JP2002331418A - 立体型切断システムの搬出装置 - Google Patents
立体型切断システムの搬出装置Info
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- JP2002331418A JP2002331418A JP2001139860A JP2001139860A JP2002331418A JP 2002331418 A JP2002331418 A JP 2002331418A JP 2001139860 A JP2001139860 A JP 2001139860A JP 2001139860 A JP2001139860 A JP 2001139860A JP 2002331418 A JP2002331418 A JP 2002331418A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 製品を傷つけることなく搬出し且つ製品に適
正なマーキングを行うことのできる立体型切断システム
の搬出装置を提供する。 【解決手段】 前バイス装置11がワークを挟持固定し
て切断機3により切断した製品は、前バイス装置11が
所定の製品受け渡し位置23に搬送する。製品受け渡し
位置23に搬送された製品は、製品吸着装置が吸着して
所定の製品積載場所35に搬送し、下降して放す際に、
センサが製品積載場所35を検出して、製品の落下距離
をゼロに近付け、落下により製品に傷つけるのを防止す
る。前バイス装置11により挟持固定して切断した後、
前バイス装置11の移動・位置決めにより挟持した製品
をマーキング装置9に位置決めして、マーキングを行
う。
正なマーキングを行うことのできる立体型切断システム
の搬出装置を提供する。 【解決手段】 前バイス装置11がワークを挟持固定し
て切断機3により切断した製品は、前バイス装置11が
所定の製品受け渡し位置23に搬送する。製品受け渡し
位置23に搬送された製品は、製品吸着装置が吸着して
所定の製品積載場所35に搬送し、下降して放す際に、
センサが製品積載場所35を検出して、製品の落下距離
をゼロに近付け、落下により製品に傷つけるのを防止す
る。前バイス装置11により挟持固定して切断した後、
前バイス装置11の移動・位置決めにより挟持した製品
をマーキング装置9に位置決めして、マーキングを行
う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、切断機により切
断した製品を所望の位置に搬出する立体型切断システム
の搬出装置に関するものである。
断した製品を所望の位置に搬出する立体型切断システム
の搬出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、立体型切断システムの搬出装
置としては、バンドソーによる切断中に製品をクランプ
する前バイスが設けられているのが一般的である。この
前バイスは、切断完了後に製品をクランプしたままそれ
ぞれの製品の搬出場所まで移動してアンクランプし、製
品をパレットボックス等に入れる。
置としては、バンドソーによる切断中に製品をクランプ
する前バイスが設けられているのが一般的である。この
前バイスは、切断完了後に製品をクランプしたままそれ
ぞれの製品の搬出場所まで移動してアンクランプし、製
品をパレットボックス等に入れる。
【0003】あるいは、別の方法として、バンドソーに
より切断された製品をバンドソーの本体バイスが搬出
し、製品受台の上に搬出して電磁マグネットにより吸着
して、それぞれの搬出場所に搬出する方法もある。
より切断された製品をバンドソーの本体バイスが搬出
し、製品受台の上に搬出して電磁マグネットにより吸着
して、それぞれの搬出場所に搬出する方法もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、先に示
した前バイス等で製品を取出す場合には、製品パレット
に入れるときにパレットの上方において前バイスをアン
クランプして落下させるため、製品に傷がつく場合があ
るという問題がある。
した前バイス等で製品を取出す場合には、製品パレット
に入れるときにパレットの上方において前バイスをアン
クランプして落下させるため、製品に傷がつく場合があ
