JP2002334256A - クーポン提供システム及び方法、サーバ装置、並びにプログラム - Google Patents

クーポン提供システム及び方法、サーバ装置、並びにプログラム

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JP2002334256A
JP2002334256A JP2001140609A JP2001140609A JP2002334256A JP 2002334256 A JP2002334256 A JP 2002334256A JP 2001140609 A JP2001140609 A JP 2001140609A JP 2001140609 A JP2001140609 A JP 2001140609A JP 2002334256 A JP2002334256 A JP 2002334256A
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coupon
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Suenobu Honda
季伸 本田
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  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品の供給者が自己の供給する商品に関する
商品情報を効果的に提供することができると共に、商品
の需要者が提供を受けたい商品情報を容易に得ることが
できるようにする。 【解決手段】 消費者端末2からサーバ装置1には、消
費者がどの事業者が提供するどのクーポンを欲しいかと
いった希望条件が送られる。サーバ装置1から事業者端
末3には、この希望条件が事業者毎に仕分けされて、事
業者毎に作成されるページ上で提供される。事業者端末
3からサーバ装置1には、送られてきた希望条件に応じ
て事業者が選択したクーポンが送られる。サーバ装置1
から消費者端末2には、このクーポンが消費者毎に仕分
けされて、消費者毎に作成されるページ上で提供され
る。消費者端末2に送られたクーポンは、その消費者が
買い物するときに事業者に使用され、そのクーポンの使
用を示す情報が事業者端末3からサーバ装置1に送られ
て、履歴として登録される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品の供給者から
商品の需要者にクーポンを提供するのに好適なクーポン
提供システム等に関する。
【0002】
【従来の技術】商品(無形のサービスを含む。以下、同
じ)の供給者である事業者は、多くの消費者が商品を購
入してくれることを望んでいる。一方、商品の需要者で
ある消費者は、より有利な条件で商品を購入することを
望んでいる。このような両者の要求を満たすためのもの
として、従来より商品の値段を割り引いたり、何らかの
サービスを付加したりする特典を付与したクーポンが使
われている。
【0003】このようなクーポンは、従来、折り込み広
告や雑誌広告などに掲載したり、事業者の店舗に来店し
た者に配布するなどの方法で提供されていた。これに対
して、近年のインターネットの普及に伴って、インター
ネット上のホームページを利用して事業者から消費者に
クーポンが提供されるようになり、消費者にとってクー
ポンの取得が容易になってきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、インターネ
ット上のホームページは、誰でもアクセスすることがで
きるということができる反面、消費者が本当に望んでい
るクーポンを提供している事業者のホームページを探し
出すのは必ずしも容易ではない。また、事業者にとって
も、提供しているクーポンの取得を望む消費者を、自己
のホームページまで誘導するのは必ずしも容易ではな
い。
【0005】また、どのような者からアクセスされた場
合であっても、通常はホームページの内容は一律であ
り、得意客とそうでない者とで提供するクーポンの内容
を変えることができなかった。これに対して、事業者の
顧客として登録された消費者専用のページを設けること
で、このページ上で内容の異なるクーポンを提供するこ
ともできる。しかしながら、自己の情報が詳細に事業者
に知られてしまうことは消費者にとって望ましいことで
はなく、このようなページを利用することの妨げともな
っていた。
【0006】本発明は、商品の供給者が自己の供給する
商品のクーポンを効果的に提供することができると共
に、商品の需要者が提供を受けたいクーポンを容易に得
ることができるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の観点にかかるクーポン提供システム
は、商品の需要者がそれぞれ利用する複数の第1の端末
装置と、商品の供給者であって、供給する商品のクーポ
ンを提供する者がそれぞれ利用する複数の第2の端末装
置と、前記第1、第2の端末装置に通信ネットワークを
介して接続されたサーバ装置とを備え、前記サーバ装置
は、商品の需要者による商品の供給者に対するクーポン
の提供の希望を、前記第1の端末装置のそれぞれから受
信する希望受信手段と、前記希望受信手段が受信したク
ーポンの提供の希望を、商品の供給者別に分類して蓄積
する希望分類手段と、前記希望分類手段が商品の供給者
別に分類して蓄積したクーポンの提供の希望を、それぞ
れ対応する商品の供給者の第2の端末装置に前記通信ネ
ットワークを介して送信する供給者別希望送信手段と、
前記供給者別希望送信手段から送信された商品の供給者
別のクーポンの提供の希望に対して商品の供給者が指定
したクーポンを、前記第2の端末装置のそれぞれから受
信する指定クーポン受信手段と、前記指定クーポン受信
手段が受信したクーポンを、商品の需要者別に分類して
蓄積するクーポン分類手段と、前記クーポン分類手段が
分類したクーポンを、それぞれ対応する商品の需要者の
第1の端末装置に前記通信ネットワークを介して送信す
る需要者別クーポン送信手段とを備え、前記第1の端末
装置はそれぞれ、商品とその供給者とを指定したクーポ
ンの提供の希望を、商品の需要者の操作に従って入力す
る入力手段と、前記入力手段から入力されたクーポンの
提供の希望を前記通信ネットワークを介して前記サーバ
装置に送信し、前記希望受信手段に受信させる希望送信
手段と、前記需要者別クーポン送信手段から送信された
商品の需要者別のクーポンを受信する需要者別クーポン
受信手段と、前記需要者別クーポン受信手段が受信した
クーポンを出力するクーポン出力手段とを備え、前記第
2の端末装置はそれぞれ、前記供給者別希望送信手段か
ら送信された商品の供給者別のクーポンの提供の希望を
受信する供給者別希望受信手段と、前記供給者別希望受
信手段が受信したクーポンの提供の希望に対して、商品
の供給者が各商品の需要者に提供するクーポンを指定す
るクーポン指定手段と、前記クーポン指定手段によって
指定されたクーポンを前記通信ネットワークを介して前
記サーバ装置に送信する指定クーポン送信手段とを備え
ることを特徴とする。
【0008】上記クーポン提供システムでは、商品の需
要者は、提供を受けたいクーポンについての希望を第1
の端末装置から入力して、サーバ装置に送信すること
で、真に提供を受けたいクーポンを容易に得ることがで
きるようになる。一方、商品の供給者も、クーポンの提
供の希望に対してクーポンを指定して提供できるので、
自己が供給する商品のクーポンの提供を欲する者に絞っ
てクーポンを提供することができ、相手に応じて適切な
