JP2002337731A - キャブマウント構造 - Google Patents
キャブマウント構造Info
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- JP2002337731A JP2002337731A JP2001150832A JP2001150832A JP2002337731A JP 2002337731 A JP2002337731 A JP 2002337731A JP 2001150832 A JP2001150832 A JP 2001150832A JP 2001150832 A JP2001150832 A JP 2001150832A JP 2002337731 A JP2002337731 A JP 2002337731A
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- cab
- supported
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Abstract
レームの支持部の正規位置に位置決めして支持されるよ
うにしたキャブマウント構造を提供する。 【解決手段】キャブ2に車両の前後左右方向の軸線と平
行な4辺の側壁21によって凹形状をなしマウント部材
13のロックボルト穴10が開設されている被支持面9
を有する被支持部8を備え、シャシフレーム1側にマウ
ント部材13のロックボルト穴7が開設されている支持
面5と、ロックボルト穴7を中心にして車両の前後左右
方向の軸線と平行で、かつ被支持部8の各側壁21と略
同一辺長の4辺の側壁6によって凸形状をなす支持部4
を備え、支持部4の各側壁6の外面に上部に外側方向の
傾斜面12が形成されこの傾斜面12より下方に支持面
5に対し直角な面で被支持部8を案内する位置決め面を
備えたガイイド部材11を固設した。
Description
をシャシフレームにマウントによって支持した固定式の
キャブマウント構造に関するものである。
うに、シャシフレーム1の前方の複数個所におけるキャ
ブマウント部3でキャブ2をマウント部材によって結合
した固定式キャブとがある。従来の固定式キャブのマウ
ント構造は図4で示すように、シャシフレーム1側に側
壁6によって凸形状をなす支持面5を備えた支持部4を
備え、キャブ2側に側壁21によって凹形状をなし前記
支持面5に支持される被支持面9を備えた被支持部8を
形成し、前記支持面5と被支持面9にはマウント部材1
3のロックボルトを貫通するロックボルト穴7、10が
開設されており、被支持面9を支持面5にマウント部材
13を介して支持させて結合固定している構造である。
ーム1に組み付けるときにはホイスト等によってシャシ
フレーム1上にキャブ2を下降している。このとき上記
従来の構造では支持部4に対し被支持部8が正規の位置
に必ず下降するとは限らず、車両の前後あるいは左右に
ズレて支持すると図5で示すように、支持面5のロック
ボルト穴7に対し被支持面9のロックボルト穴10がズ
レる。従って、ロックボルト穴10がズレて支持された
場合はキャブ2を少し上昇して作業者がロックボルト穴
10を支持部5のロックボルト穴7と対応するようキャ
ブ2を誘導しながら再下降したり、下降の当初から作業
者がキャブ2を注意深く誘導する等を行う面倒な組み付
け作業を必要としていた。
の被支持部をシャシフレームの支持部の正規位置に位置
決めして支持されるようにしたキャブマウント構造を提
供することである。
めの本発明は、請求項1に記載の通り、トラックのキャ
ブをシャシフレームにマウント部材によって支持した固
定式のキャブマウント構造であって、キャブ側に車両の
前後左右方向の軸線と平行な4辺の側壁によって凹形状
をなし前記マウント部材のロックボルト穴が開設されて
いる被支持面を有する角形の被支持部を備え、シャシフ
レーム側に前記マウント部材のロックボルト穴が開設さ
れている支持面と、前記ロックボルト穴を中心にして車
両の前後左右方向の軸線と平行な4辺のガイド手段とか
らなる支持部を備え、前記ガイド手段は上部に外側方向
に傾斜した傾斜面が形成されこの傾斜面より下方に前記
支持面に対し直角な面で前記被支持部の側壁を案内する
位置決め面を備えており、前記ガイド手段により被支持
面のロックボルト穴を支持面のロックボルト穴に対し一
致するようにしたことを特徴とするものである。
は、請求項2に記載の通り、トラックのキャブをシャシ
フレームにマウントによって支持した固定式のキャブマ
ウント構造であって、キャブ側に車両の前後左右方向の
軸線と平行な4辺の側壁によって凹形状をなし前記マウ
ント部材のロックボルト穴が開設されている被支持面を
有する角形の被支持部を備え、シャシフレーム側に前記
マウント部材のロックボルト穴が開設されている支持面
と、前記ロックボルト穴を中心にして車両の前後左右方
向の軸線と平行で、かつ前記被支持部の各側壁と略同一
辺長の4辺の側壁によって凸形状をなす支持部を備え、
前記支持部の各側壁の外面に前記被支持部の側壁を案内
するガイド部材を固設し、前記ガイド部材は上部に外側
方向に傾斜した傾斜面が形成されこの傾斜面より下方に
前記支持面に対し直角な面で前記被支持部を案内する位
置決め面を備えており、前記ガイド部材により被支持面