るという問題がある。
【0005】また、バンドソーの本体バイスを用いる場
合には、製品の長さが短いと、バンドソーの本体バイス
で製品受台の上に搬出したとき、製品が倒れて電磁マグ
ネットで正規の位置に吸着できない場合があるという問
題がある。すなわち、正規の位置に製品を吸着できない
と、搬出場所が特定できなかったり、マーキング装置と
のクリアランスがばらついて製品に適正なマーキングを
行うことができなくなる。
合には、製品の長さが短いと、バンドソーの本体バイス
で製品受台の上に搬出したとき、製品が倒れて電磁マグ
ネットで正規の位置に吸着できない場合があるという問
題がある。すなわち、正規の位置に製品を吸着できない
と、搬出場所が特定できなかったり、マーキング装置と
のクリアランスがばらついて製品に適正なマーキングを
行うことができなくなる。
【0006】この発明の目的は、以上のような従来の技
術の問題点に着目してなされたものであり、製品を傷つ
けることなく搬出し且つ製品に適正なマーキングを行う
ことのできる立体型切断システムの搬出装置を提供する
ことにある。
術の問題点に着目してなされたものであり、製品を傷つ
けることなく搬出し且つ製品に適正なマーキングを行う
ことのできる立体型切断システムの搬出装置を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1による発明の立体型切断システムの搬出
装置は、切断機によりワークを切断する際にワークを挟
持固定すると共に切断後に切断された製品を製品受け渡
し位置に搬送する前バイス装置と、前記製品受け渡し位
置に搬送された製品を吸着して持ち上げ、所定位置に搬
送・仕分けする製品吸着装置と、を備えてなることを特
徴とするものである。
めに、請求項1による発明の立体型切断システムの搬出
装置は、切断機によりワークを切断する際にワークを挟
持固定すると共に切断後に切断された製品を製品受け渡
し位置に搬送する前バイス装置と、前記製品受け渡し位
置に搬送された製品を吸着して持ち上げ、所定位置に搬
送・仕分けする製品吸着装置と、を備えてなることを特
徴とするものである。
【0008】従って、切断機によりワークを切断する際
には、前バイス装置がワークを挟持固定して切断する。
また、切断後には前バイス装置が切断された製品を挟持
したまま所定の製品受け渡し位置に移動することにより
製品を搬送する。製品受け渡し位置に搬送された製品
は、製品吸着装置が吸着して所定の製品積載場所に搬送
し、下降して製品を放す。
には、前バイス装置がワークを挟持固定して切断する。
また、切断後には前バイス装置が切断された製品を挟持
したまま所定の製品受け渡し位置に移動することにより
製品を搬送する。製品受け渡し位置に搬送された製品
は、製品吸着装置が吸着して所定の製品積載場所に搬送
し、下降して製品を放す。
【0009】請求項2による発明の立体型切断システム
の搬出装置は、請求項1に記載の立体型切断システムの
搬出装置において、前記切断機により切断された製品に
マーキングする際に、前記前バイス装置により製品をマ
ーキング装置位置に移動・位置決めすること、を特徴と
するものである。
の搬出装置は、請求項1に記載の立体型切断システムの
搬出装置において、前記切断機により切断された製品に
マーキングする際に、前記前バイス装置により製品をマ
ーキング装置位置に移動・位置決めすること、を特徴と
するものである。
【0010】従って、前バイス装置により挟持固定して
切断した後、前バイス装置の移動・位置決めにより挟持
した製品をマーキング位置に位置決めして、マーキング
装置によりマーキングを行う。
切断した後、前バイス装置の移動・位置決めにより挟持
した製品をマーキング位置に位置決めして、マーキング
装置によりマーキングを行う。
【0011】請求項3による発明の立体型切断システム
の搬出装置は、請求項1に記載の立体型切断システムの
搬出装置において、前記製品吸着装置が、電磁マグネッ
トにより製品を吸着して持ち上げるものであること、を
特徴とするものである。
の搬出装置は、請求項1に記載の立体型切断システムの
搬出装置において、前記製品吸着装置が、電磁マグネッ
トにより製品を吸着して持ち上げるものであること、を
特徴とするものである。
【0012】従って、前バイスにより製品受け渡し位置
