JP2002333912A - Icカード、生産管理システム及び生産管理方法 - Google Patents

Icカード、生産管理システム及び生産管理方法

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JP2002333912A
JP2002333912A JP2001138991A JP2001138991A JP2002333912A JP 2002333912 A JP2002333912 A JP 2002333912A JP 2001138991 A JP2001138991 A JP 2001138991A JP 2001138991 A JP2001138991 A JP 2001138991A JP 2002333912 A JP2002333912 A JP 2002333912A
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JP
Japan
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manufacturing
storage device
card
information
production management
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JP2001138991A
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Kenji Abe
賢治 阿部
Haruo Terao
春夫 寺尾
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

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  • General Factory Administration (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 サーバの一括管理によらず、生産システムの
障害に対応しやすい生産管理システム及び生産管理方法
を提供する。 【解決手段】 サーバ1は、生産管理システムの管理を
行うサーバである。ステーション4には、製造装置3、
バーコードリーダー6が接続されており、製造装置3の
操作の制御を行ったり、バーコードリーダー6で読み取
った情報の管理を行う。ICカード7a及び7bは、工
業製品毎に添付され、工業製品の情報を管理したり、ス
テーション4に、製造条件の送信を行ったりする。担当
者端末9は、サーバ1のクライアントであり、サーバ1
に対して指示を出したり、サーバ1からの情報を取得す
る端末である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体製品等の工
業製品の製造過程を管理するICカード、生産管理シス
テム及び生産管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、製造工場で半導体製品を製造す
る場合、作業者が工業製品のロットを各製造装置間を移
動させるときに、手書きの作業票が添付される。この場
合、作業者が作業票を確認して、各製造装置の操作を行
い、工業製品のロットの加工を行い、更に、その結果を
作業票に手書きで記録する。この作業票は、作業が順調
に行われたことはわかるが、細かい作業記録を知ること
は出来ない。
【0003】又、各製造装置には端末があり、これらを
集中管理するサーバに情報は一元管理されている。
【0004】図50は、従来の作業工程のフローチャー
トである。
【0005】(イ)まず、ステップS901において、
M/Cの空きをトリガーにロットを取りに行き、ステッ
プS902において、工業製品のロットを装置へ持って
いく。ここで、作業者は、各製造装置が現在行っている
ロットの処理が終わった時点で、次に処理すべきロット
を選択し処理を行う。
【0006】(ロ)ステップS904において、作業者
名/装置名/作業日時等を作業票に記入を行う。
【0007】(ハ)ステップS905において、端末か
ら、ロットIDをキーに、ロット情報を取得し、ステッ
プS906において、ロット情報により現工程を知る。
【0008】(ニ)ステップS907において、現工程
が可能かチェックを行い、可能の場合はステップS90
8に進む。可能でない場合は、可能になるまで待機す
る。ステップS908において、現工程をキーに処理条
件を取得し、ステップS910において、処理条件をサ
ーバか装置にダウンロードする。ダウンロードされた処
理条件を元に、ステップS910において、処理を行
う。
【0009】(ホ)その処理が終了すると、ステップS
911において、作業票の記入を行し、ステップS91
2において、工業製品のロットを行先別棚へ持ってい
く。
【0010】(ヘ)更に、ステップS913において、
行先棚から次工程集中ストレージに持っていく。
【0011】又、図51に示すダイソータマップのよう
に、半導体製造工程におけるダイソー工程において、不
良チップには、不良マークが付けられる。マウント工程
では、不良マークを工学系で検出し、そのチップを除き
フレーム等にマウントしていく。不良マークは、赤イン
クを付けるため、乾燥等の工程が増えることになる。測
定時の接触不良等で良品を不良と判断してしまうことも
ある。その場合、インクをはがし、再度測定をやり直
し、インクを付けることになる。
【0012】又、月に何千ロットも生産するような工場
では各ロットの納期をきちんと管理することが難しく、
早めにロットを投入する傾向にあり作りすぎのムダが生
じることがあった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の半
導体製品の製造にあたっては、手作業による部分が多
く、ミスが多発していた。これによる損失も大きい。
【0014】又、各工業製品のロットの情報をサーバで
集中管理することにより、サーバのダウンによる影響が
大きい。例えば、従来の集中型の管理システムではサー
バがダウンするとすべてのロット情報に影響を及ぼし作
業が出来なくなる。従って、製造ラインの円滑な稼働た
め、手書きによる進捗管理が必要になり、作業効率を悪
くする原因となっていた。
【0015】上記問題を鑑み、本発明は、工業製品にお
けるICカード、生産管理システム及び生産管理方法を
提供する。
【0016】本発明の目的は、システムが管理を行うこ
とにより、作業効率を高めるICカード、生産管理シス
テム及び生産管理方法を提供することである。
【0017】更に本発明の目的は、サーバの一括管理に
よらず、システムの障害に対応しやすいICカード、生
産管理システム及び生産管理方法を提供することであ
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の特徴は、工業製品の製造方法を登録
する第1の記憶装置と、第1の記憶装置に登録された情
報を参照して製造装置の製造条件を構成する製造条件構
成手段と、製造装置の制御部に製造条件を送信する製造
指示送信手段とを備えるICカードであることである。
【0019】本発明の第2の特徴は、工業製品の情報を
登録する第1の記憶装置と、工業製品の製造で使用され
る製造装置の制御条件を登録する第2の記憶装置と、第
1の記憶装置と第2の記憶装置とを参照して、工業製品
の製造情報を作成する製造情報作成手段と、製造情報を
ICカードに送信する製造情報送信手段とを備える生産
管理サーバと、工業製品の製造方法を登録する第3の記
憶装置と、サーバから製造情報を受信し、第3の記憶装
置に登録する製造情報受信手段と、第3の記憶装置に登
録された情報を参照して製造装置の製造条件を構成する
製造条件構成手段と、製造装置の制御部に製造条件を送
信する製造指示送信手段とを備えるICカードとを備え
る生産管理システムであることである。
【0020】本発明の第3の特徴は、生産管理サーバ
と、複数のICカードから構成され、生産管理サーバ
は、複数のICカードの秩序を調整する生産管理システ
ムであることである。
【0021】本発明の第4の特徴は、生産管理サーバ
が、該生産管理サーバの記憶装置に登録された工業製品
の情報を参照して、工業製品の製造情報を作成する工程
と、生産管理サーバが、製造情報をICカードに送信す
る工程と、ICカードが、製造情報を受信し、製造情報
をICカードの記憶装置に登録する工程と、ICカード
が、製造情報に基づいて製造装置の製造条件を構成する
工程と、ICカードが、製造装置の制御部に製造条件を
送信する工程とを備える生産管理方法であることであ
る。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して、本発明の
最良の実施の形態を説明する。以下の図面の記載におい
て、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付し
ている。ここでは、工業製品の一例として、半導体製品
(半導体集積回路)についての生産管理システム及び生
産管理方法の実施の形態の一例を示す。
【0023】(第1の実施の形態)本発明の第1の実施
の形態に係る生産管理システムのシステム構成図を、図
1に示す。生産管理システムは、サーバ1、ステーショ
ン4、第1のICカード7a、第2のICカード7b…
…、担当者端末9により構成されている。ネットワーク
5は、LAN、WAN、イントラネット、インターネッ
ト等のネットワークである。サーバ1、ステーション
4、第1のICカード7a、第2のICカード7b……
は、ネットワーク5により、有線、無線を介して接続さ
れている。無線の場合は、BlueToothやIrDAなどの規格
が利用されるのが好ましい。サーバ1は、生産管理シス
テムの管理を行うサーバである。ステーション4には、
製造装置3、バーコードリーダー6が接続されており、
製造装置3の処理の制御を行ったり、バーコードリーダ
