JP2002335674A - 同期整流回路 - Google Patents

同期整流回路

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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明では、簡単な方法で同期整流回路のスイ
ッチ素子のゲート信号を形成し、オン期間を出来る限り
長くして、フライホイール期間に流れるスイッチ素子に
並列接続されているダイオードへ流れる電流を減らし、
整流期間からフライホイール期間の切り替わり時も含め
て導通損失を低減させ、また、スイッチ素子に逆電流が
流れる前にオフさせ、且つ、サージ電圧の少ないスイッ
チ素子の制御をさせることを可能にし、全体の効率向上
を可能とするものである。 【解決手段】同期整流回路の入力電流を電流検出器36
で検出し、また出力電流を電流検出器37で検出し、検
出した該入力電流が該出力電流より小さい期間を信号形
成回路31、34によって該同期整流素子のオン期間と
したことを特徴とする同期整流回路。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電界効果トランジス
タ(MOSFET)を整流器として用いる同期整流回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図1は従来例のフルブリッジ方式の主回
路構成図である。図1において、スイッチ素子1、2が
直列接続され、また別のスイッチ素子3、4が直列接続
され、各接続点間にトランス9の一次巻線21が接続さ
れたフルブリッジ回路で構成されている。また、スイッ
チ素子1〜4には各々ダイオード5〜8と並列接続され
ている。
【0003】一方、トランス9の二次側22は、直列接
続された同期整流用のスイッチ素子11、12の接続点
と直列接続された別の同期整流用のスイッチ素子13、
14の接続点に接続されたフルブリッジ回路で構成さ
れ、平滑用のチョークコイル19とコンデンサ20の平
滑回路を接続する。なお、スイッチ素子11〜14には
ダイオード15〜18と並列接続されている。
【0004】平滑用のチョークコイル19とコンデンサ
20の平滑回路から出力直流電圧を検出し、制御回路1
0によって、パルス巾の駆動信号を形成してスイッチ素
子1、4及びスイッチ素子2、3のゲートにオンオフ信
号を加え制御する。なお、スイッチ素子1、4は同期し
た信号で駆動し、スイッチ素子2、3はスイッチ素子
1、4と180度位相をずらした信号を加え制御する。
【0005】トランス9を介して、二次側のスイッチ素
子11、14及び12、13は、前記スイッチ素子1、
4及び2、3と同期したオンオフ信号が加えられる。そ
して、チョークコイル19とコンデンサ20の平滑回路
によって安定した直流電圧を出力する。
【0006】制御回路10は、出力直流電圧を検出し
て、出力電圧検出誤差増幅器28に接続され、予め定め
られた基準電圧と比較し、その誤差を増幅し、パルス発
生器27に接続される。そして、パルス発生器27によ
り180度位相のずれた信号を形成し、各駆動回路23
〜26を介して、各スイッチ素子1〜4、11〜14の
ゲートに加えられる。
【0007】次に図2は従来の各部動作波形で、(A)は
スイッチ素子1、4のゲート信号、(B)はスイッチ素子
2、3のゲート信号、(C)はトランス9の二次側22の
電圧、(D)はトランス9の二次側22の電流、(E)はスイ
ッチ素子11、14のゲート信号、(F)はスイッチ素子
12、13のゲート信号、(G)はダイオード15、18
の電流、(H)はダイオード16、17の電流、(K)はスイ
ッチ素子11、14の電流、(L)はスイッチ素子12、
13の電流波形を示す。
【0008】この回路の動作を図1の回路図及び図2の
波形図をもとに説明する。まず、スイッチ素子1、4が
オン(図2-A)すると入力(+)―スイッチ素子1―ト
ランス9の一次側21―スイッチ素子4―入力(−)の
ループで電流が流れる。そして、トランス9の二次側2
2に電圧(図2-C)が誘起し、スイッチ素子1、4と同