に搬送された製品は、製品吸着装置である電磁マグネッ
トにより吸着されて、所定の製品積載位置に搬出され
る。
に搬送された製品は、製品吸着装置である電磁マグネッ
トにより吸着されて、所定の製品積載位置に搬出され
る。
【0013】請求項4による発明の立体型切断システム
の搬出装置は、請求項1または3に記載の立体型切断シ
ステムの搬出装置において、前記製品吸着装置が、製品
を所定の製品積載場所に搬送して下降後製品を放す際
に、製品の落下距離を最小とすべく当該製品積載場所と
の上下距離を検出するセンサを有すること、を特徴とす
るものである。
の搬出装置は、請求項1または3に記載の立体型切断シ
ステムの搬出装置において、前記製品吸着装置が、製品
を所定の製品積載場所に搬送して下降後製品を放す際
に、製品の落下距離を最小とすべく当該製品積載場所と
の上下距離を検出するセンサを有すること、を特徴とす
るものである。
【0014】従って、製品吸着装置に設けられているセ
ンサが製品積載場所との上下距離を検出して、製品の落
下距離をゼロに近付けてから製品を放す。
ンサが製品積載場所との上下距離を検出して、製品の落
下距離をゼロに近付けてから製品を放す。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。図1および図2には、立
体型切断システム1の全体が示されている。この立体型
切断システム1では、切断機としてのバンドソー3を有
しており、搬入側(図1において上側)には前記バンド
ソー3にワークWを搬入するワーク搬入装置5が設けら
れている。
面に基づいて詳細に説明する。図1および図2には、立
体型切断システム1の全体が示されている。この立体型
切断システム1では、切断機としてのバンドソー3を有
しており、搬入側(図1において上側)には前記バンド
ソー3にワークWを搬入するワーク搬入装置5が設けら
れている。
【0016】なお、バンドソー3についてはすでによく
知られているので、詳細な説明は省略する。また、ワー
ク搬入装置5としては、例えばローラテーブルを使用す
ることができる。また、図示はしないが、通常、ワーク
搬入装置5にはワークWを把持して所定長さ送る送材装
置や、バンドソー3による切断時にワークWを挟持固定
する本体バイス等も設けられている。
知られているので、詳細な説明は省略する。また、ワー
ク搬入装置5としては、例えばローラテーブルを使用す
ることができる。また、図示はしないが、通常、ワーク
搬入装置5にはワークWを把持して所定長さ送る送材装
置や、バンドソー3による切断時にワークWを挟持固定
する本体バイス等も設けられている。
【0017】一方、バンドソー3の搬出側(図1のおい
て下側)には、製品Pを搬出するための製品搬出装置7
および製品Pにマーキングを行うためのマーキング装置
9が設けられている。製品搬出装置7は、切断時にワー
クWを挟持固定すると共に切断後に製品Pを搬出する前
バイス装置11と、この前バイス装置11により搬送さ
れた製品Pを吸着して所定の場所に搬出する製品吸着装
置13を有している。
て下側)には、製品Pを搬出するための製品搬出装置7
および製品Pにマーキングを行うためのマーキング装置
9が設けられている。製品搬出装置7は、切断時にワー
クWを挟持固定すると共に切断後に製品Pを搬出する前
バイス装置11と、この前バイス装置11により搬送さ
れた製品Pを吸着して所定の場所に搬出する製品吸着装
置13を有している。
【0018】前記前バイス装置11は、Y軸方向に設け
られている支持梁15の固定位置に吊り下げ状態で設け
られている固定側バイスジョー17Fおよび支持梁15
に吊り下げられた状態で固定側バイスジョー17Fに対
して接近・離反自在の可動側バイスジョー17Mとから
なる前バイス17と、この前バイス17をX軸方向に設
けられている前バイス用ガイドレール19に沿って移動
・位置決めする前バイス移動機構21とを有している。
られている支持梁15の固定位置に吊り下げ状態で設け
られている固定側バイスジョー17Fおよび支持梁15
に吊り下げられた状態で固定側バイスジョー17Fに対
して接近・離反自在の可動側バイスジョー17Mとから
なる前バイス17と、この前バイス17をX軸方向に設
けられている前バイス用ガイドレール19に沿って移動
