JP2005100047A - 食品工場向け製造履歴管理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 食品工場のように食材が分散・集合する複雑な製造ラインを有する場合であっても、正確に、効率良く、食品の製造履歴を管理可能なシステムを提供する。
【解決手段】 上記課題を解決するための、食品工場向け製造履歴管理システムは、食品製造の工程毎に配されるゲート11と、前記ゲート11で得られるデータを管理するサーバとを備え、前記ゲート11には、工程の環境データおよび食材の加工データを入力する入力装置と、ID番号を記録されたRFIDのID番号を読み取るリーダ部12a、12bが設けられ、前記RFIDは同一条件で生産されるロット毎に備えられ、前記サーバは、前記ゲート11毎に変化するロット単位のデータを、前記RFIDに記録されたID番号と関連付けると共に、前記ゲート11毎に変化する前記ID番号の履歴を管理するデータベースを備えることを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 上記課題を解決するための、食品工場向け製造履歴管理システムは、食品製造の工程毎に配されるゲート11と、前記ゲート11で得られるデータを管理するサーバとを備え、前記ゲート11には、工程の環境データおよび食材の加工データを入力する入力装置と、ID番号を記録されたRFIDのID番号を読み取るリーダ部12a、12bが設けられ、前記RFIDは同一条件で生産されるロット毎に備えられ、前記サーバは、前記ゲート11毎に変化するロット単位のデータを、前記RFIDに記録されたID番号と関連付けると共に、前記ゲート11毎に変化する前記ID番号の履歴を管理するデータベースを備えることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、食品工場向けの製造履歴管理システムに係り、特に、弁当や惣菜等複数の食材を取り扱うラインを有する食品工場向け製造履歴管理システムに関する。
食品を取り扱う生産ラインを持つ工場等では、食品を加工した環境の衛生面や食材の入荷時期、食材の加工手段、加工状態までもがその製造の履歴を管理することの一環とされる。
このような食品の製造履歴管理を行っている工場では、従来は、作業者が手作業(手入力)により食材の入荷から製品(食品)として搬送されるまでの履歴を執っていることが多かった。しかし、手作業による履歴管理は、管理項目、工程が増す毎に複雑化し、煩雑となると共に間違いのもとにもなるという問題がある。
このような食品の製造履歴管理を行っている工場では、従来は、作業者が手作業(手入力)により食材の入荷から製品(食品)として搬送されるまでの履歴を執っていることが多かった。しかし、手作業による履歴管理は、管理項目、工程が増す毎に複雑化し、煩雑となると共に間違いのもとにもなるという問題がある。
複数の段階(工程)を経る食品(食材)の履歴を管理するシステムとしては、例えば特許文献1に提案されているシステムがある。
特許文献1に記載のシステムは、市場に出回る農産物が、どのように生産され、どういった経路を経てきたものなのかという個体情報を記録・提供可能とするシステムである。
特開平10−302105号公報
特許文献1に記載のシステムは、市場に出回る農産物が、どのように生産され、どういった経路を経てきたものなのかという個体情報を記録・提供可能とするシステムである。
引用文献1に記載のシステムを利用すれば、食材の個体がどのような工程を経て加工されたかを知ることはできるかもしれないが、多種にわたる食材一つ一つにIDタグを付けるのは煩わしく、しかも経費がかさむ。また、入荷した食材毎の大きなロットにIDタグを付すようにすることもできるが、食品工場では、食材が工程毎に分散・集合するためそれらのつながりを含めた製造履歴を正確に記録することはできなくなってしまうという問題が残る。