ー6で読み取った情報の管理を行う。第1のICカード
7a、第2のICカード7b……は、工業製品毎に添付
され、工業製品の情報を管理したり、ステーション4
に、製造条件の送信を行う。半導体製品(半導体集積回
路)の場合、半導体ウェハのロット毎に第1のICカー
ド7a、第2のICカード7b……が添付されるのが好
ましい。この場合、ロット毎に処理の制御を行うので、
ロット毎に条件を変更し微妙な調整を行い、最適の処理
を行うことが可能である。
【0024】又、担当者端末9は、サーバ1のクライア
ントであり、サーバ1に対して指示を出したり、サーバ
1からの情報を取得する端末である。
【0025】更に、ここで第1のICカード7a、第2
のICカード7b、……が送信する製造条件とは製造装
置3の制御を行う条件のことで、製造装置3の使用条件
である。具体的には半導体製品の場合、処理温度、処理
時間、処理に使用するガス等の情報である。
【0026】図2は、第1の実施の形態における生産管
理システムのサーバ1の機能ブロック図である。サーバ
1は、入力装置11、表示装置12、出力装置13、一
時記憶装置14、通信制御装置15、処理制御装置1
6、品名マスター記憶装置17、装置群マスター記憶装
置18、ICカードマスター記憶装置、投入指示記憶装
置20、装置条件マスター記憶装置21、ステーション
マスター記憶装置22、履歴情報マスター記憶装置2
3、PM/QC(PreMaintenance/QualityControl)計
画表記憶装置24、メールボックス記憶装置25、アド
レス帳記憶装置26、ICカードバックアップ記憶装置
27を備えている。入力装置11は、キーボード、マウ
スなどにより、表示装置12は、液晶ディスプレイ、C
RTディスプレイなどにより、出力装置13は、インク
ジェットプリンタ、レーザプリンタなどにより構成され
ている。一時記憶装置14は、ROM(Read Only Mem
ory)及びRAMRandom Access Memory)が組み込まれ
ている。ROMは一時記憶装置14は、管理サーバ処理
制御装置16において実行されるプログラムを格納して
いるプログラムメモリとして機能し、RAMは処理制御
装置16におけるプログラム実行中に利用されるデータ
等を格納したり、作業領域として利用されるデータメモ
リ等として機能する。通信制御装置15は、ネットワー
ク5や第1のICカード7a、第2のICカード7b…
…に有線或いは無線で接続するためのインタフェースと
なるものである。又、図示しないが、これらの装置が充
分に機能する電源が備えられていることは勿論である。
【0027】処理制御装置16は、製造情報作成手段1
6a、製造情報送信手段16b、履歴情報受信手段16
c、履歴情報格納手段16d、メール管理手段16eを
備えている。製造情報作成手段16aは、品名マスター
記憶装置17、装置群マスター記憶装置18、投入指示
記憶装置20、ICカードマスター記憶装置19、投入
指示記憶装置20、装置条件マスター記憶装置21、P
M/QC計画表記憶装置24等を参照して、ICカード
7が添付されるロットの製品に行う処理について記録さ
れた製造情報を作成する手段である。製造情報送信手段
16bは、製造情報作成手段16aによって作成された
製造情報を第1のICカード7a、第2のICカード7
b……に送信する手段である。履歴情報受信手段16c
は、製造処理の終わったロットに添付されたICカード
から、履歴情報を受信する手段である。ここで履歴情報
とは、製造装置の使用時刻、前記製造条件、前記工業製
品の製造工程における評価結果(処理結果)等のことで
ある。履歴情報格納手段16dは、履歴情報受信手段1
6cによって得られた履歴情報を、履歴情報記憶装置2
3に格納する手段である。メール管理手段16eは、ス
テーション4、ICカード7、担当者端末9などへメー
ルを送信したり、受信したりする手段で、これらのメー
ルは、メールボックス記憶装置25に記録される。又、
メール管理手段16eによってメールを送るリストは、
アドレス帳記憶装置26に記録されている。
【0028】図3は、品名マスター記憶装置17のデー
タ構造を示す図で、工業製品の製造に必要な情報を品名
単位に整理した図である。図4は、装置群マスター記憶
装置18のデータ構造を示す図で、同じ処理を行う装置
を装置群でくくった図である。図5は、ICカードマス
ター記憶装置19のデータ構造を示す図で、個々のIC
カードが添付されているロットに関する情報が記されて
いる。図6は、投入指示記憶装置20のデータ構造を示
す図で、これから製造する品名を指示し、製造ラインで
流すロットを発生させるための指示が記されている。図
7は、装置条件マスター記憶装置21のデータ構造を示
す図で、各装置の期待する出来映えに対する装置条件が
登録されている。図8は、ステーションマスター記憶装
置22のデータ構造を示す図で、ステーションのアドレ
スと、どの装置につながっているかを表す情報である。
図9は、履歴情報マスター記憶装置23のデータ構造を
示す図で、ICカードで収集したロット単位の履歴情報
の一括管理を行っている。図10は、PM/QC計画表
記憶装置24のデータ構造を示す図で、装置単位に、定
常管理項目とそのタイミングを表したものである。PM
/QC計画表記憶装置24には、定期的に部品の交換、
装置の点検等を行い、装置トラブルを事前に防止し、定
期的に装置の管理ポイントを定量的に測定し装置の定常
管理を行う作業に関するデータが登録されている。図1
1は、メールボックス記憶装置25のデータ構造を示す
図で、ICカード単位に送受信されたメールが格納され
ている。図12は、アドレス帳記憶装置26のデータ構
造を示す図で、メールの送り先を記録しているものであ
る。
【0029】図13は、第1の実施の形態における生産
管理システムのステーション4の機能ブロック図であ
る。ステーション4は、入力装置41、表示装置42、
出力装置43、一時記憶装置44、通信制御装置45、
製造装置インタフェース46、バーコードリーダーイン
タフェース47、処理制御装置48、内部PM/QC計
画表記憶装置49、ステーション条件マスター記憶装置
50を備えている。入力装置41は、キーボード、マウ
スなどにより、表示装置42は、液晶ディスプレイ、C
RTディスプレイなどにより、出力装置43は、インク
ジェットプリンタ、レーザプリンタなどにより構成され
ている。一時記憶装置44は、ROM及びRAMが組み
込まれている。ROMは、処理制御装置48において実
行されるプログラムを格納しているプログラムメモリと
して機能し、RAMは処理制御装置48におけるプログ
ラム実行中に利用されるデータ等を格納したり、作業領
域として利用されるデータメモリ等として機能する。通
信制御装置15は、ネットワーク5やICカード7に有
線或いは無線で接続するためのインタフェースとなるも
のである。製造装置インタフェース46は、製造装置3
を制御するデータを送信したり、制御結果を受信するな
ど、製造装置3とのデータのやりとりを行うインタフェ
ースである。バーコードリーダーインタフェース47
は、バーコードリーダー6とデータのやりとりを行うイ
ンタフェースである。又、図示しないが、これらの装置
が充分に機能する電源が備えられていることは勿論であ
る。
【0030】処理制御装置48は、ICカード確認手段
48a、製造指示受信手段48b、製造装置制御手段4
8c、処理結果取得・送信手段48d、バーコードリー
ダー制御手段48eを備える。ICカード確認手段48
aは、バーコード6等を使用して、ICカード7の認証
を行う手段である。これにより、ステーション4は、ロ
ットIDを取得することが出来る。製造指示受信手段4
8bは、ICカード7からの製造指示を受信する手段で
ある。製造装置制御手段48cは、製造指示受信手段4
8bを介して受信した製造指示に基づいて、製造装置イ
ンタフェース46を介して製造装置3の制御を行う手段
である。処理結果取得・送信手段48dは、製造装置3
の処理が終了したときに、製造装置3から製造装置イン
タフェース45を介して処理結果を取得し、ICカード
7に送信する手段である。バーコードリーダー制御手段
48eは、バーコードリーダーインタフェース47を介
して、バーコードリーダー6を制御し、データの送受信
を管理する手段である。
【0031】図14は、内部PM/QC計画表記憶装置
49のデータ構造を示す図で、サーバ1に接続されたP
M/QC計画表記憶装置24から、ステーション4が接
続された製造装置3に関する情報を抽出したものであ
る。図15は、ステーション条件マスター記憶装置50
のデータ構造を示す図で、サーバ1に接続された装置条
件マスター記憶装置21から、ステーション4が接続さ
れた製造装置3に関する情報を抽出したものである。
【0032】図16は、第1の実施の形態における生産
管理システムの第1のICカード7aの機能ブロック図
である。これ以後、第1のICカード7aについて説明
を行うが、第2のICカード7bについても同様であ
る。第1のICカード7aは、入力装置71、表示装置
72、出力装置73、LED74、通信制御装置75、
一時記憶装置76、処理制御装置77、作業管理マスタ
ー記憶装置78、使用装置群マスター記憶装置79、使
用装置条件マスター記憶装置80、履歴情報記憶装置8
1、メール記憶装置82を備えている。入力装置71
は、キーボード、マウス、ボタンなどにより、表示装置
は、液晶ディスプレイなどにより、出力装置13は、L
ED74やその他のスピーカー等により構成されてい
る。通信制御装置は、ネットワーク5、サーバ1及びス
テーション4等に有線或いは無線で接続するためのイン
タフェースとなるものである。一時記憶装置76は、R
OM及びRAMが組み込まれている。ROMは、処理制
御装置77において実行されるプログラムを格納してい
るプログラムメモリとして機能し、RAMは及び処理制
御装置77におけるプログラム実行中に利用されるデー
タ等を格納したり、作業領域として利用されるデータメ
