JP5505619B2 - 在庫期限管理システム、在庫期限管理方法、及びプログラム - Google Patents

在庫期限管理システム、在庫期限管理方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、在庫期限管理システム、在庫期限管理方法、及びプログラムに関する。
近年、店舗で販売する食品の賞味期限や消費期限の厳格な管理が求められている。このため、小売店舗内では、商品にバーコードやICタグを付すなどの方法で賞味期限や消費期限を管理するなどの方策をとっている。
例えば特許文献1には、サービスエリア等の店舗内にPOSレジスタと、バーコードスキャナおよびバーコードプリンタとを含む商品管理装置を配置しておき、サービスエリア等の店舗内で調理してその調理品を包装する工程と、調理した調理品の種類や含まれる原材料、調理時刻等のデータを商品管理システムのデータベースに登録する工程と、登録した調理品の種類や含まれる原材料、調理時刻等のデータと、該調理時刻のデータに基いて賞味期限または消費期限データを算定する工程と、調理品の前記賞味期限または消費期限データ用バーコードを含む種々のデータを印刷し、印刷したラベルを調理品に貼付する工程とを有する賞味期限または消費期限管理方法が記載されている。
特開2009−230445号公報
多くの小売店舗を有するスーパー、コンビニエンスストア、弁当販売会社等では、各店舗の在庫の期限状況について、本部で集中管理したいという要望があった。しかし、現状では特許文献1に記載された方法のように店舗単位で期限管理を行っており、本部では各店舗からの報告に頼っている状況であった。このため、たとえ報告内容に誤りがあっても本部では対処できなかった。また、各店舗の在庫の期限状況をリアルタイムに把握し、店舗に対して適切な指導や注意喚起を行うこともできなかった。
そこで、本発明の目的は、複数店舗の在庫の期限の集中管理が可能な在庫期限管理システムを提供することである。
本発明に係る在庫期限管理システムは、店舗毎に配置された店舗端末と、本部に配置され、前記店舗端末と通信ネットワークを介して接続されたサーバと、を備え、前記店舗端末は、商品に付された記憶媒体から、前記商品を一意に特定する個品コードを取得し、前記サーバへ送信する期限管理情報送信部を備え、前記サーバは、前記店舗端末から前記個品コードを受信し、在庫期限管理情報記憶部に、前記個品コードに対応させて、前記商品の品質を保つことが可能な期限として定められた商品期限を記憶する商品期限登録部と、前記商品期限よりも一定期間短い管理期限を設定する管理期限設定部と、を備えたものである。
本発明によれば、複数店舗の在庫の期限状況を本部でリアルタイムに把握することができる。
本発明の実施形態による在庫期限管理システムの構成を示す図である。 本発明の実施形態によるサーバの機能ブロックを示す図である。 本発明の実施形態による店舗端末の機能ブロックを示す図である。 本発明の実施形態による在庫期限管理システムの動作の例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態による店舗端末の表示装置に表示される画面の例を示す図である。 本発明の実施形態による店舗端末の表示装置に表示される画面の例を示す図である。 本発明の実施形態による在庫期限管理システムの動作の例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態による店舗端末の表示装置に表示される画面の例を示す図である。 本発明の実施形態による店舗端末の表示装置に表示される画面の例を示す図である。 本発明の実施形態による店舗端末の表示装置に表示される画面の例を示す図である。
次に、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
まず、本実施形態で用いる「個品コード」、「賞味期限」および「消費期限」の定義について説明する。
「個品コード」は、商品の種別毎ではなく、個々の商品を一意に特定できるように付与されているコードである。本実施形態ではRFID(Radio Frequency Identification)が個品コードに該当する。
「賞味期限」は、農林水産省による定義では「定められた方法により保存した場合において、期待されるすべての品質の保持が十分に可能であると認められる期限を示す年月日をいう。ただし、当該期限を超えた場合であっても、これらの品質が保持されていることがあるものとする。」とされている。
本実施形態では、「賞味期限」については、工場での製造時に設定される期限のように、店舗における行動に関係なく定まる期限に用いている。
また、「消費期限」は、同じく農林水産省による定義では「定められた方法により保存した場合において、腐敗、変敗その他の品質の劣化に伴い安全性を欠くこととなるおそれがないと認められる期限を示す年月日をいう。」とされている。消費期限は、特に生鮮食品や細菌の働きによって変質しやすい生の加工食品に対して使用される。これらの食品は、期限を過ぎると風味以前に食品としての安全性が確保できない事から、消費に適するか適さないかという意味での区切りとして使用されている。製造日を含めて概ね5日以内に急速な品質の低下が認められる食料品については、この消費期限が使用される。
本実施形態では、「消費期限」については、店舗内で加工する弁当、惣菜等の製造時に設定される期限、及び調味料などを開封した際に設定される期限のように、店舗における行動に依存して定まる比較的短い期間の期限に用いている。
