JP2002339064A - 真空処理装置 - Google Patents

真空処理装置

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JP2002339064A
JP2002339064A JP2001146300A JP2001146300A JP2002339064A JP 2002339064 A JP2002339064 A JP 2002339064A JP 2001146300 A JP2001146300 A JP 2001146300A JP 2001146300 A JP2001146300 A JP 2001146300A JP 2002339064 A JP2002339064 A JP 2002339064A
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tubular body
substrate
processing apparatus
vacuum processing
gas
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Toshiyuki Ota
俊之 太田
Daisuke Momose
大助 百瀬
Yukihiro Kobayashi
幸弘 小林
Yoshiro Hasegawa
善郎 長谷川
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Anelva Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 優れた膜質の薄膜を製造する。 【解決手段】 ハウジングにシール機構を介して回転可
能に設けられた基板ホルダー部と、該基板ホルダー部を
回転させるための回転駆動部と、を具える真空処理装置
において、前述の基板ホルダー部は、管軸を回転軸とし
て回転可能な第1の管状体と、該第1の管状体内部に前
述の管軸と管軸とを共通にして挿入され、かつ固定され
た第2の管状体とを有し、前述の第1の管状体は、その
一端を閉成する基板載置板を具え、前述の第2の管状体
は、前述の基板載置板に対向する一端側に、基板を冷却
するための冷却部と、前述の基板を加熱するための加熱
部とを具える。このようにすると、基板の温度制御を確
実に行うことができ、かつ基板を回転軸を中心に回転す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、真空処理装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯末端の送受信回路に使用され
る移動体通信機器向け電子部品であるSAW(Surface
Acoustic Wave:表面弾性波)フィルタあるいはGaAs
デバイス等が無線通信機器のキーデバイスとして飛躍的
に高まってきている。
【0003】このSAWフィルタや他の薄膜の製造方法
として、プラズマを利用したスパッタリング装置が使用
されている。以下に代表してSAWフィルタの原理とS
AWフィルタ薄膜製造に求められる特性を図2を参照し
て説明する。
【0004】まず、SAWフィルタは、物質に電場を印
加すると歪みを発生するいわゆる圧電特性を有するLT
O(リチウムタンタルオキサイド;LiTaO3)のよ
うな強誘電体基板(以降、圧電体と記す)上に形成され
たAlあるいはAlCu等の材料による櫛型形状の電極
に高周波電力を印加する。すると、入力側の電極金属と
圧電体との接触面において圧電体表面に歪みが生じ、表
面弾性波が発生する。この表面弾性波は、圧電体表面を
伝播し、出力側の電極において電力として出力される。
この伝播される表面波は、入力側および出力側の櫛型電
極の形状に応じた周波数だけが通過するので、フィルタ
として利用することができる。
【0005】特定周波数の表面弾性波は、櫛型電極の膜
厚及び膜質とそのパターン形状とにより決定されるの
で、電極の膜厚均一性が重要な要素となっている。
【0006】また、従来は、電極材料として、純Alが
主体であったが、近年の高周波化に伴い、電極幅の幅を
狭くすることが必要となってきた。これにより、高温に
晒されたAl原子が直流電流を担う電子から直接運動エ
