JP2002333650A - カメラ - Google Patents
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- JP2002333650A JP2002333650A JP2001137659A JP2001137659A JP2002333650A JP 2002333650 A JP2002333650 A JP 2002333650A JP 2001137659 A JP2001137659 A JP 2001137659A JP 2001137659 A JP2001137659 A JP 2001137659A JP 2002333650 A JP2002333650 A JP 2002333650A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mirror
- shutter
- curtain
- completion
- state
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
- Cameras In General (AREA)
- Shutters For Cameras (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】像消失時間を短くしたまま、シャッタが異常状
態にあることを検出して、カメラをレリーズロック状態
にして、露光異常の写真撮影を未然に防止することがで
きるカメラを提供する。 【解決手段】本発明のカメラは、露光完了から、クイッ
クリターンミラー4のミラーアップ動作完了とミラーダ
ウン動作状態との間で出力される第1の信号が検出され
るまでの間において、先幕の走行完了又は上記後幕の走
行完了を示す第2の信号が検出されない場合には、上記
フォーカルプレーンシャッタ4の走行異常と判断するC
PU25を有する。
態にあることを検出して、カメラをレリーズロック状態
にして、露光異常の写真撮影を未然に防止することがで
きるカメラを提供する。 【解決手段】本発明のカメラは、露光完了から、クイッ
クリターンミラー4のミラーアップ動作完了とミラーダ
ウン動作状態との間で出力される第1の信号が検出され
るまでの間において、先幕の走行完了又は上記後幕の走
行完了を示す第2の信号が検出されない場合には、上記
フォーカルプレーンシャッタ4の走行異常と判断するC
PU25を有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばフォーカル
プレーンシャッタ等を搭載したカメラに係り、特に当該
フォーカルプレーンシャッタ等の故障を検出したときに
は正常時とは異なる所定の動作を行うことを特徴とする
カメラに関するものである。
プレーンシャッタ等を搭載したカメラに係り、特に当該
フォーカルプレーンシャッタ等の故障を検出したときに
は正常時とは異なる所定の動作を行うことを特徴とする
カメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラの中には、2枚のシャッタ
幕が上下又は左右に走行し、当該走行時の両幕間のスリ
ット幅を調節し、又は両幕の移動速度を調節すること
で、感光材料に適切な露光を与えるフォーカルプレーン
シャッタを採用したものである。
幕が上下又は左右に走行し、当該走行時の両幕間のスリ
ット幅を調節し、又は両幕の移動速度を調節すること
で、感光材料に適切な露光を与えるフォーカルプレーン
シャッタを採用したものである。
【0003】このようなフォーカルプレーンシャッタを
搭載したカメラでは、レリーズ操作に同期して先幕を電
気的に走行させ、シャッタ開放から被写体輝度に応じた
所定時間後に後幕を走行させて、シャッタの閉成を行っ
ている。
搭載したカメラでは、レリーズ操作に同期して先幕を電
気的に走行させ、シャッタ開放から被写体輝度に応じた
所定時間後に後幕を走行させて、シャッタの閉成を行っ
ている。
【0004】そして、近年では、電気的に先幕及び後幕
を走行させてシャッタを制御する電気制御式のシャッタ
を採用したカメラにおいて、当該シャッタの異常動作を
電気的に検知して所定の警告を行うこともなされてい
る。
を走行させてシャッタを制御する電気制御式のシャッタ
を採用したカメラにおいて、当該シャッタの異常動作を
電気的に検知して所定の警告を行うこともなされてい
る。
【0005】即ち、例えば特開平11−326993号
公報では、先幕走行完了スイッチと後幕走行完了スイッ
チとを設けてシャッタの異常を検知する方法、及び異常
検知後の動作、異常が発生する原因等が記載されてい
る。
公報では、先幕走行完了スイッチと後幕走行完了スイッ
チとを設けてシャッタの異常を検知する方法、及び異常
検知後の動作、異常が発生する原因等が記載されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この特
開平11−326993号公報により開示された技術で
は、シャッタ走行完了でオンするスイッチのチャタリン
グによる誤検出が問題となっていた。更に、チャタリン
グが収まるまでの時間だけ待機してから検出すると、そ
の間、ミラーアップ状態が維持され、ファインダでは被
写体像が消失した状態が維持され、撮影上の使い勝手が
悪い結果を招いていた。
開平11−326993号公報により開示された技術で
は、シャッタ走行完了でオンするスイッチのチャタリン
グによる誤検出が問題となっていた。更に、チャタリン
グが収まるまでの時間だけ待機してから検出すると、そ
の間、ミラーアップ状態が維持され、ファインダでは被
写体像が消失した状態が維持され、撮影上の使い勝手が
悪い結果を招いていた。
【0007】また、ミラーダウンとシャッタチャージを
1つのモータを兼用して行う場合には、モータの回転に
連動して回転するカム機構を利用してミラーのアップダ
ウンを行い、同じモータの軸上に設けられた別の回転カ
ムによりシャッタユニットに設けられたシャッタチャー
ジレバーを駆動することでシャッタチャージを行うこと
になる。従って、ミラーダウンとシャッタチャージは、
モータの同じ方向の回転で行われることが多く、連続し
た動作で行われることが多い。ところが、シャッタの走
行完了スイッチは、シャッタ幕を保持しているアームの
リンク機構と連動しており、シャッタチャージが始まる
と、走行完了スイッチの状態が変化してしまい、シャッ
タ幕が正常に走行したか否かを判断できない。
1つのモータを兼用して行う場合には、モータの回転に
連動して回転するカム機構を利用してミラーのアップダ
ウンを行い、同じモータの軸上に設けられた別の回転カ
ムによりシャッタユニットに設けられたシャッタチャー
ジレバーを駆動することでシャッタチャージを行うこと
になる。従って、ミラーダウンとシャッタチャージは、
モータの同じ方向の回転で行われることが多く、連続し
た動作で行われることが多い。ところが、シャッタの走
行完了スイッチは、シャッタ幕を保持しているアームの
リンク機構と連動しており、シャッタチャージが始まる
と、走行完了スイッチの状態が変化してしまい、シャッ
タ幕が正常に走行したか否かを判断できない。
【0008】一方、露光時のシャッタ幕の走行完了を待
って走行完了スイッチの状態を検出しようとすると、該
シャッタ幕の走行完了で係止部材との間でバウンドが起
きる結果、シャッタ幕を保持しているアームに連動した
スイッチについてもチャタリングが生じ、正しいスイッ
チ状態を検出できない。これについては、シャッタ幕の
バウンドが収束する時間だけ待機してスイッチの状態を
検出するか、或いは一定時間だけスイッチの状態が安定
したことを検出する手法もあるが、露出後にファインダ
内の像消失時間が長くなることや、像消失時間にバラツ
