JP2002334675A - 温度勾配デバイスを有するx線管とx線システム - Google Patents

温度勾配デバイスを有するx線管とx線システム

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JP2002334675A
JP2002334675A JP2001399330A JP2001399330A JP2002334675A JP 2002334675 A JP2002334675 A JP 2002334675A JP 2001399330 A JP2001399330 A JP 2001399330A JP 2001399330 A JP2001399330 A JP 2001399330A JP 2002334675 A JP2002334675 A JP 2002334675A
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shaft
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heat
ray
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Douglas J Snyder
ダグラス・ジェイ・スナイダー
Eric Chabin
エリック・シャビ
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GE Medical Systems Global Technology Co LLC
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    • H01J35/00X-ray tubes
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    • H01J35/04Electrodes ; Mutual position thereof; Constructional adaptations therefor
    • H01J35/08Anodes; Anti cathodes
    • H01J35/10Rotary anodes; Arrangements for rotating anodes; Cooling rotary anodes
    • H01J35/105Cooling of rotating anodes, e.g. heat emitting layers or structures
    • H01J35/107Cooling of the bearing assemblies
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    • H01J2235/1245Increasing emissive surface area
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】温度勾配デバイスによるシャフトからの熱低下
を実現できるX線生成装置を提供する。 【解決手段】ターゲット48を備える陽極アセンブリ4
0と、陽極アセンブリ40から離れて配置されてターゲ
ット48に衝突する電子を発するよう構成されて、X線
と残りの熱エネルギーを生成する陰極アセンブリと、ベ
アリングアセンブリ50によって支えられる回転シャフ
ト58を含むX線生成装置、即ち、X線システムと共に
使われる熱エネルギー伝達装置。熱エネルギー伝達装置
は、シャフト58の一方の端の近傍に配置されて熱を伝
達して、シャフト58のその端から熱を除去するように
動作可能な温度勾配デバイス72と、温度勾配デバイス
72の近傍に配置されて熱を伝達して温度勾配デバイス
72を対流冷却するように動作可能なフィン構造80を
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】本発明は一般的に、X線生成装置と共に
使用する熱エネルギー伝達装置に関し、特に、X線管と
共に使用する温度勾配デバイスに関する。
【0002】一般的に、X線管と呼ばれるX線生成装置
は、円筒形真空容器内で対向する電極を備えている。こ
の真空容器は、一般的にはガラスもしくはステンレスや
銅や銅合金等の金属でできている。電極は陰極アセンブ
リを備えており、これは回転する平円形陽極アセンブリ
のターゲットトラックから幾分離れたところに位置す
る。その代わりに、例えば、工業向けアプリケーション
では、固定型の陽極アセンブリであってもよい。一般的
に、陽極のターゲットトラック、即ち、衝突ゾーンは、
タングステンやタングステン合金などの原子番号の大き
な超硬合金でできている。さらに、X線を生成するため
に用いられる電子を加速するために、陰極アセンブリと
陽極アセンブリの間は、通常約60キロボルトから約1
40キロボルトの電圧差が保たれている。熱陰極フィラ
メントは、その電位差で加速される熱電子を放出し、陽
極アセンブリのターゲットゾーンに高速で衝突する。電
子の運動エネルギーのうちの極一部は高エネルギーの電
磁放射線、即ち、X線に変換され、残りは後方散乱した
電子に含まれるか、もしくは、熱に変換される。X線は
焦点で生じて全方向に放出され、焦点アラインメントパ
スに沿って真空容器外に向けられることもある。金属製
真空容器を備えるX線管の場合は、例えば、真空容器に
X線透過口を設けることによって、X線ビームを望み通
りの場所から放出させることができる。真空容器から出
た後、X線は焦点アラインメントパスに沿って進み、医
療検査/診断を目的とするオブジェクト、例えば、人体
の一部を透過する。オブジェクトを透過したX線は、検
出体、即ちフィルムに取り込まれて、オブジェクト内部
の解剖学的構造の画像が形成される。同様に、工業向け
X線管を用いて、例えば、金属部品の亀裂の有無を検査
したり、空港で手荷物の中身を検査したりすることもで
きる。
【0003】医学診断用X線管でX線を生成する工程
は、本来非効率な工程であって、X線管内の要素は高温
で動作する。例えば、陽極の焦点の温度は約2700℃
もの高さになる場合があり、陽極のその他の部分の温度
は約1800℃にもなる場合がある。X線管の動作中に
発生した熱エネルギーは通常、陽極やその他の部分から
真空容器に伝達される。そして、真空容器は、通常、絶
縁性油等の循環冷却液で満たされたケーシング中に収ま
