JP4142748B2 - 冷却システム付き高性能x線生成装置 - Google Patents
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Description
本発明は、高性能X線生成装置に関し、特に、高い患者スループットのX線生成装置に関する。
発明の背景
在来のX線生成装置は、一般に、軸方向に間隔をあけて配列した陰極と陽極とを有する真空外囲器を収容したハウジングから構成される。電子は、高温のタングステンフィラメントから発射され、強い電場の陰極と陽極との間の間隙を飛翔してエネルギーを得る。電子は、タングステンやレニウムのような高原子番号の材料からなる陽極ターゲットに衝突し、電子がそこで減速、散乱する間にX線が発生する。しかし、衝突電子の運動エネルギーのうちの少しだけがX線に変換され、残りのエネルギーは熱に変換される。その結果、ターゲット材料は、電子衝突点で急激に加熱される。熱を散逸又は分散するために、通常は、陽極を真空外囲器内で回転し、陽極ターゲットの電子を受ける側の表面上の高温スポットが広い面積にわたり広げられる。X線生成装置の患者スループットは、このX線管の冷却能力により実質的に制限される。在来のX線断層撮影(CT)用X線管の大半は、最大走査速度として、ワン・セコンド(one−second)走査プロトコルを使用する。回転ターゲットからの効率的な熱の除去は、CTスキャナーのCT用X線管を断続使用する際の主な問題の一つである。
発明の概要
本発明の主な目的は、改良した冷却システムを有する高い患者スループットの高性能X線生成装置を提供することである。
本発明のより特定的な目的は、その構成成分を通じる流体を増加できるX線生成装置を提供することであり、改良した冷却システムを使用して、サブ・セコンド(sub−second)走査プロトコルを使用できる冷却システムを通じて熱伝達が増加される。
本発明のその他の目的は、従来技術のX線生成装置での患者スループット抑制を低減できる改良した冷却システムを有するX線生成装置を提供することである。
上記及び他の目的を達成する本発明のX線生成装置は、それぞれ間隔をあけて配列した電子発生源及び回転陽極ターゲットを有する真空外囲器を付設したハウジング、及び冷却システム、から構成される。冷却システムは、中空遮蔽構造体、冷却ブロック、及び冷却液を循環させる手段及び熱交換器を有する外部冷却ユニット、から構成される。中空遮蔽構造体は、電子発生源と陽極ターゲットとの間に配列され、陽極構造体の熱負荷を低減し、焦点外放射の原因となる後方散乱二次電子を捕獲する。複数のフィン又はピンが、遮蔽構造体の内部に組み入れられ、その熱散逸を増加させる。金属製の発泡体が、フィンとフィンとの間に配置され得る。実施例の一つに従って、中空遮蔽構造体の空洞部に、熱伝導性の発泡体が完全に満たされ得る。冷却ブロックは、回転陽極ターゲットに近接して配列され、それぞれ円形状の平行に配列した複数の隔壁で形成される円形状の平行に配列した複数の溝を有するディスクから構成される。冷却ブロックの平行に配列した溝を通じて冷却液を流すと、流体が減速し、これにより、抵抗損失とこれに関連する圧力降下が低減される。冷却液を循環させるための手段は、中空遮蔽構造体から冷却ブロックのディスクを通じ、ハウジングの内部を通じて熱交換器へ冷却液を送る。
【図面の簡単な説明】
添付の図面は、本明細書に組み入れられ、その一部を構成するものであり、詳細な説明とともに本発明の実施例を図説し、本発明の原理を説明するためのものである。
図1は、本発明のX線生成装置の断面図である。
図2は、図1のX線生成装置の一部破断斜視図である。
図3aは、複数のフィンを組み入れた遮蔽構造体の断面図である。
図3bは、内部に複数のフィンを有し且つフィンとフィンとの間に熱伝導性の発泡体を有する遮蔽構造体の断面図である。
図3cは、複数のピンを組み入れた遮蔽構造体の断面図である。
図3dは、熱伝導性の発泡体を満した遮蔽構造体の断面図である。
図3eは、遮蔽構造体の内壁に連結されるパックベッド構造を形成するために、それぞれ溶接した熱伝導性の球体を満たした遮蔽構造体の断面図である。
図4aは、本発明のX線生成装置の冷却ブロックを有する陽極組立体の断面図である。
図4bは、本発明のX線生成装置の冷却ブロックのAA線断面図である。
