JP2002337547A - 車両ルーフ用巻取り式日除け - Google Patents

車両ルーフ用巻取り式日除け

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JP2002337547A
JP2002337547A JP2002115294A JP2002115294A JP2002337547A JP 2002337547 A JP2002337547 A JP 2002337547A JP 2002115294 A JP2002115294 A JP 2002115294A JP 2002115294 A JP2002115294 A JP 2002115294A JP 2002337547 A JP2002337547 A JP 2002337547A
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sheet
shade
winding
roll
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Martin Kralik
クラリク マルティン
Robert Braun
ブラウン ロベルト
Horst-Martin Schulz
シュルツ ホルスト−マルティン
Thomas Schwarzenbart
シュヴァルツェンバルト トーマス
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Webasto Vehicle Systems International GmbH
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J7/00Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
    • B60J7/0007Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs moveable head-liners, screens, curtains or blinds for ceilings
    • B60J7/0015Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs moveable head-liners, screens, curtains or blinds for ceilings roller blind

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 日除けシートに固定連結された、巻取りを妨
害する緊張要素またはクロスメンバを用いずに、横方向
において予張力を発生する。 【解決手段】 本発明は、ルーフ2の下方に配置され巻
枠6に巻取り可能な日除けシート5を備え、この日除け
シートの両側の側方エッジが案内レール7に沿って日除
け移動方向に摺動可能に案内され、かつ横方向において
日除けシート5に予張力を加えて保持されている、車両
ルーフ2用巻取り式日除けに関する。案内レール7に沿
って案内される係合要素は日除けシート5の側方エッジ
に連結可能であり、連結された係合要素は日除けシート
5を横方向において予張力を加えて保持している。それ
によって、巻取り式日除け4は湾曲した車両ルーフ2の
下方に配置可能であり、ルーフの湾曲に沿って案内可能
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ルーフの下方に配
置され巻枠に巻取り可能な日除けシートを備え、この日
除けシートの両側の側方エッジが案内レールに沿って日
除け移動方向に摺動可能に案内され、かつ横方向におい
て日除けシートに予張力を加えて保持されている、車両
ルーフ用巻取り式日除けに関する。
【0002】
【従来の技術】ドイツ連邦共和国特許出願公開第197
39919号公報により、このような巻取り式日除けが
知られている。この巻取り式日除けの場合、日除けシー
トの側方エッジに、例えばU字状に吹き付けされた合成
樹脂エッジの形をしたエッジ補強部が形成されている。
このエッジ補強部は案内レールの曲がった案内範囲内に
摺動可能に収容され、その剛性および大きな肉厚に基づ
いて、案内レールから横方向において滑り落ちない。し
かし、巻取り軸に日除けシートを巻き取る際に、肉厚の
エッジは不利である。なぜなら、巻取り軸の全長にわた
って、不均一な巻径が生じるからである。
【0003】米国特許第6、161、893号明細書
(WO96/01191)により、車両ルーフ用巻取り
式日除けが公知である。この巻取り式日除けは複数のク
ロスメンバを有する日除けシートを備えている。このク
ロスメンバは側方の案内レールに沿って案内される。巻
取り軸によって日除けシートを巻き取る際に、クロスメ
ンバは両案内レールによって垂直方向に湾曲させられる
ので、日除けシートは張られて保持される。しかし、日
除けシートを巻き取る際に、クロスメンバは巻径を大幅
に増大し、クロスメンバは不均一な巻取りを生じる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、公知