っており、この循環冷却液がX線管から熱エネルギーを
除去する。別の方法では、例えば、乳房撮影法のアプリ
ケーションの場合は、X線管がケーシング内にないた
め、大気によって直接冷却される。ケーシングが用いら
れる場合では、ケーシングがX線管を支持/保護して、
X線管を取り付けるための構造を提供する。さらに、迷
放射線を遮断するために、ケーシングは通常、鉛で裏打
ちされる。
【0004】上述したが、X線管の陰極で発生した一次
電子ビームは、陽極ターゲットや回転アセンブリに大き
な熱的負荷を与える。実際、ターゲットは動作中に赤熱
光を放つ。一般的に、一次電子ビームのエネルギーの1
%未満がX線に変換され、残りは熱エネルギーに変換さ
れる。この高温のターゲットから生まれた熱エネルギー
は、真空容器内のその他の部分に伝達されて発散する。
真空容器の外側周囲を循環する流体は、この熱エネルギ
ーの一部をシステムの外部へ伝達させる。しかしなが
ら、この熱エネルギーが引き起こす高温によって、X線
管の各部は、X線管の動作や信頼性に関して問題である
高い熱応力にさらされる。このことは、様々な理由から
真実である。まず、X線管内の各部が周期的な高温にさ
らされることによって、各部の寿命が短くなり信頼性が
低下する可能性がある。特に、陽極アセンブリは、熱的
膨張とターゲットバーストにさらされる。また、一般的
に、陽極アセンブリには、ベアリングアセンブリによっ
て回転支持されるシャフトが含まれる。このベアリング
アセンブリは、大きな熱的負荷に対して非常に敏感に反
応する。ベアリングが過熱すると、摩擦の増大、ノイズ
の増加、そして最終的にはベアリングアセンブリの故障
につながる可能性がある。この問題は、乳房撮影システ
ムの場合、高い衝撃温度と厳しい音響ノイズという必要
条件があるので特に深刻である。高温になるため、一般
的に、ベアリングアセンブリのボールは固体の潤滑剤で
コーティングされている。好ましい潤滑剤は鉛である
が、鉛は融点が低く、約330℃以上の動作温度にさら
されるベアリングには通常は用いられない。この温度に
関する制限のため、鉛の潤滑剤を含むベアリングアセン
ブリを備えるX線管は、短期間の弱いX線照射に制限さ
れる。約400℃より高い温度では、一般的に潤滑剤と
して銀を選ぶことによって、長期間で強力なX線を照射
できるようにする。しかしながら、銀はベアリングアセ
ンブリから発生するノイズを増大させる。理想的には、
ベアリングの動作温度を十分に下げることができれば、
ベアリングの潤滑剤として真空グリースが使用可能であ
るので、ノイズを減少させ、ロータ回転数を上げ、ベア
リングの寿命を伸ばすことができる。
【0005】X線管内が高温になると、X線管の走査性
能、即ち、スループットが低下するが、これは、その管
の最大動作温度、特に陽極ターゲットとベアリングの温
度の関数である。上述したように、X線管の最大動作温
度は、X線照射の強さと期間と、X線照射間隔の関数で
ある。一般的に、X線管は、X線管内の各部の特定の熱
容量と特定の放熱性能に対応する特定の最大温度で動作
するように設計される。一般的に、これらの限界値は、
現状でのX線に関するルーチンを念頭において定められ
る。しかしながら、絶えず新たなルーチンが考え出され
ているが、そのルーチンは現在のX線管の性能限界にぶ
つかる可能性がある。画像の質を上げて、患者の介護を
改善するために、より強力な瞬間的パワーと、より長期
間のX線照射と、より高い患者のスループットを実現で
きる技術が必要である。従って、X線管の動作限界に達
する前によりX線照射パワーを上げるために、既存のX
線管からできるだけ多くの熱をできるだけ迅速に除去す
る必要がある。
【0006】従来の技術では、基本的に真空容器の周囲
に冷却液を循環させることによってX線管から熱エネル
ギーを除去する。また、従来技術では、ターゲットの放
射表面積と蓄熱性能を増大させることは、陽極ターゲッ
トの直径と質量を上げることに依存している。しかしな
がら、これらの方法による効果は不十分であって限界が
あった。例えば、冷却液を用いた方法は、X線管の陽極
端が冷却液に対して十分に露出していない場合には不適
当である。同様に、ターゲットを修正する方法は、走査
システムに対するスペース上の制約によって陽極ターゲ
ットの直径が極端に制限されるため、一般的に不適当で
ある。さらに、電子ビームが実際に陽極ターゲットに衝
突するターゲットトラックからターゲットのその他の部
分へ特定の有限時間以内で熱が伝導する必要がある。
【0007】従って、低温で動作するX線管用ベアリン
グを備えており、真空グリース等の潤滑剤の使用可能な
デバイスが必要である。これによって、ベアリングのノ
イズを低減させて、ロータ回転数を高めることができ
る。ロータ回転数が高まれば、今度は、電子ビームによ
って発生するX線管ターゲットの衝突温度が大きく低下
するので、X線管の動作寿命が伸びる。
【0008】
【発明の概要】本発明は、低温で動作するベアリングに
高定常パワーを供給することによって、上述の問題を打
開し、X線管のスループットを上げることができる。従
って、本発明の目的は、X線を生成するX線生成装置
(12)を提供することであって、X線生成装置(1
2)は、真空チャンバーを内側に有する真空容器(4
4)と、真空チャンバー内に配置される陽極アセンブリ
(40)であって、ターゲット(48)を含む、当該陽
極アセンブリ(40)と、真空チャンバー内に前記陽極
アセンブリ(40)から離れて配置される陰極アセンブ
リ(42)であって、陽極アセンブリ(40)のターゲ
ット(48)に衝突する電子を発するように構成され
て、X線と残りの熱エネルギーを発生する、当該陰極ア
センブリ(42)と、ベアリングアセンブリ(50)に
よって真空容器(44)に接続されるシャフト(58)
であって、シャフト(58)は第1の端と第2の端を有
し、第1の端は前記ターゲット(48)を支える支持部
材を有する、当該シャフト(58)と、シャフト(5
8)の第2の端の近傍に配置され、熱を伝達する温度勾
配デバイス(72)であって、シャフト(58)の第2
の端から熱を除去することができる、当該温度勾配デバ
イス(72)を備える。
【0009】本発明の一態様によれば、X線生成装置
(12)は、温度勾配デバイス(72)の近傍に配置さ
れて熱を伝達するフィン構造(80)をさらに備え、フ
ィン構造(80)は、温度勾配デバイス(72)を対流
冷却するように動作可能である。