モリ等として機能する。又、図示しないが、これらの装
置が充分に機能する電源が備えられていることは勿論で
ある。
【0033】処理制御装置77は、製造情報受信手段7
7a、ICカード行先指示手段77b、メール管理手段
77c、製造条件構成手段77d、製造指示送信手段7
7e、処理結果取得手段77f、履歴情報送信手段77
g、ウォッチドッグタイマー手段77h、バックアップ
手段77iを備えている。製造情報受信手段77aは、
サーバ1から、製造情報を受信する手段で、この情報
は、作業管理マスター記憶装置78、使用装置群マスタ
ー記憶装置79、使用装置条件マスター記憶装置80に
記録される。ICカード行先指示手段77bは、作業管
理マスター記憶装置78、使用装置群マスター記憶装置
79を参照して、ICカード7の次の行先を表示装置7
2等に表示する手段である。メール管理手段77cは、
ICカード7が送受信したメールをメール記憶装置82
に記録したり、表示装置72に表示する手段である。製
造条件構成手段77dは、作業管理マスター記憶装置7
8、使用装置群マスター記憶装置79、使用装置条件マ
スター記憶装置80等を参照して、製造装置3の製造条
件を構成する手段である。製造指示送信手段77eは、
製造条件構成手段77dによって作成された製造条件
を、ステーション4に送信する手段である。処理結果取
得手段77fは、処理結果をステーション4から受信
し、更にこれらの処理結果を履歴情報として履歴情報記
憶装置81に記録する手段である。履歴情報送信手段7
7gは、履歴情報記憶装置81に記録された履歴情報
を、サーバ1等に送信する手段である。ウォッチドッグ
タイマー手段77hは、処理制御装置77の各手段に障
害が発生したときに、割り込みを行い、ソフトの再起動
を行う手段である。この場合、適宜バックアップを取る
ことが好ましい。バックアップ手段77iは、サーバ1
或いは入力装置71を介して指示されるバックアップ指
示に応じて作業管理マスター記憶装置78、使用装置群
マスター記憶装置79、使用装置条件マスター記憶装置
80、履歴情報記憶装置81、メール記憶装置82の各
記憶装置のうち、任意の記憶装置のバックアップを取得
する手段である。
【0034】図17は、第1のICカード7aの外観図
の例である。ICカード7は、入力装置71、表示装置
72、LED74を備える。
【0035】図18は、作業管理マスター記憶装置78
のデータ構造を示す図で、サーバ1に接続された品名マ
スター記憶装置17から該当する品名の情報を抽出した
ものである。図19は、使用装置群マスター記憶装置7
9のデータ構造を示す図で、サーバ1に接続された装置
群馬スター記憶装置18から使用する装置群を抽出した
ものである。図20は、使用装置条件マスター記憶装置
80のデータ構造を示す図で、サーバ1に接続された装
置条件マスター記憶装置21から使用する装置を抽出し
たものである。図21は、履歴情報記憶装置81のデー
タ構造を示す図で、第1のICカード7aが各工程の処
理結果を履歴情報として記録したものである。
【0036】図22は、サーバ1と第1のICカード7
aのデータ送受信の関係を示したフローチャートであ
る。
【0037】(イ)まず、サーバ1は、ステップS10
1において、製造情報作成手段16aによって、製造情
報を作成し、ステップS102において、製造情報送信
手段16bによって、製造情報を第1のICカード7a
に送信する。
【0038】(ロ)第1のICカード7aは、ステップ
S151において、製造情報受信手段77aによって、
製造情報を受信し、ステップS152において、この製
造情報に基づいてロットの管理を行う。更に、ステップ
S153において、ロットの管理によって得られた情報
が記録されている履歴情報記憶手段81を参照して、履
歴情報送信手段77gによって、履歴情報をサーバ1に
送信する。
【0039】(ハ)サーバ1は、ステップS103にお
いて、履歴情報受信手段16cによって履歴情報を受信
する。更に、ステップS104において、履歴情報格納
手段16dによって、履歴情報記憶装置23に履歴情報
を記録する。
【0040】図23は、図22の第1のICカード7a
のステップS152における工業製品のロットの管理に
ついての詳細なフローチャートである。
【0041】(イ)まず、ステーション4は、ステップ
S251において、ICカード確認手段48aによっ
て、第1のICカード7aの認証を行う。一方、ICカ
ード7は、ステップS201において、メール管理手段
77cによってメールのチェックを行う。ステップS2
02において、メールがあった場合は、ステップS20
8にジャンプし、異常処理を行い、メールの内容に応じ
て処理が行われる。具体的には、ウォッチドッグタイマ
ー手段77hによってソフトウェアーを割り込みさせた
り、バックアップ手段77iによってバックアップを行
う手段が取られる。又、このときに、図22のステップ
S151で取得した製造情報と異なる新たな製造情報を
メールで受信しても構わない。
【0042】(ロ)ステップ202においてメールがな
い場合は、第1のICカード7aは、ステップS203
において、製造条件構成手段77dによって製造条件を
構成し、ステップS204において、製造指示送信手段
77eによって、ステーション4に製造指示を送信す
る。
【0043】(ハ)ステーション4は、ステップS25
2において、製造指示受信手段48bにより、製造指示
を受信する。更に、ステップS253において、この製
造指示に基づいて、製造装置制御手段48cによって製
造装置3の制御を行い、ステップS254において、処
理結果取得送信手段48eにより、製造装置3から処理
結果を取得し、ICカード7に送信する。
【0044】(ニ)第1のICカード7aは、ステップ
S205において、処理結果取得手段77fによって、
処理結果を取得し、ステップS206において、履歴情
報を作成し、履歴情報記憶装置81に記録する。ステッ
プS207において、作業管理マスター記憶装置78を
参照して、次の製造装置があるか否かを判断する。ない
場合は、そのまま終了する。ここで、最終工程の処理結
果をステーション4から第1のICカード7aに送信す
るとき、「終了フラグ」を設定するなどして、第1のI
Cカード7aに、前工程が終了したことを通知するのが
好ましい。次の製造装置がある場合は、ICカード行先
指示手段77bによって、行先を表示装置72に表示さ
せ、ステップS201にジャンプする。このときに、L
ED74に点灯させるのが好ましい。
【0045】図24は、製造工程毎に得られる履歴情報
に基づいて、製造条件を決定し、指示する場合のフロー
チャートである。ここでは、工業製品として、半導体製
品の製造工程について具体例を挙げて説明している。
【0046】(イ)まず、ステップS601の第1成膜
工程において、膜種Aを膜厚300nm(誤差10%)
になるように製造し、ステップS602において、第1
膜厚の測定を行い、第1膜厚Xを履歴情報として、履歴
情報記憶装置81に記憶する。
【0047】(ロ)次に、ステップS603の第2成膜
工程において、膜種Bを膜厚600nm(誤差10%)
になるように製造し、ステップS604において、第2
膜厚の測定を行い、第2膜厚Yを履歴情報として、履歴
情報記憶装置81に記憶する。
【0048】(ハ)最後に、ステップS605のエッチ
ング工程において、(X+Y)*110%の厚さをエッ
チングする。
【0049】このように、本発明においては、製造工程
毎の履歴情報をICカード7a及び7bが取得すること
により、最適な製造条件を構成し、指示することが出来
る。
【0050】図25乃至図28は、ステーション4が提
示する画面の一例を示す図である。
【0051】図25は、製造開始処理を行う画面の一例
を示す図である。
【0052】(イ)画面P101において、「製造開
始」を選択し、T−No(ロットID)をロットからバ
ーコード6で読み取る。
【0053】(ロ)サーバ1から、製品情報を取得し、
更に、画面P102に示すように、現在工程内のICカ
ードの一覧等を参照することが出来る。ここで、「投
入」ボタンをクリックすると、第1のICカード7aと
の接続を確認し、データ転送を行う。又、「戻る」ボタ
ンをクリックすると処理を終了する。
【0054】図26及び図27は、作業票の確認処理を
行う画面の一例を示す図である。
【0055】(イ)画面P101において、「作業票
(確認)」を選択し、T−Noをロットからバーコード
6で読み取る。この読み取られたT−Noは、画面P1
03にて確認出来る。
【0056】(ロ)更に、投入時点においては画面P1
04の様な画面、工程進捗履歴を参照する場合は画面P
105の様な画面、コメントを入力する場合は画面P1
06の様な画面が表示される。
【0057】図28は、製造終了処理を行う画面の一例
を示す図である。
【0058】(イ)画面P101において、「製造終
了」を選択し、T−Noをロットからバーコード6で読
み取る。
【0059】(ロ)サーバ1から、製品情報を取得し、
更に、画面P107に示すように、現在工程内のICカ
ードの一覧等を参照することが出来る。ここで、「払
出」ボタンをクリックすると、ICカード7との接続を
確認し、データ受信を行う。これにより履歴情報が履歴
情報マスター記憶装置に保存される。又、「戻る」ボタ
ンをクリックすると処理を終了する。
【0060】図29乃至図31は、第1のICカード7
aの表示装置72の表示画面の一例を示す図である。
【0061】図29は、第1のICカード7aの行先を
表示する場合の画面例である。図29(a)は、通常の
状態で、品名、ロット番号などが表示される。更に工程
名と装置名が表示される。ここではAST11が装置名
でこれが行先になる。図29(b)は、第1の異常状態
で、図29(c)は、第2の異常状態である。異常状態
の度合いに応じて、表示画面72には、「アカガミ」
「STOP連絡」等のコメントが表示される。更に異常
状態の度合いに応じて、LED74の点滅間隔等の表示