キが発生する等といった問題が依然として残ってしま
う。
って走行完了スイッチの状態を検出しようとすると、該
シャッタ幕の走行完了で係止部材との間でバウンドが起
きる結果、シャッタ幕を保持しているアームに連動した
スイッチについてもチャタリングが生じ、正しいスイッ
チ状態を検出できない。これについては、シャッタ幕の
バウンドが収束する時間だけ待機してスイッチの状態を
検出するか、或いは一定時間だけスイッチの状態が安定
したことを検出する手法もあるが、露出後にファインダ
内の像消失時間が長くなることや、像消失時間にバラツ
キが発生する等といった問題が依然として残ってしま
う。
【0009】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、像消失時間を短くしたま
ま、シャッタが異常状態にあることを検出して、カメラ
をレリーズロック状態にして、露光異常の写真撮影を未
然に防止することができるカメラを提供することにあ
る。
で、その目的とするところは、像消失時間を短くしたま
ま、シャッタが異常状態にあることを検出して、カメラ
をレリーズロック状態にして、露光異常の写真撮影を未
然に防止することができるカメラを提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の態様は、クイックリターンミラー
と、先幕及び後幕を含むフォーカルプレーンシャッタと
を有するカメラにおいて、上記クイックリターンミラー
のミラーアップ動作、ミラーダウン動作及び上記フォー
カルプレーンシャッタのシャッタチャージ動作を行わせ
る駆動手段と、上記駆動手段による動作状態が変化した
ことを示す第1の信号を検出する第1の検出手段と、上
記フォーカルプレーンシャッタの幕走行が完了したこと
を示す第2の信号を検出する第2の検出手段と、露光完
了から上記第1の検出手段により上記第1の信号が検出
されるまでの間において、上記第2の検出手段により上
記第2の信号が検出されない場合に、上記フォーカルプ
レーンシャッタのシャッタ幕の走行異常と判断する判断
手段と、を具備することを特徴とする。
に、本発明の第1の態様は、クイックリターンミラー
と、先幕及び後幕を含むフォーカルプレーンシャッタと
を有するカメラにおいて、上記クイックリターンミラー
のミラーアップ動作、ミラーダウン動作及び上記フォー
カルプレーンシャッタのシャッタチャージ動作を行わせ
る駆動手段と、上記駆動手段による動作状態が変化した
ことを示す第1の信号を検出する第1の検出手段と、上
記フォーカルプレーンシャッタの幕走行が完了したこと
を示す第2の信号を検出する第2の検出手段と、露光完
了から上記第1の検出手段により上記第1の信号が検出
されるまでの間において、上記第2の検出手段により上
記第2の信号が検出されない場合に、上記フォーカルプ
レーンシャッタのシャッタ幕の走行異常と判断する判断
手段と、を具備することを特徴とする。
【0011】そして、第2の態様では、上記第1の信号
は、上記クイックリターンミラーのミラーアップ動作完
了とミラーダウン動作状態との間で出力される信号であ
ることを特徴とする。
は、上記クイックリターンミラーのミラーアップ動作完
了とミラーダウン動作状態との間で出力される信号であ
ることを特徴とする。
【0012】さらに、第3の態様では、上記第2の信号
は、上記先幕の走行完了又は上記後幕の走行完了を示す
信号であることを特徴とする。
は、上記先幕の走行完了又は上記後幕の走行完了を示す
信号であることを特徴とする。
【0013】そして、第4の態様では、上記判断手段
は、ミラーダウン動作中に上記シャッタ幕の走行異常を
検出し、上記駆動手段は、上記判断手段により上記シャ
ッタ幕の走行異常が検出された場合には、シャッタチャ
ージ動作を行わないことを特徴とする。
は、ミラーダウン動作中に上記シャッタ幕の走行異常を
検出し、上記駆動手段は、上記判断手段により上記シャ
ッタ幕の走行異常が検出された場合には、シャッタチャ
ージ動作を行わないことを特徴とする。
【0014】上記第1乃至第3の態様によれば、以下の
作用が奏される。
作用が奏される。
【0015】即ち、本発明の第1の態様では、駆動手段
により、上記クイックリターンミラーのミラーアップ動
作、ミラーダウン動作及び上記フォーカルプレーンシャ
ッタのシャッタチャージ動作が行われ、第1の検出手段
により上記駆動手段による動作状態が変化したことを示
す第1の信号が検出され、第2の検出手段により上記フ
ォーカルプレーンシャッタの幕走行が完了したことを示
す第2の信号が検出され、判断手段により、露光完了か
ら上記第1の検出手段により上記第1の信号が検出され
るまでの間において、上記第2の検出手段により上記第
2の信号が検出されない場合には、上記フォーカルプレ
ーンシャッタのシャッタ幕の走行異常と判断される。
により、上記クイックリターンミラーのミラーアップ動
作、ミラーダウン動作及び上記フォーカルプレーンシャ
ッタのシャッタチャージ動作が行われ、第1の検出手段
により上記駆動手段による動作状態が変化したことを示
す第1の信号が検出され、第2の検出手段により上記フ
ォーカルプレーンシャッタの幕走行が完了したことを示
す第2の信号が検出され、判断手段により、露光完了か
ら上記第1の検出手段により上記第1の信号が検出され
るまでの間において、上記第2の検出手段により上記第
2の信号が検出されない場合には、上記フォーカルプレ
ーンシャッタのシャッタ幕の走行異常と判断される。
【0016】そして、第2の態様では、上記第1の信号
が、上記クイックリターンミラーのミラーアップ動作完
了とミラーダウン動作状態との間で出力される。
が、上記クイックリターンミラーのミラーアップ動作完
了とミラーダウン動作状態との間で出力される。
【0017】さらに、第3の態様では、上記第2の信号
が、上記先幕の走行完了又は上記後幕の走行完了を示
す。
が、上記先幕の走行完了又は上記後幕の走行完了を示
す。
【0018】そして、第4の態様では、上記判断手段に
より、ミラーダウン動作中に上記シャッタ幕の走行異常
が検出され、上記駆動手段により、上記判断手段により
上記シャッタ幕の走行異常が検出された場合には、シャ
ッタチャージ動作が行われない。
より、ミラーダウン動作中に上記シャッタ幕の走行異常
が検出され、上記駆動手段により、上記判断手段により
上記シャッタ幕の走行異常が検出された場合には、シャ
ッタチャージ動作が行われない。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について説明する。
実施の形態について説明する。
【0020】先ず、図1には、本発明の一実施の形態に
係るカメラの構成を示し説明する。
係るカメラの構成を示し説明する。
【0021】図1に於いて、被写体像を結像させるため
の撮影レンズは、正レンズ1と負レンズ3により構成さ
れている。絞り機構2は、この正レンズ1と負レンズ3
からなる撮影レンズ中に配置されている。負レンズ3の
後方には、略中央部分がハーフミラーとなっているクイ
ックリターンミラー4が設けられている。このクイック
リターンミラー4で上方に反射された被写体光の光路上
には、焦点板5、ペンタプリズム6、ファインダ接眼光
学系7が配置されている。
の撮影レンズは、正レンズ1と負レンズ3により構成さ
れている。絞り機構2は、この正レンズ1と負レンズ3
からなる撮影レンズ中に配置されている。負レンズ3の
後方には、略中央部分がハーフミラーとなっているクイ
ックリターンミラー4が設けられている。このクイック
リターンミラー4で上方に反射された被写体光の光路上
には、焦点板5、ペンタプリズム6、ファインダ接眼光
学系7が配置されている。
【0022】クイックリターンミラー4の中央背面部分
には、サブミラー8が、下方に被写体光を反射するよう