の構造と比べて改良され、特に過度の巻取り容積を必要
としない、冒頭に述べた巻取り式日除けを提供すること
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題は請求項1記載
の特徴を有する巻取り式日除けによって解決される。係
合要素が日除けシートを巻取り軸から巻戻して引き出す
際に初めて、日除けシートに連結され、それによって日
除けシートが巻取られた状態ではエッジ側に緊張要素ま
たは保持要素が配置されていないので、日除けシートの
厚さ、ひいては巻径が日除けシートの幅全体にわたって
均一であり、かつ比較的に小さい。それによって、巻取
り式日除けまたは巻取り軸の組み込みスペースが狭くて
済む。日除けシートは光を通さないかあるいは光を部分
的に通し、例えば網組織を有する普通の日除け素材から
なっている。巻取り式日除けは日除けシートの横方向張
力に基づいて、平らな巻取り式日除けだけでなく、車両
ルーフの湾曲に沿って案内される、縦方向に湾曲した巻
取り式日除けにも適している。
【0006】巻取り式日除けの有利な実施形は従属請求
項に記載されている。
【0007】好ましくは、例えば引張りクロスメンバに
よって形成された、日除けシートの前側の引出しエッジ
の範囲において、主係合要素がそれぞれの側方エッジに
係合している。日除けシートは日除け移動方向において
この側方エッジを介して係合要素に連結されている。し
たがって、主係合要素の係合は主として縦方向力を伝達
するがしかし、横方向張力を発生するために付加的な横
方向力も伝達する。
【0008】係合要素は好ましくは、引張りに対して強
い支持要素、特にロープに、互いに離隔されて配置され
ている。例えば球状に形成されているかまたは直方体ま
たはディスクまたは板として形成され、特に係合側面と
して外側の平らな側面を有する係合要素は、例えば合成
樹脂または金属によって形成され、ロープまたはコード
に固定されている。好ましい実施形では、係合要素は循
環する駆動チェーンを形成している。この駆動チェーン
は巻取り軸に連結された駆動ホイールを経て案内されて
いる。しかし、係合要素は例えばレール、レール片また
はラックのような摺動可能な剛性の支持部材に設けても
よい。
【0009】好ましい実施形に従って、係合要素が側方
エッジの切欠きに係合し、切欠き内で日除け移動方向に
遊びをもって収容されていることにより、日除けシート
の縦方向張力は付勢することなく個々の係合要素と相対
的に調節可能である。
【0010】各々の案内レールが係合要素のための通路
を備え、この通路が日除けの側方エッジのための案内ス
リット内に形成されていると合目的である。通路内で係
合要素は日除けシートと一緒に縦方向に移動可能であ
る。一方、係合要素は横方向において特に日除けシート
の中央の方で支持され、それによって張力を日除けシー
トのために横方向に加えることができる。更に、案内レ
ールは係合要素のための戻し通路を備えている。この戻
し通路内で、循環する駆動チェーンが再び戻される。し
かし、係合要素の戻しは案内レールの外側で行うことも
できる。
【0011】駆動ホイールがばねを介して巻取り軸に連
結され、駆動チェーンと日除けシートの側方エッジと巻
取り軸と駆動ホイールとを介して、閉じた動力伝達路が
形成されていると、日除けシートはあらゆる任意の位置
で引出し可能であり、かつ付加的なロック装置なしにそ
こに配置可能である。閉じた動力伝達路とばね付勢によ
って、日除けシートは縦方向に張られる。更に、ばねが
ねじり付勢されるコイルばねであり、日除けシートを巻
き取る際に、駆動ホイールの一定の直径と比べて変化す
る日除けシート巻径に基づいて、コイルばねの予付勢力
が変化すると、日除けシートを引き出す際に張力が高ま
るので、例えばルーフの開放時にも、引き出された日除
けシートのガタつきが防止される。
【0012】引張りクロスメンバは手動でまたは駆動装
置を介して操作可能である。更に、駆動モータを備えた
駆動装置を設けることができる。駆動ケーブルがこの駆
動モータから各案内レールまで延び、かつ日除けシート
に連結され、日除けシートがばね力で付勢された巻取り
軸によって巻取り可能である。その際、駆動ケーブルは
例えば日除けシートの引張りクロスメンバに連結可能で
あるかあるいは係合要素を支持する駆動チェーンに連結
可能である。この駆動チェーンは日除けシートに接続さ
れる。
【0013】係合要素は好ましくは挿入区間において、
横方向に張られていない日除けシートの側方エッジに係
合し、日除けシートはこの挿入区間内であるいはこの挿
入区間に続いて横方向に張られる。
【0014】循環する駆動チェーンの代わりに、係合要
素を含む駆動チェーンが自由な末端部を備え、この末端
部が案内レールの戻し通路または末端の管に挿入される
ように形成可能である。この場合、駆動チェーンは押圧
力に対して充分に強く形成され、およびまたは側方に曲
がらないように案内されている。
【0015】好ましい他の実施形では、日除けシートが
その側方エッジに歯を備え、駆動チェーンを案内する各
々1個のスプロケットが巻取り軸と相対回転しないよう