・位置決めする前バイス移動機構21とを有している。
【0019】なお、前バイス17によりクランプされて
搬出されてきた製品Pを載せて支持する製品受け渡し位
置である搬出テーブル23がX軸方向に設けられてい
る。この搬出テーブル23としては、ローラにより製品
Pを支持するものや、ベルトコンベアにより製品Pを支
持するもの等を使用することができる。
搬出されてきた製品Pを載せて支持する製品受け渡し位
置である搬出テーブル23がX軸方向に設けられてい
る。この搬出テーブル23としては、ローラにより製品
Pを支持するものや、ベルトコンベアにより製品Pを支
持するもの等を使用することができる。
【0020】従って、可動側バイスジョー17Mを支持
梁15に沿って固定側バイスジョー17Fに対して接近
させることによりワークWをクランプし、支持梁15が
取り付けられている前バイス移動機構21を前バイス用
ガイドレール19に沿ってX軸方向へ移動させることに
より製品Pを搬出テーブル23により支持しながら搬送
や位置決めを行う。
梁15に沿って固定側バイスジョー17Fに対して接近
させることによりワークWをクランプし、支持梁15が
取り付けられている前バイス移動機構21を前バイス用
ガイドレール19に沿ってX軸方向へ移動させることに
より製品Pを搬出テーブル23により支持しながら搬送
や位置決めを行う。
【0021】なお、マーキング装置9については従来よ
りよく知られているものを使用することができるが、例
えばインクジェット方式の図示省略のマーキングヘッド
を上下左右に移動させて製品Pの切断面や側面に種々の
データをマーキングするものを使用することができる。
りよく知られているものを使用することができるが、例
えばインクジェット方式の図示省略のマーキングヘッド
を上下左右に移動させて製品Pの切断面や側面に種々の
データをマーキングするものを使用することができる。
【0022】また、この搬出テーブル23の横(図1中
左側)には特に長い製品Pを収納するための長尺材ヤー
ド25が隣接して設けられている。この長尺材ヤード2
5は、複数の支持材27がY軸方向に設けられており、
搬出テーブル23から離れる方に向かって下向きに傾斜
していて、丸材の製品Pは長尺材ヤード25の図1中左
側へ転がるようになっている。
左側)には特に長い製品Pを収納するための長尺材ヤー
ド25が隣接して設けられている。この長尺材ヤード2
5は、複数の支持材27がY軸方向に設けられており、
搬出テーブル23から離れる方に向かって下向きに傾斜
していて、丸材の製品Pは長尺材ヤード25の図1中左
側へ転がるようになっている。
【0023】なお、支持材27に沿って左右方向へ移動
自在のストッパ部材29が上下に出没自在且つY軸方向
へ移動自在に設けられているので、丸材はストッパ部材
29により止められた状態で左方向へ移動することによ
り左端から順次積載されるようになっている。
自在のストッパ部材29が上下に出没自在且つY軸方向
へ移動自在に設けられているので、丸材はストッパ部材
29により止められた状態で左方向へ移動することによ
り左端から順次積載されるようになっている。
【0024】また、搬出テーブル23や長尺材ヤード2
5の上方には、支柱31により高い位置に支持された一
対の搬出用ガイドレール33が搬出方向と直交するY軸
方向(図1において左右方向)に設けられており、搬出
テーブル23の右側には前記一対の搬出用ガイドレール
33に沿って、各々仕分けされた製品Pを収納するパレ
ット35が複数個設けられている。このパレット35
は、車輪37によりX方向に引き出して所望の位置に移
動できるものが使用されている。
5の上方には、支柱31により高い位置に支持された一
対の搬出用ガイドレール33が搬出方向と直交するY軸
方向(図1において左右方向)に設けられており、搬出
テーブル23の右側には前記一対の搬出用ガイドレール
33に沿って、各々仕分けされた製品Pを収納するパレ
ット35が複数個設けられている。このパレット35
は、車輪37によりX方向に引き出して所望の位置に移
動できるものが使用されている。
【0025】前記一対の搬出用ガイドレール33、33
の上には、各々スライダ39、39が車輪41によりY
軸方向へ移動自在に設けられており、両スライダ39、
39は一対のガイド部材43、43により一体的に連結