期しているスイッチ11、14のオン(図2-E)によ
り、スイッチ素子11―チョークコイル19、コンデン
サ20の平滑回路―出力(+)―出力(−)―スイッチ
素子14のループで電流が流れ、直流電力を出力する。
【0009】次にスイッチ素子1、4がオフするとトラ
ンス9の二次側22は図2-Cのように誘起電圧は零とな
り、また、図2-Dのようにトランス9の22の電流も流
れなくなる。そして、スイッチ素子11〜14は全てオ
フ状態となり、流れる電流ループは、チョークコイル1
9、コンデンサ20の平滑回路―出力(+)―出力
(−)からダイオード16、15のループとダイオード
18、17のループでチョークコイルに継続して電流が
流れる。以後、この期間をフライホイール期間という。
その時の各ダイオード15〜18の電流波形は、図2-
G、-Hのようになる。
【0010】次にスイッチ素子2、3がオンし、入力
(+)―スイッチ素子3―トランス9の一次側21―ス
イッチ素子2―入力(−)のループで電流は流れるが、
動作については、前記に示した動作と180度位相をず
らしたものと同じようになる。
【0011】
【従来技術の問題点】従来例で、電力損失を低減するた
めの同期整流回路で、一次側のスイッチ素子1〜4のオ
ン時に同期整流用のスイッチ素子11〜14のオン動作
だけでは、フライホイール期間中において全てスイッチ
素子11〜14がオフ状態になるため、ダイオード15
〜18に電流は流れる。よって、導通損失はスイッチ素
子に流れる時より数倍多くなる。しかし、フライホイー
ル期間において、スイッチ素子1〜4の信号のオフ期
間、または、トランス9の電圧が零の期間をスイッチ素
子11〜14にオン期間とさせた場合、オフする前にフ
ライホイール期間が終了し、スイッチ素子11〜14に
図1の(K)、(L)矢印の逆向きに電流が流れ始め、過大な
サージ電圧または破損に至る問題が生じる。また、スイ
ッチ素子11〜14の各電流検出による駆動方法で行う
場合、各スイッチに直接電流検出器を接続するため、オ
フ時にサージ電圧が大きくなる問題が生じ、スイッチ素
子11〜14の電流検出による駆動方法も困難である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明では、簡単な方
法で同期整流回路のスイッチ素子のゲート信号を形成
し、オン期間を出来る限り長くして、フライホイール期
間中において同期整流用のスイッチ素子に並列接続され
ているダイオードへ流れる電流を減らし、整流期間とフ
ライホイール期間の切り替わり時も含めて導通損失を低
減させる目的、また、スイッチ素子に逆電流が流れる前
にオフさせ、且つ、サージ電圧の少ないスイッチ素子の
制御をさせることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの請求項1の発明は、ブリッジ型又はプッシュプル型
インバータのメイントランスの二次側巻線にブリッジ型
又はセンタータップ型に接続された同期整流素子と平滑
回路とを接続し、該同期整流素子と該インバータを構成
するスイッチ素子とを同期してオン、オフして該二次巻
線の誘起電圧を整流出力する同期整流回路において、該
同期整流回路の入力電流と出力電流とを検出し、該入力
電流が該出力電流より小さい期間を該同期整流素子のオ
ン期間としたことを特徴とする。
【0014】上記の課題を解決するための請求項2の発
明は、メイントランスの一次巻線にスイッチ素子を接続
し、二次巻線に同期整流用のスイッチ素子とフライホイ
ール用のスイッチ素子と平滑回路とを接続した一石フォ
ワード型同期整流回路において、該同期整流回路の入力
電流と出力電流とを検出し、該入力電流が該出力電流よ
り小さい期間を該フライホイール用のスイッチ素子のオ
ン期間としたことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】図3は本発明の第1の実施例を示
す。尚、図3において、図1で説明したものと同じ部品
は、同じ符号を付けてある。
【0016】図3において、同期整流の入力電流(トラ