図5は、本発明のX線生成装置内の冷却液の循環を示すブロック図である。
発明の詳細な説明
図1に、本発明の改良した冷却システムを組み入れたX線生成装置10を示す。X線生成装置10は、真空外囲器14、及びこれを収容するハウジング12、から構成される。真空外囲器14は、電子発生源16、及び陽極ターゲット20を有する回転陽極組立体18、を含む。真空外囲器14及びハウジング12は、それぞれ、窓15、17を有する。電子発生源16からの電子は、陽極組立体18とともに回転軸19に関して回転する陽極ターゲット20上に衝突し、これにより生成されたX線が窓15、17を通過する。
X線生成装置10の冷却システムは、環状遮蔽構造体22、冷却ブロック27、及び冷却ユニット11、から構成される。ここで、冷却ユニット11は、熱交換器、及びポンプ(図示せず)、から構成され、熱交換器から遮蔽構造体22、次いで冷却ブロック27を通じ、ハウジング12の内部を通じて冷却液を循環させる。
陽極ターゲット20での後方散乱電子を防止し、熱伝達のため、環状遮蔽構造体22は、銅のような熱伝導性の材料からなり、電子発生源16と陽極ターゲット20との間に設けられる。図2に示すように、この遮蔽構造体22は、電子発生源16に面した凹状の上面を有し、陽極ターゲット20に面した平坦な底面を有し、陽極ターゲット20に向けて電子発生源16からの電子を通過させるための円筒状の開口を有する。遮蔽構造体22の内部は、中空となっており、冷却液の通路になっている。陽極ターゲット20は衝突電子により加熱され、この熱が、陽極ターゲット20から真空外囲器14に放射される。遮蔽構造体22は、これを通じて流れる冷却液に熱を伝導させることにより、ターゲットの熱負荷を実質的に低減させる。電子発生源とターゲットとの間に遮蔽構造体を使用する主な設計及び有益性については、本発明の譲受人に譲渡される米国特許出願第08/660617号「熱伝達デバイス付きX線生成装置」に開示されている。
遮蔽構造体の冷却性能を高め、熱伝達面積を増加させるために、図3aに示す実施例に従って、複数のフィン32が遮蔽構造体22の内部に設けられる。フィンとフィンとの間の空間には、図3bに示すように、銅の発泡体33のような金属製の発泡体が満たされ得る。また、図3aに示すように、フィンのディスクの外面に「ナーリング(knurling)」又は凹凸34が設けられ得る。発泡体やナーリングは、接液面積を増加させることにより熱伝達率を増加し、核沸騰サイト数を増加する。また、熱伝達速度は、接液面を砂吹きして、粗い表面を形成し、付加的な接液面と核沸騰サイトとを得ることによっても増加できる。
フィンは、図3cに示すようなピン35を形成するように、軸方向にスリットされ得る。図3dに示す他の実施例に従って、遮蔽構造体22によって形成される中空の空洞部全体に、金属製の発泡体33を満たし得る。金属製の発泡体33は、好適に、銅製であり、遮蔽構造体22の内面に溶接される。
その他の実施例に従って、図3eに示すように、遮蔽構造体22の空洞部には、熱伝導性の材料からなり、好適に、遮蔽構造体の内壁に溶接されて取り付けられ、それぞれパックベッド(pack bed)36を形成するように溶接した球体を満たし得る。
遮蔽構造体22は、凹状の上面21とその中央の開口端部に接するところでの二次電子射突によっても加熱される。装置10の性能をさらに高めるために、選択的なコーティングが、遮蔽構造体22になされ得る。凹状の上面21は、効果的に電子を収集するために、低い原子番号を有する材料でコーティングされ得る。底面23は、ターゲット20からの熱伝達を増加させるために、高い吸収性を有する材料でコーティングされ得る。
図2に示すように、陽極ターゲット20は、陽極組立体18(図1に示す)の後方側に配列される冷却ブロック27に向けて後方に張り出したフィン25を有する。冷却ブロック27は、これを通じて流れる冷却液によって冷却され、前方に張り出した張出し部28が設けられる。陽極ターゲット20が回転すると、陽極ターゲットのフィン22は、冷却ブロック27から前方に張り出したそれぞれの張出し部28の間を通過し、陽極組立体18から冷却ブロック27への熱伝達を増加させる。図4aに示すように、冷却ブロック27が、陽極組立体18の後方に配列される。図4bに示すように、冷却ブロック27は、冷却液配分用の円形状の隔壁によって形成される多数の平行な流路から構成される。このような同軸の円形状の流路内の冷却液の配分は、冷却ブロック27を通じる冷却液圧力降下を低減し、これにより、遮蔽構造体22を通じる流量が増加され、冷却システム全体を通じて熱伝達が増加される。