に設けられている。このサブミラー8の反射光軸方向で
あって、図中垂直方向には、2つの光学系で構成される
2像分離の為のセパレータ光学系9が配置されている。
このセパレータ光学系9による被写体像の結像位置に
は、ラインセンサ10が配置されている。
には、サブミラー8が、下方に被写体光を反射するよう
に設けられている。このサブミラー8の反射光軸方向で
あって、図中垂直方向には、2つの光学系で構成される
2像分離の為のセパレータ光学系9が配置されている。
このセパレータ光学系9による被写体像の結像位置に
は、ラインセンサ10が配置されている。
【0023】また、撮影レンズより見てクイックリター
ンミラー4の後方には、シャッタ11及び銀塩フィルム
(以下、単にフィルムと略記する)12が配置される。
このクイックリターンミラー4が上昇して、シャッタ1
1が開放状態となると、フィルム12上に被写体像が形
成され、露光されるよう構成されている。このシャッタ
11としては、公知のフォーカルプレーンシャッタを採
用する。
ンミラー4の後方には、シャッタ11及び銀塩フィルム
(以下、単にフィルムと略記する)12が配置される。
このクイックリターンミラー4が上昇して、シャッタ1
1が開放状態となると、フィルム12上に被写体像が形
成され、露光されるよう構成されている。このシャッタ
11としては、公知のフォーカルプレーンシャッタを採
用する。
【0024】ここでは、一眼レフレックスカメラに一般
的に搭載されているものを想定しているが、それに限定
はされないことは勿論である。
的に搭載されているものを想定しているが、それに限定
はされないことは勿論である。
【0025】フォーカルプレーンシャッタは、一般的
に、露光に先立って内蔵された不図示のばねを不図示の
チャージレバーによりチャージし、そのばねの付勢力に
よって先幕と後幕を走行させる構成となっている。
に、露光に先立って内蔵された不図示のばねを不図示の
チャージレバーによりチャージし、そのばねの付勢力に
よって先幕と後幕を走行させる構成となっている。
【0026】撮影レンズの正レンズ1、負レンズ3に
は、ピント調節動作用及びズーミング動作用の駆動源を
制御するズーム・ピント駆動回路15が設けられてい
る。絞り機構2には、絞り駆動回路16が設けられてい
る。ズーム・ピント駆動回路15には、正レンズ1、負
レンズ3の移動に応じて信号を発生する不図示のエンコ
ーダが含まれている。ズーム・ピント駆動回路15で
は、CPU25の制御下で、演算された駆動量とエンコ
ーダ出力とに基づいてピント調節が行われる。
は、ピント調節動作用及びズーミング動作用の駆動源を
制御するズーム・ピント駆動回路15が設けられてい
る。絞り機構2には、絞り駆動回路16が設けられてい
る。ズーム・ピント駆動回路15には、正レンズ1、負
レンズ3の移動に応じて信号を発生する不図示のエンコ
ーダが含まれている。ズーム・ピント駆動回路15で
は、CPU25の制御下で、演算された駆動量とエンコ
ーダ出力とに基づいてピント調節が行われる。
【0027】クイックリターンミラー4はミラー駆動回
路17によって駆動される。駆動用のモータは、ミラー
のアップダウン及びシャッタのチャージを行うモータと
兼用される。その軸上に配置された回転カムの回転角度
により連動されたミラーのアップダウンレバー、シャッ
タチャージレバーを駆動する。
路17によって駆動される。駆動用のモータは、ミラー
のアップダウン及びシャッタのチャージを行うモータと
兼用される。その軸上に配置された回転カムの回転角度
により連動されたミラーのアップダウンレバー、シャッ
タチャージレバーを駆動する。
【0028】ラインセンサ10は、ラインセンサ駆動回
路18により駆動される。
路18により駆動される。
【0029】シャッタ11の制御は、内蔵する先幕の走
行を保持する先幕マグネットと後幕の走行を保持する後
幕マグネットへの電流のオン/オフをシャッタ駆動回路
19によって駆動することにより行うことになる。
行を保持する先幕マグネットと後幕の走行を保持する後
幕マグネットへの電流のオン/オフをシャッタ駆動回路
19によって駆動することにより行うことになる。
【0030】CPU25は、ズーム・ピント駆動回路1
5、絞り駆動回路16、ミラー駆動回路17、ラインセ
ンサ駆動回路18及びシャッタ駆動回路19と、データ
バス14によって相互に通信自在に接続されている。さ
らに、CPU25は、データバス14を介して、1駒の
撮影が終了するとフィルム12の巻上げ動作を行うフィ
ルム駆動回路20、ストロボ回路23、不揮発性メモリ
24、スイッチ入力回路26と相互に通信自在に接続さ
れている。
5、絞り駆動回路16、ミラー駆動回路17、ラインセ
ンサ駆動回路18及びシャッタ駆動回路19と、データ
バス14によって相互に通信自在に接続されている。さ
らに、CPU25は、データバス14を介して、1駒の
撮影が終了するとフィルム12の巻上げ動作を行うフィ
ルム駆動回路20、ストロボ回路23、不揮発性メモリ
24、スイッチ入力回路26と相互に通信自在に接続さ
れている。
【0031】これら各回路は、CPU25により統括制
御されている。
御されている。
【0032】サブミラー8、セパレータ光学系9、ライ
ンセンサ10等は、公知の位相差法による焦点検出装置
を構成している。そして、CPU25は、ラインセンサ
駆動回路18を介して入力された信号に基づいて2像の
間隔を求め、合焦位置に駆動する為の撮影レンズの駆動
量を演算する。
ンセンサ10等は、公知の位相差法による焦点検出装置
を構成している。そして、CPU25は、ラインセンサ
駆動回路18を介して入力された信号に基づいて2像の
間隔を求め、合焦位置に駆動する為の撮影レンズの駆動
量を演算する。
【0033】尚、CPU25では、不図示の測光回路か
ら出力される被写体輝度値、不図示のフィルム感度検出
回路によって検出されたフィルム感度に基づいて、適正
露光の得られる絞り機構2の絞り値及びシャッタ速度が
演算される。
ら出力される被写体輝度値、不図示のフィルム感度検出
回路によって検出されたフィルム感度に基づいて、適正
露光の得られる絞り機構2の絞り値及びシャッタ速度が
演算される。
【0034】また、シャッタ11は、この演算されたシ
ャッタ速度により、シャッタ駆動回路19を介して駆動
制御される。
ャッタ速度により、シャッタ駆動回路19を介して駆動
制御される。
【0035】フィルム12への露光時間は、不図示の先
幕マグネット(以下、Mgfと称する)で係止された先
幕と後幕マグネット(以下、Mgsと称する)で係止さ
れた後幕が、演算されたシャッタ速度に応じて適切なタ
イミングで開放されることによって決定される。
幕マグネット(以下、Mgfと称する)で係止された先
幕と後幕マグネット(以下、Mgsと称する)で係止さ
れた後幕が、演算されたシャッタ速度に応じて適切なタ
イミングで開放されることによって決定される。
【0036】ストロボ回路23は被写体照明用回路であ
り、CPU25により被写体輝度が所定輝度より低いと
判断された場合に補助光として動作する。また、上記不
揮発性メモリ24は、種々の調整データ、カメラの作動
状態、シャッタ11の異常状態を記憶しておく為のメモ
リである。
り、CPU25により被写体輝度が所定輝度より低いと
判断された場合に補助光として動作する。また、上記不
揮発性メモリ24は、種々の調整データ、カメラの作動
状態、シャッタ11の異常状態を記憶しておく為のメモ
リである。
【0037】スイッチ入力回路26は、不図示の操作ス
イッチや機構系動作の検出スイッチ等といった複数のス
イッチで構成されている。
イッチや機構系動作の検出スイッチ等といった複数のス
イッチで構成されている。
【0038】本発明では、検出スイッチとして、クイッ
