JP2002337813A - 粘着性ホットメルトの包装方法 - Google Patents

粘着性ホットメルトの包装方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 粘着性を有するホットメルトの包装方法であ
って、比較的簡単な装置でブロッキングの生じにくい包
装が可能であり、しかも不純物の量を極力少なくするこ
とのできる包装方法を提供する。 【解決手段】 熱溶融したホットメルトをノズルから水
中に押し出して冷却し、該冷却によって得られたホット
メルト固形物を水中から取り出して水分を除去したの
ち、該固形物の幅よりも広く、DSCによる溶融点が好
ましくは70〜130℃の熱溶融フィルムを被せて固形
物を被覆する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粘着性を有するホ
ットメルトの包装方法、特にブロッキングを防止するこ
とのできる包装方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】熱可塑性接着剤、特にホットメルト接着
剤は、種々の産業分野で広く使用されている。このホッ
トメルト接着剤は、裸の儘では運搬や保管時に他の物体
や別のホットメルト接着剤に接着したり、接触した塵や
異物を拾ったりするので、これを防止するため、表面を
離型紙や粘着性のないフィルム等で包装して取り引きさ
れるのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記ホットメルト接着
剤(以下、「ホットメルト」と略す)の包装方法として
従来採用されてきた方法は、例えば、内部がシリコン樹
脂等で剥離処理された紙、プラスチック、アルミ板等で
作られた容器にホットメルトを流し込み、冷却固化させ
る方法、外部より冷水をスプレーしながら、高温溶融状
態で押し出されたホットメルトをフィルムでラップする
方法、粘着性ホットメルトを水中に押し出す際に、その
外側に非粘着性成分をさや状に共押し出しする方法、ホ
ットメルトを冷却後、ワックス等の有機粉体やタルクの
ような無機粉体をホットメルト表面に均一に付着せしめ
る方法、等である。
【0004】しかしながら、上記従来の方法はいずれも
問題点があり、十分に満足できるものとはいえなかっ
た。すなわち、内部がシリコン樹脂等で剥離処理された
紙、プラスチック、アルミ板等で作られた容器にホット
メルトを流し込み、冷却固化させる方法は、使用時にシ
リコンが塗布された紙やプラスチックを処分する必要が
あるが、これらの材料は、シリコンがついているためリ
サイクル処理ができないという問題点がある。
【0005】また、外部より冷水をスプレーしながら、
高温溶融状態で押し出されたホットメルトをフィルムで
ラップする方法は、複雑な装置が必要となるほか、フィ
ルムの厚みに制限があり、フィルムが薄過ぎると熱のた
めフィルムが損傷し、表面に粘着部分が露出する。これ
を防ぐためフィルムを厚くすると、ホットメルトの成分
以外の不純物成分の量が多くなるという問題がある。し
かもこの方法は、使用されるフィルムに一定の耐熱性が
必要であり、その結果、ホットメルトを使用する場合、
タンク温度を不必要な温度にまで高めなければならない
ので、不経済であるという問題点もある。
【0006】さらに、粘着性ホットメルトを水中に押し
出す際に、その外側に非粘着性成分をさや状に共押し出
しする方法は、共押し出しの精度から、外側のさやに属
する部分の厚みを大きく取る必要があり、その結果不純
物量が増加してしまうという問題点がある。また、この
方法に使用される装置は特殊なものであり、一般的では
ないので、高価であるという問題点もある。
【0007】次に、ホットメルトを冷却後、ワックス等
の有機粉体やタルクのような無機粉体をホットメルト表
面に均一に付着せしめる方法は、不純物成分として付着
する量が非常に少ないが、柔らかく変形しやすい粘着性
ホットメルトに応用した場合、粉体がホットメルト表面
に埋没するため、長期の貯蔵や運搬中にブロッキングが
生じるという問題点がある。また、無機粉体を使用する
場合は、ポンプやノズル部分のバルブの摩耗が早いとい
う問題点もある。
【0008】そこで本発明は、上記従来の粘着性ホット
メルトの包装方法の問題点を改良し、比較的簡単な装置
でブロッキングの生じにくい包装が可能であるととも
に、不純物の量を極力少なくすることのできる包装方法
を提供することを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は次のような構成を採用した。すなわち、本
発明にかかる粘着性ホットメルトの包装方法は、熱溶融