されている。このガイド部材43、43にはキャレッジ
45が移動自在に設けられており、例えば一対のガイド
部材43、43と平行に設けられているボールネジ47
により、キャレッジ45をX軸方向へ移動・位置決めす
る。また、一対のスライダ39、39間には、ドライブ
シャフト49が回転自在に支持されている。
の上には、各々スライダ39、39が車輪41によりY
軸方向へ移動自在に設けられており、両スライダ39、
39は一対のガイド部材43、43により一体的に連結
されている。このガイド部材43、43にはキャレッジ
45が移動自在に設けられており、例えば一対のガイド
部材43、43と平行に設けられているボールネジ47
により、キャレッジ45をX軸方向へ移動・位置決めす
る。また、一対のスライダ39、39間には、ドライブ
シャフト49が回転自在に支持されている。
【0026】従って、図示省略の駆動手段によりドライ
ブシャフト49を回転させると、各スライダ39に設け
られている車輪41が回転して搬出用ガイドレール33
の上を走行するので、各スライダ39、39は同期して
搬出用ガイドレール33の上をY方向へ移動・位置決め
される。また、図示省略の駆動手段によりボールネジ4
7を回転させると、キャレッジ45はガイド部材43、
43に沿ってX軸方向へ移動・位置決めされる。
ブシャフト49を回転させると、各スライダ39に設け
られている車輪41が回転して搬出用ガイドレール33
の上を走行するので、各スライダ39、39は同期して
搬出用ガイドレール33の上をY方向へ移動・位置決め
される。また、図示省略の駆動手段によりボールネジ4
7を回転させると、キャレッジ45はガイド部材43、
43に沿ってX軸方向へ移動・位置決めされる。
【0027】キャレッジ45にはZ軸方向(図2におい
て上下方向)に支持部材51が設けられている。この支
持部材51は、例えばラック&ピニオンや、ボールネジ
&ボールナット等の上下移動機構により上下移動・位置
決め自在となっており、支持部材51の下端部には丸鋼
および板材を吸着することのできる電磁マグネット53
と、この電磁マグネット53の近傍に、パレット35や
パレット35上の製品P、あるいは長尺材ヤード25等
製品Pを載置する場所を検出するセンサ55が設けられ
ている。
て上下方向)に支持部材51が設けられている。この支
持部材51は、例えばラック&ピニオンや、ボールネジ
&ボールナット等の上下移動機構により上下移動・位置
決め自在となっており、支持部材51の下端部には丸鋼
および板材を吸着することのできる電磁マグネット53
と、この電磁マグネット53の近傍に、パレット35や
パレット35上の製品P、あるいは長尺材ヤード25等
製品Pを載置する場所を検出するセンサ55が設けられ
ている。
【0028】次に、製品Pの搬出動作について説明す
る。ワークWを前バイス装置11により挟持固定した状
態でバンドソー3により製品Pを切断して、そのまま前
バイス装置11により製品Pを挟持した状態で、X軸方
向へ搬出する。この際、必要ならば前バイス装置11の
前バイス移動機構21の位置決めにより、製品Pがマー
キング位置に位置決めされ、マーキング装置9により例
えば切断面に所望のマーキングが行われる。そして、前
バイス17により製品PをX軸方向へさらに移動させて
製品受け渡し位置である搬出テーブル23に位置決めし
た後、前バイス17は後退する。
る。ワークWを前バイス装置11により挟持固定した状
態でバンドソー3により製品Pを切断して、そのまま前
バイス装置11により製品Pを挟持した状態で、X軸方
向へ搬出する。この際、必要ならば前バイス装置11の
前バイス移動機構21の位置決めにより、製品Pがマー
キング位置に位置決めされ、マーキング装置9により例
えば切断面に所望のマーキングが行われる。そして、前
バイス17により製品PをX軸方向へさらに移動させて
製品受け渡し位置である搬出テーブル23に位置決めし
た後、前バイス17は後退する。
【0029】次いで、スライダ39、39のY軸方向移
動・位置決めおよびキャレッジ45のX軸方向移動・位
置決めした後に支持部材51を下降させて、センサ55
により製品Pを検出するまで製品吸着装置13の電磁マ
グネット53を下降させ、搬出テーブル23に搬出され
た製品Pを吸着した後支持部材51を上昇させて製品P