ネルギーの交換を受けて移動するエレクトロマイグレー
ションや振動によるストレスマイグレーションが発生
し、電極の断線を引き起こす原因となってきた。純Al
に不純物を添加すると上述のエレクトロマイグレーショ
ンやストレスマイグレーションが低減することができる
ので、微量なCuを添加したAlCu薄膜が電極材料と
して使用されるようになった。
【0007】また、一般に膜厚を均一に製造するスパッ
タ装置としては、特開平6−256940に開示されて
いる自公転式の基板ホルダーが知られている。また、さ
らにその膜厚均一性を向上させる発明として、この発明
の出願人によって基板上の膜厚分布として±0.5%が
得られる真空処理装置が提案されている。
【0008】上述の装置を用いて、圧電体基板にAlC
u薄膜を堆積させると、ターゲットからの輻射熱やター
ゲットから放出された加速2次電子による衝撃によっ
て、基板温度は数百度になるといわれている。これによ
って、室温では殆ど固溶しなかったCuは、Al中に固
溶するようになる。この時、基板温度に10%前後の温
度ムラがあった場合、Cuの固溶度は異なる。Cuの電
気抵抗値はAlに比べ、小さいので、Cuに電気が流れ
易い。したがって、AlCu薄膜全体としては、四端子
法などで測定した、シート抵抗値に変化が起こることに
なる。つまり、基板温度分布が生じることにより、Al
Cu薄膜の比抵抗値(ρ)の分布を均一(たとえば±
0.5%以下)にする、すなわち膜質を均一にすること
が困難になるという問題が発生する。
【0009】また、圧電体であるLTO基板は、前述の
ように圧電効果を持つと共に、焦電効果も併せ持ってい
る。この焦電効果とは、温度上昇によって自発分極が大
きくなる現象のことである。LTOの焦電係数は、それ
ほど大きくはないが、200(10-6Cm-2-1)であ
り、温度上昇による分極により電力を発生することを示
す。この性質によって、AlCu薄膜堆積中の基板温度
上昇によって基板が分極を起こして、その分極から発生
した静電気によって、基板が基板ホルダーに貼り付いて
しまい、その搬送に不具合を生じていた。
【0010】これらの問題を解決するために、スパッタ
リング電力を小さくして、基板温度の上昇を小さくする
方法も考えられる。しかし、この方法は、堆積速度低下
を意味し、堆積時間増加に共なう、堆積薄膜内の不純物
ガスの混入率が増加する結果を招く。真空処理室内に残
留している不純物ガスが少ないほど堆積膜の比抵抗が低
いことは公知である。したがって、この方法は、比抵抗
(ρ)の上昇すなわちAlCu薄膜の膜質の低下につな
がり、推奨できない。
【0011】一方、AlCu薄膜で代表されるSAWデ
バイスだけでなく、GaAsデバイスで代表されるMO
Sトランジスタやバイポーラトランジスタ等の電子デバ
イスの製造行程では、薄膜抵抗用などのTa薄膜やTa
NxあるいはTaOxを製造する場合、数百度の基板加
熱が要求される。
【0012】これらのことから、従来の真空処理装置特
にスパッタリング装置は、基板への、冷却および加熱を
行うための機構を具えていた。
【0013】この従来の、回転軸を中心に回転自在に回
転する自転あるいは公転式基板ホルダーを具える、スパ
ッタリング装置における、基板の、冷却および加熱に関
する機構としては、基板ホルダーの基板保持部と接続さ
れた回転自在の管状体の内部に冷却媒体用配管を、外部
に加熱用の電気配線を設けた冷却媒体供給機構および電
力供給機構が採用されていた。また、基板にバイアス電
力を印加する場合には前述の冷却媒体供給機構を介して
基板に印加を行なっていた。
【0014】この構成並びに動作の理解を助けるため、
図3はこの構成を具体的に示す図である。この図3を参
照して、基板ホルダーの回転と、基板の冷却又は加熱
と、バイアス電力を印加する場合と、を具体的に説明す
る。
【0015】図3(A)は、スパッタリング装置の構成
を示す斜視図である。ここでは回転式基板ホルダーを代
表して公転式の基板ホルダーを用いている。まず、真空
チャンバ12内に処理される基板10が投入される。こ
の基板10は基板ホルダー50に載置される。この基板
ホルダー50は大きく分けて2つの特徴的構造を有して
いる。一方は実質的に基板を載置する基板保持部14で
ある。他方は、真空チャンバ12の内部と外部とを連結