に巻取り軸の両端に取付けられ、スプロケットが駆動チ
ェーンの係合要素に係合する歯を備え、スプロケットが
巻取り軸と一緒に回転する際に、スプロケットの歯が巻
き取られた日除けシートの側方エッジに設けた歯上に位
置決めされ、続いて日除けシートの歯の間の隙間を通過
し、この場合駆動チェーンが、巻取り軸によって日除け
シートを巻取る間、日除けシートの歯の切欠きに係合
し、日除けシートと共に更に移動させられる。それによ
って、駆動チェーンはその縦方向移動平面内で、日除け
シートの側方エッジに載り、スプロケットの歯は日除け
シートのエッジのそれぞれの隙間から下方に外れる。続
いて、横方向張力が案内レールの斜めに延びる案内区間
内で発生する。
【0016】他の好ましい実施形では、係合要素がねじ
状またはウォーム状の駆動部材の区間であり、この区間
が日除けシートの側方エッジの切欠きに係合し、駆動部
材をその縦軸線回りに回転させることによって縦方向に
移動させられ、その際2個の案内部材の間で案内される
日除けシートを一緒に移動させる。したがって、駆動運
動は縦方向に移動するように見えるねじ状またはウォー
ム状の駆動部材の区間と日除けシートの切欠きの間でス
ライド係合によって行われる。駆動部材が実際には縦方
向に移動しないので、循環する駆動チェーンまたは駆動
チェーンの末端部のための戻しが不要であり、それによ
って案内レールの必要スペースが狭くて済む。
【0017】基本的には、案内レールは横方向に調節可
能であってもよいし、横方向にばね弾性的に支承されて
いてもよい。それによって、組立て時または運転中に発
生する位置誤差を後で補正することができる。
【0018】車両ルーフは一般的に、固定された透明な
ルーフ区間または移動可能な特に透明なリッドを有する
ルーフ開口を備えている。この車両ルーフの下方に巻取
り式日除けが設けられている。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、図を参照して実施の形態に
基づき巻取り式日除けを詳しく説明する。
【0020】自動車1は透明なルーフ区間を有する車両
ルーフ2を備えている。このルーフ区間は図示した実施
の形態では固定されたガラスリッド3である(図1参
照)。透明なガラス区間は開放可能な車両ルーフ、例え
ばサンルーフ、チルトスライドサンルーフ、スポイラー
ルーフ等のルーフ開口を閉鎖または少なくとも部分的に
開放するための可動のリッドであってもよい。車両ルー
フ2またはガラスリッド3の下方には、巻取り式日除け
4が配置されている。この巻取り式日除けは日除けシー
ト5と、この日除けシート5を巻取りおよび巻戻すため
の巻取り軸6と、側方の2本の案内レール7を備えてい
る。この案内レール7、7は車両縦方向に延び、ガラス
リッド3を挟んで向き合っており、そして縦方向におい
てルーフ2またはガラスリッド3の湾曲に沿って延びて
いる。巻取り軸6は中空円筒状の巻体8(図2参照、こ
こでは巻取り式日除けの右側だけが示してある)を備え
ている。この巻体8は、両側がそれぞれ支承部材9上に
配置されている。この支承部材9は、軸方向に突出する
支承ピン10を介して車両ルーフ2に回転可能に支承さ
れている。コイル形の脚付きばね11が支承ピン10と
同軸に配置され(図9も参照されたし)、このばね11
の一方の脚12が支承ピン10に固定され、他方の脚1
3が、脚付きばね11にかぶさる巻体8に相対回転しな
いように連結されている。この連結は、例えば巻体8の
軸方向溝14に脚を係合させることによって行われる。
したがって、巻体8は、回転軸線15回りに或る回転角
度だけ支承ピン10と相対的に揺動可能である。この回
転角度は脚付きばね11のばね力に依存する。
【0021】巻取り軸6から巻戻し可能な日除けシート
5は、その前側の引張りクロスメンバ16を介して側方
の案内レール7に沿って案内されている。この場合、引
張りクロスメンバ16の端側のスライド要素17は案内
レール7の上側の脚部18と下側の脚部19の間に摺動
可能に収容されている。日除けシート5の側方エッジ2
0は引張りクロスメンバ16またはスライド要素17か
ら側方に突出し、案内レール7の案内隙間21に収容さ
れ、この案内隙間21内を案内される。案内隙間21は
日除けシート5の平面内において、スライド要素17と
日除けシート5の側方エッジ20のためのスライド面を
形成する下側の脚部19の内面22に接続している。日
除けシート5の側方エッジ20に沿って、長方形の多数
の成形部すなわち切欠き23が互いに均一な間隔をおい
て形成されている。日除けシート5の側方エッジ20が
案内隙間21に収容されているときに、この切欠き23
は搬送通路または案内通路24として形成された拡張部
内に配置されている。
【0022】搬送通路24内を無端の駆動チェーン25
が案内されている。この駆動チェーン25は引張りに対
して強いロープ26と、例えば球27の形をした多数の
係合要素を備えている。この係合要素は、日除けシート
5の切欠き23の間隔に一致する相互間隔をおいてロー
プ26に固定されている。駆動チェーン25は案内レー
ル7の搬送通路24を通って前方に延び、案内レール7