したホットメルトをノズルから水中に押し出して冷却
し、該冷却によって得られたホットメルト固形物を水中
から取り出して水分を除去したのち、該固形物の幅より
も広い幅の熱溶融フィルムを被せて固形物を被覆するこ
とを特徴としている。
【0010】上記固形物に被せた熱溶融フィルムの互い
に重なり合う側縁部を互いに加熱密着させることによ
り、固形物の全ての面を密着被覆するのが好ましい。
【0011】また、上記熱溶融フィルムとしては、溶融
点(DSC法)が70〜130℃の範囲にあるオレフィ
ン系ポリマー単独、又は該ポリマーの混合物からなる厚
みが10〜50ミクロンのフィルムを用いるのが好まし
い。熱溶融フィルムの融点が70℃よりも低いと、ブロ
ッキングが生じやすく、130℃よりも高いとホットメ
ルトの溶融時にフィルムが完全に溶融せず、使用時に装
置の目詰まり等の問題を起こすおそれがある。さらに、
上記の条件を満たすものであるかぎりにおいて、このフ
ィルムが一軸又は二軸に延伸され、包装後加熱されるこ
とにより収縮する、いわゆるシュリンクフィルムであっ
てもよい。この熱溶融フィルムの厚みが厚過ぎると、そ
の分だけ不純物の量が増えることになるので好ましくな
い。また薄過ぎると、強度的に不十分となり、取扱中に
ホットメルトが露出してブロッキングを生じるおそれが
ある。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
について具体的に説明する。図1は本発明のホットメル
ト包装方法に使用する装置の概要を模式的に示すもの
で、この包装装置1は、水槽2を備え、ノズル3から押
し出されたホットメルト(熱溶融している)Hがこの水
槽2内に送り込まれる。水槽2内にはガイドローラ4,
…が設けられていて、帯状乃至棒状のホットメルトは当
該ガイドローラに案内されつつ水槽2内を出口側へ移動
し、その間に冷却されて固化する。
【0013】水槽2の外側には前記押し出しノズル3と
同期して移動するコンベア5が設けられ、水槽2から送
り出されたホットメルトが該コンベアによって図の矢印
方向に移送されるようになっている。また、水槽2の出
口付近には、ホットメルトの水分を除去する乾燥装置7
が設けられている。図示例の乾燥装置7はジェットエア
をホットメルト固形物の表裏両面に吹き付ける装置であ
り、このジェットエアによってホットメルトに付着して
いる水分が吹き飛ばされ、乾燥される。なお、乾燥装置
としては、他の乾燥装置、例えばスポンジローラでホッ
トメルト固形物を拭う方式のもの等を採用することもで
きる。
【0014】乾燥装置7の下手側には、被覆装置9が設
けられている。この被覆装置9は、フィルムロール1
0,10を回転自在に支持する上下一対の支持軸11,
11を有し、該支持軸に支持された上下のフィルムロー
ル10,10から熱溶融フィルムFを繰り出して、被覆
用ローラ12,12でホットメルトHの表裏両面に密着
被覆して行くものである。この熱溶融フィルムFの幅は
ホットメルトHの幅よりも広く、ホットメルトに被せた
状態では、熱溶融フィルムの両側縁部がホットメルトの
側方へはみ出した状態となる。
【0015】被覆装置9の下手側には、シール装置(フ
ィルム密着装置)15が設けられている。シール装置1
5は、図2に示すように、ホットメルトの表裏両面に被
せられた熱溶融フィルムF,Fの両側縁部を互いに密着
させてヒートシールするもので、図の軸16,16を中
心に回転する上下一対の挟圧ローラ17,17がホット
メルトの両側にそれぞれ設けられており、該ローラで上
下両側から熱溶融フィルムの重なり合った側縁部を弾性
的に挟圧し、上下の両フィルムを互いに密着させる。な
お、上記ローラ17,17は、熱風式加熱装置等の適当
な加熱装置(図示を省略)で熱溶融フィルム同士が密着
する温度に加熱される。なお、シールされたフィルムの
余分な部分、すなわち図2における鎖線で示すヒートシ
ール部の外側の部分は、図示を省略したカッターで切り
取られ廃棄される。
【0016】シール装置15の下手側には、プレス装置
20が設けられている。このプレス装置20は、図3に
示すように、室温乃至150℃に加熱された上下一対の
押圧具(図示例では鈍角ブレードであるが、ロールでも
よい)21,21を上下往復動させてフィルムで被覆さ
れたホットメルトHを熱溶融フィルムごと所定間隔で表
裏両面から押圧するものであり、この押圧によって、ホ
ットメルトが上下両面から絞られ、該押圧部分の上下両
面に切断用の溝22,22が形成される。この工程で
は、熱溶融フィルムがプレスとともに延伸されるが、破
断することはなく、ホットメルトの表面が薄くなった非
粘着性フィルムで覆われる。
【0017】プレス装置20の下手側には切断装置25