ンス9の二次側22の電流)を検出するために、電流検
出器36がスイッチ素子13、14の接続間とトランス
9の22との間に接続されている。また、出力電流(チ
ョークコイル19の電流)を検出するために電流検出器
37がチョークコイル19と直列に接続されている。そ
して、各々検出した電流を制御回路35の信号形成回路
31、34へ接続される。
【0017】信号形成回路31、34は、比較器29、
32とオア回路30、33で構成されている。前記電流
検出器36、37で検出された電流を比較器29、32
の入力として比較し、その出力と従来のパルス発生器2
7で形成されたパルス信号をオア回路30、33の入力
とし、その出力をスイッチ素子11〜14の信号とし、
駆動回路25、26を介して、ゲートに加えられる。そ
の他の構成についてはについては、従来と同じである。
【0018】次に図4は各部動作波形で、(A)はスイッ
チ素子1、4のゲート信号、(B)はスイッチ素子2、3
のゲート信号、(C)はトランス9の二次側22の電圧、
(D)及び(J)は電流検出器36の矢印方向を正とした時の
検出電流、(E)、(E’)は比較器29の出力及びスイッチ
素子11、14のゲート信号、(F)、(F’)は比較器32
の出力及びスイッチ素子12、13のゲート信号、(G)
はダイオード15、18の電流、(H)はダイオード1
6、17の電流、(I’)は電流検出器37で検出した電
流、(I)は(I’)の電流に−αした検出電流、(K)はスイ
ッチ素子11、14の電流、(L)はスイッチ素子12、
13の電流波形である。
【0019】回路の動作について、スイッチ素子1〜4
のオンオフ動作は従来と同じであるので説明を省略し、
同期整流のスイッチ素子11〜14の信号形成方法につ
いて図3の回路図および図4の波形図をもとに説明す
る。
【0020】スイッチ素子1、4がオン及びオフ期間
(図4-A)において、従来と同様にトランス9の二次側
22に図4-Cのように電圧が誘起し、且つ、図4-Dまた
は-Jのような電流が流れ、更にチョークコイル19に図
4-I’の電流が流れる。
【0021】次に電流検出器36で検出された電流、図
4-Dと電流検出器37で検出された電流、図4-Iを制御
回路35内の比較器29で比較する。ここで、図4-I
は、チョークコイル19の電流を電流検出器37で検出
した図4-I’からαのレベルを下げたものである。 そ
して、図4-D波形と図4-I波形を比較し、(D)が(I)より
小さい期間、図4-a点〜-b点をスイッチ素子11、14
のオン期間になるように比較器29で信号を形成する。
その結果、図4-E’のようになる。
【0022】次に比較器29の出力(図4-E’)とパル
ス発生器27の出力(図4-A)をオア回路30の入力と
し、その出力を駆動回路25、26を介してスイッチ素
子11、14のゲート信号として加える。図4の例で
は、図4-E’がそのままゲート信号となる。
【0023】スイッチ素子12、13のゲート信号にお
いても、電流検出器36で検出された電流、図4-Jと電
流検出器37で検出された図4-Iを前記同様の方法で比
較器32(図4-F’)及びオア回路33で行い、駆動回
路25、26を介してゲート信号を加える。図4の例で
は、図4-F’がそのままゲート信号となる。
【0024】以上、同期整流用のスイッチ素子11〜1
4のゲート信号が形成され、フライホイール期間、すな
わちスイッチ素子1〜4が全てオフしている期間におい
て、図4-E、-Fのようにオンし続ける事が可能になっ
た。スイッチ素子11、14は図4-K、スイッチ素子1
2、13は図4-Lのように電流が流れ、ダイオード1
5、18は図4-G、及びダイオード16、17の電流は
図4-Hのように電流は流れる。その結果、ダイオード1
5〜18の電流は低減され、整流期間とフライホイール
期間の切り替え時も含め、導通損失が小さくなる。ま
た、スイッチ素子11〜14に逆電流が流れる前(図4
-K、-Lの(e)(f)点)にオフし、サージ電圧の少ないスイ
ッチ素子の制御を可能にする。
【0025】図5の動作波形は、出力電流が小さいとき
の一例で、(A)、(B)、(D)、(E)、(E’)、(I)は、図4と