内容のクーポンを選んで提供することができる。
【0009】上記クーポン提供システムにおいて、前記
クーポン出力手段から出力されたクーポンは、対応する
クーポンの提供の希望を特定可能な識別情報を付したも
のとすることができる。この場合、前記第2の端末装置
はそれぞれ、前記クーポン出力手段から出力されたクー
ポンを使用して商品の需要者が商品を購入した場合に、
該クーポンに付された識別情報を入力する識別情報入力
手段と、前記識別情報入力手段から入力された識別情報
を前記通信ネットワークを介して前記サーバ装置に送信
する識別情報送信手段とをさらに備えるものとすること
ができ、前記サーバ装置は、前記識別情報送信手段から
送信された識別情報を受信する識別情報受信手段と、前
記識別情報受信手段が受信した識別情報に従って、対応
するクーポンの提供の希望に基づいて提供されたクーポ
ンが使用された旨を履歴として蓄積する使用履歴蓄積手
段とをさらに備えるものとすることができる。
【0010】これらの構成をさらに備えることにより、
商品の供給者は、クーポンの使用の履歴に応じて提供す
るクーポンを選ぶことが可能となる。
【0011】上記目的を達成するため、本発明の第2の
観点にかかるクーポン提供方法は、商品の需要者がそれ
ぞれ利用する複数の第1の端末装置と、商品の供給者で
あって、供給する商品のクーポンを提供する者がそれぞ
れ利用する複数の第2の端末装置とに通信ネットワーク
を介して接続されたコンピュータ装置が、商品の需要者
による商品の供給者に対するクーポンの提供の希望を、
前記第1の端末装置のそれぞれから前記通信ネットワー
クを介して受信するステップと、受信したクーポンの提
供の希望を、商品の供給者別に分類して記憶手段内に蓄
積するステップと、分類して蓄積したクーポンの提供の
希望を、それぞれ対応する商品の供給者の第2の端末装
置に前記通信ネットワークを介して送信するステップ
と、送信した商品の供給者別のクーポンの提供の希望に
対して商品の供給者が指定したクーポンを、前記第2の
端末装置のそれぞれから前記通信ネットワークを介して
受信するステップと、前記第2の端末装置のそれぞれか
ら受信したクーポンを、商品の需要者別に分類して記憶
手段内に蓄積するステップと、分類したクーポンを、そ
れぞれ対応する商品の需要者の第1の端末装置に前記通
信ネットワークを介して送信するステップとを含むこと
を特徴とする。
【0012】上記目的を達成するため、本発明の第3の
観点にかかるサーバ装置は、商品の需要者がそれぞれ利
用する複数の第1の端末装置と、商品の供給者であっ
て、供給する商品のクーポンを提供する者がそれぞれ利
用する複数の第2の端末装置とに通信ネットワークを介
して接続され、商品の需要者による商品の供給者に対す
るクーポンの提供の希望を、前記第1の端末装置のそれ
ぞれから前記通信ネットワークを介して受信する希望受
信手段と、前記希望受信手段が受信したクーポンの提供
の希望を、商品の供給者別に分類して蓄積する希望分類
手段と、前記希望分類手段が商品の供給者別に分類して
蓄積したクーポンの提供の希望を、それぞれ対応する商
品の供給者の第2の端末装置に前記通信ネットワークを
介して送信する供給者別希望送信手段と、前記供給者別
希望送信手段から送信された商品の供給者別のクーポン
の提供の希望に対して商品の供給者が指定したクーポン
を、前記第2の端末装置のそれぞれから前記通信ネット
ワークを介して受信する指定クーポン受信手段と、前記
指定クーポン受信手段が受信したクーポンを、商品の需
要者別に分類して蓄積するクーポン分類手段と、前記ク
ーポン分類手段が分類したクーポンを、それぞれ対応す
る商品の需要者の第1の端末装置に前記通信ネットワー
クを介して送信する需要者別クーポン送信手段とを備え
ることを特徴とする。
【0013】上記サーバ装置において、前記需要者別ク
ーポン送信手段から送信されたクーポンは、対応するク
ーポンの提供の希望を特定可能な識別情報を付したもの
とすることができる。この場合において、上記サーバ装
置は、前記需要者別クーポン送信手段を受信した第1の
端末装置から出力されたクーポンを使用して商品の需要
者が商品を購入した場合に、使用されたクーポンの識別
情報を当該商品の供給者の第2の端末装置から受信する
識別情報受信手段と、前記識別情報受信手段が受信した
識別情報に従って、対応するクーポンの提供の希望に基
づいて提供されたクーポンが使用された旨を履歴として
蓄積する使用履歴蓄積手段とをさらに備えるものとする
ことができる。
【0014】ここで、前記識別情報受信手段が受信した
識別情報に従って、対応するクーポンを使用した商品の
需要者に所定の特典を付与する特典付与手段をさらに備
えるものとすることができる。
【0015】さらに、前記供給者別希望送信手段は、ク
ーポンの提供の希望のそれぞれに、対応する商品の需要
者について前記使用履歴蓄積手段に蓄積された履歴を対
応付けて前記第2の端末装置に送信するものとしてもよ
い。
【0016】上記サーバ装置において、前記供給者別希
望送信手段は、前記第2の端末装置のいずれかからの要
求に従って、当該要求元の第2の端末装置に対応する商
品の供給者について前記希望分類手段が分類したクーポ
ンの提供の希望を情報として含む個別ページを作成し
て、当該要求元の第2の端末装置に送信するものであっ
てもよい。
【0017】この場合において、上記サーバ装置は、前
記第2の端末装置のそれぞれから前記要求がされた日時
を記憶する最終日時記憶手段をさらに備えるものとする
ことができ、前記個別ページは、要求元の第2の端末装
置からの前回の要求よりも後に前記希望分類手段によっ
て分類されたクーポンの提供の希望を情報として含むも
のとすることができる。
【0018】また、上記サーバ装置において、前記需要
者別クーポン送信手段は、前記第1の端末装置のいずれ
かからの要求に従って、当該要求元の第1の端末装置に
対応する商品の需要者について前記クーポン分類手段が
分類したクーポンを情報として含む個別ページを作成し
て、当該要求元の第1の端末装置に送信するものであっ
てもよい。
【0019】この場合において、上記サーバ装置は、前
記第1の端末装置のそれぞれから前記要求がされた日時
を記憶する最終日時記憶手段をさらに備えるものとする
ことができ、前記個別ページは、要求元の第1の端末装
置からの前回の要求よりも後に前記クーポン分類手段に
よって分類されたクーポンを情報として含むものとする
ことができる。
【0020】上記目的を達成するため、本発明の第4の
観点にかかるプログラムは、商品の需要者がそれぞれ利
用する複数の第1の端末装置と、商品の供給者であっ
て、供給する商品のクーポンを提供する者がそれぞれ利
用する複数の第2の端末装置とに通信ネットワークを介
して接続されたコンピュータ装置を、商品の需要者によ
る商品の供給者に対するクーポンの提供の希望を、前記
第1の端末装置のそれぞれから前記通信ネットワークを
介して受信する希望受信手段、前記希望受信手段が受信
したクーポンの提供の希望を、商品の供給者別に分類し
て蓄積する希望分類手段、前記希望分類手段が商品の供
給者別に分類して蓄積したクーポンの提供の希望を、そ
れぞれ対応する商品の供給者の第2の端末装置に前記通
信ネットワークを介して送信する供給者別希望送信手
段、前記供給者別希望送信手段から送信された商品の供
給者別のクーポンの提供の希望に対して商品の供給者が
指定したクーポンを、前記第2の端末装置のそれぞれか
ら前記通信ネットワークを介して受信する指定クーポン
受信手段、前記指定クーポン受信手段が受信したクーポ
ンを、商品の需要者別に分類して蓄積するクーポン分類