【0010】本発明の一態様によれば、シャフト(5
8)は、シャフト(58)内に配置されたヒートパイプ
(62)をさらに備える。
【0011】本発明の一態様によれば、ヒートパイプ
(62)は、エバポレータ端(70)とコンデンサ端
(68)と毛細管状の芯構造の内壁をさらに備え、毛細
管状の芯構造は、ヒートパイプのコンデンサ端(68)
からエバポレータ端(70)まで流体を移動させること
ができる。
【0012】本発明の一態様によれば、温度勾配デバイ
ス(72)とフィン構造(80)が、ベアリングアセン
ブリ(50)とシャフト(58)の動作温度を約40℃
から約100℃低下させる。
【0013】本発明の別の目的は、X線を生成するX線
生成装置(12)を提供することであって、X線生成装
置(12)は、真空チャンバーを内側に有する真空容器
(44)と、真空チャンバー内に配置される陽極アセン
ブリ(40)であって、ターゲット(48)を含む、当
該陽極アセンブリと、真空チャンバー内に陽極アセンブ
リ(40)から離れて配置される陰極アセンブリ(4
2)であって、陽極アセンブリ(40)のターゲット
(48)に衝突する電子を発するように構成されて、X
線と残りの熱エネルギーを生成する、当該陰極アセンブ
リ42と、ベアリングアセンブリ(50)によって真空
容器44に接続されるシャフト(58)であって、シャ
フト(58)は第1の端と第2の端を有し、第1の端は
ターゲット(48)を支える支持部材を有する、当該シ
ャフト(58)と、シャフト(58)の第2の端の近傍
に配置され、熱を伝達する温度勾配デバイス(72)で
あって、前記温度勾配デバイス(72)はシャフト(5
8)の第2の端から熱を除去することができる、当該温
度勾配デバイス(72)と、温度勾配デバイス(72)
の近傍に配置されて、熱を伝達するフィン構造(80)
であって、温度勾配デバイス(72)を対流冷却するよ
うに動作可能な当該フィン構造80を備える。
【0014】本発明のさらに別の目的は、ターゲット
(48)を有する陽極アセンブリ(40)と、陽極アセ
ンブリ(40)から離れた位置にあり、ターゲット(4
8)に衝突する電子を発するように構成されて、X線と
残りの熱エネルギーを生成する陰極アセンブリ(42)
と、ベアリングアセンブリ(50)によって支えられる
回転シャフト(58)を備えるX線生成装置(12)と
共に使われる熱エネルギー伝達装置であって、熱エネル
ギー伝達装置は、シャフト(58)の一方の端の近傍に
配置されて熱を伝達する温度勾配デバイス(72)であ
って、シャフト(58)の端から熱を除去できる、当該
温度勾配デバイス(72)と、温度勾配デバイス(7
2)の近傍に配置されて熱を伝達するフィン構造(8
0)であって、温度勾配デバイス(72)を対流冷却す
ることができる、当該フィン構造(80)を備える。
【0015】本発明のさらに別の目的は、ターゲット
(48)を有する陽極アセンブリ(34)と、陽極アセ
ンブリ(34)から離れた位置にあって、ターゲット
(48)に衝突する電子を発するように構成されて、X
線と残りの熱エネルギーを生成する陰極アセンブリ(4
2)と、ベアリングアセンブリ(50)によって支えら
れる回転シャフト(58)を備えるX線生成装置(1
2)と共に使われる熱エネルギー伝達装置を提供するこ
とであって、熱エネルギー伝達装置は、シャフト(5
8)の一方の端の近傍に配置されて熱を伝達するペルテ
ィエ式デバイスであって、シャフト(58)の端から熱
を除去するように動作可能なペルティエ式デバイスと、
ペルティエ式デバイスの近傍に配置されて熱を伝達する
フィン構造(80)であって、ペルティエ式デバイスを
対流冷却することができる、当該フィン構造(80)を
備える。
【0016】本発明のさらに別の目的は、X線システム
を提供することであって、真空チャンバーを内側に有す
る真空容器(44)と、真空チャンバー内に配置される
電子源であって、電子を発するように動作可能な当該電
子源と、真空チャンバー内に配置されるX線源であっ
て、電子源によって発せられた電子を受け取るように動
作可能であって、X線と残りの熱エネルギーを生成す
る、当該X線源と、ベアリングアセンブリによって真空
容器に接続されるシャフト(58)であって、第1の端
と第2の端を有し、第1の端はX線源を支える支持部材
を有する、当該シャフト(58)と、シャフト(58)
の第2の端の近傍に配置されて熱を伝達する熱エネルギ
ー伝達装置であって、シャフト(58)の第2の端から
熱を除去することができる、当該熱エネルギー伝達装置
を備える。
【0017】本発明の一態様によれば、熱エネルギー伝
達装置は、シャフト(58)の第2の端の近傍に配置さ
れて熱を伝達し、熱エネルギー伝達装置は、シャフト
(58)の第2の端から熱を除去するように動作可能で
ある温度勾配デバイス(72)をさらに備える。
【0018】本発明の一態様によれば、熱エネルギー伝
達装置は、温度勾配デバイス(72)の近傍に配置さ
れ、熱を伝達するフィン構造(80)であって、温度勾
配デバイス(72)を対流冷却するように動作可能であ
る、当該フィン構造(80)をさらに備える。
【0019】本発明のさらに別の目的は、X線システム
を提供することであって、真空チャンバーを内側に有す
る真空容器(44)と、真空チャンバー内に配置される
電子源であって、電子を発するように動作可能な当該電
子源と、真空チャンバー内に配置されるX線源であっ
て、X線源は前記電子源によって発せられた電子を受け
取るように動作可能であって、X線と残りの熱エネルギ
ーを生成する、当該X線源と、ベアリングアセンブリに
よって真空容器に接続される回転シャフト(58)であ
って、シャフト(58)は第1の端と第2の端を有し、
第1の端はX線源を支える支持部材を有する、当該シャ
フト(58)と、シャフト(58)の第2の端の近傍に
配置されて熱を伝達する温度勾配デバイス(72)であ
って、シャフト58の第2の端から熱を除去することが
できる、当該温度勾配デバイス(72)と、温度勾配デ
バイス(72)の近傍に配置されて熱を伝達するフィン
構造(80)であって、温度勾配デバイス(72)を対
流冷却するように動作可能である、当該フィン構造(8
0)を備える。
【0020】一実施形態では、X線を生成するX線生成
装置には、真空チャンバーを内側に有する真空容器と、
真空チャンバー内に配置されてターゲットを含む陽極ア
センブリと、真空チャンバー内に陽極アセンブリから離