同符号である。
【0026】この時の動作は、スイッチ素子1、4がオ
ン(図5-A)すると電流検出器36で検出された波形は
図5-D、電流検出器37で検出された波形は図5-Iとな
る。前記同様に各波形を比較し、(D)が(I)より小さい期
間は無く、比較器29の出力は図5-E’となる。そし
て、オア回路30に図5-E’とパルス発生器27によっ
て形成された図5-Aを入力とし、その結果、図5-Aが優
先され、スイッチ素子11、14のゲート信号は図5-E
のようになる。スイッチ素子12、13についても前記
同様に形成された信号が加えられる。このように出力電
流が小さい時は、従来のパルス発生器27によって形成
された信号がスイッチ素子11〜14のゲート信号とし
て加えられるため、導通損失を増すことはない。
【0027】本発明は、前述の実施例説明において、パ
ルス巾PWM制御を用いて説明を行ったが、電流検出器
36、37及び信号形成回路31、34を含む構成であ
れば、トランス9の一次側21に直列にチョークコイル
が接続された構成の位相シフト制御にも適用することが
できる。
【0028】図6は本発明の第2の実施例を示す。図6
の回路図及び図7の波形図をもとに説明する。
【0029】図6は一石フォワード方式の主回路構成図
である。図6において、トランス42の一次側43にチ
ョークコイル40ともう一方にスイッチ素子41と直列
に接続され、トランス42の二次側44端にフライホイ
ール側のスイッチ素子48と同期整流用のスイッチ素子
46を直列に接続して構成する。そして、スイッチ素子
48端に平滑用のチョークコイル51とコンデンサ52
の平滑回路を接続する。なお、スイッチ素子46、48
は並列にダイオード47、49が接続される。
【0030】更に、トランス42の二次側44の電流を
検出するために、電流検出器45をトランス42の二次
側44とスイッチ素子46間に接続され、また、チョー
クコイル51の電流を検出するために電流検出器50を
チョークコイル51と直列に接続されている。そして、
各々検出した電流を制御回路61の信号形成回路60へ
接続される。
【0031】信号形成回路60は、比較器58とオア回
路59で構成されている。前記電流検出器45、50で
検出された電流を比較器58の入力として比較し、その
出力とパルス発生器56で形成されたパルス信号をオア
回路59の入力とし、その出力をスイッチ素子48の信
号とし、駆動回路55を介して、ゲートに加えられる。
【0032】スイッチ41、46のゲート信号の形成に
ついては、出力直流電圧を検出して、出力電圧検出誤差
増幅器57に接続され、予め定められた基準電圧と比較
し、その誤差を増幅し、パルス発生器56に接続され
る。そして、パルス発生器56により180度位相のず
れた信号を形成し、駆動回路53、54を介して、同期
した信号をスイッチ素子41、46のゲートに加えられ
る。
【0033】次に図7は各部動作波形で、(A)はスイッ
チ素子41、46のゲート信号、(B)は従来のスイッチ
素子48のゲート信号、(C)は電流検出器45の矢印方
向を正とした時の検出電流、(D)は電流検出器50の検
出電流に−αした電流、(E’)は比較器58の出力、(E)
はスイッチ素子48のゲート信号、(F)はダイオード4
9の電流、(G)はスイッチ素子48の電流波形である。
【0034】回路の動作について、スイッチ素子41、
46の動作は前記で説明したとおりであるので説明を省
略し、フライホイール側のスイッチ素子48の信号形成
方法について図6の回路図および図7の波形図をもとに
説明する。
【0035】スイッチ素子41がオン及びオフ期間(図
7-A)において、トランス42の二次側44の電流検出
器45は図7-Cのようになり、更にチョークコイル51
の電流検出器50の検出電流は図7-Dのようになる。図
7-Dは、前記第1の実施例と同様にチョークコイル51
電流を電流検出器50で検出したものからαのレベルを
下げたものである。
【0036】次に電流検出器45で検出された電流、図
7-Cと電流検出器50で検出された電流、図7-Dを制御