クリターンミラー4の作動状態を検出するミラーアップ
スイッチ(以下、MUSWと称する)27、シャッタ1
1のばねチャージ状態を検出するシャッタチャージスイ
ッチ(以下、SCSWと称する)28、シャッタ11の
先幕の作動状態を検出する先幕走行完了スイッチ(以
下、XSWと称する)29、及びシャッタ11の後幕の
作動状態を検出する後幕走行完了スイッチ(以下、AC
SWと称する)30を有している。
クリターンミラー4の作動状態を検出するミラーアップ
スイッチ(以下、MUSWと称する)27、シャッタ1
1のばねチャージ状態を検出するシャッタチャージスイ
ッチ(以下、SCSWと称する)28、シャッタ11の
先幕の作動状態を検出する先幕走行完了スイッチ(以
下、XSWと称する)29、及びシャッタ11の後幕の
作動状態を検出する後幕走行完了スイッチ(以下、AC
SWと称する)30を有している。
【0039】これらMUSW27、SCSW28、XS
W29、ACSW30は、スイッチ入力回路側で抵抗に
よりプルアップされている為、スイッチがオフの状態で
は論理的に“H”の状態を示す。一方、スイッチがオン
の状態では、回路グランドと接続される為に、論理的に
“L”を示す信号を出力する。
W29、ACSW30は、スイッチ入力回路側で抵抗に
よりプルアップされている為、スイッチがオフの状態で
は論理的に“H”の状態を示す。一方、スイッチがオン
の状態では、回路グランドと接続される為に、論理的に
“L”を示す信号を出力する。
【0040】MUSW27は、ミラーアップの完了でオ
ンとなり、ミラーダウンになるまでの間でオフとなるス
イッチである。SCSW28は、シャッタチャージ状態
でオンとなり、ミラーアップになるまでの間でオフとな
るスイッチである。
ンとなり、ミラーダウンになるまでの間でオフとなるス
イッチである。SCSW28は、シャッタチャージ状態
でオンとなり、ミラーアップになるまでの間でオフとな
るスイッチである。
【0041】XSW29は、一般にストロボの発行制御
に使われるスイッチ、つまり先幕の走行状態を示すスイ
ッチであり、先幕がチャージされている状態ではオフと
なり、先幕の走行完了でオンとなるスイッチである。
に使われるスイッチ、つまり先幕の走行状態を示すスイ
ッチであり、先幕がチャージされている状態ではオフと
なり、先幕の走行完了でオンとなるスイッチである。
【0042】走行開始したのに所定時間以上経過しても
XSW29がオンとならない場合には、シャッタ幕が途
中で引っ掛かっているか、シャッタ幕を支えているリン
ク機構に異常があるか事が考えられる。ACSW30
は、後幕がチャージされている状態ではオフとなり、後
幕の走行完了でオンとなるスイッチである。
XSW29がオンとならない場合には、シャッタ幕が途
中で引っ掛かっているか、シャッタ幕を支えているリン
ク機構に異常があるか事が考えられる。ACSW30
は、後幕がチャージされている状態ではオフとなり、後
幕の走行完了でオンとなるスイッチである。
【0043】後幕の走行異常の検出は、先幕の異常検出
と同様にして、ACSW30により検出できる。
と同様にして、ACSW30により検出できる。
【0044】次に、図2のタイムチャートを参照して、
本実施の形態に係るカメラのシャッタ11の正常な動作
を説明する。尚、シャッタ11に内蔵されている不図示
のばねは、既にシャッタチャージ状態にあるものとす
る。
本実施の形態に係るカメラのシャッタ11の正常な動作
を説明する。尚、シャッタ11に内蔵されている不図示
のばねは、既にシャッタチャージ状態にあるものとす
る。
【0045】先ず、先幕保持用の先幕マグネット(Mg
f)と後幕マグネット保持用の後幕マグネット(Mg
s)がオンされ(#1)、クイックリターンミラー4の
ミラーアップ動作が開始される(#2)。これと同時
に、予めCPU25により演算された絞り値になるよう
に絞り機構2が駆動される(#3)。SCSW28がオ
フ(“H”)されると(#4)、ミラーアップカムの動
きによるリフト量は増加し(#5)、更にシャッタチャ
ージカムの動きによるリフト量は減少する(#6)。
f)と後幕マグネット保持用の後幕マグネット(Mg
s)がオンされ(#1)、クイックリターンミラー4の
ミラーアップ動作が開始される(#2)。これと同時
に、予めCPU25により演算された絞り値になるよう
に絞り機構2が駆動される(#3)。SCSW28がオ
フ(“H”)されると(#4)、ミラーアップカムの動
きによるリフト量は増加し(#5)、更にシャッタチャ
ージカムの動きによるリフト量は減少する(#6)。
【0046】クイックリターンミラー4の作動状態を検
出するMUSW27がオフ(“H”)からオン
(“L”)に変化すると(#7)、クイックリターンミ
ラー4の駆動完了となる(#8)。正レンズ1、負レン
ズ3及び絞り機構2を通過した撮影光束はシャッタ11
に入射され、ファインダ光学系への光束は遮断される。
出するMUSW27がオフ(“H”)からオン
(“L”)に変化すると(#7)、クイックリターンミ
ラー4の駆動完了となる(#8)。正レンズ1、負レン
ズ3及び絞り機構2を通過した撮影光束はシャッタ11
に入射され、ファインダ光学系への光束は遮断される。
【0047】クイックリターンミラー4の作動開始によ
って先幕と後幕の機械的な係止が開放されると、各幕は
走行可能な状態に置かれることになる。
って先幕と後幕の機械的な係止が開放されると、各幕は
走行可能な状態に置かれることになる。
【0048】即ち、先幕マグネット(Mgf)がオフさ
れて先幕が走行され(#9、#10)、フィルム12へ
の露光が開始される。先幕の走行が完了すると、XSW
29がオフ(“H”)からオン(“L”)に変化するこ
とになる(#13)。
れて先幕が走行され(#9、#10)、フィルム12へ
の露光が開始される。先幕の走行が完了すると、XSW
29がオフ(“H”)からオン(“L”)に変化するこ
とになる(#13)。
【0049】更に、後幕マグネットがオフされて後幕が
走行され(#11、#12)、フィルム12への露光が
遮断される。こうして、後幕の走行が完了すると、AC
SW30がオフ(“H”)からオン(“L”)へと変化
する(#17)。
走行され(#11、#12)、フィルム12への露光が
遮断される。こうして、後幕の走行が完了すると、AC
SW30がオフ(“H”)からオン(“L”)へと変化
する(#17)。
【0050】そして、クイックリターンミラー4のダウ
ン動作が開始され(#15)、絞り機構2が開放位置に
駆動される(#16)。これに伴い、ミラーアップカム
の動きによるリフト量は減少し(#18)、MUSW2
7がオン(“L”)からオフ(“H”)に変化すると
(#19)、クイックリターンミラー4の駆動完了とな
る。
ン動作が開始され(#15)、絞り機構2が開放位置に
駆動される(#16)。これに伴い、ミラーアップカム
の動きによるリフト量は減少し(#18)、MUSW2
7がオン(“L”)からオフ(“H”)に変化すると
(#19)、クイックリターンミラー4の駆動完了とな
る。
【0051】続いて、シャッタチャージが開始され(#
21)、XSW29、ACSW30がオン(“L”)か
らオフ(“H”)に変化する(#22、#23)。
21)、XSW29、ACSW30がオン(“L”)か
らオフ(“H”)に変化する(#22、#23)。
【0052】これに伴って、シャッタチャージカムの動
きによるリフト量は上昇して(#20)、SCSW28
がオフ(“H”)からオン(“L”)に変化すると(#
24)、シャッタチャージ完了となる(#25)。
きによるリフト量は上昇して(#20)、SCSW28
がオフ(“H”)からオン(“L”)に変化すると(#
24)、シャッタチャージ完了となる(#25)。
【0053】次に、図3、図4のタイムチャートを参照