れて配置されて陽極アセンブリのターゲットに衝突する
電子を発するように構成され、X線と残りの熱エネルギ
ーを生成する陰極アセンブリと、ベアリングアセンブリ
によって真空容器に接続され、第1の端と第2の端のう
ち第1の端がターゲットを支える支持部材を持つシャフ
トと、シャフトの第2の端の近傍に配置されて熱を伝達
して、シャフトの第2の端から熱を除去するように動作
可能である温度勾配デバイスと、温度勾配デバイスの近
傍に配置されて熱を伝達し、温度勾配デバイスを対流冷
却するように動作可能であるフィン構造とが含まれる。
【0021】別の実施形態では、ターゲットを有する陽
極アセンブリと、真空チャンバー内に陽極アセンブリか
ら離れて配置されて陽極アセンブリのターゲットに衝突
する電子を発するように構成されており、X線と残りの
熱エネルギーを生成する陰極アセンブリと、ベアリング
アセンブリによって支えられる回転シャフトを備えるX
線生成装置と共に使用される熱エネルギー伝達装置は、
シャフトの一方の端の近傍に配置されて熱を伝達して、
シャフトのその端から熱を除去するように動作可能であ
る温度勾配デバイスと、その温度勾配デバイスの近傍に
配置されて熱を伝達して温度勾配デバイスを対流冷却す
るように動作可能なフィン構造を備える。
【0022】さらに別の実施形態では、X線システムに
は、真空チャンバーを内側に有する真空容器と、真空チ
ャンバー内に配置されて電子を発するように動作可能な
電子源と、真空チャンバー内に配置されて電子源によっ
て発せられた電子を受け取るように動作可能でX線と残
りの熱エネルギーを生成するX線源と、ベアリングアセ
ンブリによって真空容器に接続され、第1と第2の端の
うち第1の端にX線源を支える支持部材を持つシャフト
と、シャフトの第2の端の近傍に配置されて熱を伝達し
て、そのシャフトの第2の端から熱を除去するように動
作可能な熱エネルギー伝達装置とが含まれる。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の熱エネルギー伝達装置
は、X線管のシャフト/ベアリングアセンブリの近傍に
配置されて、熱的な伝達を行う。この熱エネルギー伝達
装置は、例えば、ペルティエ式デバイス等の温度勾配デ
バイスであって、シャフト/ベアリングアセンブリから
熱を除去することによってX線管の定常パワー性能を高
めることができる。
【0024】図1を参照すると、X線生成装置、即ち、
X線管12を備えるX線管アセンブリユニット10に
は、陽極アセンブリ14と、陰極アセンブリ16と、陽
極アセンブリ14と陰極アセンブリ16の間にある中央
部18が含まれる。X線管12は、ケーシング22で形
成されて液体で満たされたチャンバー20中のアセンブ
リユニット10の中央部18内に配置される。ケーシン
グ22は、例えば、アルミニウム製でよい。チャンバー
20は、例えば、ケーシング22内全体を循環する絶縁
性油(dielectric oil)で満たされているので、動作中の
X線管12を冷却し、さらに、X線管12内の高い帯電
荷からケーシング22を絶縁する。オプションとして、
ケーシング22を鉛で裏打ちしてもよい。別の方法によ
れば、乳房撮影法(mammography)のアプリケーションで
は、上記真空容器は、例えば、大気によって直接冷却さ
れる。また、アセンブリユニット10の中央部18の一
側面にラジエータ24を備えることによって、循環する
液体26を冷却することが好ましい。適切なポンプ2
8、例えば、オイルポンプによって、チャンバー20と
ラジエータ24に液体26を送り込んでもよい。一対の
ファン30、32をラジエータ24に接続することによ
って、高温の液体26がラジエータ24に流れ込んでき
たときに冷却用エアフローをラジエータに供給するよう
にすることが好ましい。オプションとして、アセンブリ
ユニット10への電気的接続は、陽極レセプタクル34
と陰極レセプタクル36によってなされる。X線は、X
線管アセンブリユニット10の中央部18のケーシング
22のX線透過口38から放出される。
【0025】図2を参照すると、X線生成装置、即ち、
X線管12には、真空容器44内に配置された陽極アセ
ンブリ40と陰極アセンブリ42が含まれる。真空容器
44は、例えば、ステンレス製や銅製やガラス製であ
る。医療のアプリケーションでは、オプションとして、
陽極アセンブリ40は回転してもよい。ステータ46
は、陽極アセンブリ40の近辺で真空容器44上に配置
される。陽極アセンブリ40と陰極アセンブリ42とを
接続し、これらの陽極アセンブリ40と陰極アセンブリ
42間に約20キロボルトから約140キロボルトの電
位差を生み出すための電気回路を活性化させると、電子
が陰極アセンブリ42から陽極アセンブリ40に向か
う。電子は陽極アセンブリ40のターゲットゾーン内に
ある焦点に衝突して、高周波の電磁波、即ち、X線と後
方散乱した電子と残存エネルギーが生み出される。この
残存エネルギーは、X線管12内の要素によって熱とし
て吸収される。X線は、真空チャンバー44内の真空を
通り、透過口38(図1)を通ってケーシング22(図
1)の外に出て、焦点のアラインメントパスに沿って撮
像対象に向かう。透過口38は、ベリリウムやチタンや
アルミニウムやその他の適切なX線透過金属で作られ
る。この透過口38と、オプションとして、それに関連
する開口部やフィルタによってX線は平行になるので、
例えば、患者が受ける放射線量が減ることになる。CT
のアプリケーションでは、X線の診断用エネルギーの有
効範囲は、例えば、約60キロ電子ボルトから約140
キロ電子ボルトである。乳房撮影のアプリケーションで
のX線の診断用エネルギーの有効範囲は、約20キロ電
子ボルトから約50キロ電子ボルトである。X線管12
を利用したX線システムは、特に、乳房撮影とX線撮影
と血管造影とX線透視と脈管撮影と移動式X線撮影と工
業向けX線のアプリケーションで用いられることができ
る。
【0026】図3を参照すると、一実施形態のX線管1
2(図1と図2)の陽極アセンブリ40には、一般的
に、ターゲット48とベアリングアセンブリ50が含ま
れる。ベアリングアセンブリ50には、ベアリングサポ
ート52とベアリングボール54とベアリングレース5
6が含まれる。ターゲット48は超硬合金製の金属ディ
スクであって、オプションとして、それに黒鉛をろう材
によって付けることもできる。ターゲット48は、タン