する管状体16である。さらに、この管状体16は、こ
の処理される基板10を加熱するために電力を供給する
電力供給機構18と、冷却媒体を供給(冷却媒体が基板
ホルダー50内部を循環)するための冷却媒体供給機構
20と、を具えている。そして、この冷却媒体供給機構
20は、冷却媒体供給機構20と管状体16とを介し
て、基板10にバイアス電力を印加するバイアス用電力
源40に接続されている。
【0016】図3(B)は、図3(A)のI−I断面図
であり、管状体16と電力供給機構18との接続関係を
具体的に示す図である。左側のハッチングで示された大
きな円は、管状体16の断面を示す図である。さらにそ
の内部には、冷却媒体が循環する冷却媒体流路IN22
と冷却媒体流路OUT24とが設けられている。そし
て、この管状体16を包囲するように電力供給機構18
が設けられている。
【0017】この電力供給機構18は、外部から電力が
供給される電極押さえ28と、電極押さえ28と管状体
16との間に設けられ、管状体16と接触して、管状体
16に電力を供給するカーボン電極26と、電極押さえ
28に設けられ、管状体16が回転時に管状体16とカ
ーボン電極26とが接触することを補助するためのバネ
30と、を具えている。
【0018】図3(C)は、図3(A)のII−II断面図
であり、管状体16と冷却媒体供給機構20との接続関
係を具体的に示す図である。図中、断面を示すハッチン
グを一部省略している。中心部の長方形は管状体16を
示す。この管状体16は、管状体16の内部に設けられ
冷却媒体が管状体16の内部を循環するための2本の冷
却媒体流路(IN、OUT)22、24を具えている。
そしてこの管状体16を包囲するように冷却媒体供給機
構20が設けられている。この冷却媒体供給機構20
は、冷却媒体を管状体16の冷却媒体流路IN22に供
給する入り口としてリング状の冷却媒体導入部32と、
管状体16の冷却媒体流路OUT24から排出される排
出口としてリング状の冷却媒体排出部34と、さらに管
状体16が回転しても、冷却媒体供給機構20を固定し
ておくためのベアリング36と、を具えている。
【0019】そして、この管状体16が、管径の中心を
軸に回転、すなわち矢印の方向へ回転することによっ
て、基板10が回転していた。
【0020】また、バイアス電力を印加する際には、バ
イアス用電力源40を稼動させ、冷却媒体供給機構20
と管状体16とを介して、基板10にバイアス電力を印
加していた。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
管状体16およびその中に設けられた配管等を同時に回
転させると、以下の問題が発生していた。
【0022】冷却媒体用の冷却媒体供給機構20と管状
体16との機械的な摩耗によって、冷却媒体導入部32
又は冷却媒体排出部34と、管状体16内部に設けられ
た冷却媒体流路IN22又は冷却媒体流路OUT24と
の間に隙間が生じ、冷却媒体が漏れる事故が発生してい
た。
【0023】また、基板加熱のための電力供給を行う電
力供給機構18では、管状体16とカーボン電極26と
の接触により電力供給を行なっていた。しかし、機械的
な接触によるカーボン電極26及び管状体16との摩耗
により電力供給が確実に行なえない事態が発生した。
【0024】また、基板の温度制御をより効果的にする
ための気体導入機構がないので、基板裏面への熱伝導性
の良い気体を導入することが困難であった。
【0025】以上述べたように回転式基板ホルダーを具
えるスパッタリング装置では、基板の冷却および加熱用
機構の摩耗により、それぞれ冷媒漏れ事故や基板10へ
の不安定な電力供給等の問題が生じていた。
【0026】この発明はこれらの問題を解決するために
なされたものであり、回転式基板ホルダーに載置された
基板を、常に安定した状態で効率よく、冷却あるいは加
熱することが可能な真空処理装置を提供することにあ
る。
【0027】また基板にバイアス電力を印加することに
よって、膜質の優れた薄膜を製造することが可能な真空
処理装置を提供することにある。
【0028】
【課題を解決するための手段】この目的の達成を図るた
め、この発明によれば、ハウジングにシール機構を介し
て回転可能に設けられた基板ホルダー部と、該基板ホル