本実施形態では、本発明を店舗内で弁当や惣菜を加工して販売する業態で用いる場合を例に説明する。一般に、このような店舗で取り扱われる食品は大きく3つのグループに分けられる。第1のグループは、店舗で販売はされないが、弁当などの調理に使用される調味料等である。これらは、工場から出荷された時点で賞味期限が決まっているが、店舗において開封した時点で新たな消費期限が発生する。第2のグループは、店舗で調理、加工される弁当、惣菜のような商品であり、これらは店舗で加工された時点で消費期限が決まる。第3のグループは、工場で製造されたものがそのまま店舗内で販売されるものであり、缶詰食品等が該当する。これらの商品は一般に工場から出荷される時点で賞味期限が決まっている。
図1は、本実施形態による在庫期限管理システム1の構成を示す図である。図に示すように、在庫期限管理システム1は、本部に配置されたサーバ10、及び店舗毎に配置された店舗端末20を備えている。サーバ10と店舗端末20は通信ネットワーク5を介して接続されている。
通信ネットワーク5は、インターネット、LAN、専用線、パケット通信網、電話回線、企業内ネットワーク、その他の通信回線、それらの組み合わせ等のいずれであってもよく、有線であるか無線であるかを問わない。
サーバ10は、制御装置11、表示装置12、操作入力装置13を備えている。サーバ10は例えばパーソナルコンピュータである。制御装置11は、CPU101、ROM102、RAM103、通信インタフェース(I/F)104、ハードディスク装置(HD)105を備えている。制御装置11は、ROM102やHD105などの記憶装置からRAM103に読み込まれた各種制御プログラムをCPU101において実行することにより、サーバ10の各部を中枢的に制御する。
表示装置12は、CRTや液晶パネルなどから構成され、制御装置11から出力される画像等を表示する。
操作入力装置13は、キーボード、マウス、タッチパネル等であり、ユーザによって操作入力装置13が操作されることにより、制御装置11で処理が実行される。
店舗端末20は、制御装置21、表示装置22、操作入力装置23、RFID(Radio Frequency Identification)タグリーダ24を備えている。店舗端末20は例えばパーソナルコンピュータである。制御装置21は、CPU201、ROM202、RAM203、通信インタフェース(I/F)204、ハードディスク装置(HD)205を備えている。制御装置21は、ROM202やHD205などの記憶装置からRAM203に読み込まれた各種制御プログラムをCPU201において実行することにより、店舗端末20の各部を中枢的に制御する。
表示装置22は、CRTや液晶パネルなどから構成され、制御装置21から出力される画像等を表示する。
操作入力装置23は、キーボード、マウス、タッチパネル等であり、ユーザによって操作入力装置23が操作されることにより、制御装置21で処理が実行される。
図2は、サーバ10の機能ブロックを示す図である。図2に示すように、サーバ10は、入荷時情報登録部(商品期限登録部)111、開封時情報登録部(商品期限登録部)112、製造時情報登録部(商品期限登録部)113、使用期限設定部(管理期限設定部)114、使用終了情報登録部115、販売完了情報登録部116、廃棄情報登録部117、警告情報送信部118、平均鮮度算出部119、在庫期限管理情報記憶部120を備えている。入荷時情報登録部111、開封時情報登録部112、製造時情報登録部113、使用終了情報登録部115、販売完了情報登録部116、廃棄情報登録部117、警告情報送信部118、平均鮮度算出部119は、CPU101において実行されることにより実現される機能ブロックである。また、在庫期限管理情報記憶部120は、ハードディスク装置(HD)105により実現される。
入荷時情報登録部111は、主に調味料のように店舗で販売されず使用のみされる食品群(第1のグループ)の商品や、缶詰食品のように入荷したものがそのまま店舗内で販売される商品(第3のグループ)が工場等から入荷された際、店舗端末20から商品の個品コード(RFID)と賞味期限(第1の商品期限、商品期限)を受信し、在庫期限管理情報記憶部120に、個品コードに対応させて、商品の入荷日時と、賞味期限を記憶する。なお、賞味期限は、店舗端末20から取得せず、サーバ10側で別途設定または取得するようにしても良い。また、商品の入荷日時は、店舗端末20から取得するようにしてもよいし、サーバ10における受信日時を登録するようにしてもよい。
開封時情報登録部112は、主に調味料などが店舗において開封された際、店舗端末20から個品コードと開封登録情報を受信し、在庫期限管理情報記憶部120に、個品コードに対応させて、商品の開封日時と、商品の開封後の状態で品質を保つことが可能な消費期限(第2の商品期限)とを記憶する。開封日時は、店舗端末20から取得するようにしてもよいし、サーバ10における受信日時を登録するようにしてもよい。消費期限は商品の種別毎に定められている。消費期限はサーバ10側で設定してもよいし、店舗端末20から取得するようにしてもよい。
製造時情報登録部113は、主に弁当や惣菜など(第2のグループ)が店舗内で製造された際、店舗端末20から個品コードを受信し、在庫期限管理情報記憶部120に、個品コードに対応させて、商品の製造日時と、消費期限(商品期限)を記憶する。個品コードは、商品の種別毎ではなく、個々の商品を一意に特定できるように付与されている。製造日時は、店舗端末20から取得するようにしてもよいし、サーバ10における受信日時を登録するようにしてもよい。消費期限は商品の種別毎に定められている。消費期限はサーバ10側で設定してもよいし、店舗端末20から取得するようにしてもよい。
使用期限設定部114は、賞味期限よりも一定期間短い使用期限(第1の管理期限、管理期限)や、消費期限よりも一定期間短い使用期限(第2の管理期限、管理期限)を設定する。使用期限設定部114は、使用期限を算出して在庫期限管理情報記憶部120に記憶する。