が設けられている。切断装置25は、ホットメルトを挟
んで上下動する一対の剪断カッター26,26を備え、
プレス装置20によって所定間隔で切断用の溝22が形
成されたホットメルトHをその溝22の部分で切り離
す。これにより、所定長さのホットメルトブロックBが
得られる。このホットメルトブロックは、非粘着性の熱
溶融フィルムで被覆され、該フィルムの両側部はヒート
シールされていて、しかも切断部は予めプレス装置によ
ってフィルムごと絞られているので、切断面の露出面積
は小さい。
【0018】上記非粘着性の熱溶融フィルムFは、厚さ
が10〜50ミクロンの範囲であるのが好ましい。10
ミクロンよりも薄いと、切断前のプレス工程で破断する
おそれがあり、50ミクロンよりも厚いと、ホットメル
ト接着剤を溶解した時に、均一溶解のため温度を不必要
に上げなければならないので好ましくない。さらに、不
純物としてのポリマーの濃度が増加することにより、性
能上悪影響が生じるおそれがある。熱溶融フィルムの厚
みをこのように薄くできるのは、被覆時にホットメルト
が水で冷却されているからである。
【0019】このフィルムを構成するポリマーとして使
用されるポリオレフィン類には、低密度から高密度まで
のポリエチレン、エチレン酢酸ビニル共重合体およびそ
のケン化物、エチレンアクリル酸およびそのエステル共
重合体、エチレンメタクリル酸およびそのエステル共重
合物、さらにそれらに酢酸ビニルを共重合した物および
そのケン化物、エチレンアクリル酸やメタクリル酸およ
びそのエステル類を共重合したポリマーのカルボキシル
基を金属イオンで中和(架橋)したいわゆるアイオノマ
ー、非結晶性ポリアルファオレフィン、ポリブタジエ
ン、スチレンブタジエン共重合物およびその水素添加物
等が挙げられる。これらのポリオレフィンフィルムのD
SC法による溶融温度は70℃から130℃であること
が好ましい。溶融温度が70℃以下のフィルムは、夏場
の温度下で非粘着性でなくなるので、ブロッキング防止
上好ましくない。130℃を越えるフィルムは、一般の
ホットメルト使用条件下で不必要に溶解タンク温度を上
げる必要が出てくるので不経済である。
【0020】本発明はいかなるタイプの表面粘着性ある
ホットメルト接着剤の処理にも対応できる。これらのホ
ットメルトは、一般にベースポリマーと粘着性樹脂から
なり、これに可塑剤やワックス状の低分子量の添加剤が
一部加えられた物であるが、それらの例を挙げると、以
下に示す化合物がある。すなわち、ベースポリマーとし
ては、EVA、ポリアルファオレフィン、APP、ポリ
エチレン等のオレフィンポリマー、SBS、SIS、S
EBS、SEPS等のスチレンブロック共重合体、その
他ポリアミド、ポリエステル等が挙げられる。また、粘
着性樹脂としては、ロジンやそのエステル、あるいはそ
れらの誘導体、石油樹脂(脂肪族系、脂環式系、芳香族
系およびそれらの共重合物)とそれらの水素添加物、テ
ルペン系樹脂とそれらの水素添加物が挙げられる。さら
に低分子量添加剤としては、一般の可塑剤、パラフィン
系とナフテン系および芳香族系の鉱油、パラフィン系お
よび合成のワックス、さらに植物油の水素添加物等が挙
げられる。
【0021】
【実施例】(実施例1)まず、配合終了後のホットメル
トを150℃で先端フラット状のノズルを通して10℃
の水槽中に押し出した。このホットメルトは、断面が約
20×100mmのベルト状であり、水中を通過する過
程で冷却された。長さ10mの水槽中を約1分間で通過
させたのち、該水槽から引き出し、当該ベルト状ホット
メルトの上下両面からジェットエアを吹き付けて水分を
完全に除去した。
【0022】ついで、幅12cm、厚み20ミクロンの
ポリエチレンフィルム(MFR:8.0,融点102℃
の低密度ポリエチレン)をベルト状ホットメルトの上下
両面から複数のローラでプレスしながら、全面を覆うよ
うに押し当てた。この操作により、フィルムがホットメ
ルトの粘着性により該ホットメルトの表面に十分に密着
した。
【0023】この段階では、ホットメルトの内部はまだ
完全に冷却されておらず、かなり柔らかい状態である。
この状態で、上記ポリエチレンフィルムで被覆されたホ
ットメルトベルトを移動させながら、先端部が半径15
mmの半円断面を持ち、約100℃に加熱された鈍角ブ
レードで間欠的に強圧した。これにより、ホットメルト
は間欠的に押し潰され、ブレードの熱によってホットメ
ルトを覆っているポリエチレンが薄く延ばされ、破断す
ることなくホットメルトを覆い続けた。しかるのちホッ
トメルトの最も薄くなった部分をカットし、すべての粘
着面が非粘着のポリエチレンフィルムで覆われたブロッ
クを得た。このブロックのホットメルトに対するポリエ