本発明では、食品工場のように食材が分散・集合する複雑な製造ラインを有する場合であっても、正確に、効率良く、食品の製造履歴を管理可能なシステムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る食品工場向け製造履歴管理システムは、食品製造の工程毎に配されるゲートと、前記ゲートで得られるデータを管理するサーバとを備え、前記ゲートには、工程の環境データおよび食材の加工データを入力する入力装置と、ID番号を記録されたタグのID番号を読み取るリーダ部が設けられ、前記タグは食品製造の工程を流れて前記ゲート毎に分散・集合される食材のうち、同一条件で生産されるロット毎に備えられ、前記サーバは、前記ゲート毎に変化するロット単位の加工データを、ゲート毎に前記タグに記録されたID番号と関連付けると共に、前記ゲート毎に変化する前記ID番号の履歴を管理するデータベースを備えることを特徴とする。
また、前記ロットは、工程を流れるトレイ単位であるようにすると良い。
なお、前記加工データには、入荷データ、搬送データ等食品製造に関する各種データが含まれる。
なお、前記加工データには、入荷データ、搬送データ等食品製造に関する各種データが含まれる。
上記構成の食品工場向け製造履歴管理システムにおいて、食品製造の工程毎に配されるゲートと、前記ゲートで得られるデータを管理するサーバとを備え、前記ゲートには、工程の環境データおよび食材の加工データ(入荷データを含む各種データ)を入力する入力装置と、ID番号を記録されたタグのID番号を読み取るリーダ部が設けられ、前記タグは食品製造の工程を流れて前記ゲート毎に分散・集合される食材のうち、同一条件で生産されるロット毎に備えられ、前記サーバは、前記ゲート毎に変化するロット単位のデータを、ゲート毎に前記タグに記録されたID番号と関連付けると共に、前記ゲート毎に変化する前記ID番号の履歴を管理するデータベースを備えることを特徴とすることにより、食品工場のように食材が分散・集合する複雑な製造ラインを有する場合であっても、正確に、効率良く、食品の製造履歴を記録、管理することが可能となる。
以下、本発明の食品工場向け製造履歴管理システムに係る実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の食品工場向け製造履歴管理システムと製造ラインとの関係を示す概略構成の斜視図である。
図1は、本発明の食品工場向け製造履歴管理システムと製造ラインとの関係を示す概略構成の斜視図である。
本実施形態の基本構成は、ID番号を記録したタグであるRadio Frequency Identification(以下RFIDという)を備えたトレイ(容器)10と、前記トレイ10に備えられたRFIDに記録されたデータ(ID番号)を読み取る、リーダ部12a、12bと、前記トレイ10によって搬送される食材22を加工する際の加工情報や環境・衛生情報等を入力する入力装置14と、前記リーダ部12a、12b及び入力装置14が取得したデータを記録保存するコンピュータ端末16とから成り、前記リーダ部12a、12bと、入力装置14とから成る部分をゲート11と総称する。
上記構成の食品工場向け製造履歴管理システムは、少なくとも上流側搬送部18aと、下流側搬送部18bと、前記上流側搬送部18aと前記下流側搬送部18bとの間に設けられる加工部20とを備えた製造ラインに設けられる。
具体的には、前記リーダ部12aは、ゲートタイプとして前記上流側搬送部18aの下流側端部に備えるようにする。この場合、前記上流側搬送部18aは、コンベヤタイプ等であれば良い。また、前記リーダ部12bも、ゲートタイプとして前記下流側搬送部18bの上流側端部に備えるようにする。この場合も、前記下流側搬送部18bはコンベヤタイプ等であれば良い。また、前記入力装置14は、前記加工部20の、食材22を加工する際の環境情報等を得ることができる箇所に設けられていれば良い。
本実施形態では、上流側搬送部18a、下流側搬送部18bとして共にコンベヤタイプのものを使用することとし、リーダ部12a、12bは共にゲートタイプのものとしたが、その作用を成せば、これらに限るものではない。例えば、搬送部は人手を利用するもの等でも良い。
また、前記入力装置14には図2に示すように、食材を加工する際の温度情報を入力する温度センシング部54の他に、食材入荷時における情報を入力し、RFID50のID番号と関連付ける入力端末部52と、弁当等の盛り付け時の計量情報を入力する計量情報出力部56とがある。なお、前記入力端末部52は、Personal Digital Assistance(以下PDAという)等の携帯可能な端末であると良い。
前記リーダ部12a、12bには、RFID50のID番号を読み取るRFID読取部58と、読み取ったID番号をコンピュータ端末16に送信するための通信モジュール60とが備えられる。