手段、及び、前記クーポン分類手段が分類したクーポン
を、それぞれ対応する商品の需要者の第1の端末装置に
前記通信ネットワークを介して送信する需要者別クーポ
ン送信手段として機能させることを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の実施の形態について説明する。
【0022】図1は、この実施の形態にかかるクーポン
提供システムの構成及び全体的な情報の流れを示す図で
ある。このクーポン提供システムは、事業者から消費者
にクーポンを個別に提供するために用いられるものであ
り、図示するように、サーバ装置1と、消費者端末2
と、事業者端末3とから構成される。消費者端末2及び
事業者端末3は、インターネット4を介してサーバ装置
1に接続される。消費者端末2及び事業者端末3は、図
では1つずつ示しているが、実際には複数ある。
【0023】消費者端末2からサーバ装置1には、消費
者がどの事業者が提供するどのクーポンを欲しいかとい
った条件(以下、希望条件)が送られる。サーバ装置1
から事業者端末3には、この希望条件が事業者毎に仕分
けされて、事業者毎に作成されるページ(以下、事業者
個別ページ)上で提供される。各事業者について新たな
希望条件が送られてきた旨は、電子メールでサーバ装置
1から事業者端末3に通知される。
【0024】事業者端末3からサーバ装置1には、送ら
れてきた希望条件に応じたクーポンが送られる。サーバ
装置1から消費者端末2には、このクーポンが消費者毎
に仕分けされて、消費者毎に作成されるページ(以下、
消費者個別ページ)上で提供される。消費者端末2に送
られたクーポンは、その消費者が買い物するときに事業
者に使用され、そのクーポンの使用を示す情報が事業者
端末3からサーバ装置1に送られる。
【0025】次に、上記のクーポン提供システムを構成
する各装置の詳細な構成について説明する。
【0026】図2は、サーバ装置1の構成を示すブロッ
ク図である。サーバ装置1は、CPU、主記憶装置、補
助記憶装置及び通信装置を備え、所定のプログラムが動
作する汎用コンピュータ装置によって構成され、図示す
るように、通信処理部11、消費者端末管理部12、事
業者端末管理部13及び記憶部14の各機能を備えてい
る。記憶部14には、消費者情報データベース15と事
業者情報データベース16とが含まれている。
【0027】通信処理部11は、インターネット4を介
して消費者端末2及び事業者端末3と情報のやりとりを
行う。消費者情報管理部12は、消費者端末2から送ら
れてくる各種の情報を処理して消費者情報データベース
15及び事業者情報データベース16に登録すると共
に、消費者情報データベース15及び事業者情報データ
ベース16に登録された情報に基づいて、消費者端末2
に送信すべき消費者個別ページを生成する。また、消費
者端末2からクーポンの希望条件が送られてきたとき
に、その旨を事業者端末管理部13に通知する。
【0028】事業者端末管理部13は、事業者端末3か
ら送られてくる各種の情報を処理して消費者情報データ
ベース15及び事業者情報データベース16に登録する
と共に、消費者情報データベース15及び事業者情報デ
ータベース16に登録された情報に基づいて、事業者端
末3に送信すべき事業者個別ページを生成する。また、
消費者端末管理部12からの通知に基づいて、新たな希
望条件の登録があったことを示すメールを生成して、通
信処理部11から事業者端末3に送信させる。
【0029】消費者情報データベース15は、このシス
テムが提供するサービスの利用者として登録した消費者
に関する情報、及び消費者個別ページの作成のために必
要な情報を記憶するデータベースである。消費者情報デ
ータベース15は、図3(a)に示す消費者登録テーブ
ル15aと、図3(b)に示す消費者別テーブル15b
とを有している。消費者別テーブル15bは、消費者毎
に用意されている。
【0030】消費者登録テーブル15aに登録される各
レコードは、消費者コード、IPアドレス、氏名、その
他の消費者情報(・・・)、獲得ポイント、最終アクセ
ス、及び消費者別テーブルのアドレスの項目から構成さ
れており、消費者別に1レコードとなっている。消費者
コードは、各消費者に固有のコードであり、当該消費者
がこのシステムで提供するサービスの利用者として登録
したときに、発行されるものである。IPアドレスは、
当該消費者が有する消費者端末2のIPアドレスであ
る。氏名は、消費者の氏名である。その他の情報として
は、住所や電話番号、メールアドレスなどの消費者に関
する情報が該当する。
【0031】獲得ポイントは、このサービスによって消
費者に提供されたクーポンが事業者の店舗で使用される
ことによって、その使用の度合いによって各消費者に付
与されたポイントである。最終アクセスは、各消費者が
自己の消費者端末2からサーバ装置1にアクセスした最
終の日時を示す。消費者別テーブルアドレスは、各消費
者について用意された消費者テーブルの先頭アドレスを
示す。
【0032】消費者別テーブル15bに登録される各レ
コードは、条件コード、事業者コード、商品コード、ク
ーポンコード、登録日時及び使用済みフラグ(Use
d)の項目から構成されており、消費者が1つのクーポ
ンに対して与えた希望条件を受信する度に新たなレコー
ドが作成される。条件コードは、希望条件毎に固有のコ
ードであり、消費者端末2から希望条件を受信したとき
に発行される。事業者コードは、消費者が希望するクー
ポンを提供する事業者のコードである。商品コードは、
消費者がクーポンの提供を希望する商品のコードであ
る。
【0033】クーポンコードは、希望条件に従って事業
者が選択したクーポンのコードである。登録日時は、事
業者端末3から希望条件に従って選択したクーポンに関
する情報を受信して、クーポンコードを登録したときの
日時を示す。使用済みフラグは、消費者がクーポンを使
用して買い物を行ったときに、事業者端末3から送られ
てくる識別コードに従ってセットされるフラグである。
【0034】事業者情報データベース16は、このシス
テムが提供するサービスの利用者として登録した事業者
に関する情報、及び事業者個別ページの作成のために必
要な情報を記憶するデータベースである。事業者情報デ
ータベース16は、図4(a)に示す事業者登録テーブ
ル16aと、図4(b)に示す事業者別クーポンテーブ
ル16bと、図4(c)に示す事業者別条件テーブル1
6cとを有している。事業者別クーポンテーブル16b
と事業者別条件テーブル16cとは、事業者毎に用意さ
れている。
【0035】事業者登録テーブル16aに登録される各
レコードは、事業者コード、IPアドレス、事業者名、
電子メールアドレス(e-mail)、その他の事業者情報
(・・・)、事業者別クーポンテーブルアドレス、最終
アクセス、及び事業者別条件テーブルの項目から構成さ
れており、事業者別に1レコードとなっている。事業者
コードは、各事業者に固有のコードであり、当該事業者
がこのシステムで提供するサービスの利用者として登録
したときに、発行されるものである。電子メールアドレ
スは、各事業者の事業者端末2に電子メールを送信する
ためのアドレスである。その他の情報としては、住所や
電話番号などの事業者に関する情報が該当する。
【0036】事業者別クーポンテーブルアドレスは、各
事業者について用意された事業者別クーポンテーブルの
先頭アドレスを示す。最終アクセスは、各事業者が自己
の事業者端末3からサーバ装置1にアクセスした最終の
日時を示す。事業者別条件テーブルアドレスは、各事業
者について用意された事業者別条件テーブルの先頭アド