を持ち上げる。
動・位置決めおよびキャレッジ45のX軸方向移動・位
置決めした後に支持部材51を下降させて、センサ55
により製品Pを検出するまで製品吸着装置13の電磁マ
グネット53を下降させ、搬出テーブル23に搬出され
た製品Pを吸着した後支持部材51を上昇させて製品P
を持ち上げる。
【0030】ドライブシャフト49を回転させてスライ
ダ39、39をY軸方向へ移動させて所望のパレット3
5の上方に位置決めすると共に、ボールネジ47を回転
させてキャレッジ45をX軸方向へ移動・位置決めす
る。あるいは、製品Pが所定の長さよりも長い場合に
は、長尺材ヤード25の上に位置決めする。
ダ39、39をY軸方向へ移動させて所望のパレット3
5の上方に位置決めすると共に、ボールネジ47を回転
させてキャレッジ45をX軸方向へ移動・位置決めす
る。あるいは、製品Pが所定の長さよりも長い場合に
は、長尺材ヤード25の上に位置決めする。
【0031】そして、支持部材51をZ軸方向へ下降さ
せて、支持部材51の下端部に設けられているセンサ5
5がパレット35やパレット35上の製品P、あるいは
長尺材ヤード25上の製品P等を検知したら、電磁マグ
ネット53をOFFとして製品Pをパレット35または
長尺材ヤード25に降ろす。
せて、支持部材51の下端部に設けられているセンサ5
5がパレット35やパレット35上の製品P、あるいは
長尺材ヤード25上の製品P等を検知したら、電磁マグ
ネット53をOFFとして製品Pをパレット35または
長尺材ヤード25に降ろす。
【0032】以上の結果から、切断する製品Pを前バイ
ス装置11でクランプし、切断後そのまま前バイス装置
11により製品Pをマーキング装置の位置まで移動する
ため、短尺材であっても確実に所望の位置にマーキング
を行うことができる。
ス装置11でクランプし、切断後そのまま前バイス装置
11により製品Pをマーキング装置の位置まで移動する
ため、短尺材であっても確実に所望の位置にマーキング
を行うことができる。
【0033】また、電磁マグネット53により搬出して
製品Pを放す際に、製品Pを載置するパレット35やパ
レット35に積載された製品Pを検出してから製品Pを
放すので、落下距離をゼロに近付けることができ、製品
Pに傷を付けるのを防止することができる。
製品Pを放す際に、製品Pを載置するパレット35やパ
レット35に積載された製品Pを検出してから製品Pを
放すので、落下距離をゼロに近付けることができ、製品
Pに傷を付けるのを防止することができる。
【0034】なお、この発明は前述の発明の実施の形態
に限定されることなく、適宜な変更を行うことにより、
その他の態様で実施し得るものである。
に限定されることなく、適宜な変更を行うことにより、
その他の態様で実施し得るものである。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よる立体型切断システムの搬出装置では、前バイス装置
がワークを挟持固定して切断機によりワークを切断し、
切断後には前バイス装置が切断された製品を挟持したま
ま所定の製品受け渡し位置に移動することにより製品を
搬送するので、短尺材でも確実に搬出することができ
る。また、製品受け渡し位置に搬送された製品を、製品
吸着装置が吸着して所定の製品積載場所に搬送し、下降
して製品を放すので、確実に所望の場所に製品を搬出す
ることができる。
よる立体型切断システムの搬出装置では、前バイス装置
がワークを挟持固定して切断機によりワークを切断し、
切断後には前バイス装置が切断された製品を挟持したま
ま所定の製品受け渡し位置に移動することにより製品を
搬送するので、短尺材でも確実に搬出することができ
る。また、製品受け渡し位置に搬送された製品を、製品
吸着装置が吸着して所定の製品積載場所に搬送し、下降
して製品を放すので、確実に所望の場所に製品を搬出す
ることができる。
【0036】請求項2の発明による立体型切断システム
の搬出装置では、前バイス装置により挟持固定して切断
した後、前バイス装置の移動・位置決めにより挟持した
製品をマーキング装置位置に移動・位置決めして、マー
キング装置によりマーキングを行うので、短尺材でも所
望の位置に確実にマーキングを行うことができる。
の搬出装置では、前バイス装置により挟持固定して切断