回転陽極組立体18は、全金属製の接地した外部構造体30で囲われる。フィン25と冷却ブロックの張出し部との間の距離が小さすぎて陽極組立体の高電圧に耐えられないので、二端に高電圧を印加する従来技術のX線生成装置では、陽極の冷却が妨げられる。陽極組立体は接地され、陽極ターゲット20は、冷却ブロック27へ熱を放射するように、より大きい表面積を有する。陽極を接地することには、ターゲット表面から離れ、遮蔽構造体22に収集される後方散乱電子の量が著しく増加し、陽極及び窓が吸収しなければならない熱量が低減され、焦点外放射の量が低減される、という利点がある。捨てられてしまうエネルギー全部のうちの40%程度が接地した陽極管の遮蔽構造体22により収集され、これと比較して、中央部分が金属製の二端印加式のX線管では15%であり、ガラス製の外囲器を有するX線管では0%である。陽極を接地することには、高電圧がX線管の陰極の領域に限定される、という他の利点がある。高い負の電圧40を陰極の領域に印加するための手段が、電子発生源16と陽極ターゲット20との間に強い電場を形成し、電子発生源16から放射した電子を陽極ターゲット20に向けて加速する。
CT用X線生成装置の大半では、鉱物性のオイルが熱伝達媒体として使用される。この種のオイルは、その沸点以上の温度になると劣化し、冷却システム内の高温表面に堆積する。この堆積物質は、表面の冷却性能に悪影響を及ぼす。本発明に従って、水性溶液からなる冷却液や合成冷却液が、X線管やそのハウジング内の無堆積冷却を容易に行うために使用される。本発明に従って利点的に使用され得る冷却液の例としては、“SylTherm”(商標)(Dow Chemical Company)(変性ポリジメチルシロキサン水)、グリコール混合水、“Flourinert”(商標)(3M)電子冷却液がある。
図5に、図1及び2のX線生成装置を効率的に冷却する本発明に従った冷却液の循環を示す。ハウジング12からの高温冷却液は、外部冷却ユニット11へと導かれる。本発明に使用できる在来の外部冷却ユニットは、熱交換器、及び冷却液をX線管のハウジング内を循環させるためのポンプ、から構成される。冷却した冷却液は、まず、遮蔽構造体22の内部へ導かれる。陽極ターゲット20からの熱を受ける遮蔽構造体22からの熱を吸収した後、冷却液は、陽極組立体18の後方側に配列した冷却ブロック27のディスクの複数の円形状の溝に向けられ、前方に張り出した張出し部を冷却し、これを通じて、熱が、陽極組立体18から伝達される。その後、冷却液は、ハウジング12内を循環し、外部冷却ユニット11へ向けられる。
上説した実施例は、本発明の図説を意図としたものであり、本発明はこれら実施例に限定されない。異なった変更物及び変形物が、本発明の精神の範囲内で可能である。本発明に従った新規な特徴を組み入れたX線生成装置は、1×106から2×106ジュールの高エネルギープロトコルで作動でき、患者スループットをさらに向上する。このような変更物及び変形物の全ては、当業者には明らかであり、本発明の範囲内にある。
Claims (12)
- X線生成装置であって、
ハウジング、
前記ハウジング内に配列した真空外囲器、
電子を生成するための電子発生源であって、前記真空外囲器内に配列される、電子発生源、
X線を発生させるための回転陽極ターゲットであって、前記電子発生源から間隔をあけて前記真空外囲器内に配列される、回転陽極ターゲット、
前記回転陽極ターゲットへ電子を通過させるための開口を有し、前記回転陽極ターゲットと前記電子発生源との間に配列される中空遮蔽構造体、
前記電子発生源と前記回転陽極ターゲットとの間に電場を形成するための電圧源、
前記回転陽極ターゲットを囲む電気伝導性の外部構造体であって、前記陽極ターゲットを接地電位に維持するために接地される、電気伝導性の外部構造体、
前記回転陽極ターゲットの後方側に近接して配列した冷却ブロックであって、複数の円形状の溝から成り、前記溝が、複数の円形状の隔壁によって仕切られ、冷却液が、前記溝を通じて流れる、冷却ブロック、及び