レスを示す。
【0037】事業者別クーポンテーブル16bに登録さ
れる各レコードは、商品コード、商品名、クーポンコー
ド、及びクーポンの項目から構成されており、事業者が
発行可能なクーポン毎に1レコードとなっている。同じ
商品であってもクーポンの種類が異なれば、別々のレコ
ードが作成される。商品コードは、事業者がクーポンの
発行対象として指定した商品に固有のコードを、商品名
は、当該商品の商品名を示す。クーポンコードは、事業
者が発行対象としているクーポン毎に固有のコードであ
り、クーポンは、当該クーポンを作成するために情報
(割引率、有効期限)などを含む。
【0038】事業者別条件テーブル16cに登録される
各レコードは、条件コード及び登録日時の項目から構成
されている。条件コードは、消費者別条件テーブル15
bにその事業者の事業者コードが登録されている場合
に、それに対応した条件コードと同じものが登録され
る。登録日時は、消費者端末2から希望条件を受信し
て、条件コードを登録したときの日時を示す。
【0039】図5は、図1の消費者端末2の構成を示す
ブロック図である。消費者端末2は、パーソナルコンピ
ュータやPDA(Personal Digital Assistants)によ
って構成され、図示するように、通信処理部21、入力
部22、表示部23及び印刷部24の各機能を備えてい
る。各部の機能は、汎用のブラウザソフト及び消費者個
別ページに埋め込まれたプログラムとの協働によって構
築されるものであってもよい。
【0040】通信処理部21は、インターネット4を介
してサーバ装置1と情報のやりとりを行う。入力部22
は、消費者が操作することによって、クーポンの希望条
件を入力したり、表示されたクーポンから印刷すべきク
ーポンを指定したりする。表示部23は、サーバ装置1
から送られてきた消費者個別ページを表示する。印刷部
24は、入力部22によって指定されたクーポンを用紙
上に印刷して出力する。
【0041】図6は、表示部22に表示される消費者個
別ページの例を示す。消費者個別ページは、図6(a)
に示すトップページと、図6(b)に示す希望条件入力
ページと、図6(c)に示すクーポン表示ページとから
構成される。希望条件入力ページとクーポン表示ページ
とには、トップページからリンクが貼られており、消費
者は、入力部22の操作によりトップページ上で所望の
処理を選択する。
【0042】トップページは、消費者端末2がサーバ装
置1にログインしたときに最初に送られてくるページで
あり、希望条件の入力の処理と、希望条件に従って事業
者が選択したクーポンの表示の処理とのうちの所望の処
理を消費者が選択できるようになっている。希望条件入
力ページは、事業者登録テーブル16aに登録された事
業者のうちから所望の事業者と、該事業者がクーポンの
発行対象としている商品として事業者クーポンテーブル
16bに登録された商品のうちから所望の商品とを選択
して消費者が希望するクーポンの条件を入力し、サーバ
装置1への送信を指示できるようになっている。
【0043】クーポン表示ページは、事業者の選択に従
って消費者別テーブル15bにクーポンコードが登録さ
れたクーポンのうちで、その登録日時が最終アクセス日
時以降であるものを並べて表示するようになっている。
表示される各クーポンに対応して印刷するかどうかを指
定するチェックボックスを有しており、チェックしたク
ーポンの印刷を指示できるようになっている。また、ク
ーポン表示ページに表示される各クーポンには識別コー
ドが付されているが、この識別コードは、消費者情報デ
ータベース15及び事業者情報データベース16に登録
されている条件コードに従って付与されるものである。
【0044】図7は、図1の事業者端末3の構成を示す
ブロック図である。事業者端末3は、パーソナルコンピ
ュータやワークステーションによって構成され、図示す
るように、通信処理部31、入力部32、表示部33及
びクーポン入力部34の各機能を備えている。各部の機
能は、汎用のブラウザソフト及び消費者個別ページに埋
め込まれたプログラムとの協働によって構築されるもの
であってもよい。
【0045】通信処理部31は、インターネット4を介
してサーバ装置1と情報のやりとりを行う。入力部32
は、事業者(その従業者を含む)の操作によって消費者
から送られてきた希望条件に対してクーポンを選択す
る。表示部33は、サーバ装置1から送られてきた事業
者個別ページを表示する。クーポン入力部34は、用紙
上に印刷されたクーポンに記載された識別コードを読み
取って入力する。
【0046】図8は、表示部33に表示される事業者個
別ページの例を示す。事業者個別ページは、図8(a)
に示すトップページと、図8(b)に示すクーポン選択
ページと、図8(c)に示す使用クーポン入力ページと
から構成される。クーポン選択ページと使用クーポン入
力ページとには、トップページからリンクが貼られてお
り、事業者は、入力部32の操作によりトップページ上
で所望の処理を選択する。
【0047】トップページは、事業者端末3がサーバ装
置1にログインしたときに最初に送られてくるページで
あり、消費者が入力した希望条件に対するクーポンの選
択の処理と、消費者が買い物時に持参して使用したクー
ポンに関する情報の入力の処理とのうちの所望の処理を
消費者が選択し、サーバ装置1への送信を指示できるよ
うになっている。使用クーポン入力ページは、消費者が
持参して使用したクーポンに付された識別コードと、ク
ーポンを使用して購入した商品の購入価格とを入力でき
るようになっている。識別コードは、事業者が入力部3
2を操作して入力する他、クーポン入力部34で読み取
って入力することができる。
【0048】以下、この実施の形態にかかるクーポン提
供システムにおける動作について説明する。まず前提と
して、このシステムで提供するサービスを利用する消費
者及び事業者は、サーバ装置1に登録を行っておく必要
がある。消費者が登録を行おうとする場合には、消費者
端末2からサーバ装置1に消費者の氏名その他の情報を
送信することで、消費者コードの発行と共に消費者登録
テーブル15aに新たなレコードが作成され、消費者別
テーブル15bに新たな表が作成される。
【0049】一方、事業者が登録を行おうとする場合に
は、事業者端末3からサーバ装置1に事業者名その他の
情報、さらに当該事業者が扱う商品及び提供するクーポ
ンに関する情報を送信することで、事業者コードの発行
と共に事業者登録テーブル16aに新たなレコードが作
成され、事業者別クーポンテーブル16b及び事業者別
条件テーブル16cに新たな表が作成される。事業者別
クーポンテーブル16bには、事業者が情報を送ってき
た商品及びクーポンが登録される。このような登録に基
づいて、次のような処理が行われる。
【0050】図9は、消費者端末2における処理を示す
フローチャートである。まず、通信処理部21からイン
ターネット4を介してサーバ装置1にログイン要求を送
信し、該要求に対するサーバ装置1側の処理(後述)を
経てサーバ装置1にログインする(ステップS10
1)。そして、ログインに伴ってサーバ装置1から後述
するように送られてくる、図6(a)に示した消費者個
別ページのトップページを通信処理部21が受信し、こ
れを表示部23が表示する(ステップS102)。
【0051】次に、消費者端末2を利用する消費者は、
表示部23に表示されたトップページに従って入力部2
2を操作して、希望条件入力ページとクーポン表示ペー
ジとのいずれかを選択する(ステップS103)。そし
て、消費者によって選択されたページが希望条件入力ペ
