JP2002340149A - 変速機の騒音低減装置 - Google Patents

変速機の騒音低減装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 変速機やクラッチディスクの仕様に基づくア
イドル騒音特性を前提として、油温変化に関わらず確実
にアイドル騒音を低減できる変速機の騒音低減装置を提
供する。 【解決手段】 最小騒音時油温Tminより低い油温TLo
の場合には、正側の目標付加トルクを設定して、油温低
下に伴う変速機の回転抵抗の増加分をモータ/ジェネレ
ータの駆動により相殺し、逆に最小騒音時油温Tminよ
り高い油温THiの場合には、負側の目標付加トルクを設
定して、油温上昇に伴う変速機の回転抵抗の減少分をモ
ータ/ジェネレータの制動により相殺し、結果としてク
ラッチディスクの作動角を常に最小騒音時油温Tminに
対応する値θに保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、変速機のアイドル
騒音を低減する騒音低減装置に関するものである。
【0002】
【関連する背景技術】周知のようにアイドル運転時のエ
ンジンには、回転変動(トルク変動)を起振源とした捻
り振動が発生し、この捻り振動により変速機内のギアの
噛合い部がバックラッシの範囲内で相対変位して歯当た
りを生じ、所謂ガラ音と呼ばれる特有のアイドル騒音を
発生させる要因となっている。
【0003】アイドル騒音を低減するための対策とし
て、例えば特開平7−259972号公報に記載の変速
機の騒音低減装置を挙げることができる。この騒音低減
装置では、インプットシャフトにて回転駆動される従動
ギア(カウンタシャフトやメインシャフトのギア等)の
外周にブレーキシューを配設し、例えばエンジンがアイ
ドル運転中で、且つ、変速機の油温が所定値以上のとき
に、回転中の従動ギアに対してエアシリンダでブレーキ
シューを当接させて所定の制動力を作用させ、これによ
り従動ギアの動きを抑制して騒音低減を図っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した公報の変速機
の騒音低減装置では、変速機油温の上昇に伴って潤滑油
の粘度が低下すると、従動ギアが動き易くなってアイド
ル騒音が増加するとの観点の下に、このような状況のと
きに、制動により従動ギアの動きを抑制しているに過ぎ
ない。しかしながら、変速機のアイドル騒音は油温に応
じて変動するものの、その特性は単純に油温の上昇に伴
って増加するものではなく、例えば図3中の(c)に示
すように、変速機やクラッチディスクの仕様から定まる
固有の最小値が存在する。よって、上記のように所定の
制動力を一義的に作用させるだけでは騒音を低減不能な
領域があり、より確実な騒音低減対策が望まれていた。
【0005】そこで、本発明の目的は、変速機やクラッ
チディスクの仕様に基づくアイドル騒音特性を前提とし
て、油温変化に関わらず確実にアイドル騒音を低減する
ことができる変速機の騒音低減装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、断接可能なクラッチを介してエンジン
の回転を入力する変速機と、変速機の回転に対して同方
向又は逆方向の少なくとも一方のトルクを変速機に付加
可能なトルク付加手段と、変速機の油温を検出する油温
検出手段と、変速機及びクラッチのクラッチディスクの
仕様から定まる固有のアイドル騒音特性と油温検出手段
にて検出された油温とに基づいて、トルク付加手段を駆
動制御するトルク制御手段とを備えた。
【0007】エンジンの回転変動(トルク変動)を起振
源とした捻り振動により、変速機内のギア噛合い部には
歯当たりによる歯打音が発生し、その発生状況は、クラ
ッチディスクや変速機の仕様(例えばクラッチディスク
のばね定数、ギア噛合い部のバックラッシ量、変速機の
機械的な回転抵抗等)によって相違すると共に、変速機
油温にも影響される。即ち、油温の増減に伴ってオイル
粘度と共に変速機の回転抵抗が増減すると、クラッチデ
ィスクの作動角と共に捻り振動の変速機側への伝達状態
が変化し、歯打音の発生状況にも影響が及ぶ。
【0008】ここで、アイドル騒音特性と油温検出手段
にて検出された実際の油温とに基づいてトルク付加手段
が制御され、例えば油温変化に伴う変速機の回転抵抗の
増減を相殺する方向のトルクが変速機に付加されて、油
温変化に関わらずアイドル騒音を抑制可能となる。好適
には、トルク制御手段を、アイドル騒音が最小値のとき
の油温より油温検出手段にて検出された油温が低いとき
には、トルク付加手段により変速機に同方向のトルクを
付加すると共に、最小値のときの油温より検出された油