して、本実施の形態に係るカメラの先幕、後幕が走行不
良を起こした場合の動作を説明する。
して、本実施の形態に係るカメラの先幕、後幕が走行不
良を起こした場合の動作を説明する。
【0054】先ず、図3に示されるように、先幕マグネ
ット(Mgf)のオフで走行されるべき先幕が何らかの
理由で走行不良を起こした場合には、XSW29がオフ
状態を保持することになる(#30)。同様に、図4に
示されるように、後幕マグネット(Mgs)のオフで走
行されるべき後幕が何らかの理由で走行不良を起こした
場合には、ACSW30がオフ状態を保持することにな
る(#50)。
ット(Mgf)のオフで走行されるべき先幕が何らかの
理由で走行不良を起こした場合には、XSW29がオフ
状態を保持することになる(#30)。同様に、図4に
示されるように、後幕マグネット(Mgs)のオフで走
行されるべき後幕が何らかの理由で走行不良を起こした
場合には、ACSW30がオフ状態を保持することにな
る(#50)。
【0055】いずれの場合も、ミラーダウン動作の後の
シャッタチャージがなされず、シャッタチャージカムの
動きによるリフト量にも変化が生じないことになる(図
3の#31〜#33、#51〜#53)。
シャッタチャージがなされず、シャッタチャージカムの
動きによるリフト量にも変化が生じないことになる(図
3の#31〜#33、#51〜#53)。
【0056】このような問題に鑑みて、本発明では、上
記ミラーダウン動作の後、MUSW27がオフ
(“H”)されるまでにXSW29、ACSW30のチ
ャタリングが収まらない場合、及びXSW29、ACS
W30の状態変化を検出できない場合には、MUSW2
7がオフ(“H”)されたタイミングで、駆動系(モー
タ等)の動作を停止して、再確認するような制御を行
う。この再確認により、正常であると判断されれば、通
常通りシャッタチャージ動作を行うことになるが、異常
であると判断された場合には未露光ロック処理を行うこ
とになる。
記ミラーダウン動作の後、MUSW27がオフ
(“H”)されるまでにXSW29、ACSW30のチ
ャタリングが収まらない場合、及びXSW29、ACS
W30の状態変化を検出できない場合には、MUSW2
7がオフ(“H”)されたタイミングで、駆動系(モー
タ等)の動作を停止して、再確認するような制御を行
う。この再確認により、正常であると判断されれば、通
常通りシャッタチャージ動作を行うことになるが、異常
であると判断された場合には未露光ロック処理を行うこ
とになる。
【0057】これにより、像消失時間を短くしたまま、
シャッタが異常状態にあることを検出し、レリーズロッ
ク状態にして、露光異常の写真撮影を未然防止する。
シャッタが異常状態にあることを検出し、レリーズロッ
ク状態にして、露光異常の写真撮影を未然防止する。
【0058】以下、図5乃至図7のフローチャートを参
照して、本実施の形態に係るカメラの露出動作を詳細に
説明する。
照して、本実施の形態に係るカメラの露出動作を詳細に
説明する。
【0059】先ず、図5を参照して、露出シーケンスを
説明する。
説明する。
【0060】本シーケンスに入ると、CPU25の制御
の下、先幕マグネット(Mgf)、後幕マグネット(M
gs)がオンされ(ステップS1)、ズーム・ピント駆
動回路15、絞り駆動回路16が駆動され、クイックリ
ターンミラー4のミラーアップ、及び絞り機構2の絞り
込み動作が行われる(ステップS2)。
の下、先幕マグネット(Mgf)、後幕マグネット(M
gs)がオンされ(ステップS1)、ズーム・ピント駆
動回路15、絞り駆動回路16が駆動され、クイックリ
ターンミラー4のミラーアップ、及び絞り機構2の絞り
込み動作が行われる(ステップS2)。
【0061】このステップS2の動作については、図6
を参照して、詳細は後述する。
を参照して、詳細は後述する。
【0062】続いて、CPU25は、XSW29の状態
を検出し(ステップS3)、XSW29がオン
(“L”)されている場合には、「異常処理」を行い、
オン(“L”)されていない場合には、ACSW30の
状態を検出する(ステップS4)。
を検出し(ステップS3)、XSW29がオン
(“L”)されている場合には、「異常処理」を行い、
オン(“L”)されていない場合には、ACSW30の
状態を検出する(ステップS4)。
【0063】尚、この「異常処理」とは、駆動系の動作
を停止して、再確認の後、ユーザーが誤って撮影を続け
ない様に撮影動作を禁止させる、未露光ロックを行う一
連の処理をいう。
を停止して、再確認の後、ユーザーが誤って撮影を続け
ない様に撮影動作を禁止させる、未露光ロックを行う一
連の処理をいう。
【0064】ACSW30がオン(“L”)されている
場合には、「異常処理」を行い、ACSW30がオフ
(“H”)である場合には正常なので、露光時間を計時
する為のタイマ値をt1に設定し、当該タイマ(t1)
をスタートさせる(ステップS5)。
場合には、「異常処理」を行い、ACSW30がオフ
(“H”)である場合には正常なので、露光時間を計時
する為のタイマ値をt1に設定し、当該タイマ(t1)
をスタートさせる(ステップS5)。
【0065】続いて、CPU25は、先幕マグネット
(Mgf)をオフし、後幕マグネット(Mgs)をオン
し、先幕の走行を開始する(ステップS6)。
(Mgf)をオフし、後幕マグネット(Mgs)をオン
し、先幕の走行を開始する(ステップS6)。
【0066】そして、CPU25は、XSW29の状態
を検出し(ステップS7)、XSW29がオン
(“L”)されると、ストロボ回路23によるストロボ
発光(この実施の形態では、1回のみ発光)を行い、タ
イマ(t1)がオーバーフローするまで上記ステップS
7及びS8の処理を繰り返す(ステップS9)。
を検出し(ステップS7)、XSW29がオン
(“L”)されると、ストロボ回路23によるストロボ
発光(この実施の形態では、1回のみ発光)を行い、タ
イマ(t1)がオーバーフローするまで上記ステップS
7及びS8の処理を繰り返す(ステップS9)。
【0067】こうしてタイマ(t1)がオーバーフロー
すると、予め判っている後幕の走行完了迄の時間を計時
する為に、今度はタイマ値をt2に設定し、再びタイマ
(t2)をスタートさせる(ステップS10)。そし
て、後幕マグネット(Mg)をオフして、後幕の走行を
開始し(ステップS11)、タイマ(t2)がオーバー
フローするまで待機する(ステップS12)。
すると、予め判っている後幕の走行完了迄の時間を計時
する為に、今度はタイマ値をt2に設定し、再びタイマ
(t2)をスタートさせる(ステップS10)。そし
て、後幕マグネット(Mg)をオフして、後幕の走行を
開始し(ステップS11)、タイマ(t2)がオーバー
フローするまで待機する(ステップS12)。
【0068】そして、タイマ(t2)がオーバーフロー
すると(ステップS12)、後幕の走行完了と判断し、
サブルーチン「ミラーダウン/シャッタチャージ、絞り
開放」を実行する(ステップS13)。このサブルーチ
ンの詳細については図7を参照して、後述する。
すると(ステップS12)、後幕の走行完了と判断し、
サブルーチン「ミラーダウン/シャッタチャージ、絞り
開放」を実行する(ステップS13)。このサブルーチ
ンの詳細については図7を参照して、後述する。
【0069】こうして、CPU25は、異常の有無を判
断し(ステップS14)、異常がある場合には「異常処
理」を行い、異常がなければ一連の露出のシーケンスを
終了することになる(ステップS15)。
断し(ステップS14)、異常がある場合には「異常処
理」を行い、異常がなければ一連の露出のシーケンスを
終了することになる(ステップS15)。
【0070】次に、図6のフローチャートを参照して、
図5のステップS2で実行されるサブルーチン「ミラー