ージとクーポン表示ページとのいずれであるかを判定す
る(ステップS104)。
【0052】希望条件入力ページが選択された場合に
は、通信処理部21からインターネット4を介してサー
バ装置1に希望条件入力ページの送信要求を送る(ステ
ップS105)。そして、このページ送信要求に伴って
サーバ装置1から後述するように送られてくる、図6
(b)に示した希望条件入力ページを通信処理部21が
受信し、これを表示部23が表示する(ステップS10
6)。
【0053】消費者は、表示部23に表示された希望条
件入力ページに従って入力部22を操作して、自分が欲
しいクーポンに関する希望条件を入力する(ステップS
107)。通信処理部21は、入力された希望条件をイ
ンターネット4を介してサーバ装置1に送信する(ステ
ップS108)。そして、このフローチャートの処理を
終了する。
【0054】一方、クーポン表示ページが選択された場
合には、通信処理部21からインターネット4を介して
サーバ装置1にクーポン表示ページの送信要求を送る
(ステップS109)。そして、このページ送信要求に
伴ってサーバ装置1から後述するように送られてくる、
図6(c)に示したクーポン表示ページを通信処理部2
1が受信し、これを表示部23が表示する(ステップS
110)。
【0055】消費者は、表示部23に表示されたクーポ
ン表示ページに従って入力部22を操作してチェックボ
ックスにチェックをし、自分が実際に利用しようと思う
クーポンを選択する(ステップS111)。さらに、入
力部22を操作して印刷を指示することによって、印刷
部24は、選択されたクーポンを用紙上に印刷して出力
する(ステップS112)。そして、このフローチャー
トの処理を終了する。
【0056】図10は、事業者端末3における処理を示
すフローチャートである。まず、通信処理部31からイ
ンターネット4を介してサーバ装置1にログイン要求を
送信し、該要求に対するサーバ装置1側の処理(後述)
を経てサーバ装置1にログインする(ステップS20
1)。そして、ログインに伴ってサーバ装置1から後述
するように送られてくる、図8(a)に示した事業者個
別ページのトップページを通信処理部31が受信し、こ
れを表示部33が表示する(ステップS202)。
【0057】次に、事業者端末3を利用する事業者は、
表示部33に表示されたトップページに従って入力部3
2を操作して、クーポン選択ページと使用クーポン入力
ページとのいずれかを選択する(ステップS203)。
そして、消費者によって選択されたページがクーポン選
択ページと使用クーポン入力ページとのいずれであるか
を判定する(ステップS204)。
【0058】クーポン選択ページが選択された場合に
は、通信処理部31からインターネット4を介してサー
バ装置1にクーポン選択ページの送信要求を送る(ステ
ップS205)。そして、このページ送信要求に伴って
サーバ装置1から後述するように送られてくる、図8
(b)に示したクーポン選択ページを通信処理部31が
受信し、これを表示部33が表示する(ステップS20
6)。
【0059】事業者は、表示部33に表示されたクーポ
ン選択ページ(特に履歴情報)に従って入力部32を操
作して、消費者が希望した商品に対して提供すべきクー
ポンを選択する(ステップS207)。通信処理部31
は、事業者が選択したクーポンのクーポンコードを消費
者の希望条件に対して付された条件コードと対応付け
て、インターネット4を介してサーバ装置1に送信する
(ステップS208)。そして、このフローチャートの
処理を終了する。
【0060】一方、使用クーポン入力ページが選択され
た場合には、通信処理部31からインターネット4を介
してサーバ装置1に使用クーポン入力ページの送信要求
を送る(ステップS209)。そして、このページ送信
要求に伴ってサーバ装置1から後述するように送られて
くる、図8(c)に示した使用クーポン入力ページを通
信処理部31が受信し、これを表示部33が表示する
(ステップS210)。
【0061】事業者は、使用クーポン入力ページが表示
部33に表示された状態で、消費者が使用したクーポン
に記載された識別コードをクーポン入力部34から読み
取る。これにより、使用クーポン入力ページ上の識別コ
ードの欄に、使用されたクーポンの識別コードが入力さ
れる。さらに、入力部31を操作することにより、クー
ポンを使用して購入した商品の購入価格の合計を入力す
る(ステップS211)。通信処理部31は、こうして
入力された識別コードと購入価格とを、インターネット
4を介してサーバ装置1に送信する(ステップS21
2)。そして、このフローチャートの処理を終了する。
【0062】また、図9、図10のフローチャートには
示していないが、消費者端末2または事業者端末3は、
消費者または事業者が入力部22、32を操作してログ
アウト要求を指示し、通信処理部21、31からインタ
ーネット4を介して送信することで、サーバ装置1から
ログアウトする。ログアウト要求がなくても、消費者端
末2または事業者端末3とサーバ装置1との間の回線が
切断された場合には、サーバ装置1は、ログアウトした
ものと同様に扱う。
【0063】図11は、サーバ装置1における処理を示
すフローチャートである。サーバ装置1は、通信処理部
11が消費者端末2または事業者端末3から何らかの情
報を受信したかどうかを待機している(ステップS30
1)。そして、情報の受信があった場合には、それが消
費者端末2または事業者端末3からのログイン要求であ
ったかどうかを判定する(ステップS302)。
【0064】ログイン要求であった場合には、記憶部1
4の消費者情報データベース15及び事業者情報データ
ベース16を参照し(ステップS303)、ログイン要
求をした端末のIPアドレスがこれらのデータベース1
5、16に登録されているかどうかを判定する(ステッ
プS304)。ログイン要求をした端末のIPアドレス
が登録されていない場合には、そのログイン要求を受け
付ることなく、ステップS301の処理に戻り、次の情
報の受信を待機する。
【0065】ログイン要求をした端末のIPアドレスが
登録されている場合には、まず、その端末からのログイ
ン要求を受け付けてログインさせる(ステップS30
5)。次に、消費者端末2からのログイン要求であれば
消費者端末管理部12が図6(a)に示した消費者個別
ページのトップページを、事業者端末3からのログイン
要求であれば事業者端末管理部13が図8(a)に示し
た事業者個別ページのトップページを、それぞれ生成す
る(ステップS306)。
【0066】次に、消費者端末管理部12または事業者
端末管理部13は、生成したトップページを通信処理部
11に渡し、ログインしてきた消費者端末2または事業
者端末3にインターネット4を介して送信させる(ステ
ップS307)。そして、ステップS301の処理に戻
り、次の情報の受信を待機する。
【0067】また、ステップS302で受信した情報が
ログイン要求でないと判定した場合には、ステップS3
07で送信したトップページからリンクの貼られたいず
れかのページの送信要求であったかどうかを判定する
(ステップS308)。
【0068】ページ送信要求であった場合には、まず、
送信の要求されたページが図6(b)に示した希望条件
入力ページであるかどうかを判定する(ステップS30
9)。希望条件入力ページであれば、消費者端末管理部
12は、事業者別クーポンテーブル16bに登録されて
いる事業者及び商品を選択することができるように、希
望条件入力ページを生成する(ステップS310)。そ
して、ステップS316の処理に進む。
【0069】希望条件入力ページでなければ、今度は、