の前側端部に取付けられたエンドメンバまたは方向変換
メンバ28を経て反対向きに案内レール7の無負荷通路
すなわち戻し通路29内を案内され、そして支承部材9
に相対回転しないように取付けられた駆動ホイール30
を経て搬送通路24に戻されて循環する。
【0023】引張りクロスメンバ16に隣接する第1の
切欠き23aは球27の形に適合しており、それによっ
て第1の切欠き23aに付設される球は主係合要素とし
て、縦方向においても横方向においても遊びなしにこの
切欠きに持続的に係合するように配置されている。例え
ば長方形(図2参照)または円形の第1の切欠き23a
は、日除けシート5の補強部31によって取り囲まれて
いるので、球27を介して日除けシート5を巻き取る際
または巻き戻す際に、縦方向において駆動チェーン25
に力を確実に伝達することができる。
【0024】したがって、日除けシート5のその都度の
引出し位置に相応して案内レール7または案内隙間21
内に収容された側方エッジ20の区間の各々の切欠き2
3に、駆動チェーン25の球27が係合する(図3参
照)。この場合、各球27が外向きの張力(矢印Fによ
って概略的に示してある)によって切欠き23の外側エ
ッジ32に接触するので、日除けシート5は駆動チェー
ン25によって縦方向に摺動可能である間、横方向に張
られて保持される。球27は長方形の切欠き23内で、
切欠き23の前側エッジまたは後側エッジに対して遊び
をもって、縦方向ほぼ中央に収容されている。係合要素
として、球27の代わりに、例えばディスクまたは板3
3(図3、5参照)のような、外側の係合側面を平らに
した要素を設けることができる。この要素はその平らな
側面34が切欠き23の外側エッジ32に対して線状に
接触するので(球の場合には点状の接触である)、横方
向において日除けシート5に対して力を均一に伝達する
ことができる。
【0025】それによって、駆動チェーン25の球27
を周方向にスリップなしに回転させる駆動ホイール30
から、戻し通路29内の駆動チェーン25と第1の切欠
き23a内の第1の球27とを経て日除けシート5への
閉鎖された力伝達路が生じる。この日除けシートは更
に、駆動ホイール30に連結された巻体8に巻き取られ
る。縦方向における日除けシート5の張りは、支承部材
9に対する脚付きばね11のばね付勢力に基づく巻体8
の付勢力によって達成される。日除けシート5の縦方向
張力は引出し長さ全体にわたって常に均一に保持可能で
ある。というのは、第1の切欠き23a内の第1の球2
7だけが縦方向において固定保持され、残りの球27が
縦方向において遊びをもって切欠き23に収容されてい
るからである。横方向の張力と縦方向の張力により、付
加的な中間クロスメンバを用いないで日除けシート5を
縦方向において車両ルーフ2の湾曲に沿って案内するこ
とができる。
【0026】巻体8を支承部材9に組み立てる際に、巻
体8を適当に回転付勢された脚付きばね11に連結する
ことによって、日除けシート5の縦方向張力を調節する
ことができる。この場合、いろいろな連結位置のため
に、周囲に分配された複数の軸方向溝14を、例えば巻
体8の端面に形成することができる。
【0027】手動操作によってあるいは例えば引張りク
ロスメンバに作用する駆動装置によって、巻取り軸6ま
たは巻体8から日除けシート5を引き出して巻き戻す際
に、巻体8上の巻き径が小さくなる。一方、駆動チェー
ン25に関係する駆動ホイール30の直径は一定であ
る。それによって生じる、可動の駆動チェーン25と日
除けシート5との間の縦方向の変位差は、日除けシート
5を支持する巻体8が脚付きばね11による付勢を増大
しながら駆動ホイール30と相対的に回転することによ
って相殺される。
【0028】案内レール7は挿入区間24′を備えてい
る(図10参照)。この挿入区間24´では、駆動チェ
ーン25の球27が、横方向に張られていない巻き戻さ
れる日除けシートと共に縦方向または引出し方向に移動
する切欠き23の移動平面36の方に鋭角をなして案内
され、切欠き23に挿入される。球27が切欠き23に
係合した後で、球は、挿入区間24´に接続する案内通
路24の短い付勢区間24″において、短い距離37だ
け横方向外側に案内されるので、その際球は日除けシー
ト5を横方向に緊張する。
【0029】巻取り式日除けの開放位置では、引張りク
ロスメンバ16は案内レール7の後端部にとどまる。こ
の場合、日除けシート5は補強された第1の切欠き23
aと共に案内レール7内にとどまり、球27すなわち係
合要素との常時係合、ひいては閉じた動力伝達路が維持
される。
【0030】駆動チェーン25(図2、7参照)は上側
の戻し通路29から来て駆動ホイール30の回りを一巻
きだけ案内されて下側の案内通路24内に達する。その
際、日除けシート5は例えば案内レール7の下側の脚部
19の内面22上を滑る。代替的な実施形では、駆動チ
ェーン25は案内レール7と駆動ホイール30の間で交
叉して延びている(図8参照)。この場合、日除けシー
ト5は反対の巻回方向に巻取りまたは巻き戻し可能であ
り、案内レール7の上側の脚部18の内面に沿って滑動
案内される。
【0031】案内レール7の前側端部に取付けられた閉