使用終了情報登録部115は、主に調味料などの使用終了時に、店舗端末20から個品コードと使用終了登録情報を受信し、在庫期限管理情報記憶部120に、該当する商品の使用終了日時を記憶する。使用終了日時は、店舗端末20から取得するようにしてもよいし、サーバ10における受信日時を登録するようにしてもよい。
販売完了情報登録部116は、商品の販売完了時に、店舗端末20から個品コードと販売完了登録情報を受信し、在庫期限管理情報記憶部120に、該当する商品の販売完了日時を記憶する。販売完了日時は、店舗端末20から取得するようにしてもよいし、サーバ10における受信日時を登録するようにしてもよい。
廃棄情報登録部117は、使用期限切れ等の理由により商品を廃棄した際に、店舗端末20から個品コードと廃棄登録情報を受信し、在庫期限管理情報記憶部120に、該当する商品の廃棄日時を記憶する。廃棄日時は、店舗端末20から取得するようにしてもよいし、サーバ10における受信日時を登録するようにしてもよい。
警告情報送信部118は、商品毎に設定された使用期限よりも一定期間早い時点を、期限切れの警告開始タイミングとして設定し、警告開始タイミングが到来したら、該当する店舗の店舗端末20に、該当する商品の期限切れ警告情報を送信する。なお、賞味期限と消費期限の両方が設定されている調味料などで、それぞれの期限に対する使用期限が設定されている場合は、直近の使用期限に基づいて警告開始タイミングを決定する。
平均鮮度算出部119は、店舗毎の一定期間における商品消費時平均鮮度を算出する。
具体的には、まず、調味料等、店舗内で使用する商品については、一定期間における各店舗の在庫商品の消費時鮮度を式(1)を用いて算出する。
消費時鮮度=(使用終了日時−開封日時)/(消費期限−開封日時)…(1)
また、弁当、惣菜等、店舗内で製造、販売する商品については、式(2)を用いて算出する。
消費時鮮度=(販売完了日時−製造日時)/(消費期限−製造日時)…(2)
また、缶詰食品等の入荷したものがそのまま店舗内で販売される商品については、式(3)を用いて算出する。
消費時鮮度=(販売完了日時−入荷日時)/(賞味期限−入荷日時)…(3)
平均鮮度算出部119は、さらに店舗毎に上記の消費時鮮度の平均を算出する。
在庫期限管理情報記憶部120は、全店舗の商品の期限管理情報を保有する。具体的には、在庫期限管理情報記憶部120は、個品コードをキー項目として、入荷日時(製造日時)、開封日時、使用終了日時(販売完了日時)、廃棄日時、賞味期限、消費期限、使用期限、警告開始日時、店舗コード、商品種別毎に付与される商品コード、商品名等のデータ項目を有するテーブルを構成している。なお、在庫期限管理情報記憶部120は、互いに関連付けられた複数のテーブルで構成されていてもよい。
図3は、店舗端末20の機能ブロックを示す図である。図3に示すように、店舗端末20は、入荷時情報送信部(期限管理情報送信部)211、開封登録送信部(期限管理情報送信部)212、製造時情報送信部(期限管理情報送信部)213、使用終了登録送信部214、販売完了登録送信部215、廃棄登録送信部216を備えている。入荷時情報送信部211、開封登録送信部212、製造時情報送信部213、使用終了登録送信部214、販売完了登録送信部215、廃棄登録送信部216は、CPU201において実行されることにより実現される機能ブロックである。
入荷時情報送信部211は、主に調味料のように店舗で販売されず使用のみされる商品や、缶詰食品のように入荷したものがそのまま店舗内で販売される商品が工場等から入荷された際、入荷した商品に付されたRFIDタグ(記憶媒体)から、商品を一意に特定する個品コードと、商品の製造時に定められた、未開封の状態で品質を保つことが可能な賞味期限を取得し、サーバ10へ送信する。RFIDタグには、個品コード、賞味期限等の情報が記憶されている。RFIDタグは、出荷時に貼付してもよいし、入荷時に各店舗で貼付するようにしてもよい。RFIDタグは、店舗の従業員等によってRFIDタグリーダ24を用いてスキャンされ、サーバ10に情報が送信される。なお、サーバ10へは個品コードのみを送信し、賞味期限はサーバ10側で別途取得するようにしてもよい。
開封登録送信部212は、主に調味料などが店舗において開封された際、個品コードと、利用者によって入力された開封登録情報をサーバ10へ送信する。具体的には、店舗の従業員等が商品を開封する際、店舗端末20に後述する所定の操作を行い、商品に貼付されたRFIDタグをRFIDタグリーダ24でスキャンすることにより、サーバ10へ個品コードと、開封登録情報が送信される。
製造時情報送信部213は、主に弁当や惣菜などが店舗内で製造された際、商品に付されたRFIDタグ(記憶媒体)から、商品を一意に特定する個品コード(RFID)を取得し、前記サーバへ送信する。RFIDタグには、個品コード等の情報が記憶されている。RFIDタグは、製造時に店舗の従業員等によって商品に貼付され、RFIDタグリーダ24を用いてスキャンされることにより、サーバ10に情報が送信される。
使用終了登録送信部214は、主に調味料などの使用終了時に、個品コードと、利用者によって入力された使用終了登録情報をサーバ10へ送信する。具体的には、調味料等を使い切った時に、店舗の従業員等が店舗端末20に後述する所定の操作を行い、商品に貼付されたRFIDタグをRFIDタグリーダ24でスキャンすることにより、サーバ10へ個品コードと、使用終了登録情報が送信される。
販売完了登録送信部215は、商品の販売完了時に、個品コードと、利用者によって入力された販売完了登録情報をサーバ10へ送信する。具体的には、商品販売時に、店舗の従業員等が店舗端末20に後述する所定の操作を行い、商品に貼付されたRFIDタグをRFIDタグリーダ24でスキャンすることにより、サーバ10へ個品コードと、販売完了登録情報が送信される。なお、例えば、在庫期限管理システム1とPOS(Point of sale system)システムを連携させて、レジでの会計処理と同時にサーバ10に個品コードと、販売完了登録情報が送信されるようにしてもよい。