ダー部を回転させるための回転駆動部と、を具える真空
処理装置において、前述の基板ホルダー部は、管軸を回
転軸として回転可能な第1の管状体と、該第1の管状体
内部に前述の管軸と管軸とを共通にして挿入され、かつ
固定された第2の管状体とを有し、前述の第1の管状体
は、その一端を閉成する基板載置板を具え、前述の第2
の管状体は、前述の基板載置板に対向する一端側に、基
板を冷却するための冷却部と、前述の基板を加熱するた
めの加熱部と、を具えることを特徴とする。
【0029】このようにすると、基板の温度制御を確実
に行うことができ、かつ基板を回転軸を中心に回転する
ことができる。
【0030】さらに、前述の冷却部は、好ましくは、前
述の基板を冷却するための冷却媒体が循環する冷却媒体
流路を具えるとよい。
【0031】このようにすると、機械的な摩耗等による
冷却媒体の液漏れを防ぐことができる。
【0032】さらに、この発明の好適構成例では、前述
の第2の管状体は、前述の基板載置板に対向する一端
に、該基板載置板と離間させて板状の蓋部を具え、前述
の冷却部は、前述の第2の管状体内を通り、該第2の管
状体の他端から前述の蓋部の裏面に達して、該他端に戻
るように設けられており、前述の加熱部は、電力供給経
路と、該電力供給経路に接続される発熱体とを具え、発
熱体は、前述の蓋部の表面に設けられており、前述の電
力供給経路は、前述の第2の管状体の他端から前述の発
熱体まで、前述の第2の管状体内に設けられるとよい。
【0033】このようにすると、電力供給経路の断線の
心配がない。
【0034】さらに、前述のシール機構は、好ましく
は、前述の第1の管状体と、前述のハウジングとの間を
軸受けを用いてシールする第1シール部と、前述の第1
の管状体と、前述の第2の管状体との間を軸受けを用い
てシールする第2シール部と、を有しているとよい。
【0035】このようにすると、真空室内部と外部とを
確実に遮断できる。
【0036】さらに、この発明の好適な構成例では、前
述の第1シール部および第2シール部を、好ましくは、
磁性流体シールとするとよい。
【0037】このようにすると、真空室内部と外部とを
気密性よく遮断でき、接触に伴う機械的摩耗を低減でき
る。
【0038】さらに、前述の第2の管は、前述の基板載
置板と前述の蓋部との間に気体を供給する気体導入機構
を有し、該気体導入機構は、前述の蓋部に設けられた通
気孔と、該通気孔に連通して、前述の第2の管状体を通
り、前述の気体基板ホルダー部外の気体供給機構に結合
された気体導入路と、を具えるとよい。
【0039】このようにすると、気体の熱伝導を利用
し、基板を効率よく温度制御できる。
【0040】さらに、この発明の実施にあたり、前述の
気体を、好ましくは、不活性ガス又はプロセスガスの双
方またはいずれか一方とするとよい。
【0041】このようにすると、真空室内部に製造プロ
セスに影響しないガスが供給される。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して、この発明の
実施の形態について、説明する。なお、図中、各構成成
分の大きさ、形状及び配置関係は、この発明が理解でき
る程度に概略的に示してあるにすぎず、したがって、こ
の発明は、図示例に限定されるものではない。
【0043】図1に示す装置は、真空室内に保持された
基板の成膜処理を行なうスパッタリング装置である。図
1を参照して、このスパッタリング装置に適用される、
この発明の真空処理装置について説明する。
【0044】<真空処理装置の構成>図1は、この発明
の真空処理装置の要部構成を示す断面図である。図中、
断面を示すハッチングを一部省略している。この真空処
理装置は、ベースプレート62及び真空チャンバ60と
によって画成された真空室の内部と、それ以外の外部と
で構成されている。
【0045】まず、この真空室の外部には、基板ホルダ
ー66を回転させるための回転駆動部86と、加熱部に
電力を供給する電力供給機構88と、冷却媒体を供給す
る冷却媒体供給機構90と、気体供給機構94と、バイ
アス電力を印加するための高周波供給源96と、が設け
られている。
【0046】一方、この真空室の内部には、内部と外部
とを連結するための、開口部(図示せず)が設けられて