鎖部分すなわち方向変換メンバ28(図1、6参照)
は、案内軌道35を含んでいる。この案内軌道は戻し通
路29と案内通路24の間における駆動チェーン25の
係合要素すなわち球27のための方向変換接続通路を形
成する。案内軌道35は方向変換メンバ28の内部にあ
るいはこの方向変換メンバの前方に形成可能である。案
内軌道35の代わりに、方向変換ホイールまたは類似の
方向変換装置を設けることができる。
【0032】巻取り式日除け4は走行運転中スライドル
ーフが開放している場合にも引出し位置で使用可能であ
る。なぜなら、日除けシート5が横方向において張ら
れ、日除けシートの側方エッジが動かないように側方で
固定されているため、日除けシートのガタつきを充分に
防止することができるからである。
【0033】変形実施の形態(図11、12参照)の場
合、巻取り式日除け4は駆動モータ40を有する駆動装
置を備えている。この駆動モータ40から、管41内を
案内される各々1本の駆動ケーブル42が各々の案内レ
ール7に延び、そして案内通路24を通って日除けシー
ト5まで案内されている。駆動ケーブル42と日除けシ
ート5の連結は例えば引張りクロスメンバ16における
固定によってあるいは駆動チェーン25との連結によっ
て行われる。この駆動チェーン25は、本実施の形態で
は、第1の球27が第1の切欠き23aに係合し(図2
参照)、駆動ホイール30を経て案内され、そして戻し
通路29内に延びている。巻取り軸6または巻体8は車
両に動かぬように支持された巻取りばね(図示していな
い)によって引出し方向(巻取り式日除けの閉鎖方向)
と反対方向に付勢されている。巻取り式日除け4を閉じ
る際に、駆動モータ40を操作することによって、日除
けシート5は巻体8から巻き戻される。この場合、引出
し力は緊張する巻取りばねによって増大する。日除けシ
ート5を引き出す際に、既に説明したように、日除けシ
ート5の各々の側に、駆動チェーン25の係合要素すな
わち球27が日除けシート5の側方エッジ20の切欠き
23に係合し、外側への横方向運動によって日除けシー
ト5に対して横方向張力を加える。駆動チェーン25の
自由端は巻取り式日除けの閉鎖時に戻し通路29から引
き出される。部分的にまたは完全に閉じた巻取り式日除
け4を開放する際に、駆動モータ40を操作することに
よっておよび巻取りばねの補助によって、日除けシート
5は後退して再び巻き取られる。その際、駆動チェーン
25は日除けシート5から連結解除され、駆動ホイール
30を介して戻し通路29内に戻される。そのために、
駆動チェーン25は押圧力を伝達するロープ26によっ
てあるいはこのロープ26の代わりに球27の間の部分
的に可撓性の連結要素によって形成されている。更に、
案内レール43が設けられている(図12)。この案内
レール43は駆動ホイール30を取り囲み、押される駆
動チェーン25が駆動ホイール30から外に逃げないよ
うにする。
【0034】上記の代わりに、各々の駆動チェーン25
の自由端は付加的な末端の管44に収容可能であり(図
11において破線で示してある)、巻取り式日除け4の
閉鎖時にこの末端の管から引き出され、巻取り式日除け
4の開放時にこの末端の管内に押し込まれる。
【0035】図13はねじ45による案内レール7の固
定構造を示している。このねじ45は、案内レール7の
横方向にルーフ枠部材47に形成された長穴46を通過
している。これにより、案内レール7は組立て時にルー
フ枠部材47上で調節可能であるかあるいは後で調節し
て反対側の案内レール7に対する必要な間隔、ひいては
日除けシート5の所望な横方向張力を生じることができ
る。案内レール7は複数のねじ45によってその全長に
わたってルーフ枠部材47に固定されている。調節遊び
は長穴46の代わりに、ねじ軸よりもはるかに大きな直
径を有する円形の穴によっても生じることができる。
【0036】図14、15に示した固定装置の場合に
は、案内レール7はその上面に、側方の2つの縦方向溝
48、49を備えている。この縦方向溝は反対方向に開
放し、ルーフ枠部材52の相互の方に向いた保持脚部5
0、51がこの縦方向溝に摺動可能に係合している。こ
の場合しかし、保持脚部50、51は案内レール7を垂
直方向に遊びなしに保持している。波状に湾曲した板ば
ね53が案内レール7に設けたストッパー54とルーフ
枠部材52に設けたストッパー55の間に挿入され、案
内レール7を横方向外側に付勢している。これにより、
ばね力を適当に調節すると、組立て誤差がある場合で
も、日除けシート5の横方向張力が保たれる。
【0037】巻取り式日除け4の他の変形実施の形態は
巻取り軸6を備えている(図16参照)。この巻取り軸
6の各々の端部に、スプロケット56が巻取り軸6と相
対回転しないように取付けられている。スプロケット5
6はその外周に、回転軸線15方向におよび日除けシー
ト5に向けて側方に突出する歯57を備えている。この
歯57はそれぞれ、駆動チェーン25の球27を収容す
るための穴58を有する。巻取り軸6に取付けられたス
プロケット56の歯57は、日除けシート5のエッジ5
9にかぶさる(図16において、スプロケット56は巻