廃棄登録送信部216は、使用期限切れ等の理由により商品を廃棄した際に、個品コードと、利用者によって入力された廃棄登録情報をサーバ10へ送信する。具体的には、商品を廃棄した時に、店舗の従業員等が店舗端末20に後述する所定の操作を行い、商品に貼付されたRFIDタグをRFIDタグリーダ24でスキャンすることにより、サーバ10へ個品コードと、廃棄登録情報が送信される。
次に、在庫期限管理システム1の動作について説明する。
図4は、本発明の実施形態による在庫期限管理システム1の動作の例を示すフローチャートである。
図4は、調味料のように店舗内で調理等に使用される商品の、入荷、開封、使用終了に関わる処理のフローである。
まず、商品が入荷した際、店舗の従業員等が店舗端末20の操作入力装置23を操作して表示装置22の画面上で入荷登録を選択し、入荷した商品に貼付されたRFIDタグをRFIDタグリーダ24でスキャンする(ステップS401)。
図5は、店舗端末20の表示装置22に表示される画面の例を示す図である。図5は、「入荷・開封、調理 登録」画面を示しており、画面左側のメニューボタン「入荷・開封 調理」を選択することにより表示される。従業員等は、画面上の登録区分の「入荷」を選択し、RFIDタグリーダ24で商品のRFIDタグをスキャンする。
次に、入荷時情報送信部211が、RFIDタグリーダ24を介して読み取られた個品コードと、賞味期限をサーバ10へ送信する(ステップS402)。
次に、サーバ10において入荷時情報登録部111が、店舗端末20から送信された個品コードと賞味期限を受信し、在庫期限管理情報記憶部120にレコードを作成し、個品コードに対応させて、商品の入荷日時、賞味期限、使用期限を記憶する(ステップS403)。
商品の入荷日時は、店舗端末20から取得するか、現在の日時を記憶する。使用期限は、入荷日時から賞味期限までの期間の長さに基づいて自動的に設定される。例えば、入荷日時から賞味期限までの期間の90%に相当する時点を算出して使用期限とするようにしてもよい。また、入荷日時から賞味期限までの期間の長さや、賞味期限の日付によってグループ分けし、グループ毎に使用期限を決めてもよい。このように、賞味期限に基づいて自動的に使用期限を設定することにより、新商品などについても新たに設定方法を決める必要がなく、汎用性の高いシステムが実現できる。また、商品種別によってグループ分けし、グループ毎に使用期限を決めてもよい。
店舗の従業員等は、商品を開封した際、店舗端末20の操作入力装置23を操作して表示装置22の画面上で開封登録を選択し、開封した商品に貼付されたRFIDタグをRFIDタグリーダ24でスキャンする(ステップS404)。
具体的には、従業員等は、図5に示す画面上の登録区分「開封」を選択し、RFIDタグリーダ24で商品のRFIDタグをスキャンする。
次に、開封登録送信部212が、RFIDタグリーダ24を介して読み取られた個品コードと共に、開封登録処理のコードをサーバ10へ送信する(ステップS405)。
サーバ10は、開封登録処理のコードを受信すると、開封時情報登録部112が在庫期限管理情報記憶部120に、商品の開封日時、消費期限、使用期限を記憶する(ステップS406)。
商品開封日時は、店舗端末20から取得するか、現在の日時を記憶する。消費期限は、開封後の状態で品質を保つことが可能な期限であり、商品の種別毎に決められていて自動的に設定される。使用期限は、開封日時から消費期限までの期間の長さに基づいて自動的に設定される。例えば、開封日時から消費期限までの期間の90%に相当する時点を算出して使用期限とするようにしてもよい。また、開封日時から消費期限までの期間の長さや、消費期限の日付によってグループ分けし、グループ毎に使用期限を決めてもよい。このように、消費期限に基づいて自動的に使用期限を設定することにより、新商品などについても新たに設定方法を決める必要がなく、汎用性の高いシステムが実現できる。また、商品種別によってグループ分けし、グループ毎に使用期限を決めてもよい。
従業員等は、商品の使用終了時に、店舗端末20の操作入力装置23を操作して表示装置22の画面上で使用終了登録を選択し、使用終了した商品に貼付されたRFIDタグをRFIDタグリーダ24でスキャンする(ステップS407)。
図6は、店舗端末20の表示装置22に表示される画面の例を示す図である。図6は、「使用終了 登録」画面を示しており、画面左側のメニューボタン「使用終了」を選択することにより表示される。従業員等は、画面上の登録区分の「使用終了」を選択し、RFIDタグリーダ24で商品のRFIDタグをスキャンする。
次に、使用終了登録送信部214が、RFIDタグリーダ24を介して読み取られた個品コードと共に、使用終了登録処理のコードをサーバ10へ送信する(ステップS408)。
サーバ10は、使用終了登録処理のコードを受信すると、使用終了情報登録部115が在庫期限管理情報記憶部120に、商品の使用終了日時を記憶する(ステップS409)。
使用終了日時は、店舗端末20から取得するか、現在の日時を記憶する。
次に、弁当や惣菜のように店舗内で調理されて販売される商品の、製造、販売完了に関わる処理について図7のフローチャートを用いて説明する。
まず、商品が製造された際、店舗の従業員等が店舗端末20の操作入力装置23を操作して表示装置22の画面上で調理登録を選択し、調理した商品に貼付されたRFIDタグをRFIDタグリーダ24でスキャンする(ステップS701)。
具体的には、従業員等は、図5に示す画面上の登録区分「調理」を選択し、RFIDタグリーダ24で商品のRFIDタグをスキャンする。