回路61内の比較器29で比較する。図7-C波形と図7
-D波形を比較し、(C)が(D)より小さい期間、図7-a点〜
-b点をスイッチ素子48のオン期間になるように比較器
58で信号を形成する。その結果、図7-E’のようにな
る。
【0037】次に比較器58の出力(図7-E’)とパル
ス発生器56の出力(図7-A)をオア回路59の入力と
し、その出力は駆動回路55を介してスイッチ素子48
のゲート信号として加える。図7の例では、図7-E’が
そのままゲート信号となる。
【0038】出力電流が小さい時は、前記第一実施例と
同様にパルス発生器56によって形成された信号がスイ
ッチ素子48のゲート信号に加えられるため、導通損失
を増すことはない。
【0039】以上、スイッチ素子48のゲート信号が形
成され、フライホイール期間、すなわちスイッチ素子4
1がオフしている期間において、従来の図7-Bのような
オン信号から図7-Eのような信号となり、オンし続ける
事が可能になる。その結果、スイッチ素子48の電流は
図7-Gのように電流が流れ、ダイオード49の電流は図
7-Fのように低減され、整流期間とフライホイル期間の
切り替わり時も含め、導通損失が小さくなる。また、ス
イッチ素子48に逆電流が流れる前(図7-Gの(c)点)
にオフし、サージ電圧の少ないスイッチ素子の制御を可
能にする。
【0040】
【発明の効果】以上の説明により本発明では、同期整流
回路のフライホイール期間に流れる電流において、スイ
ッチ素子のオン期間を出来るだけ長くし、そのスイッチ
素子に並列接続されているダイオードに流れる電流を減
らし、整流期間とフライホイール期間の切り替わり時も
含めて導通損失を低減させ、また、スイッチ素子に逆電
流が流れる前にオフさせ、且つ、サージ電圧の少ないス
イッチ素子の制御をさせることが可能になり、全体の効
率向上を可能にするものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の回路構成図
【図2】従来例の回路動作波形
【図3】本発明の実施例1の回路構成図
【図4】本発明の実施例1の回路動作波形
【図5】本発明の実施例1の回路動作波形
【図6】本発明の実施例2の回路構成図
【図7】本発明の実施例2の回路動作波形
【符号の説明】
1〜4、11〜14、41、46、48 スイッチ素子
(MOSFET) 5〜8、15〜18、47、49 ダイオード 9、42 トランス 10、35、61 制御回路 19、51 平滑用チョークコイル 20、52 コンデンサ 21、43 トランスの一次巻線 22、44 トランスの二次巻線 23〜26、53〜55 駆動回路 27、56 パルス発生器 28、57 出力電圧検出誤差増幅器 29、32、58 比較器 30、33、59 オア回路 31、34、60 信号形成回路 36、37、45、50 電流検出器 40 チョークコイル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブリッジ型又はプッシュプル型インバータ
    のトランスの二次巻線にブリッジ型又はセンタータップ
    型に接続された同期整流素子と平滑回路を接続し、該同
    期整流整流素子と該インバータを構成するスイッチ素子
    とを同期してオン、オフして該二次巻線の誘起電圧を整
    流出力する同期整流回路において、該同期整流回路の入
    力電流と出力電流とを検出し、該入力電流が該出力電流
    より小さい期間を該同期整流素子のオン期間としたこと
    を特徴とする同期整流回路。
  2. 【請求項2】メイントランスの一次巻線にスイッチ素子
    を接続し、二次巻線に同期整流用のスイッチ素子とフラ
    イホイール用のスイッチ素子と平滑回路とを接続した一
    石フォワード型同期整流回路において、該同期整流回路
    の入力電流と出力電流とを検出し、該入力電流が該出力
    電流より小さい期間を該フライホイール用のスイッチ素
    子のオン期間としたことを特徴とする同期整流回路。
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