温が高いときには、変速機に逆方向のトルクを付加し、
最小値のときの油温と検出された油温との差が大である
ほど、付加するトルクを増加させるように構成すること
が望ましい。
【0009】この場合には、アイドル騒音が最小値のと
きの油温より実際の油温が低い場合には、変速機に同方
向のトルクが付加されて、油温低下に伴う変速機の回転
抵抗の増加分がトルク付加手段の駆動により相殺され、
逆にアイドル騒音が最小値のときの油温より実際の油温
が高い場合には、変速機に逆方向のトルクが付加され
て、油温上昇に伴う変速機の回転抵抗の減少分がトルク
付加手段の制動により相殺される。従って、クラッチデ
ィスクの作動角はアイドル騒音が最小値のときの値に保
持され、結果として油温変化に関わらずアイドル騒音を
最小値に抑制可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した変速機
の騒音低減装置の一実施形態を説明する。図1は本実施
形態の変速機の騒音低減装置を示す概略構成図であり、
対象となる変速機の構成は、4速を直結とした前進5
段、後退1段の一般的なものである。即ち、周知のよう
に変速機1内には、インプットシャフト2とメインシャ
フト3が同軸上に配設されると共に、これらのシャフト
2,3に対してカウンタシャフト4が並列配置されてい
る。インプットシャフト2はクラッチ5を介してエンジ
ン6により回転駆動され、その回転はギア7,8を介し
てカウンタシャフト4に伝達される。カウンタシャフト
4上に固定された各変速段の駆動ギア9はメインシャフ
ト3上の遊転ギア10と常時噛合し(リバースギアはア
イドラギア11を介して噛合)、カウンタシャフト4の
回転に伴って各遊転ギア10が回転駆動される。各遊転
ギア10は図示しないシンクロ機構により選択的にメイ
ンシャフト3に固定され、そのギア比をもってメインシ
ャフト3が回転駆動されて図示しないプロペラシャフト
に伝達される。
【0011】カウンタシャフト4の後端にはクラッチ1
2を介してモータ/ジェネレータ13が連結され、クラ
ッチ12の接続時にはカウンタシャフト4と一体でモー
タ/ジェネレータ13が回転する。モータ/ジェネレー
タ13はインバータ回路14を介してバッテリ15に接
続され、このインバータ回路14により、モータ/ジェ
ネレータ13の回生電流のバッテリ15への充電、及び
バッテリ15からの電流によるモータ/ジェネレータ1
3の駆動が制御される。本実施形態では、これらのクラ
ッチ12、モータ/ジェネレータ13、インバータ回路
14によりトルク付加手段が構成されている。
【0012】一方、車室内には図示しない入出力装置、
制御プログラムや制御マップ等の記憶に供される記憶装
置(ROM,RAM,BURAM等)、中央処理装置
(CPU)、タイマカウンタ等を備えたトルク制御手段
としてのECU(電子制御ユニット)21が設置されて
おり、このECU21により本実施形態の騒音低減装置
が制御される。ECU21の入力側には、車速Vを検出
する車速センサ22、エンジン回転速度Neを検出する
回転速度センサ23、変速機1のギア位置を検出するギ
ア位置センサ24、変速機1の油温Tを検出する油温検
出手段としての油温センサ25等の各種センサ類が接続
され、又、ECU21の出力側には前記クラッチ12及
びインバータ回路14等の各種アクチュエータ類が接続
されている。
【0013】そして、ECU21はアイドル騒音を低減
するための処理として、図2に示すモータ/ジェネレー
タ制御ルーチンを実行する。以下、その詳細を説明する
が、この制御にはクラッチディスクの作動角が密接に関
係するため、まず、作動角の設定状況を図3の特性図に
従って説明する。図3はクラッチディスクの捻り特性
(a)、変速機油温Tに対する変速機1の回転抵抗の特
性(b)、変速機油温Tに対するアイドル騒音の特性
(c)の相互関係を示す説明図である。周知のようにア
イドル騒音の主要因は、エンジン6の回転変動(トルク
変動)を起振源とした捻り振動により、変速機1内のイ
ンプットシャフト2及びカウンタシャフト4間やカウン
タシャフト4及びメインシャフト3間等のギア噛合い部
がバックラッシの範囲内で相対変位し、歯当たりによる
歯打音を発生することにある。図3中の(a)に示すよ
うに、このときのクラッチディスクは中立点を中心とし
て正負に作動角θを変動させながら、エンジン6からの
捻り振動を伝達している。
【0014】歯打音の発生状況は、クラッチディスクや
変速機1の仕様(例えばクラッチディスクのばね定数、
ギア噛合い部のバックラッシ量、変速機の機械的な回転
抵抗等)によって相違するが、その他にも変速機油温T
に起因する2つの要因により逆方向の影響を受ける。即