取り軸6の端面に取付ける前に、この端面から離して示
してある)。日除けシート5は回転軸線15の方向に側
方に突出する歯60を備えている。この場合、歯60は
それぞれ球27用の切欠き23を備えている。スプロケ
ット56の歯57に形成した切欠き58と、日除けシー
トのエッジ59の歯60に形成した切欠き23は、同じ
平面内で巻取り軸6の回転軸線15に対して垂直に配置
されている。
【0038】日除けシート5のエッジ59の各々の歯6
0の幅は、スプロケット56の歯57の間の隙間61よ
りも狭いので、巻取り軸6によって日除けシート5を巻
き取る際に、日除けシート5の各歯60が絶えずスプロ
ケット56の各隙間61を通過可能である。
【0039】日除けシート5の巻取りおよび巻戻しの際
に巻取り軸6の巻取り径が変化するので、隣接する2個
の歯60の間隔は日除けシート5の全長にわたってこの
変化に適合している。したがって、日除けシート5の歯
60は常に、スプロケット56の隙間61を妨害されず
に通過可能である。これにより、駆動チェーン25は鋭
角に供給されないで、巻き取られる日除けシート5の切
欠き23に係合可能である。
【0040】巻取り式日除けの他の実施の形態(図1
7、18参照)は、案内レール62に沿って日除けシー
ト5を移動させるためのねじ駆動装置を備えている。ね
じ駆動装置は、スライドルーフ駆動装置または図11に
示した駆動装置で使用されるような駆動ケーブル63を
備えている。連続的なねじ山64を有する駆動ケーブル
63は、案内レール62の樋状またはほぼ半円筒状の縦
方向凹部65に収容され、その際その心線66は案内レ
ール62の上面67の下方に位置し、ねじ山64だけが
上方に突出している。巻取り軸6に巻取りまたは巻戻し
可能な日除けシート5はその側方エッジに、多数の切欠
き68を有する穿孔部を備えている。この切欠き68
は、日除けシート5が案内レール62に載るときに、上
方に突出するねじ山64の個々の部分69を収容するよ
うな大きさと形状を有する。
【0041】第2の案内レール70(図18参照、図1
7には図示していない)は下側の第1の案内レール62
の上方に、所定の間隔をおいて配置されている。この間
隔内で、日除けシート5が縦方向に摺動可能に保持され
ている。駆動ケーブル63は日除けシート5を調節する
ためにその縦方向軸線回りに回転させられるので、部分
69が日除けシート5の切欠き68に係合している、縦
方向に“移動する”ねじ山64は、日除けシート5を案
内レール62、70に沿って摺動させる。日除けシート
5は横方向において、両側の駆動ケーブル63のねじ山
64の間で張られて保持される。
【0042】下側の案内レール62は組立てのために、
縦方向揺動軸線71回りに揺動可能に支承することがで
きる。それによって、下側の案内レール62は、駆動ケ
ーブル63および少なくとも始端区間を間に配置した日
除けシート5と共に、上側の案内レール70の方に揺動
可能である。他方では、駆動ケーブル63は組立て時に
日除けシート5と共に、縦方向ガイド内に挿入可能であ
る。
【0043】駆動ケーブル63の代わりに、ウォームギ
ヤを使用することができる。日除けシート5の側方エッ
ジは、日除けシート5の損傷を回避するために、切欠き
68の範囲を補強することができる。日除けシート5へ
の力の伝達は縦方向において、ねじ山64またはその部
分69が係合するすべての切欠きで均一に行われる。し
たがって、日除けシート5は縦方向においても緊張保持
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】固定されたガラスリッドとその下に配置された
巻取り式日除けを備えた車両ルーフの概略的な斜視図で
ある。
【図2】巻取り式日除けの一部の分解斜視図である。
【図3】駆動チェーンに係合する巻取り式日除けの日除
けシートの側方エッジの一部を示す平面図である。
【図4】巻取り式日除けの案内レールとその中を案内さ
れる駆動チェーンを切断して示す斜視図である。
【図5】変形された駆動チェーンを備えた案内レールの
他の実施の形態を切断して示す断面図である。
【図6】案内レールの前側の端部分の斜視図である。
【図7】巻取り式日除けの概略的な側面図である。
【図8】巻取り式日除けの変形を示す概略的な部分側面
図である。
【図9】端部支承部材を備えた巻取り軸の断面図であ
る。
【図10】巻取り軸の範囲と、日除けシートへの駆動チ
ェーンの供給部の範囲内の巻取り式日除けの部分平面図
である。
【図11】巻取り式日除けの他の実施の形態の平面図で
ある。
【図12】図11の実施の形態の巻取り軸の範囲の側面
図である。
【図13】ルーフ枠部材における案内レールの固定部の
断面図である。
【図14】ルーフ枠部材における案内レールの固定部の
他の実施の形態の断面図である。
【図15】図14のルーフ枠部材における案内レールの
固定部の平面図である。
【図16】巻取り軸の端部に固定されたスプロケットを
備えた巻取り式日除けの他の実施の形態の分解斜視図で
ある。
【図17】日除けシートを移動させるためのねじ駆動装
置を備えた巻取り式日除けの他の実施の形態の斜視図で
ある。
