JP2002339359A - 杭打機のトップシーブブロック取付構造 - Google Patents

杭打機のトップシーブブロック取付構造

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JP2002339359A
JP2002339359A JP2001148762A JP2001148762A JP2002339359A JP 2002339359 A JP2002339359 A JP 2002339359A JP 2001148762 A JP2001148762 A JP 2001148762A JP 2001148762 A JP2001148762 A JP 2001148762A JP 2002339359 A JP2002339359 A JP 2002339359A
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JP
Japan
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sheave block
top sheave
leader
bracket
pin
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Pending
Application number
JP2001148762A
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English (en)
Inventor
Shunsuke Miyagawa
俊介 宮川
Motohiro Sawada
元宏 澤田
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Nippon Sharyo Ltd
Original Assignee
Nippon Sharyo Ltd
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Publication date
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  • Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 杭打機のトップシーブブロックはリーダの頂
部に取り付けられて、各種作業機を昇降したり施工杭の
吊り込みを行うためにワイヤロープをシーブに掛け渡す
ようになっている。しかるに、近年、多様な作業に適応
するために、シーブをリーダから前方に大きく張り出す
傾向がある。このため、リーダの分解、組み立ての際に
リーダを地上に倒伏するとトップシーブブロックが地面
当たることにより、リーダの上部が高くなってリーダの
分解、組み立ての作業が行いずらいという欠点があっ
た。 【解決手段】 トップシーブブロック18が、リーダ4
の頂部に固設されたブラケット8に前後方向に間隔をあ
けた2本の水平なピン14、16で連結され、一方のピ
ンが支点となり、他方のピンがトップシーブブロックの
下部20またはブラケットの一方に固定されて他方に形
成された長孔22に嵌合されることにより、トップシー
ブブロックが前傾姿勢と後退姿勢に傾動可能になってい
る構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はリーダの組み立て分
解のためにリーダを倒伏させた時にトップシーブブロッ
クの先端が地面と干渉するのを回避するとともに、リー
ダに作用する荷重を正確に検知することができるように
した杭打機のトップシーブブロック取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】杭打機のトップシーブブロックはリーダ
の頂部に取り付けられて、各種作業機を昇降したり施工
杭の吊り込みを行うためにワイヤロープをシーブに掛け
渡すようになっている。しかるに、近年、多様な作業に
適応するために、シーブをリーダから前方に大きく張り
出す傾向がある。このため、リーダの分解、組み立ての
際にリーダを地上に倒すとトップシーブブロックが地面
当たることにより、リーダの先端部が高くなってリーダ
の分解、組み立ての作業が行いずらいという欠点があっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、実公平2−7
943号公報に記載されているように、トップシーブブ
ロックを、リーダのブロックに固定した固定トップシー
ブブロックと、その固定トップシーブブロックにピンを
介して回動可能に取り付けられるとともに、固定トップ
シーブブロックに設けられたストッパに当接支持される
ストッパを有する可動トップシーブブロックとにより構
成し、可動トップシーブブロックをピンを中心に回動さ
せたときに固定トップシーブブロックに別のピンにより
固定できるようにし、リーダを倒したときには可動トッ
プシーブブロックを回動させて固定トップシーブブロッ
ク側に退避させることによりトップシーブブロックが地
面に干渉するのを回避するようにしたものが提案されて
いるが、トップシーブブロックを可動トップシーブブロ
ックと固定トップシーブブロックに分割するなど構造が
複雑であるという課題があった。
【0004】また、リーダに作用する曲げモーメントの
検出はロープの端末に取り付けられたロードセルによっ
てロープの張力を測定し、ロープの掛け本数やシーブの
張り出し量を計算機に手入力することで演算を行って算
出していたが、手作業によるため、間違えて入力するこ
とにより誤った結果が得られるおそれがあった。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るための手段として、請求項1の発明は、トップシーブ
ブロックが、リーダの頂部に固設されたブラケットに前
後方向に間隔をあけた2本の水平なピンで連結され、一
方のピンが支点となり、他方のピンがトップシーブブロ
ックの下部またはブラケットの一方に固定されて他方に
形成された長孔に嵌合されることにより、トップシーブ
ブロックが前傾姿勢と後退姿勢に傾動可能になっている
構成とした。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、後退姿勢において、トップシーブブロックの下部と