ち、油温Tの上昇に伴ってオイル粘度が低下すると、ギ
アに対する運動抑制作用が低下して歯打音を増加させる
方向に影響する一方、図3中の(b)に示すように、オ
イル粘度の低下と共に変速機1の回転抵抗(反力として
クラッチディスクに作用している)が低下すると、クラ
ッチディスクの作動角がばね定数小の1段目の領域内に
抑制され易くなって、歯打音を減少させる方向に影響す
る。よって、これらの2つの要因が影響し合うことで、
(c)に示すようにアイドル騒音の最小値が存在する。
【0015】そして、アイドル騒音が最小値のときの油
温(以下、最小騒音時油温という)を使用頻度の高い油
温域に設定すれば、アイドル騒音が最小値まで低下する
機会が増えて効率的に騒音を低減できることから、この
条件を満たすように、上記したクラッチディスクや変速
機1の仕様を設定している。結果として、本実施形態で
は図に示すように、最小騒音時油温としてTminが設定
され、この最小騒音時油温Tminにおいて騒音が最小値
となるようにクラッチディスクの作動角としてθが設定
されている。
【0016】一方、図2のルーチンはエンジン6の運転
中に所定の制御インターバルで実行され、まず、ステッ
プS2で車速Vが0であるか否かを、ステップS4でエ
ンジン回転速度Neがアイドル回転速度を中心とした所
定範囲内にあるか否かを、ステップS6でギア位置がニ
ュートラルであるか否かを判定する。何れかの処理でN
O(否定)の判定を下したときには、ステップS8でク
ラッチ12を遮断した後にルーチンを終了する。
【0017】又、ステップS2〜6の全ての処理でYE
S(肯定)の判定を下したとき、即ち、車両が停車し、
エンジン6がアイドル運転中で、変速機1がニュートラ
ルであり、所謂ガラ音が発生する条件を全て満たしてい
るときには、ステップS10に移行する。ステップS1
0では変速機1の油温Tが最小騒音時油温Tminを中心
とした所定値Δtの範囲内(Tmin−Δt≦T≦Tmin+
Δt)にあるか否かを判定し、YESのときには前記ス
テップS8を経てルーチンを終了する。
【0018】又、ステップS10の判定がNOのときに
はステップS12に移行してクラッチ12を接続し、続
くステップS14で図4に示すマップに従って油温Tか
ら目標付加トルクMtgtを設定する。このマップは図3
中の(b)の特性に基づき、変速機1の回転抵抗を目標
付加トルクMtgtに置き換えたものである。ステップS
14では、最小騒音時油温Tminに対応する目標付加ト
ルクMtgtを0とし、これを基準として目標付加トルク
Mtgtを油温Tの上昇に伴って増加設定(正側)し、油
温Tの低下に伴って減少設定(負側)する。
【0019】続くステップS16では目標付加トルクM
tgtの正負を判定し、正のときにはステップS18でイ
ンバータ回路14によりモータ/ジェネレータ13をモ
ータとして作動させて、変速機1のカウンタシャフト4
に対して目標付加トルクMtgtに相当する駆動力を付加
する。又、目標付加トルクMtgtが負のときにはステッ
プS20でモータ/ジェネレータ13をモータとして作
動させて、カウンタシャフト4に対して目標付加トルク
Mtgtに相当する制動力を付加する。
【0020】以上の制御の結果、実際の油温Tが最小騒
音時油温Tmin付近の場合には、図3に示すように、既
に最小値付近のアイドル騒音が達成されているため、モ
ータ/ジェネレータ13による制御は不要として行われ
ない。一方、最小騒音時油温Tminより低い油温TLoの
場合には、図4のマップに従って正側の目標付加トルク
Mtgtが設定され、油温低下に伴う変速機1の回転抵抗
の増加分がモータ/ジェネレータ13の駆動により相殺
され、逆に最小騒音時油温Tminより高い油温THiの場
合には、負側の目標付加トルクMtgtが設定され、油温
上昇に伴う変速機1の回転抵抗の減少分がモータ/ジェ
ネレータ13の制動により相殺される。
【0021】このように本実施形態の変速機の騒音低減
装置では、クラッチディスクや変速機1の仕様から定ま
る固有のアイドル騒音特性(図3)に基づいて、モータ
/ジェネレータ13により変速機1の回転抵抗を最小騒
音時油温Tminの値に保持している。よって、油温Tが
増減しても、クラッチディスクの作動角は油温TLo,TH
iに対応するθLoやθHiに変化することなく、最小騒音
時油温Tmin時の値θに保持され、結果として(c)に
破線で示すように、油温変化に関わらずアイドル騒音を
常に最小値に抑制することができる。
【0022】以上で実施形態の説明を終えるが、本発明
の態様はこの実施形態に限定されるものではない。例え
ば上記実施形態では、前進5段、後退1段の変速機1を
対象とした騒音低減装置に具体化したが、変速機の仕様
