力される再利用可能と判
断された光学素子のデータを第1の記憶手段に記憶し、
第1の記憶手段に記憶されたデータに基づき、日単位
で、リサイクル工程の装置の投入台数に対する再利用可
能な光学素子の個数の比率を算出し、算出された、日単
位のリサイクル工程の装置の投入台数に対する再利用可
能な光学素子の個数の比率を第2の記憶手段に記憶し、
在庫のある再利用可能な光学素子の個数と、新規な装置
製造台数とを比較して、光学素子の新規組立必要台数を
算出することとしたので、計画的に光学素子の加工製造
を行なうことができ、加工製造組立工程における無駄を
省くことが可能な光学素子のリサイクル管理装置を提供
することが可能となるという効果を奏する。
イクル管理装置によれば、請求項10にかかる発明にお
いて、第2の記憶手段に記憶された、日単位で算出され
るリサイクル処理に投入された光学素子の数に対する再
利用可能と判断された光学素子の数の比率に基づいて、
装置投入数に対する再利用可能な光学素子の個数の予測
発生比率を算出することとしたので、請求項10にかか
る発明の効果に加えて、計画的に部品の加工組立製造を
行なうことが可能となり、これにより、加工製造組立工
程における工程設定および投入人員・投入時間の無駄を
省くことが可能な光学素子のリサイクル管理装置を提供
することが可能となるという効果を奏する。
イクル管理装置によれば、請求項11にかかる発明にお
いて、予定投入台数と算出された発生予測比率とに基づ
いて、予定投入台数に対する再利用可能な光学素子の発
生予測個数を算出し、新規な装置製造台数と算出された
予定投入台数に対する再利用可能な光学素子の発生予測
個数に基づいて、新規な装置製造台数に対する光学素子
の新規組立必要台数を予測することとしたので、請求項
11にかかる発明の効果に加えて、全製造予定数に対す
る新規光学素子の加工組立製造必要台数を予測すること
ができ、月間(年間)の組立ラインの稼働・人員配置・
工程設定について精度のよい計画を立てることが可能な
光学素子のリサイクル管理装置を提供することが可能と
なるという効果を奏する。
方法によれば、光学素子の非走査部分に、光学ハウジン
グと接合される突起形状の保持部と、光学ハウジングに
保持部が挿入される挿入部とを設け、保持部を挿入部に
挿入して光学素子を保持することにより、光学素子を光
学ハウジングに簡単に取りつけることが可能となるので
その作業性が向上する共に、リサイクルの解体時におい
て光学的機能に影響しない非走査部分が簡単に解体可能
なため、光学素子のリユース性を向上させることができ
る。
方法によれば、請求項13において、保持部の形状が、
幅の異なる少なくとも2つの部分、またはなめらかに幅
を変化させた形状であるため、簡単で確実に光学ハウジ
ングの挿入部にセットすることができる。
方法によれば、請求項13または14において、保持部
に切断用の切れ目を入れる構成としたので、リサイクル
解体作業が簡単に行なうことができる。
方法によれば、請求項13または14において、保持部
を複数個設けるので、リサイクルにより解体された保持
部以外の残りの保持部を用いた複数回のリユースが実現
する。
方法によれば、請求項16において、保持部を光学素子
に対し対象の位置に対をなして複数個設けるので、リサ
イクル時に光学素子をひっくり返すといった簡単な作業
で再使用することが可能になる。
方法によれば、請求項13において、光学ハウジング
に、保持部が挿入される側に隣接して挿入部より大きな
開口部を設けたので、光学ハウジングの挿入部に光学素
子の保持部を挿入する際、その組み付けを開口部を介し
て簡単に行なうことができる。
方法によれば、請求項18において、光学ハウジング
に、保持部が挿入される側に隣接して挿入部より大きな
開口部を設け、その挿入部と開口部とをつなぐ個所を傾
斜部としたので、光学ハウジングの挿入部に光学素子の
保持部を挿入する際にスムーズに所定の挿入部にセット
することができる。
方法によれば、請求項19において、光学ハウジングの
挿入部と保持部との間に接着層を設けることにより、接
着剤による固定を行なった際に接着剤の収縮量を見込ん
だ接着層の設定が行なえ、簡単で精度の高い組み付けが
実現する。
方法によれば、請求項19において、光学ハウジング
に、光学素子を位置決めする台形形状の支持部を設けた