グステンやタングステン合金等のなるべく原子番号の大
きい超硬合金で作られることが好ましい。ターゲット4
8は、陽極アセンブリ42(図2)から発せられた電子
が衝突する表面を備えており、X線と残存熱エネルギー
を生みだす。オプションとして、ターゲット48は、コ
ネクタ60によってターゲット48に接続されるシャフ
ト58の回転よって回転する。ターゲット48が回転す
ると、電子が衝突するターゲット48の領域が分散す
る。ベアリングサポート52は、陽極アセンブリ40を
支える円筒形の管である。ベアリングボール54とベア
リングレース56は、ベアリングサポート52内に配置
され、シャフト58を回転運動させることによってター
ゲット48を回転運動させる。ベアリングボール54と
ベアリングレース56は、一般的に、工具鋼やその他の
適切な金属でできており、過度の熱によって軟化したり
変形する可能性もある。その結果、ベアリングボール5
4とベアリングレース56から熱を除去することが、陽
極アセンブリ40の正確な回転運動にとって、ひいては
X線管12の正確な動作にとって重要である。
【0027】オプションとして、陽極アセンブリ40
は、シャフト58内に同軸で配置されたヒートパイプ6
2を備えていてもよい。このヒートパイプ62は、例え
ば、流体が部分的に充填された中が空洞で密閉された金
属パイプである。ヒートパイプ62は、銅やチタンやモ
ネル(monel)やタングステンやその他の適切な高温の熱
伝導率の高い金属でできている。ヒートパイプ62の中
には、例えば、水やアルコールや窒素やアンモニアやナ
トリウムや、低温から溶融状態までの温度範囲のリチウ
ムに至るその他の適切な流体が含まれている。ヒートパ
イプは、宇宙関連のエレクトロニクス冷却のアプリケー
ションとその他の高熱溶剤のアプリケーションで幅広く
利用されてきた。例えば、ヒートパイプは、人工衛星と
ラップトップコンピュータと太陽熱発電機で使われてい
るものが可能である。ヒートパイプは、非常に高熱の溶
剤や熱的負荷を小断面積で消散させることができる。ヒ
ートパイプの有効熱伝導率は非常に高く、類似の固体の
銅コンダクタの約10倍から約10000倍よりも大き
な熱伝導率を有し、熱源からヒートシンクに大量の熱を
伝達する。好都合なことに、ヒートパイプは完全に受動
的であって、最小の温度勾配で熱源からヒートシンクに
熱を伝えたり、表面を等温化するのに利用される。ヒー
トパイプ62は、毛細管状の芯構造を利用することによ
って、重力に逆らって、コンデンサ(圧縮器側)端68
からエバポレータ(蒸発器側)端70まで流体を移動さ
せることができる。陽極アセンブリ40のベアリングシ
ャフト58の内腔からの熱は、ヒートパイプ62のエバ
ポレータ端70に入り、そこで流体が蒸発するので、ヒ
ートパイプ62中に圧力勾配ができる。この圧力勾配に
よって、蒸発した気体がヒートパイプ62の空洞の中心
部を通って温度の低いコンデンサ端68まで押しやら
れ、そこで気体が液化して潜熱が放出される。そして、
この液体は、毛細管作用によってヒートパイプ62内壁
の毛細管状の芯構造を通って再びエバポレータ端70ま
で運ばれて循環が継続する。
【0028】オプションとして、ヒートパイプ62を利
用する陽極アセンブリ40には、ベアリングサポート5
2内に配置されたプラグ66と波形ベローズ64が含ま
れていてもよい。この波形ベローズ64は、ヒートパイ
プ62のコンデンサ端68近傍であって、その端部の周
囲に同軸配置された金属製構造物である。波形ベローズ
(corrugated bellows)64によってヒートパイプ62が
ぴったりと封止される。波形ベローズ64はヒートシン
クの機能も果たすものであって、ターゲット48とベア
リングアセンブリ50から熱を除去する。波形ベローズ
64はあらゆる熱伝導率の高い適切な金属でできてい
る。同様に、プラグ66は、銅等の熱伝導率の高い金属
でできた構造物で、波形ベローズ64の近傍に配置され
て、熱を伝達する。プラグ66もヒートシンクの機能を
果たし、ターゲット48とベアリングアセンブリ50か
ら熱を除去する。波形ベローズ64とプラグ66は空洞
内に配置され、その空洞にはガリウム等の熱伝導率の高
い液体が満たされる。
【0029】上述したように、X線管12の陰極アセン
ブリ42によって生成された一次電子ビームは、ターゲ
ット48に大きな熱的負荷を与える。実際、動作中にタ
ーゲットは赤熱の光を放つ。一般的に、一次電子ビーム
のエネルギーの1%未満がX線に変換され、残りは熱エ
ネルギーに変換される。ホットターゲット48からの熱
エネルギーは、真空容器44(図2)内の他の部分に伝
えられて、発散される。真空容器44の周囲を循環する
液体26(図1)は、この熱エネルギーの一部をシステ
ムの外部へ伝達する。しかしながら、このエネルギーに
よって発生する高温によって、X線管12の各部に高い
熱応力がかかるので、これはX線管12の動作や信頼性
の点で問題であって、X線管のスループットを低下させ
る。
【0030】再び、図3を参照すると、本発明の熱エネ
ルギー伝達装置は温度勾配デバイス72を備え、温度勾
配デバイス72を対流冷却するためのフィン型構造72
を備えていてもよい。温度勾配デバイス72は、デバイ
ス72の低温側74からデバイス72の高温側76に熱
を伝達する、即ち、送り上げるために動作させることの
できるデバイスである。温度勾配デバイス72の低温側
74は、シャフト58端の近傍に配置されて熱を伝達
し、ヒートパイプ62のコンデンサ端68に対応する。
真空容器のプラグ66と壁78も、温度勾配デバイス7
2の低温側74とシャフト58端の間に配置してもよ
い。熱エネルギー伝達装置の高温側76は、フィン型構
造80の近傍に配置されて熱を伝達することができる。
フィン構造80は、縦か横か放射状に並んで隆起したも
の、即ち、フィンを多数有する構造である。別の態様で
は、フィン型構造80には、棒状か窪み状か円盤状かそ
の他の凹凸を多数有する構造が備えられる。フィン型構
造80の凸部や凹部が配置されることによって、フィン
型構造80を通って流れる冷媒81に触れる表面積が増
加してフィン型構造80を対流冷却することができる。
フィン構造80は、銅やその他の適切な原料でできてい
る。冷媒81は、例えば、大気か水か油かその他の適切
な流体である。冷媒81は、自由対流または強制対流に
よってフィン型構造80まで運ばれる。冷媒81が強制
対流によってフィン型構造80までに運ばれる場合に