ブラケットを貫通する小孔を形成するとともにその小孔
に着脱自由に嵌入する補助ピンを設けた構成とした。
【0007】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、他方のピンに荷重計を内蔵した構成とした。
【0008】
【発明の作用および効果】請求項1の発明は、トップシ
ーブブロックが前傾姿勢と後退姿勢に傾動可能になって
いるから、ロープが作業装置を吊り下げているときはト
ップシーブブロックを前傾姿勢にしてシーブをリーダの
前方へ張り出ださせることにより各種作業を余裕をもっ
て行うことができるとともに、リーダの分解、組み立て
のためにリーダを倒伏させた時にはトップシーブブロッ
クを後退姿勢にして地面と干渉するのを回避することが
できる。
【0009】請求項2の発明は、補助ピンを小孔に挿入
することによりトップシーブブロックを後退姿勢に保持
することができて、リーダの分解、組み立てが容易にな
り、また、搬送時に振動が生じるのを防止することがで
きる。
【0010】請求項3の発明は、トップシーブブロック
に作用する荷重を直に計測できるから各種作業を安全に
行うことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。作業状態を示す図1におい
て、リーダ4はアーム6と図示しないバックステーによ
って自走式のベースマシン2に鉛直に支持されている。
【0012】リーダ4の頂部には、図2に拡大して示す
ように、ブラケット8がボルト10とナット12の締め
付けにより固定されている。
【0013】ブラケット8は左右2枚の板からなり、そ
の板の間には、トップシーブブロック18の下部の板状
部20が差し込まれ、後部にブラケット8とトップシー
ブブロック18の板状部20を第1のピン14が緊密に
貫通しているとともに、トップシーブブロック18の板
状部20の前部に形成された長孔22を貫通する第2の
ピン16がブラケット8に固定されており、作業状態を
示す図1、図2においては、トップシーブブロック18
は、その自重により第1のピン14を支点として各図の
反時計方向へ回動するモーメントが作用し、長孔22の
上端が第2のピン16に突き当たった前傾姿勢となる。
【0014】図3に示すように、リーダ4を分解、組み
立てのために支持台aに乗せて水平姿勢に倒伏すると、
トップシーブブロック18の先端部は図に鎖線で示すよ
うに地面b内に埋まり込むことから、その部分の地面を
掘り下げる必要がある。
【0015】しかるに、本実施の形態においては、図4
に拡大して示すように、トップシーブブロック18を、
第1のピン14を支点として時計方向に回動し、第2の
ピン16を長孔22の下端に突き当てると、トップシー
ブブロック18の下部の板状部20に形成された小孔2
4がブラケット8に形成された小孔26に整合するので
(符号は図2参照)、ブラケット8の小孔30に差し込
んであった補助ピン28を小孔24、26に差し込むこ
とにより、トップシーブブロック18は後退姿勢に保持
される。
【0016】したがって、図3において、トップシーブ
ブロック18は実線で示す姿勢となってその先端は地面
bから浮き上がるから、地面bを掘り下げる必要はな
い。
【0017】なお、第2のピン16に図示しない荷重計
を内蔵してリーダ4に作用する荷重を直に測定するよう
になっているから、各種作業を安全に行うことができ
る。
【0018】本実施の形態において、トップシーブブロ
ック18の下部を2枚の板により構成してブラケット8
をその間に差し込み、ブラケット8に形成した長孔22
にトップシーブブロック18の下部に固定した第2のピ
ンを嵌入するようにしてもよい。
【0019】本発明は上記実施の形態に何ら限定される
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において
様々な態様で実施し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】リーダを立てた状態の側面図である。
【図2】トップシーブブロックを前傾させた状態の一部
切欠拡大側面図である。
【図3】リーダを倒伏した状態の側面図である。
【図4】トップシーブブロックを後退させた状態の一部
切欠拡大側面図である。
【符号の説明】
4:リーダ 8:ブラケット 14:第1のピン 16:第2のピン 18:トップシーブブロック 20:板状部 22:長孔 24、26、30:小孔 28:補助ピン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トップシーブブロックが、リーダの頂部
    に固設されたブラケットに前後方向に間隔をあけた2本
    の水平なピンで連結され、一方の前記ピンが支点とな
    り、他方の前記ピンが前記トップシーブブロックの下部
    または前記ブラケットの一方に固定されて他方に形成さ
    れた長孔に嵌合されることにより、前記トップシーブブ
    ロックが前傾姿勢と後退姿勢に傾動可能になっている杭
    打機のトップシーブブロック取付構造。
  2. 【請求項2】 前記後退姿勢において、前記トップシー
    ブブロックの下部と前記ブラケットを貫通する小孔を形
    成するとともに該小孔に着脱自由に嵌入する補助ピンを
    設けたことを特徴とする請求項1に記載の杭打機のトッ
    プシーブブロック取付構造。
  3. 【請求項3】 前記他方のピンに荷重計を内蔵したこと
    を特徴とする請求項1に記載の杭打機のトップシーブブ
    ロック取付構造。
JP2001148762A 2001-05-18 2001-05-18 杭打機のトップシーブブロック取付構造 Pending JP2002339359A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101052500B1 (ko) 2011-03-08 2011-07-29 천일기초건설주식회사 항타기의 받침대

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101052500B1 (ko) 2011-03-08 2011-07-29 천일기초건설주식회사 항타기의 받침대

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