方法を変更するのが好ましい。
【0062】図30は、半導体集積回路製造工程におけ
る作業票を表示する場合の画面例である。図30(a)
は、半導体集積回路製造工程における第1酸化工程、窒
化膜(Si3N4膜)CVD工程、テトラエチルオルソシ
リケート(TEOS)CVD工程、熱処理工程等の一連
の工程群を示しており、図30(b)は、図30(a)
で指定された第1酸化工程の更に詳細な、酸化工程前の
工程、第1酸化工程、第1酸化後の酸化膜の膜厚測定等
の細目の工程示しており、図30(c)は、図30
(b)で選択された工程に関する日付、処理担当者(オ
ペレータ)名等の詳細なデータが表示されている。
【0063】図31は、作業を行う条件を表示する場合
の画面例である。図31の画面では、コンタクトホール
・エッチング工程におけるエッチング時間等のそれぞれ
の工程における必要処理条件(レシピ)が表示される。
【0064】図32は、ICカード7の作業管理マスタ
ー記憶装置78に記録された半導体集積回路製造情報の
データの例である。第1酸化工程前のデータ、第1酸化
後の酸化膜の膜厚測定データ、反応性イオンエッチング
(RIE)のデータ、シンカー酸化膜の膜厚測定のデー
タ、エッチング後の検査データ等を示している。更にR
IEエッチングに時間制限があれば、時間規制工程とし
て到達時間制限となる時間数等を記録する。固定長のパ
ラメータをつなげた固定長レコードで表現する方法もあ
るが、図32は、パラメータとデータの形式をひとまと
まりとし、可変長レコードとしている。これにより、よ
り多くのパラメータに対応することが出来、パラメータ
の増減によるシステムの再構築の必要がない利点があ
る。
【0065】図33は、第1のICカード7aの履歴情
報記憶装置81に記録された半導体集積回路製造工程に
おける履歴情報のデータの例である。ここでも、可変長
レコードを用いることにより、システムの変更に柔軟に
対応することが可能である。
【0066】半導体集積回路製造工程の場合を例にとれ
ば、第1の実施の形態に係る生産管理システムによれ
ば、ウェハ工程(前工程)終了後のウェハ段階のプロー
ビング検査結果を図51に示すような紙面に記載したダ
イソータマップを使用せずにすむ。即ち、ウェハ段階の
プロービング検査結果をICカードに履歴情報として直
接記録し、ウェハ内における不良チップの位置をICカ
ード内のメモリにマークすることが出来る。不良マーク
の情報をX−Yの位置情報でICカードに直接取り込む
ことで、ウェハにインクを付ける必要がなくなる。これ
により、アセンブル工程(後工程)におけるパッケージ
へのマウント工程では、更にマウンターに光学系を必要
としなくなり、装置コストが下がる利点がある。マウン
ト工程では、フレームIDとICカードに記録されたウ
ェハ上のチップ配置(面内配置)の座標をリンクさせる
ことが出来る。又、パッケージ終了後のマーク工程で
は、各パッケージ(IC)毎にIDコードをマークし
て、それぞれのパッケージ(IC)が、どのウェハのど
この位置のチップを切り出したのかを特定することが出
来る。
【0067】しかも、これらのデータは、ICカード7
に記録すれば良いので、サーバの集中管理による弊害を
防ぐことが出来、柔軟な生産管理システムを提供するこ
とが出来る。
【0068】又、サーバ1、ステーション4、第1のI
Cカード7a、第2のICカード7b等の各装置は、内
部時計を備えていることが好ましい。これにより、作業
開始時間、作業終了時間、作業に要した時間、データ転
送時間等の様々な処理のタイムスタンプを取得すること
が出来る。タイムスタンプを参照することにより、例え
ば、作業時間が標準時間に比べ極端に長かったり、短か
ったりすると異常として検知することが出来る。更に、
アクチャルの処理時間を集計することも出来る。これら
のタイムスタンプを管理することにより、より詳細な作
業状況を把握することが出来る。
【0069】(第2の実施の形態)本発明の第2の実施
の形態に係る生産管理システムのシステム構成図を図3
4に示す。第2の実施の形態に係る生産管理システム
は、第1の実施の形態に係る生産管理システムに比べ
て、ネットワーク5に接続されているゲートウェイサー
バ100、第1の顧客端末140a、第2の顧客端末1
40b、・・・・・、第1のメーカー端末160a、第2の
メーカー端末160b、・・・・・、を備えている点が異な
る。ゲートウェイサーバ100、第1の顧客端末140
a、第2の顧客端末140b、・・・・・、第1のメーカー
端末160a、第2のメーカー端末160b、・・・・・
は、インターネット120により接続されている。これ
らの端末がインターネット120に接続する場合は、プ
ロバイダのアクセスポイント等を介する場合もある。
又、インターネット120は、パソコン通信ネットワー
ク、LAN、WANなどのネットワークであっても良
い。
【0070】図35は、第2の実施の形態における生産
管理システムのサーバ1の機能ブロック図である。第1
の実施の形態である図2と比べて、受注情報記憶装置2
8、装置予約表マスター記憶装置29を更に備えている
点が異なる。又、処理制御装置16は、受注手段16
f、スケジュール手段16g、ICカード進捗管理手段
16hを更に備えている点が異なる。又、図示しない
が、サーバ1は、図2と同様の記憶装置を備えており、
処理制御装置16は、図2の処理制御装置の各手段を備
えている。
【0071】受注手段16fは、第1の顧客端末140
a、第2の顧客端末140b、・・・・・、第1のメーカー
端末160a、第2のメーカー端末160b、・・・・・等
から商品の受注を行う手段である。この商品の受注情報
は、受注情報記憶装置28に登録される。スケジュール
手段16gは、受注手段16fで得られる商品の希望納
期から、商品製造のスケジュール立案を行う手段で、こ
の結果は、装置予約表マスター記憶装置29に登録され
る。ここで、納期まで充分な時間をとれない製造製品に
ついては、製造を早く行うように、他の製造製品との調
整を行う。ICカード進捗管理手段16hは、第1のI
Cカード7aから送信された進捗情報を受信し、装置予
約表マスター記憶装置29を更新する手段である。又、
第2の実施の形態における製造情報作成手段16aは、
更に受注情報記憶装置28と装置予約表マスター記憶装
置29を参照するのが好ましい。
【0072】図36は、装置予約表マスター記憶装置2
9のデータ構造を示す図で、工業製品のロットが製造装
置を使用する開始予定時間や終了予定時間等が記録され
ている。又、装置予約表マスター記憶装置29の「確/
予」項目において、各製造装置での処理が開始されれば
「確」、製造装置が予約中であれば「予」と記録され
る。
【0073】到着予定時刻で早い順にソートするとき、
「確/予」が「確」になっている行からソートする。上
から順に、開始予定を計算するが、「確/・予」が
「確」になっているレコードの開始予定はそのままにす
る。「予」になっているスグ行の開始予定に、「必要時
間」と「搬送時間」を加算し、その行の開始予定にす
る。そのとき、開始予定が到着予定より早ければ到着予
定時刻を開始予定にする。その作業を各製造装置の作業
票が並行して行う。「処理モード」がバッチ処理の製造
装置は、到着時刻と発車時刻が重なり、なおかつ「条
件」が同じ工業製品のロットの場合、「バッチ数」分一
緒に出来る。そのため、それらのロットの開始予定は同
じにする。又製造装置によっては条件に関係なく、「バ
ッチ数」分一緒に処理出来るものもある。その場合は、
到着時刻と発車時刻が重なっているロットを「バッチ
数」分一緒に処理することが出来る。それらの工業製品
のロットの開始予定も同じにする。終了予定は開始予定
に必要な時間をプラスした時間である。
【0074】図37は、第2の実施の形態における生産
管理システムの第1のICカード7aの機能ブロック図
である。第1の実施の形態における図16に比べて、作
業進捗記憶装置83、装置予約表記憶装置84を備え、
処理制御装置77は、作業進捗送信手段77j、作業進
捗管理手段77k、装置予約手段77lを備える点が異
なる。又、図示しないが、第1のICカード7aは、図
16と同様の記憶装置を備えており、処理制御装置77
は、図16の処理制御装置の各手段を備えている。
【0075】作業進捗送信手段77jは、第1のICカ
ード7aが、複数の製造装置間を逐次移動する度等に、
作業の進捗をサーバ1に送信する手段である。作業進捗
管理手段77kは、製造工程における作業進捗を管理
し、作業進捗記憶装置83に登録する手段である。装置
予約手段77lは、サーバ1に装置予約を依頼し、その
結果を装置予約表記憶装置84に登録する。又、他のI
Cカードのスケジュールにより、装置予約に変更があっ
た場合は、サーバからその内容を受信し、装置予約表記
憶装置84に登録する。
【0076】図38は、第2の実施の形態におけるサー
バ1とICカード7のフローチャートである。
【0077】(イ)まず、サーバ1は、ステップS30
1において、第1の顧客端末140a、第2の顧客端末
140b、・・・・・、第1のメーカー端末160a、第2
のメーカー端末160b、・・・・・等より、受注手段16
fにより、商品の受注を行い、ステップS302におい
て、スケジュール手段16gにより、スケジュール形成
を行う。
【0078】(ロ)ステップS303において、サーバ
1が受注出来ないと判断した場合は、サーバ1の処理を
終了する。この場合、注文をした端末にその旨を連絡す
るのが好ましい。
【0079】(ハ)ステップS303において、サーバ
1が受注出来ると判断した場合は、ステップS304に
おいて、製造情報作成手段16aにより製造情報を作成
し、ステップS305において、製造情報送信手段16
bにより製造情報をICカード7に送信する。
【0080】(ニ)第1のICカード7aは、ステップ
S351において、製造情報受信手段77aにより製造
情報を受信し、ステップS352において、製造指示送
信手段77eよりステーション4に製造指示を送信す