ので、光学素子をセットする際の位置決めが簡単で確実
なものとなる。
方法によれば、請求項18において、光学素子を載置し
位置決めする支持部を有し、支持部が2つの場合は、そ
れぞれの支持部に隣接する開口部に最も近い点を結んで
形成される線より支持部側に開口部の少なくとも一部が
存在、または支持部が3つ以上の場合は、それぞれの支
持部によって形成される多角形の内側に前記開口部の少
なくとも一部が存在するような位置関係としたので、光
学ハウジングに保持部を挿入する際の引っかかりといっ
た不具合を排除し、スムーズで確実な組み付けが実現す
る。
れば、光書込装置に光学素子を保持する際に、光学ハウ
ジングに設けられた挿入部に光学素子の保持部をセット
するので、光学素子の位置決めや固定を簡単に行なうこ
とができ、さらにその光学素子をリサイクル使用に解体
時する際に光学的機能に影響しない非走査部分を解体す
るので、ダメージのない光学素子として再利用すること
ができる。
よれば、光学素子の非走査部分に、光学ハウジングと接
合される突起形状の保持部と、前記光学ハウジングに前
記保持部が挿入される挿入部とを設け、光学ハウジング
に設けられた挿入部に光学素子の保持部がセットされる
光書込装置を搭載するので、光書込装置の光学素子をリ
サイクル使用のために解体時する際に、保持部を切断す
ることでダメージのない光学素子として再利用すること
ができる。
イクル方法によれば、光学素子を再利用する際に、光学
素子の非走査部分に設けられた突起形状の保持部を切断
することにより、装置から光学素子を光学的機能に影響
しない状態で取り外すことが可能になるため、簡単な解
体工程が実現し、一連のリサイクル工程を効率的に行な
うことができる。
処理工程を説明するためのフローチャートである。
置の構成を示すブロック図である。
タファイルの具体例を示す図表である。
ァイルの具体例を示す図表である。
体例を示す図表である。
する処理を説明するためのフローチャートである。
子)を含む装置(光学装置)の概略構成を示す説明図で
ある。
造を示す説明図である。
ングを上方からみた説明図である。
性を図るために傾斜部を設ける例を示す説明図である。
接着による保持構造を示す説明図である。
保持部を複数設けた例を示す説明図である。
Claims (25)
- 【請求項1】 光学素子ユニットを装置から取り外し
て、再利用する光学素子のリサイクル方法において、 装置から光学素子ユニットを取り外す解体工程と、 前記取り外した光学素子ユニットを清掃する清掃工程
と、 前記清掃した光学素子ユニットを検査する検査工程と、 前記検査結果に基づいて、光学素子ユニットを再利用可
能なユニットと再利用不可能なユニットに仕分ける仕分
け工程と、 再利用可能な光学素子ユニットのデータを入力するデー
タ入力工程と、 日単位で、装置の投入台数に対する再利用可能な光学素
子ユニットの個数の比率を算出する光学素子ユニット比
率算出工程と、 を含むことを特徴とする光学素子のリサイクル方法。 - 【請求項2】 さらに、 前記仕分け工程で、再利用不可能として仕分けされた光
学素子ユニットから光学素子単品を取り外す分解工程
と、 前記分解された光学素子単品を清掃する清掃工程と、 前記清掃された光学素子単品を検査する検査工程と、 前記検査結果に基づいて、光学素子単品を再利用可能な
ものと再利用不可能なものとに仕分ける仕分け工程と、 再利用可能な光学素子単品のデータを入力するデータ入
力工程と、 日単位で、前記分解された光学素子ユニットに対する再
利用可能な光学素子単品の比率を算出する光学素子単品
比率算出工程と、 を含むことを特徴とする請求項1に記載の光学素子のリ
サイクル方法。 - 【請求項3】 前記光学素子ユニットはレンズユニット
であり、前記光学素子単品はレンズであることを特徴と
する請求項1または2に記載の光学素子のリサイクル方
法。 - 【請求項4】 光学素子を装置から取り外して、再利用
する光学素子のリサイクル方法において、 装置から光学素子を取り外す解体工程と、 前記取り外した光学素子を清掃する清掃工程と、 前記清掃した光学素子を検査する検査工程と、 前記検査結果に基づいて、光学素子を再利用可能なもの
と再利用不可能なものに仕分ける仕分け工程と、 再利用可能な光学素子のデータを入力するデータ入力工