前記コンピュータ端末16には少なくとも、リーダ部12a、12bとを前記RFID50を備えたトレイ10が通過する時間から、入荷や加工等の各生産工程に要する時間を測定する開始時刻測定部62と、終了時刻測定部66と、前記入力装置14より入力されたデータを収集する製造データ収集部64と、前記製造データ収集部64に送られたデータと、リーダ部12a、12bが読み取ったRFID50に記録されたID番号とを関連付けてその履歴をデータベースとして記録する製造履歴データ記録部68とを備えている。
さらに図1には示さなかったが、前記コンピュータ端末16には、製造履歴情報を集中管理するサーバとしての履歴管理サーバ70が接続され、前記製造履歴データ記録部68とデータの送受信を可能にしている。
前記リーダ部12a、12b、前記入力装置14と、前記コンピュータ端末16とのデータの送受信は、有線または無線形式の通信ネットワークによれば良い。
前記リーダ部12a、12b、前記入力装置14と、前記コンピュータ端末16とのデータの送受信は、有線または無線形式の通信ネットワークによれば良い。
また、上記では、履歴管理サーバ70は、コンピュータ端末16を介してデータの管理を行う旨記載したが、前記履歴管理サーバ70に前記コンピュータ端末16の機能を持たせても良い。また、コンピュータ端末16自体をサーバとして機能させても良い。
上記のような食品工場向け製造履歴管理システムでは、図3に(1)〜(5)で示すような食品の履歴管理が行われる。なお、図3の上段には作業の概要を模式図で示し、中段には作業のフローチャートを示し、下段には各作業時の入力データを示す。
まず、(1)に示されるように、食材(原料)入荷時には、原料の箱(容器)にRFIDを貼付し、貼付されたRFIDのID番号を読み込み、前記ID番号に関連付けるための原料の情報や配送業者、入荷日時等を入力し、コンピュータ端末16(図1参照)に送信する。送信されたデータは、ID・原料名・原料詳細・配送業者名・入荷日等であり、これらのデータを関連付けて管理する。
次に(2)に示す下処理工程では、リーダ部12a(図1参照)で原料の箱に貼付されたRFIDのID番号を読み取る。その後、加工部20(図1参照)にて洗浄等の下処理を施し、原料を、同時に処理可能な単位(ロット)毎にトレイ等の容器に分配する。このときの環境情報(温度等)は逐次温度センシング部54(図2参照)によって記録され、コンピュータ端末16に送信され、記録される。
原料が複数のトレイに分配されると、リーダ部12b(図1参照)は、複数に分配された各トレイに付されたRFIDのID番号を読み込み、トレイに付されたRFIDのID番号と原料の箱に貼付されていたRFIDのID番号とは、前記コンピュータ端末16の製造履歴データ記録部68に、それぞれを関連付けて記録する。
送信され、記録されたデータは、ID番号を関連付けたデータと、下処理後のトレイに付されたRFIDのID番号に関連付けられるデータである下処理方法・下処理日時等である。
これを、図3に示す模式図で説明すると、ID番号101である原料が、ID番号201、202の二つのトレイに分配された場合には、ID番号101とID番号201との関係と、ID番号101とID番号202との関係とをそれぞれ記録し、その処理内容もそれぞれ記録するのである。
次に、(3)に示す加工工程では、図3中段に示されるように、下処理後のトレイに付されたRFIDのID番号を読み取る。その後加工部20にて食材を加工する。このとき、温度センシング部54(図2参照)によって加工環境のデータがコンピュータ端末16に送信される。食材加工後は、当該食材を、別なRFIDが付された新たなトレイに移し、前記新たなトレイに付されたRFIDのID番号を読み込む。このとき入力されるデータは、下処理後のトレイに付されたRFIDのID番号と、加工処理後のトレイに付されたRFIDのID番号とを関連付けるデータと、加工処理後のトレイに付されたRFIDのID番号に関連付けられて記録される加工方法・加工温度等のデータである。
これを、図3に示す模式図で説明すると、例えばID番号201の食材が、加工により、ID番号301とID番号302との番号を持つ食材に分割された場合、ID番号201とID番号301との関係と、ID番号201とID番号302との関係とをそれぞれ記録し、その加工内容をも記録する。