る。更に、ステップS353において、作業進捗送信手
段77jにより、サーバ1に作業進捗情報を送信する。
【0081】(ホ)サーバ1は、ステップS306にお
いて、ICカード進捗管理手段16hにより、作業進捗
情報を受信し、ステップS307において、装置予約表
マスター記憶装置29を更新する。
【0082】(ヘ)一方、第1のICカード7aは、ス
テップS354において、ステーション4から、処理結
果取得手段77fによって処理結果を取得し、ステップ
S355において、履歴情報を作成する。ステップS3
56において、作業管理マスター記憶装置78を参照し
て次の製造装置がある場合は、ステップS352におい
て、再び、製造指示を送信する。
【0083】(ト)同様に、サーバ1も、次の製造装置
がある場合は、ステップS308から、ステップS30
6にジャンプする。
【0084】(チ)一方、第1のICカード7aは、ス
テップS356において、次の製造装置がないと判断し
た場合、ステップS357において、履歴情報送信手段
77gによって、履歴情報をサーバ1に送信する。
【0085】(リ)サーバ1は、ステップS309にお
いて、履歴情報受信手段16cによって、履歴情報を受
信し、ステップS310において、履歴情報格納手段1
6dによって、履歴情報を履歴情報マスター記憶装置2
3に格納する。
【0086】第2の実施の形態によれば、顧客端末を介
して商品の受注を行い、製造工場内のサーバでスケジュ
ール形成することが出来る。これにより、顧客と製造工
場との関係が密接になるので、顧客の要望に即時対応す
ることが可能である。
【0087】(第3の実施の形態)本発明の第3の実施
の形態に係る生産管理システムのシステム構成図は第2
の実施の形態のシステム構成図である図33と同様であ
るので割愛する。
【0088】図39は、第3の実施の形態に係る生産管
理システムのサーバ1の機能ブロック図である。第1の
実施の形態である図2と比べて、部品材料使用予定一覧
表記憶装置30を備えている点が異なる。又、処理制御
装置16は、部品材料使用予定一覧表記憶装置管理手段
16iを備えている点が異なる。又、図示しないが、サ
ーバ1は、図2と同様の記憶装置を備えており、処理制
御装置16は、図2の処理制御装置の各手段を備えてい
る。
【0089】部品材料使用予定一覧表記憶装置管理手段
16iは、第1のICカード7aからの要求に基づき、
部品材料使用予定一覧表記憶装置30の更新を行う手段
である。
【0090】図40は、部品材料使用予定一覧表記憶装
置30のデータ構造を示す図で、工業製品のロット毎に
部品を使用する日、必要数などが記録されている。この
表は、使用予定日の早いものから順にソートする。在庫
数から必要数をマイナスし、一段下の在庫数にいれる。
これにより、在庫数の時系列の動きを把握することが出
来る。
【0091】図41は、第3の実施の形態に係る生産管
理システムの第1のICカード7aの機能ブロック図で
ある。第1の実施の形態における図16に比べて、処理
制御装置77に、部品材料引当手段77kを備える点が
異なる。又、図示しないが、第1のICカード7aは、
図16と同様の記憶装置を備えており、処理制御装置7
7は、図16の処理制御装置の各手段を備えている。
【0092】部品材料引当手段77kは、作業管理マス
ター記憶装置78を参照して、作業に必要な部品・材料
をサーバ1に接続された部品・材料使用予定一覧表記憶
装置30から引当を行う手段である。更に、在庫が少な
い場合や、足りない場合は、部品材料の仕入先に通信回
線を介して発注情報を送信し、部品材料の発注を行って
も良い。発注情報の送信方法は、電子メールやFTP等
の手段が挙げられる。
【0093】図42は、第1のICカード7aの部品材
料引当手段のフローチャートである。
【0094】(イ)まず、ステップS401において、
部品材料使用予定一覧表記憶装置78を参照し、ステッ
プS402において、部品材料の引当を行う。
【0095】(ロ)ステップS403において、引当後
の在庫数が、限界残よりも多い場合は、そのまま処理を
終了する。少ない場合は、ステップS404において、
第1のメーカー端末160a、第2のメーカー端末16
0b、・・・・・等に部品・材料を発注するメールを送信す
る。
【0096】(ハ)ステップS405において、問題が
あった場合は、ステップS406において、担当者に連
絡を行う。問題がなかった場合は、ステップS407に
おいて、サーバ1に部品材料使用予定一覧表記憶装置7
8の更新を依頼する。
【0097】第3の実施の形態によると、ICカードが
部品の発注を行うので、常に最新の在庫情報を取得する
ことが出来る。
【0098】(第4の実施の形態)本発明の第4の実施
の形態に係る生産管理システムのシステム構成図を図4
3に示す。第4の実施の形態に係る生産管理システムに
おいては、製造工場A、製造工場B及び製造工場Cに分
散しており、それぞれの製造工場内において、図1の様
なシステムが構築されている。
【0099】図43において、製造工場Aにおける生産
管理システムは、第1のサーバ1a、第1のステーショ
ン4a、第1のサーバ1a及び第1のステーション4a
と通信可能な第1のICカード7a及び第2のICカー
ド7bにより構成されている。第1のICカード7a
は、工業製品のロット10aの情報が、第2のICカー
ド7bは、工業製品のロット10bの情報を登録してい
る。又、製造工場Bにおける生産管理システムは、第2
のサーバ1b、第2のステーション4bにより構成され
ており、製造工場Cにおける生産管理システムは、第3
のサーバ1c、第3のステーション4cにより構成され
ている。
【0100】製造工場Aである製造工程まで処理されて
いる第1の工業製品のロット10aについて、製造工場
Bでそれ以降の製造工程の処理を行うとする。この場
合、第1の工業製品のロット10aと、第1の工業製品
のロット10aの情報が登録されている第1のICカー
ド7aを製造工場Bに搬入すれば良い。製造工場Bにお
いては、製造工場Aと同様の生産管理システムが構築さ
れているので、第1のICカード7aは、第2のサーバ
1b及び第2のステーション4bとも通信可能である。
従って、第1の工業製品のロット10aと第1のICカ
ード7aを製造工場Bに搬入することにより、第1の工
業製品のロット10aの情報をサーバ1bに登録するこ
となく、次の製造工程の処理を行うことが出来る。同様
に、製造工場Aである製造工程まで処理されている第2
の工業製品のロット10bについて、製造工場Cでそれ
以降の製造工程の処理を行う場合、第2の工業製品のロ
ット10bと、第2の工業製品のロット10bの情報が
登録されている第2のICカード7bを製造工場Cに搬
入すれば良い。
【0101】従来は、工業製品のロットの情報は作業票
に記録されており、工業製品のロットを別の製造工場に
移転する場合は、作業票の情報をサーバ等に登録する必
要があった。しかし、本発明の第4の実施の形態によれ
ば、工業製品のロットにICカードを添付して指定する
製造工場に搬入するだけで、同様の製造を行うことが出
来る。
【0102】(第5の実施の形態)第1乃至第4の実施
の形態においては、製造装置がステーションを介してサ
ーバに接続されている実施の形態を説明したが、第5の
実施の形態においては、製造装置がサーバに接続されて
いない実施の形態を説明する。本発明の第5の実施の形
態における生産管理システムのシステム構成図を図44
に示す。本発明の第5の実施の形態においては、サーバ
1、サーバ1と通信可能なICカード7、製造装置3、
ICカード7と通信可能なバーコードリーダー6により
構成されている。バーコードリーダー6の外観図を図4
5(d)に示す。
【0103】又、図45の(a)〜(c)に示すよう
に、ICカード7が必要とするあらゆる情報がバーコー
ド化されている。例えば、図45(a)においては、製
造装置3の固有コードが、製造装置3に貼付された装置
バーコード201としてバーコード化されている。図4
5(b)においては、作業担当者の固有コードが名札バ
ーコード202として製造装置3に貼付されバーコード
化されている。図45(c)は、処理開始203a、処
理終了203b、QC(Quality Control)203c等
のコマンド一覧をバーコード表203に記録した例を示
す。これらのバーコードを利用することにより、オフラ
インの製造装置3の制御を行うことが出来る。
【0104】第5の実施の形態における生産管理方法の
フローチャートを図45(e)に示す。
【0105】(イ)まず、ステップS501において、
ICカード7から、バーコードリーダー6を介して工程
データを受信する。ここで、工程データは、品名、工程
名、条件等のデータのことである。更に、ICカード7
は、更に作業(処理)開始時間/終了時間 作業者名/
ID、装置名/IDの入力をバーコードリーダー7に要
求する。バーコードリーダー6及びICカード7の通信
は、赤外線通信、有線通信等の通信で行われる。
【0106】(ロ)次に、ステップS503において、
ICカード7は、バーコードリーダー6に処理開始の指
示を出し、ステップS503において、バーコードリー
ダー6を介して処理の制御を行う。処理が終了すると、
ステップS504において、ICカード7は、バーコー
ドリーダー6を介して処理終了の通知を受ける。
【0107】(ハ)次に、ステップS505において、
バーコードリーダー6を介してオペレータIDを入力す
る。この時、図45(b)に示すように、作業者の名札
に、名札バーコード202が印刷されているのが好まし
い。更に、ステップS506において、バーコードリー
ダー6を介して装置ICを入力する。この時、図45
(a)に示す装置バーコード201をバーコードリーダ
ー6で読み取る。
【0108】(ニ)バーコードリーダー6は、作業終了
時(処理終了時)にステップS501、ステップS50
5、ステップS506において入力されたデータをIC
カード7に転送する。この時、ステップS504におい