いる。その開口部の内周部に、ベースプレート62を介
して、ハウジング64が設けられている。
【0047】好適には、このベースプレート62および
ハウジング64の材質は、Al、ステンレス等を用いる
とよい。またこのベースプレート62は接地されている
とよい。
【0048】そのハウジング64のさらに内周部にシー
ル機構74すなわち第1シール部174を介して、基板
ホルダー66が設けられている。
【0049】好適には、このシール機構74を、軸受け
すなわちベアリングを利用した、磁性流体シールで構成
するとよい。この磁性流体シールとは、永久磁石などの
磁気回路を利用して、磁性流体をシール機構として用い
るものである。この磁性流体は、一般的には、界面活性
剤を用いて、磁性粒子(強磁性体)を溶媒(ベースオイ
ル)中に分散させたものである。この磁性粒子の材質
は、この発明の目的を損なわない範囲で適宜選択可能で
あるが、たとえば、鉄、ニッケル、コバルト、フェライ
トなどが適用される。基板ホルダー66の材質もまた、
この発明の目的を損なわない範囲で適宜選択可能である
が、たとえば、Cu、ステンレス、セラミック、Al等
製造プロセスに影響しない材質である。
【0050】この基板ホルダー66は、2種類の構造か
ら成り立っている。一方は、一端を閉成するように基板
載置板68を設けた、管軸を中心軸として回転可能な第
1の管70と、この第1の管の内部に、シール機構74
すなわち第2シール部274を介して挿入され、真空室
外部でねじ止め等で固定されている、第2の管72とで
ある。ただし、この第2シール部274は絶縁物で構成
されている。
【0051】まず、第1の管70について説明する。こ
の第1の管70は、2種類の部材に分けられる。一方
は、基板載置板68を具えた第1部材170と、回転駆
動部86のプーリー186と連結された第2部材270
とである。そして、この第1部材170と第2の管72
とは、導電性ベアリング82を介して接触されている。
さらに、この第1部材170と第2部材270とは、絶
縁石リング84を介して、接続されている。
【0052】この導電性ベアリング82の材質は、この
発明の目的を損なわない範囲で適宜選択可能であるが、
ステンレスでも、カーボンを含有した導電性セラミック
でも良い。また、形状はボールベアリングが好ましい。
絶縁石リング84の材質もまた適宜選択可能であるが、
フッ素加工樹脂、アルミナ等を用いるとよい。
【0053】次に、第2の管72について説明する。こ
の第2の管72は、2つの特徴的部分を具えている。一
方は、導電性ベアリング82を介して第1部材170と
接触される第1部位172である。他方は、シール機構
74、すなわち第2シール部274を介して第1の管7
0と接触される第2部位272である。
【0054】この第1部位172は、前述の基板載置板
68に対向する一端に、この基板載置板68と離間させ
て板状の蓋部98を具えている。そして、この第1部位
172と、その上に覆いかぶせてある蓋部98とは、溶
接により一体となっているか、あるいはO−リング等の
シール材を介してねじ止めされている。
【0055】基板10にバイアス電力を印加する場合
は、この第2の部位272を、高周波供給源96に接続
する。
【0056】また、この第2の管72は、前述の基板載
置板68に対向する一端側に、基板10を冷却するため
の冷却部78と、前述の基板10を加熱するための加熱
部80と、基板10の温度制御を効率よく行うための気
体導入機構92と、を具えている。次にこれらの具体的
な構成を説明する。
【0057】(冷却部)冷却部78は、前述の基板10
を冷却するための冷却媒体が循環する冷却媒体流路17
8を具える。そして、この冷却媒体流路178は冷却媒
体供給機構90に、導入口1178と排出口2178と
を介して、接続されている。そして、この冷却媒体流路
178は、第2の管72内部を通り、この第2の管72
の他端から蓋部98の裏面に達して、他端に戻るように
設けられている。具体的な構成としては、この発明の目
的を損なわない範囲で適宜設計可能である。たとえば、
冷却媒体流路178を、基板10が均等に冷却されるよ
うに、蓋部98の裏面において、パイプを用いて、蓋部
98からみて、m字状に、あるいはパイプ内部の空間を
仕切り板で仕切って構成しても良い。さらに、これらの