(4)に示す盛り付け工程では、複数の食材が弁当として一つの容器に盛り付けられるため、盛り付ける複数の食材のトレイに付されたRFIDのID番号を読み込む。その後、各トレイから食材を取り出し、弁当箱に盛り付けを行う。盛り付け終了後、弁当箱若しくは弁当箱を乗せるトレイに付されたRFIDのID番号を読み込み、コンピュータ端末16へ送信する。送信される情報は、弁当箱に盛り付けされた複数の食材のトレイに付されたRFIDのID番号と、弁当箱若しくは弁当箱を載せるトレイに付されたRFIDのID番号とを関連付ける情報と、弁当箱若しくは弁当箱を乗せるトレイに付されたRFIDに記録された、弁当の盛り付け方法や、盛り付け日時等である。
具体例を説明すると、ID番号301を付された食材(トレイ)と、ID番号401を付された食材(トレイ)と、ID番号501を付された食材(トレイ)とを一つの弁当箱に盛り付ける場合に、前記複数のID番号と、弁当箱に付されたID番号である1001とを関連付けるデータと、盛り付け時の環境情報等を記録する。
盛り付け後、(5)に示すように、弁当箱若しくは弁当箱を乗せるトレイに付されたRFIDのID番号を読み込むとともに、弁当の検査情報や、出荷日時、配送業者といった出荷情報を入力し、コンピュータ端末16に送信する。
盛り付け後、(5)に示すように、弁当箱若しくは弁当箱を乗せるトレイに付されたRFIDのID番号を読み込むとともに、弁当の検査情報や、出荷日時、配送業者といった出荷情報を入力し、コンピュータ端末16に送信する。
上記のように、各ゲート毎に変わる食材のID番号を関連付けて、弁当の製造履歴を管理することで、製造された弁当に使用されている食材のそれぞれが、どのような工程を経てきているか、また、同様な工程を経た食材がどの弁当に配されているかを調べることが容易にできるようになる。
データベースとして記録される具体的なデータの記録項目は、例えば図4に示す通りである。
(1)に示す入荷工程であれば、RFIDのID、原料名、生産地、他原料の重量等を記録する。また、(2)に示す下処理工程であれば、RFIDのID、前工程のID、処理内容、他を記録する。また、(3)に示す加工工程では、RFIDのID、前工程のID、加工内容、他を記録する。さらに、(4)(5)に示す盛り付け出荷の工程であれば、RFIDのID、弁当の盛り付けに使用された食材のID、検査情報、出荷日、配送業者、他を記録する。
(1)に示す入荷工程であれば、RFIDのID、原料名、生産地、他原料の重量等を記録する。また、(2)に示す下処理工程であれば、RFIDのID、前工程のID、処理内容、他を記録する。また、(3)に示す加工工程では、RFIDのID、前工程のID、加工内容、他を記録する。さらに、(4)(5)に示す盛り付け出荷の工程であれば、RFIDのID、弁当の盛り付けに使用された食材のID、検査情報、出荷日、配送業者、他を記録する。
図4では、前工程のID番号として直前のID番号のみを表示するようにしていたが、原料から弁当になるまでで逐次変化するID番号の関連付けを全て表示するようにしても良い。
上記のようなシステムとすることにより、食品処理状態のみならず、食品を加工した際の環境情報をも得ることが可能となり、菌の増殖曲線情報等から食品加工時における細菌の発生状態を予測することも可能となる。
上記工程の流れについて、焼きそば弁当を製造するラインの例をあげて説明する。参照図は、図5、図6であり、図5は食材の流れを食材名で示し、図6は食材の流れをRFIDのID番号で示している。
まず食材(原料)として、キャベツ(ID:A0021)、人参(ID:A0033)、豚肉(ID:C0230)が入荷される。
入荷された食材は、下処理され、下処理後には同時に加工可能な単位毎に容器やトレイに分配され、新たなID番号を付与される。キャベツ(ID:A0021)、人参(ID:0033)は、洗浄、カットを施され、キャベツ(ID:P021)、人参(ID:P082)と認識される。また、豚肉(ID:C0230)はカットを施され、豚肉(ID:P109)と認識される。また、焼きそばに必要な麺(ID:P201)と、弁当に必要な白米(ID:P305)が出庫され、前記白米は、水に浸漬される。