【図18】ねじ駆動装置のためのガイドを示す、図17
のA−A線に沿った断面図である。
【符号の説明】 1…自動車、2…車両ルーフ、3…ガラスリッド、4…
巻取り式日除け、5…日除けシート、6…巻取り軸、7
…案内レール、8…巻体、9…支承部材、10…支承ピ
ン、11…脚付きばね、12…脚、13…脚、14…軸
方向溝、15…回転軸線、16…引張りクロスメンバ、
17…スライド要素、18…上側の脚部、19…下側の
脚部、20…側方エッジ、21…案内隙間、22…内
面、23…切欠き、24…案内通路、25…駆動チェー
ン、26…ロープ、27…球、28…方向変換メンバ、
29…戻し通路、30…駆動ホイール、31…補強部、
32…外側エッジ、33…ディスク、34…側面、35
…案内軌道、36…移動平面、37…距離、40…駆動
モータ、41…管、42…駆動ケーブル、43…案内レ
ール、44…末端の管、45…ねじ、46…長穴、47
…ルーフ枠部材、48…縦方向溝、49…縦方向溝、5
0…保持脚部、51…保持脚部、52…ルーフ枠部材、
53…板ばね、54…ストッパー、55…ストッパー、
56…スプロケット、57…歯、58…穴、59…エッ
ジ、60…歯、61…隙間、62…案内レール、63…
駆動ケーブル、64…ねじ山、65…縦方向凹部、66
…心線、67…上面、68…切欠き、69…ねじ山の部
分、70…案内レール、71…縦方向揺動軸線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マルティン クラリク ドイツ連邦共和国、82362 ヴァイルハイ ム、ヴィヒェルンシュトラーセ 5 (72)発明者 ロベルト ブラウン ドイツ連邦共和国、82335 ベルク、マン タルシュトラーセ 14 (72)発明者 ホルスト−マルティン シュルツ ドイツ連邦共和国、81375 ミュンヘン、 ゲルプホフシュトラーセ 12 (72)発明者 トーマス シュヴァルツェンバルト ドイツ連邦共和国、82152 クライリンク、 ムゲンタラー シュトラーセ 3

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ルーフの下方に配置され巻枠に巻取り可
    能な日除けシートを備え、この日除けシートの両側の側
    方エッジが案内レールに沿って日除け移動方向に摺動可
    能に案内され、かつ横方向において日除けシートに予張
    力を加えて保持されている、車両ルーフ用巻取り式日除
    けにおいて、 案内レール(7、62、70)に沿って案内される係合
    要素(27、33、69)が、移動する日除けシート
    (5)の側方エッジ(20)に連結可能であることと、
    連結された係合要素(27、33、69)が日除けシー
    ト(5)を横方向において予張力を加えて保持している
    ことを特徴とする巻取り式日除け。
  2. 【請求項2】 日除けシート(5)の前側の引出しエッ
    ジ(16)の範囲において、主係合要素(27)が、日
    除け移動方向に日除けシート(5)を案内するために、
    それぞれの側方エッジ(20)に係合していることを特
    徴とする請求項1記載の巻取り式日除け。
  3. 【請求項3】 係合要素(27、33)が引張りに対し
    て強い支持要素(26)、特にロープに、互いに離隔さ
    れて配置されていることを特徴とする請求項1または2
    記載の巻取り式日除け。
  4. 【請求項4】 係合要素(27、33)が側方エッジ
    (20)の切欠き(23)に係合し、かつ日除け移動方
    向に遊びをもって切欠き(23)に収容されていること
    を特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の巻取
    り式日除け。
  5. 【請求項5】 係合要素(27)が球状に形成されてい
    ることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載
    の巻取り式日除け。
  6. 【請求項6】 係合要素(33)が平らな係合側面を備
    えていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つ
    に記載の巻取り式日除け。
  7. 【請求項7】 係合要素(27、33)が循環する駆動
    チェーン(25)を形成し、この駆動チェーンが巻取り
    軸(6)に連結された駆動ホイール(30)を経て案内
    されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一
    つに記載の巻取り式日除け。
  8. 【請求項8】 係合要素(27、33)のための各案内
    レール(7)が通路(24)を備え、この通路が日除け
    (5)の側方エッジ(20)のための案内スリット(2
    1)内に形成されていることを特徴とする請求項1〜7
    のいずれか一つに記載の巻取り式日除け。
  9. 【請求項9】 各々の案内レール(7)が係合要素(2
    7、33)のための戻し通路(29)を備えていること