て、製造装置の処理結果を更に転送するのが好ましい。
【0109】第5の実施の形態によると、例えばオンラ
イン制御を行うことの出来ない旧式の製造装置について
も、ICカードによる生産管理を行うことが出来る。
又、バーコードリーダーを用いず、ICカードや製造装
置に対してキーボード入力を行うことによって、同様の
機能を実現しても良い。
【0110】更に、バーコードリーダー6は、内部時計
を備えていることが好ましい。バーコードリーダー6
が、データを送受信したタイムスタンプの記録を行うこ
とにより、作業時間が標準時間に比べ極端に長かった
り、短かったりすると異常として検知することが出来
る。又、アクチャルの処理時間を集計することも出来
る。
【0111】(第6の実施の形態)第6の実施の形態に
おいては、期待する検証結果が得られなかった工業製品
について、製造工程のやり直しを行う場合を説明する。
ここでは、工業製品として半導体装置(半導体集積回
路)について説明する。
【0112】図46(a)は、フォトリソグラフィ工程
(ロコスフォトリソグラフィ)について示す。レジスト
剥離工程、乾燥工程、レジスト塗布工程、露光工程、現
像工程を経て、その後の現像出来映え目視検査工程及び
レジスト寸法工程で期待する検証結果が得られなかった
ロットについて、レジスト剥離工程に戻って、工程のや
り直しを行う。
【0113】図46(b)の例においては、エッチング
する工程(ロコスエッチング)における工程のやり直し
を説明する。ロコスフォトリソグラフィ工程の線幅測定
(Wd測定工程)が合格であり、エッチング工程に進ん
だとする。このエッチング工程終了直後、目視によりウ
ェハ表面の干渉色が異なると判断された場合や、エッチ
ング装置の異常がエッチング中に発見された場合等は直
ちに、同一工程内でやり直す。更に、エッチング工程が
終了し、残膜測定工程及び残膜目視検査工程へ進み、検
査段階でエッチング不足と判断されれば、再びエッチン
グ工程に戻り、必要な分のエッチングを追加する。
【0114】図47は、第6の実施の形態におけるやり
直し処理の手順を示すフロー図である。投入ロット番号
と投入ICカードで、ある段階の工程まで進み、その検
証の結果、ロット内の特定のウェハに期待する検証結果
が得られなかった場合のやり直し処理の手順を示すフロ
ー図である。
【0115】(イ)ある段階の工程まで進み、その検証
の結果、ロット内にの特定のウェハに期待する検証結果
が得られなかった場合は、この不合格のウェハを集合す
る。
【0116】(ロ)その製造装置(検査装置)のステー
ション4は、不合格のウェハの一群に対し、別のロット
番号とやり直し専用ICカードを発番する。やり直し作
業は工程によって決まっており、そのやり直し作業プロ
セスを、ステーション条件マスター記憶装置50に記録
している。又、やり直し作業プロセスをサーバ1からス
テーション4にダウンロードすることも可能である。更
に、不合格ウェハの発生した製造装置(検査装置)のス
テーション4は、投入ロットに添付された投入ICカー
ドの情報を読み出す。更に、不合格が発見された製造装
置(検査装置)のステーション4は、ステーション条件
マスター記憶装置50に記録された内容、若しくは必要
に応じて、サーバ1からダウンロードされた情報を基
に、やり直し工程のために行先情報を変更する。そし
て、先に読み出した投入ICカードの情報と共に、やり
直し専用ICカードにそれらの情報を書き込む。更に、
その製造装置(検査装置)のステーション4は、サーバ
1に不合格のウェハの番号や、不良の内容、やり直し工
程の内容等のやり直し履歴を転送する。
【0117】(ハ)この別のロット番号とやり直し専用
ICカードにより、変更された行先の製造装置により、
不合格のウェハについて再度処理をやり直す。やり直し
工程の結果を検証する。
【0118】(ニ)そして、検証の結果、期待する検証
結果を得ていれば、先に不合格とされたウェハの一群
は、本来の投入ロットに含まれていた他のウェハに合流
する。この場合、やり直し工程の終了した段階の製造装
置(検査装置)のステーション4は、やり直しロットに
添付されたやり直し専用ICカードの情報を読み出す。
更に、その製造装置(検査装置)のステーション4は、
検査結果や必要なコメント等の情報を作製する。そし
て、先に読み出したやり直し専用ICカードの情報と共
にこの必要なコメント等の情報を、元の投入ICカード
に書き込む。そして、やり直し専用ICカードは回収さ
れる。更に、やり直し工程の終了した段階の製造装置
(検査装置)のステーション4は、サーバ1に必要なや
り直し履歴を転送する。
【0119】図48は、図47に示した第6の実施の形
態におけるやり直し処理に用いられるステーション4の
表示装置72の画面の一例である。
【0120】(イ)まず、ステーション4の表示装置4
2の画面P101を見ながら、入力装置41を用いて、
「やり直し」を選択する。やり直しに関する情報がダウ
ンロードされる間、ICカードの表示装置72は、画面
P201が表示される。
【0121】(ロ)次に、ステーション4の表示装置4
2の画面P202において、製品の詳細情報が表示され
る。製品の詳細情報としては、その投入ロットの通過工
程の一覧が表示される。画面P202は、ロット編成/
第1酸化前処理/第1酸化実工程/第1酸化後の膜厚測
定/イオン注入用フォトリソグラフィ工程/イオン注入
用フォトリソグラフィ工程の後の現像検査工程を経てい
ることが示されている。そして、入力装置71を用いて
「やり直し開始工程選択」を選択する。「やり直し開始
工程選択」のドロップダウンリストにより、イオン注入
用フォトリソグラフィ工程からやり直しを開始し、イオ
ン注入用フォトリソグラフィ工程の後の現像検査工程で
やり直しを終了すること、更に、やり直しウェハの枚数
は5枚であることを入力装置71を用いて登録し、やり
直し指示を行う。ステーション4を介して、画面P20
2の情報は、やり直し専用ICカードに書き込まれる。
【0122】図49は、画面P101において、「作業
票(確認)」を選択したときの、作業票の一例である。
図49の例では、工程コード31402〜31404が
やり直しされたこと、2回目の工程コード31402の
イオン注入用フォトリソグラフィ工程のコメント欄に、
5枚のウェハに対してやり直しを行ったという情報が記
載されている。
【0123】ここでは、ステーション4からやり直しす
る指示を出したが、ICカード7や、サーバ1等から同
様の指示を出しても良い。特にICカード7から指示を
発生する場合は、ICカード7の画面でも情報を確認出
来るように、表示する方法を限定するのが好ましい。
【0124】従来、やり直し作業を行う場合は、「やり
直し専用シート」がやり直しウェハについて指示を指定
し、それに従って作業を行っていた。この作業は、作業
者による手入力で行われていたために、作業性が悪く、
ミスの原因になっていた。本発明の第6の実施の形態に
よると、ICカードがウェハの情報を管理するため、作
業性を高めることが出来る。
【0125】(その他の実施の形態)上記のように、本
発明は第1〜第6の実施の形態によって記載したが、こ
の開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定する
ものではない。この開示から当業者には様々な代替実施
の形態、実施例及び運用技術が明らかである。
【0126】例えば、本発明の実施の形態においては、
半導体製品(半導体集積回路)の製品開発について説明
したが、食品、衣料(繊維製品)、化学薬品、精密機
械、工作機械、ロボット、自動車、航空機、船舶等、そ
の他の種々の工業製品についても適用が可能である。
【0127】又、ICカードと製造装置を仲介する装置
としてステーションを用いて本発明の実施の形態を説明
したが、例えばステーションと同様の機能も備える製造
装置とICカードが直接データの送受信を行っても良
い。即ち、ステーションは、製造装置に対して外付けで
も内蔵でも構わない。
【0128】又、ステーションは、例えばコンピュータ
ーの様な情報機器等を用いて実現されても良い。
【0129】又、ICカードに無線で、サーバと通信出
来る手段(携帯電話)があれば、ステーションの機能を
ICカードに組み込むことが出来る。これによりICカ
ードとサーバの構成も可能となる。
【0130】又、製造装置とサーバのデータのやりとり
は、ICカードを介して行っているが、製造装置から有
線LAN或いは無線LANを介して、直接サーバにデー
タを送信してもかまわない。これによれば、IrDAやBlue
Tooth等の比較的遅い回線で送受信を行えないような、
大量のデータをサーバに送信したい場合に最適である。
更に、この大量のデータを編集して、必要部分のみをサ
ーバ或いは製造装置からICカードに送信しても良い。
【0131】更に、ICカードについて、LEDを構成
要素としたが、LEDでなくても構わない。例えば、ス
ピーカー等、作業者が認識出来る通知媒体であれば良
い。又、ICカードが取得する処理結果等の情報は、テ
キストデータとは限らない。例えば、ICカードにデジ
タルカメラ、音声マイク等を備えることにより、画像や
音声を記録データとして記録することが出来る。
【0132】又、記憶装置に記録された履歴情報等の情
報は、サーバ或いはICカード等から着脱可能な記憶装
置(フラッシュメモリ)であっても良い。これにより、
容易にバックアップを取得することが可能である。
【0133】この様な、本発明はここでは記載していな
い様々な実施の形態等を含むことは勿論である。
【0134】
【発明の効果】本発明によれば、システムが管理を行う
ことにより、作業効率を高めるICカード、生産管理シ
ステム及び生産管理方法を提供することが出来る。
【0135】更に本発明によれば、サーバの一括管理に
よらず、生産システムの障害に対応しやすいICカー
ド、生産管理システム及び生産管理方法を提供すること
が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る生産管理システムのシ