アップ/絞り込み」の動作を説明する。
図5のステップS2で実行されるサブルーチン「ミラー
アップ/絞り込み」の動作を説明する。
【0071】このシーケンスに入ると、CPU25は、
所定時間(ここでは、5ms)のタイマをスタートさ
せ、該所定時間毎にオーバーフロー信号を出力する(ス
テップS21)。続いて、CPU25は、ミラー駆動回
路17に内蔵されている不図示のミラー駆動用モータを
駆動して、クイックリターンミラー4のミラーアップ動
作を行う(ステップS22)。
所定時間(ここでは、5ms)のタイマをスタートさ
せ、該所定時間毎にオーバーフロー信号を出力する(ス
テップS21)。続いて、CPU25は、ミラー駆動回
路17に内蔵されている不図示のミラー駆動用モータを
駆動して、クイックリターンミラー4のミラーアップ動
作を行う(ステップS22)。
【0072】そして、CPU25は、MUSW27の状
態を検出し(ステップS23)、当該MUSW27がオ
ン(“L”)されると、不図示のミラー駆動用モータに
ショートブレーキをかけ、ミラーアップ動作を終了する
(ステップS24)。
態を検出し(ステップS23)、当該MUSW27がオ
ン(“L”)されると、不図示のミラー駆動用モータに
ショートブレーキをかけ、ミラーアップ動作を終了する
(ステップS24)。
【0073】続いて、CPU25は、5ms経過したか
否かを判断する(ステップS25)。
否かを判断する(ステップS25)。
【0074】ここで、5ms経過している場合には、絞
り機構2の絞り込みが完了しているか否かを判断する
(ステップS26)。そして、CPU25は、絞り機構
2の絞り込みが完了していない場合には、絞りを1ステ
ップだけ絞り込み方向に駆動するようパルスカウントを
行い、ステップS28に進む。5ms毎のこの処理を繰
り返すことで、予め設定されているステップ数分の絞り
を駆動することができる。
り機構2の絞り込みが完了しているか否かを判断する
(ステップS26)。そして、CPU25は、絞り機構
2の絞り込みが完了していない場合には、絞りを1ステ
ップだけ絞り込み方向に駆動するようパルスカウントを
行い、ステップS28に進む。5ms毎のこの処理を繰
り返すことで、予め設定されているステップ数分の絞り
を駆動することができる。
【0075】上記ステップS25で5ms経過していな
い場合、上記ステップS26で絞り込みが完了している
場合にも、同様にステップS28に進む。
い場合、上記ステップS26で絞り込みが完了している
場合にも、同様にステップS28に進む。
【0076】このステップS28では、ミラーアップ動
作が完了しているか否かを判断する。
作が完了しているか否かを判断する。
【0077】ここで、ミラーアップ動作が完了している
場合には、絞り込みが完了しているか否かを判断する
(ステップS29)。こうして、ミラーアップ、絞り込
みが完了していない場合には上記ステップS23に戻
り、いずれも終了している場合にはリターンして、図5
のステップS3以降の処理に進むことになる。
場合には、絞り込みが完了しているか否かを判断する
(ステップS29)。こうして、ミラーアップ、絞り込
みが完了していない場合には上記ステップS23に戻
り、いずれも終了している場合にはリターンして、図5
のステップS3以降の処理に進むことになる。
【0078】次に、図7のフローチャートを参照して、
図5のステップS13で実行されるサブルーチン「ミラ
ーダウン/シャッタチャージ/絞り開放」の動作を説明
する。
図5のステップS13で実行されるサブルーチン「ミラ
ーダウン/シャッタチャージ/絞り開放」の動作を説明
する。
【0079】本シーケンスに入ると、スイッチ状態を格
納するレジスタを初期化し(ステップS41)、5ms
のタイマをスタートさせ、5ms毎にオーバーフロー信
号を出力する(ステップS42)。5msのタイマは、
絞りのステップ数を1ステップ分駆動する為の時間計測
に用いられ、200μsのタイマは、SWのチャタリン
グの検出に用いられる。そして、200μsのタイマを
スタートさせ、200μs毎にオーバーフロー信号を出
力し(ステップS43)、ミラー駆動用モータをミラー
ダウン/シャッタチャージ方向に駆動する(ステップS
44)。
納するレジスタを初期化し(ステップS41)、5ms
のタイマをスタートさせ、5ms毎にオーバーフロー信
号を出力する(ステップS42)。5msのタイマは、
絞りのステップ数を1ステップ分駆動する為の時間計測
に用いられ、200μsのタイマは、SWのチャタリン
グの検出に用いられる。そして、200μsのタイマを
スタートさせ、200μs毎にオーバーフロー信号を出
力し(ステップS43)、ミラー駆動用モータをミラー
ダウン/シャッタチャージ方向に駆動する(ステップS
44)。
【0080】続いて、CPU25は、200μsだけ経
過したか否かを判断し(ステップS45)、経過してれ
いば、XSW29の状態を検出し、結果をレジスタに記
憶し(ステップS46)、ACSW30の状態を検出
し、結果をレジスタに記憶し(ステップS47)、20
0μs毎に10回サンプリングして、全てオンなれば完
了フラグを立て、ステップS49に進む(ステップS4
8)。上記ステップS45にて、200μsだけ経過し
ていない場合もステップS49に進む。
過したか否かを判断し(ステップS45)、経過してれ
いば、XSW29の状態を検出し、結果をレジスタに記
憶し(ステップS46)、ACSW30の状態を検出
し、結果をレジスタに記憶し(ステップS47)、20
0μs毎に10回サンプリングして、全てオンなれば完
了フラグを立て、ステップS49に進む(ステップS4
8)。上記ステップS45にて、200μsだけ経過し
ていない場合もステップS49に進む。
【0081】ステップS49では、MUSW27がオフ
(“H”)されたか否かが判断される(ステップS4
9)。ここで、オフ(“H”)された場合には、完了フ
ラグが立っているか否かが判断され、立っている場合に
はステップS52に進み、立っていない場合には異常が
あるものとして、ミラー駆動用モータを停止し、ミラー
ダウン動作も終了し、ステップS54に進む(ステップ
S51)。
(“H”)されたか否かが判断される(ステップS4
9)。ここで、オフ(“H”)された場合には、完了フ
ラグが立っているか否かが判断され、立っている場合に
はステップS52に進み、立っていない場合には異常が
あるものとして、ミラー駆動用モータを停止し、ミラー
ダウン動作も終了し、ステップS54に進む(ステップ
S51)。
【0082】ステップS52では、SCSW28がオン
(“L”)されているか否かが判断される(ステップS
52)。ここで、オン(“L”)されている場合には、
ミラー駆動用モータにショートブレーキをかけ、ミラー
ダウン動作を終了する(ステップS53)。オン
(“L”)されていない場合には、ステップS54に進
む。
(“L”)されているか否かが判断される(ステップS
52)。ここで、オン(“L”)されている場合には、
ミラー駆動用モータにショートブレーキをかけ、ミラー
ダウン動作を終了する(ステップS53)。オン
(“L”)されていない場合には、ステップS54に進
む。
【0083】ステップS54では、5msだけ経過して
いるか否かが判断される(ステップS54)。ここで、
5ms経過している場合には、絞り開放が完了している
かが判断され(ステップS55)、完了していない場合
には、絞りを1ステップ開放方向に駆動すべくパルスカ
ウントを行う(ステップS56)。絞り込んだステップ
数分、開放方向に駆動したら絞りの開放を完了と判断す
る。
いるか否かが判断される(ステップS54)。ここで、
5ms経過している場合には、絞り開放が完了している
かが判断され(ステップS55)、完了していない場合