程と、 日単位で、装置の投入台数に対する再利用可能な光学素
子の個数の比率を算出する光学素子比率算出工程と、 在庫のある再利用可能な光学素子の個数と、新規な装置
製造台数とを比較して、光学素子の新規組立必要台数を
算出する光学素子の新規組立必要台数算出工程と、 を含むことを特徴とする光学素子のリサイクル方法。 - 【請求項5】 さらに、 日単位で算出されるリサイクル処理に投入された光学素
子の数に対する再利用可能と判断された光学素子の数の
比率に基づいて、装置投入数に対する再利用可能な光学
素子の個数の予測発生比率を算出する予測発生比率予測
工程を含むことを特徴とする請求項4に記載の光学素子
のリサイクル方法。 - 【請求項6】 さらに、 予定投入台数と前記発生予測比率とに基づいて、予定投
入台数に対する再利用可能な光学素子の発生予測個数を
算出する発生個数予測工程と、 新規な装置製造台数と算出された予定投入台数に対する
再利用可能な光学素子の発生予測個数に基づいて、新規
な装置製造台数に対する光学素子の新規組立必要台数を
予測する光学素子の新規組立必要台数予測工程と、 を含むことを特徴とする請求項4に記載の光学素子のリ
サイクル方法。 - 【請求項7】 光学素子ユニットを装置から取り外し
て、再利用する光学素子のリサイクル工程で、リサイク
ル情報を管理する光学素子のリサイクル管理装置におい
て、 前記リサイクル工程で、装置から取り外された光学素子
ユニットのうち、再利用可能と判断された光学素子ユニ
ットのデータを入力するデータ入力手段と、 前記データ入力手段から入力される再利用可能と判断さ
れた光学素子ユニットのデータを記憶する第1の記憶手
段と、 前記第1の記憶手段に記憶されたデータに基づき、日単
位で、前記リサイクル工程の装置の投入台数に対する再
利用可能な光学素子ユニットの個数の比率を算出する光
学素子ユニット比率算出手段と、 前記光学素子ユニット比率算出手段で算出された、日単
位の前記リサイクル工程の装置の投入台数に対する再利
用可能な光学素子ユニットの個数の比率を記憶する第2
の記憶手段と、 を備えたことを特徴とする光学素子のリサイクル管理装
置。 - 【請求項8】 さらに、 前記リサイクル工程で、再利用不可能と判断された光学
素子ユニットから取り外された光学素子単品のうち、再
利用可能と判断された光学素子単品のデータを入力する
第2のデータ入力手段と、 前記第2のデータ入力手段から入力される再利用可能と
判断された光学素子単品のデータを記憶する第3の記憶
手段と、 前記第3の記憶手段に記憶されたデータに基づき、日単
位で、前記分解された光学素子ユニットに対する再利用
可能な光学素子単品の個数の比率を算出する光学素子単
品比率算出手段と、 前記光学素子単品比率算出手段で算出された、日単位の
前記分解されたレンズユニットに対する再利用可能な光
学素子単品の個数の比率を記憶する第4の記憶手段と、 を備えたことを特徴とする光学素子のリサイクル管理装
置。 - 【請求項9】 前記光学素子ユニットはレンズユニット
であり、前記光学素子単品はレンズであることを特徴と
する請求項7または8に記載の光学素子のリサイクル管
理装置。 - 【請求項10】 光学素子を装置から取り外して、再利
用する光学素子のリサイクル工程で、リサイクル情報を
管理するリサイクル管理装置において、 前記リサイクル工程で、装置から取り外された光学素子
のうち、再利用可能と判断された光学素子のデータを入
力するデータ入力手段と、 前記データ入力手段から入力される再利用可能と判断さ
れた光学素子のデータを記憶する第1の記憶手段と、 前記第1の記憶手段に記憶されたデータに基づき、日単
位で、前記リサイクル工程の装置の投入台数に対する再
利用可能な光学素子の個数の比率を算出する光学素子比
率算出手段と、 前記光学素子比率算出手段で算出された、日単位の前記
リサイクル工程の装置の投入台数に対する再利用可能な
光学素子の個数の比率を記憶する第2の記憶手段と、 在庫のある再利用可能な光学素子の個数と、新規な装置
製造台数とを比較して、光学素子の新規組立必要台数を
算出する光学素子の新規組立必要台数算出手段と、 を備えたことを特徴とする光学素子のリサイクル管理装
置。 - 【請求項11】 さらに、 前記第2の記憶手段に記憶された、日単位で算出される