次に、製造時情報送信部213が、RFIDタグリーダ24を介して読み取られた個品コードをサーバ10へ送信する(ステップS702)。
次に、サーバ10において製造時情報登録部113が、店舗端末20から送信された個品コードを受信し、在庫期限管理情報記憶部120にレコードを作成し、個品コードに対応させて、商品の製造日時、消費期限、使用期限を記憶する(ステップS703)。
商品の製造日時は、店舗端末20から取得するか、現在の日時を記憶する。消費期限は、商品の種別毎に定められている期限を記憶する。使用期限は、製造日時から消費期限までの期間の長さに基づいて自動的に設定される。例えば、製造日時から消費期限までの期間の90%に相当する時点を算出して使用期限とするようにしてもよい。また、製造日時から消費期限までの期間の長さや、消費期限の日付によってグループ分けし、グループ毎に使用期限を決めてもよい。このように、消費期限に基づいて自動的に使用期限を設定することにより、新商品などについても新たに設定方法を決める必要がなく、汎用性の高いシステムが実現できる。また、商品種別によってグループ分けし、グループ毎に使用期限を決めてもよい。
従業員等は、商品の販売完了時に、店舗端末20の操作入力装置23を操作して表示装置22の画面上で販売完了登録を選択し、販売完了した商品に貼付されたRFIDタグをRFIDタグリーダ24でスキャンする(ステップS704)。
図8は、店舗端末20の表示装置22に表示される画面の例を示す図である。図8は、「販売 登録」画面を示しており、画面左側のメニューボタン「販売」を選択することにより表示される。従業員等は、画面上の登録区分の「販売」を選択し、RFIDタグリーダ24で商品のRFIDタグをスキャンする。
次に、販売完了登録送信部215が、RFIDタグリーダ24を介して読み取られた個品コードと共に、販売完了登録処理のコードをサーバ10へ送信する(ステップS705)。
サーバ10は、販売完了登録処理のコードを受信すると、販売完了情報登録部116が在庫期限管理情報記憶部120に、商品の販売完了日時を記憶する(ステップS706)。
販売完了日時は、店舗端末20から取得するか、現在の日時を記憶する。
次に、期限切れ商品の廃棄に関わる処理について説明する。
図9は、店舗端末20の表示装置22に表示される画面の例を示す図である。図9は、「廃棄 登録」画面を示しており、画面左側のメニューボタン「廃棄」を選択することにより表示される。店舗の従業員等は、画面上の登録区分の「廃棄」を選択し、RFIDタグリーダ24で廃棄する商品のRFIDタグをスキャンする。
次に、店舗端末20の廃棄登録送信部216が、RFIDタグリーダ24を介して読み取られた個品コードと、廃棄登録処理のコードをサーバ10へ送信する。
サーバ10は、廃棄登録処理のコードを受信すると、廃棄情報登録部117が在庫期限管理情報記憶部120に、商品の廃棄日時を記憶する。廃棄日時は、店舗端末20から取得するか、現在の日時を記憶する。
次に、期限切れが近づいた商品についての警告処理について説明する。
サーバ10の警告情報送信部118は、定期的に在庫期限管理情報記憶部120の中から使用期限が近づいている商品を抽出し、該当する商品を保有する店舗の店舗端末20に警告情報を送信する。なお、本実施形態では各商品の使用期限が在庫期限管理情報記憶部120に記憶されているが、使用期限を在庫期限管理情報記憶部120に記憶せず、使用期限設定部114において毎回計算するようにしてもよい。
在庫期限管理情報記憶部120には、予め各商品の警告開始日時が格納されており、警告情報送信部118は、警告開始日時を過ぎている商品を警告開始対象として抽出する。警告開始日時は、商品の賞味期限または消費期限が設定された際に使用期限と併せて自動的に設定される。なお、警告開始日時を在庫期限管理情報記憶部120に記憶せず、警告情報送信部118において毎回計算するようにしてもよい。
図10は、店舗端末20の表示装置22に表示される「鮮度チェック」画面の例を示す図である。画面左側のメニューボタン「鮮度チェック」を選択することにより表示される。図に示すように、在庫商品の入庫日時(入荷日時、製造日時)や使用期限の一覧が表示される。さらに、警告開始日時を過ぎている商品に関しては、該当商品の表示部分を着色するなどの方法により注意喚起する。
警告開始日時は使用期限に基づいて決定されるが、調味料等で賞味期限と消費期限の両方に対する使用期限が登録されている場合には、直近の使用期限に基づいて決定される。
警告開始日時の決め方としては、例えば、使用期限の1時間前のように一律に決定してもよいし、使用期限と同様に、入荷日時(製造日時)から賞味期限(消費期限)までの期間の長さ、または開封日時から消費期限までの期間の長さに基づいて、警告開始のタイミングを決めてもよい。また、入荷日時(製造日時)から賞味期限(消費期限)までの期間の長さ、開封日時から消費期限までの期間の長さや、使用期限の日付によってグループ分けし、グループ毎に警告開始日時を決めてもよい。このように、自動的に警告開始日時を設定することにより、新商品などについても新たに設定方法を決める必要がなく、汎用性の高いシステムが実現できる。また、商品種別によってグループ分けし、グループ毎に警告開始日時を決めてもよい。
以上のように、本実施形態によれば、商品の入荷、開封、製造、販売等のタイミングで店舗端末20からサーバ10へ情報を送信し、サーバ10で各商品の賞味期限、消費期限等を管理するようにしたので、本部では各店舗の在庫の期限状況をリアルタイムに把握することができる。これにより、在庫の鮮度管理に関して本部から店舗に適切な指導や注意喚起を行うことができる。
また、賞味期限や消費期限よりも短く設定された使用期限に基づいて、各店舗への期限切れが近づいた商品についての警告を行うようにしたので、確実に鮮度の高い状態で商品を使用、販売することができる。