ステム構成図である。
【図2】第1の実施の形態における生産管理システムの
サーバの機能ブロック図である。
【図3】品名マスター記憶装置のデータ構造を示す図あ
る。
【図4】装置群マスター記憶装置のデータ構造を示す図
である。
【図5】ICカードマスター記憶装置のデータ構造を示
す図である。
【図6】投入指示記憶装置のデータ構造を示す図であ
る。
【図7】装置条件マスター記憶装置のデータ構造を示す
図である。
【図8】ステーションマスター記憶装置のデータ構造を
示す図である。
【図9】履歴情報記憶装置のデータ構造を示す図であ
る。
【図10】履歴情報記憶装置のデータ構造を示す図であ
る。
【図11】メールボックス記憶装置のデータ構造を示す
図である。
【図12】アドレス帳記憶装置のデータ構造を示す図で
ある。
【図13】第1の実施の形態における生産管理システム
のステーションの機能ブロック図である。
【図14】内部PM/QC計画表記憶装置のデータ構造
を示す図である。
【図15】ステーション条件マスター記憶装置50のデ
ータ構造を示す図である。
【図16】第1の実施の形態における生産管理システム
のICカードの機能ブロック図である。である。
【図17】ICカード7の外観図の例である。
【図18】作業管理マスター記憶装置のデータ構造を示
す図である。
【図19】使用装置群マスター記憶装置のデータ構造を
示す図である。
【図20】使用装置条件マスター記憶装置のデータ構造
を示す図である。
【図21】履歴情報記憶装置のデータ構造を示す図であ
る。
【図22】サーバとICカードのデータ送受信の関係を
示したフローチャートである。
【図23】図22のICカードのステップS152にお
けるロットの管理についての詳細なフローチャートであ
る。
【図24】製造工程毎に得られる履歴情報に基づいて、
製造条件を決定し、指示する場合のフローチャートであ
る。
【図25】ICカード投入を行う画面の一例を示す図で
ある。
【図26】作業票の確認を行う画面の一例を示す図であ
る。(その1)
【図27】作業票の確認を行う画面の一例を示す図であ
る。(その2)
【図28】ICカードの払出を行う画面の一例を示す図
である。
【図29】ICカードの行先を表示する場合の画面例で
ある。
【図30】作業票を表示する場合の画面例である。
【図31】作業を行う条件を表示する場合の画面例であ
る。
【図32】ICカードの作業管理マスター記憶装置に記
録された製造情報の実際のデータの例である。
【図33】ICカードの作業管理マスター記憶装置78
に記録された製造情報の実際のデータの例である。
【図34】第2の実施の形態に係る生産管理システムの
システム構成図である。
【図35】第2の実施の形態における生産管理システム
のサーバの機能ブロック図である。
【図36】装置予約表記憶装置のデータ構造を示す図で
ある。
【図37】第2の実施の形態における生産管理システム
のICカードの機能ブロック図である。
【図38】第2の実施の形態におけるサーバとICカー
ドのフローチャートである。
【図39】第3の実施の形態に係る生産管理システムの
サーバの機能ブロック図である。
【図40】部品材料使用予定一覧表記憶装置のデータ構
造を示す図である。
【図41】第3の実施の形態に係る生産管理システムの
ICカードの機能ブロック図である。
【図42】ICカードの部品材料引当手段のフローチャ
ートである。
【図43】本発明の第4の実施の形態に係る生産管理シ
ステムのシステム構成図である。
【図44】本発明の第5の実施の形態に係る生産管理シ
ステムのシステム構成図である。
【図45】(a)〜(c)は、第5の実施の形態である
オフライン運用におけるバーコードの例である。(d)
は、バーコードリーダーの外観図である。(e)は、オ
フライン運用におけるフローチャートである。
【図46】半導体集積回路の製造工程における、やり直
しの例である。
【図47】第6の実施の形態におけるやり直し処理を示
す図である。
【図48】第6の実施の形態におけるやり直し処理の画
面の一例である。
【図49】「作業票(確認)」を選択したときの、作業
票の一例である。
【図50】従来の生産管理方法のフローチャートであ
る。
【図51】従来の半導体製造工程のダイソータ工程にお
いて、不良チップがマークされたダイソータマップの例
である。
【符号の説明】
1、1a、1b、1c サーバ 3 製造装置(検査装置) 4、4a、4b、4c ステーション 5 ネットワーク 6 バーコードリーダー 7、7a、7b ICカード 9 担当者端末 10、10a、10b ロット 11、41、71 入力装置 12、42、72 表示装置 13、43、73 出力装置 14、44、76 一時記憶装置 15、45、75 通信制御装置 16、48、77 処理制御装置 16a 製造情報作成手段 16b 製造情報送信手段 16c 履歴情報受信手段 16d 履歴情報格納手段 16e メール管理手段 16f 受注手段 16g スケジュール手段 16h ICカード進捗管理手段 16i 部品材料使用予定一覧表記憶装置管理手段 17 品名マスター記憶装置 18 装置群マスター記憶装置 19 ICカードマスター記憶装置 20 投入指示記憶装置20 21 装置条件マスター記憶装置 22 ステーションマスター記憶装置 23 履歴情報マスター記憶装置 24 PM/QC計画表記憶装置 25 メールボックス記憶装置 26 アドレス帳記憶装置 27 ICカードバックアップ記憶装置 28 受注情報記憶装置 29 装置予約表マスター記憶装置 30 部品材料使用予定一覧表記憶装置 46 製造装置インタフェース 47 バーコードリーダーインタフェース 48a ICカード確認手段 48b 製造指示受信手段 48c 製造装置制御装置 48d 処理結果取得・送信手段 48e バーコードリーダー制御手段 49 内部PM/QC計画表記憶装置 50 ステーション条件マスター記憶装置 74 LED 77a 製造情報受信手段 77b ICカード行先指示手段 77c メール管理手段 77d 製造条件構成手段 77e 製造指示送信手段 77f 処理結果取得手段 77g 履歴情報送信手段 77h ウォッチドッグタイマー手段 77i バックアップ手段 77j 作業進捗送信手段 77k 部品材料引当手段 78 作業管理マスター記憶装置 79 使用装置群マスター記憶装置 80 使用装置条件マスター記憶装置 81 履歴情報記憶装置 82 メール記憶装置 83 作業進捗記憶装置 84 装置予約表記憶装置 100 ゲートウェイサーバ 120 インターネット 140a、140b 顧客端末 160a、160b メーカー端末 201 装置バーコード 202 名札バーコード 203 バーコード表 203a 処理開始 203b 処理終了 203c QC
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 19/00 H01L 21/02 Z H01L 21/02 G06K 19/00 Q Fターム(参考) 3C100 AA34 AA57 BB03 BB13 BB17 BB27 CC02 DD05 DD14 DD17 DD22 DD23 DD25 DD33 EE06 5B035 BB09 BC04 5B058 KA04 YA01 YA20 5B072 BB00 CC24

Claims (39)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工業製品の製造方法の条件を記録する第
    1の記憶装置と、 前記第1の記憶装置に登録された製造方法の条件を参照
    して前記工業製品の製造に用いる製造装置の使用条件を
    作成する製造条件作成手段と、 前記製造装置の制御部に前記製造条件を送信する製造指
    示送信手段とを備えることを特徴とするICカード。
  2. 【請求項2】 前記第1の記憶装置は、ROM或いはR
    AMのいずれかであり、前記第2の記憶装置は、ROM
    或いはRAMのいずれかであることを特徴とする請求項
    1に記載のICカード。
  3. 【請求項3】 前記製造装置の制御部は、前記製造装置
    に対して外付け或いは内蔵のいずれかであることを特徴
    とする請求項1又は2に記載のICカード。
  4. 【請求項4】 前記工業製品の製造単位毎に管理を行う
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載
    のICカード。
  5. 【請求項5】 前記工業製品が製造される過程におい
    て、製造単位毎に添付されることを特徴とする請求項1
    乃至4のいずれか1項に記載のICカード。
  6. 【請求項6】 前記工業製品が半導体集積回路の場合、
    半導体ウェハのロット毎に添付されることを特徴とする
    請求項1乃至5のいずれか1項に記載のICカード。
  7. 【請求項7】 外部から製造情報を受信し、前記第1の
    記憶装置に製造情報を記録する製造情報受信手段を更に
    有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項
    に記載のICカード。
  8. 【請求項8】 前記工業製品の製造工程における履歴情
    報を記録する第2の記憶装置を更に有することを特徴と
    する請求項1乃至7のいずれか1項に記載のICカー
    ド。
  9. 【請求項9】 前記履歴情報は、前記製造装置の使用時
    刻、前記製造条件、前記工業製品の製造工程における評
    価結果のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請
    求項8に記載のICカード。
  10. 【請求項10】 前記評価結果は、文字情報、画像情
    報、音声情報のうち少なくとも1つの形式であることを
    特徴とする請求項9に記載のICカード。
  11. 【請求項11】 前記評価結果は、膜厚の測定値である