した後、前バイス装置の移動・位置決めにより挟持した
製品をマーキング装置位置に移動・位置決めして、マー
キング装置によりマーキングを行うので、短尺材でも所
望の位置に確実にマーキングを行うことができる。
【0037】請求項3の発明による立体型切断システム
の搬出装置では、前バイスにより製品受け渡し位置に搬
送された製品を、製品吸着装置である電磁マグネットに
より吸着して所定の製品積載位置に搬出することができ
る。
の搬出装置では、前バイスにより製品受け渡し位置に搬
送された製品を、製品吸着装置である電磁マグネットに
より吸着して所定の製品積載位置に搬出することができ
る。
【0038】請求項4の発明による立体型切断システム
の搬出装置では、製品吸着装置に設けられているセンサ
が製品積載場所との上下距離を検出して製品の落下距離
をゼロに近付けるので、落下により製品を傷つけるのを
防止することができる。
の搬出装置では、製品吸着装置に設けられているセンサ
が製品積載場所との上下距離を検出して製品の落下距離
をゼロに近付けるので、落下により製品を傷つけるのを
防止することができる。
【図1】この発明に係る立体型切断システムの搬出装置
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図2】図1中II方向から見た正面図である。
3 バンドソー(切断機) 7 製品搬出装置 9 マーキング装置 11 前バイス装置 13 製品吸着装置 23 搬出テーブル(製品受け渡し位置) 35 パレット(製品積載場所) 53 電磁マグネット 55 センサ W ワーク P 製品
Claims (4)
- 【請求項1】 切断機によりワークを切断する際にワー
クを挟持固定すると共に切断後に切断された製品を製品
受け渡し位置に搬送する前バイス装置と、前記製品受け
渡し位置に搬送された製品を吸着して持ち上げ、所定位
置に搬送・仕分けする製品吸着装置と、を備えてなるこ
とを特徴とする立体型切断システムの搬出装置。 - 【請求項2】 前記切断機により切断された製品にマー
キングする際に、前記前バイス装置により製品をマーキ
ング装置位置に移動・位置決めすること、を特徴とする
請求項1記載の立体型切断システムの搬出装置。 - 【請求項3】 前記製品吸着装置が、電磁マグネットに
より製品を吸着して持ち上げるものであること、を特徴
とする請求項1記載の立体型切断システムの搬出装置。 - 【請求項4】 前記製品吸着装置が、製品を所定の製品
積載場所に搬送して下降後製品を放す際に、製品の落下
距離を最小とすべく当該製品積載場所との上下距離を検
出するセンサを有すること、を特徴とする請求項1また
は3に記載の立体型切断システムの搬出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001139860A JP2002331418A (ja) | 2001-05-10 | 2001-05-10 | 立体型切断システムの搬出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001139860A JP2002331418A (ja) | 2001-05-10 | 2001-05-10 | 立体型切断システムの搬出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002331418A true JP2002331418A (ja) | 2002-11-19 |
Family
ID=18986563
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001139860A Pending JP2002331418A (ja) | 2001-05-10 | 2001-05-10 | 立体型切断システムの搬出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002331418A (ja) |
-
2001
- 2001-05-10 JP JP2001139860A patent/JP2002331418A/ja active Pending
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