には、絞りを1ステップ開放方向に駆動すべくパルスカ
ウントを行う(ステップS56)。絞り込んだステップ
数分、開放方向に駆動したら絞りの開放を完了と判断す
る。
【0084】上記ステップS54で5ms経過していな
い場合、上記ステップS55で絞り開放が完了している
場合には、ステップS57に進む。
い場合、上記ステップS55で絞り開放が完了している
場合には、ステップS57に進む。
【0085】このステップS57では、ミラーダウン、
シャッタチャージが完了しているか否かが判断される。
ここで、完了していなければ上記ステップS45に戻
り、完了している場合には、続いて絞り開放が完了して
いるか否かが判断される(ステップS58)。絞り開放
が完了していない場合にはステップS45に戻り、完了
している場合にはリターンする。
シャッタチャージが完了しているか否かが判断される。
ここで、完了していなければ上記ステップS45に戻
り、完了している場合には、続いて絞り開放が完了して
いるか否かが判断される(ステップS58)。絞り開放
が完了していない場合にはステップS45に戻り、完了
している場合にはリターンする。
【0086】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明はこれに限定されることなく、その趣旨を
逸脱しない範囲で種々の改良、変更が可能である。
たが、本発明はこれに限定されることなく、その趣旨を
逸脱しない範囲で種々の改良、変更が可能である。
【0087】尚、本発明の上記実施の形態には、以下の
発明が含まれる。
発明が含まれる。
【0088】(1)フォーカルプレーンシャッタと、ク
イックリターンミラーと、上記クイックリターンミラー
のミラーアップ動作及びミラーダウン動作を行うと共
に、上記フォーカルプレーンシャッタのシャッタチャー
ジを行う為にシャッタチャージレバーを駆動する駆動手
段と、露光完了から、上記駆動手段による駆動が開始さ
れ、上記シャッタチャージが開始されるまでの間で、状
態変化信号を出力する第1の検出手段と、上記フォーカ
ルプレーンシャッタの幕走行完了を検出する第2の検出
手段と、露光完了後から、上記駆動手段による駆動が開
始され、上記第1の検出手段の出力信号が変化するまで
の間において、上記第2の検出手段が正常信号を出力し
ない場合には、異常と判断する制御手段と、を備えるこ
とを特徴とするカメラ。
イックリターンミラーと、上記クイックリターンミラー
のミラーアップ動作及びミラーダウン動作を行うと共
に、上記フォーカルプレーンシャッタのシャッタチャー
ジを行う為にシャッタチャージレバーを駆動する駆動手
段と、露光完了から、上記駆動手段による駆動が開始さ
れ、上記シャッタチャージが開始されるまでの間で、状
態変化信号を出力する第1の検出手段と、上記フォーカ
ルプレーンシャッタの幕走行完了を検出する第2の検出
手段と、露光完了後から、上記駆動手段による駆動が開
始され、上記第1の検出手段の出力信号が変化するまで
の間において、上記第2の検出手段が正常信号を出力し
ない場合には、異常と判断する制御手段と、を備えるこ
とを特徴とするカメラ。
【0089】(2)上記第1の検出手段は、ミラーアッ
プ動作の完了とミラーダウン動作状態との間で変化する
ことを更なる特徴とする(1)に記載のカメラ。
プ動作の完了とミラーダウン動作状態との間で変化する
ことを更なる特徴とする(1)に記載のカメラ。
【0090】(3)上記第2の検出手段は、先幕の走行
完了で状態の変化するか先幕走行完了スイッチ、後幕の
走行完了で状態の変化する後幕走行完了スイッチの少な
くともいずれかを含むことを更なる特徴とする(1)に
記載のカメラ。
完了で状態の変化するか先幕走行完了スイッチ、後幕の
走行完了で状態の変化する後幕走行完了スイッチの少な
くともいずれかを含むことを更なる特徴とする(1)に
記載のカメラ。
【0091】(4)フォーカルプレーンシャッタと、ク
イックリターンミラーと、上記クイックリターンミラー
のミラーアップ動作及びミラーダウン動作を行うと共
に、上記フォーカルプレーンシャッタのシャッタチャー
ジを行わせるためのシャッタチャージレバーを駆動する
駆動機構と、上記駆動機構により駆動されるクイックリ
ターンミラーのミラーアップの完了とミラーダウン状態
の間で状態の変化するミラーアップスイッチと、上記フ
ォーカルプレーンシャッタの先幕走行完了を検出する為
の先幕走行完了スイッチと、上記フォーカルプレーンシ
ャッタの後幕走行完了を検出する為の後幕走行完了スイ
ッチと、露光完了後から、上記駆動機構によるミラーダ
ウンによりミラーアップスイッチが状態の変化するまで
の間で、上記先幕走行完了スイッチ、若しくは後幕走行
完了スイッチが正常信号を出力しない場合には、異常と
判断する制御装置と、を備えることを特徴とするカメ
ラ。
イックリターンミラーと、上記クイックリターンミラー
のミラーアップ動作及びミラーダウン動作を行うと共
に、上記フォーカルプレーンシャッタのシャッタチャー
ジを行わせるためのシャッタチャージレバーを駆動する
駆動機構と、上記駆動機構により駆動されるクイックリ
ターンミラーのミラーアップの完了とミラーダウン状態
の間で状態の変化するミラーアップスイッチと、上記フ
ォーカルプレーンシャッタの先幕走行完了を検出する為
の先幕走行完了スイッチと、上記フォーカルプレーンシ
ャッタの後幕走行完了を検出する為の後幕走行完了スイ
ッチと、露光完了後から、上記駆動機構によるミラーダ
ウンによりミラーアップスイッチが状態の変化するまで
の間で、上記先幕走行完了スイッチ、若しくは後幕走行
完了スイッチが正常信号を出力しない場合には、異常と
判断する制御装置と、を備えることを特徴とするカメ
ラ。
【0092】(5)光軸上、フィルムの前方に配置さ
れ、先幕、後幕を走行させて、露光を行うフォーカルプ
レーンシャッタと、ファインダから被写体像を観察する
為に像を結像させる為のファインダスクリーンと、被写
体像を上記ファインダスクリーンと上記フォーカルプレ
ーンシャッタに切り換える為のクイックリターンミラー
と、該クイックリターンミラーを上記フィルムとの光軸
上から退避させ上記フォーカルプレーンシャッタのシャ
ッタチャージのメカ的係止状態を解除する為のミラーア
ップ手段と、上記クイックリターンミラーを光軸上に戻
し、更には、露光完了後の先幕、後幕を走行可能なシャ
ッタチャージ状態に戻す、ミラーダウン/シャッタチャ
ージ手段と、上記フォーカルプレーンシャッタの先幕の
走行完了でオンとなる先幕走行完了スイッチと、上記フ
ォーカルプレーンシャッタの後幕の走行完了でオンとな
る後幕走行完了スイッチと、ミラーアップ状態を検出す
る為に、ミラーダウン状態からミラーアップ状態への変
化でオンとなり、ミラーアップ状態からミラーダウン状
態の間でオフとなるミラーアップスイッチと、シャッタ
チャージ状態を検出する為に、上記フォーカルプレーン
シャッタのシャッタ幕をメカ的に係止を解除した走行可
能状態からシャッタチャージ状態への変化でオンとな
り、シャッタチャージ状態から係止状態の解除状態でオ
フするシャッタチャージスイッチと、予め予測した後幕
の走行時間を計時する為のタイマ手段と、ミラーアップ
後、先幕、後幕を順次走行させて露光を行い、後幕走行
後、上記タイマ手段にて、後幕の走行完了を予測し、タ
イマの計時完了でもって上記ミラーダウン/シャッタチ
ャージ機構の動作を開始させ、上記ミラーアップスイッ
チのオンからオフになる間に、上記先幕走行完了スイッ
チと、上記先幕走行完了スイッチと後幕走行完了スイッ
チの両方の正常終了信号が検出された場合には正常終了
と判断し、一方、上記先幕走行完了スイッチ若しくは後
幕走行完了スイッチのいずれか一方の正常終了信号が検
出されない場合には異常と判断する制御手段と、を有す
ることを特徴とするカメラ。