チレンの比率は0.20〜0.25%であった。
【0024】このようにして得られたホットメルトブロ
ック20Kgをポリ袋に入れ、それをダンボール箱に入
れた。このダンボール箱を5段積みにし、40〜50℃
の保温倉庫に10日間貯蔵したが、ホットメルト同士の
ブロッキングは生じなかった。さらに、通常のホットメ
ルトアプリケーターでの溶解速度をフィルムでラップし
ない同組成のホットメルト接着剤と比較したところ、顕
著な差は見られなかった。また、接着力等の特性への影
響も認められなかった。
【0025】(実施例2)DSC法による融点が63℃
であるEVAフィルム(厚み40ミクロン、VAc含有
量32%、MFR60)を用いて、上記と同様の手順に
よりホットメルトブロックを製作した。得られたブロッ
クを上記と同様な条件(ホットメルト20Kg、ケース
5段積み)でブロッキングテストを行ったところ、保管
3日目より表面にタックが出始め、7日間でブロッキン
グを生じた。したがって、本実施例においても、熱溶融
フィルムで包装する本発明の効果は一応認められたもの
の、融点が70℃よりも低いフィルムを用いるのは余り
好ましくないことがわかった。
【0026】(実施例3)DSC法による融点が132
℃である高密度ポリエチレンを原料に作られたフィルム
(MFR:20、厚み30ミクロン)を用いて同様な実
験を行った。ブロッキングテストでは何ら問題が生じな
かったが、このホットメルトブロックを160℃にて一
般のホットメルトアプリケーターのタンクで溶融し、そ
れをこのフィルムでラップしない同組成のホットメルト
と比較したところ、同一の溶解速度とするためにはタン
ク温度を180℃とする必要があった。また、160℃
のままでは、いつまでたってもフィルムが完全溶融した
ようには見えず、タンクの出口に設置されているフィル
ターを詰まらせる可能性が危惧された。したがって、ブ
ロッキングを生じないという本発明の効果は得られるも
のの、融点が130℃よりも高いフィルムを用いるのは
好ましくないことがわかった。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にかかる粘着性ホットメルトの包装方法は、比較的簡単
な装置を用いて、ブロッキングの生じにくい包装が可能
であるとともに、不純物の量を極力少なくすることので
きるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施に使用する包装装置の概略を表す
模式図である。
【図2】ホットメルトに被せたフィルムの両縁部をシー
ルする方法の説明図である。
【図3】プレス工程を表す断面図である。
【符号の説明】
1 包装装置 2 水槽 3 押し出しノズル 4 ガイドローラ 7 乾燥装置 9 被覆装置 10 フィルムロール 12 被覆用ローラ 15 シール装置 17 挟圧ローラ 20 プレス装置 25 切断装置 H ホットメルト F 熱溶融フィルム

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱溶融したホットメルトをノズルから水
    中に押し出して冷却し、該冷却によって得られたホット
    メルト固形物を水中から取り出して水分を除去したの
    ち、該固形物の幅よりも広い幅の熱溶融フィルムを被せ
    て固形物を被覆することを特徴とする粘着性ホットメル
    トの包装方法。
  2. 【請求項2】 固形物に被せた熱溶融フィルムの互いに
    重なり合う側縁部を互いに加熱密着させることにより、
    固形物の全ての面を密着被覆する請求項1に記載の粘着
    性ホットメルトの包装方法。
  3. 【請求項3】 熱溶融フィルムで被覆されたホットメル
    ト固形物を鈍角の熱ブレード又はロールを用いて所定間
    隔で間欠プレスすることにより、当該ホットメルト固形
    物に所定間隔で切断用の溝を形成しておく請求項1又は
    2に記載の粘着性ホットメルトの包装方法。
  4. 【請求項4】 熱溶融フィルムで被覆されたホットメル
    ト固形物を所定間隔で切断して所定寸法のブロックとす
    る請求項1乃至3のいずれかに記載の粘着性ホットメル
    トの包装方法。
  5. 【請求項5】 熱溶融フィルムのDSCによる溶融点が
    70〜130℃である請求項1乃至4のいずれかに記載
    の粘着性ホットメルトの包装方法。
  6. 【請求項6】 熱溶融フィルムの厚みが10〜50ミク
    ロンである請求項1乃至5のいずれかに記載の粘着性ホ
    ットメルトの包装方法。
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