は、ファンやポンプが用いることができる。
【0031】上述の温度勾配デバイス72は、ペルティ
エ式デバイスが好ましい。ペルティエ式デバイスは、電
流とペルティエ効果を利用して温度勾配を生みだすデバ
イスである。この温度勾配では、ペルティエ式デバイス
の低温側74と高温側76間の温度差は最大約70℃と
なる。ペルティエ効果は19世紀前半に初めて発見され
たもので、2種の異なる導体に電流を流したときに起こ
る。原子より小さいレベルの複雑な物理現象の結果、2
種の導体の接点で熱の吸収や放出が起こる。ペルティエ
式デバイスは、通常、テルル化ビスマスかその他の適切
な半導体でできている。ペルティエ式デバイスは、例え
ば、テルレックス社(Tellurex Corporation)(ミシガン
州トラバースシティー)製やメルコア社(Melcor)(ニュ
ージャージー州トレントン)製のものが市販されてい
る。ペルティエ式デバイスには可動部がないので、ほと
んどもしくは全くメンテナンスの必要がない。ペルティ
エ式デバイスは、通常、約1ボルトから約15ボルトの
電源と数アンペアの電流で動作し、最大約80ワットの
電力を伝送可能である。例えば、脈管のアプリケーショ
ンでのペルティエ式デバイスの所要電力は、約10ワッ
トから約30ワットである。図4のグラフ84を参照し
て、ペルティエ式デバイス等の温度勾配デバイス72や
フィン型構造80をX線管12と共に用いると、ペルテ
ィエ式デバイスを用いた場合の曲線88とペルティエ式
デバイスを用いない場合の曲線90の差86に示される
ように、X線管12、特に、シャフト58/ベアリング
アセンブリ50(図3)の動作温度が約40℃から約1
00℃低下する。この温度低下が起こるのは、ペルティ
エ式デバイスがX線管から熱を除去すると、フィン構造
80の温度が上がって対流冷却が増加する一方で、X線
管12のシャフト58/ベアリングアセンブリ50の温
度が下がるからであって、これによってX線管の性能が
向上する。
【0032】模範的な実施形態を参照して本発明を説明
したが、その他の実施形態でも同じ結果を得ることが可
能である。当業者にとって、本発明に対する変更と修正
は明らかなことであってことを特徴とする請求項はその
等価物の全てを含むものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、X線生成装置、即ち、X線管を含む
X線管アセンブリユニットの概要図である。
【図2】 図2は、陽極アセンブリの一部を見せるため
に分解されたX線管とステータの部分的な概要図であ
る。
【図3】 図3は、本発明の熱エネルギー伝達装置とヒ
ートパイプを含むX線管の陽極アセンブリの一実施形態
の断面図である。
【図4】 図4は、本発明の熱エネルギー伝達装置を用
いた場合と用いない場合のX線管の温度プロファイルの
図である。
フロントページの続き (72)発明者 ダグラス・ジェイ・スナイダー アメリカ合衆国、ウィスコンシン州、ブル ックフィールド、エル・ランチョ・ドライ ブ、2685番 (72)発明者 エリック・シャビ フランス、78180・モンティグニ・ル・ブ ルトノー 、リュ・ジャン・コクトー、11 番

Claims (47)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X線を生成するX線生成装置であって、 真空チャンバーを内面に有する真空容器と、 前記真空チャンバー内に配置された陽極アセンブリであ
    って、ターゲットを含む陽極アセンブリと、 真空チャンバー内に前記陽極アセンブリから離れて配置
    される陰極アセンブリであって、前記陽極アセンブリの
    前記ターゲットに衝突する電子を発するよう構成され、
    X線と残りの熱エネルギーを生成する陰極アセンブリ
    と、 ベアリングアセンブリによって前記真空容器に接続され
    るシャフトであって、第1の端と第2の端を有し、この
    第1の端は前記ターゲットを支える支持部材を有するシ
    ャフトと、 前記シャフトの前記第2の端の近傍に配置された熱を伝
    達する温度勾配デバイスであって、前記シャフトの第2
    の端から熱を除去するように動作可能な温度勾配デバイ
    スとを具備するX線生成装置。
  2. 【請求項2】 前記温度勾配デバイスの近傍に配置さ
    れ、この温度勾配デバイスと熱伝達を行うフィン型構造
    をさらに備え、前記フィン構造は、前記温度勾配デバイ
    スを対流冷却可能であることを特徴とする請求項1のX
    線生成装置。
  3. 【請求項3】 前記温度勾配デバイスは2種の異なる導
    体を備えており、電流を受け取ることを特徴とする請求
    項1のX線生成装置。
  4. 【請求項4】 前記温度勾配デバイスはペルティエ式デ
    バイスを備えることを特徴とする請求項1のX線生成装
    置。
  5. 【請求項5】 前記シャフトは、前記シャフト内に配置
    されるヒートパイプをさらに備えることを特徴とする請
    求項1のX線生成装置。
  6. 【請求項6】 前記ヒートパイプは、流体が部分的に充
    填され密閉された中空の金属パイプをさらに備えること
    を特徴とする請求項5のX線生成装置。
  7. 【請求項7】 前記ヒートパイプは、エバポレータ端と
    コンデンサ端と毛細管状の芯構造の内壁をさらに備え、
    前記毛細管状の芯構造は、前記ヒートパイプのコンデン
    サ端からエバポレータ端まで流体を移動させることがで
    きることを特徴とする請求項5のX線生成装置。
  8. 【請求項8】 前記温度勾配デバイスとフィン構造は、
    前記ベアリングアセンブリとシャフトの動作温度を約4
    0℃から約100℃低下させることを特徴とする請求項
    1のX線生成装置。
  9. 【請求項9】 前記温度勾配デバイスとフィン構造は、
    前記ベアリングアセンブリとシャフトの動作温度を低下
    させ、前記デバイスの動作中にベアリングの潤滑剤とし
    て鉛か真空グリースが使用可能であることを特徴とする
    請求項1のX線生成装置。
  10. 【請求項10】 X線を生成するためのX線生成装置で
    あって、 真空チャンバーを内側に有する真空容器と、 前記真空チャンバー内に配置され、ターゲットを含む陽
    極アセンブリと、 前記真空チャンバー内に前記陽極アセンブリから離れて