なお、缶詰食品のように入荷したものがそのまま店舗内で販売される商品の入荷処理については、図4のステップS401〜S403と同様に行い、販売完了処理については、図7のステップS704〜S706と同様に行うことができる。
また、サーバ10の在庫期限管理情報記憶部120には、各店舗の在庫商品の期限に関する情報が蓄積されているため、サーバ10において定期的にこれらの情報を集計することにより、本部において店舗ごとの在庫の鮮度管理状況を統計的に分析することができる。
平均鮮度算出部119は、店舗毎の一定期間における商品消費時平均鮮度を算出する。
平均鮮度算出部119は、まず、在庫商品の消費時鮮度を算出する。具体的には、調味料等の店舗内で使用する商品については、式(1)を用いて、弁当、惣菜等、店舗内で製造、販売する商品については式(2)を用いて算出する。また、缶詰食品等の入荷したものがそのまま店舗内で販売される商品については式(3)を用いて算出する。
消費時鮮度=(使用終了日時−開封日時)/(消費期限−開封日時)…(1)
消費時鮮度=(販売完了日時−製造日時)/(消費期限−製造日時)…(2)
消費時鮮度=(販売完了日時−入荷日時)/(賞味期限−入荷日時)…(3)
次に、平均鮮度算出部119は、店舗毎に上記の消費時鮮度の平均を算出する。
消費時鮮度の平均を算出することにより、各店舗が、平均してどの程度鮮度が高いうちに商品を販売したり、使用したりしているか、統計的に判断することができる。
このように、本実施形態によれば、在庫期限管理情報記憶部120に蓄積された情報を利用して各店舗における在庫の鮮度管理の中長期的な状況も把握することができる。
また、このような統計情報を利用して、消費時鮮度の平均が高い店舗の評価などを行うことにより、各店舗の鮮度管理に対する認識やモチベーションを高めることもできる。
なお、上記の消費時鮮度の他にも、例えば、店舗毎の使用期限切れ商品発生率(=使用期限までに販売又は使用完了できなかった商品の数/店舗で取り扱っている商品の総数)などを算出し、各店舗の評価に利用してもよい。
また、各店舗において、在庫期限管理システム1への登録漏れ等がないかを管理することもできる。具体的には在庫期限管理情報記憶部120に登録されている商品の総数と、工場等からの出荷数及び販売数の比較から、店舗において取り扱われている商品が全て在庫期限管理システム1に登録されているかを把握することができる。これにより、登録作業のし忘れや、使用期限切れ商品の発生率を下げるためのごまかし等を防止することができる。
なお、本実施形態は、本発明を店舗内で弁当や惣菜を加工して販売する業態で用いる場合の実施形態であるが、本発明は在庫の使用期限、販売期限等を管理する様々な場面で利用することができる。
1 在庫期限管理システム、5 通信ネットワーク、10 サーバ、11 制御装置、12 表示装置、13 操作入力装置、20 店舗端末、21 制御装置、22 表示装置、23 操作入力装置、24 RFIDタグリーダ、101 CPU、102 ROM、103 RAM、104 通信インタフェース(I/F)、105 ハードディスク装置(HD)、111 入荷時情報登録部、112 開封時情報登録部、113 製造時情報登録部、114 使用期限設定部、115 使用終了情報登録部、116 販売完了情報登録部、117 廃棄情報登録部、118 警告情報送信部、119 平均鮮度算出部、120 在庫期限管理情報記憶部、201 CPU、202 ROM、203 RAM、204 通信インタフェース(I/F)、205 ハードディスク装置(HD)、211 入荷時情報取得部、212 開封登録送信部、213 製造時情報取得部、214 使用終了登録送信部、215 販売完了登録送信部、216 廃棄登録送信部

Claims (11)

  1. 店舗毎に配置された店舗端末と、
    本部に配置され、前記店舗端末と通信ネットワークを介して接続されたサーバと、を備え、
    前記店舗端末は、
    商品に付された記憶媒体から、前記商品を一意に特定する個品コードを取得し、前記サーバへ送信する期限管理情報送信部を備え、
    前記サーバは、
    前記店舗端末から前記個品コードを受信し、在庫期限管理情報記憶部に、前記個品コードに対応させて、前記商品の品質を保つことが可能な期限として定められた商品期限を記憶する商品期限登録部と、
    前記商品期限よりも一定期間短い管理期限を設定する管理期限設定部と、を備え、
    前記期限管理情報送信部は、
    前記店舗において使用するために入荷した商品に付された記憶媒体から取得した前記個品コードを、前記サーバへ送信する入荷時情報送信部と、
    前記商品の開封時に、前記個品コードと、利用者によって入力された開封登録情報を前記サーバへ送信する開封登録送信部と、を備え、
    前記商品期限登録部は、
    前記店舗端末から前記個品コードを受信し、在庫期限管理情報記憶部に、前記個品コードに対応させて、未開封の状態で品質を保つことが可能な期限として前記商品の製造時に定められた第1の商品期限を記憶する入荷時情報登録部と、
    前記店舗端末から前記個品コードと前記開封登録情報を受信し、前記在庫期限管理情報記憶部に、前記個品コードに対応させて、前記商品の開封後の状態で品質を保つことが可能な期限として定められた、第2の商品期限を記憶する開封時情報登録部と、を備え、
    前記管理期限設定部は、
    前記管理期限として、前記第1の商品期限よりも一定期間短い第1の管理期限、及び前記第2の商品期限よりも一定期間短い第2の管理期限のうち少なくとも一方を設定し、
    前記サーバは、
    前記商品の開封日時と使用終了日時を取得し、