入荷された食材は、下処理され、下処理後には同時に加工可能な単位毎に容器やトレイに分配され、新たなID番号を付与される。キャベツ(ID:A0021)、人参(ID:0033)は、洗浄、カットを施され、キャベツ(ID:P021)、人参(ID:P082)と認識される。また、豚肉(ID:C0230)はカットを施され、豚肉(ID:P109)と認識される。また、焼きそばに必要な麺(ID:P201)と、弁当に必要な白米(ID:P305)が出庫され、前記白米は、水に浸漬される。
上記のようにして下処理された食材は、調理され、新たなID番号を与えられる。例えば焼きそばであれば、キャベツ(ID:P021)、人参(ID:P082)、豚肉(ID:P109)および麺(ID:P201)を合わせて加熱調理され、焼きそば(ID:J233)と認識される。また、白米(ID:P305)であれば、加熱(炊飯)され、白米(M980)と認識される。
さらに、弁当製造工程では、加熱調理後の食品の細菌増殖を抑えるために、冷却工程をふまえる。冷却工程後も新たなID番号を付与され、食品が冷却工程を経たことを認識可能とする。焼きそば(ID:J233)は冷却後に、焼きそば(K233)と認識され、白米(ID:M980)は冷却後に、白米(ID:N562)と認識される。
上記のような工程を経た焼きそば(ID:K233)と、白米(ID:N562)とは、一つの容器に盛り付けされ、焼きそば弁当(ID:X8274)として認識される。
上記実施例では、説明を簡易化するために食材が分割する場合を示さなかったが、通常、一つの食材群は、複数の弁当(焼きそば弁当)に配されるので、ID番号は複数に分割したり、集合したりするため、その経路は非常に複雑となるが、本発明のような食品の製造履歴管理システムによれば、もれなく、正確に調理データや調理に関する環境データを履歴として残すことができる。
上記構成の食品工場向け製造履歴管理システムにおいて、食品製造の工程毎に配されるゲート11と、前記ゲート11で得られるデータを管理する履歴管理サーバ70とを備え、前記ゲート11には、工程の環境データおよび食材の加工データを入力する入力装置14と、ID番号を記録されたRFID50のID番号を読み取るリーダ部12a、12bが設けられ、前記RFID50は食品製造の工程を流れて前記ゲート毎に分散・集合される食材のうち、同一条件で加工されるロット毎に備えられ、前記履歴管理サーバ70は、前記ゲート11毎に変化するロット単位のデータを、ゲート11毎に前記RFID50に記録されたID番号と関連付けると共に、前記ゲート11毎に変化する前記ID番号の履歴を管理するデータベースを備えることを特徴とすることにより、食品工場のように食材が分散・集合する複雑な製造ラインを有する場合であっても、正確に、効率良く、食品の製造履歴を記録、管理することが可能となる。
また、前記ロットは、工程を流れるトレイ単位であるようにすることで、食材にRFID50を付すことに煩わしさを感じること無く、食材の履歴を追うことができる。また、万が一不適切な加工を施したロットがあった場合には、その不適切な加工を施したロットを追跡することで、不適切な加工による被害を少ない範囲で止めることができる。
10………トレイ(容器)、11………ゲート、12a、12b………リーダ部、14………入力装置、16………コンピュータ端末、18a………上流側搬送部、18b………下流側搬送部、20………加工部、50………RFID、70………履歴管理サーバ。
Claims (2)
- 食品製造の工程毎に配されるゲートと、前記ゲートで得られるデータを管理するサーバとを備え、
前記ゲートには、工程の環境データおよび食材の加工データを入力する入力装置と、ID番号を記録されたタグのID番号を読み取るリーダ部が設けられ、
前記タグは食品製造の工程を流れて前記ゲート毎に分散・集合される食材のうち、同一条件で生産されるロット毎に備えられ、
前記サーバは、前記ゲート毎に変化するロット単位の加工データを、ゲート毎に前記タグに記録されたID番号と関連付けると共に、前記ゲート毎に変化する前記ID番号の履歴を管理するデータベースを備えることを特徴とする食品工場向け製造履歴管理システム。 - 前記ロットは、工程を流れるトレイ単位であることを特徴とする請求項1に記載の食品工場向け製造履歴管理システム。
Priority Applications (1)
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090327 |