    配置される陰極アセンブリであって、前記陽極アセンブ
    リの前記ターゲットに衝突する電子を発するように構成
    されて、X線と残りの熱エネルギーを生成する陰極アセ
    ンブリと、 ベアリングアセンブリによって前記真空容器に接続され
    るシャフトであって、第1の端と第2の端を有し、この
    第1の端は前記ターゲットを支える支持部材を有するシ
    ャフトと、前記シャフトの第2の端の近傍に配置され熱
    を伝達する温度勾配デバイスであって、前記シャフトの
    第2の端から熱を除去するように動作可能な温度勾配デ
    バイスと、 前記温度勾配デバイスの近傍に配置されて熱を伝達する
    フィン構造であって、前記温度勾配デバイスを対流冷却
    可能なフィン構造とを備えるX線生成装置。
  11. 【請求項11】 前記温度勾配デバイスは2種の異なる
    導体を備えて、電流を受け取ることを特徴とする請求項
    10のX線生成装置。
  12. 【請求項12】 前記温度勾配デバイスはペルティエ式
    デバイスを備えることを特徴とする請求項11のX線生
    成装置。
  13. 【請求項13】 前記シャフトは、前記シャフト内に配
    置されるヒートパイプをさらに備えることを特徴とする
    請求項10のX線生成装置。
  14. 【請求項14】 前記ヒートパイプは、流体が部分的に
    充填され密閉された中空の金属パイプをさらに備えるこ
    とを特徴とする請求項13のX線生成装置。
  15. 【請求項15】 前記ヒートパイプは、エバポレータ端
    とコンデンサ端と毛細管状の芯構造の内壁を備え、前記
    毛細管状の芯構造は、前記ヒートパイプのコンデンサ端
    からエバポレータ端まで流体を移動させることができる
    当該毛細管状の芯構造を備えることを特徴とする請求項
    14のX線生成装置。
  16. 【請求項16】 前記温度勾配デバイスとフィン構造
    は、前記ベアリングアセンブリとシャフトの動作温度を
    約40℃から約100℃低下させることを特徴とする請
    求項10のX線生成装置。
  17. 【請求項17】 前記温度勾配デバイスとフィン構造
    は、前記ベアリングアセンブリとシャフトの動作温度を
    低下させ、前記デバイスの動作中にベアリングの潤滑剤
    として鉛か真空グリースが使用可能であることを特徴と
    する請求項10のX線生成装置。
  18. 【請求項18】 ターゲットを有する陽極アセンブリ
    と、前記陽極アセンブリから少し離れた位置において前
    記ターゲットに衝突する電子を発生するように構成さ
    れ、X線と残りの熱エネルギーを生成する陰極アセンブ
    リと、ベアリングアセンブリによって支えられた回転シ
    ャフトを有するX線生成装置と共に使われる熱エネルギ
    ー伝達装置であって、 前記シャフトの一方の端の近傍に配置された熱を伝達す
    るための温度勾配デバイスであって、前記シャフトの前
    記端から熱を除去可能な温度勾配デバイスと、前記温度
    勾配デバイスの近傍に配置されて、熱を伝達するフィン
    構造であって、前記温度勾配デバイスを対流冷却可能な
    フィン構造とを具備した熱エネルギー伝達装置。
  19. 【請求項19】 前記シャフトは熱伝導率の高い金属か
    らなることを特徴とする請求項18の熱エネルギー伝達
    装置。
  20. 【請求項20】 前記シャフトは前記シャフト内に配置
    されるヒートパイプをさらに備えることを特徴とする請
    求項18の熱エネルギー伝達装置。
  21. 【請求項21】 前記ヒートパイプは、流体が部分的に
    充填され密閉された中空の金属パイプをさらに備えるこ
    とを特徴とする請求項20の熱エネルギー伝達装置。
  22. 【請求項22】 前記ヒートパイプは、エバポレータ端
    とコンデンサ端と毛細管状の芯構造の内壁をさらに備
    え、前記毛細管状の芯構造は、前記ヒートパイプのコン
    デンサ端からエバポレータ端まで流体を移動させること
    ができることを特徴とする請求項20の熱エネルギー伝
    達装置。
  23. 【請求項23】 前記温度勾配デバイスはペルティエ式
    デバイスを備えることを特徴とする請求項18の熱エネ
    ルギー伝達装置。
  24. 【請求項24】 前記温度勾配デバイスとフィン構造
    は、前記ベアリングアセンブリとシャフトの動作温度を
    低下させ、ベアリングアセンブリの潤滑剤として鉛か真
    空グリースが使用可能であることを特徴とする請求項1
    8の熱エネルギー伝達装置。
  25. 【請求項25】 ターゲットを有する陽極アセンブリ
    と、前記陽極アセンブリから少し離れた位置におかれ、
    前記ターゲットに衝突する電子を発生するするよう構成
    され、X線と残りの熱エネルギーを生成する陰極アセン
    ブリと、ベアリングアセンブリによって支えられた回転
    シャフトとを有するX線生成装置と共に使われる熱エネ
    ルギー伝達装置であって、 前記シャフトの一方の端の近傍に配置された熱を伝達す
    るペルティエ式デバイスであって、前記シャフトの前記
    端から熱を除去するように動作可能なペルティエ式デバ
    イスと、 前記ペルティエ式デバイスの近傍に配置されて熱を伝達
    するフィン構造であって、前記ペルティエ式デバイスを
    対流冷却する用に動作可能なフィン構造と、 を備える熱エネルギー伝達装置。
  26. 【請求項26】 前記シャフトは熱伝導率の高い金属で
    できていることを特徴とする請求項25の熱エネルギー
    伝達装置。
  27. 【請求項27】 前記シャフトは、前記シャフト内に配
    置されるヒートパイプをさらに備えることを特徴とする
    請求項25の熱エネルギー伝達装置。
  28. 【請求項28】 前記ヒートパイプは、流体が部分的に
    充填され密閉された中空の金属パイプをさらに備えるこ
    とを特徴とする請求項27の熱エネルギー伝達装置。
  29. 【請求項29】 前記ヒートパイプは、エバポレータ端
    とコンデンサ端と毛細管状の芯構造の内壁をさらに備
    え、前記毛細管状の芯構造は、前記ヒートパイプのコン
    デンサ端からエバポレータ端まで流体を移動させること