のロックボルト穴を支持面のロックボルト穴に対し一致
するようにしたことを特徴とするものである。
明は、請求項3に記載の通り、トラックのキャブをシャ
シフレームにマウントによって支持した固定式のキャブ
マウント構造であって、キャブ側に車両の前後左右方向
の軸線と平行な4辺の側壁によって凹形状をなし前記マ
ウント部材のロックボルト穴が開設されている被支持面
を有する角形の被支持部を備え、シャシフレーム側に前
記マウント部材のロックボルト穴が開設されている支持
面と、前記支持面に前記ロックボルト穴を中心にして車
両の前後左右方向の軸線と平行で、かつ前記被支持部の
各側壁と略同一辺長の4辺のガイドを形成した凹形状の
支持部を備え、前記ガイドは上部に外側方向に傾斜した
傾斜面が形成されこの傾斜面より下方に前記支持面に対
し直角な面で前記被支持部を案内する位置決め面を備え
ており、前記ガイドにより被支持面のロックボルト穴を
支持面のロックボルト穴に対し一致するようにしたこと
を特徴とするものである。
基づいて説明する。図1において、1はシャシフレー
ム、2は前記シャシフレーム1上に固定されたキャブ、
3はシャシフレーム1の前方の複数個所におけるキャブ
マウント部3である。
いて、2はキャブである。このキャブ2側に車両の前後
左右方向の軸線と平行な各辺長B2とする4辺の側壁2
1によって凹形状をなし被支持面9を備えた角形の被支
持部8が設けられている。1はシャシフレームである。
このシャシフレーム1側に前記被支持部8の各側壁21
の辺長B2と略同一辺長B1の4辺の側壁6によって凸
形状をなし支持持面5を備えた角形の支持部4が設けら
れており、前記被支持面9と支持面5にはマウント部材
13のロックボルト14を貫通するロックボルト穴1
0、7が開設されている。
支持部8を案内するガイド部材11が前記ロックボルト
穴7を中心にして固設されている。このガイド部材11
は上部に外側方向に傾斜した傾斜面12が形成されこの
傾斜面12より下方に支持面9に対し直角な面で前記被
支持部8各側壁面21が当接する位置決め面を備えてい
る。
記被支持部8が支持部4にマウント部材13を介して支
持された状態において傾斜面12の傾斜角度θは20°
〜50°、支持面9から傾斜面12の頂点までの高さH
1は50mm、位置決め面は被支持部8の隅のアール部
Rとガイド部材11の傾斜面12の基部のアール部rと
の間の直線部H2は10mmを標準とするが、これは車
種によって適当な数値に適宜設定される。また、被支持
面9の側壁21辺長B2は支持部4の各側壁6の辺長B
1より小さくし隙間tを設けることが望ましい。
造である。すなわち、前記ロックボルト14、カラー1
5、ナット16、アッパマウントゴム17、アッパワッ
シャ18、ロアマウントゴム19、ロアワッシャ20と
によって構成されている。
いて、2はキャブである。このキャブ2側に車両の前後
左右方向の軸線と平行な各辺長B2とする4辺の側壁2
1によって凹形状をなし被支持面9を備えた角形の被支
持部8が設けられており実施例1と同じ構造である。
ウント部材13のロックボルト穴7が開設されている支
持面50と、前記支持面50に前記ロックボルト穴7を
中心にして車両の前後左右方向の軸線と平行で、かつ前
記被支持部8の各側壁21と略同一辺長の4辺のガイド
110を形成した凹形状の支持部40を備えた構造であ
り、前記ガイド110は上部に外側方向に傾斜した傾斜
面12が形成されこの傾斜面12より下方に前記支持面
50に対し直角な面で前記被支持部8を案内する位置決
め面を備えている。
例1と同様に被支持部8が支持部40にマウント部材1
3を介して支持された状態において傾斜面12の傾斜角
度θは20°〜50°、支持面9から傾斜面12の頂点
までの高さH1は50mm、位置決め面は被支持部8の
隅のアール部Rとガイド110の傾斜面12の基部のア
ール部rとの間の直線部H2は10mmを標準とする
が、これは車種によって適当な数値に適宜設定される。
また、被支持面9の側壁21辺長B2はガイド110の
内側辺長B3より小さくし隙間tを設けることが望まし
い。
施例1及び実施例2の何れにおいても、支持面5、50
上にアッパマウントゴム17をアッパワッシャ18と共
にロックボルト穴7の位置にセットした状態でキャブ2
をホイスト等によってシャシフレーム1上に下降するこ
とにより、被支持部8が実施例1では支持部4に、実施
例2では支持部40対し多少のズレがあっても被支持部
8の側壁21が実施例1ではガイド部材11の、実施例
2ではガイド110の傾斜面12によって求心案内され
て位置決め面で被支持部8の隅のアール部Rと実施例1
ではガイド部材11の、実施例2ではガイド110の傾
斜面12の基部のアール部rとの間の直線部H2で車両
の前後左右方向を位置決めして実施例1では支持部4
に、実施例2では支持部40に支持される。
8が実施例1では支持部4に対し、実施例2では支持部
40に対し位置決めされることにより被支持面9に開設
されているボルト穴10が実施例1では支持面5に、実
施例2では支持面50に開設されているボルト穴7と正
しく一致されるので作業者はキャブ2の下降時や下降後
のボルト穴10、7の位置合わせの作業を省略してロア
マウントゴム19とロアワッシャ20を貫通したロック