リサイクル処理に投入された光学素子の数に対する再利
用可能と判断された光学素子の数の比率に基づいて、装
置投入数に対する再利用可能な光学素子の個数の予測発
生比率を算出する予測発生比率予測手段を備えたことを
特徴とする請求項10に記載の光学素子のリサイクル管
理装置。 - 【請求項12】 さらに、 予定投入台数と前記予測発生比率予測手段で算出された
前記発生予測比率とに基づいて、予定投入台数に対する
再利用可能な光学素子の発生予測個数を算出する発生個
数予測手段と、 新規な装置製造台数と算出された予定投入台数に対する
再利用可能な光学素子の発生予測個数に基づいて、新規
な装置製造台数に対する光学素子の新規組立必要台数を
予測する光学素子の新規組立必要台数予測手段と、 を備えたことを特徴とする請求項11に記載の光学素子
のリサイクル管理装置。 - 【請求項13】 光学ハウジングに光学素子を保持する
光学素子の保持方法において、 前記光学素子の非走査部分に、前記光学ハウジングと接
合される突起形状の保持部と、前記光学ハウジングに前
記保持部が挿入される挿入部とを設け、前記保持部を前
記挿入部に挿入して前記光学素子を保持することを特徴
とする光学素子の保持方法。 - 【請求項14】 前記保持部は、幅の異なる少なくとも
2つの部分、またはなめらかに幅が変化している形状を
有することを特徴とする請求項13に記載の光学素子の
保持方法。 - 【請求項15】 前記保持部は、切断用の切れ目を有す
ることを特徴とする請求項13または14に記載の光学
素子の保持方法。 - 【請求項16】 前記保持部は、少なくとも2つ以上設
けられていることを特徴とする請求項13または14に
記載の光学素子の保持方法。 - 【請求項17】 前記保持部は、前記光学素子に対し対
象の位置に対をなして設けられることを特徴とする請求
項16に記載の光学素子の保持方法。 - 【請求項18】 前記光学ハウジングは、前記保持部が
挿入される側に隣接し、前記挿入部より大きな開口部が
設けられていることを特徴とする請求項13に記載の光
学素子の保持方法。 - 【請求項19】 前記光学ハウジングの挿入部と開口部
との間は、傾斜部で構成されることを特徴とする請求項
18に記載の光学素子の保持方法。 - 【請求項20】 前記光学ハウジングの挿入部と前記保
持部との間に接着層を設けることを特徴とする請求項1
9に記載の光学素子の保持方法。 - 【請求項21】 前記光学ハウジングは、前記光学素子
を位置決めする台形形状の支持部を有することを特徴と
する請求項19に記載の光学素子の保持方法。 - 【請求項22】 前記光学ハウジングは、前記光学素子
を載置し位置決めする支持部を有し、前記支持部が2つ
の場合には、それぞれの支持部に隣接する開口部に最も
近い点を結んで形成される線より前記支持部側に前記開
口部の少なくとも一部が存在し、または前記支持部が3
つ以上の場合には、それぞれの支持部によって形成され
る多角形の内側に前記開口部の少なくとも一部が存在す
ることを特徴とする請求項18に記載の光学素子の保持
方法。 - 【請求項23】 光学素子の非走査部分に、光学ハウジ
ングと接合される突起形状の保持部と、前記光学ハウジ
ングに前記保持部が挿入される挿入部とを設け、前記保
持部を前記挿入部に挿入して前記光学素子を保持するこ
とを特徴とする光書込装置。 - 【請求項24】 光学素子の非走査部分に、光学ハウジ
ングと接合される突起形状の保持部と、前記光学ハウジ
ングに前記保持部が挿入される挿入部とを設け、前記保
持部を前記挿入部に挿入して前記光学素子を保持した光
書込装置を搭載したことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項25】 光学素子の非走査部分に、光学ハウジ
ングと接合される突起形状の保持部と、前記光学ハウジ
ングに前記保持部が挿入される挿入部とが設けられ、前
記保持部を前記挿入部に挿入して前記光学素子を保持す
る装置から、前記光学素子を取り外して、再利用するこ
とを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の光
学素子のリサイクル方法。
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