    を特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載の巻取
    り式日除け。
  10. 【請求項10】 駆動ホイール(30)がばね(11)
    を介して巻取り軸(8)に連結されていることと、駆動
    チェーン(25)と日除けシート(5)の側方エッジ
    (20)と巻取り軸(6)と駆動ホイール(30)とを
    介して、閉じた動力伝達路が形成されていることを特徴
    とする請求項1〜9のいずれか一つに記載の巻取り式日
    除け。
  11. 【請求項11】 ばねがねじり付勢されるコイルばね
    (11)であり、日除けシート(5)を巻き取る際に、
    駆動ホイール(30)の一定の直径と比べて変化する日
    除けシート巻径に基づいて、前記コイルばねの予付勢力
    が変化することを特徴とする請求項10記載の巻取り式
    日除け。
  12. 【請求項12】 引張りクロスメンバ(16)が手動で
    または駆動装置を介して操作可能であることを特徴とす
    る請求項1〜11のいずれか一つに記載の巻取り式日除
    け。
  13. 【請求項13】 駆動チェーン(25)が案内レール
    (7)と駆動ホイール(30)の間で交叉して延びてい
    ることを特徴とする請求項1〜12のいずれか一つに記
    載の巻取り式日除け。
  14. 【請求項14】 各々の案内レール(7)が挿入区間
    (24′)を備え、この挿入区間内で係合要素(27、
    33)が日除けシート(5)の側方エッジ(20)に係
    合し、日除けシート(5)を横方向に引っ張ることを特
    徴とする請求項1〜13のいずれか一つに記載の巻取り
    式日除け。
  15. 【請求項15】 駆動モータ(40)を有する駆動装置
    を備え、各駆動ケーブル(42)がこの駆動モータから
    各案内レール(7)に延び、かつ日除けシート(5)に
    連結され、日除けシートがばね力で付勢された巻取り軸
    (6)によって巻取り可能であることを特徴とする請求
    項1〜14のいずれか一つに記載の巻取り式日除け。
  16. 【請求項16】 係合要素(27、33)を含む駆動チ
    ェーン(25)が自由な末端部を備え、この末端部が案
    内レール(7)の戻し通路(29)または末端の管(4
    4)に挿入されることを特徴とする請求項15記載の巻
    取り式日除け。
  17. 【請求項17】 日除けシート(5)がその側方エッジ
    (59)に歯(60)を備えていることと、駆動チェー
    ン(25)を案内する各々1個のスプロケット(56)
    が巻取り軸(6)と相対回転しないように巻取り軸
    (6)の両端に取付けられ、スプロケット(56)が駆
    動チェーン(25)の係合要素(27)に係合する歯
    (57)を備えていることと、スプロケット(56)が
    巻取り軸(6)と一緒に回転する際に、スプロケット
    (56)の歯(57)が巻き取られた日除けシート
    (5)の側方エッジ(59)に設けた歯(60)上に位
    置決めされ、続いて日除けシート(5)の歯(60)の
    間の隙間を通過し、この場合駆動チェーン(25)が、
    巻取り軸(6)によって日除けシート(5)を巻取る
    間、日除けシート(5)の歯(60)の切欠き(23)
    に係合し、日除けシート(5)と共に更に移動させられ
    ることを特徴とする請求項1〜16のいずれか一つに記
    載の巻取り式日除け。
  18. 【請求項18】 係合要素がねじ状またはウォーム状の
    駆動部材(64)の区間(69)であり、この区間が日
    除けシート(5)の側方エッジの切欠きに係合し、駆動
    部材(64)をその縦軸線回りに回転させることによっ
    て縦方向に移動させられ、その際2個の案内部材(6
    2、70)の間で案内される日除けシート(5)を一緒
    に移動させることを特徴とする請求項1記載の巻取り式
    日除け。
  19. 【請求項19】 案内レール(7、62、70)が横方
    向に調節可能であることを特徴とする請求項1〜18の
    いずれか一つに記載の巻取り式日除け。
  20. 【請求項20】 案内レール(7、62、70)が横方
    向にばね弾性的に支承されていることを特徴とする請求
    項1〜18のいずれか一つに記載の巻取り式日除け。
  21. 【請求項21】 案内レール(7)が車両ルーフ湾曲に
    対応して日除け移動方向に湾曲していることを特徴とす
    る請求項1〜20のいずれか一つに記載の巻取り式日除
    け。
  22. 【請求項22】 巻取り式日除けが、固定された透明な
    ルーフ区間または移動可能な特に透明なリッドを有する
    ルーフ開口を備えた車両ルーフ(2)の下方に配置され
    ていることを特徴とする請求項1〜21のいずれか一つ
    に記載の巻取り式日除け。
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