はこれに限定されるものではなく、例えば変速段の数等
を変更してもよい。又、クラッチディスクの仕様につい
ても同様であり、例えば捻り特性にヒステリシスを与え
てもよい。
【0023】又、上記実施形態では、騒音を効率的に低
減するために最小騒音時油温Tminを使用頻度の高い油
温域に設定した。これは従来の設定手法と同様である
が、本発明の騒音低減装置では最小騒音時油温Tmin以
外でもアイドル騒音を最小値に抑制できることから、使
用頻度とは関係なく、モータ/ジェネレータ13側の制
御を優先させて最小騒音時油温Tminを設定してもよ
い。
【0024】例えば、図5に実線で示すように最小騒音
時油温Tminを常用領域の最低油温に設定すると、変速
機1の回転抵抗は油温Tの上昇に伴って減少方向にしか
変化しないため、カウンタシャフト4に制動力を作用さ
せればアイドル騒音を最小値に抑制でき、逆に一点鎖線
で示すように最小騒音時油温Tminを最高油温に設定す
ると、変速機1の回転抵抗は油温Tの低下に伴って増加
方向にしか変化しないため、カウンタシャフト4に駆動
力を作用させればアイドル騒音を最小値に抑制できる。
そして、これらの場合には目標付加トルクMtgtを正負
の何れか一方のみに制御すればよいことから制御内容を
簡略化できると共に、駆動と制動の双方を要求されない
ため、モータ/ジェネレータ13を制動専用のジェネレ
ータ又は駆動専用のモータに代替させて、コスト低減を
果たすこともできる。
【0025】更に、上記実施形態では、モータ/ジェネ
レータ13を利用して電気的に制動力を発生させたが、
上記のように制動専用に使用する場合には、例えば従来
技術として挙げた特開平7−259972号公報のよう
に、ブレーキシューを利用して機械的に制動力を発生さ
せてもよい。一方、上記実施形態では、モータ/ジェネ
レータ13のトルクをカウンタシャフト4に作用させた
が、変速機1の回転抵抗の増減を相殺可能であれば、ト
ルクを作用させる箇所はカウンタシャフト4に限定され
るものではない。従って、例えばインプットシャフト
2、或いはメインンシャフト3の何れかの遊転ギア10
にモータ/ジェネレータ13のトルクを作用させるよう
に構成してもよい。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明の変速機の騒
音低減装置によれば、変速機やクラッチディスクの仕様
に基づくアイドル騒音特性を前提として、油温変化に関
わらず確実にアイドル騒音を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の変速機の騒音低減装置を示す概略構
成図である。
【図2】ECUが実行するモータ/ジェネレータ制御ル
ーチンを示すフローチャートである。
【図3】クラッチディスクの捻り特性(a)、変速機油
温に対する変速機の回転抵抗の特性(b)、変速機油温
に対するアイドル騒音の特性(c)の相互関係を示す説
明図である。
【図4】変速機油温から目標付加トルクを設定するため
のマップを示す説明図である。
【図5】最小騒音時油温を最低油温及び最高油温に設定
した別例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 変速機 5 クラッチ 6 エンジン 12 クラッチ(トルク付加手段) 13 モータ/ジェネレータ(トルク付加手段) 14 インバータ回路(トルク付加手段) 21 ECU(トルク制御手段) 25 油温センサ(油温検出手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 相原 一二 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内 Fターム(参考) 3J063 AB02 AC03 BA09 BB23 CA01 CB01 CB41 CD11 XB06

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断接可能なクラッチを介してエンジンの
    回転を入力する変速機と、 上記変速機の回転に対して同方向又は逆方向の少なくと
    も一方のトルクを該変速機に付加可能なトルク付加手段
    と、 上記変速機の油温を検出する油温検出手段と、 上記変速機及び上記クラッチのクラッチディスクの仕様
    から定まる固有のアイドル騒音特性と上記油温検出手段
    にて検出された油温とに基づいて、上記トルク付加手段
    を駆動制御するトルク制御手段とを備えたことを特徴と
    する変速機の騒音低減装置。
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