    ができることを特徴とする請求項28の熱エネルギー伝
    達装置。
  30. 【請求項30】 前記ペルティエ式デバイスとフィン構
    造は、前記ベアリングアセンブリとシャフトの動作温度
    を低下させ、前記ベアリングアセンブリの潤滑剤として
    鉛か真空グリースが使用可能であることを特徴とする請
    求項25の熱エネルギー伝達装置。
  31. 【請求項31】 X線システムであって、 真空チャンバーを内側に有する真空容器と、 前記真空チャンバー内に配置され、電子を発するように
    動作可能な電子源と、 前記真空チャンバー内に配置されたX線源であって、前
    記電子源によって発せられた電子を受け取るように動作
    可能であり、X線と残りの熱エネルギーを生成するX線
    源と、 ベアリングアセンブリによって前記真空容器に接続され
    たシャフトであって、第1の端と第2の端を有し、前記
    第1の端は前記X線源を支える支持部材を有するシャフ
    トと、 前記シャフトの第2の端の近傍に配置されて、熱を伝達
    する熱エネルギー伝達装置であって、前記シャフトの第
    2の端から熱を除去するように動作可能な熱エネルギー
    伝達装置と、 を備えるX線システム。
  32. 【請求項32】 前記熱エネルギー伝達装置は、前記シ
    ャフトの第2の端の近傍に配置されて、熱を伝達する温
    度勾配デバイスであって、前記シャフトの第2の端から
    熱を除去することができる、当該温度勾配デバイスをさ
    らに備えることを特徴とする請求項31のX線システ
    ム。
  33. 【請求項33】 前記熱エネルギー伝達装置は、前記温
    度勾配デバイスの近傍に配置されて、熱を伝達するフィ
    ン構造をさらに備え、前記フィン構造は前記温度勾配デ
    バイスを対流冷却することができることを特徴とする請
    求項32のX線システム。
  34. 【請求項34】 前記ベアリングアセンブリは、前記シ
    ャフトを回転運動させ、前記X線源を支える支持部材を
    提供することを特徴とする請求項31のX線システム。
  35. 【請求項35】 前記シャフトは、前記シャフト内に配
    置されるヒートパイプをさらに備えることを特徴とする
    請求項31のX線システム。
  36. 【請求項36】 前記ヒートパイプは、流体が部分的に
    充填され密閉された中空の金属パイプをさらに備えるこ
    とを特徴とする請求項35のX線システム。
  37. 【請求項37】 前記ヒートパイプは、エバポレータ端
    とコンデンサ端と毛細管状の芯構造の内壁をさらに備
    え、前記毛細管状の芯構造は、前記ヒートパイプのコン
    デンサ端からエバポレータ端まで流体を移動させること
    ができることを特徴とする請求項35のX線システム。
  38. 【請求項38】 前記温度勾配デバイスはペルティエ式
    デバイスを備えることを特徴とする請求項31のX線シ
    ステム。
  39. 【請求項39】 前記温度勾配デバイスは、前記ベアリ
    ングアセンブリとシャフトの動作温度を低下させ、前記
    デバイスの動作中にベアリングの潤滑剤として鉛か真空
    グリースが使用可能であることを特徴とする請求項31
    のX線システム。
  40. 【請求項40】 前記X線システムは、乳房撮影とX線
    撮影と血管造影とコンピュータ断層撮影(CT)とX線
    透視と脈管撮影と移動式X線撮影と工業用X線撮影から
    成るグループから選択された一つのシステムを備えるこ
    とを特徴とする請求項28のX線システム。
  41. 【請求項41】 X線システムであって、 真空チャンバーを内側に有する真空容器と、 前記真空チャンバー内に配置され、電子を発するように
    動作可能な電子源と、 前記真空チャンバー内に配置されるX線源であって、前
    記電子源によって発せられた電子を受け取るように動作
    可能であって、X線と残りの熱エネルギーを生成するX
    線源と、 ベアリングアセンブリによって前記真空容器に接続され
    る回転シャフトであって、第1の端と第2の端を有し、
    前記第1の端は前記X線源を支える支持部材を有する、
    当該シャフトと、 前記シャフトの第2の端の近傍に配置されて、熱を伝達
    する温度勾配デバイスであって、前記シャフトの第2の
    端から熱を除去するように動作可能な温度勾配デバイス
    と、 前記温度勾配デバイスの近傍に配置され、熱を伝達する
    フィン構造であって、前記温度勾配デバイスを対流冷却
    するように動作可能なフィン構造と、 を備えるX線システム。
  42. 【請求項42】 前記シャフトは、前記シャフト内に配
    置されるヒートパイプをさらに備えることを特徴とする
    請求項41のX線システム。
  43. 【請求項43】 前記ヒートパイプは、流体が部分的に
    充填され密閉された中空の金属パイプをさらに備えるこ
    とを特徴とする請求項42のX線システム。
  44. 【請求項44】 前記ヒートパイプは、エバポレータ端
    とコンデンサ端と毛細管状の芯構造の内壁をさらに備
    え、前記毛細管状の芯構造は、前記ヒートパイプのコン
    デンサ端からエバポレータ端まで流体を移動させること
    のできることを特徴とする請求項43のX線システム。
  45. 【請求項45】 前記温度勾配デバイスは、ペルティエ
    式デバイスを備えることを特徴とする請求項41のX線
    システム。
  46. 【請求項46】 前記温度勾配デバイスとフィン構造
    は、前記ベアリングアセンブリとシャフトの動作温度を
    低下させ、前記デバイスの動作中にベアリングの潤滑剤
    として鉛か真空グリースが使用可能であることを特徴と
    する請求項41のX線システム。
  47. 【請求項47】 前記X線システムは、乳房撮影とX線
    撮影と血管造影とコンピュータ断層撮影(CT)とX線
    透視と脈管撮影と移動式X線撮影と工業用X線撮影から
    成るグループから選択された一つのシステムを備えるこ
    とを特徴とする請求項41のX線システム。
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