形状のパイプを蓋部98の表面に設けて構成してもよい
し、あるいは第2の管72内部に形成された溝等を用い
て、冷却媒体流路178を構成してもよい。
【0058】また、この冷却媒体流路178として使用
されるパイプ又は仕切り板の材質は、この発明の目的を
損なわない範囲で適宜選択可能であるが、たとえば、冷
却媒体の影響を受けにくいステンレス等の材料を適用す
るとよい。また、冷却媒体としては、水、フロリナート
等一般的に使用される冷却媒体が適用できる。
【0059】(加熱部)加熱部80は、発熱体すなわち
ヒーター102と、このヒーター102と電力供給機構
88とに接続され、ヒーター102に電力を供給する電
力供給経路180と、を具える。
【0060】このヒーター102は、基板10が均等に
加熱されるように、すなわち基板載置板68に対向する
ように蓋部98の表面にリング状に設けられている。し
かしながら、このヒーター102は発明の目的を損なわ
ない範囲で適宜設計可能である。また、このヒーター1
02は、一般にはランプヒーターが用いられるが、カー
ボンヒーター等の他のヒーターを用いても当然よい。
【0061】また、この電力供給経路180は、第2の
管72の内部に収納されている。
【0062】(気体導入機構)気体導入機構92は、基
板載置板68と蓋部98との間に気体を供給する機構で
ある。この気体導入機構92は、蓋部98に設けられた
通気孔192と、この通気孔192に連通して、第2の
管72に収納された気体導入路292とを具える。さら
にこの気体導入路292は、真空室外部、この実施の形
態では基板ホルダー66の外部に設けられた気体供給機
構94に接続されている。
【0063】なお、この気体導入路292は、この発明
の目的を損なわない範囲で適宜設計可能である。たとえ
ば、第2の管72内部に設けられた冷却媒体流路178
からなる空間(又は冷却媒体で満たされた空間)を貫通
して前述の通気孔192に接続させてもよいし、あるい
は貫通しないで、前述の通気孔192に接続しないで、
第1部位172内部に設けても良い。
【0064】この気体導入路292の材質は、この発明
の目的を損なわない範囲で適宜選択可能である。また、
この気体の流量を制御するには、気体供給機構94等に
設けられるマスフローコントローラ(図示せず)等を用
いてもよい。
【0065】<真空処理装置の動作>この発明の基板回
転機構を説明する。
【0066】まず、回転について説明する。回転駆動部
86、すなわちモータ支持台104に取り付けられた回
転モータ106を駆動させると、プーリー186に回転
が伝達される。その結果、第1シール部174の内側す
なわち第1の管70は回転する。第1の管70は第1シ
ール部174により気密が保たれたままスムーズに回転
するようになっている。これによって、第1の管70が
管軸を中心に回転する。
【0067】一方、第1の管70の内部に挿入された第
2の管72は、この第1の管70の回転に関わらずに固
定した状態にある。
【0068】次に、基板冷却について説明する。第2の
管72内部に収納された冷却媒体流路178は、真空室
外部にある冷却媒体供給機構90に接続されている。冷
却媒体供給機構90から導入口1178を介して導入さ
れた冷却媒体は、蓋部98裏面に形成された冷却媒体用
流路を循環して、排出口2178から冷却媒体供給機構
90に排出される。
【0069】このような構成および動作によって、基板
ホルダー66が冷却媒体によって充分冷やされているの
で、基板ホルダー66に載置された基板10も冷却され
る。通常冷却しないでAlCu薄膜を6分間堆積した場
合、基板温度は100度程度であるが、この発明によれ
ば、冷却媒体として水を1分当たり1リットル流した場
合、約50度程度に下げることができる。
【0070】次に、基板加熱について説明する。加熱部
80は、基板10を均一に加熱できるように、ヒーター
102を設けてある。したがって、基板10を、確実に
かつ均一に加熱することができる。
【0071】具体的には、抵抗素子用のTaN薄膜を、
TaターゲットのAr+N2混合ガスによるリアクティ
ブスパッタリングで製造する場合は、到達圧力1.0×
10 -4Pa以下、成膜圧力4.0×10-1Pa、基板ホ
ルダー回転数20rpm、T/S間距離160mm、投