ボルト14をボルト穴7、10に容易に挿入してナット
16の締め付けによりキャブ2をシャシフレーム1上に
固定することができる。
な構造によってシャシフレーム側の支持部に対しキャブ
側の被支持部をキャブの下降時に案内し、かつ支持部の
支持面と被支持部の被支持面に開設されているマウント
部材のロックボルトを貫通するボルト穴が一致するよう
位置決めするようにした構造であるから、キャブをシャ
シフレームに組み付ける際の作業者によるボルト穴合わ
せ作業を省略することができキャブの組み付け作業性を
向上すると共に作業者の労力負担を軽減する。
図
示す図1のA−A断面図
示す図1のA−A断面図
断面図
図
Claims (3)
- 【請求項1】 トラックのキャブをシャシフレームにマ
ウント部材によって支持した固定式のキャブマウント構
造であって、キャブ側に車両の前後左右方向の軸線と平
行な4辺の側壁によって凹形状をなし前記マウント部材
のロックボルト穴が開設されている被支持面を有する角
形の被支持部を備え、シャシフレーム側に前記マウント
部材のロックボルト穴が開設されている支持面と、前記
ロックボルト穴を中心にして車両の前後左右方向の軸線
と平行な4辺のガイド手段とからなる支持部を備え、前
記ガイド手段は上部に外側方向に傾斜した傾斜面が形成
されこの傾斜面より下方に前記支持面に対し直角な面で
前記被支持部の側壁を案内する位置決め面を備えてお
り、前記ガイド手段により被支持面のロックボルト穴を
支持面のロックボルト穴に対し一致するようにしたこと
を特徴とするキャブマウント構造。 - 【請求項2】 トラックのキャブをシャシフレームにマ
ウントによって支持した固定式のキャブマウント構造で
あって、キャブ側に車両の前後左右方向の軸線と平行な
4辺の側壁によって凹形状をなし前記マウント部材のロ
ックボルト穴が開設されている被支持面を有する角形の
被支持部を備え、シャシフレーム側に前記マウント部材
のロックボルト穴が開設されている支持面と、前記ロッ
クボルト穴を中心にして車両の前後左右方向の軸線と平
行で、かつ前記被支持部の各側壁と略同一辺長の4辺の
側壁によって凸形状をなす支持部を備え、前記支持部の
各側壁の外面に前記被支持部の側壁を案内するガイド部
材を固設し、前記ガイド部材は上部に外側方向に傾斜し
た傾斜面が形成されこの傾斜面より下方に前記支持面に
対し直角な面で前記被支持部を案内する位置決め面を備
えており、前記ガイド部材により被支持面のロックボル
ト穴を支持面のロックボルト穴に対し一致するようにし
たことを特徴とするキャブマウント構造。 - 【請求項3】 トラックのキャブをシャシフレームにマ
ウントによって支持した固定式のキャブマウント構造で
あって、キャブ側に車両の前後左右方向の軸線と平行な
4辺の側壁によって凹形状をなし前記マウント部材のロ
ックボルト穴が開設されている被支持面を有する角形の
被支持部を備え、シャシフレーム側に前記マウント部材
のロックボルト穴が開設されている支持面と、前記支持
面に前記ロックボルト穴を中心にして車両の前後左右方
向の軸線と平行で、かつ前記被支持部の各側壁と略同一
辺長の4辺のガイドを形成した凹形状の支持部を備え、
前記ガイドは上部に外側方向に傾斜した傾斜面が形成さ
れこの傾斜面より下方に前記支持面に対し直角な面で前
記被支持部を案内する位置決め面を備えており、前記ガ
イドにより被支持面のロックボルト穴を支持面のロック
ボルト穴に対し一致するようにしたことを特徴とするキ
ャブマウント構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001150832A JP3662517B2 (ja) | 2001-05-21 | 2001-05-21 | キャブマウント構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001150832A JP3662517B2 (ja) | 2001-05-21 | 2001-05-21 | キャブマウント構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002337731A true JP2002337731A (ja) | 2002-11-27 |
JP3662517B2 JP3662517B2 (ja) | 2005-06-22 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001150832A Expired - Fee Related JP3662517B2 (ja) | 2001-05-21 | 2001-05-21 | キャブマウント構造 |
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Country | Link |
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-
2001
- 2001-05-21 JP JP2001150832A patent/JP3662517B2/ja not_active Expired - Fee Related
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