前記ハウジングの外部に配列した熱交換器、及び冷却液を前記熱交換器から前記遮蔽構造体を介して前記冷却ブロックへ循環させ、前記冷却ブロックから前記ハウジングを通じて前記熱交換器へと戻すための手段、を有する外部冷却ユニット、
から成るX線生成装置。 - 前記回転陽極ターゲットが、前記冷却ブロックに向けて後方に張り出したフィンを有し、
前記冷却ブロックが、前記ターゲットに向けて前方に張り出した張出し部を有し、
前記陽極ターゲットが回転すると、前記ターゲットのフィンが、前記張出し部の間を通過し、熱が、前記張出し部を通じて前記冷却ブロックから伝達される、ところの請求項1のX線生成装置。 - 前記中空遮蔽構造体が、熱伝導性の材料からなり、
前記中空遮蔽構造体が、前記電子発生源に面した凹状の上面、前記陽極ターゲットに面した平坦な底面、及び前記遮蔽構造体の内部に配列した複数のフィン、から成る、
ところの請求項1のX線生成装置。 - 前記遮蔽構造体が、前記遮蔽構造体の前記フィンの間に配列される金属製の発泡体、からさらに成る、
ところの請求項3のX線生成装置。 - 前記遮蔽構造体が、好適に、銅からなり、
前記フィンが、好適に、銅からなる、
ところの請求項4のX線生成装置。 - 前記中空遮蔽構造体が、凹状の上壁、平坦な底壁、及び前記凹状の上壁から前記平坦な底壁に向けて張り出した複数のピン、から成り、
前記遮蔽構造体及びピンが、熱伝導性の材料からなる、
ところの請求項2のX線生成装置。 - 前記中空遮蔽構造体が、それらの間を溶接し、前記遮蔽構造体の内壁に連結される複数の金属製の球体で満たされる、
ところの請求項2のX線生成装置。 - X線生成装置であって、
真空外囲器、
X線を発生させるための陽極回転ターゲットであって、前記真空外囲器内に配列される、回転陽極ターゲット、
前記回転陽極ターゲットを囲む電気伝導性の外部構造体であって、前記陽極ターゲットを接地電位に維持するために接地される、電気伝導性の外部構造体、
電子を生成するための電子発生源であって、前記陽極ターゲットから間隔をあけて配列される、電子発生源、
前記回転陽極ターゲットと前記電子発生源との間に配列され、熱伝導性の発泡体で充填される中空遮蔽構造体であって、前記電子発生源からの電子を通過させて前記回転陽極ターゲットへ到達させるための開口を有する、中空遮蔽構造体、
前記回転陽極ターゲットの後方側に近接して配列される冷却ブロックであって、それらの間を複数の隔壁で仕切られた複数の円形状の溝を有するディスクから成る、冷却ブロック、及び
熱交換器、及び冷却液を前記熱交換器から前記遮蔽構造体を介して前記冷却ブロックへ循環させ、前記冷却ブロックから前記ハウジングを通じて前記熱交換器へと戻すための手段、から成る冷却液循環システム、
から成るX線生成装置。 - 前記冷却液が、好適に、水性液である、ところの請求項8のX線生成装置。
- 前記遮蔽構造体が、熱伝導性の材料からなり、
前記遮蔽構造体が、前記電子発生源に面した凹状の上面、及び前記陽極ターゲットに面した平坦な底面、から成る、
ところの請求項9のX線生成装置。 - X線生成装置であって、
ハウジング、
前記ハウジング内に配列した真空外囲器、
X線を発生させるための回転陽極ターゲットであって、前記真空外囲器内に配列される、回転陽極ターゲット、
電子を生成するための電子発生源であって、前記陽極ターゲットから間隔をあけて配列される、電子発生源、及び
冷却システムであって、
前記回転陽極ターゲットと前記電子発生源との間に配列され、前記電子発生源からの電子を前記回転陽極ターゲットへ通過させるための開口を有する、熱伝導性の遮蔽構造体、
前記回転陽極ターゲットに隣接して配列され、冷却液が受け入れる少なくとも一つの流体通路を含む冷却ブロック、及び
熱交換器と、冷却液を、少なくとも前記熱交換器と前記遮蔽構造体と前記冷却ブロックの少なくとも一つの流体通路との間で、さらに前記ハウジング内部を通過させて循環するポンプとを有する、前記ハウジングの外部に配列された外部冷却ユニット、
から成る、
ところの冷却システム、から成るX線生成装置。 - 前記遮蔽構造体が、前記冷却液を通過させるための空洞部を有する、ところの請求項11のX線生成装置。
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