入電力RF1.0kw、成膜時間30分、成膜膜厚40
0nmの条件において、たとえば、ヒーター102の加熱
する温度範囲を、150度〜400度、好ましくは20
0度〜350度の温度範囲とすればよい。
【0072】次に、気体導入について説明する。基板ホ
ルダー66の内部で基板載置板68の裏面に対向した第
2の管72の一端には蓋部98が設けられている。両者
との間(離間)に構成された空間に向かって通気孔19
2から温度制御用の例えばAr等の不活性ガスやプロセ
スガスと同じガスなどのように製造工程に悪影響を与え
ないガスが導入される。真空では熱の伝搬は輻射熱によ
るが、このような気体が存在するとこの気体による熱の
伝搬が、この輻射熱によるよりも効率的に行なうことが
できる。
【0073】たとえば、薄膜製造の工程において、温度
上昇する基板を冷却する場合には、温度上昇した基板に
冷却された気体が効率的に伝達される。したがって、短
時間で基板を冷却することができ、成膜中の基板の温度
上昇を回避することができる。また、高い基板温度で薄
膜を製造した際に、製造後、温度上昇した基板を常温に
戻す場合にも、それら気体を導入すれば、効果的に短時
間で基板を冷却することができる。同様に、基板に加熱
を必要とする場合には、基板に加熱された気体の熱が効
率的に伝達され、短時間で基板を加熱することができ
る。
【0074】前述の空間には特に気体排気用の出口を設
けてはいないが、この第1部材170と第1部位172
との組み立てが、シール機構を介しておらず密閉状態に
構成されていないので、真空室を排気するポンプ(図示
せず)によって自然に排気される。
【0075】次に、基板10に、バイアス電力を印加す
る場合について説明する。薄膜を製造するときに、基板
10に負の電力を印加することにより、プラズマ中のイ
オン又は原子を強制的に基板に衝突させて緻密な膜質に
したり、あるいは膜の加工をするためにイオン又は原子
の衝撃を利用する手法が一般的に行なわれている。
【0076】この発明の実施の形態では、固定した第2
の管72に直接配線を接続し、電力を供給する。このと
き、第2シール部274は、絶縁物で構成されているの
で、この部分には電力が供給されない。また、第1の管
70の第1部材170と、第2部材270とは、絶縁石
リング84を介して接続されているため、電気的に絶縁
が保たれている。第2の管72に投入された電力は、第
1の管70の第1部材170とは電気的に導通が保たれ
ているので、載置されている基板にバイアス電力を印加
することができる。
【0077】また、この発明の真空処理装置の実施の形
態では、自転式基板ホルダーを用いたが、公転式基板ホ
ルダーにでも、自公転式基板ホルダーにでも適用するこ
とができる。
【0078】さらに、この発明の真空処理装置の構成
は、マグネトロンスパッタリング装置、イオンビームス
パッタリング装置、電子ビームスパッタリング装置、蒸
着装置等のさまざまな装置に適用可能である。
【0079】
【発明の効果】上述した説明から明らかなように、この
発明によれば、回転式基板ホルダーに載置された基板を
効率的に冷却あるいは加熱し、また基板にバイアス電力
を印加することによって、膜質の優れた薄膜を製造する
ことが可能な真空処理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態の要部構成を示す図で
ある。
【図2】 SAWデバイスの構成を示す図である。
【図3】 従来の真空処理装置の要部構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
10:基板 12、60:真空チャンバ 14:基板保持部 16:管状体 18:電力供給機構 20:冷却媒体供給機構 22:冷却媒体流路IN 24:冷却媒体流路OUT 26:カーボン電極 28:電極押さえ 30:バネ 32:冷却媒体導入部 34:冷却媒体排出部 36:ベアリング 40:バイアス用電力源 50,66:基板ホルダー 62:ベースプレート 64:ハウジング 68:基板載置板 70:第1の管 72:第2の管 74:シール機構 78:冷却部 80:加熱部 82:導電性ベアリング 84:絶縁石リング 86:回転駆動部 88:電力供給機構 90:冷却媒体供給機構 