    ことを特徴とする請求項9又は10に記載のICカー
    ド。
  12. 【請求項12】 前記第2の記憶装置に登録された履歴
    情報を外部に送信する履歴情報送信手段を更に有するこ
    とを特徴とする請求項8乃至11のいずれか1項に記載
    のICカード。
  13. 【請求項13】 前記製造条件構成手段は、前記第2の
    記憶装置の前記評価結果を参照して製造条件を見直すこ
    とを特徴とする請求項8乃至12のいずれか1項に記載
    のICカード。
  14. 【請求項14】 製造工程の作業進捗を外部に随時送信
    する作業進捗送信手段を更に有することを特徴とする請
    求項1乃至13のいずれか1項に記載のICカード。
  15. 【請求項15】 前記工業製品を製造するための部品材
    料の引当を指示する部品材料引当手段を更に有すること
    を特徴とする請求項1乃至14のいずれか1項に記載の
    ICカード。
  16. 【請求項16】 前記部品材料引当手段は、前記部品材
    料が少なくなるか不足する場合は、通信回線を介して発
    注を行うことを特徴とする請求項15に記載のICカー
    ド。
  17. 【請求項17】 異常を感知したときに、タイマー割り
    込みを行うウォッチドッグタイマー手段を更に有するこ
    とを特徴とする請求項1乃至16のいずれか1項に記載
    のICカード。
  18. 【請求項18】 前記第2の記憶装置に記録されている
    前記履歴情報のバックアップを外部に送信するバックア
    ップ手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至1
    7のいずれか1項に記載のICカード。
  19. 【請求項19】 前記第1の記憶装置は、脱着可能であ
    り、前記履歴情報をバックアップできることを特徴とす
    る請求項1乃至7のいずれか1項に記載のICカード。
  20. 【請求項20】 前記第2の記憶装置は、脱着可能であ
    り、前記履歴情報をバックアップできることを特徴とす
    る請求項8乃至12、18のいずれか1項に記載のIC
    カード。
  21. 【請求項21】 前記第1の記憶装置と前記第2の記憶
    装置は、一つの記憶装置で構成されていることを特徴と
    する請求項8乃至12、18乃至20のいずれか1項に
    記載のICカード。
  22. 【請求項22】 工業製品の仕様情報を記録する第1の
    記憶装置と、 前記工業製品の製造で使用される製造装置の制御条件を
    記録する第2の記憶装置と、 前記第1の記憶装置に記憶された仕様情報及び前記第2
    の記憶装置に記憶された制御条件を参照して、前記工業
    製品の製造条件を作成する製造情報作成手段と、 前記製造情報をICカードに送信する製造情報送信手段
    とを備える生産管理サーバと、 工業製品の製造方法の条件を記録する第3の記憶装置
    と、 前記サーバから前記製造条件を受信し、前記第3の記憶
    装置に記録する製造情報受信手段と、 前記第3の記憶装置に記録された情報を参照して製造装
    置の使用条件74を構成する製造条件構成手段と、 前記製造装置の制御部に前記製造条件を送信する製造指
    示送信手段とを備えるICカードとを備えることを特徴
    とする生産管理システム。
  23. 【請求項23】 前記第1の記憶装置は、ROM或いは
    RAMのいずれかであり、前記第2の記憶装置は、RO
    M或いはRAMのいずれかであり、前記第3の記憶装置
    は、ROM或いはRAMのいずれかであることを特徴と
    する請求項22に記載の生産管理システム。
  24. 【請求項24】 前記製造装置の制御部は、前記製造装
    置に対して外付け或いは内蔵のいずれかであることを特
    徴とする請求項22又は23に記載の生産管理システ
    ム。
  25. 【請求項25】 前記生産管理サーバは、 前記工業製品の製造工程における履歴情報を登録する第
    4の記憶装置と、 前記ICカードから前記履歴情報を受信する履歴情報受
    信手段と、 前記第4の記憶装置に前記履歴情報を格納する履歴情報
    格納手段とを更に有し、 前記ICカードは、 前記工業製品の履歴情報を登録する第5の記憶装置と、 前記製造装置から処理結果を取得し前記第5の記憶装置
    に登録する処理結果取得手段と、 前記第5の記憶装置に登録された履歴情報を前記生産管
    理サーバに送信する履歴情報送信手段とを更に有するこ
    とを特徴とする請求項22乃至24のいずれか1項に記
    載の生産管理システム。
  26. 【請求項26】 前記ICカードにおける前記製造条件
    構成手段は、更に第5の記憶装置を参照して製造条件を
    構成することを特徴とする請求項22乃至25のいずれ
    か1項に記載の生産管理システム。
  27. 【請求項27】 前記生産管理サーバは、 前記工業製品を製造するための部品材料の使用予定が登
    録された第6の記憶装置を更に備え、 前記ICカードから前記部品材料の引当情報を受信し前
    記第6の記憶装置を管理する部品材料管理手段を更に有
    し、 前記ICカードは、 前記工業製品を製造するための部品材料の引当を指示す
    る部品材料引当手段を更に有することを特徴とする請求
    項22乃至26のいずれか1項に記載の生産管理システ
    ム。
  28. 【請求項28】 生産管理サーバと、 複数のICカー
    ドから構成され、 前記生産管理サーバは、前記複数のICカードの秩序を
    調整することを特徴とする生産管理システム。
  29. 【請求項29】 前記複数のICカードは、作業進捗を
    生産管理サーバに送信し、前記生産管理サーバは、前記
    作業進捗を参照して前記複数のICカードの作業順序を
    調整することを特徴とする請求項28に記載の生産管理
    システム。
  30. 【請求項30】 前記複数のICカードは、作業進捗を
    生産管理サーバに送信し、前記生産管理サーバは、前記
    作業進捗を参照して前記複数のICカードの作業順序を
    調整することを特徴とする請求項28に記載の生産管理
    システム。
  31. 【請求項31】 前記作業管理サーバは、前記複数のI
    Cカードから前記作業進捗を受信し、前記作業進捗を参
    照して前記複数のICカードの作業順序を調整し、前記
    複数のICカードに作業開始指示を送信することを特徴
    とする請求項28乃至30のいずれか1項に記載の生産
    管理システム。
  32. 【請求項32】 前記複数のICカードは、部品引当を
    生産管理サーバに指示し、前記生産管理サーバは、前記
    複数のICカードが指示した前記部品引当を行い調整す
    ることを特徴とする請求項28又は31のいずれか1項
    に記載の生産管理システム。
  33. 【請求項33】 生産管理サーバが、該生産管理サーバ
    の記憶装置に登録された工業製品の情報を参照して、前
    記工業製品の製造情報を作成する工程と、 前記生産管理サーバが、前記製造情報をICカードに送
    信する工程と、 前記ICカードが、前記製造情報を受信し、前記製造情
    報を前記ICカードの記憶装置に登録する工程と、 前記ICカードが、前記製造情報に基づいて前記製造装
    置の製造条件を構成する工程と、 前記ICカードが、製造装置の制御部に前記製造条件を
    送信する工程とを備えることを特徴とする生産管理方
    法。
  34. 【請求項34】 前記ICカードが前記工業製品の履歴
    情報を前記製造装置の制御部から取得する工程と、 前記ICカードが、前記履歴情報を前記生産管理サーバ
    に送信する工程と、 前記生産管理サーバが前記履歴情報を受信する工程と、 前記生産管理サーバが、前記履歴情報を格納する工程と
    を更に備えることを特徴とする請求項33に記載の生産
    管理方法。
  35. 【請求項35】 前記ICカードが、前記履歴情報記憶
    装置を参照して、前記製造条件を見直す工程を更に備え
    ることを特徴とする請求項34に記載の生産管理方法。
  36. 【請求項36】 顧客から通信ネットワークを介して前
    記工業製品の情報及び納期を含む受注情報を受信し、該
    受注情報を受注情報記憶装置に登録する工程と、 前記受注情報を参照して前記納期に間に合うように前記
    製造装置のスケジュール形成を行い装置予約表記憶装置
    の登録内容の更新を行う工程とを更に備え、 前記製造情報を作成する工程は、前記受注情報を更に参
    照して行うことを特徴とする請求項33乃至35のいず
    れか1項に記載の生産管理方法。
  37. 【請求項37】 前記ICカードが、前記ICカードの
    作業進捗情報を前記生産管理サーバに随時送信する工程
    と、 前記生産管理サーバが、前記作業進捗情報を随時取得す
    る工程とを更に備えることを特徴とする請求項33乃至
    36のいずれか1項に記載の生産管理方法。
  38. 【請求項38】 前記ICカードが、前記工業製品を製
    造するための部品材料の引当情報を前記サーバに送信す
    る工程と、 前記生産管理サーバが、前記引当情報を受信し、各部品
    材料の引当情報を管理する工程とを更に備えることを特
    徴とする請求項33乃至37のいずれか1項に記載の生
    産管理方法。
  39. 【請求項39】 前記生産管理サーバは、複数の前記I
    Cカードと情報の送受信を行い、前記複数のICカード
    間の整合をとった情報を提供することを特徴とする請求
    項33乃至38のいずれか1項に記載の生産管理方法。
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