送信の要求されたページが図6(c)に示したクーポン
表示ページであるかどうかを判定する(ステップS31
1)。クーポン表示ページであれば、消費者端末管理部
12は、要求元の消費者端末2のIPアドレスに基づい
て図3(b)に示した消費者別テーブル15bを参照
し、当該消費者の最終アクセス日時よりも登録日時が遅
いクーポンコードに対応したクーポンを表示対象とした
クーポン表示ページを生成する(ステップS312)。
そして、ステップS316の処理に進む。
【0070】クーポン表示ページでもなければ、今度
は、送信の要求されたページが図8(b)に示したクー
ポン選択ページであるかどうかを判定する(ステップS
313)。クーポン選択ページであれば、事業者端末管
理部13は、要求元の事業者端末3のIPアドレスに基
づいて図4(c)に示した事業者別条件テーブル16c
を参照し、当該事業者の最終アクセス日より登録日時が
遅い条件コードを全て取り出し、さらに取り出した各条
件コードに対応した消費者別ページ中のレコードに含ま
れる情報に従って、クーポン選択ページを生成する(ス
テップS314)。そして、ステップS316の処理に
進む。
【0071】クーポン選択ページでもなければ、送信の
要求されたページは、図8(c)に示した使用クーポン
入力ページである。この場合には、事業者端末管理部1
3は、使用クーポン入力ページを生成する(ステップ3
15)。そして、ステップS316の処理に進む。
【0072】ステップS316では、消費者端末12ま
たは事業者端末管理部13は、ステップS310、S3
12、S314またはS315で生成したページを通信
処理部11に渡し、IPアドレスに基づいてそのページ
の要求元の消費者端末2または事業者端末3にインター
ネット4を介して送信させる。そして、ステップS30
1の処理に戻り、次の情報の受信を待機する。
【0073】また、ステップS308でページ送信要求
でないと判定した場合には、受信した情報がいずれかの
消費者端末2から送られてきた希望条件であるかどうか
を判定する(ステップS317)。希望条件であれば、
消費者端末管理部12は、送信元の消費者端末2のIP
アドレスに従った消費者別テーブル15bに新たなレコ
ードを生成して、ここで発行した新たな条件コードを登
録すると共に、希望条件として送られてきた事業者コー
ドと商品コードとを登録する(ステップS318)。
【0074】さらに、消費者端末管理部12は、消費者
別テーブルに登録した事業者コードに対応した事業者別
条件テーブル16cに、ステップS318で発行した条
件コードを登録する(ステップS319)。さらに、消
費者端末管理部12からの指示に基づいて、事業者端末
管理部13は、新たな希望条件が登録された旨を示すメ
ールを生成し、当該事業者端末3に通信処理部11から
インターネット4を介して送信させる(ステップS32
0)。そして、ステップS301の処理に戻り、次の情
報の受信を待機する。
【0075】また、ステップS317で希望条件でもな
いと判定した場合には、受信した情報がいずれかの事業
者端末3から送られてきた、選択されたクーポンのクー
ポンコード(条件コードと対応付け)であるかどうかを
判定する(ステップS321)。クーポンコードである
と判定した場合には、事業者端末管理部13は、対応付
けられている条件コードを有する消費者別テーブル15
b中のレコードに、当該クーポンコードを登録する(ス
テップS322)。そして、ステップS301の処理に
戻り、次の情報の受信を待機する。
【0076】また、ステップS321でクーポンコード
でもないと判定した場合には、受信した情報がいずれか
の事業者端末3から送られてきた、使用済みのクーポン
についての識別コード及び購入価格であるかどうかを判
定する(ステップS323)。使用済みのクーポンにつ
いての識別コード及び購入価格である場合には、事業者
端末管理部13は、当該識別コードで特定できる条件コ
ードに対応した消費者別テーブル15b中の使用済みフ
ラグをセットし、当該識別コードで特定できる消費者コ
ードに対応した消費者登録テーブル15a中のポイント
を加算する(ステップS324)。そして、ステップS
301の処理に戻り、次の情報の受信を待機する。
【0077】なお、図11のフローチャートでは示して
いないが、消費者端末2または事業者端末3がサーバ装
置1からログアウトした場合には、消費者登録テーブル
15aまたは事業者登録テーブル16aに登録されてい
る端末の最終アクセス日時を、現在の日時に更新する。
【0078】以上説明したように、この実施の形態にか
かるクーポン提供システムでは、各消費者は、表示部2
2に表示された希望条件入力ページに従ってクーポンの
提供を希望する事業者及び商品を希望条件として入力す
ることができる。そして、クーポン表示ページに表示さ
れるクーポンは、全て自らが希望条件を入力した者であ
るので、自分が真に欲しいクーポンを容易に取得するこ
とができる。
【0079】一方、各事業者は、クーポン選択ページ上
に表示された希望条件に対してクーポンを選択するもの
であるため、クーポンを提供する相手をその提供を希望
する者に絞ることができる。また、各事業者は、クーポ
ン選択ページ上でクーポンを希望する消費者の履歴も参
照することができ、これに従って消費者毎に適切な内容
のクーポンを提供できるようになる。
【0080】また、消費者端末2にサーバ装置1から送
られてくる情報は、消費者毎に作成される消費者個別ペ
ージであり、事業者端末3にサーバ装置1から送られて
くる情報は、事業者毎に作成される事業者個別ページで
ある。このため、消費者及び事業者のそれぞれは、自己
に関わる情報(クーポン、希望条件)のみを得ることが
できる。
【0081】しかも、消費者情報データベース15及び
事業者情報データベース16には、消費者端末2及び事
業者端末3からの最終アクセス日時が登録され、個別ペ
ージであるクーポン表示ページ及びクーポン選択ページ
に含まれるのは、最終アクセス日時以降に消費者情報デ
ータベース15及び事業者情報データベース16に登録
されたものだけである。このため、消費者及び事業者
は、常に新たな情報だけを個別のページで得ることがで
き、情報の管理が容易になる。
【0082】さらに、クーポン表示ページ上に表示さ
れ、印刷部24において用紙上に印刷される各クーポン
には、対応する希望条件の条件コードに対応した識別コ
ードが付されている。そして、消費者がクーポンを使用
して各事業者から商品を購入すると、使用クーポン入力
ページに従ってその識別コードが送られてきて、使用済
みフラグがセットされる。これにより、どのクーポンが
実際に使用されているかを事業者が容易に管理できるよ
うになる。また、識別コードと共に商品の購入金額も送
られてきて、消費者毎に獲得ポイントが加算されること
となっているため、消費者別のポイントカードを発行し
なくても、このシステムを利用する各消費者に特典を与
えることが可能となる。
【0083】本発明は、上記の実施の形態に限られず、
種々の変形、応用が可能である。以下、本発明に適用可
能な上記の実施の変形態様について説明する。
【0084】上記の実施の形態では、サーバ装置1は、
それぞれIPアドレスによって消費者端末2及び事業者
端末3を識別していたが、これらの端末2、3の識別方
法はこれに限るものではない。例えば、Cookieや
OPS(Open Profiling Standard)などの適用によっ
て端末2、3を識別するものであってもよい。また、端
末2、3に固有の識別コードが書き込まれたICチップ
を埋め込んでおき、このICチップに書き込まれた識別