    前記開封日時と前記使用終了日時に基づいて一定期間における各店舗の在庫商品の消費時鮮度を算出し、店舗毎の消費時鮮度の平均を算出する平均鮮度算出部を備えたことを特徴とする在庫期限管理システム。
  2. 店舗毎に配置された店舗端末と、
    本部に配置され、前記店舗端末と通信ネットワークを介して接続されたサーバと、を備え、
    前記店舗端末は、
    商品に付された記憶媒体から、前記商品を一意に特定する個品コードを取得し、前記サーバへ送信する期限管理情報送信部を備え、
    前記サーバは、
    前記店舗端末から前記個品コードを受信し、在庫期限管理情報記憶部に、前記個品コードに対応させて、前記商品の品質を保つことが可能な期限として定められた商品期限を記憶する商品期限登録部と、
    前記商品期限よりも一定期間短い管理期限を設定する管理期限設定部と、を備え、
    前記期限管理情報送信部は、
    前記店舗において販売するために、前記店舗で製造した商品に付された記憶媒体から取得した前記個品コードを、前記サーバへ送信する製造時情報送信部を備え、
    前記サーバは、
    前記商品の製造日時と販売完了日時を取得し、
    前記製造日時と前記販売完了日時に基づいて一定期間における各店舗の在庫商品の消費時鮮度を算出し、店舗毎の消費時鮮度の平均を算出する平均鮮度算出部を備えたことを特徴とする在庫期限管理システム。
  3. 店舗毎に配置された店舗端末と、
    本部に配置され、前記店舗端末と通信ネットワークを介して接続されたサーバと、を備え、
    前記店舗端末は、
    商品に付された記憶媒体から、前記商品を一意に特定する個品コードを取得し、前記サーバへ送信する期限管理情報送信部を備え、
    前記サーバは、
    前記店舗端末から前記個品コードを受信し、在庫期限管理情報記憶部に、前記個品コードに対応させて、前記商品の品質を保つことが可能な期限として定められた商品期限を記憶する商品期限登録部と、
    前記商品期限よりも一定期間短い管理期限を設定する管理期限設定部と、を備え、
    前記期限管理情報送信部は、
    前記店舗において販売するために入荷した商品に付された記憶媒体から取得した前記個品コードを、前記サーバへ送信する入荷時情報送信部を備え、
    前記商品期限登録部は、
    前記店舗端末から前記個品コードを受信し、在庫期限管理情報記憶部に、前記個品コードに対応させて、未開封の状態で品質を保つことが可能な期限として前記商品の製造時に定められた、商品期限を記憶する入荷時情報登録部とを備え、
    前記サーバは、
    前記商品の入荷日時と販売完了日時を取得し、
    前記入荷日時と前記販売完了日時に基づいて一定期間における各店舗の在庫商品の消費時鮮度を算出し、店舗毎の消費時鮮度の平均を算出する平均鮮度算出部を備えたことを特徴とする在庫期限管理システム。
  4. 前記サーバは、
    前記商品の直近の前記管理期限よりも一定期間早い時点を期限切れの警告開始タイミングとして設定し、前記警告開始タイミングが到来したら、該当する店舗の前記店舗端末に、該当する商品の期限切れ警告情報を送信する警告情報送信部を備えたことを特徴とする請求項1から請求項のいずれかに記載の在庫期限管理システム。
  5. 前記管理期限設定部は、
    各々の商品を前記商品期限に基づいてグループ分けし、前記グループ毎に前記管理期限を設定することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の在庫期限管理システム。
  6. 店舗毎に配置された店舗端末が、商品に付された記憶媒体から、前記商品を一意に特定する個品コードを取得し、本部に配置されたサーバへ通信ネットワークを介して送信する工程と、
    前記サーバが、前記店舗端末から前記個品コードを受信し、在庫期限管理情報記憶部に、前記個品コードに対応させて、前記商品の品質を保つことが可能な期限として定められた商品期限を記憶する工程と、
    前記サーバが、前記商品期限よりも一定期間短い管理期限を設定する工程と、を備え、
    前記サーバへ通信ネットワークを介して送信する工程は、
    前記店舗において使用するために入荷した商品に付された記憶媒体から取得した前記個品コードを、前記サーバへ送信する工程と、
    前記商品の開封時に、前記個品コードと、利用者によって入力された開封登録情報を前記サーバへ送信する工程と、を備え、
    前記商品期限を記憶する工程は、
    前記店舗端末から前記個品コードを受信し、在庫期限管理情報記憶部に、前記個品コードに対応させて、未開封の状態で品質を保つことが可能な期限として前記商品の製造時に定められた第1の商品期限を記憶する工程と、
    前記店舗端末から前記個品コードと前記開封登録情報を受信し、前記在庫期限管理情報記憶部に、前記個品コードに対応させて、前記商品の開封後の状態で品質を保つことが可能な期限として定められた、第2の商品期限を記憶する工程と、を備え、
    前記管理期限を設定する工程では、
    前記管理期限として、前記第1の商品期限よりも一定期間短い第1の管理期限、及び前記第2の商品期限よりも一定期間短い第2の管理期限のうち少なくとも一方を設定し、
    前記サーバが、
    前記商品の開封日時と使用終了日時を取得し、
    前記開封日時と前記使用終了日時に基づいて一定期間における各店舗の在庫商品の消費時鮮度を算出し、店舗毎の消費時鮮度の平均を算出する工程をさらに備えた、在庫期限管理方法。
  7. 店舗毎に配置された店舗端末が、商品に付された記憶媒体から、前記商品を一意に特定する個品コードを取得し、本部に配置されたサーバへ通信ネットワークを介して送信する工程と、