92:気体導入機構 94:気体供給機構 96:高周波供給源 98:蓋部 102:ヒーター 104:モータ支持台 106:回転モータ 170:第1部材 172:第1部位 174:第1シール部 178:冷却媒体流路 180:電力供給経路 186:プーリー 192:通気孔 270:第2部材 272:第2部位 274:第2シール部 292:気体導入路 1178:導入口 2178:排出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 幸弘 東京都府中市四谷5丁目8番1号 アネル バ株式会社内 (72)発明者 長谷川 善郎 東京都府中市四谷5丁目8番1号 アネル バ株式会社内 Fターム(参考) 4K029 BD00 DA06 DA08 JA02 KA05

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングにシール機構を介して回転可
    能に設けられた基板ホルダー部と、該基板ホルダー部を
    回転させるための回転駆動部とを具える真空処理装置に
    おいて、 前記基板ホルダー部は、管軸を回転軸として回転可能な
    第1の管状体と、該第1の管状体内部に前記管軸と管軸
    とを共通にして挿入され、かつ固定された第2の管状体
    とを有し、 前記第1の管状体は、その一端を閉成する基板載置板を
    具え、 前記第2の管状体は、前記基板載置板に対向する一端側
    に、基板を冷却するための冷却部と、前記基板を加熱す
    るための加熱部とを具えることを特徴とする真空処理装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の真空処理装置におい
    て、 前記冷却部は、前記基板を冷却するための冷却媒体が循
    環する冷却媒体流路を具えることを特徴とする真空処理
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の真空処理装置におい
    て、 前記第2の管状体は、前記基板載置板に対向する一端
    に、該基板載置板と離間させて板状の蓋部を具え、 前記冷却部は、前記第2の管状体内を通り、該第2の管
    状体の他端から前記蓋部の裏面に達して、該他端に戻る
    ように設けられており、 前記加熱部は、電力供給経路と、該電力供給経路に接続
    される発熱体とを具え、 前記発熱体は、前記蓋部の表面に設けられており、 前記電力供給経路は、前記第2の管状体の他端から前記
    発熱体まで、前記第2の管状体内部に設けられているこ
    とを特徴とする真空処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の真空処理装置におい
    て、 前記シール機構は、前記第1の管状体と、前記ハウジン
    グとの間を軸受けを用いてシールする第1シール部と、 前記第1の管状体と、前記第2の管状体との間を軸受け
    を用いてシールする第2シール部とを有していることを
    特徴とする真空処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の真空処理装置におい
    て、 前記第1シール部および第2シール部を、磁性流体シー
    ルとすることを特徴とする真空処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項3に記載の真空処理装置におい
    て、 前記第2の管状体は、前記基板載置板と前記蓋部との間
    に気体を供給する気体導入機構を有し、 該気体導入機構は、前記蓋部に設けられた通気孔と、 該通気孔に連通して、前記第2の管状体を通り、前記基
    板ホルダー部外の気体供給機構に接続された気体導入路
    とを具えることを特徴とする真空処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の真空処理装置におい
    て、 前記気体を、不活性ガス又はプロセスガスの双方または
    いずれか一方とすることを特徴とする真空処理装置。
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