コードによって端末2、3を識別するものとしてもよ
い。また、端末毎に識別するのではなく、パスワードな
どの認証情報に従って、利用者(消費者及び事業者)毎
に識別し、識別した利用者毎に個別のページを提供する
ものとしてもよい。
【0085】上記の実施の形態では、消費者個別ページ
または事業者個別ページは、それぞれ図6、図8に示す
ようなフォーマットでサーバ装置1が作成するものとし
ていた。これに対して、消費者または事業者がそれぞれ
消費者個別ページまたは事業者個別ページのデザインフ
ォーマットを指定して消費者情報データベース15また
は事業者情報データベース16に登録しておき、登録さ
れたデザインフォーマットに基づいてこれらの個別ペー
ジを作成するものとしてもよい。
【0086】上記の実施の形態では、消費者端末2は、
パーソナルコンピュータまたはPDAで構成されるもの
としていたが、携帯電話機であってもよい。この場合、
サーバ装置1は、個々の消費者端末2(携帯電話機)を
発信者電話番号によって特定することができる。この場
合には、サーバ装置1から送られてきたクーポンを用紙
上に印刷するのではなく、携帯電話機のディスプレイに
表示して事業者に提示することができる。
【0087】上記の実施の形態では、消費者端末2、事
業者端末3及びサーバ装置1のそれぞれで、図9〜図1
1のフローチャートに示したプログラムが実行されるも
のとしていたが、このようなプログラムは、CD−RO
MやDVD−ROMなどのコンピュータ読み取り可能な
記録媒体に格納して配布するものとしてもよい。また、
インターネット上のWebサーバが有する固定ディスク
装置内に格納しておき、インターネットに接続された汎
用コンピュータ装置にダウンロードするものとしてもよ
い。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
商品の需要者は、複数の商品の供給者が提供するクーポ
ンの中から真に提供を受けたいクーポンを容易に得るこ
とができる。
【0089】また、商品の供給者は、自己が供給する商
品のクーポンをその提供を欲する者に絞って、また適切
な内容のクーポンを選択して提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかるクーポン提供シス
テムの構成及び全体的な情報の流れを示す図である。
【図2】図1のサーバ装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】図2の消費者情報データベースの構成を示す図
である。
【図4】図2の事業者情報データベースの構成を示す図
である。
【図5】図1の消費者端末の構成を示すブロック図であ
る。
【図6】消費者個別ページの例を示す図である。
【図7】図1の事業者端末の構成を示すブロック図であ
る。
【図8】事業者個別ページの例を示す図である。
【図9】図1、図5の消費者端末における処理を示すフ
ローチャートである。
【図10】図1、図7の事業者端末における処理を示す
フローチャートである。
【図11】図1、図2のサーバ装置における処理を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
1 サーバ装置 2 消費者端末 3 事業者端末 4 インターネット 11 通信処理部 12 消費者端末管理部 13 事業者端末管理部 14 記憶部 15 消費者情報データベース 16 事業者情報データベース 21 通信処理部 22 入力部 23 表示部 24 印刷部 31 通信処理部 32 入力部 33 表示部 34 クーポン入力部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 ZEC G06F 17/60 ZEC G07G 1/12 321 G07G 1/12 321M

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】商品の需要者がそれぞれ利用する複数の第
    1の端末装置と、商品の供給者であって、供給する商品
    のクーポンを提供する者がそれぞれ利用する複数の第2
    の端末装置と、前記第1、第2の端末装置に通信ネット
    ワークを介して接続されたサーバ装置とを備え、 前記サーバ装置は、 商品の需要者による商品の供給者に対するクーポンの提
    供の希望を、前記第1の端末装置のそれぞれから受信す
    る希望受信手段と、 前記希望受信手段が受信したクーポンの提供の希望を、
    商品の供給者別に分類して蓄積する希望分類手段と、 前記希望分類手段が商品の供給者別に分類して蓄積した
    クーポンの提供の希望を、それぞれ対応する商品の供給
    者の第2の端末装置に前記通信ネットワークを介して送
    信する供給者別希望送信手段と、 前記供給者別希望送信手段から送信された商品の供給者
    別のクーポンの提供の希望に対して商品の供給者が指定
    したクーポンを、前記第2の端末装置のそれぞれから受
    信する指定クーポン受信手段と、 前記指定クーポン受信手段が受信したクーポンを、商品
    の需要者別に分類して蓄積するクーポン分類手段と、 前記クーポン分類手段が分類したクーポンを、それぞれ
    対応する商品の需要者の第1の端末装置に前記通信ネッ
    トワークを介して送信する需要者別クーポン送信手段と
    を備え、 前記第1の端末装置はそれぞれ、 商品とその供給者とを指定したクーポンの提供の希望
    を、商品の需要者の操作に従って入力する入力手段と、 前記入力手段から入力されたクーポンの提供の希望を前
    記通信ネットワークを介して前記サーバ装置に送信し、
    前記希望受信手段に受信させる希望送信手段と、 前記需要者別クーポン送信手段から送信された商品の需
    要者別のクーポンを受信する需要者別クーポン受信手段
    と、 前記需要者別クーポン受信手段が受信したクーポンを出
    力するクーポン出力手段とを備え、 前記第2の端末装置はそれぞれ、 前記供給者別希望送信手段から送信された商品の供給者
    別のクーポンの提供の希望を受信する供給者別希望受信
    手段と、 前記供給者別希望受信手段が受信したクーポンの提供の
    希望に対して、商品の供給者が各商品の需要者に提供す
    るクーポンを指定するクーポン指定手段と、 前記クーポン指定手段によって指定されたクーポンを前
    記通信ネットワークを介して前記サーバ装置に送信する
    指定クーポン送信手段とを備えることを特徴とするクー
    ポン提供システム。
  2. 【請求項2】前記クーポン出力手段から出力されたクー
    ポンは、対応するクーポンの提供の希望を特定可能な識
    別情報が付されており、 前記第2の端末装置はそれぞれ、 前記クーポン出力手段から出力されたクーポンを使用し
    て商品の需要者が商品を購入した場合に、該クーポンに
    付された識別情報を入力する識別情報入力手段と、 前記識別情報入力手段から入力された識別情報を前記通
    信ネットワークを介して前記サーバ装置に送信する識別
    情報送信手段とをさらに備え、 前記サーバ装置は、 前記識別情報送信手段から送信された識別情報を受信す
    る識別情報受信手段と、 前記識別情報受信手段が受信した識別情報に従って、対
    応するクーポンの提供の希望に基づいて提供されたクー
    ポンが使用された旨を履歴として蓄積する使用履歴蓄積
    手段とをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載