    前記サーバが、前記店舗端末から前記個品コードを受信し、在庫期限管理情報記憶部に、前記個品コードに対応させて、前記商品の品質を保つことが可能な期限として定められた商品期限を記憶する工程と、
    前記サーバが、前記商品期限よりも一定期間短い管理期限を設定する工程と、を備え、
    前記サーバへ通信ネットワークを介して送信する工程は、
    前記店舗において販売するために、前記店舗で製造した商品に付された記憶媒体から取得した前記個品コードを、前記サーバへ送信する工程を備え、
    前記サーバが、
    前記商品の製造日時と販売完了日時を取得し、
    前記製造日時と前記販売完了日時に基づいて一定期間における各店舗の在庫商品の消費時鮮度を算出し、店舗毎の消費時鮮度の平均を算出する工程をさらに備えた、在庫期限管理方法。
  8. 店舗毎に配置された店舗端末が、商品に付された記憶媒体から、前記商品を一意に特定する個品コードを取得し、本部に配置されたサーバへ通信ネットワークを介して送信する工程と、
    前記サーバが、前記店舗端末から前記個品コードを受信し、在庫期限管理情報記憶部に、前記個品コードに対応させて、前記商品の品質を保つことが可能な期限として定められた商品期限を記憶する工程と、
    前記サーバが、前記商品期限よりも一定期間短い管理期限を設定する工程と、を備え、
    前記サーバへ通信ネットワークを介して送信する工程は、
    前記店舗において販売するために入荷した商品に付された記憶媒体から取得した前記個品コードを、前記サーバへ送信する工程を備え、
    前記商品期限を記憶する工程は、
    前記店舗端末から前記個品コードを受信し、在庫期限管理情報記憶部に、前記個品コードに対応させて、未開封の状態で品質を保つことが可能な期限として前記商品の製造時に定められた、商品期限を記憶する工程を備え、
    前記サーバが、
    前記商品の入荷日時と販売完了日時を取得し、
    前記入荷日時と前記販売完了日時に基づいて一定期間における各店舗の在庫商品の消費時鮮度を算出し、店舗毎の消費時鮮度の平均を算出する工程をさらに備えた、在庫期限管理方法。
  9. コンピュータを、
    店舗毎に配置された店舗端末から、商品を一意に特定する個品コードを受信し、在庫期限管理情報記憶部に、前記個品コードに対応させて、前記商品の品質を保つことが可能な期限として定められた商品期限を記憶する商品期限登録部と、
    前記商品期限よりも一定期間短い管理期限を設定する管理期限設定部と、して機能させ、
    前記商品期限登録部は、
    前記店舗端末から前記店舗において使用するために入荷した商品に付された記憶媒体から取得した前記個品コードを受信し、在庫期限管理情報記憶部に、前記個品コードに対応させて、未開封の状態で品質を保つことが可能な期限として前記商品の製造時に定められた第1の商品期限を記憶する入荷時情報登録部と、
    前記店舗端末から前記商品の開封時に、前記個品コードと、利用者によって入力された開封登録情報を受信し、前記在庫期限管理情報記憶部に、前記個品コードに対応させて、前記商品の開封後の状態で品質を保つことが可能な期限として定められた、第2の商品期限を記憶する開封時情報登録部と、を備え、
    前記管理期限設定部は、
    前記管理期限として、前記第1の商品期限よりも一定期間短い第1の管理期限、及び前記第2の商品期限よりも一定期間短い第2の管理期限のうち少なくとも一方を設定し、
    さらに、コンピュータを、
    前記商品の開封日時と使用終了日時を取得し、前記開封日時と前記使用終了日時に基づいて一定期間における各店舗の在庫商品の消費時鮮度を算出し、店舗毎の消費時鮮度の平均を算出する平均鮮度算出部、として機能させるプログラム。
  10. コンピュータを、
    店舗毎に配置された店舗端末から、商品を一意に特定する個品コードを受信し、在庫期限管理情報記憶部に、前記個品コードに対応させて、前記商品の品質を保つことが可能な期限として定められた商品期限を記憶する商品期限登録部と、
    前記商品期限よりも一定期間短い管理期限を設定する管理期限設定部と、して機能させ、
    前記商品期限登録部は、
    前記店舗端末から、前記店舗において販売するために、前記店舗で製造した商品に付された記憶媒体から取得した前記個品コードを受信し、
    さらに、コンピュータを、
    前記商品の製造日時と販売完了日時を取得し、
    前記製造日時と前記販売完了日時に基づいて一定期間における各店舗の在庫商品の消費時鮮度を算出し、店舗毎の消費時鮮度の平均を算出する平均鮮度算出部、として機能させるプログラム。
  11. コンピュータを、
    店舗毎に配置された店舗端末から、商品を一意に特定する個品コードを受信し、在庫期限管理情報記憶部に、前記個品コードに対応させて、前記商品の品質を保つことが可能な期限として定められた商品期限を記憶する商品期限登録部と、
    前記商品期限よりも一定期間短い管理期限を設定する管理期限設定部と、して機能させ、
    前記商品期限登録部は、
    前記店舗端末から、前記店舗において販売するために入荷した商品に付された記憶媒体から取得した前記個品コードを受信し、在庫期限管理情報記憶部に、前記個品コードに対応させて、未開封の状態で品質を保つことが可能な期限として前記商品の製造時に定められた、商品期限を記憶する入荷時情報登録部を備え、
    さらに、コンピュータを、
    前記商品の入荷日時と販売完了日時を取得し、
    前記入荷日時と前記販売完了日時に基づいて一定期間における各店舗の在庫商品の消費時鮮度を算出し、店舗毎の消費時鮮度の平均を算出する平均鮮度算出部、として機能させるプログラム。
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