れ、先幕、後幕を走行させて、露光を行うフォーカルプ
レーンシャッタと、ファインダから被写体像を観察する
為に像を結像させる為のファインダスクリーンと、被写
体像を上記ファインダスクリーンと上記フォーカルプレ
ーンシャッタに切り換える為のクイックリターンミラー
と、該クイックリターンミラーを上記フィルムとの光軸
上から退避させ上記フォーカルプレーンシャッタのシャ
ッタチャージのメカ的係止状態を解除する為のミラーア
ップ手段と、上記クイックリターンミラーを光軸上に戻
し、更には、露光完了後の先幕、後幕を走行可能なシャ
ッタチャージ状態に戻す、ミラーダウン/シャッタチャ
ージ手段と、上記フォーカルプレーンシャッタの先幕の
走行完了でオンとなる先幕走行完了スイッチと、上記フ
ォーカルプレーンシャッタの後幕の走行完了でオンとな
る後幕走行完了スイッチと、ミラーアップ状態を検出す
る為に、ミラーダウン状態からミラーアップ状態への変
化でオンとなり、ミラーアップ状態からミラーダウン状
態の間でオフとなるミラーアップスイッチと、シャッタ
チャージ状態を検出する為に、上記フォーカルプレーン
シャッタのシャッタ幕をメカ的に係止を解除した走行可
能状態からシャッタチャージ状態への変化でオンとな
り、シャッタチャージ状態から係止状態の解除状態でオ
フするシャッタチャージスイッチと、予め予測した後幕
の走行時間を計時する為のタイマ手段と、ミラーアップ
後、先幕、後幕を順次走行させて露光を行い、後幕走行
後、上記タイマ手段にて、後幕の走行完了を予測し、タ
イマの計時完了でもって上記ミラーダウン/シャッタチ
ャージ機構の動作を開始させ、上記ミラーアップスイッ
チのオンからオフになる間に、上記先幕走行完了スイッ
チと、上記先幕走行完了スイッチと後幕走行完了スイッ
チの両方の正常終了信号が検出された場合には正常終了
と判断し、一方、上記先幕走行完了スイッチ若しくは後
幕走行完了スイッチのいずれか一方の正常終了信号が検
出されない場合には異常と判断する制御手段と、を有す
ることを特徴とするカメラ。
【0093】(6)上記制御手段は、異常を検出した場
合には、正常時とは違うシーケンスを実行することを特
徴とする(5)に記載のカメラ。
合には、正常時とは違うシーケンスを実行することを特
徴とする(5)に記載のカメラ。
【0094】(7)上記制御手段は、異常時には、シャ
ッタチャージ動作を中断し、モータへの給電を停止する
よう制御することを特徴とする(5)に記載のカメラ。
ッタチャージ動作を中断し、モータへの給電を停止する
よう制御することを特徴とする(5)に記載のカメラ。
【0095】(8)上記制御手段は、異常時には、次の
露出動作を禁止するよう制御することを特徴とする
(5)に記載のカメラ。
露出動作を禁止するよう制御することを特徴とする
(5)に記載のカメラ。
【0096】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
像消失時間を短くしたまま、シャッタが異常状態にある
ことを検出して、カメラをレリーズロック状態にして、
露光異常の写真撮影を未然に防止することができるカメ
ラを提供することができる。
像消失時間を短くしたまま、シャッタが異常状態にある
ことを検出して、カメラをレリーズロック状態にして、
露光異常の写真撮影を未然に防止することができるカメ
ラを提供することができる。
【図1】本発明の一実施の形態に係るカメラの構成を示
す図である。
す図である。
【図2】実施の形態に係るカメラの正常時の動作を示す
タイミングチャートである。
タイミングチャートである。
【図3】先幕走行不良時のカメラの動作を示すタイミン
グチャートである。
グチャートである。
【図4】後幕走行不良時のカメラの動作を示すタイミン
グチャートである。
グチャートである。
【図5】実施の形態に係るカメラによる露出動作を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図6】サブルーチン「ミラーアップ/絞り込み」の動
作を示すフローチャートである。
作を示すフローチャートである。
【図7】サブルーチン「ミラーダウン/シャッタチャー
ジ/絞り開放」の動作を示すフローチャートである。
ジ/絞り開放」の動作を示すフローチャートである。
1 正レンズ 2 絞り機構 3 負レンズ 4 クイックリターンミラー 5 焦点板 6 ペンタプリズム 7 ファインダ接眼光学系 8 サブミラー 9 セパレータ光学系 10 ラインセンサ 11 シャッタ 12 銀塩フィルム 15 ズーム・ピント駆動回路 16 絞り駆動回路 17 ミラー駆動回路 18 ラインセンサ駆動回路 19 シャッタ駆動回路 20 フィルム駆動回路 23 ストロボ回路 24 不揮発性メモリ 25 CPU 26 スイッチ入力回路 27 MUSW 28 SCSW 29 XSW 30 ACSW
Claims (4)
- 【請求項1】 クイックリターンミラーと、先幕及び後
幕を含むフォーカルプレーンシャッタとを有するカメラ
において、 上記クイックリターンミラーのミラーアップ動作、ミラ
ーダウン動作及び上記フォーカルプレーンシャッタのシ
ャッタチャージ動作を行わせる駆動手段と、 上記駆動手段による動作状態が変化したことを示す第1
の信号を検出する第1の検出手段と、 上記フォーカルプレーンシャッタの幕走行が完了したこ
とを示す第2の信号を検出する第2の検出手段と、 露光完了から上記第1の検出手段により上記第1の信号
が検出されるまでの間において、上記第2の検出手段に
より上記第2の信号が検出されない場合に、上記フォー
カルプレーンシャッタのシャッタ幕の走行異常と判断す
る判断手段と、を具備することを特徴とするカメラ。 - 【請求項2】 上記第1の信号は、上記クイックリター
ンミラーのミラーアップ動作完了とミラーダウン動作状
態との間で出力される信号であることを特徴とする請求
項1に記載のカメラ。 - 【請求項3】 上記第2の信号は、上記先幕の走行完了
又は上記後幕の走行完了を示す信号であることを特徴と
する請求項1に記載のカメラ。 - 【請求項4】 上記判断手段は、ミラーダウン動作中に
上記シャッタ幕の走行異常を検出し、 上記駆動手段は、上記判断手段により上記シャッタ幕の
走行異常が検出された場合には、シャッタチャージ動作
を行わないことを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001137659A JP2002333650A (ja) | 2001-05-08 | 2001-05-08 | カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001137659A JP2002333650A (ja) | 2001-05-08 | 2001-05-08 | カメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002333650A true JP2002333650A (ja) | 2002-11-22 |
Family
ID=18984732
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001137659A Withdrawn JP2002333650A (ja) | 2001-05-08 | 2001-05-08 | カメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002333650A (ja) |
-
2001
- 2001-05-08 JP JP2001137659A patent/JP2002333650A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080805 |