    のクーポン提供システム。
  3. 【請求項3】商品の需要者がそれぞれ利用する複数の第
    1の端末装置と、商品の供給者であって、供給する商品
    のクーポンを提供する者がそれぞれ利用する複数の第2
    の端末装置とに通信ネットワークを介して接続されたコ
    ンピュータ装置が、 商品の需要者による商品の供給者に対するクーポンの提
    供の希望を、前記第1の端末装置のそれぞれから前記通
    信ネットワークを介して受信するステップと、 受信したクーポンの提供の希望を、商品の供給者別に分
    類して記憶手段内に蓄積するステップと、 分類して蓄積したクーポンの提供の希望を、それぞれ対
    応する商品の供給者の第2の端末装置に前記通信ネット
    ワークを介して送信するステップと、 送信した商品の供給者別のクーポンの提供の希望に対し
    て商品の供給者が指定したクーポンを、前記第2の端末
    装置のそれぞれから前記通信ネットワークを介して受信
    するステップと、 前記第2の端末装置のそれぞれから受信したクーポン
    を、商品の需要者別に分類して記憶手段内に蓄積するス
    テップと、 分類したクーポンを、それぞれ対応する商品の需要者の
    第1の端末装置に前記通信ネットワークを介して送信す
    るステップとを含むことを特徴とするクーポン提供方
    法。
  4. 【請求項4】商品の需要者がそれぞれ利用する複数の第
    1の端末装置と、商品の供給者であって、供給する商品
    のクーポンを提供する者がそれぞれ利用する複数の第2
    の端末装置とに通信ネットワークを介して接続され、 商品の需要者による商品の供給者に対するクーポンの提
    供の希望を、前記第1の端末装置のそれぞれから前記通
    信ネットワークを介して受信する希望受信手段と、 前記希望受信手段が受信したクーポンの提供の希望を、
    商品の供給者別に分類して蓄積する希望分類手段と、 前記希望分類手段が商品の供給者別に分類して蓄積した
    クーポンの提供の希望を、それぞれ対応する商品の供給
    者の第2の端末装置に前記通信ネットワークを介して送
    信する供給者別希望送信手段と、 前記供給者別希望送信手段から送信された商品の供給者
    別のクーポンの提供の希望に対して商品の供給者が指定
    したクーポンを、前記第2の端末装置のそれぞれから前
    記通信ネットワークを介して受信する指定クーポン受信
    手段と、 前記指定クーポン受信手段が受信したクーポンを、商品
    の需要者別に分類して蓄積するクーポン分類手段と、 前記クーポン分類手段が分類したクーポンを、それぞれ
    対応する商品の需要者の第1の端末装置に前記通信ネッ
    トワークを介して送信する需要者別クーポン送信手段と
    を備えることを特徴とするサーバ装置。
  5. 【請求項5】前記需要者別クーポン送信手段から送信さ
    れたクーポンには、対応するクーポンの提供の希望を特
    定可能な識別情報が付されており、 前記需要者別クーポン送信手段を受信した第1の端末装
    置から出力されたクーポンを使用して商品の需要者が商
    品を購入した場合に、使用されたクーポンの識別情報を
    当該商品の供給者の第2の端末装置から受信する識別情
    報受信手段と、 前記識別情報受信手段が受信した識別情報に従って、対
    応するクーポンの提供の希望に基づいて提供されたクー
    ポンが使用された旨を履歴として蓄積する使用履歴蓄積
    手段とをさらに備えることを特徴とする請求項4に記載
    のサーバ装置。
  6. 【請求項6】前記識別情報受信手段が受信した識別情報
    に従って、対応するクーポンを使用した商品の需要者に
    所定の特典を付与する特典付与手段をさらに備えること
    を特徴とする請求項5に記載のサーバ装置。
  7. 【請求項7】前記供給者別希望送信手段は、クーポンの
    提供の希望のそれぞれに、対応する商品の需要者につい
    て前記使用履歴蓄積手段に蓄積された履歴を対応付けて
    前記第2の端末装置に送信することを特徴とする請求項
    5または6に記載のサーバ装置。
  8. 【請求項8】前記供給者別希望送信手段は、前記第2の
    端末装置のいずれかからの要求に従って、当該要求元の
    第2の端末装置に対応する商品の供給者について前記希
    望分類手段が分類したクーポンの提供の希望を情報とし
    て含む個別ページを作成して、当該要求元の第2の端末
    装置に送信することを特徴とする請求項4乃至7のいず
    れか1項に記載のサーバ装置。
  9. 【請求項9】前記第2の端末装置のそれぞれから前記要
    求がされた日時を記憶する最終日時記憶手段をさらに備
    え、 前記個別ページは、要求元の第2の端末装置からの前回
    の要求よりも後に前記希望分類手段によって分類された
    クーポンの提供の希望を情報として含むことを特徴とす
    る請求項8に記載のサーバ装置。
  10. 【請求項10】前記需要者別クーポン送信手段は、前記
    第1の端末装置のいずれかからの要求に従って、当該要
    求元の第1の端末装置に対応する商品の需要者について
    前記クーポン分類手段が分類したクーポンを情報として
    含む個別ページを作成して、当該要求元の第1の端末装
    置に送信することを特徴とする請求項4乃至9のいずれ
    か1項に記載のサーバ装置。
  11. 【請求項11】前記第1の端末装置のそれぞれから前記
    要求がされた日時を記憶する最終日時記憶手段をさらに
    備え、 前記個別ページは、要求元の第1の端末装置からの前回
    の要求よりも後に前記クーポン分類手段によって分類さ
    れたクーポンを情報として含むことを特徴とする請求項
    10に記載のサーバ装置。
  12. 【請求項12】商品の需要者がそれぞれ利用する複数の
    第1の端末装置と、商品の供給者であって、供給する商
    品のクーポンを提供する者がそれぞれ利用する複数の第
    2の端末装置とに通信ネットワークを介して接続された
    コンピュータ装置を、 商品の需要者による商品の供給者に対するクーポンの提
    供の希望を、前記第1の端末装置のそれぞれから前記通
    信ネットワークを介して受信する希望受信手段、 前記希望受信手段が受信したクーポンの提供の希望を、
    商品の供給者別に分類して蓄積する希望分類手段、 前記希望分類手段が商品の供給者別に分類して蓄積した
    クーポンの提供の希望を、それぞれ対応する商品の供給
    者の第2の端末装置に前記通信ネットワークを介して送
    信する供給者別希望送信手段、 前記供給者別希望送信手段から送信された商品の供給者
    別のクーポンの提供の希望に対して商品の供給者が指定
    したクーポンを、前記第2の端末装置のそれぞれから前
    記通信ネットワークを介して受信する指定クーポン受信
    手段、 前記指定クーポン受信手段が受信したクーポンを、商品
    の需要者別に分類して蓄積するクーポン分類手段、及
    び、前記クーポン分類手段が分類したクーポンを、それ
    ぞれ対応する商品の需要者の第1の端末装置に前記通信
    ネットワークを介して送信する需要者別クーポン送信手
    段として機能させるためのプログラム。
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